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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20161281628分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ドライヤーの使用中にコードから火花が出てやけどをしたり、髪の毛が吸い込まれて取れなくなったりしたという事例が、この5年半ほどの間に120件寄せられ、国民生活センターは、コードの損傷などが事故につながっているとして、注意を呼びかけている。


同センターによると、ドライヤーの使用中に危険な目に遭ったり不安を感じたりしたという相談が、ことし10月までの5年半ほどの間に366件寄せられている。


このうち、コードから火花が出るなどしてやけどしたという事例が105件、髪の毛が吸い込まれて取れなくなったり焦げてしまったりしたという事例が15件あったという。


同センターが調べたところ、繰り返しねじられるなどして損傷したコードは局所的に発熱し、実験の結果、損傷した部分から火花が出ることが分かったという。
また、空気を取り込むドライヤーの吸い込み口に髪の毛が近づきすぎると吸い込まれる場合があることも、確認されたという。


同センターは、コードの損傷を防ぐためコードを巻きつけて保管しないようにし、コードの一部が熱くなるなど異常を感じたら使用をやめることなど、注意を呼びかけている。

同センターの村嶋さんは、「ドライヤーは毎日使われるため、家電製品の中でも過酷な状況で使われている。コードを巻きつけて保管しないなど、改めて使い方に気をつけてほしい」と話している。

 

出典

ドライヤーのやけどなどに注意

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161208/5061991.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

国民生活センターHPに掲載されている記事は下記。

ヘアドライヤーの取り扱いに注意-発火、火花の発生によるやけどや、髪の毛が吸い込まれて抜けなくなることも-

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20161208_1.html 

 

以下は序文。

 

ヘアドライヤーは一般家庭に広く普及し、日常的に使用されています。

 

PIO-NETには、20112015年度の間に「ヘアドライヤー」に関する相談が毎年100件以上寄せられています。

この中には危害・危険情報が毎年5070件程度含まれており、「コードの付け根から火花が出てやけどをした」、「髪の毛が吸い込まれて取れなくなり、はさみで切った」等の事例が見られました。

 

そこで、これらの相談事例をもとに、消費者にヘアドライヤーの使用実態等についてのアンケートを実施するとともに、一般家庭で使用中のヘアドライヤーに関する調査、コードの損傷不具合や、ヘアドライヤーによる髪の毛の吸い込みについて再現テストを行い、注意喚起及び情報提供を行います。

 

 

 

 

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201610750分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

滋賀県草津市で、6月、量販店の駐車場に止まっていた軽乗用車の車内から、県内に住む19歳の男女2人の遺体が発見された。


2人に外傷や着衣の乱れはなく、のちに死因は一酸化炭素中毒と判明。

事件か、自殺か…。

車内に練炭など自殺の要因となるものはなく、薬物を使った可能性も否定された。

 「なんやこれは」-。

ベテラン捜査員も思わずうなった不可思議な状況。


県警が車両実験を経て導き出した結論は、一歩間違えば誰にでも起こりうる「特異な事故」だった。

 

「駐車場に止まっている軽乗用車の中で人が倒れている」。

車内で男女2人が死亡しているのが見つかったのは、6月14日午後2時10分ごろ。

量販店の店員からの119番で発覚した。

 

現場を確認した滋賀県警の捜査関係者によると、2人には苦しんだ痕も少しあり、練炭を使って自殺した際の状況にも似ていたという。

 

「長年携わってきて、一見すると、一酸化炭素中毒の状況だが、車内には練炭など自殺の要因となるものはなかった。『なんやこれは』と思った」(捜査関係者)

 

車内には薬瓶やペットボトルなどもなく、薬物による自殺の線も薄いとみられた。

約1週間かけた検視の結果は、やはり一酸化炭素中毒。

女性の直接の死因は吐瀉物による窒息死だったが、一酸化炭素中毒である点は、男性と同じだった。

 

また、監視カメラには、2日前によく似た車が駐車場に入ってくるのが映っており、このときから止まっていた可能性があるという。

 

2人は、どうやって亡くなったのか。

草津署は、2人の乗っていた車が、昨年12月、駐車場で別の車両と後部を接触する事故に遭っていたことに注目した。

 

車両を詳しく調べると、車体の後部のバンパーが多少へこんでおり、マフラーに傷が確認された。

 

そこで同署は、車両を、死亡した2人が発見された当時と同じ状況にして、エンジンを入れるテストを行った。

すると、車を走行させている間は問題なかったが、停車させてエンジンをふかした(アイドリング)状態にすると、車内に一酸化炭素がたまり始めた。

 

こうした検証を経て、同署は、2人の死因について「整備不良による特異な事故」と結論づけた。

アイドリング状態で駐車中に一酸化炭素が車内に流入し中毒死したというもので、発見時にエンジンが止まっていたのは、バッテリーが上がったか、ガス欠が原因とみられた。

 

駐車場などに車を長時間停車させ、車内で友人や恋人と話に花を咲かせた経験のある人は少なくないはず。

それが、命まで奪われるほど恐ろしい一酸化中毒の原因になるのだろうか。

 

車の修理も行っている草津市内の中古自動車販売会社の社長は、「実際に車を見たわけではないが、十分あり得る事故だ」と警鐘を鳴らす。

 

社長によると、車体後部のマフラーでは、エンジン部分で燃料を動力に変えた際に発生する排ガスを外部に排出しており、一酸化炭素だけでなく、二酸化炭素や窒素酸化物も出しているという。

