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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20211211818分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午前7時半ごろ、藤沢市の江ノ島電鉄鵠沼駅近くの境川にかかる橋に、土砂や重機を載せる台船がぶつかっているのを近くを通りかかった人が見つけました。

土木事務所によりますと、橋のおよそ100メートル上流でしゅんせつ工事に使われていた台船3そうが流されて橋桁に接触したということで、台船をひっぱる船3そうも流されて近くに沈んでいるのが見つかりました。

橋に大きく壊れたところは見つかっていませんが、土木事務所では、安全確認ができるまでの間、通行止めにしています。
解除の見通しは立っていません。

土木事務所によりますと、大雨で川の水位が上がった影響で船を係留していた留め具が外れたとみられるということで、原因を調査しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20211201/1050015732.html 

 

 

 

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20211130日付で毎日新聞福岡版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

筑前町の町立中学校で20196月、1年の女子生徒(当時12歳)が水泳の部活動でプールに飛び込んだ際に首の骨を折って胸から下がまひ状態になる事故があり、町は29日、約13790万円の賠償金を支払うことで女子生徒側と和解が成立したことを明らかにした。

町によると、女子生徒は練習でスタート台からプールに飛び込んだ直後、うつぶせのまま浮いてきた。

「(頭は)打っていない」「(脚が)動かせない」などと受け答えはしっかりしていたが、ドクターヘリで病院に搬送され、頸髄(けいずい)損傷と診断された。

頭などに外傷はなく、けがの原因は特定できなかった。

町は、
1)顧問の教諭は全体を監視し、飛び込みの練習を見ていなかった
2)スタート台の高さは水面から35センチとする日本水泳連盟のガイドラインに反し、高さが50センチあった
などから、賠償する義務があると認めた。

町議会は29日、日本スポーツ振興センターの障害見舞金などを除く約9290万円を支払う議案を可決した。

また、町は町立小中学校のプールのスタート台を改修する費用を一般会計補正予算案に盛り込んだ。

https://mainichi.jp/articles/20211130/ddl/k40/040/245000c

 

2021121930分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡県筑前町の町立中学校で2019年、水泳部の女子生徒がプールに飛び込んだ時に大けがをして後遺症が残る事故があり、町が生徒側に13792万円の賠償金を支払うことで和解した。
町が1129日に発表した。

町によると、20196月、当時中学1年だった生徒が放課後の部活動中、プールに飛び込んだ際に首の骨が折れた。ドクターヘリで病院に搬送されて治療を受けたが、生徒は頸髄(けいずい)を損傷し、現在も胸から下がまひしているという。

プールは水深11メートル、飛び込み台の高さは水面から51センチで、日本水泳連盟の指針より16センチ高かった。

顧問の教諭は当時プールにいたが、約30人の部員全体を監視していた。

スポーツ庁の通知では、飛び込みの練習は指導者が直接立ちあうことになっていた。

こうしたことから、町は全面的に過失を認め、賠償金を支払うことを決めた。

町は来春までに、町内すべての小中学校のプールの飛び込み台の高さを基準にあったものに改修する予定という。

https://www.asahi.com/articles/ASPCZ7314PCZTIPE01C.html

 

 

 

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20211211815分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午後4時半ごろ、宮古市宮古の閉伊川で、水管橋の耐震補強の工事のための足場が崩れ、作業員2人が閉伊川に転落しました。

また、2人を助けようと、別の1人の作業員も川に飛び込みました。

警察や消防が救助にあたり、3人とも宮古市内の病院に搬送されましたが、このうち盛岡市上田の会社員、阿部さん(男性、41歳)が、およそ2時間後に死亡しました。

ほかの2人は、低体温症の症状はみられたものの、目立ったけがはありませんでした。

警察や消防によりますと、30日は6人の作業員が水管橋の上で足場を組み立てる作業をしていて、雨は降っていませんでしたが、宮古市では強風注意報が出ていました。

作業員は安全帯のハーネスをつけていたということですが、足場が落下したのでハーネスごと転落したということです。

警察は労災事故として同僚の作業員から当時の状況を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べています。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20211201/6040012735.html

 

1211216分にYAHOOニュース(岩手放送)からは、亡くなった阿部さんは水中で発見されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

先月30日夕方、岩手県宮古市の閉伊川にかかる汚水を運ぶ橋で工事をしていた作業員3人が足場ごと川に転落し、1人が死亡しました。

亡くなったのは盛岡市上田の会社員・阿部さん(41)です。

警察によりますと、阿部さんは先月30日午後4時半ごろ、宮古市宮古の閉伊川にかかる水管橋で耐震補強工事を行っていましたが、工事のために組まれた足場ごと閉伊川に転落したということです。  

警察と消防で救助にあたりましたが、阿部さんは水中で意識の無い状態で見つかり、市内の病院に運ばれたものの、午後6時半ごろ死亡が確認されました。

ほかにも2人が転落して病院に運ばれましたが、目立った外傷はなく、会話は可能だということです。

警察が事故の詳しい状況を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7f2a9a27e54a4ea4a173a1b002cb83ae6c21c62a

 

1211213分にYAHOOニュース(岩手朝日テレビ)からは、死亡した阿部さん以外の2人は自力で岸に上がっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午後4時半ごろ、宮古市の閉伊川に架かる小山田橋の下流側にある水管橋で「補修工事をしていた男性作業員3人が転落し負傷した」と、他の作業員から消防に通報がありました。

3人は市内の病院に運ばれましたが、その後、1人の死亡が確認されました。

残りの2人は消防が駆けつける前に岸に上がっていて、意識はあり、目立った外傷はなかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/02b3a3a5f1e1e3d183075c1997e295f837c4f9d7

 

121130分にFNN PRIME(岩手めんこいテレビ)からは、水中に落下した足場に安全帯を取り付けていたため脱出できなかったらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察などによると、阿部さんは水管橋の耐震補強工事中に足場ごと川に転落。

着用していた安全帯が足場に取り付けられていたため脱出できなかったとみられる。

https://www.fnn.jp/articles/-/278640

 

 

 

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2021121122分に長崎放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

佐世保港で30日に発生した有毒な煙を伴う船舶火災で、海上保安部は船が係留されている海域での航行などを制限しています。

この火事は30日午後2時半ごろ、佐世保港を航行中の運搬船「第七鳳(おおとり)丸」に積んでいた害虫駆除の薬剤が発火し、有毒のリン化水素が発生したものです。

海上保安部によると、薬剤が雨に濡れたことが発火の原因だということです。

船には7人が乗り組んでいて、このうち6人と救助にあたった巡視艇の乗組員ら7人の合わせて13人が、煙を吸い込んだとして病院に搬送されました。

全員、命に別状はないものの、1週間の経過観察となっています。

「第七鳳丸」は佐世保市崎辺町の沖合300メートルのところに係留されていて、30日午後7時から半径200メートルの海域で船の航行や停泊が制限されています。

海上保安部では、1日午後から有毒物質などに対応する機動防除隊を投入し、火災やリン化水素の発生状況を確認することにしています。





https://www.nbc-nagasaki.co.jp/nbcnews/%E6%9C%89%E5%AE%B3%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%8C%96%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%80%80%E8%88%B9%E8%88%B6%E7%81%AB%E7%81%BD%E3%81%A7%E5%91%A8%E8%BE%BA%E6%B5%B7%E5%9F%9F%E3%81%AE%E8%88%AA/

 

121749分に読売新聞からは、13人のうち1人がせきの症状を訴えているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午後2時半頃、長崎県佐世保市庵浦町の沖合約300メートルの海上で、「第七鳳丸」(9・1トン)から出火した。

佐世保海上保安部の発表によると、船に積んでいた穀物などを消毒するリン化水素が雨にぬれて発火したという。

気化したリン化水素は有毒で、乗員7人のうち6人と、救助にあたった別の船の乗船者や同海保の巡視艇の乗組員ら7人の計13人が煙を吸い込み、病院に搬送された。
1人がせきの症状を訴えているという。

同海保は、「煙を吸った人がいる場合は医療機関を受診してほしい」と呼びかけている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211201-OYT1T50088/

 

11301919分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、積まれていたリン化水素はホスフィンだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1130日午後、佐世保港内で小型船が焼ける火事がありました。

