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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017119029分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午後1時半ごろ、秋田市向浜2丁目の日本製紙秋田工場で、ボイラー関連設備の整備をしていた協力会社や下請け会社の男性社員3人が顔面などに廃液を浴び、化学熱傷で1人が重傷、2人が軽傷を負った。

 

警察などによると、重傷を負ったのは秋田県由利本荘市のIさん(男性、41歳)で、軽傷はいずれも秋田市のMさん(男性、43歳)とKさん(48)の2人。

 

3人は、パルプの製造工程で発生した強アルカリ性の廃液をボイラーの燃料として再利用するために移送するポンプの設置作業をしていた。

 

廃液は配管近くから噴き出した。

警察が詳しい原因を調べている。

 

出典

『日本製紙工場で廃液漏れ 化学熱傷で3人けが、秋田』

http://www.sankei.com/affairs/news/171109/afr1711090003-n1.html 

 

 

 

 

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20171110日付で東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

119日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

横浜市緑区の緑資源選別センターで8日、資源ごみの分別中にクマよけスプレーの缶から中身が漏れ出し、目やのどの痛みを訴えた作業員の女性11人が病院に搬送された。

いずれも軽傷で、大事を取って入院した2人も9日に退院した。

 

市によると、「缶・ビン・ペットボトル」として出されたものを、スプレー缶は穴を開けた後にリサイクルするため、ペットボトルや他の缶と分けて足元の専用かごに投げ入れていた。

 

缶に破損はなく、かごに投げ入れた時の衝撃で、成分「カプサイシン」を含んだ中身が噴き出したとみられる。

 

市は、スプレー缶は飲食物の缶と分け、中身を使い切ってから出すよう呼び掛けている。

担当者は、「中身が残る場合は、清掃事務所に相談するか、収集車の作業員に手渡ししてほしい」と話している。

 

出典

クマよけスプレー漏れ11人搬送 資源ごみ回収の分別中

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201711/CK2017111002000143.html

 

 

以下は118日付で横浜市から記者発表された資料の抜粋。

 

1 発生日時・場所

平成2911月8日(水)午前1035分頃

緑資源選別センター(横浜市緑区上山1-3-1)

 

2 事故の概要

緑資源選別センターA棟の破袋補助室にて、選別作業中、コンベヤに流れてきた熊よけスプレー を作業員が取り出し、地面にある専用かごに入れた際、スプレーに含まれるカプサイシンが外に漏 れてしまい、作業していた11名が、気分が悪いなどの体調不良を訴え、救急搬送されました。

※当該施設の管理運営は、本市が公益財団法人横浜市資源循環公社(以下「資源循環公社」という。)に委託しており、そのうち本選別業務について、横浜市資源リサイクル事業協同組合の作業員が従事しています。

 

 4 事故原因

・本来、スプレー缶として出されるべき熊よけスプレー缶が中身が入ったまま、缶・びん・ペットボトルと一緒に排出されていたため。

・選別作業において、異物を専用かごに入れる際、作業の丁寧さに欠けたため。

 

出典

『選別施設内で発生した事故について』

http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/top/press/pre171108.pdf

 

 

 

 

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2017117日付で東京新聞夕刊から下記趣旨の記事が、トラブル件数推移の棒グラフ付きでネット配信されていた。

 

航空整備士が原因となる安全上のトラブル件数が3年連続で過去最高を更新していたことが、国交省の統計で分かった。

 

9月に航空機の部品落下が相次ぎ、国交省は機体整備の強化などを航空会社に促す検討を始めたが、専門家は「トラブル増加の背景には、整備士を取り巻く環境の悪化がある。落下物防止対策には整備士の待遇改善が必要」と指摘している。 

 

国交省が航空事故、事故には至らない重大インシデント、安全上のトラブルをまとめた統計によると、トラブル件数の合計は2008年度以降、850~991件と、ほぼ横ばいで推移している。

 

内訳を原因別でみると、整備士が原因の件数が近年急増し、11年度の17件から16年度は119件と7倍に。

14年度から16年度まで、3年連続で過去最高を更新した。

 

一方、国交省によると、09年4月~17年3月に国内の航空会社から報告を受けた部品脱落の件数は451件。

ライトやパネル、アンテナなどが飛行中に外れたとみられる。

 

整備士は飛行前後に機体の一部分を点検したり、数カ月に1度、機体全体を整備したりして安全運航を支えており、整備・点検を確実に実施すれば、脱落を防げる場合が多いという。

 

20年に羽田空港の東京都心上空の飛行ルート導入を控える中、国交省は6日、航空機メーカーや学識者らでつくる落下物防止に関する対策会議の初会合を開催。

機体からの落下物を未然に防ぐため、航空会社に整備強化を促す基準づくりを来年3月までにまとめる。

 

ただ、元日本航空機長で航空評論家の杉江弘さん(71)によると、整備士が整備・点検に集中できる環境が危機にさらされているという。

 

杉江さんは、「格安航空会社(LCC)の拡大で世界の航空機は増えたが、整備士の人数は間に合っていない。航空料金を下げるため、整備士の処遇にもしわ寄せが及んでいる」と指摘。


「落下物防止のための整備強化には、整備士の待遇改善が欠かせない」と説明した。

 

 

<最近国内で発生した航空機の落下物> 

 

9月7、8日の2回にわたり、成田空港を発着した全日空の同じ旅客機から、脱出用シューターを収納する部分のパネルが相次いで落下した。

 

同月23日には、関西空港を離陸したKLMオランダ航空機からパネルが脱落し、走行中の乗用車に衝突した。

 

<羽田空港の東京都心ルート> 

 

羽田空港の国際線発着枠を約4万回増やすため、国交省が2020年の東京五輪・パラリンピック開催までに導入を予定。

南風時の午後3~7時に、着陸機が中野区、新宿区、渋谷区、港区、品川区などの上空を通る。

 

出典

相次ぐ部品落下 航空整備士起因のトラブル3年連続増

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017110702000252.html 

 

 

 

 

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20171171646分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

住宅の窓に取りつけるブラインドのコードについて、日本工業規格(JIS)で安全基準を定めることが、経産省への取材でわかった。

乳幼児の窒息事故を防ぐことが目的だ。

今年度内にも制定される。

 

消費者庁によると、ブラインドやカーテンのコード・ひもで6歳以下の子どもが窒息やけがをする事故が2007~13年、少なくとも10件発生し、3人が死亡した。

 

新たに設けられる規格の対象は、家庭用ブラインドの昇降に使ったり、羽根の角度を操作したりするコード。

ブラインドを下げた状態の下端から160cmの高さを基点とし、原則としてこれより下にコードが無いことを基準とする。

 

