2019年1月18日23時47分に産経新聞から、落下した庇の写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月19日17時41分に毎日新聞からも、同趣旨の記事が校舎入口の写真付きでネット配信されていた。
大阪府松原市教育委員会は18日、同市立松原南小学校(同市岡)の校舎入り口にかかっているコンクリート製の庇(ひさし)(幅2.1m、奥行き92cm、厚さ16cm、重さ約800kg)が落下したと発表した。
けが人などはなかったが、市教委で原因を調べている。
市教委によると、15日午前7時半ごろ、出勤してきた校長が、庇が根元部分から折れて落下しているのを発見した。
12日夕方には異常はなかったという。
13、14の両日は、職員、児童とも不在だったという。
落ちた庇がかかっていた校舎は鉄筋コンクリート造りの2階建てで、築約60年。
建築基準法に基づき、3年に1度、校舎の検査は行っていたが、庇については検査していなかった。
昨年6月18日の大阪北部地震では、松原市でも震度4を観測したため、地震後、市職員らが同小学校を含め、全22小中学校の校舎を目視で確認したが、その際は異常は認められなかったという。
市教委は17、18日に、同校を含む全市立小中学校22校の庇を点検。
落下につながりそうな亀裂はなかったが、モルタルが老朽化している場所が同校以外の4小中学校で計4カ所発見されたため、付近を立ち入り禁止にするなどして対応。
今後、改修工事を実施するとしている。
出典
『大阪・松原の小学校で重さ800キロの庇落ちる』
https://www.sankei.com/affairs/news/190118/afr1901180055-n1.html
『小学校で800キロのひさし落下、けが人なし 大阪・松原』
https://mainichi.jp/articles/20190119/k00/00m/040/175000c
(ブログ者コメント)
上記記事は「大阪北部地震後の校舎目視確認時、庇に異常はなかった」とも読み取れる。
もし、そうだったとすれば、定期検査では対象外の場所を地震後の点検では確認した・・・という点に、ちょっと違和感。
地震後は落下懸念という視点からの目視確認だったので庇も確認した・・・ということなら話はわかるのだが・・・。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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