佐世保海上保安部は、毒性のある物質が出火につながったとみて、周囲に注意を呼びかけています。

佐世保海保によりますと、1130日午後2時半ごろ、佐世保港内で小型船「第七鳳丸」が焼けました。

これまでの調べで、毒性があり、害虫駆除などに使うリン化水素「ホスフィン」が積まれていたことが分かっています。

水に触れると発熱すると言われ、海保は出火原因とみて調べています。

船に乗っていた日本人4人と外国人3人の、あわせて7人のうち、日本人1人が体調不良を訴えているということです。

海保は、煙を吸った場合は病院に行くように呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/11b4cb36a29f92ed35a9d617c6565e190d450e84

 

(ブログ者コメント)

〇ホスフィンはガスのはず。それが雨に濡れて発火した?
疑問に思い調べたところ、燻蒸剤のリン化アルミニウムが燃えたのかもしれないということに気付いた。
 ※リン化アルミニウムは個体。
  空気中の水分と反応してリン化水素が発生する。
以下はメーカーHPに掲載されている当該物質の情報。
https://jp.uplonline.com/productdetails/7 

〇一方、4年前に米国では、リン化アルミニウムを床下に撒いた後、気分が悪くなった人が出たため、水で洗い流したところ、発生したリン化水素で4人が死亡、5人が病院に搬送されたという事故も起きていた。

2017141143分 CNN)

米テキサス州で住宅の下にまかれた殺虫剤から有毒ガスが発生し、子ども4人が死亡する事故があった。
地元アマリロ警察が3日に明らかにした。

警察の調べによると、一家の住むトレーラーハウスで2日、床下に散布された殺虫剤で気分が悪くなったと数人が訴えた。

このため、殺虫剤を洗い流そうと、家族の1人が水をまいたのが致命的な誤りだった。

殺虫剤に使われていたリン化アルミニウムは、水を混ぜると有毒ガスのホスフィンが発生し、人が吸い込めば肺に水がたまって呼吸器不全を引き起こすことがある。

2日午前5時すぎ、通報を受けて救急隊が駆け付けたときにはトレーラー内に10人がいて、うち子ども4人が死亡、5人は病院に搬送された。

死亡したのはハイスクール卒業を間近に控えた17歳の姉と3人の弟で、最年少の弟は7歳だった。

アマリロ警察は事件性がなかったかどうかについて捜査を続けているが、現時点では事故だった可能性が強いと見ている。

殺虫剤を地面にまいたのはトレーラーハウスに住む男性で、リン化アルミニウムは友人から入手したものだった。

リン化アルミニウムは商店などで殺虫剤や殺鼠剤として使われているが、水を混ぜると人が死に至ることもあり、環境保護局(EPA)は毒物に分類している。

https://www.cnn.co.jp/usa/35094518.html

 

 

 

 

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202111302029分に和歌山放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

和歌山城の石垣の清掃を兼ねた和歌山市消防局の高所作業訓練が、きょう(11/30)行われ、消防隊員がロープで堀の石垣を降り、隙間に生えた草を刈り取りました。

これは、高いところでの救助技術の向上と城の清掃を兼ねて、和歌山市消防局が毎年、夏と冬の2回行っているもので、きょうは、午前9時から正午頃まで和歌山城の二の丸で、和歌山市消防局の職員およそ70人が訓練に取り組みました。

訓練では、石垣の近くにある複数の樹木にくくりつけたロープを伝って救助隊員が堀を降下し、石垣の隙間に生えた雑草をカマで刈り取っていました。

刈り取った雑草は、別のロープで垂らしたカゴに入れられ、堀の上にいる隊員が引き揚げて回収していました。

和歌山市消防局中消防署救助隊の髙階(たかしな)さん(男性、24歳)は、「和歌山市のシンボルである和歌山城をきれいにするとともに、自身の降下訓練を兼ねて実施し、隊としての連携など、技術の向上をはかっています。和歌山城をみてきれいだなと思ってもらいたいし、コロナがおさまって観光客が増えてくれば、是非、訪れた人たちにもお城を見てもらいたい」と話していました。

和歌山城の石垣は、きょうの作業で、雑草が刈り取られてきれいになり、1ヶ月後に控えた新年を迎えます。

 ※以下は掲載写真5枚のうちの1枚。

 

https://news.wbs.co.jp/166637

 

 

 

 

 

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20211231321分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

先月(11月)29日、大阪・此花区北港緑地の「日立物流西日本」の7階建ての倉庫から火が出ました。

これまでに消防車のべ445台とヘリコプター2機が出動して消火活動にあたり、発生から4日たった3日午前11時に火は、ほぼ消し止められました。

消防によりますと、倉庫に保管されていた物が広範囲に燃えたとみられ、倉庫は窓などが少ないため火元に水が十分に届かず、消火活動は難航したということです。

この火事でこれまでに、のべ床面積およそ5万6000平方メートルのうち、70%近くにあたる3万8000平方メートルが焼けたということです。

また、火事が起きた翌日(先月30日)には近くの別の会社で働いていた50代の女性が煙を吸って喉の痛みを訴え、病院に搬送されたということです。

消防は、火を完全に消す活動を続けるとともに、今後、警察と合同で現場検証をして火事の原因を調べることにしています。

【大阪市消防局 緊急立ち入り調査】

倉庫で起きた火事を受け、大阪市消防局は、発生翌日の先月30日から市内にある広さ5万平方メートル以上の倉庫21か所を対象に緊急の立ち入り調査を行っています。

調査では、
▼延焼を防ぐ防火扉や避難経路となる階段の前に荷物が積み上げられていないか
▼定期的に避難訓練を実施しているか
などについて確認しているということです。






https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211203/2000054661.html

 

1231240分に毎日新聞からは、紙製のパレット付近から火が出た、倉庫は商品の日焼け防止のため無窓になっていることが多いなど、下記趣旨の記事が現場写真と火災状況のイラスト付きでネット配信されていた。

大阪湾に浮かぶ人工島・舞洲(まいしま)(大阪市此花区)の「日立物流西日本」舞洲営業所で起きた倉庫火災は、発生から丸4日たった3日午前も鎮火の見通しが立たない。

倉庫特有の構造的な問題から、内部に熱気や煙が充満して消火活動が難航しているためだ。

巨大な物流拠点で何が起きているのか。

「倉庫で段ボールが燃えている」。
男性の従業員が大阪市消防局に119番したのは、1129日午前855分だった。

鉄骨鉄筋コンクリート造りの6階建て倉庫(延べ約5万平方メートル)からは激しい炎が上がり、黒煙も噴き出した。

3日現在で3万平方メートル超が焼損し、屋根の一部も焼け落ちた。

延べ433台の消防車とヘリ2機が出動。
同日午前11時にようやくほぼ消し止められたが、火は今もくすぶっている。

現場は物流センターが密集する地域で住宅がなく、人的被害は煙を吸い込んだ女性1人の救急搬送にとどまる。

親会社の日立物流(東京都中央区)などによると、出火元は目撃情報から荷物を搬出する1階の中央部分とされ、「パレット」と呼ばれる運搬用の紙製の台を積んでいた付近から炎が上がった。

瞬く間に倉庫内に火が回っており、大阪府警此花署などが出火原因を調べている。

市消防局によると、20205月に倉庫の立ち入り検査を実施したが、防火設備に問題はなかった。

倉庫は各メーカーから発送された商品を保管し、卸売業者に出荷する「物流の中継基地」。

主に63階に医薬品や食品、工具などが保管されていた。

多くの商品が燃えたとみられ、日立物流の担当者は「東日本などの倉庫から業者に出荷しているが、納期に遅れが出始めている」と説明する。

なぜ消火活動が困難を極めているのか。

倉庫は全体的に窓の数が少なく、屋外からの放水は壁に阻まれて限界がある。

開口部が少ないことで内部に熱気と煙がこもっている上、市消防局は「倒壊の危険性などがないか安全確認が必要で、容易に内部で作業できなかった」と説明。

1日から一部エリアの内部で消防隊員が消火活動を始めた状態だ。

事務用品通販会社「アスクル」の物流倉庫(埼玉県)でも17年、鎮火まで12日間を要する火災が起きた。

東京理科大の関沢愛教授(建築・都市防災学)は、「倉庫は商品が日焼けするのを防ぐため『無窓』構造になっていることが多く、一度燃え始めると消火に時間がかかる」と指摘。