また、この基準を満たさなくても、

▽コードによってできる輪について、6kg程度の重さがかかるとコードが外れる機能がある

▽幼児の頭部が入らないサイズにする

といった条件を一つでも満たせば適合製品となる。

 

規格に適合しない製品でも販売できるが、経産省は今後、規格を周知していく。

 

一方、JISにはJISマークがつくものと、つかないものがあり、今回制定される規格はマークがつかない。

そのため、消費者にとってわかりやすいよう、適合している旨をタグなどに表示することを求める。

 

主要ブラインドメーカー4社でつくる「日本ブラインド工業会」は、海外の事故事例をふまえて、04年から安全対策を開始。

一定の重さがかかるとコードが分離する機能やコードレスの製品をすでに発売しており、規格に適合した製品を増やす方針という。

 

     ◇

 

〈日本工業規格(JIS)〉

 

鉱工業品の品質の改善や安全の保持などのために、形や性能、試験方法などを定めたもの。

工業標準化法に基づいて制定される。

今年3月時点で、土木建築や自動車、日用品などに関して計約1万の規格がある。

JISマーク表示の対象外の規格もある。

 

出典

『首にかかっても外れて安全 ブラインドのコードにJIS』

http://www.asahi.com/articles/ASKC16CZ7KC1UTFL00W.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ブラインドのコードが原因となった事故事例などについては、本ブログでも過去に何件か紹介スミ。

 

 

 

 

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2017818日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7474/

 

 

(2017年11月14日 修正1 ;追記)

 

2017117849分に佐賀新聞から、薬の副作用による居眠り運転だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

小城署は6日、護送車を運転した唐津署の男性事務職員(47)を自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の疑いで、佐賀地検に書類送検した。

 

佐賀県警は、職員が運転前に服用した薬の副作用で居眠りし、中央線をはみ出したと明らかにした。

 

書類送検容疑は、8月2日、病院から処方された薬を、眠気が生じる副作用があると認識しながら飲み、護送車を運転中に居眠りしてトレーラーと衝突。

殺人未遂容疑で護送中だった男性(66)=不起訴=を死亡させ、同乗の署員2人とトレーラーの運転手に重軽傷を負わせた疑い。

県警は職員の認否を明らかにしていない。

 

県警は護送方法について、「規定にのっとっており、問題はなかった」という認識を示した。

 

一方で、既存の護送車1台にヘッドレスト(背もたれ上部の枕部分)を装着したり、シートベルトを2点式から4点式に変更したりして、護送車として適正に運用できるか検証しているという。

 

書類送検が事故から約3カ月後になったことについて、県警は「職員も重傷で入院していたため、取り調べの取りかかりが遅くなった」と説明した。

現在も入院は続いており、処分については「今後、適正に判断する」と話している。

 

出典

小城の護送車死亡事故 薬の副作用で居眠り 県警、運転の職員書類送検

http://www.saga-s.co.jp/articles/-/146067 

 

 

 

(2019年4月10日 修正2 ;追記)

 

2019491836分に佐賀テレビから、運転していた職員が危険ではなく過失運転致死傷で起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

佐賀地方検察庁は9日、居眠り運転が原因だったとして、運転していた警察職員を過失運転致死傷の罪で起訴した。

 

職員は運転する前に副作用で眠気を引き起こす薬を飲んでいたとして、危険運転致死傷の疑いで書類送検されていたが、過失運転致死傷に切り替えた理由について、検察は「居眠り運転は故意ではなかった」としている。

 

検察は、起訴内容に対する認否を明らかにしていない。

 

出典

『護送車事故 警察職員を起訴』

https://www.sagatv.co.jp/news/archives/30248 

 

 

410830分に佐賀新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警は17年11月、被告が運転前に服用した薬の副作用で居眠り運転したとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の容疑で地検に書類送検した。

 

地検は、薬の服用による居眠り運転への影響や職員の副作用に対する認識などを検討し、危険運転致死傷の要件は満たさないと判断。

より罰則が軽い過失運転致死傷の罪で起訴した。

 

出典

県警職員を在宅起訴 17年、小城市で護送車事故

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/360419 

 

 

49180分にNHK佐賀からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

起訴状によると、岩崎被告は眠気で前を見るのが困難な状況だったにも関わらず護送車の運転を続け、容疑者の男性など4人を死傷させたとして、過失運転致死傷の罪に問われている。

 

出典

護送車事故で警察職員を起訴

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20190409/5080002765.html 

 

 

 

 

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2017119055分にgooニュース(スポーツ報知)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

119147分に毎日新聞から、119641分にNHK首都圏からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京・池袋のサンシャイン水族館は8日、展示の目玉になっている大型水槽「サンシャインラグーン」でトビエイ類やタカサゴ類など魚類24種類1235匹が死んだと発表した。

この水槽で飼育している生物の94%に当たり、酸欠が原因とみている。

 

9日も予定を一部変更し、通常通り営業する。

生き延びたのはトラフザメ、ヒョウモンオトメエイなど23種類73匹だけだった。

 

同水族館によると、7日午前に、一部の生き物の治療として薬品を投入。

効果を高めるため、細かい空気の泡を使ってゴミやフンを取り除く装置を止めた。

 

別の装置で酸素は供給し、同日夜まで異常がないか経過を観察していたが、8日朝になって巡回中の警備員が大量に死んでいるのを見つけた。

 

水質に問題はないものの、同装置では酸素供給もしていたため、海水に含まれる酸素の濃度が通常の半分程度に減り、魚が死んだ原因となった可能性があるという。

 

水槽をシートで覆い、予定していた水中パフォーマンス、エサやり、探検ガイドツアーなどは、当面、見送るとしている。

 

魚が死んだ水槽は同水族館最大の大きさで、2011年8月に改装した際に導入。

温暖で比較的浅い海中を再現した。

 

水槽は幅約12m、奥行き約9.6m、最大水深は2・5m、水量は240トン。

厚さ13cmで3枚のアクリルパネルで覆われている。

白い砂を敷き、光を調整するなど、幻想的な雰囲気を演出している。

 

出典

『サンシャイン水族館で魚1235匹大量死 酸欠が原因か』

https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171109-134-OHT1T50071.html 

『サンシャイン水族館 魚が大量死 酸欠原因か』

https://mainichi.jp/articles/20171109/k00/00m/040/183000c 

サンシャイン水族館で魚大量死

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171109/0003341.html 

 

 

1191629分にNHK首都圏からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

水族館によると、この水槽では魚の体にはんてんが現れる病気がはやっていたことから、7日に薬品を投入して、その効果を高めるため細かい空気の泡で水槽内のフンなどを取り除く装置を止めたところ、海水に含まれる酸素の濃度が減り、魚が死んだ可能性があるという。


