2016年12月28日18時18分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月28日14時4分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前11時半ごろ、大阪・中央区の8階建てのビルの4階の化粧品販売会社で、「爆発音のような音がした」と消防に通報があった。
警察や消防が駆けつけたところ、ヘアスプレーの缶が破裂していて、20代と30代の男性従業員2人が顔などに軽いけがをして、病院に運ばれた。
警察によると、当時、この会社では年末の大掃除をしていて、2人は、スプレー缶を処分するために穴を開けており、近くの電気温水器に引火したとみられるという。
現場にいた化粧品会社の従業員の男性は、「大掃除をしていたらボンという爆発のような音が聞こえました。床が揺れるような感じでした」と話していた。
現場は、大阪地下鉄堺筋線の北浜駅近くのオフィスビルなどが建ち並ぶ場所で、一時、騒然とした。
また、大阪・西区の内装設備会社でも、午後3時半ごろ、46歳の男性がスプレー缶に電気ドリルで穴を開けていたところ、中のガスに引火して、男性が顔などに軽いけがをした。
【スプレー缶処分に注意を】
消防などは、ガスが残っているスプレー缶の処分には、十分注意するよう呼びかけている。
国民生活センターによると、スプレー缶に穴を開けると、引火したり、破裂したりするおそれがあるため、そのまま回収する方法に変える自治体が増えているが、ゴミ処理場に穴を開ける機械を導入する必要があることなどから、一部の自治体にとどまっているという。
大阪市では、現在、缶に穴を開けてゴミに出すよう求めているが、来年4月からは、缶をそのまま回収する方法に変えるという。
出典
『スプレー缶処分で破裂 相次ぐ』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20161228/5661684.html
『スプレー缶ガス抜き、電気温水器に引火して爆発』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161228-OYT1T50050.html
12月28日13時1分と12月28日23時7分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前11時35分ごろ、大阪市中央区の8階建ての商業ビルで、ビル関係者の女性から「4階でガスが爆発した」と119番通報があった。
警察や消防によると、26歳と37歳の男性2人が腕や首にやけどをして、病院に運ばれた。
4階は美容師の研修スペースで、運営会社の従業員が専用道具でヘアスプレー缶のガス抜きをしていたときに爆発し、髪や衣服が一部焼けたという。
警察によると、この日は大掃除をしており、廃棄する複数のスプレー缶のガスを抜いていた。
出典
『大阪市の繁華街でガス爆発 スプレー缶廃棄作業中』
http://www.asahi.com/articles/ASJDX4100JDXPTIL006.html
『大掃除にスプレー缶のガス抜き、爆発 大阪で3人けが』
http://www.asahi.com/articles/ASJDX5HHHJDXPTIL013.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。