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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20197181845分にYAHOOニュース(北海道新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

きょう18日午前、青森市で流雪溝の工事中、送水管が破裂し、周辺の住宅や車に大量の砂利やアスファルトなどが飛び散り、一時、騒然とした。

▼近所の人は…
「ガス管なのか水道管なのかわからないですけど、爆発したんですよ。砂煙があそこまで上がって映画見てるような感じで」

きょう18日午前10時すぎ、青森市中佃1丁目の市道で流雪溝の工事をしていたところ、地下3mに埋められていた送水管の接続部分が破裂した。


この事故で砂利やアスファルトの破片が20m以上飛び散り、近くの住宅や車の窓ガラスが割れる被害があった。


また、消防によると、通行していて砂利などがぶつかった車に乗っていた高齢の女性1人が病院へ運ばれたが、けがはなかったという。


現場は住宅街の一角で、突然の破裂事故に、一時、騒然とした。

▼運転中被害にあった女性は…
「工事の中からバンってなんか盛り上がって来たと思ったら、もう降りかぶってたという一瞬の出来事で、自分も車横に持っていかれるような感じだった」

この工事は1か月前から行われており、作業員4人が水の代わりに空気を注入して送水管の空気圧を測定していた時に破裂したという。


警察が破裂事故の原因を詳しく調べている。

 

出典

『送水管破裂 大量の砂利飛び散る』

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000412-rab-l02 

 

 

718198分にNHK青森からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午前10時すぎ、青森市中佃1丁目の市道で、道路の下を通っている雪をとかすための水を流す管を交換する作業をしていたところ、爆発が起きた。


この爆発で数mの範囲に石や土砂などが飛び散り、住宅の窓ガラスが割れたり車に傷がついたりするなどの被害が出た。


また、警察によると、現場近くを走行していた車の窓ガラスが割れ、乗っていた女性1人が病院に搬送されたが、けがはなかったという。


現場のすぐ目の前に住む62歳の女性は、「ガシャーンという音がして外に出たら、土ぼこりが舞い上がって、石が散乱していました」と話していた。


警察などによると、管の交換は、青森市から発注を受けた市内の建設会社が行っていて、当時は交換した新しい管に空気を流し、空気圧を測る作業をしていたということで、警察が爆発の詳しい原因を調べている。


現場は青森市立佃中学校から南西に300m離れた住宅街で、一時、付近の市道が通行止めとなった。

 

出典

『地中の管交換中に爆発 住宅被害』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190718/6080005434.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇新規に設置した管の気密試験を行っていた可能性が考えられる。

 

〇以下はNHKから放映されたタクシーのドラレコ映像。


 








 


 

 

〇以下は同じNHKの映像だが、管に破裂した様子は見られない。

接合部がスッポリ抜けたような感じだ。

 

 

 


 

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2019751257分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前10時35分ごろ、東京都中央区晴海の東京消防庁臨港消防署の旧庁舎で、廃棄処理中の発煙筒が破裂した。

 

同庁や警察によると、40代の男性隊員が右手にやけどなどのけがを負って救急搬送されたが、命に別条はないという。

建物などへの延焼はなかった。

 

事故当時、男性隊員は旧庁舎のごみの片付け作業をしていたといい、東京消防庁は何らかの原因で発煙筒が破裂したとみて、詳しい状況を調べている。

 

出典

『消防署で廃棄処理中の発煙筒破裂、男性隊員搬送 東京・晴海』

https://www.sankei.com/affairs/news/190705/afr1907050011-n1.html 

 

 

 

 

 

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20193151848分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午後1時半前、小豆島町草壁本町にあるの造船会社「K船渠」の社員寮から「爆発が起きた」と消防に通報があった。

警察と消防が調べたところ、木造平屋建ての寮の南側に横倒しで置いてあった直径1m45cmのタイヤが破裂していて、寮の窓ガラス2枚が割れ、外壁のタイルも幅1mにわたって剥がれ落ちたという。

当時、寮に人はおらず、けが人はいなかった。

造船会社によると、破裂したのはクレーン車のスペアタイヤで、少なくとも数年前から置いてあったという。

警察はタイヤが劣化して破裂したとみて、詳しい原因を調べている。

JAF=日本自動車連盟香川支部によると、保管されているタイヤが自然に破裂するのは珍しいという。

JAFは、原因については「どのようなタイヤなのかや現場の状況が分からないと詳しい原因はわからない」とし、「過去にタイヤの側面を縁石にぶつけるなどしていた場合、その影響で中のチューブが傷つくこともあるため、その部分が内圧に耐えられなくなり、タイヤが破裂した可能性も考えられる」と話している。

 

出典

保管タイヤ 自然に破裂 劣化か

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190315/8030003280.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は映像の1コマ。

側面に大きな穴が開いているように見える。

 

 

 

 

 

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20181029日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8981/

 

(2018年11月21日 修正1 ;追記)

 

20181113120分に北海道新聞電子版から、結構大きな石を取り除き点検しようとした時に破裂したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

日高管内平取町の自動車整備工場で先月、大型トラックのタイヤが突然破裂し、風圧で吹き飛ばされた男性社長(60)が死亡した。


2本の左後輪タイヤの間に挟まった石を取り除き、点検しようとした矢先の出来事。

 

破裂事故は全国で相次ぐ。

大型タイヤに潜む危険性を探った。

 

 

【2m吹き飛ぶ】

 

捜査関係者らによると、事故が起きたのは10月22日午後6時半すぎ。

日が暮れたころ、10トントラックの運転手が「後輪に石が挟まった」と、自動車整備業F自工に駆け込んだ。

既に従業員は帰宅後で、社長と運転手が作業に当たった。

 

後輪は、直径約1mのタイヤが左右2本ずつ。

左側の2本のタイヤの間にある約10cmの隙間に、ラグビーボールより一回り小さい石が挟まっていた。

運転手が専用の器具で除去後、社長がのぞき込んだ瞬間、内側のタイヤが破裂した。

 

整備工場の近くに住む男性は、「車のドアを思いっきり閉めたような大きな音だった」と語る。

約10分後に外側のタイヤも破裂した。

 

大型タイヤは、重さが約100kgもある。

社長は約2m吹き飛ばされた衝撃で全身を強く打ち、服がボロボロに破れた。

社長とともに同社を経営してきた双子の兄(60)は、取材に「気持ちの整理がつかない」と言葉少なだった。

 

 

【年間30件前後】

 

タイヤメーカーでつくる日本自動車タイヤ協会(東京)によると、パンクの修理や空気の充填など、整備中にタイヤが破裂する事故は、2015~17年に全国で毎年30件前後、死亡事故も年1件ずつ発生している。

