2023年5月8日12時0分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
前日から降り続いた大雨の影響で、伊丹市で8日未明、川の堤防が壊れ、これまでに市内の10棟余りで浸水の被害が確認されています。
兵庫県によりますと、堤防が壊れた場所では、川底を強化するための工事を行っていた影響で、川幅が通常の半分ほどまで狭くなっていたということで、詳しい状況を調べています。
県や伊丹市によりますと、8日午前0時50分ごろ、伊丹市荒牧6丁目を流れる天神川の堤防が壊れ、周りの住宅街に水が流れ込みました。
県によりますと、これまでに伊丹市で床上浸水が1棟、床下浸水がおよそ10棟、確認されているということです。
堤防は、およそ30メートルにわたって壊れ、周辺の道路に土砂が流れ込んで、複数の乗用車が埋まる被害も出ています。
県によりますと、堤防が壊れた場所では、川底を強化するための工事を行っていた影響で、川幅が通常の半分ほどまで狭くなっていたということです。
県では、去年3月から工事を始め、このうち川幅を狭めて行う作業は、比較的雨が少ない去年11月から今月にかけて行っていたということで、県は「工事で流水能力が低くなっていたところに想定以上の雨が降り、堤防が決壊した」として、現場で詳しい原因を調べています。
【住民は】
7日夜からの大雨で越水した伊丹市の天神川の流域の荒牧地区に住む40代の女性の自宅では、玄関の扉の下付近まで水が及んだということです。
午前1時ごろ、女性が1階の玄関から撮影した映像では、自宅前の道路に茶色く濁った水が流れ、高さ50センチほどまで及んでいる様子が確認できます。
また、別の写真では、自宅前に止められた自転車や自動車のタイヤの半分ほどが泥水につかっている様子がわかります。
女性は、家族と一緒に、玄関や玄関にたまった泥をスコップや水を切るワイパーなどを使って、外に流し出していました。
女性は「私は寝ていて気づかなかったのですが、起きていた息子が窓を開けたらすごい音がしていて、水位がどんどん上がってくるのを見て、私を起こしにきてくれました。外に出ると膝上くらいまで水が上がってきていて、怖くなって避難所に向かいました。朝の5時に避難場所から家に戻ったときには、水位は足首くらいまでになっていました」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20230508/2020021789.html
今月7日から8日にかけて降り続いた大雨の影響で、伊丹市荒牧を流れる天神川の堤防が壊れ、周りの住宅街に水が流れ込み、住宅10棟余りが浸水したほか、40代の女性が避難する途中に足にけがを負いました。
天神川では、川底を強化する工事が進められていて、通常およそ15メートルの川幅を半分ほどに狭めていたところ、想定を超える雨が降り続き、堤防が壊れたとみられています。
周辺の住民からは「水位の上昇をもっと早く知りたかった」などの声が寄せられたため、県は12日、決壊現場の上流と下流のあわせて2か所に水位を監視するカメラを新たに設置しました。
撮影された画像は、県の専用サイト「兵庫県河川ライブカメラシステム」で、12日から一般公開される予定です。
また、今週末に予想されている雨に備え、県は、堤防が壊れた現場の近くに職員らを24時間配置し、水位が一定以上に上昇した場合は、広報車で、周辺の住民に注意を呼びかけることにしています。
県河川整備課の藤木主幹は「監視体制の強化など安全対策を進めることで、周辺住民の皆さんの迅速な避難行動につなげていきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20230512/2020021844.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。