2021年2月24日19時24分に秋田放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日昼ごろ、大館市の河川敷で作業していた79歳の男性が木材運搬車にひかれて死亡しました。
事故があったのは、大館市早口の早口川の河川敷です。
大館警察署などによりますと、24日午前11時50分ごろ、「運搬車に人がひかれた」と消防に通報がありました。
ひかれたのは藤里町のアルバイト作業員、藤原さん(男性、79歳)で、心肺停止の状態で大館市内の病院に運ばれましたが、通報からおよそ2時間半後に死亡が確認されました。
藤原さんはほかの作業員3人と一緒に午前8時半ごろから近くの山に入って間伐作業をしていて、別の作業員が運転する木材運搬車にひかれたということです。
警察が詳しい状況を調べています。
なお、通報を受けて現場に向かう途中の消防車1台が林道から3メートルほど下に落ちる事故がありました。
けが人はいませんでした。
大館市消防本部は「事故対応に影響はなかった」と説明しています。
https://www.akita-abs.co.jp/nnn/news938bypne53rz45g6gn.html
2月24日21時50分にYAHOOニュース(秋田テレビ)からは、運搬車から飛び降りた際に転倒して轢かれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田県警大館警察署などによると、男性は24日午前8時半ごろから同僚など4人で木の伐採作業をしていたが、休憩所に戻る際、乗っていた木材運搬車から飛び降りたところ、誤って転倒し、木材運搬車にひかれたとみられている。
調べに対し、木材運搬車の運転手は「男性が転倒したことに気付かなかった」と話しているということで、警察が事故の原因を詳しく調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2e9705f8b390bd17329921ad74c2fcbb4dec58a
2月24日20時1分にNHK秋田からは、車から降りたあと車の前方で転倒して轢かれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
藤原さんは、午前中の間伐作業を終え、ほかの作業員2人と杉の木を積んだ運搬車に乗り、休憩場に移動しましたが、車から降りたあと車の前方で転倒し、この車にひかれたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20210224/6010009735.html
2021年2月23日14時29分にYAHOOニュース(山形新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県内で灯油の流出事故が相次いでいる。
原因の多くを占めるのが、屋外タンクからの給油中にその場を離れたり、バルブを閉め忘れたりするなどの「うっかりミス」。
国土交通省山形河川国道事務所によると、事故は1~2月に多発する傾向にあり、雪解け後に被害が分かるケースもある。
流出元が回収にかかった諸費用を請求される場合もあることから、屋外タンクの灯油管理には注意が必要だ。
県内では、先月14日に米沢市の住宅から400リットル、15日に天童市の住宅から150リットルの灯油が流出する事故が発生した。
ともに原因は給油中に目を離したことという。
同事務所によると、2019年に起きた灯油流出事故の約7割が、給油中に離れたことやバルブの閉め忘れが原因だった。
本県の最上川水系は、水質事故件数が東北地方の12水系で最多となっており、14年度からワーストが続く。
同事務所の藤原河川管理課長は、そもそも給油していることを忘れるのが大量の油流出の原因として、「その場から離れないだけで、事故の多くは減らすことができる」と指摘する。
タンク下を囲む形で周りへの流出を防ぐ防油堤の設置や、センサー付きのポンプ利用も有効だという。
しかし、防油堤の設置義務は容量500リットル以上の家庭用タンクに限られ、普及しているタンクの多くは容量450~490リットルのため、少しの油断が大きな被害につながりかねない状況だ。
流れ出た油が自然に分解されることはなく、生態系のほか、臭いや取水制限といった生活への影響が懸念される。
河川管理者は流出元の家庭や事業所に対し、1枚300円ほどの使い捨て吸着マットや人件費など、油回収にかかった諸費用を請求する場合もある。
通報が早く側溝で流出が止められれば数万円程度で済むというが、対処が遅れて川幅の広い河川に流れれば数十万円になり、収束までに数日かかった場合は請求額も計り知れない。
県内は気温の上昇で落雪の頻度が高まっており、落雪の衝撃で配管が破損し流出につながる危険もある。
今月14日には新庄市内のガソリンスタンドで、雪の重みにより破損した配管から約3千リットルの灯油が漏れる事故も発生した。
気付かないうちに灯油が漏れ出し、雪が解けてから被害が分かることもあるため、日頃から屋外のタンクに注意を払っておく必要がある。
同事務所は、「配管の劣化や屋根からの落雪の危険など、新たな視点で点検してほしい」と呼び掛けている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbd18415be913e2d6afc65c162a6af88cc962287
(ブログ者コメント)
最上川水系への灯油流出事故が多いという情報は、本ブログで過去に何件か紹介スミ。
その関連情報として紹介する。
ちなみに、今回の報道にあった天童市の事例は下記参照。(米沢市の事例は見つからなかった)
(2021年1月16日12時23分 山形新聞)
15日午後6時40分ごろ、天童市東芳賀2丁目の住宅で、「ホームタンクから灯油が漏れている」と住人から市消防本部に通報があった。
同本部によると、住人は家の外でホームタンクからポリタンクへ、ポリタンクからストーブのタンクへと同時に給油していた。
その場を離れている間に、主にストーブのタンクから約150リットルが流出したという。
そのうち側溝に流れ出た分は、消防隊員が吸着マットで吸い取った。
油の流出は火災や水質・地質汚染につながる恐れがあるため、同本部は、給油が終わるまでその場を離れないことや、ホームタンクの蛇口の閉め忘れがないかの確認を徹底するよう呼び掛けている。
https://www.yamagata-np.jp/news/202101/16/kj_2021011600402.php
新庄市の事例は下記参照。
(令和3年2月16日付 山形県最上総合支庁 プレスリリース)
・・・・・
1 発見日時
令和3年2月15日(月)午前3時頃
・・・・・
3 概要
(1)令和3年2月14日21時頃、ガソリンスタンドにおいて、灯油タンクの残量が少ないことを知らせる警報音が鳴った。
事業者が事業所の周囲を隈なく調査したところ、暖房用の灯油の配管が雪の重みで破損し、灯油が漏れたことを発見。
最上広域消防本部に午前3時頃通報。
消防本部から総合支庁に連絡が入る。
・・・・・
4 原因
ガソリンスタンド建屋外側の灯油配管(直径1㎝)は、繁茂していた草等で覆われた上に雪が積もり、今冬の大雪がここ数日間の暖かさで溶けて締まったため、雪の重みで破損し、灯油が漏洩し、流出量は約 3000 リットルと見込まれます。
・・・・・
https://www.pref.yamagata.jp/documents/20029/r30216-1.pdf
2021年2月26日14時2分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎市は25日、同市高津区のレストラン「Iキッチン溝の口店」で食中毒が発生したと発表した。
客の40歳代男性2人が吐き気やのどの痛みなどを訴え、2人が飲んだ水の残りから塩素が検出された。
市は同店を1日営業停止処分とした。
2人とも軽症で快方に向かっている。
市保健所によると、23日午後3時40分頃、片方の男性の家族から「店で昼食を取った際、デキャンターで提供された水を飲んだら、塩素の臭いとのどに焼けたような痛みを感じた」と連絡があった。
同じ頃に同店を訪れたもう1人の男性も同様の症状を訴えたという。
市保健所の調査で、提供された水から極めて濃い塩素が検出された。
同店は前夜、洗浄のためデキャンターに水で薄めた漂白剤を入れており、「捨てずに誤ってそのまま提供してしまった」と説明しているという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210225-OYT1T50252/
2月25日15時10分にNHK神奈川からは、通常の数1000倍の濃度の塩素が検出された、水を提供する直前に容器を消毒していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日、高津区にある飲食店「Iキッチン溝の口店」を利用した客から、「店で水を飲んだあと、のどに焼けるような痛みを感じた」などと連絡がありました。
市によりますと、水を飲んだ2人が吐き気やのどの痛みなどの症状を訴えましたが、いずれも症状は軽く、快方に向かっているということです。
保健所がこの水を調べたところ、通常の水道水の3400倍から8000倍にあたる1リットルあたり2400ミリグラム以上の塩素が検出されました。
店では水を提供する直前に容器の消毒をしていて、消毒液を洗い流さないまま提供したとみられるということです。
市は、この飲食店を25日一日の営業停止処分とするとともに、容器の洗浄方法などのマニュアルを作成するよう指導しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20210225/1050013103.html
2月25日12時25分に神奈川新聞からは、次亜塩素酸ナトリウムで消毒した後のすすぎが不十分だったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎市は25日、同市高津区溝口の飲食店で、デキャンタの水を飲んだ40代男性2人が吐き気やのどの痛みなどの食中毒症状を訴えたと発表した。
水から塩素(次亜塩素酸ナトリウム)が検出され、消毒したデキャンタのすすぎが不十分だったとみられる。
2人は入院せず、快方に向かっているという。
市保健所によると、23日に男性1人の家族から「水を飲んだら塩素のにおいとのどに焼けるような痛みを感じた」と連絡があった。
調べたところ、同じ日に飲食した別の男性も同様の症状を訴えていたことが判明した。
保健所は、水から検出された塩素が原因の食中毒と断定。
デキャンタを消毒した後、すすがなかった可能性があるとみている。
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-410676.html
(ブログ者コメント)
塩素濃度の高さから考えると、すすぎが不十分だったというよりは、水で薄めた漂白剤が、そのまま提供されたような気がする。
よって、タイトルも、そのようにつけた。
ただ、前夜に漂白剤を入れたデキャンターを、翌日の午後3時40分に使ったという点が、よく分からない。
そのころまで客がこなかったということだろうか?