「ネット通販の急拡大で物流革命が起き、各地で大規模な倉庫が増えている。事業者は防火や被害拡大を防ぐ対策に改めて力を入れるべきだ」と語った。

https://mainichi.jp/articles/20211203/k00/00m/040/071000c

 

1241855分に産経新聞からは、12417時に鎮火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪市此花区の人工島・舞洲にある物流会社「日立物流西日本」の倉庫で11月29日朝に起きた火災は、発生から5日が経過した4日午後5時に鎮火した。

窓が少ないため消火活動は難航したとみられ、物流にも一時影響が出ていた。

大阪市消防局によると、7階建て倉庫延べ約5万6千平方メートルのうち約3万8700平方メートルが焼け、延べ503台の消防車とヘリコプター2機が出動した。

発生翌日の30日には、近隣で働いていた50代女性が煙を吸い軽傷を負った。

大阪府警此花署が出火原因などを調べている。

https://www.sankei.com/article/20211204-I5KIRYVZGVNTXPCISUSXOIBZO4/

 

(2022年1月17日 修正1 ;追記)

2022115339分に産経新聞からは、原因は放火だったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

大阪府警捜査1課と此花署は15日、現住建造物等放火容疑で、府内に住む派遣社員の少年(19)を逮捕した。

「同僚からたたかれたり蹴られたりする暴力を受け、一緒に働きたくなかった。別々にしてほしかったのでターボライターで火を付けた」と容疑を認めている。

府警は犯行動機の裏付けを進めている。

逮捕容疑は昨年11月29日午前、大阪市此花区北港緑地の日立物流西日本舞洲営業所の倉庫1階南側に積まれていた運搬用の段ボール製「パレット」に何らかの方法で火を付け、倉庫を全焼させたとしている。

府警によると、1月14日朝には、同市西淀川区の5階建て倉庫「プロロジスパーク大阪4」で、日立物流西日本が借用する倉庫3階の区画でも火災が起き、薬品が入った段ボールが焼けた。

この現場には、此花区の火災後に舞洲営業所から少年を含む4人が派遣されており、府警が事情を聴いたところ、少年が西淀川区での放火について「同僚からの暴力を受けてストレス解消でライターで火を付けた」と話し、此花区の放火も認めたため、逮捕した。

https://www.sankei.com/article/20220115-DETLVQXR2BJNZNT66CXFQFJ36Q/ 

 

(2022年6月15日 修正2 ;追記)

20226141628分に産経新聞からは、損害は80億円にのぼっていた、元少年は別の倉庫の放火容疑でも追送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

昨年11月に起きた放火事件により、日立物流側に少なくとも約80億円の損害が生じていたことが14日、同社への取材で分かった。

大阪府警は同日、現住建造物等放火の疑いで逮捕した元派遣社員の男(20)=事件当時(19)=について、同社が賃借する別の倉庫にも放火しようとしたとして同未遂容疑で追送検し、捜査を終えた。

府警によると、男はいずれの倉庫にも派遣社員として勤務。

「先輩から毎日仕事について注意され、暴力も受けていた。全てなくなれば離れられると思い、ライターで放火した」と容疑を認めているという。

府警は追送検容疑について、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。

昨年11月29日に起きた舞洲の倉庫の放火では、延べ約5万3千平方メートルのうち約3万平方メートルが焼け、鎮火までに5日を要した。

日立物流によると、損害額は倉庫の解体・撤去費などで約73億円、保管商品の代替輸送費で約6億7千万円に上るという。

今年1月14日、今回の追送検容疑となった大阪市西淀川区の同社の倉庫でもぼやが発生。

当時ここに派遣されていた男が、先の舞洲の火災も含めて関与を認めたため、府警は舞洲での放火容疑で逮捕していた。

男は1月末から約4カ月間、刑事責任能力の有無を調べるため鑑定留置され、今月2日に起訴された。

追送検容疑は1月14日午前、大阪市西淀川区中島の5階建て倉庫の日立物流西日本が賃借する区画で、薬品が入った段ボールの上に置いた紙に火を付け、倉庫を燃やそうとしたとしている。
けが人はなかった。

https://www.sankei.com/article/20220614-LAMC4A45QBIBLGQRU2GF4OTOEI/

 

6141925分に読売新聞からは、元少年はタバコを吸わないのにライターを持っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

元少年はどちらの倉庫でも勤務した経験があり、タバコを吸わないのにライターを所持しているなど、不審な点があったということです。

https://www.ytv.co.jp/press/kansai/151990.html 

 

 

 

 

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202111292125分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

フロントガラスに穴が開き、ひびが広がっています。
すぐ脇のトラックに積まれていたパイプが当たったのです。

29日午前8時半ごろ、東京・八王子市の交差点でのことです。

トラックが交差点を左折した際、荷台にあったパイプがずれて、信号待ちをしていた乗用車のフロントガラスにぶつかりました。

フロントガラスは丸くへこんで穴が開いています。

原因は積み荷の甘さ。

パイプは長さ5メートルほどの鉄製の水道管で、荷台には5本ほど積まれていましたが、結びが甘かったため、左折する際の勢いでパイプが崩れたとみられています。

この事故によるけが人は出ていません。

警察は事故の詳しい状況を調べています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/546687a37fac5915268a4f4fe3667873e2b7705d

 

1129172分にFNN PRIMEからは、パイプが荷台からはみ出したという表現で、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

午前8時半ごろ、八王子市中野上町の交差点で、トラックの荷台に積まれていた鉄パイプが、停車していた乗用車のフロントガラスにぶつかった。

警視庁によると、トラックには、長さおよそ5メートルの鉄パイプが5本ほど積まれていて、左折した際の勢いで、荷台からはみ出したとみられている。

https://www.fnn.jp/articles/-/277500 

 

 

 

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20211128196分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう午前9時半すぎ、久留米市荒木町にある酒を造る工場で、「従業員がタンクに転落したかもしれない」と、別の従業員から消防に通報がありました。

警察と消防が調べたところ、敷地内の地中に埋め込まれたタンクに従業員の鹿子嶋さん(男性、62歳)が転落しているのが見つかり、病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。

警察によりますと、鹿子嶋さんは日本酒のもとになる「もろみ」が入ったタンクの中をかき混ぜる作業を行っていたということです。

また、当時は複数の従業員がそれぞれ別の場所でタンク内をかき混ぜる同じ作業を行っていましたが、通報するまで気付いた人はいなかったということです。

警察は、現場の状況などから作業中に誤って転落した可能性があるとみて、当時の詳しい状況を調べています

https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20211128/5010014021.html

 

(ブログ者コメント

〇以下は親会社のHPに掲載されていたプレスリリースの抜粋。
スーパーなどでよく見かける銘柄の醸造元だった。

20211128日付)
・・・

2.発生場所
  F酒類()久留米工場 

3.被災者
  同社契約社員(62歳・男性)

4.経緯
  ・もろみタンク汲み水給水作業中に、同タンク内に転落
  ・910分、当該社員が居ないことに気づき、捜索
  ・930分、転落の可能性があるとして119番に通報
  ・950分、救急隊員がタンク内で発見、救急搬送
  ・1040分、病院にて死亡を確認

https://www.oenon.jp/news/2021/1128-1.html 

〇もろみタンクかき混ぜ中にタンク内に転落して死亡した事故は、20159月に札幌市でも発生している。(本ブログでも紹介スミ)

 

 

 

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202111271046分にYAHOOニュース(佐賀新聞)から下記趣旨の記事が、破損したブランコの写真付きでネット配信されていた。

