2014年3月12日付で朝日新聞岡山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年11月のオープンを目指す岡山市北区のイオンモール岡山の建設工事現場で、昨年11月、コンクリートを流し込む作業中に床の型枠が崩落し、作業員5人が転落して軽いけがをする事故があったことが分かった。
岡山労基署は11日、無届けで型枠の支柱を変更していたとして、工事を請け負うゼネコン「O社」と同社の社員2人を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、昨年11月27日、地下1階の床部分の型枠にコンクリートを流し込んでいたところ、型枠が約5m下の地下2階に崩落。下請け会社の20~30代の男性作業員5人も転落して打撲などの軽いけがをした。
現場では当初、木製の型枠を使う届け出がされていたが、実際は金属製の型枠に変更されており、O社の男性現場責任者(62)と男性社員(40)が変更に必要な届け出を労基署にしていなかった疑いがある。
業務が多忙だったなどと容疑を認めているという。
同署の担当者は、「今回は軽傷で済んだが、命にかかわる事故になる恐れもあった。変更の届け出がされていれば、設計の審査などで事故を防げた可能性が高い」としている。
O社は、「全社一丸となって再発防止に努める。工程管理や社員の安全管理能力を向上させ、チェックも増やす」としている。
一方、2014年3月12日付で毎日新聞岡山版からも、同主旨の記事が以下の表現でネット配信されていた。
容疑は、昨年10月、施設地下1階の床を作る際、地下2階から床を支える柱の高さや強度を変更したのに、同署に届け出なかったとされる。
同署によると、翌11月27日午後2時ごろ、下請け業者の男性作業員5人が、地下1階でコンクリートを流して床を作っていた際、床の型枠がはずれ、約5m下の地下2階に転落する事故が起こり、原因を調べる過程で発覚した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20140312ddlk33040444000c.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。