大型水槽の展示は9日から再開されているが、幅およそ12mの水槽にはヨスジフエダイやトラフザメなど生き残った26種類、73匹の魚が展示されているのみで、魚の姿がほとんど見られない状況となっている。


また、クリスマスにちなんでサンタクロースの姿をしたダイバーが水槽に潜る恒例のイベントが9日から行われる予定だったが、中止となった。

 

魚が大量死したのは「サンシャインラグーン」と呼ばれる、幅およそ12mある大型の水槽で、大小様々な種類の魚を1度に見ることができ、ダイバーが潜って水中で魚を紹介するパフォーマンスも人気だ。


今回の大量死について水族館では、寄生虫が原因で白い斑点ができる「白点病」という病気が魚の間で広がったのがきっかけだと話している。
珍しい病気ではないが、寄生虫によってエラが炎症を起こして呼吸困難になり、処置が遅れると死に至ることもある。


このため水族館では、今月7日、治療のための薬を水槽に入れ、細かい空気の泡に魚のフンなどを吸着させて取り除く装置を止めた。
この装置は薬も吸着してしまうため、治療の効果を高めようとしたのだった。


水族館は、酸素を送り込む装置は正常に作動していたものの、止めた装置が、補助的に酸素を送り込む機能も果たしていたことから、酸素の濃度が想定以上に減ってしまい、魚が死んだ原因となった可能性があるとみている。


水族館で魚などが大量に死ぬケースは、他の水族館でも起きている。


東京・江戸川区の葛西臨海水族園では、クロマグロなどの回遊魚を多いときで190匹飼育していたが、3年前の11月から相次いで死に、翌年の3月には1匹が残るだけとなった。


その後の調査で、水中に溶け込んだ空気の濃度が異常に高くなり、血管に気泡ができる「ガス病」の疑いがあるほか、産卵行動に伴うストレスなど複合的な要因が重なったという報告書をまとめた。

水族館では、水中の気体の濃度を図る機器を新たに導入するなどの対策をとった。


また、ことし9月には「横浜・八景島シーパラダイス」が展示をしていない水槽で飼育していた「シンカイハクトウギンチャク」などの深海生物94匹が、冷却設備が故障し水温が上昇したことなどですべて死んだと発表した。


水族館では、水槽や生物ごとに水温の管理やエサやりなど基本作業のマニュアルを作ったほか、夜間など、担当の飼育員がいない時でも他のスタッフが異変に気づけるよう注意点を張り紙で示すなど、再発を防ぐ対策をとったという。

水族館で魚などが大量死するケースが起きていることについて専門家は、「いまの水族館では展示が大型化し、これまでにない管理や飼育に直面している」と管理の難しさを指摘した上で、「失敗の教訓をほかの施設でも生かしていくことが大切だ」と話している。


水族館の飼育員を務め、いまも水族館のアドバイザーをしている北里大学海洋生命科学部の三宅裕志准教授は、「世界的に見ても日本は水族館の数が多い。目の肥えた来場者を満足させるため、展示が大型化したり、水の流れを作ったりとこれまでにない工夫を求められている。飼育員は経験したことのないような管理や飼育に直面していると言える」と指摘している。


そのうえで、「進化する水族館を運営する中で失敗が起きる事態は避けられない。失敗を教訓にしてほかの施設でも生かしていくことが大切だ」と話している。


現在、各地の水族館の飼育員が集まり、飼育方法や繁殖方法のノウハウを発表し合う機会があり、こうした場で失敗事例も共有していくことが求められているという。

 

出典

水族館魚大量死 イベント中止も

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171109/0003371.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇NHKによれば、フンなどを取り除く装置に関し、水族館の方が下記趣旨の説明をしていた。


本来の目的は水中のタンパク質を除去するという装置だが、補助的に水槽に酸素を供給する役割もある。

なおかつ病気で体力が落ちている、そういったところが複合的に原因となったのではないかと推測している。

 

〇フンなどの除去装置は、主目的以外に重要な役割を補助的に果たしていたが、それに気付かなかった、あるいは知ってはいたが問題になるほどの影響は出ないだろうと定性的に判断して装置を停止した・・・そんなトラブルではなかっただろうか?


具体例は思い出せないが、産業現場でも同じようなトラブルが1件か2件あったような記憶がある。

 

 

 

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2017118日に仙台放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

118130分にNHK東北からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日夜、宮城・仙台市宮城野区の製鋼所で、鉄の棒をワイヤで束ねる機械を点検していた男性作業員が機械に全身を挟まれ、死亡する事故があった。

事故があったのは、宮城野区港1丁目の「JFEスチール仙台製造所」の工場。

 

警察によると、7日午後9時すぎ、鉄の棒をワイヤで束ねる機械に男性作業員が全身を挟まれた。

この事故で、若林区一本杉町の作業員・Cさん(男性、47歳)が仙台市内の病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。

CさんはJFEスチールの関連会社の社員。

 

警察によると、Cさんは「棒鋼」と呼ばれる鉄の棒をワイヤで束ねる作業をする前に同僚10人と一緒に機械の点検をしていたが、Cさんは、棒鋼を束ねる位置を自動で決める台車の部分に挟まれたという。

 

警察は、点検中になんらかの理由で機械が動き出したことが事故の原因とみて、製造所の安全管理に問題がなかったかどうかについても、くわしく調べている。

 

出典

『男性作業員、機械に体挟まれ死亡』

http://ox-tv.jp/nc/smp/article.aspx?d=20171108&no=6 

機械に挟まれ男性1人死亡

http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20171108/5522411.html

 

 

118日付で河北新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鉄棒をまとめる結束機の作業前点検中、結束機に挟まれ死亡した。


警察によると、Cさんは同僚10人と持ち場の結束機の動作を確認していた。

死因は窒息死とみられる。

 

出典

結束機に挟まれ47歳男性が死亡 工場で作業前点検中

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171108_13049.html 

 

 

119日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、同僚10人と機械の試運転をしていたという。

 

 

 

 

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20171181452分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1181141分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後8時ごろ、東京・文京区の東京ドームで開かれていた、人気アイドルグループ「乃木坂46」のライブの最中に、ワイヤーでつるされていた移動式のカメラがおよそ6mの高さから観客席に落下した。


カメラは長さが1.5m、重さが40kgほどあり、4本のワイヤーで吊るされ、客席の上を移動する仕組みになっていた。

 

そのうち1本が何らかの原因で切れてアリーナ席の椅子に落ち、座席の背もたれを直撃したあと、近くにいた18~19歳の男子大学生ら3人の足などに当たったという。

3人はいずれも打撲などの軽いけがをして手当てを受けた。

ライブはそのまま続けられたという。


警察は業務上過失傷害の疑いもあるとして、関係者に話を聞くなどして当時の状況を調べている。


制作会社によると、ライブは8日も予定どおり行われる予定だが、7日に落下したカメラなどの機材は使わないという。

 