 

二酸化炭素や窒素酸化物より軽い一酸化炭素は、通常上昇するため、マフラーに傷があるとそこから車内へ流入する危険性があるが、走行中は風によって後ろに流れる。

つまり、今回の事故は、停車中だったことが大きな要因となったという。

 

さらに社長は、「軽自動車は車体を軽くするため、部品の強度が普通乗用車に比べて弱く、普通乗用車よりマフラーなどが傷つく可能性が高い」とも指摘する。

 

こうした事故は、ほかにも例がある。

 

国交省自動車局整備課は、「雪などでマフラーの排出口が塞がれて排ガスが逆流する例が多く、外注のマフラーが壊れていたり、排気管に亀裂が入っていたりして、停車中に車内に一酸化炭素が入ってくるケースもある」と説明する。

 

平成23年9月には、駐車場で軽自動車のエンジンをかけたまま停車していた2人が、一酸化炭素中毒で死亡する事故が発生。

原因は、整備不良によって、排ガスの一酸化炭素濃度が基準値を大幅に超え、さらに社外品のマフラーが床下で破損。

この状態でエンジンをかけたまま仮眠したことにより、車室内に高濃度の一酸化炭素が流入した、と判断された。

 

長時間にわたって車を停車させていただけで、命を奪われるような恐ろしい事故に遭う可能性がある。

草津署は、「特異な例ではあるが、実際に起きた。事故を起こしたときだけでなく、車の不具合を感じた際にも、きちんと整備・点検をしてほしい」と注意を呼びかけている。

 

出典

「なんやこれは!」捜査員もうなった不可思議な遺体…軽乗用車内の19歳男女を死に至らしめた原因とは?

http://www.sankei.com/west/news/161007/wst1610070003-n1.html 

 

 

 

 

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20168301637分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午前11時ごろ、名取市増田のマンションの住民から「70代の母親が玄関のドアに指をはさまれた」と消防に通報があった。
指をはさまれた70代の女性は、すぐに近くの病院に運ばれたが、消防によると、左手の中指を切断する大けがだという。


消防によると、現場はマンションの6階の部屋で、女性は「強い風にあおられて閉まった玄関のドアに指をはさんだ」と話しているという。


仙台管区気象台によると、事故のあった名取市では、台風の接近で29日夜から強い風が吹いていて、近くの仙台空港では、午後1時39分に20.6mの最大瞬間風速を観測している。

 

出典

強風でドアに指挟まれ女性けが

http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20160830/5220612.html

 

 

 

 

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20167201138分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

720545分に神戸新聞から、721日付で朝日新聞(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

『座席にアルカリ性洗剤こぼす 女子高生熱傷で全治1年 過失傷害容疑で飲食店従業員書類送検』

http://www.sankei.com/west/news/160720/wst1607200042-n1.html

『JR座席でお尻炎症、全治1年 原因は業務用洗剤』

http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201607/0009300866.shtml 

 

JR山陽線の快速電車内で、今年2月、座席に座った女子高校生が尻にけがをした事件があり、座席に高濃度の液体洗剤をこぼしたとして、兵庫県警姫路署が過失傷害容疑で飲食店従業員の20代の男=同県加古川市=を書類送検していたことが、20日、分かった。

 

同県警の鑑定で、座席に付着していた液体洗剤が10~100倍に薄めて使う高濃度の原液で、男は「自宅で洗い物に使うために持ち帰った」と供述している。

 

書類送検容疑は、2月20日朝、電車内で業務用洗剤を誤って座席にこぼし、同県姫路市内の高校に通う女子生徒(17)=加古川市=にやけどを負わせたとしている。

 

同署によると、女子生徒は登校のため、加古川駅から野洲発網干行き快速電車に乗車。

2人がけの座席の窓側に座った直後に、スカートがぬれていることに気付いた。

座席から、消毒薬のようなにおいがする、直径15cm程度の染みが見つかった。

尻はやけどの症状で、約1年の治療が必要という。

 

男は、勤務先の神戸市内の飲食店にあったアルカリ性の業務用洗剤をペットボトルに入れ、リュックサックで自宅に持ち帰る途中だった。

背負ったまま座席に座り、洗剤が漏れたのに気付かないまま、加古川駅で下車。

入れ替わりで女子生徒が座ったという。

 

 

 

 

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20164973分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

44日付で毎日新聞東京版から、441939分にFNNニュースからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

子どもの誤飲事故の原因として最も多いのはたばこで、全体の20%を占めていることが、厚生労働省の調査でわかった。

 

たばこの誤飲事故は、生後6か月~1歳5か月が9割近くと、小さい子どもに集中しており、厚労省は保護者に注意を呼びかけている。

 

調査は、厚労省が指定する8病院の小児科から報告された2014年度の誤飲事故357件をまとめた。

 

製品別にみると、たばこが72件で最多だった。

室内に置いてあるたばこや灰皿の吸い殻を口にするケースが多かったが、自家用車内で吸い殻を誤飲したケースもあった。

72件中50件では、家庭内に喫煙者がいた。

 

年齢別では、生後6か月~11か月が41件、1歳から1歳5か月が21件で、計62件に上る。


具体的には、1歳の女児がたばこを1~2本のみ込んで顔色が青くなったり、1歳2か月の男児が車内の吸い殻を2本誤飲して嘔吐したりという例があった。

 