 

トラック用のタイヤは1本当たり最大3.5トンの重量を支えるため、大気圧の約9倍、乗用車の約3倍に圧縮した空気を充填する。

 

これら外部からの重量と内圧に耐えられるよう、内部にスチール製のワイヤを網目状に張り巡らし、形を整えている。

 

ところが、石が挟まるなど無理な力がかかった状態で走行すると、タイヤがたわんで変形し、負荷がかかって細かな亀裂ができる。

 

今回の事故でも,挟まった石に黒いタイヤ痕があり、タイヤが強い力で変形した可能性がある。

 

大手タイヤメーカーの広報担当者は,一般論として「タイヤの側面は接地面に比べて強度が低く、変形すると亀裂が徐々に広がり、破裂につながる恐れがある」と指摘する。

 

タイヤの損傷は外から分かりにくく、プロでも瞬時に判断するのは難しい。

 

 

【衝撃と戸惑い】

 

今回のように、異物を取り除いた直後に破裂した事例はあまりなく、関係者に衝撃と戸惑いが広がった。

 

日高管内の整備会社で10年の経験を持つ担当者は、「異物除去の際は、通常の点検や交換の時と同じく、タイヤの空気圧を徐々に減らすしか破裂を防ぐ対策はないのでは」と語る。

 

一方、タイヤ協会は、空気を充填する際の事故防止策として、万一、破裂した際の飛散を防ぐため、タイヤの周りを金属製の安全囲いで覆って作業することなどを推奨している。

 

プチプチといった異音が聞こえたら亀裂が広がっている可能性があるので、直ちに作業を中止して避難するよう、整備工場向けの安全ニュースなどで呼びかけてきた。

 

捜査中で事故原因に関する情報が少ない中、タイヤ協会の大山・道支部長は、「一層の注意喚起を図りたい」と話す。

北海道トラック協会(札幌)も、事故の3日後、加盟約2800社に文書で注意を促した。

 

出典

大型車タイヤ 破裂の危険 平取の事故 強度低い側面で傷拡大か

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/247609 

 

 

 

 

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201810231510分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日午後6時40分頃、北海道平取町振内町の自動車整備会社「F自工」の工場で、同社社長の滝さん(男性、60歳)が、破裂したトラックのタイヤの風圧で約2m飛ばされ、アスファルトの地面にたたきつけられた。

滝さんは病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。

 

警察の発表によると、滝さんは同町に住むトラック運転手の依頼を受け、10トントラックのタイヤの交換作業をしていた。

 

左後輪の内側のタイヤ1本が破裂したといい、警察で原因を調べている。

 

出典

『交換中にタイヤ破裂、風圧で2m飛ばされ死亡』

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181023-OYT1T50087.html 

 

 

1023045分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日午後6時半ごろ、平取町振内町の自動車整備工場で、経営者の男性が、持ち込まれた10トントラックを客の男性と一緒に点検していたところ、後輪の車軸の左側に重ねて取り付けられたタイヤ2本が相次いで破裂した。

 

2人は破裂の衝撃で吹き飛ばされ、このうち工場の経営者で、近くに住む瀧さん(60)が体を強く打って死亡した。


警察によると、客の男性は破裂したタイヤ2本の間には石が挟まっていたと話しているということで、警察が事故との関連を調べている。

 

出典

整備中にタイヤ破裂し男性死亡

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181023/0005062.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

挟まっていた石が原因?

しかし、過去に千枚通しなどによるタイヤパンク犯行が報じられた際、大きな音がしたとか犯人がケガしたという話は、聞いた覚えがない。

石が原因だったとすれば、瞬時に開いた面積が大きかったため・・・ということだろうか?

 

車のタイヤを交換中、あるいは空気注入中にタイヤが破裂し作業員が死亡した事故は、、本ブログでも過去に、甲賀市や沼津市の事例などを紹介スミ。

 

それらの情報以外、今回の事例を機に調べ直した結果、以下の情報も見つかったので、併せて紹介する。

 

2015316150分 産経新聞west)

 

滋賀県甲賀市のガソリンスタンドで昨年末、空気を入れていた大型トラックのタイヤが突然破裂し、作業をしていた店員が風圧で死亡する痛ましい事故が起きた。

 

まさかと思われるかもしれないが、実は、空気充填中のタイヤ破裂は過去5年間で少なくとも5件は発生し、3人が死亡する非常に危険な事故だ。

 

特に大型車のタイヤが破裂した場合は、「手榴弾並みの恐ろしさがある」と指摘する関係者もいるほど。

扱いを一歩間違えればとんでもない“凶器”になりかねない「タイヤ」と、どう付き合っていけばいいのか・・・。

 

 

【強い風圧で2mも飛ばされて・・・】

 

 「ドーン!」

昨年12月22日夕、甲賀市水口町の国道1号沿いにあるガソリンスタンドで、大きな音が響き渡った。

副店長を務める男性従業員=当時(49)=が大型トラックのタイヤ(直径80cm)に空気を入れる作業をしていたところ、突然、破裂した音だった。

 

異常事態に気付いた別の従業員が駆けつけると、男性従業員は作業をしていた場所から2mも後方に飛ばされ、あおむけに倒れていた。

 

男性従業員は、すぐに病院へ運ばれたが、死亡が確認された。

死因は、胸に強い風圧を受けたことによる大動脈解離だった。

 

警察によると、破裂したタイヤは側面全体に細かな亀裂がたくさんあり、タイヤの強度が下がっている状態だった。

そこへ、高圧の空気を補充したため、破裂が起こったとみられる。

 

 

【「予見可能性」あるといえず、摘発断念】

 

死亡した男性従業員は、ガソリンスタンド勤務歴28年のベテラン。

労安法に基づく規則で、事業者は自動車タイヤの空気充填業務に従事する従業員に対して講習などの「特別教育」を行うよう義務づけられており、この男性も平成20年5月に受講していた。

 

ガソリンスタンドを経営する会社は、「当社の店舗でタイヤの破裂事故が起きたのは初めてのケース。恐ろしさは十分に認識しており、注意するよう呼びかけていたにもかかわらず起こってしまい、残念」と話す。

 

捜査に当たった甲賀署は、「ガソリンスタンドの敷地内は道路上ではないため、大型トラックの運転手も、運転手の会社も、道路交通法(整備不良)に問うのは困難」と指摘する。

 

同署は、労働災害で死亡した男性従業員の雇用主に対する業務上過失致死罪の適用も検討したが、「男性がベテランで、労安法に基づく講習も受けている。会社側に予見可能性があるといえず、断念した」と話す。

 

 

【破裂事故は年1回ペースで、死亡率も高い】

 