出典

乃木坂46のライブでカメラ落下 観客3人けが

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171108/k10011215681000.html 

乃木坂コンサート、40キロの上空カメラ落下 3人けが

http://www.asahi.com/articles/ASKC83ST3KC8UTIL017.html 

 

 

1181634分にJ-CASTニュースからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2017年11月7日に東京ドーム(東京都文京区)で行われたアイドルグループ・乃木坂46のコンサートで、ワイヤーで会場上方に吊るされていたカメラが、公演中に客席へ落下する事故が起きた。

 

各メディアの報道などによれば、落下したカメラの重さは約40kg。

観客3人が軽傷を負ったという。

 

インターネット上では、「一歩間違えば死亡事故だ」と驚く声が続出するとともに、事故の発生後も公演を続行した主催者側の判断を問題視する意見も相次いでいる。

 

【翌日の公演は予定通り開催】

 

落下事故が起きたのは、「乃木坂46 真夏の全国ツアー2017 FINAL!」と題したコンサート。

グループ初の東京ドーム公演ということもあり、多くのファンが会場に詰め掛けていた。

 

各メディアの報道などによれば、カメラの重さは約40kgで、およそ6mの高さからアリーナ席の椅子に落下した。

4本あるワイヤーのうち1本が何らかの理由で切れたことが原因だという。

 

落下したカメラが観客に直撃したわけではないというが、椅子にぶつかったはずみで当たった観客もおり、10代の男性3人が軽傷を負った。

 

この事故をめぐっては、警察が業務上過失致傷の疑いもあるとして、当時の状況を詳しく調べている。

 

【目撃者「避ける時間はなかった」】

 

この公演に参加していた会社員男性(20)は8日、J-CASTニュースの取材に応じ、カメラが落ちたのは自分の席から「3列後ろだった」と振り返る。

 

メンバーが会場後方のステージで踊っていたことから、この男性はちょうど後ろを向いていた。

そのため、カメラが落下した瞬間を目撃したという。

 

この男性によれば、カメラは上方から急降下した。

「(観客は)誰も上を見てなかったので、避ける時間はなかった」とも振り返る。

会場では大音量で楽曲が流れていたためか、落下音や悲鳴は聞こえなかったという。

 

その後、落下したカメラは、すぐに会場のスタッフに回収された。

コンサートは中断されず、そのまま楽曲の演奏が続いたという。

 

また、男性は事故でけがをした人も目撃したとして、「スタッフが車イスを持ってきて怪我人を乗せて行きました。その時ケガ人は片足を引きずっていました」と説明した。

 

そのほか、この男性が撮影した事故現場の写真を見ると、落下の衝撃でパイプ椅子の背もたれが大きくゆがんでいる様子が分かる。

 

【運営側「当時下した判断としては、最善のものだったと考えております」】

 

今回の事故について、インターネット上では、

「一歩間違えば死亡事故」

「あと20cmずれてたら死人でてる」

などと驚く声が相次ぐと共に、カメラの落下後もそのまま公演を続行した主催者側の判断を問題視する声が続出。

 

ツイッターやネット掲示板には、

「中断、中止にしないのは有り得ない 安全確認も無しに続行は考えられない」

「カメラが落下してけが人出たら、少なくとも一旦中断だろ?乃木坂運営は何やってるんだ」

「乃木坂の運営頭おかしいだろ。普通中止するぞこのレベルの事故」

といった厳しい指摘が相次いでいる。

 

こうした指摘が出ていることについて、コンサートを主催した「乃木坂46」マネジメント会社の担当者は8日昼、J-CASTニュースの取材に対し、「私どもとしては、現場が当時下した判断としては、最善のものだったと考えております」と話した。

 

出典

『「乃木坂46」会場で「一歩間違えば死亡事故」 公演続行の判断に「考えられない」』

https://www.j-cast.com/2017/11/08313339.html?p=all 

 

 

1182157分にFNNニュースから放映された映像中、観客の一人が以下のように話していた。

 

「曲中でみんな立っていたので、人と人の隙間にちょうど
 落ちた」

 

 出典

乃木坂ライブで40kgカメラ落下 観客3人けが

https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00375847.html  

 

 

 

 

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20171171228分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

118日付で大分合同新聞から、1171139分にNHK大分から、118日付で朝日新聞(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前4時40分頃、大分県中津市一ツ松の国道213号で行われていた下水道管の敷設工事現場で、地下約4mの深さに掘った穴の側面の土砂が崩落。

中にいた同県宇佐市城井の作業員、Kさん(男性、76歳)が生き埋めになり、約20分後に救出されたが、搬送先の病院で約1時間50分後に死亡が確認された。死因は多発肋骨骨折による外傷性気胸。

近くで作業をしていた中津市の男性作業員(47)も胸などに軽傷。

 

警察などによると、深さ約4m、幅約1.5m、長さ約4~5mにわたって掘り下げ、事故当時、作業員10人のうち5人が穴の中にいたという。

Kさん以外は自力で脱出したり、他の作業員によって救出されたりしたという。

 

警察や消防などによると、工事は下水道を延長するため路面の下に新しい下水道管を敷設するもので、市が発注。

今年4月から夜間に片側通行止めにして実施していた。

 

死亡したKさんたちは、6日午後9時ごろから、マンホールと下水道管をつなぐ作業をしていた。

警察によると、穴の側面には土砂の崩落を防ぐパネルが取り付けられていたといい、パネルがない部分の土砂が崩れた可能性があるという。

 

県警は午後に実況見分を行い、安全対策に問題がなかったか調べる。

 

現場はJR日豊線・中津駅から南東に約1.8kmの市街地。

 

出典

『地下4mの穴、土砂崩れで生き埋め作業員死亡』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171107-OYT1T50029.html

『下水道工事中に土砂崩れ 中津、作業員2人死傷』

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/11/07/131603310

下水道管工事で土砂崩れ1人死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5075489671.html

 

 

 

(2018年5月3日 修正1 ;追記)

 

2018521520分にNHK大分から、作業遅れにより土留めなしで工事したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

去年11月、中津市で行われていた下水管の埋設工事の現場で、地面に掘られた深さ4mほどの四角形の穴が崩れ、作業員の男性2人が土砂に埋まって、1人が死亡し1人が軽いけがをした。


中津労基署によると、この現場では穴が崩れてこないよう内側から壁面に板を当てる「土留め」と呼ばれる安全対策が講じられていなかったという。


このため同署は、工事を請け負っていた市内の土木工事会社「T工業」と安全管理の責任者だった60歳の工務部長を2日、労安法違反の疑いで書類送検した。


会社側は調べに対し、「作業の遅れがあったので土留めを行わずに工事に入った」などと話し、容疑を認めているという。


この事故をめぐっては、警察も業務上過失致死傷害事件として捜査を進めている。

 