たばこ以外では、錠剤などの医薬品・医薬部外品が51件、金属製品43件、プラスチック製品39件の順に多かった。

厚労省は、食品と間違えやすい「パック型洗剤」の誤飲にも注意を呼びかけている。

 

2013年度は、医薬品・医薬部外品がトップだった。

 

出典

子どもの誤飲、たばこが最多保護者に注意喚

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160408-OYT1T50089.html

『子ども誤飲 たばこ首位 14年度72件、厚労省が注意喚起

http://mainichi.jp/articles/20160404/ddm/041/040/076000c

子どもの誤飲事故 タバコが最多に パック型洗剤にも注意喚

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00320672.html

 

 

 

 

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20163291639分に産経新聞から、「海外こぼれ話」として、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

米オクラホマで体調不良を訴えた10歳の少年が、病院で、ウイルス性胃腸炎の疑いと診断された。


しかし、数日たっても症状が治まらず、エックス線検査で8個の磁石を飲み込んだことが原因だったと分かった。


米メディアが伝えた。

 

医師は、複数の磁石がくっつくことで細胞や血流に問題が生じると指摘。「放置されていれば命の危険もあった」としている。


少年は手術を受け、快方に向かっているという。

 

出典URL

http://www.sankei.com/affairs/news/160329/afr1603290027-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

磁石誤飲の危険性については、下記記事参照。

 

2016212日掲載

2016212日報道 NHKの調査によれば複数の強力な磁石を幼児が誤飲し手術した事例が5年で11件、中には胃と腸にあった磁石がくっつき穴が開いた事例も

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5646/

 

 

 

 

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201628231分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29952分にNHK東海NEWS WEBから、28232分に朝日新聞から、2990分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後1時すぎ、JR関西線の四日市発名古屋行き普通上り列車が愛知県弥富駅に停車中、乗客から「車内がアンモニア臭い」と報告があり、JRは、乗客約20人を降ろす措置をとった。

 

警察などによると、同日午後10時ごろ、弥富駅の係員が下り線ホームのごみ箱の異臭に気付き、警察に通報。

警察が中を調べたところ、発酵食品のようなものが見つかった。

中国などで食べる「臭(しゅう)豆腐」とみられ、警察が鑑定を進めている。

 

警察や消防によると、電車の1両目中央付近の座席付近の床に20cmほどの無色透明の液だまりが見つかり、異臭を発していた。

臭豆腐の汁とみられる。

 

この影響で、乗客約20人が後続に乗り換えたほか、同線は約1時間45分、運転を見合わせた。

気分が悪くなった人は、いなかった。

 

臭豆腐は、中国や台湾などで広く食べられている発酵食品で、独特な風味と強烈なにおいが特徴。

乗客が持ち込んだ可能性がある。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20160209/k00/00m/040/096000c

http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160209/5747771.html

http://www.asahi.com/articles/ASJ2876GGJ28OIPE036.html

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016020990085951.html

 

 

 

 

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2016212037分にNHK首都圏NEWS WEBから、『複数の磁石誤飲で手術の場合も』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

子どもが誤って複数の磁石を飲み込み、体の中で腸などを挟み込んでくっついてしまい、手術をしたケースが、この5年間に少なくとも11件起きていたことが分かった。
アメリカやEUなどでは、おもちゃへの磁石の使用を制限するなどの対策が行われていて、専門家は、「日本でも実態を把握するシステムを作り、対策につなげる必要がある」と指摘している。

これは、NHKが、専門の学会や小児科の専門誌などに報告された磁石を誤飲した事例を調べたもの。


その結果、誤飲した複数の磁石が体の中で腸などの壁を挟み込んだままくっついてしまい、開腹手術や内視鏡などで取り出したケースが、この5年間に全国で少なくとも11件起こっていたことが分かった。


幼い子どもがおもちゃなどに使われている小さな磁石を飲み込むケースが多く、なかには、腸が挟み込まれたため腸の壁に穴が開いて危険な状態になった子どももいた。


磁石の誤飲事故を巡っては、アメリカやEUでは、子ども向けのおもちゃに強力な磁石を使うことが制限されているほか、最近は、レアアースから作る「ネオジム磁石」と呼ばれる、小さくても極めて強力な磁石が普及したことなどから、おもちゃ以外での使用も規制する動きが出てきている。


一方、日本では、おもちゃの業界団体が独自の規格を設けるなどして注意を呼びかけているものの、国の規制などはなく、実態の把握もできていないということで、子どもの事故に詳しい医師の山中龍宏さんは、「事故は、実際にはかなりの数起きていることが予想される。どのような製品によって事故がどれくらい起きているのかについて実態を把握するシステムを作り、対策につなげる必要がある」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160212/5589641.html

 

 

(以下は、活字化されていないナレーションなど)

 

最近は、強力な磁石がさまざまな商品に使われている。

(映像;ブログ者解説)

女性アナウンサーが、磁石どうしがチェーンのようにつながった製品から一つの磁石を外してみせたが、結構、力が要る模様。

そして、外した5mmぐらいの磁石を手のひらに置き、別の磁石を5cmぐらいに近づけると、手のひらの磁石が別の磁石に向け、吸い付くように飛んで行った。

 

メーカー側も、注意を呼び掛けている。

日本玩具協会は、子供の口に入る大きさの強力な磁石使用なら、安全なおもちゃにつける「STマーク」を認定しないようにしている。

 

11件は氷山の一角だという指摘もある。

 

好奇心のおうせいな小さな子供。なんでも口に入れようとする。もしそれが磁石だったら?内臓に穴が開くことがある。

(内視鏡写真)