国内のタイヤメーカーでつくる「日本自動車タイヤ協会」によると、空気充填作業中のタイヤ破裂事故は、「補充」作業に限ったデータでみると、平成22~26年の5年間で5件発生している。

実に、年1回は起きている計算だ。

このうち人身事故は4件で、3人が死亡している。

 

平成22年1月、山形県河北町の建設会社で、除雪作業の準備のため、従業員ら3人が除雪作業車のタイヤ(直径1.4m)に空気を入れていたところ、タイヤが破裂。

男性1人が胸に風圧を受けて、間もなく死亡。

別の男性も胸に軽傷を負う惨事になった。

 

同年11月には、北海道室蘭市の運送会社でも、トレーラーのタイヤ(直径90cm)が空気充填中に破裂し、作業をしていた男性運転手が強い風圧を受けて、胸の出血性ショックで死亡した。

 

また、補充中ではなくタイヤ組み替え時の充填作業だったため、前出のデータにはカウントされていないが、25年4月にはさいたま市北区の陸上自衛隊大宮駐屯地でも、パンクによる死傷事故が起きている。

 

隊員2人が大型トラックの整備をしていた際、新たに組み替えたタイヤ(直径1.2m)に空気を充填していたところタイヤが破裂して、風圧が2人を直撃。

女性隊員が死亡し、男性隊員が重傷を負っている。

 

ある運送会社の関係者は、「大型車のタイヤになると非常に高圧で、破裂すると風圧も強烈。手榴弾に匹敵するほどだ」と話す。

 

 

【ゴムは劣化する・・・目視だけでは難しい】

 

いったい、タイヤ破裂事故を防ぐにはどうすればいいのか・・・。

 

日本自動車タイヤ協会技術部の柴田さんによると、タイヤが破裂するのは、タイヤの劣化や損傷が大きな原因にあげられる。

 

タイヤはゴムだけでなく、ワイヤーや繊維などが組み合わされた複雑な構造を持つ。

「低圧状態で走行を続けていると、タイヤ内部の『骨格部分』がダメージを受け、高圧の空気を充填した際に、傷を受けた部分が耐えきれずに破裂する」と解説する。

 

それだけに、走行前にタイヤのチェックは欠かせない。

「まずは目視。タイヤの接地面がへこんでいたり、タイヤの側面に傷があれば要注意。ただ、目視だけでは異常が確認できないケースも多い」という。

 

そのため、月1回はタイヤ内の空気圧を点検する必要がある。

タイヤのバルブにエアコンプレッサーの注入口を差し込んで計測する。

 

通常は、高くて乗用車で280kPa、トラックの場合は800~900kPaで、「半分以下になっていたら、非常に危険な状態。そんな場合は空気を入れずに、タイヤ販売店に相談してほしい」と話している。

 

また、タイヤのすり減り具合に注意を払うのは当然のことだが、ゴムは時間とともに劣化していく素材。

各メーカーとも、たとえ走行距離が多くなくても、使用開始後5年が過ぎたら定期的にタイヤを点検し、10年以上は使用しないよう呼びかけている。

 

普段はあまり気にしないタイヤだが、一度、クルマの“足元”を見つめ直してみては・・・。

 

『実は「手榴弾」並みの恐ろしさ…空気充填中のタイヤ破裂事故「年1回発生」の衝撃事実』

https://www.sankei.com/west/news/150316/wst1503160002-n1.html

 

 

 

 

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20181014158分に読売新聞から、以下の記事がネット配信されていた。

 

13日午後3時15分頃、福岡県小竹町御徳の工場から「爆発事故で人が倒れ、意識がない」と119番があった。

 

消防によると、酸化マグネシウムを製造するタンクが爆発し、近くで作業していた男性従業員1人が搬送先の病院で死亡した。

死因は胸部大動脈損傷だった。

 

消防や県警によると、タンクは高さ約10メートル、直径約5メートル。

マグネシウムに水蒸気を当てて酸化マグネシウムを製造していたとみられる。

 

現場には、死亡した男性のほかにも複数の作業員がいたが、けがはなかった。

県警が爆発の原因を調べている。

 

出典

『酸化マグネシウム製造工場でタンク爆発1人死亡』

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181013-OYT1T50063.html?from=ycont_top_txt 

 

 

1014日付で日本経済新聞からは、産廃処理会社の工場だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午後3時10分ごろ、福岡県小竹町御徳の産業廃棄物処理会社「F開発」の工場内にあるタンクが爆発した。

火災は起きていない。

 

現場は、JR筑豊線小竹駅から約1km離れた、事業所や工場が点在する地域。

 

出典

産廃工場爆発、男性1人死亡 福岡・小竹

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO36471290U8A011C1CC1000/ 

 

 

10141547分に産経新聞からは、タンクは試運転中で死亡したのはタンクを納入した会社の社員だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は14日、死亡したのは静岡県富士宮市泉町の会社員、山口さん(男性、45歳)だったと発表した。

死因は胸部大動脈損傷。

 

警察によると、山口さんが酸化マグネシウムを製造するタンクを試運転していたところ、タンク内で水素爆発が起こったという。

 

山口さんはタンクを納入するために小竹町に出張中だった。

 

出典

死亡は静岡の会社員 福岡のタンク爆発事故

https://www.sankei.com/affairs/news/181014/afr1810140012-n1.html 

 

 

10141557分にNHK北九州からは、タンクは導入されたばかりだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

亡くなった山口さんは、工場を所有する会社とは別の静岡県内の会社に所属していて、当時は試運転中だったタンクの動作確認を担当していたという。

 

このタンクは導入されたばかりだったという。

 

出典

爆発したタンクは試運転中

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20181014/5020001730.html 

 

 

  

(2020年1月15日 修正1 ;追記)

 

20201141232分にNHK福岡から、タンクは直径2mで酸素パージしないまま試運転したため水素爆発を起こしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

おととし10月、小竹町の化学工場で水素と酸化マグネシウムを作る直径2メートル、高さ6メートルのタンクが爆発し作業員の山口さん(45)が爆発で飛んできた配管にぶつかるなどして死亡しました。


警察によりますと、爆発の原因は、タンク内にあった酸素と水素が反応して起きた水素爆発だったということです。


この会社では、タンクを稼働させる際に、爆発を防ぐための安全対策としてタンク内部の酸素を減少させることが決まっていましたが、この対策を怠ったことで爆発が起きたということです。


当時、現場には7人の作業員がいましたが、警察は、酸素を減少させる安全対策の担当者だった54歳の現場責任者を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。


警察の調べに対し、現場責任者は容疑を認めているということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20200114/5010006589.html

 

 

1141718分に日本経済新聞からは、タンクには安全装置が備えられていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福岡県警は14日、安全対策を怠ったとして、現場責任者だった下請け会社の男性役員(54)を業務上過失致死の疑いで書類送検した。

容疑を認めているという。

 

書類送検容疑は、181013日午後3時ごろ、小竹町御徳の化学プラントで、酸化マグネシウムと水素を製造するタンクの試運転をした際、あらかじめ酸素を減らしておく措置を怠って水素爆発を起こし、作業中だった静岡県富士宮市の会社員(当時45)を死亡させた疑い。

 

また福岡労働局は14日、安全装置が備えられていないタンクを使用したとして労働安全衛生法違反容疑で、死亡男性が勤務していた富士宮市の「F・グローバル・ジャパン」と同社会長(54)らを書類送検した。

 

〔共同〕

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54369590U0A110C2000000/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇「タンクに備えられていなかった安全装置」とは何だろうか?

