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(ブログ者コメント)
調べたところ、今回のような多くの車が巻き込まれた事故は、過去に何回か起きている。
以下はブログ者の目に留まった事例。
いずれも場所は高速道、季節は冬だ。
・2024年3月、長野県小諸市の高速道で48台。原因は濃霧。
https://www.fnn.jp/articles/-/666719?display=full )
・2021年1月、宮城県大崎市の高速道で130台強。原因はホワイトアウト。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG1944U0Z10C21A1000000/
・1992年3月、北海道の恵庭~千歳間の高速道で186台。原因は気象急変による視界不良。
(ウィキペディア)
以下は今回の報道。
2025年12月27日20時2分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬県みなかみ町の関越自動車道下り線水上インターチェンジ(IC)の近くで26日夜、乗用車やトラックなど計67台が絡む多重事故が発生した。
このうち20台が炎上し、2人が死亡、26人が重軽傷を負った。
路面は圧雪状態で滑りやすくなっていた。
湯沢IC―月夜野IC間の上下線で通行止めが続き、解除の見通しは立っていない。
県警高速隊によると、26日午後7時25分頃、中型トラックがスリップして横向きに停止したところに大型トラック1台が衝突。
その後、約300メートルの間で後続車が次々に追突するなどし、1台から出火して燃え広がった。
火は約7時間半後に消し止められた。
この事故で、家族が運転する乗用車の後部座席に乗っていた東京都調布市の女性(77)が多発外傷で死亡し、全焼した大型トラックの運転席から性別不明の1人の遺体が見つかった。
現場は片側2車線の下り坂で緩やかな左カーブ。
当時、みなかみ町には大雪警報が出ていた。
事故でトラックが全焼した新潟市の男性運転手(56)は、右側を走る別のトラックがガードレールを擦りながら追突する様子を目撃し、後方からは「ドカーン」という爆発音を聞いた。
自身の車にも後続車が衝突し、「本当に死ぬかと思った」。
車外に出ると、「助けてくれ」との男性の声が聞こえたという。
現場では27日、事故車両のレッカー移動が始まった。
東日本高速道路によると、車両の撤去後も道路の安全確認などが必要となるため、解除までに時間を要する見通しだという。
同社は関越道の利用を控え、上信越道や磐越道などを通る広域迂回ルートを使うよう呼びかけている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20251227-GYT1T00179/
12月27日20時42分にNHKからは、先頭側で起きた衝突事故で女性は死亡した、性別不明の遺体が見つかったトラックは真ん中付近に止まっていた、スリップした車をよけようとした車が追い越し車線に出てきたのが事故の発端?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故の現場は水上インターチェンジから南側へおよそ300メートル。
片側2車線の緩やかな左カーブや先に続く直線道路のおよそ300メートルの区間で多数の車による衝突事故が相次ぎました。
警察によりますと、先頭側で起きた衝突事故で77歳の女性が死亡したとみられ、車内から性別の分からない1人が遺体で見つかった大型トラックは、区間の真ん中付近に止まっていたということです。
警察は凍結した路面でのスリップが原因とみて、詳しい状況を調べています。
神奈川県から実家に帰省する途中に事故に巻き込まれたという60代の男性は「追い越し車線を走っていたら、走行車線を走る前の車がスリップし、それをよけようとした車が追い越し車線側に出てきて事故に巻き込まれた。その直後、後続の車のほうから、爆発音のような音がして後ろを見たら火があがっていた。危険だからと係員に誘導され、歩いて近くの料金所に避難した。昨夜は50人ほどが料金所のそばの建物内に身を寄せていて、中には廊下で寝ている人もいた」と話していました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015015301000
12月27日11時58分に読売新聞からは、「カーブゆえ見えた時はぶつかっていた」と話した人や現場で「ハサミはありませんか」と叫ぶ人もいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故は圧雪状態の路面で発生。
スリップして停止したトラックの後方で車が連鎖的に衝突し、出火した。
事故に居合わせた人たちは車に火が迫る中、互いに声をかけて脱出した。
新潟市江南区のトラック運転手男性(52)は「カーブで視界が悪く、見えた時には間に合わずにぶつかった。後ろの車がぶつかる『ドスン』という音が次々と聞こえた。車内にいると『降りて』と言いながら逃げる人がいて、後ろを見ると炎が上がっていた。逃げる途中、シートベルトを切るために『ハサミはありませんか』と叫ぶ人もいて、慌てて持っていたハサミを手渡した。こんな事故は初めて」と声を震わせた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20251227-GYT1T00123/
12月29日18時47分に朝日新聞からは、警察が最初の事故の処理中に後続車の衝突が相次いだ、最初にスリップした車は冬用タイヤを装着していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日夜に起きた車67台の多重事故は、最初のスリップ事故の2台が路肩に移動した後に、別の事故が相次いでいたことが県警への取材で分かった。
県警高速隊によると、26日午後7時半ごろ、関越道水上インターチェンジ付近で、雪でスリップ事故を起こした中型トラックに大型トラックが追突した。
警察官が現場に着いた時、この2台は路肩に移動済みだったが、付近ではほかに、3~5台が関係する複数の事故が起きていたという。
スリップしてガードレールに衝突したとみられる車や、衝突した複数の車があった。