磁石が胃の壁にめりこんでいる。

(日本の事例)

2cm程度の細長い磁石を2個飲み込んだ1歳5ケ月の女児のレントゲン写真。

当初は、1個が胃に、もう一個が腸にあり、離れていたので経過観察扱いにしていたが、翌日嘔吐したので再度調べると、胃と腸を挟み複雑な形でくっついていて、3ケ所に穴が開いていた。

(診察した医師談)

粘膜も筋肉もずっと押し潰されていたことで腐った。一歩間違って血管を傷つけていれば、おなかの中が大量に出血し、危険な状態だった。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ブログ者は、強力磁石の誤飲問題を初めて知った。

本ブログでは、原則、約1週間遅れで報道記事を掲載しているが、本報道は6分強の放映で、活字化されていない情報もかなりあるため、当日掲載とした。

NHK首都圏NEWS WEBにつき、2月18日(木)まで元記事にアクセスできる。

 

 

 

 

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2015121810分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

商品と一緒にドライアイスを密閉して保冷袋に入れたため袋が破裂してけがをしたとして、大阪府茨木市の40代女性が、滋賀県竜王町の乳製品製造販売会社「K社」に損害賠償を求めていた訴訟の判決が17日、大阪地裁であった。
松永裁判官は、店員に過失があったとして、同社に約27万6千円の支払いを命じた。

判決によると、2013年8月、女性の知人が同社経営の「K本店」でプリンなどを購入。
その際、店員が保冷袋に商品とドライアイスを入れて密封した。
その後、知人から商品を受け取った女性が袋をつかんだ瞬間に破裂し、女性は首や背中の捻挫を負った。

出典URL

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20151217000183

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ブログ者は、つい最近、冷凍食品と一緒に送られてきた、ドライアイスだけが入った袋をつかんだことがある。

その袋はといえば、中のドライアイスが全量昇華してパンパン状態。

しかし、つかむと指の部分が若干凹む程度のパンパンさで、仮に穴を開けたとしても中のガスがプシューっと出るだけ・・・そんな感じだった。

 

今回の事例は、商品と同じ袋にドライアイスを入れていたようだが、思うに、「店員の過失」とは、袋の容積に応じたドライアイスの投入量があったものの、たとえばお持ち帰り時間が長いなどの理由で、その量をオーバーして入れてしまった・・・ということだったのだろうか?

 

 

 

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2015102136分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国民生活センターは1日、インテリア用品として売られている水で膨らむボール状の樹脂製品を2歳女児が誤ってのみ込み、腸がふさがれる重症事故が発生したと発表し、注意を呼びかけた。
女児は開腹手術で製品を摘出し、一命を取り留めた。
直径1~1.5cmほどの製品が4cmほどに膨らんでいたという。

発表によると、同様の品は100円ショップなどで売られている。
赤や青などに着色されており、透明な器に入れて飾る。
「高吸水性樹脂」などと呼ばれるものを用いており、吸水すると膨らみ、ゲル状になる。

女児は、今年6月に嘔吐が続いて受診し、開腹手術したところ、十二指腸から製品が見つかった。
手術前の検査では、異物を見つけられなかった。
症状が出てから摘出まで7日間、体内に残っていた。
保護者は、「引っ越しの際に出てきたものを誤飲したかもしれない」と話したという。

米国でも、生後8カ月の乳児が同様の製品を誤飲し、手術で取り除いた例があるという。
センターは、「高吸水性樹脂はX線撮影で写らない可能性が高い。乳幼児の目や手の届かない場所に保管し、絶対に誤飲しない環境にしてほしい」と呼びかけた。

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASHB15D0SHB1UTFL00H.html

 

 

1012139分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

国民生活センターは1日、樹脂製のインテリア用ボール(直径約1cm)を誤飲した2歳の女児が十二指腸閉塞になり、肝障害と膵炎を引き起こす重症事故が今年6月に発生したと発表した。
ボールは水を吸って膨らむようにできており、体内で直径約4cm大になっていた。

エックス線検査で樹脂製ボールは映らないため把握できず、開腹手術で誤飲が判明した。

ボールは100円ショップなどで、「高吸水性樹脂」「アクリルポリマー」「吸水性ポリマー」といった表示で売られている。
カラフルな色で、「ビーズ」とも呼ばれる。
水を吸って膨らませると、弾力があり崩れないゼリー状の球になる。元に戻りにくいのが特徴。
飾りとして人気だという。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20151002k0000m040089000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

国民生活センターから10月1日付で公表された内容は、下記参照。

 

『幼児が水で膨らむボール状の樹脂製品を誤飲-十二指腸閉塞、開腹手術により摘出-』

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20151001_1.html 

 

 

 

 

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2015918208分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月9日午後9時半ごろ、長崎市のコンビニエンスストアでレジ付近に置かれていた缶コーヒーのアルミ製のボトルが破裂し、中身の液体が2mから3m飛び散った。
警察で、破裂したボトルの中身の液体を鑑定した結果、一般に販売されているアルカリ性の洗剤の成分が検出されたという。

警察によると、この洗剤の成分がボトルの素材のアルミニウムと化学反応を起こして水素が発生し、ボトルのふたが閉まっていたために充満して破裂した可能性が高いことが分かった。

警察は、ボトルをレジに置いた長崎市の30代の男性に事情を聞いたところ、「会社にあった洗剤をボトルに入れて自宅に持ち帰る途中、コンビニエンスストアで買い物したときにレジに置き忘れた」と話しており、事件性はないと判断したという。