2021年2月22日21時22分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡市清水区に、わずか2週間で交通死亡事故が相次いだ「橋」がある。
なぜ、この橋で事故が続いたのか、専門家と検証した。
静岡市清水区を流れる巴川にかかる「千歳橋」。
22日午後、橋の近くでは、警察官らが、懐中電灯や反射材を配って、通行人に交通ルールの徹底を呼びかけた。
一見、どこにでもあるりそうな「橋」と「道路」だが、1月から、死亡事故が相次いでいる。
1月30日深夜には、道路を横断していた女性2人が走ってきたタクシーにはねられ、70代女性が死亡した。
2週間後の2月13日早朝にも、道路を横断していた80代男性がタクシーにはねられて 死亡した。
千歳橋は、見通しの良い直線道路。
橋の手前には信号機のついた横断歩道がある。
なぜ事故が続いたのだろうか。
橋には横断禁止の標識が設置されているが、横断歩道ではないところを渡る人が多く見られたのだ。
橋の構造はどうか検証するために、交通事故鑑定人の中島博史氏に現場を見てもらった。
指摘したのは“距離感の錯覚”だ。
交通事故鑑定人 中島博史氏
「橋に向かって登り坂になっている。
運転手の目線から見ると、高いものは遠くに感じてしまう。
橋の近くを横断すると、走っている車からは、かなり遠くを横断しているように見える。
実は橋までの距離は思ったより近いので、到達したときには、まだ(横断者が)渡りきっていない」
道路の幅は約10メートル。
歩いて12歩。
10秒ほどで渡り終える距離だ。
仮に車は時速50キロで走ってきた場合、同じ10秒間で約140メートル進むことになる。
交通事故鑑定人 中島博史氏
「歩行者がこの道路を渡ろうと思ったら、見通しが非常に
良い。
歩行者は交通弱者ですから、自分が渡っていたら車は止まるはずだと思い込みで渡ってしまう。
車側からは見えているから、(車は)止まるだろうと思っていたら、近づいて来てしまったという事故が起きている」
さらに取材を進めると、2015年以降、現場付近では10件の人身事故が発生し、その半数以上が夜間にこの橋を東方向に進む車と右から左に横断してきた歩行者が衝突する事故だった。
その要因の一つと考えられるのが街灯の明るさ。
交通事故鑑定人の中島氏は、右側が比較的暗いことでドライバーが橋を横断し始めた人を認識するのが遅れると指摘した。
事故を無くすためにも、警察や静岡市は死亡事故を受けて、ポールの設置や外側線をひくなどの検討を始めた。
しかし、未だ有効な対策は見つかっていない。
交通事故鑑定人 中島博史氏
「この場所で事故が多いのは、いくつかの要因が重なっている。
1つこれをすればという対策は難しくて、いくつかの対策をしないと、同じような事故は起きる」
事故が多発する千歳橋。
悲劇を繰り返さないためにも、歩行者側の交通ルールの徹底と、警察や行政の一刻も早い対策が求められている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/93c17c127b44b9ef412a7b77d282693d6562e761
2月19日16時1分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からも、同趣旨のレポート記事がネット配信されていた。
静岡市清水区にある橋で、2週間のうちに2度の死亡事故が発生しました。
さらに調べてみると、過去5年間で、この橋の周辺では10件の横断中の事故が起きていました
一体なぜ、この場所で事故が相次いでいるのでしょうか。
【2週間に2度の死亡事故】
・・・・・
【重大な歩行者事故が多発】
・・・・・
【5年間で道路横断中の事故が10件】
2015年からおよそ5年間で、道路横断中の事故が10件発生。
特に千歳橋の西側で、午後8時から午前1時までの間に事故が多く、このうち8件は、横断歩道ではない場所を歩行者が渡ろうとしていました。
現場を取材した時にも次々に道を渡る人の姿が・・・ 。
左右をきょろきょろと見た後、小走りにわたる人。
男女で次々と渡る人。
釣りに来たのでしょうか、釣竿を持って渡る人。
スマートフォンを見ながらわたる、危険な人もいました。
【どうしても最短距離を通りたくなってしまう】
千歳橋がある浜田地区の連合自治会長に話を聞くと、川沿いの道を歩いてきて道路を横断する人が多いことがわかりました。
雨宮帆風記者
「こちらに向かって歩いていた方が事故にあわれてたということなんですけど」
清水区浜田地区連合自治会・植野克秀会長
「どうしても正直言って、ここを真っすぐ渡っちゃいたいうような気持ちにはなりますけど。(横断歩道まで)ほんのちょっとなんですけど、どうしても最短距離を通りたくなってしまうという」
横断歩道までは、橋の東側から35メートル、西側も40メートルですが、その少しの距離を歩くのが手間だと感じてしまう住民が多いといいます。
話を聞いている最中にも・・・
清水区浜田地区連合自治会・植野会長
「いまちょうどまた渡りましたよね。 あんな感じの人が多いでね」
特に高齢者が渡ろうとして、渡り切れずに事故にあったケースが10件中、半分の5件でした。
周辺住民
「うちの家族も渡ろうとすることが多いので、渡るなとは注意している。もうくせですね昔からの。年齢の関係もあるし、足ももつれてきたりするので余計危ないので」
【周辺にスナックや居酒屋が点在】
そして、この道を夜行き来する人が多い理由は他にもありました。
雨宮帆風記者
「千歳橋周辺、特に新清水駅のある北側にはスナックや居酒屋が多く点在しています」
千歳橋の周辺は多くのスナックや居酒屋が点在していて、夜間、道路を横断する人が多くいるといいます。
15日午後9時から11時まで、実際にどのぐらいの人が渡っているか調べてみた結果、2時間で10人いました。
すし店を取材すると・・・
利用客「やっぱりあそこは危険だと感じた時もあります」
寿司店「うちにくるお客さんがはねられそうになったっていうことを何回も聞きましたね、昔から」
【夜間は歩行者を見つけにくい】
タクシーの運転手の間でも、この橋が危険だとよく知られていました。
タクシー運転手
「千歳橋はちょっと危険だね、よく事故があるもんだから。『ここは(横断)ダメですからやめてください』『バカヤロー!ここ通るな!』という感じよ」
夜間は、現場を走ってみると、歩行者を見つけにくいのがわかります。
川沿いの道から来た人たちに気づいたのは直前でした。
橋の周辺は暗く、橋の中央が緩やに盛り上がっているため、橋のたもとを渡ろうとする歩行者がやや見えにくくなります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/07549214fb6424bb09ac4fe294eb8f2e4fab776d?page=1
2021年2月22日12時2分にYAHOOニュース(47NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大方の予想どおり、2月、緊急事態宣言が延長された。
感染者が減っているにもかかわらず、解除されないまま「自粛要請」が続いている。
一方、このところの陽気に誘われてか、高齢者の外出も目立つようになり、渋谷のスクランブル交差点では60%も夜間の人出が増えたと報道されている。
「不要不急の外出を避ける緊急事態宣言下」、「医療崩壊を防ぐために自粛を」―。
行政やマスコミからのメッセージが、なんともシュールにこだまする。
自粛メッセージが人々の心に響かなくなっているのはなぜか。
リスク心理から考えてみた。
(リスク管理・コミュニケーションコンサルタント=西澤真理子)
▽緊迫感は長く続かない
「緊急事態宣言が出ている感じがしない」
「これだけの感染者数だ、と言われても、大きな数に慣れてしまった」。
多くの人々が街頭インタビューで語る。
この1年、普通の生活の「自粛」が求められてきた。
法的な強制ではない「自粛」は、新しいリスクへの「不安心理」、「一致団結し抜け駆けは許さない」という集団心理、「誰かのために自分も協力しよう」という利他の心に依るものだ。
横並び的な集団心理は、とりわけ日本人に強く働く。
だが、ここにきて、人間心理の利用はさほど有効では無くなっている。
緊迫感のあるリスクは身近にないし、「慣れ」がある。
▽新型コロナが恐怖をあおった理由
何を怖いと感じるか。
人のリスク心理には、リスクとベネフィット(利益)が大きく関わっている。
自分への利益が高ければ多少のリスクは目をつぶり、逆に利益がないのならばリスクを高く見積もる。
人が不安に思うリスクにも種類がある。
典型的には以下のようなものだ。
・新しいものや未知のもの(新型インフルエンザ、ゲノム編集などの新規技術)
・恐ろしさを想起させるもの(発がん物質、治療法のない疾病)
・強要されること(受動喫煙)
・ほぼ確実に死に至ること(飛行機の墜落事故)
・リスクが広がるもの(感染症)
・次世代や子供に影響するもの(子供の被ばく、子宮頸がんワクチン)
・慣れ親しんでいないもの(海外で生産された食品)
要するに、慣れているもの、命に関わらないもの、子供に関わらないもの、治療法が見つかっているものには、さほどリスクを感じない。
一方で、同じ行為であっても、自発的でない場合にはリスクを感じやすい。
例えば、こういうことだ。
・自分でタバコを吸うのはいいが、人の煙は嫌。
・ラドン温泉で天然の放射線を浴びてリフレッシュ。
・海外渡航の際、飛行機内で放射線を浴びることは許容するが、福島第1原発からの放射能汚染には過敏に反応する。
これはみな、自発的ではなく、リスクが知らぬ間に強要されるからだ(詳しくは拙書『リスクを伝えるハンドブック』など参照)。
そう考えると、新型コロナウイルスが発生した1年前の春は、人を不安にさせる要素のオンパレードだった。
ダイヤモンドプリンセス号で毎日のように死者が出て、志村けんさん、岡江久美子さんなど、身近な芸能人や若い相撲取りまでもが命を落とした。
イタリアやスペインでの医療崩壊のすさまじい映像に、人は恐怖におののき、自宅に閉じこもった。
