2018年12月18日20時15分に大分放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前9時50分ごろ、中津市耶馬渓町の山崩れ現場で、復旧工事にあたっていた中津市加来に住む建設会社の社員、巣野さん(男性、63歳)が高さおよそ120mの山の斜面から滑落した。
巣野さんは市内の病院に運ばれたが、およそ3時間後に死亡が確認された。
警察によると、現場には巣野さんと作業員4人がいて、土砂や落石防止の金網を設置する工事が進められていた。
巣野さんは現場責任者で、当時、山の斜面で作業上の注意を促す看板を設置していたとみられている。
工事を発注していた県は現場の作業を一時中断し、事故の原因がわかり次第、必要な対策を講じるとしている。
出典
『山崩れ現場で作業中の男性が滑落して死亡』
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=12180043626&day=20181218
12月18日17時1分にNHK大分からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は、ことし4月に6人が死亡した大規模な土砂崩れが起きた場所で、警察によると、当時、巣野さんは、落石を防ぐために金網を取り付ける工事に携わっていて、斜面の上の方から50mほど滑り落ちたという。
出典
『土砂崩れ現場で滑落男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20181218/5070002647.html
12月19日付で毎日新聞大分版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
約50m滑落し、全身を強く打ち、間もなく死亡した。
警察によると、巣野さんはふもとから約130mの斜面で現場監督として、他の6人の作業員とともに落石防止の金網を付けるなどの作業に従事。
作業上の注意を呼び掛ける看板を木の枝に取り付けていた際、何らかの理由で足を滑らせたとみられ、警察が原因を調べている。
出典
『滑落 作業中に 耶馬渓災害復旧現場で死亡事故』
http://mainichi.jp/articles/20181219/ddl/k44/040/271000c
(ブログ者コメント)
以下は、大分放送映像の1コマ。
カメラワークから推察するに、斜面の最も高い場所付近から滑落した模様。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。