2018年1月25日19時18分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月26日7時27分にNHK福岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後1時50分ころ、宮若市福丸の「錦橋」近くで堤防の工事をしていたところ、60代の作業員の男性が、崩れてきた土砂に埋まった。
消防によると、男性はおよそ10分後に救助され病院で手当てを受けていたが、25日夜、死亡した。
工事を発注した国交省遠賀川河川事務所によると、現場では、堤防の外側に水路を造る作業が行われていて、男性は、水路を造るために掘られた高さ3mほどの穴の中にいたところ、周囲の斜面が崩れたとみられるという。
警察が、当時の詳しい状況を調べている。
同事務所によると、この工事は、遠賀川にかかる錦橋のうち、今は使われていない古い橋を撤去するための工事で、去年10月14日からことし3月20日までの工期で行われていた。
古い橋の撤去はすでに終わり、現場では、川の堤防を深さ3mほどまで堀り、その穴の中にコンクリート製の新しい水路を埋め込む工事が行われていたという。
男性は、この水路の脇にいて、周囲の斜面の土砂が崩れてきたという。
出典
『作業員土砂に埋まり意識不明』
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20180125/4713071.html
1月25日20時44分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性は幅、深さいずれも2~3mの排水路を掘削する作業に関わっていた。
近くにいた別の作業員が土砂が崩れたような音に気付き、通報した。
出典
『土砂に埋もれ作業員重体、排水路掘削現場 福岡』
http://www.sankei.com/west/news/180125/wst1801250097-n1.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、溝状の排水路は映っているものの、穴は見当たらない。
掘削中の排水路の中にいて・・・ということだったのかもしれない。
(2018年2月13日 修正1 ;追記)
2018年1月26日付の西日本新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
国交省遠賀川河川事務所によると、現場では堤防の拡幅に伴い、新たな排水路を設置する工事を進めていた。
男性は、深さ約3m、幅1.4mに掘られた穴の中で、既設の水路と新しい水路をつなぐ作業をしていた。
警察によると、当時は男性を含めて10人の作業員がおり、1人は「午後1時ごろの作業開始から30~40分後に土砂が崩れる音が聞こえた」と話しているという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。