▽認識の変化が生んだ「コロナ慣れ」
だが、1年が過ぎ、身近に感じる重症者の話も聞かなくなってきた。「
かかったら死ぬかもしれない」という疾病から、ワクチン接種でなんとかなりそうという認識に変化してきた。
そして1年間コロナと付き合って、手洗いや飛沫感染に気を付けたら、まあ大丈夫、と分かってきた。
それが「コロナ慣れ」だ。
慣れは悪いことではない。
慣れは人類の生存では必須だ。
そうして外部環境に順応して生き延びてきたからだ。
その中での「自粛要請」である。
現在、「自粛」をしないというバッシングの矛先は、主に若者だ。
だが、若者は自覚症状も出ないことが多く、死に至ることは少ない。
友人や仲間との楽しい時間を過ごすベネフィットはリスクより大きい。
自分のなじみの店は閉店の危機にある。
なんで飲んだり、ワイワイ楽しい時間を過ごすことが悪いのか。
仲間と集まりたいし、デートや合コンだってしたい。
第一、店は開いている。
飲食店の応援の意味でも会食しよう。
こういう心理は当然で、理解できる。
国民の代表で自粛を呼びかける立場の国会議員でさえ、緊急事態宣言後に、5人の夜の会食が発覚、それ以降も後を絶たない事態となっている。
▽コミュニケーションの問題ではない
人の協力を仰ぐには、
(1)法での強制、罰則などの強い措置
(2)人の心理に訴え、利他の心をも稼働し、リスクを下げるための協力を仰ぐ強いメッセージ
が必要だ。
それがリスクコミュニケーションである。
そのメッセージには、確固たる根拠と理由が必要とされる。
この一年、政府が指摘されてきたのは、リスクコミュニケーション不全の問題であった。
しかし、真の問題は、判断の根拠(科学的エビデンス)と、対策とその有効性が不明確で矛盾だらけだったことだ。
例えば、感染者数がぐっと減っているのに、「医療崩壊だ」というメッセージが出されていること。
日本より多くの感染者が発生しているドイツでは、医療崩壊という話は出ず、重症患者を隣国から受け入れている。
どういうことだろう?となってしまう。
言い尽くされたが、「GoToトラベル」と「GoToイート」もそうだ。
政府が補助金を出して、移動や会食を奨励しておきながら、突然に手のひら返しで「外出自粛」「会食自粛」「営業自粛」を呼び掛ける。
混乱を招き、自粛要請が効かなくなるのも当然であろう。
リスクコミュニケーションは、科学的評価とそれに基づく政策の「結果」だ。
それ自体が独立しているものではなく、それ自体を改善できるものではない。
改善すべきは、その中身である。
そして、過ちは過ちと認め、謝罪し撤回。
そして根拠と有効性がわかりやすく説明できる新しい政策をすぐに打ち出し、実行することだ。
一体いつまで「自粛」状態を続けたらいいのか。
普通の生活が危ぶまれるほど経済的な打撃を受けている人が多い中で、切実感とモヤモヤ感ばかりが募っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/07504fa9213c7cfb3deec3c834c5031f9563cd28
2021年2月23日12時8分に瀬戸内海放送から下記趣旨の記事が、工場外観の写真付きでネット配信されていた。
22日午後6時30分ごろ、高松市鶴市町にあるユニホームをクリーニングする工場で、作業員の俟野さん(男性、45歳)が衣類を乾燥機に運ぶコンベヤーと鉄骨の間に挟まれているのを、見回りをしていた男性従業員が見つけました。
見つかったとき、俟野さんは胸のあたりを挟まれていて、駆け付けた消防が俟野さんの死亡を確認しました。
工場の運営会社によりますと、俟野さんが見つかったのは普段、無人で作業している場所だということです。
https://news.ksb.co.jp/article/14213765
2021年2月23日19時0分にYAHOOニュース(沖縄テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後5時前、西原町小波津にある鉄鋼などを製造する工場で、クレーンの点検をしていた男性が高さ約7メートルの作業場から転落した。
この事故で南風原町宮平の会社員新垣さん(男性、68歳)が心肺停止の状態で病院に運ばれ、約3時間後に死亡が確認された。
工場の関係者によると、新垣さんは同僚と2人でクレーンを点検していて、作業中はヘルメットと安全ベルトを装着していたという。
警察は同僚から話を聞くなどして、新垣さんが転落した原因を詳しく調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3c0456a45cd759518af0c62fb40b6f29a745875
2月23日9時3分に琉球新報からは、クレーン端の作業スペースから転落したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後4時45分ごろ、沖縄県西原町小波津の鋼材製造工場で「男性が転落し意識がない」などと119番通報があった。
浦添署と東部消防組合消防本部などによると、工場内の高さ約7・1メートルのクレーン端作業スペースから、会社員の男性(68)=南風原町=がコンクリート製の地面に転落した。
男性は、心肺停止の状態で本島南部の病院に搬送されたが、同日午後7時57分に死亡が確認された。
同署が転落した経緯などを調べている。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1276465.html
(ブログ者コメント)
テレビカメラが建屋の中を映してしていたことから考えると、建屋内の天井クレーンから転落したものと思われる。
2021年2月20日22時22分にYAHOOニュース(東海テレビ)から下記趣旨の記事が、映像ならびに多くの写真付きでネット配信されていた。
道路の車線規制されている場所で見かける、一生懸命腕を振る人形、その名も「安全太郎」。
ドライバーと交通作業員の安全を守るこの安全太郎は、1970年に当時交通誘導員が車にはねられる事故が相次いだため導入されました。
そして今、およそ半世紀にわたりドライバーを見守ってきた安全太郎の初の後継機が登場。
安全太郎より大きく、光り輝く可愛らしい“太郎”でした
■「安全太郎」を作り続けて50年…これまでに2500体以上を全国の現場へ
名古屋市港区にある「トクデンコスモ」。
配電盤や交通規制標識の製造をするかたわら、ガードマンロボットの安全太郎を製造しています。
昭和50年代から半世紀近く生産、これまでに2500体以上を全国に送り出しています。
トクデンコスモの常務取締役:
「(製造期間は)1か月半くらいですね。塗装と中の動く部分(駆動部)」
製作に1か月半かかる安全太郎。
身長185センチ、体重約40キロ。
胴体は、頑丈な強化プラスチック製で、大量生産ではなく、全て社員の手作業で作っています。
修理中の安全太郎もありました。
工事現場の最前線に立っているため、常に危険と隣り合わせで傷が絶えません。
修理完了。
電源を入れるとモーターで円盤を回転させ、腕を上げ下げさせるシンプルな仕組み。
しかし、シンプルがゆえのメリットも…。
同・常務取締役:
「例えばこれでも2001年(製造)ですから、ほぼ20年前ですね」
こちらの太郎は、20年目にしての初修理。
単純構造のため頑丈で、故障しにくいのがメリットです。
■一つとして同じ表情の太郎はいない・・‥白目、熱血、ホラー 年代ごとに特徴のある“先輩”たち
工場の外には、太郎の歴代の先輩たちがいました。
ズラリと並んだ12体の色鮮やかな歴代モデルたち。
よく見ると、作られた年代によって微妙な違いがあります。
約30年前のモデルは、今の太郎と比べると作りがリアル。
作業着ズボンのシワやヘルメットの紐など、人間のガードマンを忠実に再現されていました。
何と言っても歴代モデルの一番の特徴は人形ごとに、その表情が違うこと。
少し「白目の太郎」。
そして、目力のある「熱血太郎」。
さらに、若干シリアスな「ホラー太郎」と、バリエーションが豊富です。
各時代のトレンドなどがあるのでしょうか…。
同・常務取締役:
「メイクする人によって変わるんですね。化粧みたいなものですよ」
顔も全て社員の手書きのため、表情は各担当者のセンス、同じ表情の太郎は一体としてありません。
描く時の統一のルールなどはあるのでしょうか。
同・常務取締役:
「受け入れられるように、優しさだけは欲しいなと思っていますけどね」
ドライバーを見つめる優しい表情。
確かに、少し微笑んでいるようにも見えます。
■最新の交通事情に合わせて進化…「ニュー太郎」はLEDで輝く可愛いキャラクター系
ドライバーの安全を守る安全太郎。
最新の交通事情に合わせ、進化した「ニュー太郎」がいるという話を聞き、東海地区の高速道路を管理する「NEXCO中日本」を訪ねました。
倉庫の中には、NEXCO中日本のシンボルカラーであるオレンジの安全太郎がずらり。
名古屋支社の管内だけでも、50体以上が活躍しています。
NEXCO中日本の担当者:
「愛嬌があって、仲間の一人かなと思います」
別の担当者:
「愛称で『太郎!太郎!』と呼んでいますね。『太郎、積め忘れてないか』とかですね」
しかし、この太郎は、これまでのモノと変わりありません。
後継者の太郎が入っているというジュラルミンケースを開けてもらうと、人形が一気に膨らみました。
空気で膨らむ、バルーン型の人形でした。
2等身の可愛い顔をした人形は、2種類。
一つが男の子の「i光太郎くん」、もう一つが女の子の「i花子ちゃん」です。
i(アイ)は「“愛”を込めて交通安全を」という意味からつけられました。
安全太郎と並ぶと、大きさから印象が全く違います。
そして、i光太郎とi花子の一番の特徴は光ることです。
NEXCO中日本の担当者:
「夜間工事の時は大きいし光るので、遠くからお客様に規制していますよっていうことが、分かるようになっています」
■5秒で膨らみコンパクトで便利…主に夜間に活躍「ニュー太郎」が急増中
進化した光るバルーン型のi光太郎くんとi花子ちゃん。