伊万里市が管理する公園で6月、ブランコの座板がつり金具とのつなぎ目から外れ、乗っていた小学6年の男児が転倒して右手の指2本を骨折していたことが26日、分かった。

事故の4カ月前に点検業者が危険性を指摘していたにもかかわらず、市は十分な対策を取っていなかった。

市都市政策課によると、事故は69日、同市松島町の松島公園で起きた。

男児がブランコに乗っていると座板の片方がつり金具から突然外れ、地面に右手から落ちて中指と薬指を骨折した。

座板とつり金具の鉄製の連結部が摩耗で細くなり、外れやすくなっていたという。

ブランコは設置して20年がたっていた。

国は20184月、公園遊具の老朽化などによる事故を防ぐため、都市公園の管理者に専門業者による点検を原則年1回行うよう義務付けた。

市は20年度に点検を初めて実施。

211月末、22公園のうち18公園の38基に安全性に問題があると報告を受けたが、業者が使用中止を求めた2基だけを使えないようにした。

業者が「緊急な修繕か更新の検討」を求めた残り36基については、市職員による月1回の通常点検で様子を見ながら使用を継続すると判断。

事故が起きたブランコは、その中の一つだった。

市は事故翌日、36基全てを使用禁止にした。

市は管理責任を認め、男児側に治療費や慰謝料など、計約20万円を支払った。

都市政策課は、「遊具が使えなくなることへの子どもたちへの影響も考えての対応だったが、業者の点検結果の受け止めに甘さがあった。今まで以上に安全管理を徹底したい」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/09dbe7d4b0f1c2d4f652beb713f929bfecb9f107

 

1127957分にYAHOOニュース(毎日新聞)からは、前々日に職員が巡視した時には危険性を把握できなかったなど、に下記趣旨の記事がネット配信されていた。

点検業者が1月に危険性を報告していたにも関わらず処置せず、職員による毎月1回の巡視点検で済ませていた。

伊万里市都市政策課によると、国の通達に基づき、専門業者が2020年度に市内22公園の遊具を点検した。

1月にまとまった報告書に従って2基は使用禁止としたが、「緊急の修繕もしくは更新の検討」を求められた36基は「緊急性はない」と判断して使用を続けた。

このうち、松島公園の2連式ブランコで6月9日午後3時ごろ、事故が発生。

座板をつり下げる左右の金具の右側がチェーンとの接合部から外れ、バランスを崩した男子児童は右手を地面につき、中指と薬指の骨を折った。

市は接合部の摩耗が原因とみているが、前々日の7日に巡視した際も危険性を把握できていなかった。

事故の翌日、問題のブランコを含む38基全てを使用禁止とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a6c2c1707ae2286be8d98a159227ce50baf4cbd3

 

 

 

 

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2021112720分に日本経済新聞から下記趣旨の記事が、栄養循環イラストなど付きでネット配信されていた。

日本最大の内海、瀬戸内海で異変が起きている。

沿岸の都市から流れ出る生活用水や工場廃水の規制強化の結果、水質汚染の原因となる窒素やリンが減る一方で、魚や貝のエサとなるプランクトンが栄養不足で育ちにくくなっている。

「水清ければ魚すまず」の状況に、再生に向けた取り組みが広がろうとしている。

瀬戸内海に面する兵庫県明石市の沖合は、明石鯛や明石ダコをはじめ、約100種類もの魚が水揚げされる全国有数の漁場だ。

同県の漁獲量の約3割を占めていたイカナゴは、2000年代前半までは年150003万トン程度で推移していたが、現在は2000トンを下回る。

全国上位の生産量を誇るノリの養殖も、2000年ごろから黒く色づかない「色落ち」が続く。

イカナゴは夏は砂に潜って「夏眠」をし、冬に産卵をする。
夏眠に入る前に栄養分を十分に蓄える必要があるが、1990年代後半から肥満度が低下している。
1
匹当たりの産卵量も、30年前から30%減った。
栄養不足に陥っている恐れがある。

兵庫県の水産技術センター(明石市)は、2015年度から5年間の現地調査などで、主要漁協のイカナゴの稚魚「シンコ」の漁獲量と海水中の窒素などの濃度に明瞭な関係があることを明らかにした。

思い当たることが一つある。
排水規制だ。

「海域の貧栄養化がイカナゴの減少やノリの色落ちの原因と考えられる」と、反田実技術参与は話す。

ほどほどの窒素やリンは、海の肥やしとなっていた。

「このままでは続けられない」。
ノリ養殖に深刻な影響が出ている。
地元から要望を受けた明石市は対策に乗り出した。

二見浄化センターは、独自に窒素濃度を上げようと「08年から、汚水を浄化する微生物の働きを、あえて抑制している」。

兵庫県は19年に条例を改正した。

「全窒素が1リットルあたり0.2ミリグラム以下、全リンが同0.02ミリグラム以下の海域は生物生産性が低い海域であり、一般的には漁船漁業には適さない」とした日本水産資源保護協会の基準をもとに、全国に先駆けて海域の窒素やリンの下限値を新たに設けた。

同県では22年にも、下水処理場や工場などからの栄養分の確保策などを定めた「栄養塩類管理計画」と、国の方針に基づき汚濁を減らす「第9次総量削減計画」をまとめる。

「管理計画がアクセル、削減計画がブレーキ。バランスが難しい」(環境管理局水大気課)。

国も216月に瀬戸内海環境保全特別措置法を改正し、排水規制による「きれいな海」からきめ細やかな管理による「豊かな海」へと方針を転換した。

企業も動く。

水炊き料理店を展開するトリゼンホールディングス(福岡市)のトリゼンオーシャンズ(同)は、沿岸の養殖業向けに海の「肥料」を開発した。

養鶏場で出た鶏のふんが原料で、乳酸菌や酵母を加えて発酵させた。

今までは森や平地の栄養分が川を通じて海に流れ込むしくみがあったが、「今は循環がうまくいっていない」と福岡製造・開発部長は指摘する。

18年から広島県尾道市でアサリの稚貝を育てる実験をしたところ、肥料を干潟にまいた区画では、生存率が約2割高まった。

広島県のカキの養殖業者などが導入した。

ただ、広島大学環境安全センターの西嶋渉教授は、「瀬戸内海に流入する窒素やリンは、陸からよりも、太平洋の影響が大きい」と指摘する。

1980年代の瀬戸内海における栄養塩を養分とする植物プランクトンの濃度を5段階に分けて海域を分析すると、濃度が高かった大阪湾や広島湾は2000年代後半にかけて大幅に下がったが、もともと濃度が低かった海域ではほとんど変化しなかった。

環境省などによると、ブリ養殖が盛んな香川県では赤潮に対する懸念が高いなど、各府県で姿勢も異なる。

積極的な兵庫県も、「結果がみえるのは5年先」と水産技術センターの反田技術参与は指摘し、「どんな海が良いかは利害関係者によって違う。合意形成が大事だ」と話している。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE158890V11C21A1000000/

 

(ブログ者コメント)

瀬戸内海環境保全特別措置法の改正については、下記記事参照。

2021612日掲載)
202164日報道 瀬戸内海がきれいになり過ぎて漁業に悪影響がでてきたため、栄養塩を総量規制から外し海域ごとに管理できるようにする「改正瀬戸内法」が国会で可決成立した
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11713/ 

 

 

 

 

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202111281652分にYAHOOニュース(岐阜新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午後2時5分ごろ、岐阜県関市神野の農畜産物加工販売会社で、派遣社員の男性(71)=岐阜市鷺山=がフォークリフトで吊っていた重さ約1トンの肥料の下敷きになった。

男性は病院に搬送されたが、約8時間半後に死亡が確認された。
死因は窒息死。

関署によると、男性はフォークリフトで肥料を吊り、トラックの荷台の別の袋に移し替える作業をしていた。

肥料袋の下部の排出口を開けようとしたところ、袋の取っ手がちぎれたとみられる。

肥料袋は縦120センチ、横110センチ、高さ65センチで、中には鶏糞を燃やした灰が入っていた。

トラックの荷台から高さ1メートルの位置で、肥料袋を吊っていた。

署は詳しい事故原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c62744e9d902ebf9a1d93904eec10e1c17a5bbe7

 

 

 

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202111262151分にYAHOOニュース(京都新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

小学校の校外行事で児童がけがを負ったとして、児童と両親が京都市に対し、計500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、京都地裁であった。

増森珠美裁判長は「教諭らの過失で事故が発生した」として、市に21万円の賠償を命じた。

判決によると、当時4年の児童は20195月、松陽小(西京区)の23日の体験学習で、京都市野外教育センター奥志摩みさきの家(三重県志摩市)を訪れた。

同日夜、児童56人の班で同施設の敷地内を歩くナイトウオークを行っていたところ、山の主に扮(ふん)した校長に遭遇した児童らが慌てて走りだし、ランタンを持った仲間とはぐれた児童は側溝に落ちて転倒。
前歯2本の先端を折るけがを負った。