この事故によるけが人は、いなかった。

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035036961.html?t=1442640951814

 

 

以下は、トラブル発生当時の記事。ほぼすべてのメディアで、事件扱いされていた。

 

912日付 毎日新聞西部版)

長崎県警は11日、長崎市勝山町のコンビニエンスストアで9日午後9時半ごろ、客の男が店内に放置したコーヒー缶が破裂したと発表した。
威力業務妨害容疑で捜査している。

県警によると、同日午後8時半ごろ、男が来店し清涼飲料水を数点購入後、レジ近くの台の上に自ら持ち込んだアルミニウム製コーヒー缶(400mℓ入り)を置き、店を出た。
約1時間後、「パーン」という音とともに缶が破裂し、中から茶色の液体が飛び散った。
客が数人いたが、けがはなかった。
男は店内の防犯カメラに映っており、中年で中肉中背だった。

http://mainichi.jp/area/news/20150912ddp041040027000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

同様のトラブルは、過去にも起きている。

 

20121026日掲載

20121020日 文京区の地下鉄丸ノ内線で、乗客が勤務先から小分けして持っていた業務用強力洗剤入りのアルミ缶が破裂、アルカリとアルミが反応して発生した水素が原因 (修正1)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2390/

 

 

 

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2015820135分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

強化ガラス製の鍋ぶたや食器が突然、粉々に割れる事故の情報が、2012年4月以降の約3年間に少なくとも45件寄せられていることが20日、消費者庁や製品評価技術基盤機構(NITE)への取材による集計で分かった。
うち8件では、割れた破片で指を切るなどのけがをしていた。

強化ガラスは、表面に細かな傷があると急な温度変化などで激しく砕け散る恐れがあるという。
消費者庁は12年に注意喚起しているが、それ以降も同種の事故が後を絶たないため、再度注意を呼び掛ける方針だ。
事故があった製品の内訳は、鍋やフライパンのふたが多く28件。それ以外のグラス、ボウル、皿などの食器が計17件。

ふたは、調理中に割れて飛び散るケースが目立つ。
岩手県で13年11月、調理中に飛散し、そばにいた人がすり傷を負ったほか、大阪府でも12年12月、ガラス片が足に刺さる事故があった。
グラスは、食器洗い機から取り出した途端に飛散したり、洗った後に伏せた際に割れたりしたケースがあった。

消費者庁は、対策として、

・傷やひびが入った製品は使わない、

・高温の状態で水に入れず十分に冷やしてから洗う、

・洗う際はガラスを傷つける金属製たわしを使わない
ことなどを呼び掛けている。

ほかに、テレビ台やドラム式洗濯乾燥機のドア部分、電子レンジの扉部分などの強化ガラスが割れる同種の事故も12年4月以降、少なくとも約60件起きている。
今年5月には、ダイニングテーブルのガラスが食事中に飛散し、その場にいた人が軽傷を負った。

強化ガラス製品の事故情報は、09年11月以降の約1年半に約40件寄せられ、同庁が12年4月に注意喚起している。

出典URL

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H01_Q5A820C1000000/


8
261659分に産経新聞からは、消費者庁が呼びかけたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。なお、記事中の事故件数は、平成20年(2008年)度以降の数字となっている。

消費者庁は26日、強化ガラス製の鍋やフライパンなどのふたが突然、粉々に割れる事故が平成20年度以降に85件寄せられ、11人が割れた破片で指を切るなど軽傷を負ったとして注意を呼び掛けた。
24年4月にも注意喚起したが、その後も46件の事故情報があり、再度の注意喚起となった。

強化ガラス製のふたは、急激な衝撃を与えないなどの注意をラベル表示することが家庭用品品質表示法などで義務付けられている。

消費者庁が今年4月以降、国内企業の強化ガラス製のふた38商品で表示が適切か調査した結果、9商品で表示がなかったり、表示ラベルが容易にはがれたり不適切だった。
同庁は7月、対象メーカーに改善を指導した。

強化ガラス製のふたは
表面に細かな傷があると急な温度変化などで激しく砕け散る恐れがある。
消費者庁は、洗う際に高温のまま水に入れず、金属製たわしなどは使わないよう求めている。

出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150826/afr1508260015-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

消費者庁からのニュースリリースは、下記参照。
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150826kouhyou_1.pdf

本件、消費者庁以外、2009年7月22日付で国民生活センターHPにも、「強化ガラス製食器の破損事故」というタイトルで、事例や問題点、事業者や行政への要望、消費者へのアドバイスなどが実験映像とともに詳しく掲載されている。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20090722_2.html

 

 

 

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201572730分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

アルミ風船がトンネル内を浮遊していたため、みなとみらい線は26日、1日に2回、運転を見合わせるトラブルに見舞われた。

 

横浜高速鉄道運転指令所によると、同日午後2時40分ごろ、新高島駅を出発した運転士が、10~20m下ったトンネル内の架線付近で、アルミ風船が浮遊しているのを発見、緊急停止した。

駅員が確認したところ、風船が駅構内の屋根に移動したため、約10分後に全線で運転を再開した。

 

同日午後8時45分ごろにも、馬車道駅から20m近く下ったトンネル内の架線付近で、運転士が風船を発見。

撤去作業のため、全線で約1時間にわたり、運転を見合わせた。

 