実際に活躍している姿を見るために、夜の高速道路へ。
(リポート) 「いるいる、遠くからでも分かりやすい!輝いてます
i光太郎くんとi花子ちゃんの大きさは、安全太郎の倍以上。
さらにLEDライトで光っているため、夜間でもはっきりとわかります。
さらにもう一つのメリットは、バルーン型のため軟らかいことです。
スマホなどの普及で「ながら運転」による交通事故が多くなったことにも考慮。
万が一、車両と衝突しても、ドライバーや作業員へのリスクが軽減されるよう工夫がされています。
コンパクトで持ち運びにも便利、しかもわずか5秒で膨らむ手軽さから、名古屋支社管内では去年から導入が始まり、既に約30体が活躍。
安全太郎に迫る勢いで急増中です。
後継者が増えた中、近い将来、安全太郎は引退してしまうのでしょうか。
NEXCO中日本の担当者:
「長年一緒に規制をはってきた仲間という位置付けで、必ずトラックに1台積んでいくという感じで、大事に扱っています」
安全太郎は、昼間を中心にまだまだ現役バリバリです。
「安全太郎」と進化系「i光太郎くんとi花子ちゃん」、3人がこれからの日本の道路を守っていきます。
※以下は、写真では紹介されていない映像の2コマ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/febb9e0fdf12c15163beb8e90d9e568cbe24b0bb
2021年2月21日10時1分にYAHOOニュース(佐賀新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前8時5分ごろ、唐津市二タ子3丁目の九州電力旧唐津発電所で、煙突の解体工事に従事していた請負会社の従業員男性(36)=唐津市菜畑=が約40メートルの高さから転落。
頭を強く打ち、市内の病院に搬送されたが、約1時間20分後に死亡が確認された。
九電や唐津署が原因を調べている。
解体現場では2020年7月にも九電社員の男性が転落して死亡している。
九電や唐津署によると、20日は請負会社の従業員31人で解体に当たり、このうち転落した男性を含む3人が2号煙突の高さ約40メートルの場所で作業をしていた。
男性は、作業のために足場に開けられていた130センチ×70センチ四方の開口部から転落したとみている。
九電の作業基準では、風速が毎秒10メートル以上の際は作業を中止するが、事故当時は7~8メートルだった。
男性はヘルメットや安全帯を身につけていたが、安全帯を使用していたかどうかは不明と説明している。
旧唐津発電所では20年7月、解体中だった3号煙突の階段を上っていた九電の40代男性社員が転落し、死亡した。
原因は不明だが、唐津労働基準監督署の調査で、階段や踊り場にある手すりの高さや作業床、踏み板の幅などに問題がなかったことが確認されている。
煙突の解体工事は20年4月から本格化し、7月の転落事故を受けて2カ月中断した。
10月に再開し、21年5月までに完了させる予定だったが、今回の事故で再び中断し、中断期間も未定としている。
九電は「事故原因を調査し、再発防止に努める」と話している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/956ad5cbfea5c95c134fd4b23d4747d5596c311a
2月20日12時11分にYAHOOニュース(サガテレビ)からは、床デッキと呼ばれる場所で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前8時ごろ、唐津市の旧唐津発電所で煙突で解体作業をしていた唐津市菜畑の男性作業員(36)が、高さおよそ40メートルから転落し死亡しました。
警察によりますと、死亡した男性は3人で床デッキと呼ばれる場所で作業をしていましたが、解体のために開けられた穴から転落したということです。
男性は九電から委託を受けた建設・解体関係の会社に勤めていて、警察は事故当時の状況を調べています。
この旧発電所の解体をめぐっては、去年7月にも煙突から男性1人が転落し死亡しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cbb8aba558acac2d43a841981b4ec2490880f29
2月20日16時31分にNHK佐賀からは、煙突の最上部で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前8時すぎ、唐津市にある九州電力の「旧唐津発電所」で、煙突の解体作業にあたっていた建設会社の作業員の野添さん(36)が高さ40メートルほどの場所から転落しました。
野添さんは病院に運ばれましたが、頭を強く打つなどして、まもなく死亡が確認されました。
当時は解体中の煙突の最上部で、ほかの2人と作業にあたり、足場の床にある作業用の穴から転落したとみられるということで、警察が安全ベルトの装着状況など当時の状況を調べています。
この現場では、去年7月にも別の煙突の解体の際に、作業員1人が転落して死亡していて、九州電力は安全対策を強化したうえで工事を再開していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20210220/5080008192.html
(ブログ者コメント)
2020年7月の転落事故は、本ブログでも紹介スミ。
2021年2月19日18時1分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
マイクロソフトを装ってウイルスに感染したかのような警告をパソコンに表示させ、サポート料名目で多額の金をだまし取られる被害が急増しているとして、消費者庁は19日、消費者安全法に基づき注意喚起した。
同庁によると、偽の警告は「Microsoft」のロゴとともに突然現れ、大音量の警告音の中、「ウイルスが見つかりました」「当社に今すぐ電話してください」などと表示される。
電話すると、遠隔操作ソフトを導入させた上で警告表示を消して信用させ、「セキュリティー保護のサポートが必要」「5年で6万9千円」などと勧誘し、コンビニなどで前払い式の電子マネーを購入させ、コード番号を連絡させる手口だという。
2016年以降、全国の消費生活センターに相談が寄せられ、20年は計568件の相談があった。
平均支払額は約15万円で、最高額は278万円。
遠隔操作でパソコンを乗っ取られた女子大学生が室内を撮影されるなどして怖くなり、105万円を支払ったケースもあった。
消費者庁は消費者とのやりとりに使われたIP電話などを調べたが、事業者を特定できなかった。
電話の相手は多くが片言の日本語だったという。
同庁は「マイクロソフトが突然警告を表示して電話をかけるよう求めることは一切ない。絶対に連絡しないで」と呼びかけている。
警告画面は、「Ctrl」「Alt」「Del」の三つのキーを同時に押して、「タスクマネージャー」を起動し、「タスクを終了」を選ぶと、閉じることができる。
閉じない場合は、マイクロソフトカスタマーサービス(0120・54・2244)へ。
https://www.asahi.com/articles/ASP2M5TKFP2MUTIL02F.html
(ブログ者コメント)
関連情報調査結果、ノジマ電気HPに、より詳しい対処方法が掲載されていた。
『確認すべきこと』
・マイクロソフトやアップルからの警告のように表示がされているが、URLにmicrosoft・appleがともに入っていない
・「次のウイルスに感染しています。3つのウイルス。セキュリティチェックでは~」と表示されている
・システムの損傷度を66.7%や28.1%など具体的な数字で提示してくる
・大きなエラー音が絶えず流れている
・有料アプリの登録画面を紹介される(クリックする場所まで教えてくれるなど、異様なほど親切な登録サイト)
・サポートセンターの電話番号へ連絡するよう誘導される(連絡すると片言の日本語を話すスタッフがでる)
×でブラウザを終了できない場合、以下の方法でブラウザを閉じます。
ブラウザを閉じれば不快なエラー音も鳴りやみますのでご安心ください。
・キーボードの「Alt」+「F4」を同時押しし一番上にある
アプリを終了する
・タスクマネージャーを起動しブラウザを終了する
・パソコンを再起動する(Windowsを終了する)
【タスクマネージャーの呼び出し】
Windows10の場合
キーボード【Ctrl】+【Shift】+【Esc】を同時押し
Windows8.1以前
キーボード【Ctrl】+【Alt】+【Del】を同時押し
いずれかでブラウザを終了した後ブラウザからキャッシュとCookieの消去と、お手持ちのセキュリティソフトでウイルススキャンを行ってください。
Google Chromeでの消去
1. 右上の●が三つ並んだアイコンをクリックする
2. その他ツールにマウスを合わせる
3. 横に開いたウィンドウの閲覧履歴を消去をクリックする
4. 消去する期間を選択する(一番安全なのは全期間)
5. Cookieと他のサイトデータ・キャッシュされた画像とファイルに【レ点チェック】を入れる
6. データ消去をクリックする
Internet Explorerでの消去
1. 右上の歯車マークをクリックする
2. インターネットオプションをクリックする
3. 全般タブの閲覧の履歴にある削除アイコンをクリックする
4. インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイルとクッキーとWebサイトデータに【レ点チェック】を入れる
5. 削除アイコンをクリックする
https://www.nojima.co.jp/support/faq/33847/
2021年2月19日8時45分に福島民友から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
下郷町の会津鉄道会津線塔のへつり―湯野上温泉駅間で2019年11月に列車が線路に流入した土砂に乗り上げ脱線した事故で、運輸安全委員会は18日、事故の調査報告書を公表した。