その後、警察官による事故処理中にも後続車の衝突が相次ぎ、火災が起きたとみられるという。
また、最初の事故の中型トラックは冬用タイヤを装着していたという。
12月28日4時35分に毎日新聞からは、因果関係は不明だが現場下流の浄水場2ケ所では翌日に強い異臭を確認したため取水給水を停めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬県企業局は27日午後4時ごろ、利根川から取水する2カ所の浄水場で油の臭いを確認したため、取水を停止したと発表した。
浄水場はいずれも、26日に関越自動車道でトラックなど67台が絡んで起きた多重事故の現場の下流に位置。
油臭の原因は不明だが、事故との関連も調べる。
県企業局水道課によると、浄水場では1時間おきに臭気をチェックしており、27日午後4時ごろ、県央第一水道事務所(榛東村)と県央第二水道事務所(渋川市)で強い油臭を確認。
それぞれ取水を停止し、給水も順次停止。
臭気の確認や水質の測定を続け、油臭が低下したら取水や給水を再開する見通しだ。
浄水場は多重事故が起きた関越道の水上インターチェンジ(みなかみ町)付近の下流に位置している。
https://mainichi.jp/articles/20251228/k00/00m/040/009000c
(ブログ者コメント)
当該事故については以下の失敗知識データベース参照。
当該資料によれば、6両編成の特急が砂越駅と北余目駅間の第2最上川橋梁を通過した直後、突風によって2両目から脱線し始め、最終的に6両全てが脱線した。
https://www.shippai.org/fkd/cf/CZ0200715.html
ちなみに地名も同じような事例としては、山陰本線余部鉄橋からの列車転落事故(1986年)がある。
この事故では突風にあおられた回送列車7両が41m下に転落し、鉄橋下の水産加工会社の従業員ら5名が死亡し6名が負傷した。
https://www.shippai.org/fkd/cf/CA0000606.html
以下は今回の報道。
2025年12月25日18時11分にYAHOOニュース(山形放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20年前の12月25日、庄内町のJR羽越線で何が起きたのか。
大惨事となった脱線事故を振り返ります。
大惨事が起きたのは20年前のクリスマスの夜、午後7時14分。
この日はみぞれが降って雷が鳴っていたものの、現場に差し掛かる直前までは風は強くなかったとされています。
しかし・・・。
当時の乗客:
「事故当時の右側の風が凄かった」
「陸橋を超えてからしばらくしてドドドドという衝撃音がした瞬間に私自身、宙に浮いた」
「やばいと思ってその後に『死ぬ』と正直思った」
事故で先頭車両は線路の下に転落したのち、堆肥小屋に衝突して”くの字”に折れ曲がります。
死亡した乗客5人はいずれも先頭車両の乗客でした。
現場は庄内町の北部、最上川を渡ってすぐの田んぼに囲まれた場所で、列車は横風の影響を受けやすい盛り土の上を走行。
さらに、周囲に風を遮るものはありませんでした。
事故の原因が判明したのは2年3か月後。
国土交通省の事故調査委員会は「局所的な突風」が脱線の原因と結論付けます。
調査の結果、事故現場では当時、瞬間風速40メートルにも及ぶ突風が吹いていたことがわかりました。
この猛烈な風によって1両あたり40トンを超える重さの車両が吹き飛ばされました。
事故から20年。
事故当時は線路のほかに堆肥小屋と田んぼしかなかった現場では事故の後、堆肥小屋が撤去され、2006年に慰霊碑が設置されました。
また、2012年には献花台を備えた常設の慰霊棟が建設されました。
事故後、JR東日本は羽越線の風対策の強化を進めます。
事故当時、羽越線沿線で15基だった風速計の数はこの20年でおよそ10倍の140基に増やしました。
また、運転規制については事故前までは「風速30メートル」を超えると運転を中止していましたが、事故後は、一部区間を除き、運転を中止する基準値を「風速25メートル」に引き下げました。
そして、突風発生のメカニズムを解析するため、2007年に風の向きや強さを計測する「ドップラーレーダー」を余目駅に設置。
2016年には、気象状況の観測の精度を上げたレーダーを酒田市内に新たに設置しました。
さらに、翌年2017年には観測データをもとに突風の発生を予測し、列車の運転を規制する世界初の「危険予測システム」を羽越線と陸羽西線に導入しました。
導入当初、”危険予測”による規制後に実際に突風が発生した割合は60%ほどでしたが、2020年にAIの活用を始めると80%から90%ほどと高い的中率となっています。
また、今シーズンは羽越線で11月1日から12月21日までに突風を”危険予測”して運転を中止した規制が5回行われています。
JR東日本は事故後、羽越線事故の教訓を安全対策の柱の一つにしていて、今後も”危険予測”ができる範囲の拡大や突風の探知精度の向上を目指すとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7d2b6ba00dbc188ded5ac2ee8dca0f3c6a21aaa
(ブログ者コメント)
皿倉山の事例については本ブログでも紹介スミ。
2025年12月25日5時15分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市は24日、市管理の公園で発生した事故の情報共有や注意喚起のあり方を見直す方針を明らかにした。
皿倉山山頂付近(八幡東区)のロングスライダーで、けが人が相次いだ問題を受け設置した検討会議で議論する。
市によると、事故時の対応は2014年度に作成されたマニュアルに基づく。
外部公表には触れられておらず、担当部署内で処理を完結させる慣習があったという。
今後、担当部署外との情報共有のあり方などを見直す。
問題の事故で市はけが人発生を公表せず批判を受けた。
市の調査ではさらに、1月に市立響灘緑地「グリーンパーク」(若松区)にあるすり鉢状遊具(高低差1.9メートル、傾斜37度、半径4.8メートル)で40代男性が右足を骨折するけがをしていたと新たに判明した。
現行のマニュアル上の対応として問題ないが、部署外に共有されなかったのはリスクマネジメントに課題があるとした。
