2018年1月26日10時30分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月25日18時40分にNHK奈良からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
コンセントとプラグの間にほこりがたまって発火する「トラッキング現象」による火災を防止する特殊なコンセントが奈良市の薬師寺に設置された。
愛知県の電気設備メーカーから寄進されたもので、25日に公表した薬師寺の村上太胤管主は、「コンセントからの出火は普段あまり考えないこと。寺への設置をきっかけに多くの人に知ってもらい、防火対策を見直してもらえれば」と呼び掛けた。
コンセントは愛知県の電気設備メーカー、河村電器産業が開発。
同社などによると、プラグをコンセントに差し込んだまま放置すると、間にたまったほこりと湿気で放電が発生し、発熱・発火につながる恐れがある。
開発したコンセントは、放電時に発生するガスを検知するとアラーム音で警告し、自動的に電気を遮断して発火を未然に防ぐという。
薬師寺では、国宝の薬師如来像が安置されている金堂などで、仏像を照らすライトが長時間ついていることが多いということで、同社は「貴重な文化財を守る助けになれば」としている。
同社は2006年に販売を開始し、一般住宅を中心に普及しつつあり、文化財・文化施設でも、建仁寺(京都市)と古川美術館・為三郎記念館(名古屋市)が導入している。
県内の寺社に寄進されたのは薬師寺が初めてで、金堂や大講堂、東院堂に計52個が取り付けられた。
26日は文化財防火デーで、村上管主は「寺院がいちばん恐れているのは火災なので、よく使われるコンセントから防火対策をしました。ほかの寺院にも広がってほしいと思います」と話していた。
出典
『薬師寺 特殊コンセントで「トラッキング現象」火災対策』
https://mainichi.jp/articles/20180126/k00/00e/040/226000c
『薬師寺に防火コンセントを設置』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2054499181.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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