 酸素濃度計?爆発放散口?

  

〇以下は、爆発当時の建屋が映されているNHK映像の2コマ。

 

 



 



(2020年3月30日 修正2 ;追記)


2020
330日付で労働新聞から、タンクに安全弁が備えられていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡労働局は、安全装置が備えられていないタンクを使用させていたとして、プラント設計・施工事業を営む6次下請の㈲F・グローバル・ジャパン(静岡県富士宮市)と同社会長および現場責任者である4次下請会社役員の計1社2人を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置など)違反などの疑いで福岡地検飯塚支部に書類送検した。


平成301013日、プラント内のタンクが爆発し、F・グローバル・ジャパンの労働者1人が死亡する労働災害が発生している。

同労働者がK酸化マグネシウムプラント内で酸化マグネシウムと水素を生成する反応試験を行っていたところ、試験中のタンクが爆発。

胸部や肺を打撲し、即死した。


爆発は風圧で扉を吹き飛ばす規模だったが、同プラント内で作業に従事していた他の7人の作業者らに怪我はなかった。


ンク内には安全弁が備えられていなかったため、圧が抜けずに大きな爆発となった。

同社は労働者に対し、安全弁など安全装置が備えられていないタンクを使用させていた疑い。

https://www.rodo.co.jp/column/89368/

 


(ブログ者コメント)


普通の安全弁では爆発に対応できないことがある。

爆発放散口とかが設置されていなかったということだろうか?

 

 

 

 

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20189162226分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9161826分にFNN PRIMEからも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

16日午前11時50分ごろ、横浜市南区別所4丁目のもやし販売業者の事業所にあった貯水タンクが、敷地外の路上に吹き飛んだ。

タンクは高さ約4mの近くの電線に引っかかったが、けが人はなかった。


警察によると、タンクは金属製で、高さ約1.5m、直径約80cm、重さ約100kgで、この業者が15年ほど前まで業務用に使っていたという。

 

タンク内にたまっていた井戸水が腐敗し、破裂した勢いで吹き飛んだ可能性があるという。


タンクは、約2時間後に、東京電力の関係者が電線から引き下ろした。

送電などに影響はなかった。

 

目撃者は、「3時間くらいは、結構長い間すごい状態でつり下がっていて、どうして、あれがつり下がったんだろうというものが、つり下がっていた」と話した。

 

出典

100キロの貯水タンク吹き飛ぶ 横浜・南区

https://www.kanaloco.jp/article/360650/

100kgの貯水タンク吹き飛ぶ 横浜市の住宅街』

https://www.fnn.jp/posts/00401056CXL 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

FNN PRIMEには、タンクの底板がパックリ外れている写真が掲載されており、タンク上部には圧力計のようなものも見える。

 

圧力計を定期的にチェック?

それとも、もう使ってないからと、タンクは管理対象外になっていたのだろうか?

 

 

 

 

 

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20186262254分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

626225分にメーテレからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午後4時25分ごろ、愛知県春日井市桃山町1のプラスチック成形会社・A興業(本社神戸市)名古屋営業所で、円柱形の鉄製タンク(高さ1.4m、幅0.7m)が爆発した。

 

近くにいた男性が約7m吹き飛ばされて病院に運ばれたが、死亡。

警察は、死因や爆発原因を調べている。

死亡したのは名古屋市昭和区、同営業所長Yさん(男性、64歳)。

 

警察によると、タンクは営業所敷地にあり、ポンプでくみ上げた井戸水を生活用水として溜めてあった。

爆発して、工場敷地内を15m先まで飛んだ。

 

以前から、タンクの水の出が悪くなるたびに、修理しながら使用していたという。

前日から水が出なくなり、Yさんが修理していたとみられる。

 

現場は、東名高速道路春日井インターチェンジから北西へ3km余の国道155号沿いにあり、周辺には工場や住宅が点在する。

 

出典

井戸水タンクが爆発、男性飛ばされ死亡 愛知・春日井

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018062690225429.html 

社敷地内のタンクが爆発か 従業員男性が死亡 愛知・春日井市』

https://www.nagoyatv.com/news/?id=182736

 

 

626196分にNHK東海からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午後4時半前、春日井市桃山町のA興業で、「爆発音がしてタンクと人が飛んだ」などと、近くにいた人から消防に通報があった。


警察によると、会社の敷地内にあるタンクが破裂し、従業員の男性がけがをして病院に搬送されたが、意識不明の重体になっている。

現場となったA興業のホームページによると、この会社は神戸市に本社を置き、道路の工事現場などで使われるコーン標識といったプラスチックの加工などを行っているという。

出典

タンクが破裂 男性従業員が重体

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20180626/5930491.html 

 

 

 

 

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2011125日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1065/

 

 

(2018年4月21日 修正2 ;追記)

 

2018413205分に日本経済新聞から、国やメーカーへの損害賠償請求は棄却されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大阪市東成区の駐車場で2009年、老朽化した消火器が破裂し重傷を負ったとして、当時小学4年生だった男性(18)がメーカー「ヤマトプロテック」や国などに約9200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は13日、請求を棄却した。

 

金地裁判長は判決理由で、メーカー側の責任について、事故は駐車場の管理者が適切な管理を怠ったため発生したもので、予見はできず、事故発生を回避する義務はなかったと判断。

 

国が消火器の安全な取り扱いや保管方法を定める義務を怠ったとの主張も、「容器の表示内容はメーカーや業界団体が決める事項で、国に権限はなかった」と退けた。

 

判決によると、09年9月、駐車場に立ち入った男性が1989年製の消火器を触ったところ破裂。

破片が頭に当たって頭蓋骨骨折などの大けがを負い、障害が残った。

 

国は事故を受け、11年1月に、消火器の使用期限や安全な取り扱い方法の明記などを義務付けた。

 