片山副市長は「事故対応だけでなく予防するという観点で、市民への情報公開が遅れないよう対策を取る」と述べた。
https://mainichi.jp/articles/20251224/k00/00m/040/268000c
12月25日16時15分にTBS NEWS (rkb毎日放送)からは、市はリスクマネジメント担当の職員を新たに配置するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市では今年1月、若松区の「グリーンパーク」にあるすり鉢状の遊具で子供を助けようとした40代の男性が足のを折る重傷を負いました。
また、皿倉山の山頂にある滑り台でもけが人が相次ぎ、今後の公園の利用について検討が進められています。
北九州市の武内市長は25日の定例会見で公園の遊具によるけがなどについて対応する「リスクマネジメント」担当の職員を新たに配置する方針を明らかにしました。
武内市長 :
「公園遊具に関するリスクマネジメント案件があれば、情報共有ができるという態勢をまずはすぐに立ち上げたい」
「リスクマネジメント」担当は市政変革推進室に設けられ、年明けから稼働する予定です。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2371153?display=1
12月24日20時25分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、「グリーンパーク」での事故状況(すり鉢から出られなくなった子供を助けに行った女性と男性が負傷した)などが下記趣旨でネット配信されていた。
北九州市は24日、市内最大の公園「響灘緑地グリーンパーク」(同市若松区)の遊具で、2025年1月に大人2人が足を骨折するなどしていたと発表した。
担当部局内では発生当初から把握していたが、担当の副市長に報告されたのは11カ月後の12月19日だった。
【写真】滑ったり、上ったり、走り回ったりして遊ぶ「すり鉢状遊具」=北九州市提供
この日、片山憲一副市長らが記者会見で説明した。
この遊具は半径4.8メートル、深さ1.9メートル、斜度37度のすり鉢状で、対象年齢は6~12歳。
1月12日と19日、それぞれ3歳と5歳程度の幼児が遊具から出られなくなり、助けに下りた30代の女性が足首をひねった。
また、40代の男性が右足を骨折したという。
グリーンパークは同20日に遊具を閉鎖してホームページで告知。
けがの情報は担当の都市戦略局内で共有していた。
14年度に作成された「報告マニュアル」に基づいた措置だったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc98bcab7acf8216af512d56b02dbd7f9b73e7b2
以下の過去記事2件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2025年12月23日掲載
2025年12月15日 東京・赤坂の個室サウナ(業界団体未加盟)で火災が発生し利用客夫婦が死亡、ドアノブが外れ部屋から出られず、非常ボタン押せど電源は開店当初からOFFのまま(修1)
(新情報)
・自分が好きなサウナなどに参入する経営者も多いが、知識が少ない場合もある。
・事故後は各地で自治体による立ち入り検査が行われているなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14852/
2024年9月10日掲載
2024年7月5日 高知市で水泳授業中の小4男児(泳ぎ不得手)が溺死、自校プールはポンプ(耐用年数オーバー)故障で中学校プールを借用、男児の泳力不足は担任も把握していた(第2報修4)
(新情報)
・担当教諭は2024年に音楽部から体育部に配属替えになったばかりだった。
・中学校のプールで授業することの懸念を校長に進言はしていた。
・安全管理案内を熟読していなかったのは日々の残業に追われていたからなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14113/
2025年12月25日13時22分に TBS NEWS (mBS毎日放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日朝、京都府向日市にあるリサイクル業者の敷地内で、積載作業をしていたトラックの荷台から煙が出て爆発、従業員2人が軽いやけどを負いました。
午前8時20分ごろ、向日市上植野町で「爆発音が聞こえて、その方向を見たら煙が出ている」と近くの会社の従業員から通報がありました。
警察によりますと、リサイクル業者の敷地内に大型トラックをとめ、従業員2人が鉄くずやスプレー缶などの積み込みをしていた際に、荷台から発煙が起きました。
煙が出ていた物品をおろし、消火器で火を消しましたが、残っていた他の物品からも発煙したようで、確認をするために従業員2人が荷台に上がったところ、爆発が起きたということです。
この爆発で、作業をしていた40代と20代の従業員2人が軽いやけどを負いました。
爆発後も荷台の物品などが燃えましたが、消防が出動して火は約1時間後に消し止められました。
周辺やトラックへの延焼はなかったということです。
警察が爆発の原因を詳しく調べています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2370430?display=1
(ブログ者コメント)
〇クマ関連の報道が時に多いと感じた2025年だが、1年で1万頭も駆除されていたことに驚いた。
駆除されたのは人間に被害を与える恐れがあるクマだけだろうが、それにしても多い。
今回紹介した産経新聞社説にあるとおり、ツキノワグマが絶滅危惧種にならなければいいのだが・・・。
〇調べてみると、2025年は東北5県でブナの実が大凶作だった。
また、過去にクマの被害や出没件数が多かった2023年度、2020年度、2019年度も、やはりブナの実が大凶作だった。
山に食べるものがなければエサを求めて人里におりてくるしかない。
人間ががいようがいまいが、腹を減らしたクマには関係ないのだ。
冬眠しないクマも、しないのではなく、十分な栄養を蓄えられていないので冬眠できない・・・そんなことではないのだろうか?
