2019年1月15日18時46分にNHK鳥取から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日、琴浦町にあるサケの養殖施設の排水溝で大量の魚が死んでいるのを近くで釣りをしていた男性が見つけ、SNSに投稿した。
連絡を受けた施設が調べたところ、施設から海につながる排水溝におよそ500匹のサケが死んでいるのが見つかったという。
施設によると、死がいは養殖していた体長10cmから20cmのサケの稚魚で、今月10日、養殖用の水槽の水をポンプを使って排出する際に、水槽の底に沈んでいたサケの死がいを吸い込み、誤ってそのまま流したとみられるという。
施設は15日までにサケの死がいをすべて回収したという。
この施設では、県や地元の琴浦町から支援を受けてサケの養殖に取り組んでいて、去年8月から「とっとり琴浦グランサーモン」の名前で販売を始めている。
去年4月には、水槽の水を浄化するために使っていたプラスチック片が海に流出するトラブルがあり、琴浦町から口頭で注意を受けていた。
養殖施設を運営する「T養魚場」の萩原社長は、「ご迷惑をおかけし申し訳ありません。排水方法を見直し、再発防止に努めます」と話している。
養殖施設からサケの死がいが流れ出たことを受けて、県は今日、詳しい状況を調べるため職員を現地に派遣した。
排水方法が適切だったかなど、施設の運営について調べることにしている。
出典
『養殖施設からサケ死がい流出』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20190115/4040001903.html
1月14日18時46分にYAHOOニュース(共同通信)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鳥取県琴浦町の地下水を使って養殖され、県と町がブランド化を支援しているギンザケ「とっとり琴浦グランサーモン」約500匹の死骸が排水溝から養殖施設外に流出していたことが14日、養殖会社「T養魚場」(琴浦町)への取材で分かった。
同社は「人為的ミス」と説明している。
同社によると、施設では魚を別の水槽に移す際にポンプでくみ上げており、ポンプの性能上、地下にある管の中に、飼育中に死んだ魚や水がたまる。
本来は水だけを排水溝に流し、魚の死骸は回収して業者に引き渡す。
近くの港で釣りをしていた男性らが13日午後3時ごろ、異臭に気付いた。
出典
『サーモン500匹死骸流出、鳥取 養殖業者「人為的ミス」』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190114-00000081-kyodonews-soci
(ブログ者コメント)
どのような人為ミスだったのだろう?
通常と異なる操作(たとえば取水口が2段あって通常は上側使用だが今回は下側を使用したなど)をした、ということだったのだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。