男性側が当初、提訴の相手に含めていた駐車場管理者の男性との間では、解決金300万円を支払う内容で既に和解が成立している。

 

〔共同〕

 

出典

消火器破裂事故、重傷男性が敗訴 大阪地裁  メーカーと国の責任認めず

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2937114013042018AC8Z00/ 

 

 

413199分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大阪・東成区の18歳の男性は、小学4年生だった9年前の平成21年、区内の駐車場にあった消火器で遊ぼうとしたところ、腐食が進んでいたために破裂し、頭などに重傷を負って後遺症が残った。


男性は、国やメーカーなどが古くなった消火器の危険について注意喚起を怠っていたなどとして9200万円余りの賠償を求め、国は「必要な対策は取っていた」と主張していた。


13日の判決で大阪地方裁判所の金地裁判長は、「国は過去の事故を踏まえ、メーカーの協力のもとで、消火器の本体に耐用年数や点検の必要性、それに腐食のあるものは危険なことなど、破裂事故を防ぐための表示をさせていた」として、男性の訴えを退けた。


判決のあと、男性の父親が記者会見し、「今後も消火器の破裂事故があるかもしれず、息子のようなけがを負う人が出るかもしれない。国に責任がないとした判決には不満だ」と話していた。

 

出典

消火器破裂事故 国の責任認めず

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180413/3798331.html

 

 

414日付で朝日新聞(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

判決は、この消火器が製造された1989年より前から、国は「5年を目安に点検が必要」などとする注意表示を本体につけるよう指導していたと認定。

 

事故を防ぐ義務は駐車場の元管理人にあったとし、業界団体とメーカーの過失はないと結論づけた。

 

 

 

 

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2018226日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

25日午後9時45分ごろ、北本市荒井6丁目のワクチンの研究開発・製造・販売会社「北里第一三共ワクチン」内にある鉄製の液体タンクが破裂、工場の外壁などを損傷した。 
けが人はいなかった。

破裂による火災や付近への被害もなかった。 


警察によると、タンクは幅4m、高さ3m、奥行き1mで、高温、高圧で殺菌する施設。

タンクの中身は菌のウイルスなどを含んだ汚水で、既に高温で殺菌されていたという。 


「ドーン」という破裂音で事故に気付いた警備員(58)が午後11時すぎ、119番した。

土日は通常、タンクを作動させておらず、当日は数人の職員がいたという。 


タンクが作動していたのかどうかも含め、警察で事故の状況などを調べている。

 

出典

『殺菌タンク破裂、北本のワクチン製造会社 破裂音に気付いた警備員が通報 外壁など損傷』

http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/02/27/04.html 

 

 

226日付で同社HPに下記趣旨のニュースリリースが掲載されていた。

 

3.破裂の原因

液体タンク内の圧力が加熱用蒸気によって、異常に上昇したためと推定しています。

圧力が異常に上昇した原因については調査中です。 

 

4.被害状況

液体タンクの破裂により、同社の建物(工場)外壁の破損等が発生しました。
液体タンク内に細菌およびウィルス等は含まれておらず、外壁が破損した建物では現在製造は行われていないことから、本破裂事故による環境汚染等は発生しておりません。

 

出典

北里第一三共ワクチンの北本事業所における液体タンク破裂事故に関する報告とお詫び

https://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006813.html 

 

 

 

 

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201712150分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午後1時ごろ、留萌管内苫前町豊浦の町営とままえ夕陽ケ丘風力発電所の水素転換実証試験建屋で、水を電気分解して生成した水素を貯蔵するタンクが爆発した。

 

平屋約220m2の屋根の鉄骨の一部が曲がったほか、トタン屋根やシャッターが壊れた。

建屋内の別の部屋には作業員5人がいたが、けが人はいなかった。

 

警察などによると、水素タンクは円柱形で、直径2.4m、高さ2m。

当時、屋内では、水素を圧縮してタンクに入れる作業が行われていた。

 

警察は、タンク内の圧力が異常に高まり、破裂したとみて調べている。

 

出典

水素試験施設で貯蔵タンク爆発 苫前の風力発電所

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/148348 

 

 

121日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

NEDOによると、水素の製造は11月27日に始まった。

 

建物は3部屋に分かれており、端の部屋にある、水素を一時的に貯めるタンク(直径1.5m、高さ約1m)が破裂したという。

 

事故当時、スタッフは全員、室外におり、別の部屋にある水素製造装置や、屋外にある大型タンク、液体化装置に影響はないという。

 

 

1211011分に北海道文化放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

施設の関係者によると、水素を一時的に貯めておくガスホルダーが破裂した。

 

出典

『水素タンク爆発 屋根やシャッター吹っ飛ぶ 実験施設』

https://uhb.jp/news/?id=3252 

 

 

121930分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11301959分にNHK北海道からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午後1時5分頃、北海道苫前町豊浦にある新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や大手商社の豊田通商などが共同で運営する実証試験設備で水素の一時貯蔵タンクが破裂し、鉄骨造平屋の屋根の一部が壊れた。

 

警察と苫前町によると、施設は町営の風車3基の敷地内にあり、風車が発電した電気を使って水を電気分解し、水素を製造している。

 

風力エネルギーを有効活用する技術開発のために造られ、実証事業が11月27日に始まったばかりだった。

 

出典

実証事業開始3日後、水素製造施設のタンク破裂

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171201-OYT1T50023.html 

水素製造施設で爆発事故

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20171130/3186391.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

この設備の概略のフローが、20171023日付で新エネルギー新聞からネット配信されていた。

 

NEDOP2G実証事業、北海道・苫前町で開始へ 水素キャリアにMCH使用

http://www.newenergy-news.com/nedo%E3%83%BBp2g%E5%AE%9F%E8%A8%BC%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E3%80%81%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%83%BB%E8%8B%AB%E5%89%8D%E7%94%BA%E3%81%A7%E9%96%8B%E5%A7%8B%E3%81%B8%E3%80%80%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E3%82%AD/ 

 

 

 

 

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2017104720分に南日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後2時半ごろ、垂水市牛根境の砕石会社の敷地内で、溶接作業をしていた会社員のMさん(男性、57歳)が倒れているのを同僚の男性が発見し、消防に通報した。

 

Mさんは頭や胸などを強く打っていて、病院に運ばれたが、およそ1時間半後に死亡した。


Mさんは、直径およそ1mの廃タイヤを土台にした看板をつくろうと、鉄製の柱2本とホイール部分を溶接する作業を1人でしていた。

同僚は、大きな爆発音を聞いたと話しているという。


警察は、廃タイヤが何らかの原因で破裂し、Mさんを直撃したのではないかとみて調べている。

 