来年はブナの実が大豊作になりますように・・・。
以下は今回の報道と関連情報。
2025年12月23日6時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
全国のクマの駆除数が4~10月末時点で9765頭(速報値)となり、統計を始めた2006年度以降で最多となったことが環境省のまとめでわかった。
生活圏への出没数の増加に加え、市町村判断で市街地での発砲を許可する「緊急銃猟」が9月に始まったことなどを背景に駆除数が急増した。
東北地方が6579頭と突出しており、全国の7割近くを占めた。
これまで年間を通じて最も多かったのは23年度の9099頭で、今年は半年余りで最多を更新した。
捕獲の現場では、死骸の処理が課題となっている。
駆除したクマは従来、解体して焼却施設で処理するか、穴を掘って埋めるが、ハンターへの負担も大きい。
新たな処理方法を模索する自治体が出始めている。
白い外壁の建物のシャッターを開けると、巨大な「箱」が目の前に現れた。
10日、宮城県七ケ宿町。
緑色の「箱」は、長さ7メートル、高さ1.5メートルほどだ。
(以降は有料)
https://www.asahi.com/articles/ASTDQ062CTDQUNHB00PM.html
※関連情報として2025年12月12日12時0分に読売新聞からは、ここ10年ほどのクマによる被害者数や出没件数などを環境省資料ベースでまとめた図表がネット配信されていた。
それによれば2025年度が最多、次いで2023年度、2020年度、2019年度の順に多かった。
https://www.yomiuri.co.jp/topics/20251030-OYT8T50082/
※一方、クマの出没はエサになるブナが少ないからだという説明も以前からあるので、ブナの毎年の豊凶状況についても調べてみた。
結果、東北5県の毎年のブナ豊凶状況を調べている東北森林管理局がまとめている年度別の表によれば、結実という点で2025年度2023年度ともに5県とも大凶作、2020年度は2県が大凶作で1県が凶作、2019年度は5県とも大凶作だった。
https://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/sidou/buna.html
※ちなみに、環境省によれば本州に生息するツキノワグマの生息数は2万~5万頭程度と推定されているので、1万頭近くも駆除したら絶滅の恐れがあるとは、2025年7月25日付の産経新聞社説だ。
https://www.sankei.com/article/20250725-PS4OCABLTZK7JC6SS4C2VLUEJY/
2025年12月23日14時20分にNHKから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前11時40分ごろ、名古屋市千種区にある名古屋大学東山キャンパスで「掃除中、何らかの薬品が爆発した」と消防に通報がありました。
消防によりますと爆発があったのは東山キャンパスの理学部の実験室で、室内を掃除していた際に「テトラクロロシラン」という薬品が入った瓶が爆発し、20代2人と30代1人の男性あわせて3人が病院に搬送されたということです。
3人は、瓶のガラス片で顔にけがをしたり、薬品が顔に付着したりしたということですが、いずれも意識はあるということです。
消防が薬品などの回収作業を行い、有毒なガスが発生するおそれはなくなったということです。
警察や消防が当時の状況などを調べています。
【事故があった施設は】
名古屋大学によりますと事故があったのはITbM棟と呼ばれる施設で、化学や生物学分野などの最先端の研究が行われているということです。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-3000045727
12月23日13時55分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、薬品庫で掃除中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場はキャンパス内にあるトランスフォーマティブ生命分子研究所の4階の薬品庫で、掃除や整理をしていた際に突然、ビンに入った薬品が爆発したとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9562258a264fab753e6891f60c5a8a45dbf29020
2025年12月22日21時14分にYAHOOニュース(山形放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
酒田市の亀ケ崎コミュニティ防災センターの敷地内でおととし春から去年11月までの間に最大で900リットルと推定される灯油が流出し、施設の水道水が汚染されていることが分かりました。
これまでに健康被害は報告されていません。
酒田市まちづくり推進課によりますと、酒田市亀ヶ崎三丁目の「亀ケ崎コミュニティ防災センター」で水道水が「石油のにおいがする」という情報があり、9日、市上下水道部が水質検査したところ、水道水から灯油の成分を検出しました。
このため、市は10日から施設の水道を飲用しないよう指示しました。
市が経緯を調べたところ、去年11月2日にコミュニティセンターに隣接する亀ケ崎記念会館の壁ぎわに設置されたホームタンクから灯油を室内に引き込む配管の一部が破損しているのが見つかり、コミュニティ振興会が手配した業者によって4日後に修理されていたという事です。
灯油の流出は、おととし4月ごろには始まっていたものと見られ、修理されるまでの間に流れ出た量は、450リットルから最大で900リットルと推定されています。
敷地内に埋設されている水道管はポリエチレン製で、油が浸透する性質があり、土に染み込んだ灯油が徐々に水道水を汚染したものと見られています。
亀ケ崎記念会館では、ことし6月ごろには利用者から油のにおいが指摘されていましたが、市に報告はありませんでした。
これまでに利用者や周辺住民から健康被害の報告はなく、井戸などで地下水を利用している世帯もないという事です。
市は、亀ケ崎コミュニティ防災センターと亀ケ崎記念会館を年明けまで休館とし、近くの公園から仮設の水道管を引いてトイレなどの使用が出来るようにするほか、敷地のボーリング調査を行って灯油による土壌汚染の状況を確認した上で対策を検討するという事です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/770e1f3c1a20e8b6102a4aa5eb822d624182aa81
2025年12月23日21時16分にYAHOOニュース(日テレNEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
アメリカから成田に向かっていた日本航空の機内で22日、機体が揺れた際に客室乗務員が重傷を負いました。
日本航空によりますと、22日午後1時半頃、アメリカ・サンフランシスコ発成田行きの便が太平洋上を飛行中、飛行前から予想されていた揺れのためシートベルトサインを点灯。