運転指令所によると、アルミ風船が架線に接触すると、電気トラブルを引き起こす恐れがある。

いずれも、みなとみらい21地区の商業施設で開かれた車関連のイベントで配られた風船だったという。

 

出典URL

http://www.kanaloco.jp/article/111589 

 

 

 

 

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2015212日付で札幌テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

212116分に産経新聞から、2121221分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大雪に見舞われた留萌市で、痛ましい事故があった。

車庫の中でバーナーを使って雪を溶かす作業をしていた男性が、服に引火した状態で発見され、死亡した。
住宅に組み込まれた車庫。留萌の事故は、この中で起きた。

 

12日午前4時5分ごろ、半田さん(51)が、服に火がついた状態で倒れていたところを発見された。

半田さんは病院に搬送されたが、死亡した。


(
樋口記者)

「半田さんが発見された際、車庫のシャッターは閉まった状態だったということです」

警察によると、半田さんは深夜0時半頃から除雪をしていて、独自の方法で雪を溶かしていたという。
車庫の中にシンクのようなモノを用意し、そこに雪を入れる。これをキャンプ用のバーナーなどを使ってあたためていたという。半田さん自作の融雪槽だった。

 

警察によると、車庫の中は煙が充満していたという。

警察が半田さんの妻に話を聞いたところ、半田さんは、ふだんから車庫の周辺の雪をとかすためにバーナーを使っていて、12日も午前0時半ごろに「除雪をしてくる」と言って外に出ていったという。


留萌市は昨夜から再び大雪に見舞われた。

午前2時の時点で積雪は132cmに達し、留萌市平均の倍を記録していた。

死亡した半田さんの家の前にも、高い雪山ができていた。


(
留萌市民)

「ひどい雪だ…」「きのうは寝る前に除雪した。きょうになってまた積もった」


大雪で市民が雪捨て場に困る中で起きた今回の事故。

警察は、半田さんが一酸化炭素中毒になったあとバーナーの火が服に引火した可能性も含め、あす遺体を司法解剖し、事故の原因を調べることにしている。

 

出典URL

http://www.stv.ne.jp/news/index.html

http://www.sankei.com/affairs/news/150212/afr1502120010-n1.html

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150212/5392131.html

 

 

 

(2015年3月22日 修正1 ;追記)

 

2015212日付の北海道新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。

 

半田さんは午前0時半ごろから自宅周辺の除雪をしており、就寝中の妻がきな臭いにおいに気付いて車庫を確認したところ、シャッターが下りた車庫内に煙が充満していたという。

 

半田さんが倒れていた近くにはキャンプ用の複数のバーナーがあった。

半田さんの衣服は腰や背中付近が焼けており、作業中に火が燃え移った可能性もあるとみて、詳しい状況や死因を調べている。

 

 

 

 

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20141241949分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

みそ汁やコーヒーなどを電子レンジなどで温めた際に、急に沸騰して噴き上がる「突沸」と呼ばれる現象が起こり、やけどをする事例が相次いでいると国民生活センターが4日、発表した。

「冬の間は飲食物を温めることが多くなる」と、注意を呼びかけている。

 

液体の飲食物を加熱した時に、うまく対流しないことなどが原因で、沸点に達しても水蒸気の泡が出ないことがある。

その状態で振動を与えたり加熱を続けたりすると、突然泡が噴き出して中身が飛び散ることがある。これが突沸だ。

調味料を加えた時など、小さなきっかけでも起こりうる。

 

センターによると、突沸でやけどなどを負ったという情報が、2009年4月以降35件寄せられた。

「電子レンジで豆乳を加熱した。外に出してのぞきこむと、突沸が起こり顔をやけどした」などだ。

顔の被害が半分を占め、1カ月以上のけがが8件あった。

危害のおそれがある「危険」事例も33件あった。

これとは別に、医療機関からも、やけどの事例が2件寄せられた。


突沸は、ガスコンロやIHクッキングヒーターでも起きることがある。

みそ汁やカレーなど、とろみのある食品は、より注意が必要だ。

 

センターは、

①電子レンジでは飲み物を温めすぎない

②温めすぎた場合は1、2分は待って外に出す

③ガスコンロなどでみそ汁などを温めるときは、火力を弱めにして、かき混ぜる

などの注意点を挙げている。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASGD45413GD4UTFL002.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○国民生活センターのHPに掲載されている当該記事は下記。

「過熱」というキーワードを使うなどして、詳細に解説されている。

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20141204_1.html

 

○ブログ者も、沸騰した鍋にうどんを入れる際、必ずといっていいほど、軽度の突沸現象を経験している。

 

 

 

 

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2014624746分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

機械メーカー「的場電機製作所」は23日、同社製の家庭用ローラー式電気マッサージ器を使った山梨県内の80歳代女性が今年5月、ローラーに衣服を巻き込まれて窒息死する事故があったと発表した。

同様の死亡事故は1999年以降、今回で5件目となり、同社は「使用を中止してほしい」と呼び掛けている。

 

厚生労働省も同日、同種製品の製造販売業者に対し、ひもや衣服を巻き込む恐れがないか自主点検を行うよう都道府県を通じて指示するとともに、消費者庁や業界団体などを通じ、消費者に適正な使用を求めた。

 

問題の製品は、的場電機製作所が83~90年に約42万台を販売した足用のマッサージ器「アルビシェイプアップローラー」。

同社によると、死亡した女性は、布製のカバーを外した状態で、椅子と背中の間で使っていたところ、上着がローラーに巻き込まれて首が締めつけられ、窒息死したとみられるという。

