2022年2月16日21時13分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岡山市は16日、O水販(同市南区市場)が販売したフグに毒がある部位が残っている可能性があるとして、同社が自主回収を始めたと発表した。
処理不足が原因。
現時点で健康被害の報告はないという。
市によると、同社は10、12日にスーパーのGマート津高店(岡山市北区津高)などに計22・45キロを販売。
Nフードバスケットの西大寺店(同市東区広谷)と中畝店(倉敷市中畝)にも納品された。
店頭ではパックに小分けされ、ほぼ売り切れたという。
消費者から「(有毒部位の)ひれがついた状態で売られている」と連絡があり、判明した。
2月16日21時8分にNHK岡山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
岡山市のスーパーなどで毒があるフグの部位が販売されていたことがわかり、保健所は,購入した人は絶対に食べずに自主回収を届け出た加工会社に連絡するよう呼びかけています。
岡山市保健所によりますと、鮮魚の加工や販売を行う「O水販」が毒があるフグの部位を販売し、岡山市と倉敷市の3つのスーパーに納品されたということです。
スーパーの買い物客から「ヒレが残ったフグが販売されているが大丈夫なのか」といった連絡が15日、保健所にあり、調べたところ、あわせておよそ22キロが販売されていたということです。
フグのヒレを食べると、しびれなどの症状が出るほか、場合によっては、呼吸が止まって死亡するおそれもあります。
これまでのところ健康被害は確認されていないということですが、岡山市保健所は、購入した人は、絶対に食べないよう注意を呼びかけるとともに、自主回収を届け出た「O水販」に連絡するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20220216/4020011814.html
(ブログ者コメント)
ブログ者は、フグの種類にもよるが、一般的には内臓と皮に毒があり、たまに身に毒があるフグもいる・・・程度の知識は持っていたが、ヒレにまで毒があるとは知らなかった。
しかし考えてみれば、ヒレの表面には皮があるので、さもありなん・・・という感じだ。
それはさておき、今回問題となったフグは、どういう種類だったのだろう?
気になり、調べてみたところ、鮮魚店や料理屋でしばしば見かけるショウサイフグはヒレに毒があるということだった。
もしかすると、そのフグの切り身にヒレが混じっていた、ということかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。