客室乗務員がトイレの中に乗客が残っていないか確認していたところ、突然、乱気流により下から突き上げるような揺れがありました。
この揺れで客室乗務員1人が右足のつちふまず付近の骨を折る重傷を負ったということです。
飛行機はおよそ3時間半後に成田空港に着陸しました。
この便には乗客185人、乗務員13人が乗っていましたが、ほかにけがをした人はいませんでした。
国土交通省は航空事故として調査官を指名し、調査を進める方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fbc91cc4ab1e6ecc0797fef9eba21e339f87be2
2025年12月21日17時10分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
経済産業省は、モバイルバッテリーなどリチウムイオン蓄電池の発火事故が相次いでいることを受け、安全性に懸念がある製品を輸入・販売している事業者の公表を始めた。
19日時点で、連絡が取れない36社をウェブサイトに掲載した。
悪質な事業者を周知し、危険な製品の流通を防ぐ。
電話やメールで3回以上連絡しても回答がない企業を「連絡不通事業者」として公表する。
3か月をめどに更新し、連絡が取れた事業者はリストから削除する。
事業者への啓発につなげ、「アマゾン」や「楽天市場」など大手EC(電子商取引)サイトの運営会社にも参照してもらう狙いがある。
今回公表した36社は、大半が小規模事業者だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d21ebb68b4e7420638748b38ac59f7466ba688c9
2025年12月22日7時9分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後5時20分ごろ、横浜市泉区上飯田町で「工場から炎が見えて爆発音がする」と近隣住民から119番があった。
神奈川県警泉署によると、鉄筋3階建ての自動車整備工場から出火、全焼し、男性従業員(44)が両腕などにやけどを負って搬送された。
男性は1人で作業していたといい「修理中の車から火が出た」と説明。
署が詳しい状況を調べている。
現場は相鉄いずみ野線いずみ中央駅から北西約1・3キロの住宅が立ち並ぶエリア。
https://www.sankei.com/article/20251222-V6GBXNZ2DRNXFNGDXJ5G4AVSH4/
2025年12月20日16時1分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前11時ごろ、名東区一社の建設現場で「作業員の男性が一時エレベーターに挟まれた。救出したが意識がない」と119番通報がありました。
警察によりますと、挟まれたのは60代くらいの作業員の男性で、病院に運ばれましたが意識不明の重体です。
現場は8階建てのビルを建設する工事中で、エレベーターは足場に取り付けられた作業用のものでした。
男性は地上で土を運ぶ作業をしていて、エレベーターの下を通った際に何らかの原因でエレベーターが下がり、下敷き状態になったということです。
警察が事故の原因などを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/94e497706cc6ba0edf2359ffa2e7f2a8815ba378
(ブログ者コメント)
当該トンネルの位置は下図の赤びっくりマーク。
2025年12月18日18時36分にYAHOOニュース(FNNプライムオンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京湾の下を通る首都高のトンネル。
こうした「水底トンネル」で大規模な火災が起きると、トンネルが水没する大惨事となる恐れがあり、危険物を積んだ通行が制限されている。
しかし、タンクローリーが日常的に違法通行していたことが、FNNの取材で明らかとなった。
危険な輸送が発覚してこなかったのか背景に迫ると、チェックが十分に行われていない実態が見えてきた。
【映像を見る】危険な「水底トンネル違法通行」火災で水没恐れも…追跡取材で判明
■軽油の表示が急に「空欄」…
まだ静けさに包まれた午前5時、一台のタンクローリーが出発した。
危険物を積んだ車が水底トンネルを違法に通行しているとの情報を得て、記者は横浜市にある石油卸会社を出発したタンクローリーの追跡を開始した。
引火しやすい危険物などを運ぶ際は、種類や量を表示することが義務付けられている。
この車は、軽油を3キロリットル積んでいると示していた。
川崎市にある2つ目の納入先で作業車への給油を終え、次に向かうタンクローリー。
すると、車の後ろで危険物を表示する板には、先ほどまであった「軽油」という表示がなくなっていた。
3キロリットルあったはずの軽油は空欄に。
空に近いはずなのに、自分の会社がある横浜市へ帰るのではなく、逆方面へと向かっていた。
そのまま、日本有数の貿易港・川崎港の下をくぐる「川崎港海底トンネル」が近づく。
道路法では、海や川の下を通る水底トンネルについて、ガソリンは200リットル、軽油などは1000リットル以上を乗せて通行することを禁止していて、違反すると6カ月以下の拘禁刑などに処される。
それにもかかわらず、タンクローリーはそのままトンネルへと入っていった。
■トンネル火災、最悪水没の危険も
そもそも、なぜ水底トンネルには規制があるのか。
まず、トンネル火災に大きな危険があるためだ。
2023年、兵庫県の山陽自動車道のトンネルでトラックが炎上し、他の車にも次々と燃え広がり、合わせて23台が焼けた。
火は40時間燃え続け、トンネルは激しく損傷。
復旧に3カ月かかった。
火災学の専門家によると、こうしたトンネル火災は延焼しやすく、「何らかの原因で着火すると、爆発が起こる」とし、広い空間に比べると避難が難しい点があるという。
また、水底トンネルでの火災の危険性についてトンネル工学の専門家は、内側のコンクリートが被害を受けると水や土砂が侵入し、最悪の場合は水没する恐れがあると指摘する。
■「空」のはずが次々と給油…
追跡を続けた問題のタンクローリーは、多くの軽油を乗せた疑いがあるまま、川崎港の水底トンネルへ。トンネルを抜けた後も、積載物の表示は空欄のままだった。
しかし、納入先に着くとホースを出し、空に近いはずのタンクローリーからなぜか給油が次々と行われていた。
着いたのは、羽田空港そばの納入先。
水底トンネルは、他の道に比べて4、5倍早く到着できる圧倒的な近道だったのだ。
タンクローリーは水底トンネルを通った後も納入先への給油を繰り返したことで、表示の空欄は偽装で、多くの軽油を積んだまま違法に水底トンネルを通った疑いが強まった。
■運転手は違法性認識
運転手を仕事終わりに直撃すると、「記憶にない」。
そこで、水底トンネルの通過や、納入先への給油を映像に収めていたことを示すと…。
記者:
「水底トンネルを通ったら捕まるかもしれないから「空」に変えた? 」
運転手:
「そうですね。」
記者:
「つまり、違法性の認識はあったと? 」
運転手: 「あー、そうですね。」