児童側は、過去にも側溝に転落する事故は複数起きており、教諭らが隠れて見守るなど事故を予防する措置を怠ったなどと主張。

市側は、安全に十分配慮していたと反論していた。

判決理由で増森裁判長は、「何かの拍子に驚いた児童らが暗闇の中で側溝に転落する危険性を教諭らは予見できた」と指摘。
けがを負った児童に対する慰謝料など21万円の支払いを命じた。
両親の精神的苦痛は認められないとして請求を退けた。

市教委は、「けがをされた児童にお見舞い申し上げる。教育活動での事故防止の徹底に努める」とコメントした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/666c93362d6220d505d718b36241a9e2eb0506be 

 

 

 

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202111262050分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR東日本は26日、視覚障害者を誘導するために駅のホームに設置している音声案内スピーカーについて、東京や神奈川、宮城、福島など11都県の59駅、計112台が不適切な向きに付けられていたと発表した。

毎日新聞がJR渋谷駅の埼京線ホームの音声案内が不適切な向きに設置されていると報道したのを受け、国土交通省が全国の運輸局を通じて各鉄道会社に注意喚起していた。

JR東は不適切な向きのスピーカーの使用を停止し、整備がすみ次第、順次使用を再開しているという。

音声案内による誘導は、視覚障害者にとって改札口や階段の位置などを知らせる重要な情報の一つで、改札や地下鉄の地上出入り口では「ピーンポーン」という音で案内したり、ホームの階段では鳥のさえずりを模した音を使ったりしている。

国交省によると、ホーム上でスピーカーが線路と直角の方向を向いていると、隣のホームにいる視覚障害者が誤って線路方向に歩いてしまう恐れがあるなどの理由で、国のガイドラインではスピーカーは線路と平行に向けることが望ましいとしている。

JR渋谷駅埼京線ホームの音声案内の不適切設置は、読者からの投稿フォーム「つながる毎日新聞」に10月に寄せられた情報を基にした取材で発覚した。

スピーカー5台が線路と直角の向きに設置され、最悪の場合、視覚障害者が線路に転落する恐れがあった。

東京都内で26日会見したJR東の富川・営業部次長らによると、毎日新聞からの問い合わせを受け、11月に管内で音声案内を設置している637駅を調査したところ、59駅の112台で不適切な向きの設置が判明した。

そのうち、渋谷駅と田町駅の計6台は既に向きを修正したが、「今年度中にすべてのスピーカーを適切な状態に直すのは難しい」としている。

調査では、線路と平行に設置しているものの、利用者が音声を聞き取りにくい方向に取り付けられているなど、音声案内の本来の趣旨に反しているとみられる事例も15都県の68141台で確認された。

順次修正していくという。

JR東は不適切設置の原因について「ガイドラインの趣旨にのっとった向きに関する配慮が不足していたため」とし、「該当する装置については使用を停止のうえ、順次、適切な状態に是正してまいります。ご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます」とした。

      ◇

不適切な向きにスピーカーを設置していた駅は以下の通り。

【青森県】 浪岡
【宮城県】 くりこま高原・下馬・白石蔵王・仙台・古川・
      陸前落合・涌谷
【秋田県】 秋田・追分・大館・大曲・象潟・能代・東能代
【山形県】 芦沢・羽前長崎・羽前中山・大石田・
      かみのやま温泉・天童南・舟形・山形・米沢
【福島県】 植田・郡山・新白河・新地・ 福島
【茨城県】 日立
【埼玉県】 籠原・北朝霞・深谷・武蔵高萩
【千葉県】 小林・ 布佐
【東京都】 上野・神田・北千住・渋谷・新橋・立川・
      田町・東京・西国分寺・東中神・谷保・ 代々木
【神奈川県】海老名・大磯・小机・尻手・社家・登戸・
      東戸塚・武蔵溝ノ口・矢向・洋光台
【山梨県】 酒折

https://mainichi.jp/articles/20211126/k00/00m/040/272000c#:~:text=JR%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E9%A7%85%E5%9F%BC%E4%BA%AC%E7%B7%9A,%E3%81%99%E3%82%8B%E6%81%90%E3%82%8C%E3%81%8C%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82 

 

11261947分に産経新聞からは、視覚障碍者は音の聞こえる方向に沿って歩けば階段にたどり着くと判断するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR東によると、装置はホームから出口に通じる階段の位置を案内するため、階段の開始部分の上に設置され、鳥の鳴き声を模した音などを流している。

視覚障害者は、音の聞こえる方向に沿って歩けば階段にたどり着くと判断する。

このため、線路と直角の方向に設置すると、線路に向かって歩きだしてしまう危険性がある。

https://www.sankei.com/article/20211126-26WF6J53VZPNDLJ4BU3LLGKUO4/

 

 

(2022年1月30日 修正1 ;追記)

20221282036分に毎日新聞からは、国交省が全国の鉄道会社を調べた結果、11113駅で不適切設置があった、その一方で未設置駅も数多くあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国土交通省は28日、視覚障害者を誘導するために駅のホームに設置された音声案内スピーカーについて、JR東日本など全国の鉄道会社11社の113駅、238台が不適切な方法で設置されていたと発表した。

昨年12月末までに166台は改修済みで、残る72台は今年度内に改修予定という。

毎日新聞が昨年11月、JR渋谷駅の埼京線ホームの音声案内スピーカーが国のガイドラインに反する不適切な向きに設置され、視覚障害者が線路に転落する恐れがあると報道したのを受け、国交省が全国の各鉄道会社を調査していた。

国交省の調査に先んじて、JR東日本が東京や神奈川、宮城、福島など11都県の59駅、計112台が不適切だったと発表していた。

国交省によると、JR東日本やJR東海、東武鉄道などで不適切な設置があったが、駅名や台数は公表していない。

同省技術企画課は「駅の構造上の問題などがあったが、調査を機に適切に設置してもらいたい」としている。

東武鉄道は毎日新聞の取材に、「音声案内を設置していた39駅のうち21駅で不適切設置があった」と答えた。
既に改修を終えたという。

相模鉄道によると、横浜駅と和田町駅で計5台が不適切だったという。
相模鉄道の担当者は「構造上の問題があったが、ガイドラインを優先した。既に改修している」と話した。

一方、鉄道会社への取材では、そもそも音声案内を設置していない駅もある。

東武鉄道は全205駅のうち39駅(約19%)にとどまる。
同社は整備について、「現在、検討している」と説明する。

東急電鉄は全98駅のうち31駅(約32%)で設置している。
未設置駅については、「状況を鑑みながら、設置を検討する」としている。

駅のバリアフリーに詳しい近畿大学理工学部の柳原崇男准教授(交通計画)は、「ホームに音声案内が流れていると、視覚障害者以外の人から苦情が来ることがある。そのため、ホームとは別の方向に向けたり、そもそも設置しない駅があったりすると考えられる」と指摘する。

都営地下鉄の担当者は取材に、「(案内に使われる)『鳥のさえずり(を模した音)が耳障りだ』という苦情があった」という。

柳原准教授は、「視覚障害者にとって、階段などの場所を把握し、そこまで行く上で音声案内は非常に大切だ。バリアフリー法では、障害者の気持ちを理解する『心のバリアフリー』は国民の責務とされている。視覚障害者を安全に誘導する大切さを理解してほしい」と話す。

 

JR渋谷駅埼京線ホームの音声案内の不適切設置は、読者からの投稿フォーム「つながる毎日新聞」https://mainichi.jp/tsunagaru/)に昨年10月に寄せられた情報を基にした取材で発覚した。

 

【不適切設置があった鉄道会社

JR北海道、JR東日本、JR東海、JR四国、東武鉄道、相模鉄道、名古屋鉄道、新京成電鉄、千葉都市モノレール、えちごトキめき鉄道、京阪電鉄

https://mainichi.jp/articles/20220128/k00/00m/040/375000c 

 

 

 

 

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202111261632分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

