2014年3月15日8時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月14日午後7時12分に福井新聞から、3月15日付で毎日新聞福井版からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
日本原子力研究開発機構は14日、高速増殖炉「もんじゅ」敷地内で12日、防犯対策を確認中、侵入者役に扮した危機管理室長代理の男性職員(58)が屋外フェンスから飛び降り、両足のかかとの骨を折る大けがを負ったことを明らかにした。
この事故が報告された敦賀市議会では、安全を軽視した行動にあきれる声が出た。
機構によると、男性職員は12日午後2時頃、ほかの職員2人と一緒に防犯対策を確認中に、1人でフェンスの頂部から飛び降りた。約1か月半の入院治療が必要という。
男性職員の行動について機構は、「敷地内に外部からフェンスを乗り越えて侵入するのに要する時間を調べて今後の防犯対策にいかす予定だった」と説明。
機構はこれまでも、国からの指導で必要に応じて同様の確認作業をしていた。
機構は、「飛び降りるにしても、マットを敷くなどの安全対策が不十分だった。今後はしっかりとした安全対策を講じたい」としている。
ただ、フェンスの高さや飛び降りた場所などの詳細については、核物質防護を理由に明らかにしていない。
一方、14日の市議会原子力発電所特別委員会で、この件が報告され、議員からは、「飛び降りること自体が問題なのでは」、「実際に飛び降りる意味があるのか」などと質問が集中した。
市側からも、「安全最優先という観点からも、飛び降りるという発想自体がおかしい」という答弁のほか、「基本的にやることをやっていないし、やらなければいいことでもやる。理解できない」と、機構の姿勢を疑問視する声が聞かれた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140314-OYT1T01150.htm
http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/science_environment/815156.html
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20140315ddlk18040611000c.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。