土砂流入の原因となった沿線の斜面崩壊について、斜面の上を通る県道に埋設された水路が老朽化して漏水し、斜面内に水が染み込んで不安定になったため、発生した可能性が高いと結論付けた。
報告書によると、斜面上の県道高陦(たかしま)田島線の路面下に埋設されていた鉄筋コンクリート製の水路が大きく腐食していたことが分かった。
水路の破損は、管理が適切でなかったことが関係した可能性があるという。
再発防止に向けては、健全な状態で水路を維持する必要があるとした上で、斜面の異常を検知する崩落検知センサーの設置、斜面の防護工事の実施が望ましいとした。
県道を管理する県南会津建設事務所は、水路に関する記録が残っていないため、設置された経緯や管理者を把握していなかった。
事故を受け、同事務所は破損した水路を撤去、昨年2月に新たな水路を設置して管理を行っている。
会津鉄道は昨年8月までに、崩壊した斜面の防護工事や周辺の斜面で補強工事を実施、崩落検知センサーも設置した。
報告書の公表を受け、同社は「改めておわび申し上げる。公共交通機関の使命を全うすべく、皆さまに安心して利用いただけるよう、さらなる安全運行に努める」とのコメントを発表した。
事故は19年11月27日午前5時50分ごろ、2両編成の列車が線路内に流入していた土砂に乗り上げ、先頭車両の一部が脱線した。
乗客11人らにけがはなかった。
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20210219-586991.php
2月18日12時16分にNHK福島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
調査報告書によりますと、土砂崩れは、沿線の斜面の上の部分に埋まっていた鉄筋コンクリート製の水路が経年劣化で強度が下がって壊れ、そこから漏れた水が地面にしみこんで斜面が不安定になったため発生したと考えられるとしています。
そのうえで、水路の管理が適切に行われていなかったことが破損の原因と考えられると指摘しています。
水路が埋設されていた道路を管理する県は、水路の存在は把握していたものの、記録が残っていないため設置の経緯や管理者を把握していませんでした。
運輸安全委員会は、再発防止のため、斜面の異常を検知するセンサーの設置や、のり面の崩壊を防ぐ防護措置を講じるのが望ましいなどと指摘していて、会津鉄道はすでにこうした措置をとったということです。
会津鉄道は、事故調査報告書の公表を受けて、「今後とも公共交通機関の使命を全うすべく、皆様に安心してご利用いただけるよう、さらなる安全運行に努めて参る所存です」というコメントを出しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210218/6050013476.html
2021年2月21日10時2分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後1時半前、那覇市金城の市道で、ごみ収集車の後部にあるステップに立っていた男性が、走行中に転落しました。
転落したのはアルバイトの宮里さん(男性、55歳)で、宮里さんは頭を強く打って病院へ搬送されましたが意識不明の重体となっていて、20日午後2時前、亡くなりました。
警察は、ゴミ収集車が交差点を右折した際に宮里さんが転落したものとみて、詳しいいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20210221/5090013271.html
2021年2月18日15時20分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし10月、台風19号の影響で、川崎市の沖合で停泊していたパナマ船籍の貨物船「JIA DE」が沈没し、中国人やミャンマー人など、乗組員8人が死亡しました。
事故の詳しいいきさつや原因などについて調査が進められていましたが、国の運輸安全委員会は18日、調査報告書を公表しました。
それによりますと、事故の原因は貨物を保管する船内の倉庫に大量の水が入ったことと考えられ、台風の影響で波風が強まっていたのに倉庫の通風口が開いたまま、閉じられなかったり、倉庫の金属製のふたが修理されず隙間ができたまま放置されたことが、背景にあったと推定されると指摘しています。
また、配管に水が入り込んで、一時的に電源を喪失し船を操縦できなかったことも要因と考えられるとしています。
運輸安全委員会は、船籍があるパナマの海事当局に荒天時の対応や船内設備の整備の徹底を求める安全勧告を出して、今後、船舶への指導を促すことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20210218/1050013044.html
※以下は、当時の状況を伝える報道。
(2019年10月13日10時31分 神奈川新聞)
12日午後11時20分ごろ、川崎市川崎区の東扇島沖の東京湾で、パナマ船籍の貨物船「JIA DE」(1925トン)が沈没した。
外国籍の男性乗組員9人が救助されたが、うち5人の死亡が確認された。
乗組員3人の行方が依然として分からず、第3管区海上保安本部が巡視船やヘリコプターで捜索している。
3管によると、死亡したのはいずれも中国籍の28~53歳の乗組員。
13日午前7時ごろ、特殊救難隊が現場の海底で沈んでいる船体を確認した。
貨物船は台風19号の影響を避けるため、10日夜から東扇島の南東約3キロの沖合でいかりを下ろして停泊していた。
12日深夜、近くで停泊していた船から「海上を人が泳いでいる」と東京湾海上交通センターに通報があった。
出動した巡視船が13日午前3時ごろまでに、海上で漂っていたミャンマー国籍の船長ら乗組員4人を救助。
4人は命に別条はないという。
死亡した乗組員のうち2人は、沈没地点から20キロ前後離れた富津岬沖の海上で、救命胴衣を着用して漂流していたのを発見された。
残りの3人は沈没した船内から見つかった。
貨物船にはミャンマー国籍、中国籍、ベトナム国籍の計12人が乗り込み、スクラップ3045トンを積載。
救助された乗組員は「船内に水が入ってきた」「海に飛び込んだ」などと話しているという。
運輸安全委員会は13日、船舶事故調査官2人を指名し、事故を調査すると明らかにした。
https://www.kanaloco.jp/news/social/entry-201736.html
2021年2月19日11時46分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市から佐渡市に向かっていた佐渡汽船のジェット高速船が18日、航行中に電源を喪失して動けなくなり、海上保安本部の巡視船にえい航されて、予定より9時間ほど遅れて港に到着しました。
航行中に海洋生物を吸い込んだ可能性もあるとみて、電源喪失の原因を詳しく調べています。
佐渡汽船と第9管区海上保安本部によりますと、18日午後5時20分ごろ、新潟港から佐渡市の両津港に向かっていた佐渡汽船のジェット高速船「つばさ」が、佐渡市の姫埼灯台から東に10キロほどの海域で電源を喪失して自力で航行できなくなりました。
その後、高速カーフェリーによるえい航のほか、非常用電源を使った航行を試みましたが、いずれも難航し、海上保安本部の巡視船「えちご」にえい航され、予定より9時間ほど遅れて19日午前2時すぎ、両津港に到着しました。
乗客と船員あわせて40人にけがはありませんでした。
佐渡汽船によりますと、航行中に漂流物を吸い込んだということで、港に到着したあと取り除いた結果、安全性に問題はないと判断し、19日は通常どおり運航しています。
佐渡汽船は「お客様と関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません」とコメントしています。
佐渡汽船と海上保安本部は、漂流物は海洋生物だった可能性もあるとみて、電源の喪失の原因をさらに詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210219/1000060592.html
2月18日20時39分にNHK新潟からは、事故発生現場の地図などがネット配信されていた。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210218/1030015868.html
2月19日8時48分に朝日新聞からは、トラブル発生後の船内の様子などが下記趣旨でネット配信されていた。
トラブル発生から約9時間、乗客36人は停電した船内から動けず、冬の日本海で揺られ続けていた。
未明に港に着くと、一様に疲れ果てた様子だった。
ガガガッ。2階客室に乗っていた日坂さん(男性、42歳)によると、突然の音の後、エンジンが止まった。
衝撃はなかったという。
国土交通省で海事行政に携わり、出向中の佐渡市の総合政策監。
新潟市の県庁に出張した帰りだった。
仕事柄、船が転覆する危険のないことは分かっていたが、漂流してぐるぐる回るため、気持ち悪かった。
停電で暖房が止まり、水洗トイレも流れない。
ジャンパーを着込んで寒さをしのいだという。
「みなさん、ひたすら座席に座っているか、横になっていた」。
持っていたペットボトルのお茶でしのいだという。
「船内のアナウンスで『漂着物を吸い込んだ』という説明はあったが、その後の報告はなかった」とも話し、ぐったりした様子だった。
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASP2M2RJXP2MUOHB001.html
2月19日17時40分にYAHOOニュース(新潟放送)からは、給水口に大型海洋生物とみられる肉片が詰まっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【乗客】
「急にガクッと、ガガガっと音がしてエンジンが止まって、そのあとはずっと船が揺れて漂流している状態が続いていました」