茨城県日立市の職員が草刈り機で除草作業中、跳ねた小石が走行中などの自動車に当たって損傷させる事故が立て続けに3件起きていたことが、市への取材でわかった。

人的被害はなかったが、市の損害賠償額は3件で84万8382円に達している。

3件の事故は、9月7日から10月18日までの約1か月の間に起きた。

いずれも、市道わきや公共施設敷地で除草作業をしていたところ、草刈り機が地面の小石を跳ね上げ、駐車や走行していた車にぶつかり、ガラスや車体を損傷した。

9月7日の事故では、中学校敷地で用務員が草刈り中、飛び散った小石が30~40メートル離れた中里交流センターに駐車していたタクシーのガラスを破り、市はレンタカー代を含め約62万円を支払うことになった。

走行中の車のフロントガラスを突き破った事故もあった。

草刈り作業の際に縦横約1メートルの防護柵を設置していたケースもあったが、小石は柵を超えて飛び散ったとみられる。

市によると、数年前までは年1回程度、同様の事故が起きていたが、短期間で3件が続発したのは想定外だという。

市は、防護柵を拡張するなど再発防止に取り組むことにしている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211126-OYT1T50082/

 

(ブログ者コメント)

〇関連情報調査結果、同じ茨城県つくば市での石はね事例も見つ
 かった。

2021518日 NEWSつくば)

つくば市は17日、市有地の同市小田、国指定史跡小田城跡で、市の委託業者が草刈り機3台で草刈り作業中、小石が跳ね、近くの民家の窓ガラスを破損する事故が発生したと発表した。

同市では12日にも、同市平沢、平沢官衙(かんが)遺跡歴史ひろばで、業者が芝刈り機で作業中、小石が跳ね、散策していた女性が頭部にけがを負う事故が発生したばかり。

五十嵐立青市長が安全対策を徹底すると表明した矢先だった。

市文化財課によると、小田城跡で、15日午前8時から午後5時まで、委託業者の作業員5人がハンドガイド式草刈り機1台と肩掛け式草刈り機2台を使用して草刈りをした際、小石が跳ね、民家1階の窓ガラスに当たった。

ガラスは表面が破損し、直径2センチくらいくぼんだ状態になった。

5人の作業員のうち3人が機械で草刈りをし、1人が周囲を監視、1人が刈った草を集める作業をしたが、石跳ね事故を防止する衝立(ついたて)やフェンスなどは使用していなかった。

小田城跡で作業をした業者は、平沢官衙遺跡とは別の業者だという。

17日、民家の住民から連絡があり分かった。

同日、業者が現地確認し、住民に謝罪、破損した窓ガラスを補償することを伝えた。

五十嵐市長は、「先日の事故を受け、全委託事業者に注意喚起及び飛び石防止等の安全対策を徹底していたところ、再びこのような事故が発生したことを深くお詫びします。再度このような事故を起こすことのないよう指導を徹底し再発防止に努めます」とするコメントを発表した。

石跳ね事故が相次いで発生したことを受けて、市は、草刈り作業の仕様書を全庁的に見直したいとしている。

https://newstsukuba.jp/31880/18/05/

 

〇本ブログでは草刈り機による事故事例を多数紹介してきたが、そのほとんどは人身事故。
石はねによる器物破損事例は以下の1件のみで、飛距離は5~15mだった。
[昔の事例の顛末] 20131017日 岩手県奥州市で市の職員がマラソン大会臨時駐車場除草中、草刈機がはね飛ばした小石が隣接駐車場の車に当たり、市は約220万円を賠償

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3448/ 

それが、今回の事例では30~40m飛んだということで、そんなにも飛ぶのかと、少し驚いた。

 

 

 

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202111261049分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

連係プレーで高齢男性の救命に貢献したとして、秋田県横手市消防本部は25日、いずれも湯沢市の運送会社員・菅さん(男性、58歳)と郵便局員・竹沢さん(男性、48歳)に感謝状を贈った。

菅さんは84日、横手市杉目で仕事の合間を利用したウォーキング中に、エンジンがかかったままの草刈り機を見つけた。

人がいないので探すと、口や目を開けたまま男性が近くで仰向けになって倒れていた。

「とうさん、とうさん」と呼びかけても反応はなく、呼吸もしていなかったという。

119番通報するとともに、ベルトをゆるめ、靴下をぬがせ、心臓マッサージを行った。

通報した際、伝える住所がわからず、呼び止めたのが、バイクで配達中の竹沢さんだった。

竹沢さんは、応急処置の支援や、入り組んだ場所での救急車の誘導にもあたった。

10分後に救急車が到着し、隊員がAED(自動体外式除細動器)を使ったところ、呼吸が戻ったという。

男性は70代で、搬送中も意識が戻らなかったが、約1カ月後に無事退院した。

菅谷消防長は、「迅速な通報や応急処置が行われ、我々も感動している」とたたえた。

菅さんは「消防団での訓練が生きた。助かってよかった」、竹沢さんは「助けることができ、ほっとしている」と話した。

https://www.asahi.com/articles/ASPCT6RDYPCTULUC00N.html

 

 

 

 

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202111251753分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午後、徳島市にあるJAの施設で、職員が、倒れた鉄製の門の扉の下敷きになり、死亡しました。

25日午後1時ごろ、徳島市にある「JAバンク徳島センター」で職員の玉登さん(男性、69歳)が駐車場の鉄製の門の扉の下敷きになって倒れているのを、通りがかった職員が見つけました。

玉登さんは意識がなく、小松島市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

警察によりますと、門の扉は高さおよそ1.8メートル、幅およそ2.3メートルあり、玉登さんは扉のレールに異常があったため、1人で点検していて、扉が何らかの原因で倒れたとみられるということです。

門の扉は、通常、倒れないよう、重りがのせられていますが、当時はのせられていなかったということです。

警察は、当時の状況や扉が倒れた原因を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20211125/8020012917.html

 

(ブログ者コメント)

〇点検のため、重りを下ろしていたということだろうか?

〇門扉転倒事例については、過去に何件も紹介スミ。
そのうちの1事例では、ブログ者が実際に経験した事例を紹介している。
2011412日掲載
2010111日 一宮市の工事現場で風にあおられて門扉が倒れ、警備員が死亡
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/62/

〇ちなみに今回の事例に関し、当日の徳島市の風速は13時で3.4m/sだった。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_s1.php?prec_no=71&block_no=47895&year=2021&month=11&day=25&view=

 

 

 

 

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202111252111分にYAHOOニュース(神奈川新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午前11時ごろ、神奈川県南足柄市関本の南足柄市役所で作業中のゴンドラが落下した、と119番通報があった。

ゴンドラに乗っていた藤沢市在住の自営業の男性(30)が腰の骨を折るなどの重傷を負い、ゴンドラのワイヤに接触した綾瀬市の自営業の男性(30)が腰に軽いけがを負った。

松田署によると、同日同8時半ごろから、4人の作業員が2人ずつ2台のゴンドラに乗車し、庁舎のネジの交換作業に当たっていた。

綾瀬市の男性が庁舎屋上でゴンドラを降車後、ゴンドラのワイヤを固定していた庁舎設置のアンカーが抜け、ゴンドラは庁舎屋上から正面玄関の屋根部分まで、約9メートル落下した。

もう1台のゴンドラも地上1メートル付近から落下したが、作業員2人にけがはなかった。

署が事故原因を調べている。  

市管財契約課によると、市では今年9月から来年1月中旬まで、庁舎や天井などの防水工事を行っており、ネジの交換作業はこの日から実施していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c49827eb55e553d08212997c8093d0c9c03032

 

11252329分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

作業用のゴンドラが落下し、男性作業員2人がけがをしました。

25日午前11時すぎ、神奈川県南足柄市の職員から、「市役所で作業をしていた人が屋根に落ちて倒れている」と119番通報がありました。

警察などによりますと、市役所の窓の防水作業をしていたゴンドラが高さ10メートルの場所から6メートルほど下の屋根の上に落下していました。

乗っていた30代の男性作業員がけがをしたほか、直前にゴンドラを降りた20代の男性作業員も外れたワイヤが直撃し、けがをしました。

いずれも命に別状はないということです。

警察が事故原因について調べています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/a4a9dc83d3588c818311b820e5f73aa85f108fe4

 

 

 

 

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202111241815分に産経新聞から下記趣旨の記事が、ドア取っ手の写真付きでネット配信されていた。

