2019年4月26日8時15分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐賀県は25日、県有施設の水道や電気のメーター計152個が、計量法で定める有効期限を過ぎていたと発表した。
監督する立場の県が法令違反をしていた形で、中には期限を30年過ぎていたメーターもあった。
交換には約300万円かかる見通し。
県資産活用課によると、滋賀県で同様の事例が発覚したことを受け、知事部局と県教育委員会、県警本部が3月18日から91施設5763個のメーターを調査した。
その結果、21施設の152個が期限切れで、全体の2.6%を占めた。
最も古いのは、県警本部の鍋島職員宿舎(佐賀市)の水道メーターで、1989年1月が期限だった。
交換作業を順次、進めている。
問題があったのは、県が県有施設の入居者などに光熱費を請求するために設置した「子メーター」と呼ばれる計量器。
正確性を保つため5~10年の有効期限があり、計量法では期限を過ぎたメーターの使用を禁じ、設置・管理者に交換の義務がある。
老朽化などに伴う料金の過不足があったかは分からないという。
資産活用課など関係各課は、「法令違反に間違いなく、本当に申し訳ない。再発防止に努めたい」と陳謝した。
全施設の管理者に管理台帳の作成を義務付けるほか、県の担当課が全体を管理し、定期的に計量法の周知を図るとしている。
出典
『メーター期限切れ、佐賀県有施設152個が法令違反』
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/367110
(ブログ者コメント)
報道された滋賀県の事例とは、彦根市で起きたもの。
本ブログでも紹介スミ。
彦根市事例の横展開対応は、佐賀県以外の都道府県でも行われていると思うが、以降、そのような情報があっても、特段のもの以外は紹介を割愛する。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。