「長時間で大変疲れ果てました」
海の上を浮き上がって進むジェットフォイル。
船体の下には海水の吸い込み口があります。
九管や佐渡汽船が調査したところ、この吸水口が大型の海洋生物の肉片とみられるものでふさがれ、発電するためのエンジンが冷やせなくなったことが電源喪失の原因と判明しました。
佐渡汽船のジェットフォイルは2年前にもクジラと見られる海洋生物と衝突し、乗客らがけがをする事故が発生しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e562d0b5679b21ec94dc348bb3b4545bd8b3acd4
2月20日14時6分に朝日新聞からは、クジラかアザラシのような大型海獣を吸い込んだ可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ジェットフォイルは取り入れた海水をエンジンや発電機の冷却などに用いており、取水ができずエンジン停止や停電につながったとみられるという。
海水取り入れ口に詰まった肉片の識別を担当した新潟市水族館「マリンピア日本海」によると、海保から一辺20~50センチほどの肉塊が持ち込まれたといい、担当者は「骨の大きさ、厚みからみて、魚ではなく大型海獣とみられる。クジラかアザラシのような生物の可能性が高い」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASP2N336KP2MUOHB012.html
2021年2月19日19時58分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都足立区は19日、区内の学童保育室で、小学生に水と誤って新型コロナウイルス対策のための消毒用高濃度エタノールを飲ませる事故が起きたと発表した。
小学生は病院に搬送されたが、異常はないと診断された。
学童保育室を管理する区住区推進課によると18日、流し台に置いていた消毒用のエタノールが入ったペットボトルを、職員が水と間違えて冷蔵庫にしまった。
午後5時ごろ、水を求めた小学生に別の職員が冷蔵庫からペットボトルを取り出し、コップに移して与えた。
小学生が「辛い」と訴えたため、中身を確かめるとエタノールと分かったという。
小学生は病院で異常はないと診断。
同課が同日中に小学生と保護者に謝罪した。
この学童保育室では、新型コロナ対策のエタノールを、ラベルをはがした2リットルの飲料用ペットボトルに入れて保管していた。
ボトルには「エタノール80%」などと書かれたテープを貼っていたが、職員が見落としたとみられる。
同課の物江課長は「人命に関わる重大な事案。再発防止を徹底する」とコメントした。
https://www.sankei.com/affairs/news/210219/afr2102190027-n1.html
2月19日20時38分にNHK首都圏からは、白い養生テープにエタノールと書かれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
職員が調べたところ、液体が入っていた2リットルのペットボトルは、新型コロナウイルスの感染防止対策として配備していた高濃度エタノールで、側面に貼った白い養生テープに「エタノール80%住区推進課より」と書かれていました。
もともと流し台に置かれていたこのペットボトルを水と勘違いした職員が冷蔵庫に移し、エタノールの記載に気付かなかった別の職員が水だと思い込んで児童に誤って飲ませてしまったということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210219/1000060633.html
(ブログ者コメント)
注意書きした養生テープが貼られていたのなら、気が付きそうなものだが・・・。
テープが貼られていることには気付いたが、何が書かれているかは注意して見なかった・・・ということだろうか?
ちなみに、どのようなテープが貼られていたのか情報を探してみたが、見つからなかった。
同様な事例は本ブログでも多数掲載スミ。
キーワード;ヒューマンエラー 人的エラー
2021年2月17日21時18分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重大学病院(津市)は17日、麻酔科医が2017年夏、同時並行で複数の患者の麻酔管理をし、患者1人が死亡する事故があったことを明らかにした。
こうした麻酔管理は「並列麻酔」と呼ばれ、日本麻酔科学会は原則禁止としている。
病院は「並列麻酔が直接の事故原因ではない」と説明。
その後も並列麻酔を続けていたという。
この事故について、院内外の委員による調査委が18年4月に報告書を作ったが、病院は公表してこなかった。
朝日新聞による開示請求を受け、病院が17日夜、報道各社に説明した。
病院によると、事故が起きたのは、夏休みで麻酔科医が減っていた時期で、1人の麻酔科医が最大4人の麻酔管理を同時に実施したという。
日本麻酔科学会は、急変時の対応が困難になる恐れがあるなどとして、1人の麻酔科医が同時に複数の患者の麻酔管理をすることを原則的に禁止している。
病院は事故時について「麻酔科医がいる前で心停止した」と説明し、並列麻酔との直接の関連を否定した。
病院によると、緊急手術などもあり、事故後も並列麻酔を続けたといい、18~20年の全身麻酔のうち1~2割程度を占めたとみられる。
「今年に入ってやっていない」としているが、「相当数、手術を制限できたらやめられるが、安全を確保できる限り続けてきたというのが実態」という。
手術を受ける患者に対し、並列麻酔の説明はほぼしていないという。
朝日新聞に一部開示された報告…
https://www.asahi.com/articles/ASP2K6SMHP2KONFB00W.html
2月18日10時6分にNHK三重からは、4年前にも並列麻酔中に死亡した事例があった、去年から麻酔科医の退職が相次いでいるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この並列麻酔について、三重大学病院は、全身麻酔の手術のうち、2018年には19%、2019年には12%、2020年には20%以上で行っていたことを17日夜明らかにしました。
理由について、患者からの手術の要望に応えるため、手術件数を減らすことが難しく、並列麻酔で対応せざるをえなかったとしています。
また、4年前、県内在住の患者の手術で、一時、4人同時に並列麻酔を行い手術中に1人が死亡した例があり、調査委員会は死亡の原因は特定できないとしつつも、並列麻酔が遠因となった可能性もあると結論づけたということです。
病院では、ことしに入ってからは並列麻酔は一切行っていないとしていますが、去年から麻酔科医の退職が相次いでいて、人員の確保が依然として課題となっています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20210218/3070005001.html
2月19日14時57分にNHK三重からは、以前に勤務していた医師がNHKの取材に対し並列麻酔は日常的に行われていたと証言したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重大学病院の元医師がNHKの取材に応じ、並列麻酔の実態を証言しました。
「三重大学の臨床麻酔部で一般的に行われていた並列麻酔は同時に4人で、多いときには6人程度と、並列麻酔が日常的に行われていました」
男性医師によりますと、並列麻酔をやめるよう主張する医師もいましたが、手術件数を増やすよう求められる中で、対応せざるをえなかったということです。
「三重大病院に来たときから違和感を覚えていましたが、声を上げることができませんでした。三重県は麻酔科医の数が全国でも最低レベルなので並列麻酔を行ってなんとか手術を行うのは必要悪だった可能性がある」
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20210219/3070005010.html
(ブログ者コメント)
病院側は「夏休みで麻酔科医が減っていた時期・・・」と説明しているが、昨年12月の記事を読むと、カルテ改竄問題で麻酔科医自体が減っているという背景があるのかもしれない。
『麻酔科医が大量退職 カルテ改ざんで揺れる三重大病院』
(2020年12月9日 18:30 日本経済新聞)
三重大学病院の准教授だった麻酔科医師によるカルテ改ざん事件を受け、地域医療の中核を担う同病院が揺れている。
専門医育成のための研修の指導役が不在となり、18人いた医師の大半が退職。
同県では、かねて麻酔科医不足が課題だっただけに、不急な手術を見合わせるなど影響も出始めている。
・・・・・
3日、実際は使っていない薬剤を患者に投与したかのようにカルテを改ざんしたとして、津地検は公電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、同大病院臨床麻酔部の元准教授=懲戒解雇=を逮捕した。
同部には18人が所属していたが、改ざん発覚後の9月に6人が退職し、10月には元准教授の上司の男性教授も「一身上の都合」を理由に退職した。
同部では10月中旬以降、麻酔科医を育成する研修プログラムを停止。
日本専門医機構などによると、責任者の元教授と指導役の元准教授がいなくなり指導体制が維持できなくなったためで、11月末には十分な研修を受けられないことなどを理由に、さらに4人が辞めた。
医師は3年以上の研修を受け、認定試験を経て専門医になる。
現在は育休中の2人を含む6人体制だ。
・・・・・
2019年度の同院の手術件数は約7700件と、過去10年で1.5倍に増えたが、現在は県内の他病院から応援を派遣してもらい、緊急度が高い手術などに限って対応している。
関係者によると、現在の手術件数は19年度の半数以下になっているとみられる。