富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は24日、10代の女性客2人が乗車する大観覧車のゴンドラのドア、鍵を閉め忘れ、ドアが開いたままの状態で1周させるトラブルが起きたと発表した。

乗客のけがや落下物はなかったものの、ゴンドラが高さ50メートルまで上昇する中のトラブルで、会見した岩田社長は、「乗客の方に極めて怖い思いをさせるなどし、おわびします」と謝罪した。

本来は、ゴンドラに客が乗り込んだ後、係員がドアを外から閉め、鍵をかけるが、今回、係員がその場を離れてしまったという。

発覚後、その係員にヒアリングしたものの、パニック状況となっており、会社として、なぜ今回の事故に至ったかは把握ができないという。

今回の事故を受け、安全にかかわる設備点検や営業マニュアルの再確認が取れるまで、大観覧車の営業を停止する。

このほか、安全点検が終了するまで、観覧車以外の7つのアトラクションも営業を停止することを決めた

ハイランドでは、ジェットコースター「ド・ドドンパ」の乗客で人身事故が相次いでいるため、大学教授などの専門家による第三者委員会による総合的な安全対策を進めるなど、信頼回復に向けた取り組みを進めていた。

https://www.sankei.com/article/20211124-IVQLITSATJPSJDGKK4JA5IIMQM/ 

 

11242041分に毎日新聞からは、ドアを閉めた後に施錠しなかった場合は安全ブザーが鳴るが、今回はドアを閉めていなかったため鳴らなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同社によると、午前955分ごろ、大観覧車が約12分かけて1周し終え、停車位置で止まったところ、降車担当の係員がドアが全開になっていることに気付いた。

乗客がゴンドラ内のベンチに座ると乗車担当の係員がドアを閉め、外側から施錠して発車する仕組みになっていたが、乗客からの聞き取りでは、乗車係は閉めずに、そのまま立ち去ったという。

乗車係は気が動転しており、同社の聞き取りに応じられない状態だという。

大観覧車の32基のゴンドラには、シートベルトはない。

ドアを閉めていなかったゴンドラは4人乗りだった。

ドアを閉めた後に施錠しなかった場合は安全ブザーがなるが、閉めていなかったため、ブザーは鳴らなかった。

今後は、乗客が異変に気付いた時は緊急停止するシステムを取り入れるという。

大観覧車は1995年に導入され、2009年にもドアを閉めた後に施錠し忘れた事案があり、安全ブザーを導入した。

岩田社長は、「ヒューマンエラーは常に起こる可能性があることを従業員に徹底させ、再発防止に努めたい」と述べた。

https://mainichi.jp/articles/20211124/k00/00m/040/132000c 

 

1124216分に朝日新聞からは、乗車係、降車係、交代要員の3名ともに気付かなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同社によると、同日午前955分ごろ、10代の女性客2人がゴンドラに乗車した際、係員が扉を閉め忘れたまま持ち場を離れたという。

ゴンドラは、そのまま約12分かけて1周。

戻ってきた際に係員が扉が開いていることに気づいたといい、利用客は「自動で閉まると思っていた」と話しているという。

観覧車には乗車係、降車係が各1人と交代要員1人の計3人が配置されているが、いずれも気づかなかったという。

https://www.asahi.com/articles/ASPCS6QP2PCSUTIL03Y.html 

 

(2022年2月28日 修正1 ;追記)

2022225211分に毎日新聞からは、順番待ち男児の危険行為対応に追われドアを閉め忘れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

富士急ハイランドの乗客に骨折などの負傷が相次いだ問題で、安全管理体制などを調査している第三者委員会が25日に記者会見した。

2111月に発生した、客2人が乗った大観覧車(高さ約50メートル)でゴンドラ1基のドアが全開の状態で1周した事案では、ドアを閉めなかったゴンドラの乗客の後に順番待ちしていた親子の男児に、ホームと待ち列を区切る鎖にぶら下がるなどの危険行為があり、係員が対応に追われドアを閉め忘れたことが判明した。

第三者委は「単なるスタッフのミスとしてとどめるべきでない」などと指摘し、担当者の人数や役割分担の再検討などを求めた。

https://mainichi.jp/articles/20220225/k00/00m/040/324000c 

 

  

 

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20211125190分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

荒れた海の影響で、バスの事故が起きました。

島根県出雲市で24日、海岸沿いの市道を走っていたバスが横転しそうになり、乗っていた女性が手首を骨折するケガをしました。

バスが横転寸前だったその理由は、荒れた海の影響による高波でした。

事故があったのは、出雲市小伊津町の日本海に面した市道です。

発生はきのう午前9時頃、市が委託し運行する平田生活バスに高波が直撃。

当時、バスには運転手のほか65歳の女性一人が乗っていて、この女性が右手首を骨折するケガをしました。

修理のためメーカーに送られたバス。
高波の直撃を受け、扉が外れてしまっています。

出雲市によると、高波の直撃は2度にわたって起きたといいます。

1度目の直撃で停車したバス。
ドアが開き、海水が浸入したため、運転手と女性が席を立ち、力をあわせてドアを閉じようとしたといいます。

そこに2度目の高波が直撃。
バスは山側のフェンスに倒れ掛かり、元に戻りましたが、はずみで女性は後ろに飛ばされ、骨折のケガをしたということです。

運転手も軽いけがをしました。

24日は、同じ島根半島の松江市鹿島町で最大瞬間風速21メートルを観測。
強風が吹き荒れていました。

出雲市によると、この道路は高波の危険がある冬場・12月15日から3か月にわたり通行止めにする場所で、今シーズンも地域の人に通行止めの予告をしている最中の事故でした。

緊急の通行止めは25日までの予定で、26日以降に出雲市が事故の原因を調べるということです。











https://news.yahoo.co.jp/articles/310a73055b902c8f4662a03ab08eb24c098cf928

 

11251949分にYAHOOニュース(日本海テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

何かにぶつかって、へこんでしまったバス。

事故があったのは、出雲市小伊津町の海岸沿いの市道だ。

24日の午前9時頃、出雲市が運営する平田生活バスが走行中に、 波に巻き込まれた。

その際、バスのドアが開き、運転手はドアを閉めようとしたが、新たな波に巻き込まれて、道路沿いのフェンスに衝突した。

事故当時、バスには運転手と乗客の女性が乗っていて、女性は右手首を骨折。
運転手も軽傷を負った。

25日に事故があった出雲市内の市道に向かうと、通行止めの看板が。

市道のすぐ横は日本海。
風も強く吹き、白波が岩場や岸壁に打ちつけていた。

こちらは、小伊津地区だ。
平田生活バスは市道を通って、この地区に向かう途中だった。

この市道は地区の住民も利用するという。

住民:
「波がこの防波堤を越えていた。自分たちも通る道だが、波が来たと思ったら引き返す。怖いと思う。」
住民:
「ちょっと荒れると波が高くなる。風もあるし、あそこは波よけもないし、寒くなると危険な場所だ。」

松江地方気象台によると、24日は事故があった時間帯に、島根県東部に強風波浪注意報が発令されていた。

出雲市によると、事故現場を含む区間は、台風や波が高い時など危険が予測される場合、運行を規制することもあるという。

また例年、冬の時期になると高波や強風また路面凍結が心配されることから、12月中旬から3月中旬までは通行規制が行われている。

出雲市交通政策課 常松課長:
「今回、こういう事故が起きたことを非常に残念に思っている。漂流物も高波によって打ち上げられている。それらの撤去作業もあるので、25日までは通行規制をかける。」

出雲市では、今回の規制の解除については、状況を確認したうえで決定するという。





https://news.yahoo.co.jp/articles/613dadf67359dc7eab09054ca5e40f5daebce45

 

 

 

 

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20211123631分にYAHOOニュース(東洋経済)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

100年前の「丹那トンネル」工事が、南アルプスリニアトンネル工事に対する深刻な懸念の実例だと、川勝平太静岡県知事は1026日の会見で紹介した。

詳しい説明をした県担当者は、当時の函南町長の言葉を引用して、丹那トンネル工事による大量湧水の流出を踏まえ、「リニア工事中に失われた水は戻らない」などの結論にした。