出典

垂水市で溶接作業中の男性死亡

http://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2017100400025735

 

 

 

(2017年10月15日 修正1 ;追記)

 

2017104日付の南日本新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

何らかの原因で廃タイヤが破裂、Mさんの頭部などに跳ね返ってきたとみられる。

 

 

 

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20174201948分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

422日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午後3時半すぎ、横手市十文字町の公民館「幸福会館」で、3階の物置部屋に設置されていた暖房用の湯をためる金属製のタンク2個が破裂した。
大きな音を聞いた近くの消防署の隊員が現場に駆けつけたところ、物置の窓ガラス1枚が割れ、ドアが外れて倒れていたという。
当時、タンクの周りに人はおらず、けが人はいなかった。


タンクは、直径およそ50cm、高さおよそ1mの円筒状で、タンクにためた湯をパイプでほかの部屋に送り、暖房を行っていた。


市によると、暖房施設が老朽化してタンクの圧力を調節するしくみがうまく作動しなかったため破裂したとみられるという。


タンクがあった物置は、当時施錠されておらず、誰でも入れる状態だったという。
市や警察、消防が事故の詳しい状況を調べている。

また、市は、同様のタンクが設置されている公共施設がないか、確認することにしている。

 

タンクは2台とも、定期点検の対象外だった。

 

出典

公民館で暖房用貯湯タンクが破裂

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6015770921.html 

 

 

421日付で秋田魁新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3階東側倉庫にある金属製タンク2台が破裂した。

このうち1台のふたが吹き飛んで窓ガラスを突き破り、1階の屋根に落ちた。

施設内には学童保育の児童ら12人がいたが、けがはなかった。

 

タンクは、施設内を巡る給湯パイプの水圧調整に使われていた。

 

3階にいた市職員が「ドン」という破裂音を聞き、市を通じて消防に通報。

倉庫の窓ガラス1枚が割れたほか、入り口の木製ドアが外れるなどした。

児童は近くの十文字第一小学校に避難した。

 

出典

横手市「幸福会館」、タンクが破裂 窓ガラス割る

http://www.sakigake.jp/news/article/20170421AK0005/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

映像を見ると、ドラム管のような縦型円筒タンクが真ん中付近で上半分がスッポリ抜けたような感じになっている。

残された下半分のタンク、飛んだ上半分のタンクともに、噴破のような形跡は、映されている範囲内では見られない。

 

 

 

 

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20174201948分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

422日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午後3時半すぎ、横手市十文字町の公民館「幸福会館」で、3階の物置部屋に設置されていた暖房用の湯をためる金属製のタンク2個が破裂した。
大きな音を聞いた近くの消防署の隊員が現場に駆けつけたところ、物置の窓ガラス1枚が割れ、ドアが外れて倒れていたという。
当時、タンクの周りに人はおらず、けが人はいなかった。


タンクは、直径およそ50cm、高さおよそ1mの円筒状で、タンクにためた湯をパイプでほかの部屋に送り、暖房を行っていた。


市によると、暖房施設が老朽化してタンクの圧力を調節するしくみがうまく作動しなかったため破裂したとみられるという。


タンクがあった物置は、当時施錠されておらず、誰でも入れる状態だったという。
市や警察、消防が事故の詳しい状況を調べている。

また、市は、同様のタンクが設置されている公共施設がないか、確認することにしている。

 

タンクは2台とも、定期点検の対象外だった。

 

出典

公民館で暖房用貯湯タンクが破裂

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6015770921.html 

 

 

421日付で秋田魁新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3階東側倉庫にある金属製タンク2台が破裂した。

このうち1台のふたが吹き飛んで窓ガラスを突き破り、1階の屋根に落ちた。

施設内には学童保育の児童ら12人がいたが、けがはなかった。

 

タンクは、施設内を巡る給湯パイプの水圧調整に使われていた。

 

3階にいた市職員が「ドン」という破裂音を聞き、市を通じて消防に通報。

倉庫の窓ガラス1枚が割れたほか、入り口の木製ドアが外れるなどした。

児童は近くの十文字第一小学校に避難した。

 

出典

横手市「幸福会館」、タンクが破裂 窓ガラス割る

http://www.sakigake.jp/news/article/20170421AK0005/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

映像を見ると、ドラム管のような縦型円筒タンクが真ん中付近で上半分がスッポリ抜けたような感じになっている。

残された下半分のタンク、飛んだ上半分のタンクともに、噴破のような形跡は、映されている範囲内では見られない。

 

 

 

 

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20173302020分にYAHOOニュース(岩手放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3301615分にNHK盛岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午前、岩手県一関市のゴミ処理施設で、汚水処理に使う薬品が北上川に流れ込む事故が起きた。

薬品は毒物や劇物ではなく、飲み水への影響は確認されていない。

 

流出事故があったのは、一関市狐禅寺の一関清掃センター。

国交省岩手河川国道事務所によると、30日午前10時前、施設の職員が汚水処理に使われる硫酸アルミニウム(硫酸バンド)の液体を、タンクローリー車から施設内のタンクに移す作業中、車のタンクが破裂し、液体が漏れ出した。

漏れた硫酸アルミニウムはおよそ2000ℓで、側溝を通り北上川に流れ出たという。

 

硫酸アルミニウムは、不純物を吸着し底に沈める浄水作用のある酸性の薬品で、施設では、ゴミ処理で発生した排水を浄化するために使っていたという。

 

同事務所は、北上川の水質の監視を続けるとともに、一関市は、タンクローリーのタンクが破裂し薬品が漏れ出した原因を調べている。


出典

清掃センターで汚水処理の薬品2000リットル流出/岩手・一関市

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170330-00010003-ibciwatev-l03 

一関清掃センターで薬品漏れる

http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045148861.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

報道ではローリー車となっているが、映像では、中型トラックに横置き状態で積載された円筒形のFRP製タンク。

そのタンクの側面が、縦1m横2m程度であろうか、長方形状に切り取られたようにパカッと外れている。

 

そう・・・。

破裂したとか割れたということではなく、外れたという表現がピッタリだ。

 

切断面では、一部、繊維が外を向いているように見えるので、タンク製作時の側面パーツがそっくり外れたということかもしれない。

 

 

 

(2017年5月23日 修正1 ;追記)

 

2017331日付の岩手日報紙面には、下記趣旨の補足説明的記事が掲載されていた。

 

納入業者が硫酸アルミニウム2250ℓを積んだタンクローリーから、施設の外にある固定タンクに薬剤を注入する際、タンクローリーのタンクが破裂した。

 

圧力の加減を誤ったとみられる。

 

 

 

 

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2016122日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

 http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6530/

 

(2017年1月25日 修正1 ;追記)