 

同じ製品を使った40~60歳代の女性4人が99~2012年の間、いずれもカバーなしで首などに使用し、衣服が巻き込まれて死亡した。

取扱説明書には、カバーなしで使用しないよう注意書きがあり、同社は「商品の欠陥ではない」として回収しないが、この製品と、同社が1988~96年に約36万台を販売した同種製品「シェイプアップローラー2」には、無理な力がかかった際にローラーが停止する安全装置がないという。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140623-OYT1T50122.html

 

 

624859分に朝日新聞からも、同趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

事故が起きたのは足裏用の「アルビシェイプアップローラー」。専用の布カバーを付けたローラーの上に足をのせて使う。


同社によると、女性は今年5月9日ごろ、いすの背と背中の間に、布カバーを外したマッサージ器を挟んで背中にあてて使っていたところ、衣類が巻き込まれたという。

 

同社は88~96年に販売した後継機種「シェイプアップローラーⅡ」でも使用中止を呼びかけている。

現在の型はカバーがねじで固定され、負荷がかかると停止する安全装置がついているという。

 

出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG6R4VS8G6RULBJ00S.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

製品安全は本ブログの掲載対象外であるが、

○機械を正しくない方法で使ったための事故

○思いもしない使われ方をして事故になることがある

という2点が気になったので、紹介する。

 

 

 

 

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20141221430分に読売新聞から、1221355分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日午前10時10分頃、名古屋市中村区のJR名古屋駅新幹線ホームの待合室で、薬剤師の女性(29)が、手提げ袋内の強硝酸入りの瓶(500cc)をいすにぶつけて割り、中の硝酸が足にかかって軽いやけどを負った。


他の乗客や新幹線の運行に影響はなかったが、女性は硝酸を処理しようと、新幹線改札口近くの女性用トイレに持ち込んだため、このトイレが約2時間にわたって使用できなくなった。

また、こぼれた硝酸の異臭で、ホームと改札口の間の階段1か所が約1時間封鎖された。


警察によると、女性は勤務する薬局チェーンの滋賀県の店舗で不要になった塩酸と硝酸を計4本の瓶(いずれも500cc)に入れ、安城市の店舗へ運ぶ途中だったという。

警察は、劇物が新幹線車内に持ち込まれる恐れがあったとして、経緯について女性から事情を聞いている。

 

濃度10%を超える硝酸は毒劇物法で劇物に指定され、量により運搬方法などが定められている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140122-OYT1T00631.htm

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014012290135512.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

硝酸を電車に持ち込んで運ぶことの可否に関し、関係法令には以下のような規定がある。

これらを見る限り、電車に持ち込んで運ぶことは、毒物劇物取締法ではなく、鉄道運輸規程に違反する行為の模様。

 

(毒物及び劇物取締法)

11

 毒物劇物営業者及び特定毒物研究者は、その製造所、営業所若しくは店舗又は研究所の外において毒物若しくは劇物又は前項の政令で定める物を運搬する場合には、これらの物が飛散し、漏れ、流れ出、又はしみ出ることを防ぐのに必要な措置を講じなければならない。

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S25/S25HO303.html

 

(鉄道運輸規程) ※ブログ者注;未だ、このような文体らしい。

第二章 旅客運送

第二十三条  旅客ハ自ラ携帯シ得ル物品ニシテ左ノ各号ノ一ニ該当セザルモノニ限リ之ヲ客車内ニ持込ムコトヲ得

 爆発質、自然発火質、腐蝕質其ノ他危害ヲ他ニ及ボスベキ虞アル物品但シ銃用実包又ハ銃用空包ニシテ二百箇以内(業務上ノ必要ニヨリ銃用実包又ハ銃用空包ヲ携帯スル者ガソノ者ノ専用ニ供スル列車ニ乗車スル場合ハ五百箇以内)、銃用雷管又ハ銃用雷管附薬莢ニシテ四百箇以内、銃用火薬ニシテ容器荷造共一瓩以内及導火線又ハ電気導火線ニシテ容器荷造共三瓩以内ヲ超エサルモノヲ除ク

 酒類、油類其ノ他引火シ易キ物品但シ旅行中使用スル少量ノモノヲ除ク

 煖炉及焜炉但シ懐中用ノモノ又ハ直ニ使用シ得ザルモノヲ除ク

 死体

 動物但シ鉄道ニ於テ客車内ニ携帯スルコトヲ許諾シタル小動物ニシテ同乗者ニ迷惑ヲ及ボスベキ虞ナキモノヲ除ク

 不潔、臭気等ノ為同乗者ニ迷惑ヲ及ボスベキ虞アル物品

 座席又ハ通路ヲ塞グベキ虞アル物品及客車ヲ毀損スベキ虞アル物品

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S17/S17F01301000003.html

 

 

ちなみに消防法では、鉄道による運搬は同法の適用除外になっている模様。

 

第三章 危険物

第十六条  危険物の運搬は、その容器、積載方法及び運搬方法について政令で定める技術上の基準に従つてこれをしなければならない。

第十六条の九  この章の規定は、航空機、船舶、鉄道又は軌道による危険物の貯蔵、取扱い又は運搬には、これを適用しない。

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO186.html

 

 

 

 

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2014191138分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前11時20分頃、堺郵便局(大阪府堺市堺区)から、「2階の職員用トイレから卵の腐ったような臭いがする」と消防に通報があった。
消防車約12台が出動し、消防隊員らが調査。ガスなどは検知されなかったが、異臭の前にトイレ清掃員が普段と違う洗剤を使っており、この洗剤を水で流すなどした際に異臭が出ることがわかった。

警察で、関連があるかどうか調べている。


警察などによると、郵便局内に当時、職員や客ら計約140人がいたが、全員避難し、被害はなかった。業務も3時間止まったが、大きな影響はなかったという。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140109-OYT1T00385.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

洗剤を使っただけで異臭がでるようでは困る。

こういったケースでよくあるのが、前に使っていた洗剤が排水溝に残っていて、それと反応して・・・ということだが、さて、どうだったのだろうか?

