2020年1月6日19時43分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月、三重県伊賀市の児童クラブで男子児童のほおについた油性サインペンのインクを落とそうと支援員が特殊な素材でできたスポンジで誤ってこすり、男子児童が皮膚炎を起こしていたことがわかりました。
運営する社会福祉法人は、このスポンジを人の肌に使っていけないという認識が不足していたなどとして、児童と保護者に謝罪しました。
男子児童が皮膚炎を起こしたのは、伊賀市西条で放課後に子どもたちの受け入れなどをしている「児童クラブW」です。
運営している社会福祉法人によりますと、去年12月、遊んでいた小学2年生の男子児童のほおに油性サインペンのペン先が誤ってあたり、2センチほどの線がつきました。
支援員を務める70代の女性が、水をながし指でこすってもインクが落ちなかったため、特殊な素材でできた「メラミンスポンジ」でこすったところ、男子児童のほおの皮膚に直径2センチほどの丸い炎症ができたということです。
保護者からの訴えを受け、市内の診療所で診察を受けたところ、完全に治るのに1か月ほどかかると診断されたということで、社会福祉法人では誤ってメラミンスポンジを使ったことについて、男子児童と保護者に謝罪しました。
運営する社会福祉法人で伊賀市社会事業協会は、「メラミンスポンジを人の肌に使用してはいけないという認識が不足していた。職員の教育を徹底し、信頼回復に努める」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20200106/3070002699.html
(ブログ者コメント)
メラミンスポンジを人体に使って負傷した事例は、2016年9月に東大阪市の小学校でも起きている。(本ブログで紹介スミ)
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。