 

20171181055分に毎日新聞から、施設の管理状況等に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

爆発した圧力タンクが、少なくとも約10年間、未点検だったことが関係者の話で分かった。

住民が自主管理していたが、法や条例の規制対象外で、定期的な検査もしていなかった。

同様の小規模水道施設は全国の過疎地などに点在しており、専門家は対策の必要性を訴える。

 

「ドーンとものすごい爆発音がして、数秒間気絶したのかな。気づくと圧力タンクがなくなっていた」。

施設を運営する地元の「水道組合」で会計を担当し、肋骨を折る重傷を負った男性(65)は、沈痛な表情で振り返った。

 

事故が起きたのは、昨年11月26日午後6時過ぎ。

同町藤原の赤松地区の一部で水道が出なくなったため、男性と水道組合長(69)が車で数100m離れた施設の点検に出かけた。

 

まず男性がタンク(高さ約1.3m、直径約50cm)に上り貯水槽の中を見ると、水が入っていなかった。

電気系統のトラブルを疑い、近くにある配電盤を調べるためタンクを下り、後から来た焼き肉店経営のTさん(70)がタンクに上ると爆発。

タンクは高さ約3mの鉄骨スレート製の屋根を突き破り、施設の外まで吹き飛んだ。

Tさんは搬送先の病院で多臓器不全により死亡。組合長も手にけがをした。

 

施設は約20年前に整備され、地元住民でつくる水道組合が管理していた。

組合の関係者によると、これまでも数年に1度、水が出なくなり、業者に依頼して修理していた。

ただ定期検査をしたことはなく、問題のタンクは少なくとも約10年間、点検していなかった。

 

水道組合には、当初、10数世帯が入っていたが、今は5世帯(店舗などを除く)に減った。

高齢化が進み、管理は年々厳しくなり、組合長は「定期検査する余裕はなかった」と打ち明けた。

 

タンクは、電気の力でくみ上げた地下水をいったん貯水。空気の圧力で貯水槽に送り出す仕組み。

警察は、タンクのメーカーや組合関係者から事情を聴くなどして、原因究明を進めている。

 

 

[水道事業に詳しい近畿大経営学部の浦上拓也教授(公益事業論)の話]

 

高齢化が進む過疎地では、住民による維持・管理には限界があり、今後も同種事故が起きる可能性がある。

全国には,水道が普及していない地域に給水車で配水している自治体もある。

こうした取り組みを広げたり、今回のような小規模施設の運営を行政がバックアップしたりするなど、対策を講じるべきだ。

 

厚労省によると、水道法による規制・管理を義務づけられているのは、上水道(給水人口5001人以上)や簡易水道(同101~5000人)など。

 

大分県は、条例で同50~100人の施設も規制しているが、今回事故があったような同50人未満の小規模施設は対象外だ。

 

厚労省の担当者は、「小規模施設は全国に無数にあり、実態は把握していない」と話す。

 


県は事故後、年に1回程度メーカーなどの定期点検を受けるよう各水道組合に文書で求めたが、強制力はない。

 

出典

大分の水道組合 タンク10年間未点検 3人死傷爆発事故

http://mainichi.jp/articles/20170118/k00/00m/040/168000c

 

 

 

(2018年1月17日 修正2 ;追記)

 

2018116日付で毎日新聞大分版から、タンクの圧力を監視していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)

 

杵築日出署は15日、事故で死傷した3人を過失致死や過失傷害容疑で大分地検に書類送検した。

 

送検容疑は、3人は同地区の水道水の供給が停止した際、圧力タンクや配水管などに設置されたバルブの開閉状態やタンクの圧力を監視して応急措置をとるなど、危険を回避する義務があったが、怠ったとしている。

 

1人は死亡しているが、2人は容疑を認めている。

 

出典

『水道破裂事故 人を書類送検 杵築日出署』

http://mainichi.jp/articles/20180116/ddl/k44/040/457000c

 

 

115190分にテレビ大分からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、3人が圧力タンクや配水管などの状況を確認せず復旧作業を行い、安全性を確保する注意義務を怠ったとしている。

 

出典

水道設備破裂 死傷の3人書類送検

https://www.tostv.jp/news/1809.html 

 

 

116日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

タンクに設置された圧力計を監視したりバルブを適切に調整するなどの注意義務を怠った疑いがある。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

当初の報道では、事故原因はタンクの老朽化か?というトーンだったが、どうやら操作ミスが原因だった模様。

 

 

 

(2018年3月22日 修正3 ;追記)

 

2018321日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大分地検は、書類送検されていた3人を、いずれも不起訴処分にした。9日付。

理由は明らかにしていない。

 

 

 

 

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201611262328分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1127日付で大分朝日放送から、1127055分に読売新聞から、11271929分にNHK大分からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午後6時20分ごろ、大分県日出(ひじ)町藤原の簡易水道施設の小屋で「何かが爆発して、けが人が出た」と119番通報があった。

 

警察によると、男性3人が病院に搬送され、会社役員のTさん(男性、70歳)が多臓器不全で死亡。農業男性(65)が胸などを打ち重傷、無職男性(69)が手に軽傷を負った。

 

警察によると、現場周辺で午後5時ごろから水道が出なくなり、水道業者に連絡した後、近隣の住民数人が水道の供給元となる小屋を調べに来ていたという。

 

小屋は鉄骨スレート製で、広さ約15m2、高さ約3m。

天井や壁に穴が開いたが、出火はしなかった。

 

事故当時、死亡したTさんが小屋の中にある圧力タンク(高さおよそ1m30cm、直径50cmあまりの円柱形)の上に乗って目視で点検していたところ、タンクが破裂。

接続部分から外れて吹き飛び、天井に衝突したあと、外に飛び出したという。

圧力タンクは、地下から汲み上げた水を貯水槽に送り出すためのもの。

 

小屋では、ポンプで水をくみ上げ、地区の9軒に水を供給していたという。

近くに住む男性は、「天井の鉄骨がゆがんでいた」と話した。

 

施設は9世帯の住宅や飲食店に水を供給していて、20年以上にわたって地区で管理していたが、定期的な点検などは行っていなかったという。

 

出典

水道小屋で爆発、1人死亡2人重軽傷 大分・日出町

http://www.asahi.com/articles/ASJCV73K1JCVTIPE021.html

『簡易水道施設が爆発 住民1人が死亡』

http://www.oab.co.jp/news/ 

水道小屋で爆発か、1人死亡2人重軽傷大分

http://www.yomiuri.co.jp/national/20161126-OYT1T50162.html

3人死傷事故は圧力タンク破裂

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074749851.html?t=1480279601546

 

 