医療機関へ麻酔科医を紹介する一般社団法人「東日本麻酔科医ネットワーク」(盛岡市)代表理事の竹森医師によると、医療の進歩に伴う高難度手術の増加で、全国的に麻酔科医に余裕はなく、特に人材は大都市に集中しているという。
三重県の麻酔科医の充足率はもともと約5割と全国最下位クラスだったこともあり、竹森氏は「地方では経験と技術を備えた医師を新たに確保することは容易ではない」と指摘。
「技術向上につながる手術ができない状況では、外科など他の診療科の医師も退職を考える可能性がある。現状が続けば医師全体の不足が加速しかねず、地域医療に与える影響は大きい」と危惧する。
▼カルテ改ざん事件
三重大病院は9月、実際は使っていない薬剤を患者に投与したかのようにカルテを改ざんし、診療報酬を不正請求したと疑われる事案が発覚したと発表。
第三者委員会は元教授が製薬会社から多額の寄付金を得ようと、手術の際に心拍を安定させる薬剤を積極的に使用するよう元准教授に指示したと結論付けた。
元准教授も第三者委に「薬の使用実績を上げたかった」と動機を説明した。
大学は元准教授を刑事告発。
津地検は病院や薬剤の販売元であるO薬品工業(大阪)を家宅捜索し、元准教授を公電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD079F30X01C20A2000000/?unlock=1
一方、この改竄問題については2021年2月17日20時3分にNHK三重から、カルテを改竄した元教授が再逮捕された、製薬会社からの寄付金は大学の寄付金口座に振り込まれAI開発費用に使われていた、業界でも波紋が広がっているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
不整脈を抑える効果などがある薬剤を大学病院で積極的に使う見返りに、製薬会社から大学側に多額の寄付をさせたとして逮捕された臨床麻酔部長だった元教授について、津地方検察庁は、患者に投与していない薬剤を投与したように装って病院に診療報酬を不正に請求させたとして、詐欺の疑いで再逮捕しました。
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今回、元教授が起訴された事件で、製薬会社からの金は、元教授がみずから設立した団体の口座ではなく、大学の口座に寄付金として入金されていました。
大学によると、振り込まれた金は、病気のデータを解析するAI=人工知能の開発に関する委託費用に使われていたといいます。
多くの大学では、企業から寄付金を受け取って研究に当たっているため、事件については、業界の中でも波紋が広がったといいます。
研究をめぐる寄付金の問題に詳しい臨床研究適正評価教育機構の桑島巌理事長は、「企業が大学に寄付金を入れること自体は法的に問題はないので、立件されたと聞いて驚いた。また、寄付を受けた後に、その企業の薬剤の使用量が増えたとしても、必要な薬であればどのように使うかは医師が自由に決められることで裁量権の問題に絡むので、事件になったことは意外に感じた」と話しています。
その一方で、国からの補助金が少なくなっている中、研究者や医師が、研究資金の獲得のために企業に頼らざるを得なくなっていることが問題の背景にあるとしたうえで、「企業から寄付金をもらうのであれば、公開性や透明性が不可欠になる。大学ではいつでも情報を公開して問題が無いと言える体制作りが必要だ」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20210217/3070004999.html
2021年2月17日16時12分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
化学物質を扱った技師が公務災害に認定された宝塚市立病院で、病理検査室の作業環境の調査が不適切な方法で行われていたことが分かりました。
宝塚市立病院では、病理検査室で勤務した技師が化学物質によるシックハウス症候群を発症し、去年7月、民間の労災にあたる公務災害と認められました。
装置のフィルターが目詰まりして排気量が低下し、室内で化学物質のホルムアルデヒドの濃度が上昇したことが原因の1つと考えられ、病院の依頼を受けた第三者調査員が、作業環境の調査方法に不備がなかったかなどを調べて報告書にまとめました。
それによりますと、検査室は法律に基づいて半年に一度、作業環境の調査が行われていましたが、おととし9月以前はその方法が適切でない場合があったとし、平成23年3月からの少なくとも2年半は不正だったとしています。
報告書では「担当者は不正行為であるとの認識が希薄で、ほかの職員から問題であることを指摘されても直ちにやめなかった。上司は不正行為の存在すら知らなかった」と指摘し、調査への理解不足と、職員の健康保持に関して意識の欠如があったと思われるとしています。
また、ホルムアルデヒドの排気や換気のための装置は、少なくとも過去2回の定期自主検査では規定された性能を満たしておらず、去年に設置された新たな装置で規定を満たすようになったとしています。
公務災害に認定された技師は「病院に不正行為を指摘してきましたが、証明されてよかったです。2度とこのようなことが起こらないよう、職員の声が届く職場になることを願います」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20210217/2020012103.html
2月18日5時30分に神戸新聞からは、半年毎の作業環境測定の直前に換気装置を作動させるなどして室内低濃度化を図っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宝塚市立病院(兵庫県宝塚市小浜4)の有毒物質を扱う病理検査室で排気装置の不調などが放置され、女性技師が「シックハウス症候群」となって公務災害に認定された問題で、同室担当の男性副主幹が、化学物質の濃度測定で、直前に室内を換気するなどして低濃度となるよう操作していたことなどが17日、分かった。
同病院が指名した第三者委員の報告書で明らかになった。
検査室ではホルマリン(ホルムアルデヒド水溶液)などの有毒物質を使用。
技師は2019年8月にシックハウス症候群と診断され、昨年7月、公務災害に認定された。
調査は、有識者2人が昨年9~12月、職員への聞き取りなどをした。
報告書によると、少なくとも2011年3月から2年半、法律に基づく半年に1度の外部事業者による調査に際し、当時主査だった副主幹が前日や早朝に換気装置を稼働させ、濃度が高まるような作業の中止を指示した。
他の職員らは不正を指摘したが、是正されなかった。
報告書は、「不正行為による重大な悪影響」で環境整備が遅れたと指摘。
副主幹は「測定の準備だった」などと答えたという。
また報告書は、排気装置の不備についても、定期的なフィルター点検で「公務災害の発生を予防できた可能性がある」とした。
病院は「管理体制が不十分だったことを反省する」と説明。
関係職員の処分を検討するとした。
技師は「過失による明らかな人災。一人の人生を大きくゆがめた事実を強く認識してほしい」と批判。
今後、謝罪や補償を求めるという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202102/0014087538.shtml
(ブログ者コメント)
以下は関連情報。
〇昨年2020年9月22日付で全国労働安全衛生センター連絡会議HPに、被害者がシックハウス症候群を発症した経緯など、下記趣旨の記事が掲載されていた。
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経緯詳細が、ひょうご労働安全衛生センター機関誌「ひょうご労働安全衛生」9月号への寄稿で明らかにされた。
本件の原因、背景には、使用者である病院側の作業環境測定不正や多くの法令違反、職場の声を無視し続けてきた実態があった。
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被害者は4年ほど前(2016年)から、病理検査室に出勤すると鼻水が出るという症状があった。
2019年7月下旬からは、鼻水・のどの痛み・目の痛みといった症状が日に日に強く現れだした。
同年8月8日の出勤時、病理検査室内の切り出し※室入り口付近に行くと、粘性の鼻水が大量に出だし、のどに違和感を覚えた。
また、他の職員も同時期から頭痛を感じていたことが判明した。
8月30日、アレルギー科で「揮発性有機化合物(ホルムアルデヒド、キシレン等)によるシックハウス症候群」、「約1ヵ月の自宅療養が必要」と診断され、医師からは「今後、日常生活(引越し、家の新築等)でも症状が出る可能性があるので注意が必要」と言われた。
被害者の通報により、2019年8月26日に西宮労働基準監督署が立ち入り検査を行い、市立病院は同年9月13日に労働安全衛生法に基づく是正勧告と改善指導を受けた。
被害者は労働組合とともに事故に至った不正行為を含む事実関係の確認と公表、適切な謝罪を求めてきたが、病院側は不都合な事実を隠蔽しようとし、被害者に向き合おうとしてこなかった。
それどころか、被害者の訴えに対して「環境を整備(改修工事)するのに、それ以外に何の問題があるのか」とし、他の職員に対して事実関係を説明することもなかった。
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この事件の本質は、被害者らの職場改善要望が長年無視され、作業環境測定(ホルムアルデヒド等の濃度測定)の不正が続けられ、排気装置の不具合が放置されてきたことにある。
被害に至った原因として病院側は、
1. 当時、被害者の作業量が一時的に増加したこと
2. 換気装置の不具合により一時的に作業環境における化学物質の濃度が上昇したこと
として、一過性の問題という認識を示した
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https://joshrc.net/archives/6174