出典

下水道工事で死亡事故 書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20180502/5070000550.html

 

 

 

 

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2017116171分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

1120分に産経新聞westから、116216分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

京阪電鉄の2階建て車両で補助席に座っていた大阪府内の30代女性が、車内の階段から転落した男性に激突されて後遺症を負ったのは車両の構造に問題があったとして、京阪と男性に計約2億3700万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。

6日に第1回口頭弁論があり、京阪と男性側は争う姿勢を示した。

 

訴状などによると、車両は8両編成で、4号車のみが2階建てのダブルデッカー車両。

乗降口と半地下の1階席、2階席の間にそれぞれ階段がある。

 

女性は昨年2月24日夜、淀屋橋(大阪市)発、出町柳(京都市)行きの特急に乗車し、1階の補助席(普段は乗降口から階段を下りた場所の壁面に横向きに収納されており、引き出して使うことができる)に座っていた。

 

電車の走行中、酔った男性が階段から転落し、女性の頭に激突。

女性は首を骨折して半年間入院し、今も両手足にまひが残っている。

つえがないと歩けず、仕事は退職し、家事もできない状態だという。

 

女性は「路線はカーブが多く、揺れも激しい。階段で乗客が転落する危険があるのに、転落防止措置も取らず、階段の下に補助席を設置した」と主張。

「京阪は乗客を安全に運送する安全確保義務を怠った」と訴えている。

 

また、男性にも過失があったとして、通院費や慰謝料などを求めている。

 

京阪によると、2階建て車両は1997年に導入し、現在10車両が運行。

特別料金がかからず景観を楽しめるため、京都への観光客などに人気だ。

 

事故を受け、京阪は昨年3月、全ての同様の補助席を撤去した。

 

京阪は取材に、「ご本人、ご家族にお見舞い申し上げます。補助席が危険な状態とは認識していなかったが、詳しい主張は差し控えたい」としている。

 

出典

『京阪事故 車両構造に問題、被害女性が提訴 大阪地裁』

https://mainichi.jp/articles/20171106/k00/00e/040/186000c 

『2階建て電車で酔客が転落、階段下補助席の女性直撃で重度障害 女性が京阪電鉄を提訴 「安全確保怠った」』

http://www.sankei.com/west/news/171106/wst1711060033-n1.html 

電車内でぶつかられ、手足にまひ 京阪電鉄などを提訴

http://www.asahi.com/articles/ASKC6578GKC6PTIL00Z.html 

 

 

 

(2018年12月23日 修正1 ;追記)

 

201812201814分に朝日新聞から、男性側の支払い能力を考慮した和解が成立したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

男性が女性に9000万円の支払い義務を認める内容で和解が成立した。5日付。

 

和解調書によると、男性が9000万円の支払い義務を認めた上で、12月中に女性に510万円を払えば、残額の支払いを免除する内容。

男性の支払い能力などを考慮したとみられる。

 

京阪への訴えは取り下げた。

 

出典

電車内で酔って女性と衝突、9千万円支払い義務で和解

https://www.asahi.com/articles/ASLDN3RWGLDNPTIL00H.html 

 

 

 

 

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20171151210分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

盛岡市上堂地区で、今年、街路樹の倒木が相次いだことを受け、市は今月中旬から樹木医のアドバイスを受けて同地区の街路樹の伐採を始める。

 

倒木は死亡事故につながる危険性もあり、伐採は緊急対策として有効だが、老朽化した街路樹は市内に多く、予算・人員上の負担は大きい。

専門家は、「植樹段階から抜本的な対策をしないと解決しない」と指摘する。

 

倒木は上堂地区の市道で相次いで発生。

5月8日、高さ約20mのケヤキが強風で倒れ、信号待ちで停車中の車2台を直撃し、屋根がへこんだり、フロントガラスにひびが入ったりした。

9月18日には同じ市道で高さ約13mのケヤキが強風で倒れ、道路をふさいだ。

 

いずれもけが人はいなかったが、同市道路管理課の担当者は、「一歩間違えば、死者が出てもおかしくない事故だった」と話す。

 

広島県三原市では2014年、市施設の駐車場脇にあった樹齢約50年のポプラが根や幹の腐食で倒れ、下敷きになった女性が死亡した。

 

同課によると、上堂地区のケヤキは1970年の岩手国体に合わせて植樹。

樹木の傷から腐朽菌の「ベッコウタケ」が入るなどし、根元が腐ったり幹が空洞化したりしていた。

 

5月の倒木の後、市は上堂地区の街路樹を目視で点検したが、9月に倒れたのは健全と判断されたケヤキだった。

 

市は緊急対策として、樹木医のアドバイスを受け、街路樹の幹や根元にキノコが生えていたり、樹皮がはがれたりしていないか、9月末から改めて調査。

同地区で倒木の危険性がある21本の伐採を今月中旬から始め、57本は来年4月末をメドに枝と葉を剪定する。

 

市内の市道脇にはケヤキやナナカマド、イチョウなど約15万5000本の街路樹があるといい、同課は「70~80年代、市内のニュータウン開発に合わせて植えられた街路樹に倒木の危険があるものが多い」と話す。

 

市は街路樹の管理費として、年間約4000万円を計上している。

今後、上堂地区以外の伐採や剪定も本格的に行う方針だが、1本の伐採には約30万円かかり、対策の範囲を広げるには更なる予算や職員数の確保という難題も待ち受ける。

 

市は近年も街路樹の植樹を行っており、専門家は植樹段階での倒木対策を訴える。


日本樹木医会県支部の樹木医、神山安生さん(85)によると、街路樹はコンクリートで固く舗装された歩道と車道の間に植えられ、根が伸び切らずに腐って弱るケースが多い。

神山さんは、「植樹の際に大きく成長する品種を選ばないことや、根が伸びる場所を確保できるよう、植え方を抜本的に変える必要がある」と指摘する。

 

出典

『街路樹続々倒れ、樹木医「対策ないと解決せぬ」』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171105-OYT1T50036.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

街路樹が腐るなどして倒れた事例は、本ブログでも多数紹介スミ。 

そのうち、三原市のポプラ事例は下記参照。

2014324日掲載

2014316日 広島県三原市の芸術文化ホール敷地内でポプラが倒れ通行中の女性2人が重軽傷、根などが腐っていたことが原因、専門家でも目視判断は難しい由 (第1報;修正1)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3768/

 

 

 

 

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2017115日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

115721分に読売新聞から、115933分にNHK岐阜からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午後2時10分ごろ、岐阜県大垣市郭町の大垣公園で、上空のドローンから菓子をまくイベント中、「ドローンが落下して見学者がけがをした」と同市役所の男性職員から110番があった。

