2021年9月2日9時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トラックの荷台からショベルカーを下ろす際に機体ごと転落し、運転していた作業員が死亡する事故が6月、高松市内であった。
高さのある荷台からスロープなどを使わず、アームを地面につけて機体を支えながら下ろす「裏技」的な操作を誤ったとみられ、高松労働基準監督署の監督官は「想定外で危険な方法」と驚く。
決して推奨された方法ではないが、作業現場によっては日常的に行われているとみられ、動画サイトにも複数の映像が投稿されている。
高松労働基準監督署は8月24日、高松市内の土木工事会社と社長を労働安全衛生法違反容疑で高松地検に書類送検した。
労働安全衛生規則では、100キログラム以上のものを積み下ろしする場合には、安全確認などを行う作業指揮者を配置することが定められているが、事故当時はいなかった疑いがある。
事故は6月1日朝、会社の敷地内で起きた。
高松労基署によると、作業員の40代男性はトラックの荷台に積まれた約2トンのショベルカーを運転。
1人で地面に下ろす際に機体がバランスを崩して転倒し、自らも運転席から投げ出され、アームの下敷きになり死亡した。
荷台の高さは80センチメートル。
作業員の重機運転歴は20年以上だったという。
輸送のためにショベルカーをトラックに積んだり下ろしたりする際には、荷台がスライドしてスロープ状になる専用トラックを使用するか、荷台に板を設置したり、地面に盛り土したりして傾斜をつくる方法が一般的とされる。
だが、今回の事故は専用トラックではなく、板や盛り土もないなどの状況から、高松労基署は作業員が「自力」で下りる方法を試みたとみている。
https://www.asahi.com/articles/ASP8Z3VS9P8WPTLC001.html
(ブログ者コメント)
ネット調査結果、以下のような下ろし方だったのかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。