違法性の認識があったと認めた。
また、ほかの従業員についても「やっていたんじゃないかな」と話した運転手。
水底トンネルを違法に通行する頻度について、「月数回はあると思う」と答えた。
事故が起きれば大惨事となる恐れについては、「ダメですね」。
また、取り締まりがあったとしても、「中まで見ないから、と(見習い時に)言われた」と明かした。
会社の社長はこうした実態を把握していたのか。
記者が直撃すると、水底トンネルの違法走行をしていたことについて、「認識はない」「まったく知らなかった」とした。
なぜ、社員の間で危険な違法行為が行われていたのか。
記者:
「社長の知らないところで常態化していた? 」
会社社長:
「そうだね 」
記者: 「運転手たちが勝手にやっていた?」
会社社長: 「だろうね。(運転手に)厳重注意だね。」
会社として安全管理は徹底していたのか。
社長は「していた」としつつ、「20年近く前かもしれない。言った覚えはある」と話した。
「明日から違法通行をやめるのか?」という記者の問いには、「やめさせるでしょう」と答えた。
水底トンネルの日常的な違法通行は、事故が起きれば大惨事になり得る。
取り締まりは機能していたのか。
首都高速道路株式会社は取材に、「取り締まりは定期的に行っている」とした一方、「中身はチェックしていない」と明らかにした。
理由について「危険物もあるため、現物を直に確認するのは困難」と説明する。
神奈川県警は違法通行の事実について、「このような実態を把握した際は、関係機関と連携し、厳正に対処します」とコメントした。
(「イット!」12月18日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ccdc4f6126acea68285d2e80f3a1db35e628fbef
2025年12月18日0時29分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府八幡市男山吉井の認定こども園「S」(園児数201人)であったクリスマスケーキ作りの体験で、誤ってイミテーション用のチョコチップ(ポリ塩化ビニール製)でトッピングし、食べさせていたことが17日、園への取材で分かった。
ケーキはその場で園児らが食べた。
帰宅後に園児3人が腹痛を訴えたが因果関係は不明。
それ以外の健康被害はないという。
園は異物混入事故として、市と府山城北保健所に報告した。
園によると、3~5歳児クラスの恒例行事で、今年は計6クラスが10日午前に実施。
市販のロールケーキにホイップクリームとチョコチップを園児自身か担任がトッピングし、園児133人と教職員4人が食べた。
午後に余ったチョコチップを園長らが試食した際に食用でないと分かった。
園はすぐにホームページで保護者に知らせ、翌11日には説明会を開き謝罪した。
ケーキづくりの材料は例年、大手通販サイト「アスクル」で購入していた。
しかしサイバー攻撃により受注や出荷が停止となり、今年は別のサイトで職員が発注したが、イミテーション用と気づかず、事前試食などもしていなかったという。
園長は「全責任は発注ミスをした園にある。再発防止を徹底する」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20251217/k00/00m/040/199000c
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(ブログ者コメント)
ブログ者も最近、1cmほど浮き上がっていたタイルにつまづいて転倒し、額から出血したことがある。
今回の事例は本ブログに記すほどのものではない・・・そんな気もしたが、とても他人事とは思えなかったので紹介する。
2025年12月19日19時32分にYAHOOニュース(長崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎県長与町にあるJR九州の駅舎内で、階段にある金具にひっかかった利用客が転倒しけがをしました。
事故があったのは、JR長崎本線高田駅の駅舎内にある階段です。
JR九州によりますと、今月18日午前9時ごろ、改札口とホームをつなぐ階段で、浮き上がった滑り止め用の金具に利用客のズボンのすそが引っ掛かり、利用客が転倒し頭と左手首にけがをしました。
JR九州のホームページにある問い合わせ窓口への連絡で発覚しました。
高田駅は無人駅で、週に一度、長崎駅の駅員が設備の点検を行っていますが、1週間前の点検の際には、金具の浮き上がりは見られなかったとしています。
現在、現場は滑り止め用の金具を取り外しテープで保護していて、今後、設備の補修が行われるということです。
JR九州は「お客様に大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。再発防止に向けて安全管理に細心の注意を払ってまいります」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a06f0c096b931c5d0c79e0a05110c125c1a93096
2025年12月17日18時48分にYAHOOニュース(テレビ金沢)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国交省は今月、能登半島地震で倒壊した石川県輪島市のGビルについて、耐震基準の確立前に建てられたことなどが原因だとする報告書を取りまとめしました。
16日の閣議後、国土交通相が行った会見。
言及されたのは…
金子国交相:
「基礎杭の耐震設計が確立していない時期、50年前でありましたけど、その時期に建築されたもので、外力に弱い基礎杭であった」
石川県輪島市にあった「Gビル」の倒壊原因について。 去年元日の地震では、隣接した居酒屋の店舗兼住宅がこのビルの倒壊に巻き込まれ、2人が犠牲になりました。
国交省が発表した報告書案では、Gビルは基礎杭の耐震基準が確立された1981年より前に建てられていて、揺れに対して弱い構造であったことなどが明らかになりました。
また、ビルを支える柱が均等に配置されておらず、特定の柱にビルの重さが集中。
抵抗力の弱い基礎杭に負荷がかかり、地盤が軟弱だったことも重なって、ビル全体が徐々に沈下し倒壊に至ったといいます。
国交省は今後、現行の基準が導入される前に建てられた全国の建物について、転倒の可能性や改修方法について検討を進めていくとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/75226d5fb998fbf2f3bd8b74412632c175d55d62
12月17日12時1分に毎日新聞からは、倒壊したビルは1975年に完成していた、現在の耐震基準が導入された2001年以降の建物は同じような地震が起きても転倒防止が期待できるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
能登半島地震による構造物被害の原因分析を行っていた国土交通省の有識者委員会が最終報告を取りまとめた。
震災被害の象徴となった石川県輪島市の7階建てビルの倒壊に関し、支えていた「基礎ぐい」が現在の耐震基準以前の物で強度が低く、揺れで破壊されるなどの要因が重なったためと分析した。
