2023年1月13日12時25分にNHK石川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前8時半ごろ、輪島市鳳至町にある気象庁の施設から火が出ました。
火はまもなくおさまり、けがをした人はいませんでした。
この施設では、「ラジオゾンデ」と呼ばれる、センサーを搭載したゴム気球を午前8時半と午後8時半の1日2回、自動で打ち上げて、上空の気温や風速などを測っています。
13日は、午前8時半の打ち上げを前に、気球をガスで膨らませていた際に、火があがったのをモニターでチェックしていた担当者が確認し、消防に通報したということです。
気象庁は、今回のトラブルの原因を調べるため、当面、運用を見送るとしています。
今後は、周辺にある観測所などのデータを活用して予報などを行うということです。
気象庁によりますと、こうした施設は全国に16か所ありますが、去年2月にも北海道釧路市で同様のトラブルが起きているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20230113/3020013904.html
1月13日16時0分に北國新聞からは、水素で膨らませた気球を放球筒から打ち上げる仕組み、異変に気付いたのは東京で監視していた担当者など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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この観測施設は1896(明治29)年に輪島測候所として創立され、2010年10月に無人化された。
気象庁や奥能登広域圏消防本部によると、観測施設では上空の気圧や風速などを観測するため、午前8時半と午後8時半に気球を上げている。
水素ガスで膨らませた気球を、円筒形の「放球筒」から打ち上げる仕組みという。
気象庁の担当者が東京で打ち上げ状況をカメラで監視していた際、異変に気付き、輪島消防署に連絡した。
気球にガスを充填(じゅうてん)する装置の周辺などを燃やし、自然に鎮火したという。
同庁によると、高層気象観測施設は、輪島を含む全国に16カ所あり、うち8カ所で自動装置が導入されている。
輪島と同様に無人化されている釧路(北海道)の施設でも昨年2月に火事が発生している。
現場周辺は輪島市中心部の住宅街で、そばには国の出先機関などが入る輪島地方合同庁舎が立つ。
消防車両が駆け付け、一時騒然とした。
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/961416
※以下は気象庁HPのラジオゾンデ説明記事。(本文転載は省略)
打ち上げ場所も記されている。
『ラジオゾンデによる高層気象観測』
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/upper/kaisetsu.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。