警察によると、落下したドローンに県内の子供4人を含む5~48歳の男女計6人が当たり、病院に搬送された。いずれも軽傷。

 

警察は、安全対策が不十分だった可能性もあるとみて、業務上過失傷害の疑いも視野に原因を調べている。

 

けがをしたのは同県海津市の会社員女性(48)とその息子(7)と甥(5)、同県瑞穂市の会社員男性(39)とその息子(10)と娘(7)で、額や肩、背中にすり傷を負った。

 

警察などによると、ドローンは横約85cm、縦約85cm、高さ約55cmで、重さは約4kg。

大垣観光協会が同県各務原市の運航会社「K技研プロペラ」に業務を委託。

 

同社は、国交省大阪航空局から人が集まる場所での飛行許可を得て、ドローンに1kg未満の菓子を積み、代表の男性(37)が高さ約10mを飛行させ菓子をまいた。

事故当時は、地上に小学生以下の子どもと保護者約600人が集まっていたという。

 

イベントは、4日に始まった「ロボフェスおおがき2017」(大垣観光協会主催)のアトラクションの一つ「ドローン菓子まき」。

同協会によると、ドローンによる菓子まきは5~10分ずつ計8回行われる予定で、午後2時頃からの5回目の飛行で墜落した。

 

代表の男性は取材に、「ドローンは10mぐらいの高さで飛んでいた。機体が思わぬ動きをしたため戻そうとしたが、コントロールが効かずそのまま落下した」、「けがをした方だけでなく、安全性の向上を図っている業界全体にも申し訳ない」と謝罪。「無線LANとリモコンの電波が干渉した可能性がある」と述べた。

 

同観光協会は5日の菓子まきイベントの中止を決めた。

 

事故を目撃した岐阜市の会社員の男性(53)は、「人混みの中から離陸して大丈夫なのかと思っていたら、数10秒で飛行が不安定になって落ちた」と話し、「人混みの真上でドローンを操縦するなんて危険」と憤った。

 

 

【撮影より技術必要】

 

ドローンの安全な操縦を指導する講習会などを開いている「日本ドローン空撮協会」(福岡県鞍手町)の星山代表理事は、「2015年に改正航空法が施行されて以降、第三者が負傷する事故は初めてで、負傷者6人も最多だと思う」と話す。

 

今回、ドローンが落下する映像を見た星山さんは、「電波障害で操縦不能になったか、お菓子をまいている時に重さのバランスが崩れて落下したように見える。85cmはドローンとしては大きいサイズで、大けがにならなかったのは不幸中の幸い」と語る。

 

「撮影するよりも、お菓子や農薬などをまく物件投下は高度な技術が要求される」として、「子供の上を飛ばすのは挑戦的でリスキーだ。ネットを張るなど、落ちても大丈夫なように想定して細心の注意を払って飛ばすべきではないか」と指摘した。

 

出典

『ドローン落下 6人けが 岐阜のイベント、上空から菓子まき』

https://mainichi.jp/articles/20171105/ddm/041/040/102000c

『公園で菓子をまいていたドローン墜落、6人軽傷』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171104-OYT1T50068.html

ドローン落下「制御効かず」

http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3086500251.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

映像を見ると、「落ちた」というよりは「スピードを出して突っ込んだ」という感じだった。

 

テレビでは上記報道以外、原因としてバッテリー切れの可能性などが報じられていた。

 

 

 

(2017年11月18日 修正1 ;追記)

 

201711141329分に朝日新聞から、申請と異なる機体を飛ばした、この機体は菓子まきは初めてだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

このドローンは、操縦者の男性(37)が国に事前申請したものとは別の機種だったことがわかった。

男性は取材に「別のイベントで使おうとした申請書を誤って提出した」「確認が不十分だった」と説明した。

 

国交省は、航空法に違反する可能性もあるとみて、文書での報告を求めている。

 

今回落下した機体は直径約85cm、重さ3kg弱。

菓子の重さを含めると約4kg。


8月に県内の業者に組み立てを依頼し、菓子まきで飛ばすのは初めてだった。

申請書に記載した機体とは大きさや重さがほぼ同じで、フレームの材質などが異なるという。

 

出典

ドローン落下で6人けが、申請書と別の機体飛ばす 岐阜

http://www.asahi.com/articles/ASKCG3JWWKCGOIPE00D.html 

 

 

11141252分に日テレNEWS24(中京テレビ)からは、申請と違うメーカーのものを飛ばしたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

申請した男性は、「前回使用したデータを使用してしまった。深く反省している」と話した上で、メーカーは異なるが大きさや重さはほぼ同じで、安全上は問題なかったとしている。

 

出典

ドローン落下事故、違う機体で国に申請(愛知県)

http://www.news24.jp/nnn/news86236963.html 

 

 

11141246分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

会社代表の男性(37)によると、8月の別のイベントで許可されたドローンの写真などの資料を誤って提出。

落下したドローンは、フレームを新たに発注しプロペラも改良した機体だという。

 

出典

『岐阜・大垣のドローン落下事故 許可得たのとは別の機体飛ばしていた…』

http://www.sankei.com/west/news/171114/wst1711140051-n1.html 

 

 

 

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2017115日付で長崎新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

114188分にNHK長崎から、115818分に読売新聞から、115日付で朝日新聞(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午後1時20分ごろ、長崎市銅座町の銅座市場の関係者から「床が落ち、ガスの臭いがする」と119番通報があった。

 

消防や警察によると、市場の通路とその両脇に並ぶ店舗の床の一部が崩落。

同市内の市場関係者や買い物客の男女6人が、約3m下の地下水路に落下した。

うち4人が救急搬送されたが、いずれも軽傷だった。

ガスの被害はなかった。


消防によると、通路に沿って長さ約8m、幅は両脇の店舗の床を含め約9mが崩落した。

けが人は40代と60代女性、70代男性の市場関係者計3人と、40代男性の買い物客1人。

それぞれ頭を打ったり、手や足に傷を負ったりした。

ほかの40代男性と小学生女児の市場関係者にけがはなかったという。

 

鮮魚店を営むMさん(55)は、「ミシミシと奇妙な音がした。何かと思っていたら、店が下に落ちた」と話した。

 

市場関係者によると、各店舗に水を供給するための水道管が走る天井の一部が落ち、水が噴き出す被害もあったという。

鮮魚店の店員の女性は、「建物の一部と水が上から一緒に落ちてきて、通路の床を突き抜けていった。あっという間のことで、通路の崩落がこちらに迫って来るような感じがして怖かった」と話していた。