 

 

 

 

 

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201312151119分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真ならびに図解付きでネット配信されていた。


ロウソク立てに水分が残った状態でロウソクを使用すると、ごくまれに、火が付いた芯がはじけ飛んで火災につながるケースがあることが、大阪府枚方寝屋川消防組合消防本部の実験でわかった。
同本部は市民に使い方の注意を呼びかけ、ロウソクメーカー各社も、実験結果を受けて商品に注意書きを添えるなどの対策を検討し始めた。


今年2月、枚方市内の民家で、居間の障子の一部が燃える火災が起きた。
同本部の調査隊員が調べたところ、現場にはロウソク立てがあったが、障子からは24cm離れ、倒れた形跡もないことから、ロウソクの火が直接障子に燃え移る状態には見えなかった。

住民が、「前日にロウソク立てを洗った」と話していたことから、同本部は、ロウソク立てに残った水分が影響した可能性もあると考え、実験を始めた。


受け皿に数滴の水を入れた状態で、ロウソクを燃焼させた。
成分の違う様々な種類のロウソクを使って実験を繰り返したところ、ごくまれに、ロウソクが燃え尽きる直前、火が付いたままの芯が、ロウソク立てから落下したり、飛び上がったりすることが確認された。
数10cm飛ぶこともあった。ロウソク立てが乾いている際は飛ばなかった。


同本部は、受け皿に残った水が、ロウソクの熱で沸騰し、受け皿にたまったロウを破裂させることが原因とみる。
実験は、気象条件なども変えて今も続けており、同本部によると、寒くて空気が乾燥した状態で起こりやすいという。
同本部は、この現象による火災は、これまでにも起きていた可能性があるとみている。


出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131214-OYT1T00730.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ごく小規模の水蒸気爆発が起きているということかもしれない。

福知山花火大会での事故など、今年はマサカと思う事故が多いと感じているが、これもその一つだ。

 

 

 

 

(2014年7月20日 修正1 ;追記)

 

201471781分に朝日新聞から、前報からかなり時間が経ってはいるが、同趣旨の記事がこれも写真付きでネット配信されていた。

 

ぬれたろうそく立てでろうそくを使うと、火がついた芯が飛び、火災を招く恐れがある。

総務省消防庁は「溶けたろうと水分が反応した際に起きる現象」として、メーカーとともに注意を呼びかけている。


この現象を突き止めたのは大阪府の枚方寝屋川消防組合本部。

昨年2月、枚方市の住宅で居間の障子が燃えるぼやが発生。現場近くにろうそく立てが置かれていたが倒れた形跡はなかった。

住人は,「使う前に、ろうそく立てを水で洗った」と話した。


同本部はろうそく立ての受け皿部分に水滴をたらして再現実験を開始。

ろうそくが燃え尽きる直前、最後に残った数mmの芯が受け皿から「パチッ」と音を立てて跳ね上がった。

数種類のろうそくで約600回実験を繰り返し、20回(約3%)確認した。最大で約50cmはじけ飛んだ。


消防庁・消防研究センターも同じ実験をし、「受け皿に残った水分が、溶けた高温のろうと接触して瞬間的に気化し、空気が膨らむ力で芯が跳ね上がった」と分析した。


同本部警防課の多田さん(40)は、「今回はろうそく立てが残っていたため原因が判明したが、こうした火災が過去にも起きていた可能性はある」と話す。


全日本ローソク工業会(東京都)は、ろうそくメーカーに対し、取り扱い説明書に「水分が残っている場合は完全に拭き取って下さい」などと記載するよう求めた。

工業会の鳥居会長(61)は、「安全な使い方のPRに力を入れていきたい」と話す。

 

出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG7J3FD5G7JUTIL00F.html

 

 

 

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201311221839分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

石油暖房機器を使う季節を迎え、国民生活センターは21日、長期間保管したり不純物が混入したりした不良灯油を使わないよう呼びかけた。

ストーブの中に残っていた昨シーズンの灯油をそのまま使うと、消火できなくなったり煙が出たりする故障につながる恐れがあるという。

 

灯油は、長期間保管すると紫外線や熱の影響で酸化して黄色や茶色に変色し、酸っぱいにおいがする。

ふたの閉め忘れで雨水が入るなど不純物が混じることもある。

このような灯油を使うと、暖房機器の着火部の芯にタールが付着し、緊急消火ボタンを押しても火が消えづらくなる。

 

同センターには、このようなトラブルの相談が2008年度以降123件寄せられている。

「シーズンを持ち越した灯油は使わないようにし、捨てる場合は購入した店に相談してほしい」と話している。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/TKY201311220110.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、同センターHPに掲載されている発表資料。

センターがテストした結果や消費者へのアドバイスなどが掲載されている。

 

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20131121_1.html

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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