背景には、リニア工事中の山梨県外への水流出について、知事は「水1滴も県外流出は不許可」の姿勢を崩さないことにある。

「工事中の人命安全確保」を優先するJR東海に対して、「トンネル湧水の全量戻しが当然」の論拠として「丹那トンネル」を持ち出したのだ。

ところが、丹那トンネル工事に関する当時の資料を確認すると、県担当者は事実を故意に貼りあわせ、印象操作を行ったことがわかった。

「トンネル湧水の全量戻しが当然」(川勝知事)を後押しするための“事実歪曲”だが、決して許されることではないだろう。

 

【突発湧水の危険性】

静岡、山梨県境付近は大規模な断層による約800mもの破砕帯があり、突発湧水によるトンネル工事の危険性が指摘される。

県境付近の工事について、JR東海はトンネル掘削をする際、静岡県側から下向きに掘削していくと、突発湧水が起きた場合、水没の可能性が高く、作業員の安全確保が図れないため、山梨県側から上向きに掘削する工法を会議で説明した。

ただ、「上向き工法」の場合、工事期間中の約10カ月間に300立方mから500万立方mの水が山梨県側へ流出することになる。

リニア工事による大井川中下流域への水環境をテーマに、国の有識者会議は2年近くの議論を重ね、JR東海がトンネル湧水全量を大井川に戻すことで、工事中の山梨県側への流出期間を含めて、「中下流域の表流水への影響はほぼなし」、また、中下流域の地下水の涵養源は近隣の降雨と表流水であり、「中下流域の地下水への影響はほぼなし」などの中間報告案を委員全員が了承、次回の有識者会議で結論がまとまる予定だった。

有識者会議の結論に対して、川勝知事は「トンネル湧水の全量戻しがJR東海との約束であり、全量戻しをできないのであれば、工事中止が約束」などと、会議の議論そのものを否定した。

工事期間中でも水1滴の県外への流出は許可できない立場を崩さず、“命の水”を1滴でも戻すことができないのであれば、リニア工事は中止あるいはルート変更が必要と要求していた。

これに対して、有識者会議は、JR東海の対策による中下流域の表流水、地下水への影響があるのかどうかを議論の中心としてきた。

中下流域の表流水への影響はないとして、工事中の山梨県側からの上向き工法は容認した一方、知事の求める「全量戻し」についても、JR東海に指示した。

この結果、工事完了後、山梨県内のトンネル湧水をポンプアップして、山梨県側へ流出した300万立方mから500万立方mを静岡県側へ戻す提案をJR東海は行った。

時間はかかるが、これでも、知事の求める「湧水の全量戻し」には違いない。

JR東海によれば、人命安全を確保するために機械による無人化工法の検討を行ったが、現在の技術レベルでは、作業員の立ち合いを避けることはできず、また、突発湧水の予見は非常に難しいという。

 

【丹那トンネル工事の「真実」とは】

1029日、リニア工事で初めての死亡事故となった、岐阜県瀬戸トンネル事故でも、専門家は「作業員が現場にいる状況は避けられず、このような事故が発生するリスクは必ず存在する」と指摘した。

どう考えても、「人命の安全確保」が優先されるべきだが、静岡県は「失われた水は戻らない」として、「工事中のトンネル湧水全量戻し」を強硬に主張、その論拠に「世紀の難工事」丹那トンネルの事例を挙げた。

県担当者は、『丹那隧道工事誌渇水篇』(鉄道省熱海建設事務所編、1936)を調べたところ、トンネル工事中に丹那盆地の湧水枯渇66カ所、地下水位がトンネル付近の130mまで低下、想定外の突発湧水があり、流出した水量は芦ノ湖3杯分の6億立方mに及ぶなどと説明した。

県担当者は、『丹那トンネル開通・函南駅開業50周年記念誌』(1984)を引用、「多くの人は、水は再び復すると期待していた。失った水は戻らない。お金で解決せず、(トンネル)湧水をポンプアップして丹那に戻す方法を講ずべきだった」という、当時の函南町長の言葉を紹介した。

まるで、函南町長の言葉は、現在のリニア工事への懸念をそのまま表現したかのようだった。

ところが、同記念誌をあらためて確認すると、当時の函南町長が「丹那盆地」の永久に失った水と問題にしたのは、工事期間中に流出した芦ノ湖3杯分の6億立方mのことではなく、トンネル工事後、50年たっても依然としてトンネル内に流れ出ていた湧水10万トン(日量)のことだった。

本来なら、丹那盆地に湧き出る10万トンはトンネル内の湧水となり、熱海側に流れ出る4万トンは行政区域の違いで手の出しようがないが、函南町内の丹那トンネル「西口」の田方平野に流れ出ている6万トンをポンプアップして丹那盆地へ戻す方策もあった。

函南町長の「永久に失った水」が工事後の湧水であるならば、リニア南アルプストンネル工事の場合、トンネル内の湧水全量をポンプアップして導水路トンネルを使って、大井川に戻す方策をJR東海が示している。

もし、現在ならば、函南町長が“後悔の念”を抱くことはなかっただろう。

それなのに、県担当者は「50年後の県民が後悔しないようJR東海と対話を尽くしたい」などと述べ、函南町長の言葉を、工事中の湧水流出に対応するような結論に使った。

「失われた水は戻らない」として、県担当者は「『トンネル湧水の全量戻し』は当然」などと述べたが、工事中と工事後では意味合いが全く違う。

これでは、故意に事実を歪めていることになる。

丹那トンネルの場合、掘削前に東京帝大地質学教授ら著名な専門家に地質調査を依頼したが、「盆地の下部は硬い岩で工事に気に掛けることはない」、「地質構造上危険な恐れなし」と断定。
当時は、実際の活断層や温泉余土という特殊な地質を明らかにできなかった。

そもそも、工事は水を抜くことが目的であり、水抜きトンネルの総延長は丹那トンネルの約2倍にも達している。

丹那盆地の渇水の主な原因は、温泉と粘土の混じった温泉余土を取り除いてしまったことである。

温泉余土は粘土の一種で水を通さない。

盆地東側の滝知山(649m)周辺に温泉余土が広がり、西側の丹那盆地では豊富な湧水に恵まれていた。

温泉余土が、その地下水を遮る役割をしていたのに、トンネルを掘り抜くことで、巨大な貯水池に横穴を開けてしまい、すべての湧水がトンネル内に流出してしまった。

温泉余土という特殊な地質を解明できず、芦ノ湖3杯分の6億立方mもの湧水が流出したのである。

 

【丹那トンネルの「教訓」とは?】

県担当者は、16年の歳月を掛け、1934年に完成した「丹那トンネル」と並行する、東海道新幹線「新丹那トンネル」について、全く言及しなかった。

1964年の東京オリンピック開会に間に合わせるよう、45カ月という短い工期で新丹那トンネルを完成させたのは、丹那トンネルの経験を生かし、また最新の地質調査、掘削技術によるものだった。

何よりも、丹那トンネルの「悲劇」は、3度の大事故が起こり、67人の犠牲者(公式発表)、その後の調査で112人の犠牲者が判明していることだ。

リニア南アルプス工事で、静岡県内の犠牲者を1人も出すべきではないことのほうが、「丹那トンネルの教訓」となるだろう。

静岡県は、丹那トンネル工事による渇水状況を題材に、学校などを対象に出前講座などを開くとしている。

「『トンネル湧水の全量戻し』は当然」などとする資料だけでは、「丹那トンネルの教訓」を伝えることにはならないだろう。

静岡県は1018日、有識者会議の結論のとりまとめに疑念や懸念があるとする意見書を国交省に送った。

この文書では「全量戻し」の認識が、「県民の理解を得られない」などと記している。

国、JR東海は、「県民の理解を得る」ためには、正確な情報を伝えるべきだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c27477c2e84e5c67f070f279fe0c86290c44a66

 

(ブログ者コメント)

これまで、静岡県知事がなぜ、頑なに反対しているのか分からなかったが、今回の報道が正だとすれば、反対のための反対なのかな?・・・という気もした。

ちなみに、この知事、御殿場市コシヒカリ発言が問題になり、今月24日、御殿場市民が出した辞職請願が県議会で可決されたが、その後、当の御殿場市長は、政治問題にすべきではないとコメントしている。

なにはともあれ、工事安全が最優先だ。

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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