市によると、市場は戦後の闇市の立ち退き先として、銅座川を鉄骨・コンクリート製の人工地盤で覆う暗渠の形で、1951年に市などが整備。

75年の市の勧告で、市場側が約20年前に補強工事をしたという。


敷地面積は約1530m2。

老朽化が激しいことから移転が進んでおり、現在は65区画のうち33区画で、鮮魚、精肉、総菜などを扱う18店が営業している。

市は市場を撤去して遊歩道や市道をつくる計画。

 

警察は、地盤の老朽化などが原因とみて詳しく調べる。


市場はJR長崎駅から約1.5km南の繁華街にあり、崩落直後、一時騒然となった。

近くで花屋を営んでいる60代女性は、「自分がその通路を歩いていたらと考えるとぞっとする。崩落の被害が広がらなければいいが」と語った。

 

出典

銅座市場 床陥没6人落下

http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2017/11/05100023052937.shtml 

銅座市場で通路崩落 4人けが

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035430401.html

『市場のコンクリート床陥没、下の水路に6人落下』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171105-OYT1T50016.html

 

 

 

 

 

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20171131734分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

内閣府が行った世論調査で、「運転中に携帯電話を使ったことがある」と答えた人はおよそ37%となる一方、防止のための対策として、罰則の強化が有効だと考える人は58%余りに上った。

 

内閣府はことし8月から9月にかけて、運転中の携帯電話の使用に関する世論調査を、全国の18歳以上の男女3000人を対象に行い、63.7%にあたる1911人から回答を得た。


それによると、自動車やオートバイなどを運転しているとき、携帯電話で通話をしたり、画面をじっと見たりしたことがあるか尋ねたのに対し、「携帯電話を使ったことがある」と答えた人は36.5%だった。


さらに、その頻度について尋ねたところ、「よくする」が6.6%、「ときどきする」が30.4%、「あまりしない」が36.4%、「ほとんどしない」が23.5%だった。


一方、運転中の携帯電話の使用を防ぐための有効な対策について、複数回答で尋ねたところ、「厳罰化や違反点数の引き上げなど、罰則の強化」が58.3%と最も多く、次いで「警察による取締りの強化」が51.1%だった。


警察庁によると、携帯電話の使用を原因とする交通事故が、去年、およそ2000件あり、5年間で1.6倍に増えているということで、担当者は、「取締りや広報活動を通じて危険性の周知を徹底したい」と話している。

 

出典

転中の携帯使用 約37% 内閣府の世論調査

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171103/k10011209631000.html 

 

 

1132110分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

・・・・・

 

スマートフォンや携帯電話で通話をしたり、画面をじっと見たりしたことがあるかを聞いた結果では、「走行スピードにかかわらずある」とした回答が7.1%、「ゆっくり走行中にある」が5.9%で、いわゆる『ながら運転』の経験がある人は計13.0%だった。

 

さらに、信号待ちなど「停車中にある」も23.5%で、走行運転中も合わせて乗車中に使用していたのは計36.5%を占めた。

「全くない」は36.1%で、最も多い回答。

ほかに「ほとんど運転しない」が8.5%、「免許を持っていない」が17.3%などだった。

 

走行運転中にスマートフォンなどを使用すれば、道交法違反で処罰される可能性があるが、それを認識していた人は86.3%。

複数回答で聞いた危険だと思う行為には、ゲームを挙げた人が74.2%で最も多かった。

 

走行運転中や停車中に使ったと回答した698人には、複数回答で利用目的も質問。

最も多い回答は47.7%の「電話やアプリ通話に出るため」で、これに「メールや通信アプリのメッセージの確認」の44.8%、「かかってきた電話や通信アプリの発信元確認」の44.7%などが続いた。

 

警察庁によると、運転中にスマートフォンや携帯電話を使用したことが原因となった交通事故は、昨年1年間で1999件発生。

このうち27件が死亡事故だった。

 

出典

『走行運転中スマホ 経験あり13% 停車中含め3人に1人』

https://mainichi.jp/articles/20171104/k00/00m/040/062000c

 

 

114727分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

・・・・・

 

回答者1911人のうち、免許を持っていない人やペーパードライバーなどの計523人を除けば、日ごろ運転する人の過半数が「ながら運転」をしたことがある計算だ。

道路交通法は、運転中に携帯電話で会話をしたり、その画面をみたりすることを禁じている。

 

調査で「ながら運転」の経験があると答えたうち、「スピードに関係なく」が135人、「渋滞などゆっくり走っている時」が113人だった。

「信号待ちなど停止中」は450人で、道交法違反には当たらないが、警察庁は「車が動き始めれば違反になるので控えるべき行為だ」としている。

 

愛知県で昨年10月、小学4年の男児が、スマートフォンのゲームをしながら運転していた男のトラックにはねられ死亡。

批判の高まりを受け、警察庁が実態を把握するために、内閣府に今回の調査を依頼した。

 

出典

『携帯電話の「ながら運転」ある4割 内閣府が初調査』

http://www.asahi.com/articles/ASKC277Q4KC2UTIL06Z.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

しばしば見かける「ながら運転」。


中にはトラック運転手などプロのドライバーもいて、その運転手ならびに会社の安全意識のなさにあきれたことも、ままある。


それにしても、ブログ者の遭遇率から、「ながら運転をする人」は1割ぐらいかと思っていたのだが、4~5割いるとは驚いた。

「よくする6.6%」となら、ほぼブログ者の感触と一致しているが・・・。

 

 

 

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2017112113分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

112154分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後9時45分ごろ、神奈川県鎌倉市の湘南モノレール西鎌倉―湘南深沢間で、走行中の湘南江の島発大船行きモノレール(3両編成)と、地上の作業用車両の一部が接触した。


モノレールの運転席部分の窓ガラスが割れたが、車内にいた乗客乗員計4人にけがはなかった。

 

警察によると、現場は市道とモノレールの高架が交差する地点。

道路補修用の車両から伸びるベルトコンベヤー部分がモノレールに衝突したという。

 

目撃者「(モノレールの)警笛が10秒くらい鳴っていた。前のガラスが割れてるし、横に傷が入ってるし、ぶつかったんだなってわかりました」

警察が原因を調べている。

 

湘南モノレールによると、一時、全線で運転を見合わせた。

2日の始発からの運転再開を目指し、安全点検を進める。

 

出典

湘南モノレールと地上の作業用車両の一部が接触 鎌倉

http://www.asahi.com/articles/ASKC200R7KC1ULOB01S.html

湘南モノレールの車両がクレーン車と接触

http://www.news24.jp/articles/2017/11/02/07376879.html 

 

 

 

 

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20171112258分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日正午すぎ、岡山市南区古新田の市立福田小体育館で、合唱の練習をしていた6年生111人のうち数人が過呼吸や手足のしびれなどの体調不良を訴えた。

 

