2018年12月28日16時35分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
室内でのスプレー缶噴射が原因とみられる16日の札幌市豊平区の爆発事故を受け、環境省は28日までに、スプレー缶のガスを屋外で出し切るといった適切な処理方法を住民に周知するよう、全国の自治体に求める通知を出した。
環境省はこれまで、スプレー缶に穴を開けて廃棄する際に火災が起きるケースが相次いだことから、「穴開けをしない方が望ましい」との通知を出していたが、今回の事故をきっかけに、より安全な処理方法を広める必要があると判断した。
通知は27日付。
(1)最後まで使い切る
(2)缶を振って中身が残っていないか音で確認する
(3)火気がなく、風通しの良い屋外でガス抜きキャップを使って中身を出し切る
といった手順を要請。
缶に穴を開けずに処理することも求めている。
原田環境相は28日の定例記者会見で、「スプレー缶はあまりに身近なものだが、行政を通じて危険性を訴えたい」と述べた。
事故は不動産仲介「アパマンショップ平岸駅前店」の男性店長が店内で消臭スプレーを大量噴射した後、給湯器をつけたため起きたとみられ、爆風が周辺の建物などにも及び、50人超が負傷した。
〔共同〕
出典
『スプレー缶処理は屋外で 環境省、自治体に通知』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3951380028122018CR8000/
12月28日18時45分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
室内で消臭スプレー缶を噴射したことが原因とみられる札幌市の爆発事故を受け、環境省は28日、全国の都道府県に対し、スプレー缶廃棄時の適切な処理を住民に周知するよう求める通知を出したと発表した。
通知は27日付で、
〈1〉最後まで使い切る
〈2〉缶を振って中身が残っていないか確認する
〈3〉火気のない屋外でガス抜きキャップを使う
の周知を要請している。
また、廃棄時に缶に穴を開けるよう指導している自治体に対し、中身が残っていると開け方によっては火災の恐れがあるとして、穴開けしない処理方法の整備を求めた。
原田環境相は28日の閣議後記者会見で、「製造者団体とも連携し、事故のないように周知を徹底したい」と話した。
出典
『スプレー缶の適切処理「3つの周知」環境省要請』
https://www.yomiuri.co.jp/eco/20181228-OYT1T50081.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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