2019年4月25日18時35分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6歳以下の子どもが被害を受けた屋内製品による事故が、2017年度までの5年間で125件あったことが、独立行政法人・製品評価技術基盤機構(NITE)のまとめでわかった。
このうち、けががあったのは99件で、ウォーターサーバーからの温水によるやけどが16件で最も多かった。
5月のこどもの日を前に、NITEが25日に集計結果を公表した。
子どもの行動が事故のきっかけになったものもあり、製品の設置の工夫や子どもから目を離さないことなどを呼びかけている。
NITEによると、屋内製品による子どもの死亡事故は、5年間で9件、重傷事故は31件発生。
事故はやけどが46件で一番多く、ウォーターサーバーのほかに加湿器で4件、バッテリーや電池で3件など。
続いて多いのが体の挟み込みの15件で、幼児用いすや扉によるものが計8件だった。
事故発生時の状況別では、保護者が目を離したときが51件だった一方、保護者と一緒のときも32件あった。
子ども1人のときにも15件発生していた。
製品別で最多だったウォーターサーバーの事故では、16年11月に神奈川県の1歳児が温水が出るつまみにつかまり、ぶらさがるような態勢になったところ、チャイルドロックが偶然解除され、温水が流れ出てやけどを負ったケースがあった。
このほか、東京都の1歳児が加熱中の炊飯器のふたに手を触れ、そのまま炊飯器を抱えて後ろに転倒。
中身がこぼれて腹部から両足にかけてやけどを負った事故が、15年7月にあった。
この幼児は普段から、炊飯時に鳴る音に興味を示していたという。
コイン形のリチウム電池を誤飲し、重傷を負った幼児もいた。
大型連休中は、帰省などで、普段とは違う環境で子どもが生活することが多くなる。
NITEの担当者は、「普段、子どもがいないと製品の使い方についてあまり気にしないかもしれないが、チャイルドロックを確認して利用したり、製品近くに子どもを近づけないようにしたりすることがポイントだ」としている。
出典
『屋内製品による子どもの事故、ウォーターサーバーが最多』
https://www.asahi.com/articles/ASM4T4GXXM4TUTIL01M.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。