2015年9月1日13時28分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月1日19時21分にNHK北九州から、9月2日付で毎日新聞西部版から、9月7日11時38分に毎日新聞からも、同趣旨の記事が掲載されていた。
1日午前6時20分ごろ、北九州市若松区のS社の工場で、アルミニウムを溶かす釜からアルミが漏れ出し、爆発が複数回起きた。
この工場は24時間操業で、爆発が起きた当時、工場内には従業員6人がいたが、避難してけが人はなかった。
消防が消火作業にあたったが、溶けたアルミの温度が下がるのを待つ必要があったため、火災はおよそ9時間後の午後3時25分になって、ようやく消し止められた。
爆発の影響で、工場のトタン製の屋根や壁の一部、約400m2が破損し、振動で周辺の事務所の窓ガラスが割れたという。
同社はアルミを使ったメッキ加工会社。
工場は準耐火造2階建てで、延べ約1800m2。
警察や消防などによると、当時、縦1.5m、横3m、深さ1.5mの釜の中で、約700℃で溶かしたアルミに製品を入れてメッキ加工する作業をしていた。
警察によると、作業員は、「突然、爆発した。アルミを溶かす釜のまわりに水がたまっていた」と話していることから、警察は、釜に開いた穴からアルミが漏れ出し、床に張り巡らしている排水路の水に接触、水蒸気爆発が起きたとみて、詳しい原因を調べている。
従業員の男性(35)は、「漏れ出たアルミを取り除こうとしたが、勢いが止まらず避難した。ドーンという音がして近くの窓ガラスが割れた」と状況を説明。
近所の40代の男性は、「地震のような爆発音が何度も響き、白煙とともに火花が四方に飛び散っているのが遠目からでも見えた」と話している。
現場はJR若松駅から西南約3kmの地点で、洞海湾に面した工業地帯の一角。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/192393
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5024575761.html?t=1441140534753
http://mainichi.jp/area/news/20150902ddp041040032000c.html
http://mainichi.jp/select/news/20150907k0000e040162000c.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像を見ると、煙の発生元付近で2回ほど瞬間的に爆発による?光が見えていた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。