2015年8月31日付で読売新聞大分版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宇佐市と、宇佐生コンクリート事業協同組合(奥田理事長)は、災害時の消防用水供給についての協定を結んだ。
火災などが発生した時、コンクリートミキサー車に消防用水を入れて運ぶ内容。
大型のミキサー車は5トンの水を積むことができ、加盟4社で計約30台を保有している。
市危機管理課は、「大きな支援になる」と期待する。
各社の敷地の一部を応急工事用資材の保管所として提供することも、盛り込んだ。
締結式は市役所で行われ、是永市長が、「特に山林火災では、水の確保に苦労するので、支援はありがたい」と述べた。
奥田理事長は、「社会貢献になれば」と応じた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/oita/news/20150830-OYTNT50044.html
8月26日付で宇佐市HPにも、同趣旨の記事が掲載されていた。
平成27年8月26日(水曜日)、市役所において、「災害時における消防用水等の供給支援に関する協定」が結ばれました。
火災が発生した場合、消火活動などを実施するためには、迅速に消防用水を確保することが重要となります。
山林火災などの消防水利の不便な場所では、消防用水の確保が困難となるような場合があります。
宇佐生コンクリート事業協同組合との協定は、消防用水の確保が難しい場所での火災などの場合に、組合員所有のコンクリートミキサー車で、消防用水を火災場所に供給することで、消火活動などが迅速に実施出来るようになるものです。
また、大規模災害時には組合員所有のタイヤショベル等の機材や生コンクリート製造プラント敷地の一部を応急工事用資材の保管場所の提供をいただけることから、災害応急対策などを迅速に実施できる体制が整うこととなる内容です
出典URL
http://www.city.usa.oita.jp/soshiki/5/27165.html
(ブログ者コメント)
同様な取り組みを、過去にも紹介済。
2012年11月28日掲載
2012年11月20日報道 横浜市の瀬谷消防署が大地震による火災発生時にコンクリートミキサー車で消火用水を調達する取組みを開始
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2485/
また、ネットで調べたところ、上記以外にも多くの自治体などで同様な取り組みを行っている。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。