同省によると、過去の地震でも基礎ぐいの破損は発生しているが、建物が倒壊したのは初めて。
年内にも報告書を公表する。
倒壊したのは、1975年に完成した漆器店「G」のビル。
地震で横倒しになり、隣接する木造3階建ての店舗兼住宅を押しつぶし、楠さん(当時48歳)と長女(同19歳)が死亡した。
2024年11月の有識者委員会の中間取りまとめでは、鉄筋コンクリート造り建造物の「傾斜による大破」は、
▽輪島市11棟
▽七尾市2棟
▽穴水町1棟
あったが、倒壊に至ったのは五島屋ビルだけ。
同省国土技術政策総合研究所(茨城県つくば市)などは、原因分析のため地盤を掘削するなどして調査してきた。
12日に取りまとめた最終報告では、
▽基礎ぐいの問題のほか、
▽柱の配置が偏っていたため建物の重量が特定の柱に集中。地震動により片側へ傾斜した
▽地盤が軟弱だったため、地震後の建物の傾斜が止まらずに進行し、転倒に至った
と分析した。
一方で、原因には未解明な部分もあり、今後の調査・研究で変わることもあるとしている。
現在の耐震基準が導入された01年以降の建築物は、基礎ぐいや、くいと建物との接合部の性能が向上しており、同様の地震でも転倒抑止が期待できるという。
同省は、今回の最終報告を今後の対策につなげたい考えで、01年以前に造られた建造物について安全確保の取り組みを進めるとしている。
■木造建築物「耐震等級2」以上ほぼ無事
有識者委員会では、能登半島地震被災地の木造建築物に関し、2000年に導入された「住宅性能表示制度」に基づく被害状況もまとめた。
同制度で「耐震等級2」以上と認定された建物に倒壊・大破した例はなく、大多数は無事だった。
同制度は「数百年に1度」の地震に耐える建物を「等級1」、その1・25倍の力に耐える建物を「等級2」、1・5倍の建物を「等級3」と定めている。
被害が甚大だった輪島、珠洲両市と穴水町の市街地で日本建築学会などが行った調査によると、被害がなかった木造建築物は、1981年以前は12・5%、81~2000年では26・5%だったのに対し、00年以降では65・5%に達した。
また、「等級2」の建物では91・7%が被害がなく、「等級3」は94・7%が無事だった。
https://mainichi.jp/articles/20251217/k00/00m/040/053000c
以下の過去記事4件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
(ブログ者コメント)
今回情報のうち3件は2025年総括記事作成中、気になった事故について続報がないか調べた結果、見つけたものです。
2025年8月16日掲載
2025年8月7日 群馬県渋川市の化学工場で三フッ化窒素を製造する機械が爆発し作業員1人が死亡 (修正1)
(新情報)
高圧保持すべき三フッ化窒素(支燃性)がバルブの操作ミス?で低圧配管に流入し爆発的な配管破損に至ったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14689/
2025年6月25日掲載
2025年6月17日 鳥取県江府町の揚水式発電所で4号機の停止作業中、地下80mにある主回路用開閉装置が爆発し、3号機で作業していた43人のうち2人が転倒するなどして軽傷(修1)
(新情報)
アーク放電を抑制するための部品が想定より早く消耗したため放電を適切に制御できなかったなどとする報告書が提出されたなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14608/
2025年3月14日掲載
2025年3月6日 愛知県豊田市のバネ工場で集塵機(鉄加工時に発生する粉塵捕集用)が爆発し、集塵機室内で作業していた従業員が死亡、他に1名軽傷 (修正1)
(新情報)
・差圧計が異常値を示したため対応標準に従い未動作洗浄装置の手動操作等を実施していた。
・今後は差圧計が異常値を示した時はフィルターを交換するなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14437/
2025年3月8日掲載
2025年2月27日 神戸市のビルで客がエレベーター昇降路の4階から転落して死亡、点検時に安全装置をオフにしたが復旧せず、その後2回の定期点検も手順どおりでなく見落とし(修2)
(新情報)
・調査報告書が公表された。
・通常と異なる方法で安全装置を切ったため復旧するのを忘れていた。
・安全装置を切った時は地震感知器誤作動の原因を点検していた。
・配線付け替え後に定期点検が2回あったが、2回とも手順書通り確認せず付け替えを見落とした。
・扉は誰かが開けていた可能性が高いなど。
(新情報に基づきタイトルも修正した)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14426/
2025年8月25日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14700/
(2025年12月24日 修正1 ;追記)
2025年12月16日17時22分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、屋外看板は不燃材料でなかった、5階で起きたバックドラフトの火と煙が6階に上がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、第1報ともども、タイトルを修正した)
大阪・道頓堀のビルで起きた消防隊員2人が死亡した火災で、大阪市消防局は、大学教授などの有識者らとともに、火災の原因や被害が大きくなった経緯などを検証していますが、ビルに設置された屋外看板には法律で義務付けられた防火性能を持つ材料が使われておらず、火が屋外看板を伝い、急速に燃え広がったことが関係者への取材で分かりました。
捜査関係者などによると、火はビルの1階部分にあるエアコンの室外機付近から出て、その後、屋外看板を伝って勢いよく上昇し、隣のビルの5階の窓に燃え移ったとみられています。
さらに、燃え移ったビルでは「バックドラフト」と呼ばれる現象が起きたこともわかっています。
「バックドラフト」とは、気密性の高い室内での火災で空気が少なくなり、いったん火が弱まった時に新たに新鮮な空気が入ると一気に爆発を起こす現象です。
道頓堀のビル火災では、5階部分で「バックドラフト」が起きたことで、隊員がいた6階部分に室内の階段を伝って火や煙が流れ込んで退路を断たれ、逃げ遅れにつながったということです。
大阪市は今後、屋外看板の「材料」の確認を強化するなど対策を進める方針です。
==================================
(黒木キャスター)
改めて屋外看板について見ていきたいと思います。
■屋外看板素材に“不備”
建築基準法において、防火地域の中は高さ3メートルを超える建造物、例えば看板などの建物があるときに不燃材料で作るか覆う必要があるというふうに今定められています。
火災があったビルなんですけれども、こちら3つの看板が不燃材料ではなかったということが関係者への取材で今回分かりました。