1128日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)からか、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「気づいたら吹っ飛ばされていた」。

事故当時、現場にいた男性は、そう振り返った。

 

小屋には高さ130cm、直径56cmの圧力タンクと高さ2mの貯水槽が並んでおり、Tさんは圧力タンクの上で隣にある貯水槽を調べていたという。

別の男性は、奥の配電盤を調べていた。

 

男性が小屋の入口にいた時、事故は起きた。

「突然、ボーンと空気が破裂するような大きな音が聞こえた。見たらTさんが仰向けに倒れていた。」

男性自身も勢いで1mほど飛ばされ、手などに軽いけがをした。

 

圧力タンクは、頭を下にして小屋の外に落ちていた。

内側が錆びていたという。

 

 

11291851分にNHK大分からは、大分県が事例の横展開対応を行ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県はこの事故を受けて、29日、市町村や水道施設の管理者などに対し、文書などを通じて施設の定期的な点検の実施を呼びかけた。

また、今回の事故は、地域の住民だけで管理していた規模が小さな水道施設で起きたことから、県はホームページを通じて、こうした施設の利用者に注意喚起をするとともに、市町村に対して施設の管理者に、直接、注意を呼びかけるよう求めている。


県環境保全課は、「設置したままになっている場合も見受けられるので、管理者は定期点検を行い、劣化した部品は交換するなどして事故を防いでほしい」と話している。

 

出典

水道施設事故で注意呼びかけ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074816861.html?t=1480455104233

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇大分県のHPに掲載されている注意喚起文書は、下記参照。

圧力タンクの取扱いについて(注意喚起)

http://www.pref.oita.jp/soshiki/13350/suidou-cyuui.html

文書中、施設の簡略フロー図が掲載されている。

 

〇同じような施設は他県にもあると思うが、大分県以外での横展開の動きは、ブログ者の知る限り、まだない。

原因が判明してから、ということかもしれないが・・・。

 

〇軽傷だった男性はテレビのインタビューに対し、「自分は足が悪いので小屋の外にいた」と話していた。

 

 

 

 

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201611221746分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日正午ごろ、和歌山市にある化学工場「E社」から、「煙が上がっている」と消防に通報があった。
警察や消防が駆けつけたところ、敷地内にある直径7m近く、高さおよそ6mの鉄製のタンクが破裂して、ふたの一部がめくれ、配管が破損していた。


警察によると、タンクはリサイクルに回す硫酸の廃液を一時的に保管するためのもので、破裂は、車両で運んできた廃液をタンクに移す作業が終わった直後に起きたという。
この事故で廃液が外に漏れることはなく、けが人はいなかった。


「E社」では、ことし3月にも、別のタンクに硫酸の廃液を入れる作業の直後に破裂が起きる事故があり、再発防止に向けた点検などが行われたという。
NHKの取材に対し「E社」は、「原因などは調査中で、詳細についてはコメントできない」としている。


警察や消防などが、当時の状況や事故の原因を詳しく調べている。

 

出典

化学工場で再びタンクが破裂

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044620671.html?t=1479846463755

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

今年3月の事故は下記参照。

 

2016310日 和歌山市の化学薬品製造工場でタンクローリーからタンクに廃硫酸を受け入れ中、タンクが破裂して天板が6m吹き飛ぶ

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5737/

 

 

 

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2016818日付で毎日新聞茨城版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8172153分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午後3時10分ごろ、鹿嶋市光の新日鉄住金鹿島製鉄所内にある鉄製の配管(直径約2m)の一部が破損し、点検中だった協力会社社員の男性(24)が風圧で約20m飛ばされ、全身を強く打って、その場で死亡が確認された。

 

警察や製鉄所によると、配管は高炉に風を送るため、屋外の高さ約7mの地点に設置されている。

複数の作業員が足場に登り、配管の補修工事を数日にわたって行っていた。

当時は、空気漏れなどの点検作業をしていた。

 

圧力テストのため風を送ったところ、破損したという。

配管の一部がめくれ上がっており、警察は、漏れた空気の風圧で男性が吹き飛ばされ地上に転落したとみて、詳しい事故原因を調べている。

 

出典

配管破損 作業員死亡 風圧、20メートル飛ばされ 新日鉄住金鹿島

http://mainichi.jp/articles/20160818/ddl/k08/040/091000c 

新日鉄住金製鉄所で配管破裂=点検中の作業員死亡-茨城

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081700923&g=soc

 

 

81805分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

男性は、送風管に沿って組まれた高さ7mの位置にある足場で作業していた。

 

「ボン」という音がした後、約20m離れた地上の通路に倒れているのを、巡回中の製鉄所社員が発見した。

 

男性が作業していた場所では送風管が数mめくれ上がっており、警察が事故原因を調べている。

 

出典

送風管破裂、24歳男性作業員死亡 20メートル吹き飛ぶ 茨城・鹿島製鉄所

http://www.sankei.com/affairs/news/160818/afr1608180001-n1.html

 

 

 

 

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20168112330分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中国の火力発電所で爆発、21人死亡 調整運転中に蒸気管が破裂

http://www.sankei.com/affairs/news/160811/afr1608110014-n1.html

 

中国湖北省当陽市の火力発電所で、11日、高圧蒸気管が爆発し、少なくとも21人が死亡した。

5人が負傷し、うち3人は重傷という。

中国国営新華社通信が伝えた。

 

新華社によると、建設中の施設で調整運転を行っていた際に、蒸気管が破裂した。

国家安全生産監督管理総局は、同日、現地に特別指揮班を派遣した。

また、現地メディアは、省政府が事故原因と責任について厳重に取り調べていると報じた。

 

173人の犠牲者を出した天津市港湾地区の大規模爆発事故から12日で1年を迎えるが、生産現場の事故は後を絶たない。

安全管理のずさんさや人命軽視の風潮に対し、改めて批判が高まりそうだ。

 

報道によると、発電所の運営企業は2002年に商業登記され、火力発電などを主な業務としている。

 

 

8112339分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

発電所で爆発、21人死亡=相次ぐ事故-中国

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081100497&g=int

 

新華社電によると、中国湖北省当陽市で11日午後、火力発電所施設の高圧蒸気管が爆発し、21人が死亡、重傷者3人を含む5人が負傷した。

蒸気管の破裂により、蒸気が外部に漏れ、何らかの原因で爆発を起こしたとみられる。


昨年8月12日には天津で173人の死者・行方不明者を出した大規模爆発事故が起こるなど、中国各地で安全を軽視した事故が相次いでいる。


今回の爆発現場では、10階建て程度の高さがある施設の壁の大部分が吹き飛ばされるなど、爆発により大規模な爆風が発生したもようだ。

 

 

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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