〇2年前2019年11月4日付でChem Stationからは、検査室排気装置の風速が基準値以下だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西宮労働基準監督署が立ち入り検査を行った結果、女性が働いていた病理検査室の排気装置の風速が法律の基準を下回り、十分に機能していなかったことが分かったということです。
そのため労働基準監督署は、病院に対して職場環境を改善するよう是正勧告しました。
合成を行う研究室には、排気装置の一種であるドラフトチャンバーが必ず設置されていると思いますが、各種法律によって必要な風速が決まっていて、自主検査を一年に一回実施し記録を保存することになっています。
ドラフトチャンバーは、囲い式フードに分類され、指定の開口部を8点あるいは16点に分割して風速を測定して下記の値以上でなくではなりません。
有機溶剤だけであれば0.4 m/sですが、ホルムアルデヒドやジクロロメタンなどの特化物を使う場合には0.5 m/s、ニッケルやコバルト無機化合物といった粒子状の特化物を使う場合には1.0 m/s必要になります。
風速が規定以下の場合、下記のような不良が考えられます。
・ドラフト内部の物が吸気を妨げている:ドラフト内部を片付ける。
・吸気フィルターが目詰まりしている:フィルターを交換する。
・モーターのファンベルトが切れている:ファンベルトを確認する。
・ファン異常:ファンの点検を依頼する
風速に異常がなくても、ドラフトのサッシが常に全開では、風速が十分に出ずに作業者が有機溶媒を吸い込んでしまいます。
ましてや、ドラフトの外で有機溶媒を取り扱うことなど、もってのほかです。
これから研究が佳境に入り、期限との戦いを強いられている人もいるかもしれませんが、頭痛やめまいといった有機溶剤による健康障害を感じたら、病院を受診するとともに、迷わずラボメンバーや先生と相談し、ドラフトのマナーを改善したり、ガスマスクの導入をすることが必要だと思います。
なお、従来型のドラフトチャンバーは常に一定量の空気を吸い込んでいるため、たくさんのドラフトが稼働している部屋では大量の空気が吸われて、エアコンが効きにくいことがあります。
そこで、ドラフトのサッシの開度に合わせて吸い込み量を調整し、空調と排気にかかる消費電量を低減するシステムが開発されています。
サッシが全開で一定時間たつとアラームが鳴り、サッシを閉めることを促すシステムもあります。
既存のラボでドラフトチャンバーを取り換えることはありませんが、ラボを新設する場合には、作業者のことを考えて、このようなシステムを導入してほしいと思います。
https://www.chem-station.com/chemistenews/2019/11/sickhouse.html
2020年2月16日15時45分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
後を絶たない用水路事故の実態把握に向けて、県は新年度以降、消防と連携して、死亡事故だけではなく、けがをした事例についても情報の収集を行っていくことになりました。
この方針は15日富山市の県民会館で開かれた県の用水路事故防止対策推進会議で示されました。
会議では県の担当者が今年度行った対策を紹介し、国が対策費用を全額補助する事業などを利用して例年の12倍にあたる24キロの柵を設置する予算を確保したことや、用水路を所有・管理する土地改良区などに所属する「安全対策推進員」が事故防止に向けた啓発活動を行ったことなどを説明しました。
そして新年度の取り組みとして、事故の実態把握に向けて消防と連携して、死亡事故だけではなく、けがをした事例についても情報の収集を行って傾向を分析した上で対策につなげていくことや、1月の大雪などで用水路への転落事故が相次いだことを受けて今年度初めて春と秋に設けた「啓発期間」を冬にも実施する方針を明らかにしました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20210216/3060006684.html
(ブログ者コメント)
富山県は用水路転落死亡事故多発県。
にもかかわらず、これまで死亡事故しか情報収集してこなかったことに少なからず驚いた。
傾向分析するならヒヤリ事例も含めたほうが良さそうな気がするが、そういった事例は記録に残っていない・・・・のかもしれない。
2020年2月16日11時54分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口地方検察庁の職員が、一度作成した事件の捜査報告書を不要になったと判断して破棄しましたが、保管が必要な公文書だったとして、厳重注意の処分を受けました。
山口地方検察庁によりますと、処分を受けた職員は、おととし9月、一度作成した捜査報告書を分かりやすくするよう上司から指示され、一部を作り直しましたが、この際、作り直す前の部分は不要になったと判断し、シュレッダーにかけて破棄したということです。
しかし、山口地検は、作り直す前の報告書も保管が必要な公文書に当たるとして、去年12月になって破棄した職員を厳重注意の処分にしました。
検察は、破棄された捜査報告書の事件の内容などは明らかにしていませんが、「捜査や裁判への影響はなかった」としています。
山口地方検察庁では、平成28年と平成30年にも調書や捜査報告書を誤って破棄したとして職員を処分していて、及川K子次席検事は、「同じような事案が起きたことは遺憾で、さらに指導を徹底したい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20210216/4060008725.html
(ブログ者コメント)
平成28年(2016年)と平成30年(2018年)の職員処分事例は下記記事参照。
なぜ誤廃棄したのか、理由は両記事ともに書かれていない。
ちなみに平成30年事例の記事に出てくる次席検事は、今回記事に出ている次席検事と同一人物だ。
【平成28年事例】
(2017年8月2日 毎日新聞山口版)
山口地検で2012年、公判中の殺人事件の検察官調書1通が誤ってシュレッダーで破棄され、当時の資料管理の責任者が昨年1月に文書で注意されていたことが1日、分かった。
地検は「破棄による公判への影響はなかった」としている。
地検によると、破棄されたのは当時1審で公判中の殺人事件に関する参考人調書の原本。
12年1月下旬、見当たらないことに気付いた職員が捜したところ、庁内のシュレッダーから裁断された状態で見つかった。
公判に提出する調書ではなく、コピーもあったため影響はなかったとしている。
事件は既に確定している。
https://mainichi.jp/articles/20170802/ddl/k35/040/367000c
【平成30年処分事例】
(相川氏の個人ブログ:出典は2019年7月17日のNHKと記されている)
山口地方検察庁の職員が去年12月、刑事事件の捜査報告書を誤って破棄して厳重注意処分を受けていたことが分かり、山口地検は「捜査や公判への影響はなかったが、このようなことがないよう指導を徹底したい」とコメントしています。
山口地検によりますと去年12月、職員の1人が刑事事件の捜査報告書を、誤ってシュレッダーにかけ破棄しました。
山口地検はこの職員を厳重注意処分としましたが、職員の年齢や性別のほか、破棄された捜査報告書の事件の内容などは明らかにしていません。
山口地検は警察に、残っていたコピーから謄本の作成を依頼し、捜査や公判への影響は無かったとしていますが、平成28年にも殺人事件の調書を誤って破棄したとして職員1人を注意処分としています。
山口地検の及川K子次席検事は「同じような案件を再び発生させてしまったことは誠に遺憾だ。今後このようなことがないよう指導を徹底したい」とコメントしています。
https://blog.goo.ne.jp/jp280/e/66e60cfb062adf2419bd2ae58a8e8d91
2021年2月15日13時14分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
用水路事故の対策として設置する樹脂製のポールは3メートル以内の間隔にすると転落防止に最も効果的だとする実験結果を専門家がまとめました。
県は、設置費用を抑えられる効果的な対策だとして、さらに検証を重ね、本格的な導入を検討する方針です。
県立大学工学部の星川圭介准教授は、県からの依頼をうけて、樹脂製のポールの設置方法について実証実験を行いました。
実験は、射水市の住宅街を流れる用水路に沿って2メートルから10メートル間隔でポールを設置し、地域住民38人に感じ方を聞きました。
その結果、半数以上の人が3メートルの間隔では用水路に警戒するとともに対策に安心感を覚えると答えた一方、5メートル間隔では用水路への警戒感が大きく下がることが分かりました。
これをもとに、星川准教授は2メートルと3メートル、それに4メートルの間隔で設置したポールの脇にセンサーを取り付けて歩行者の動線を調査しました。
この調査では、3メートル以内の間隔で設置すると歩行者がポールを認識して用水路から離れて歩く一方、4メートル以上の間隔になると用水路に近づいて転落リスクが高まることが分かり、星川准教授は3メートル以内の間隔が転落防止に最も効果的であるという実験結果をまとめました。
県は、ガードレールやフタなどに比べて設置費用を抑えられる効果的な対策だとして、さらに検証を重ね、本格的な導入を検討する方針です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20210215/3060006676.html
(ブログ者コメント)
用水路転落防止のための取り組みについては、本ブログでも、これ以外、何件か紹介している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。