そちらについて、まずこちら見ていきたいと思います。
大阪市の横山市長、このように話しています。
「屋外広告物は大阪だけじゃない、かなりあまたある。一つ一つの素材を現地で確認するのは難しい」というふうにも話しています。
(高岡特別解説委員) :
「新築のときはお役所は建築確認申請といって、大丈夫な建て方してますか?ということを細かく見るんですが、やはりこういう建物ですから。借りてる方が変わっていきます。看板も変わっていきます。そうすると黒木さん、大阪市としてもこういうコメントなんですよ。」
■当時の状況が明らかに
火災当時何が起きたのかということを改めて見ていきたいと思いますけれども、看板を伝って火が拡大してしまったことが分かっています。
そしてエアコンの室外機、こちらも内部に含まれている油分などが燃焼を助長してしまったということで、エアコンの室外機が、かなり燃えやすいということは、皆さんも改めて、ご家庭にもあるかと思いますので、ご注意いただければと思います。
そして火元と見られるビルから、こちら隣のビルまで火が燃え移ってしまったんですが、では何が当時起きてしまったかと言いますと。
6階で隊員3人が消火活動を行っていました。
そしてこちらです。
5階で急速に空気が流入しまして、バックドラフト現象と見られるものがこちらが発生してしまいました。
そしてそちらの5階から火や煙が6階に上がってしまって、2人の方が逃げ遅れてしまったということが、こちらも関係者への取材で明らかになっています。
ただ様々な要因が重なってしまって、今回命が失われてしまう事故になりましたけれども、やはり行政側もそれから業者側も再発防止をしっかりと徹底していただきたいなと思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c53d0b9997ee585733bf4051bfb1a5af03ae4dfd
12月17日5時0分に読売新聞からは、5階の部屋のドアを別隊員が検索のため開けたところバックドラフトが発生し炎が室内階段を伝って6階まで上がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市消防局の調査委員会がまとめた中間報告案が判明した。
同局は有識者の意見を踏まえて中間報告案を確定させ、近く公表する。
複数の市関係者によると、中間報告案では、2棟のうち西側の6階建てビルの地上付近から出火。近くに設置されたエアコンの室外機が燃えて火の勢いが増し、ビル外壁の大型の屋外広告物(高さ8・6メートル、幅4・2メートル)を伝って、東側に隣接する7階建てビル5階の窓から室内に延焼した。
東側ビル5階の窓に取り付けられたエアコンが燃えて室内に落下。
机や書類などの可燃物で火勢は増したが、室内は高い気密性があったため、酸素が急速に消費されて一時的に燃焼は収束した。
しかし、死亡した2人とは別の隊員が5階を検索しようとして、扉を開けた時に外部から空気が流入。
午前10時13分頃、バックドラフト現象が発生し、強烈な火炎と黒煙が噴出した。
当時、森さんと長友さんら3人が、東側ビルの6階ベランダに設置されていたエアコンの室外機周辺で消火活動をしていた。
バックドラフト現象が起きた5階から室内階段を伝って上がってきた炎により、6階は突然、濃い煙と熱気に包まれた。
1人は自力で脱出できたものの、2人が取り残され、動けなくなった。
延焼経路は、通常の火災現場では想定しがたいものだったとされた。
同様の条件でバックドラフト現象が起きることは、総務省消防庁の消防大学校消防研究センターによるシミュレーションでも確認できたという。
中間報告案では2人の死亡について、
〈1〉屋外広告物などを介して急速に延焼が拡大し、バックドラフト現象によって危機的状況に陥った
〈2〉階段から火や煙が流入したことで退路が断たれた
〈3〉情報共有などに課題があったことに加え、濃い煙や熱気で救出に時間を要した
という複合的な要素が重なったと総括した。
市消防局は今後、具体的な再発防止策を検討する。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20251217-GYT1T00119/
2025年12月16日6時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が現物の写真付きでネット配信されていた。
モバイルバッテリーや携帯電話などに使われるリチウムイオン電池が原因とみられる火災が相次ぐ中、名古屋大学などの研究チームは、容器内を「窒息」状態にすることで手軽に消火できる機器を開発した。
機器の形状も自由に変えられ、火災の心配なく保管や回収、輸送が可能になるという。
名大大学院工学研究科の石垣範和助教は、粉末成形プレスの設計・製造を手がける「GOTO」(愛知県常滑市)などと連携。
容器内で不燃性ガスを発生させて燃焼物の表面を覆い、酸素の供給を断つ「窒息消火」に目を付けた。
開発した消火機器は、消火器に使われているリン酸アンモニウム塩系の材料でできた固形消火剤を利用する。
機器内の容器に入れたリチウムイオン電池の温度が上昇しても、固形消火剤が外部への熱を遮断。
熱分解による化学反応で不燃性ガスが発生、充満して疑似的な密封空間をつくる。
リチウムイオン電池が発火して炎が出ると、固形消火剤がさらに反応し、不燃性ガスの量が増えて内部の酸素量が少なくなり、初期消火と延焼防止を図る仕組みだ。
■ゴミ箱で実証実験中
固形消火剤に使う材料は、溶かして液状にして加工ができるため、機器の形状も自由に変えられる利点がある。
研究チームは、神戸市の協力を得て、実際にリチウムイオン電池を加熱し、爆発させて消火機器の性能を検証。
愛知県蒲郡市などでは、ゴミ箱などに初期型モデルの機器を取り付け、効果がどれくらい持続するかなどについて実証実験中だ。
量産技術の確立や製品評価もすでに終わり、実装に向けた準備に入っている。
リチウムイオン電池はモバイル機器などに使われていて、衝撃によるショートで発熱したり、炎天下や充電時に生じる熱によって発火したりする恐れがある。
使用後のリチウムイオン電池の回収方法は、自治体によって定められているが、通常のごみと一緒に捨てられるケースもあり、ごみの収集車や集積場で発火事故が起きている。
■飛行機などに提供、普及めざす
環境省によると、リチウムイオン電池を搭載した製品の火災事故は2020年の293件から、24年は492件と1.7倍に増加。
製品別では、モバイルバッテリーが最も多い123件を占めた。
石垣助教は、「開発した消火機器により、廃棄するリチウムイオン電池の安全な保管、回収、輸送を実現し、リサイクルシステムを提案したい」と話す。
今後は形状の自由さを生かし、飛行機などの交通機関やホテルなど商業施設を対象にした低コストの消火機器を提供するなどして普及を目指している。
商品の販売と問い合わせは、名古屋大発のベンチャー企業「プロ・クリエイティブ」(神戸市須磨区)へ。
https://www.asahi.com/articles/ASTDH2CH3TDHOIPE013M.html アカスミ
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

