2015年4月2日19時7分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月3日11時44分に読売新聞からも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
2日午後3時半すぎ、長崎市浜町の通称「思案橋通り」沿いの歩道に設置されている「開閉器塔」と呼ばれる、変電所から送られてくる電気系統を切り替える装置が、突然、大きな爆発音とともに出火、近くの飲食店員が消火器で消し止めた。
けがをした人はいなかったが、装置の鉄製の囲いなどが破損して破片が歩道などに飛び散り、近くにある2つの店舗の外壁の一部が破損する被害があったという。
この装置を設置している九州電力によると、大きさは縦と高さがおよそ1m、奥行きがおよそ50cmあり、装置の内部がショートしているということで、九州電力で原因を調べている。
この装置は、緊急時の配電に対応するためのもので、設置から27年が経過していたという。
この爆発の影響で、浜町や銅座町などのおよそ2000世帯で停電が起きたが、4分後には復旧したという。
爆発音を聞いたという50代の男性は、「突然ドーンという音がした。離れろといわれて離れましたが、すごい量の煙が出ていました」と話していた。
現場近くには百貨店やアーケード街があるなど、長崎市内で一番の繁華街で、春休みということもあって周辺は一時騒然となった。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033726171.html?t=1428008583559
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150403-OYT1T50017.html
(2015年5月24日 修正1 ;追記)
2015年5月20日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)から、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九電は19日、機器のショートで熱が生じ、内部のガスが膨張して破裂したことが原因だったと発表した。
九電によると、爆発したのは、変電所をつなぐ「開閉器」。
大分市でも2月に同様の事故があり、3月に長崎市の機器を点検したときには、異常はなかった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。