練習を中止して教室に戻った後も同様の症状を訴える児童が相次ぎ、計25人(男子9人、女子16人)が岡山、倉敷市の病院に運ばれた。

岡山市消防局によると、全員意識はあるが、搬送時に自力歩行が困難な児童が5人いたという。


同小によると、午前11時45分から、学習発表会に向けた練習を実施。

約10分間、リコーダーを吹いた後、合唱に取り組んでいた。


複数の6年生によると、衣替え初日で冬用制服を着た児童が多く、直前に避難訓練をしたこともあり、「暑い」「汗が出る」といった声が上がっていた。


同小には救急車などが次々と駆け付け、病院との間を往復した。

騒ぎを見聞きした保護者も多く訪れた。
船田校長は、「原因は分からないが、多くの子どもが倒れたのは事実。元気になって帰ってきてほしい」と話した。

 

出典

岡山・福田小児童25人病院搬送 体育館の合唱練習で体調不良訴え

http://www.sanyonews.jp/article/621785 

 

 

1111653分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

正午すぎに4人が体調不良を訴え、保健室で休んでいた。

練習後に不調の児童が増えていったという。

 

出典

『体調不良で児童25人搬送、体育館で合唱練習中に 岡山』

http://www.sankei.com/west/news/171101/wst1711010065-n1.html 

 

 

1111759分にテレビ朝日からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

体調不良を訴えた児童は合唱の練習中で、どうやら多くは過呼吸とみられる。

 

病院に運ばれたのは25人。

合唱の練習で歌う時に意識するのは、いつもより息をたくさん吸い込み、いつもより息をたくさん吐くことだ。

だが、それが過呼吸につながるのだろうか。


福田医院・福田伴男院長:

「息を吸いすぎ吐きすぎ、そのバランスが崩れることによって、血液中の酸素と炭酸ガス(二酸化炭素)のバランスまで崩れてしまう。原因としては一種のストレス。胸の圧迫感、手足・唇のしびれ。ひどくなると指のけいれんまで」

出典

『合唱練習が原因か 小学生25人が次々に過呼吸で搬送』

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000113588.html 

 

 

111190分にNHK岡山からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察や学校によると、1日は6年生の児童およそ110人が体育館に集まり、今月11日に行われる音楽発表会に向けた練習をしていて、合唱の練習を始めてから10分ほどして、気分が悪いと訴える子どもが出始めたという。

 

病院で手当てを受けた6年生の男子児童は、「最初に女の子が倒れ、他の人が倒れるのを見ていて、自分も気持ち悪くなり、手足がしびれてきました。当時、体育館はとても暑かったです。はやくみんなが元気になってほしいです」と話していた。

 

出典

合唱練習中の小学生25人搬送

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025345321.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

過呼吸症状を呈した事例は本ブログでも過去に何件か紹介してきたが、今回の事例を機に、過呼吸とはどのようなものか調べ直したところ、日本医師会から以下の記事がネット配信されていた。

ご参考まで。

 

『過換気症候群(過呼吸症候群)とは・・・』

(更新:2012年9月 日本医師会HP-健康の森-ストレスが引き起こす病気)

 

過換気症候群とは、ストレスなどの原因で呼吸過多になり、頭痛やめまい、手の指先や口のまわりのしびれ、呼吸困難、失神など、さまざまな症状を起こすものです。

過呼吸症候群ともよばれています。

呼吸が速く浅くなって、空気を吸い込みすぎる状態になり、血液中の二酸化炭素が少なくなって起こります。

呼吸をしているのに空気が吸い込めないと感じて、「このまま死ぬのでは」といった恐怖にかられます。

傾向として、男性よりも女性、しかも若い世代に多く見られますが、これが直接的に命にかかわることはありません。

 

http://www.med.or.jp/forest/check/kakokyu/index.html

 

 

 

 

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20171024日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報(1/2)は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7699/

第1報(2/2)は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7698/

 

 

(2017年11月7日 修正2 ;追記)

 

201711254分に朝日新聞からは、スペアタイヤ固定装置の構造が図解付きでネット配信されていた。

 

捜査関係者によると、現場にはスペアタイヤのほか、このタイヤをチェーンで車体に固定する装置が落ちていた。

 

装置は、タイヤのホイールにひっかけるつり板と、つり板につなげたチェーンを巻き上げるギアを収めた本体部分から成る。

 

本体部分にハンドルを取り付けて巻き上げるとタイヤが浮上し、車底部に固定される。

 

通常、本体部分もボルトで車体に固定しており、あるメーカーの担当者は、「何らかの衝撃で装置が変形したり、ボルトが折れたりしなければ、装置ごとの落下は考えづらい」と話す。

 

捜査関係者によると、トラックの運転手は任意の事情聴取に「落としたことに気づかなかった」と説明しているが、県警側は、装置やタイヤの落下の衝撃に本当に気づかなかったのか、捜査を続ける方針という。

 

出典

『タイヤの固定装置も路上に 中国道の母娘死亡事故』

http://www.asahi.com/articles/ASKC15FGYKC1PTIL012.html 

 

 

10311851分にNHK広島からは、スペアタイヤ固定状況をどのように点検するか、その一例が、下記趣旨でネット配信されていた。

 

今回の事故を受けて、国交省は先週、国内のすべての大型トラックでスペアタイヤの固定状況を緊急に点検するよう指示し、県内の運送会社でも点検作業が行われている。


このうち廿日市市にある運送会社の事業所では、およそ140台の大型トラックについて、1台1台点検を行ったという。


スペアタイヤは車体の下に固定されていて、先端に鉄の板が付いたチェーンをタイヤの中央の穴に通して、チェーンを巻き上げてつなぎとめている。


点検では、チェーンがさびていたり緩んでいたりしないか調べた結果、3台に固定が不十分でぐらつきのあるものが見つかったという。


この運送会社では、これまで運転手が出発前にもスペアタイヤを押したり、蹴ったりして異常がないか確認していたが、今回の事故を受けて、一度チェーンを緩めたあと締め直して、きちんと固定されているか確認するよう、日々の点検方法を改めたという。


会社の整備士によると、こうした方法で固定状況を十分に確認できるほか、チェーンのさびなどにも気付きやすいという。


この運送会社の事業管理部長は、「事故はひと事ではないと思った。日々の点検が重要だと思うので徹底していきたい」と話していた。

 

出典

事故受けスペアタイヤ緊急点検

http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20171031/5310081.html 

 

 

 

(2017年12月10日 修正3 ;追記)

 

20171261849分にNHK NEWS WEBから、錆びた器具が破断していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

126日付で毎日新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

その後の調べで、この器具は全体が茶色になるほど激しくさび、根元の部分が破断していたことが、捜査関係者への取材で新たにわかった。

所有する運送会社は、来年にも交換する予定だったという。

警察は、スペアタイヤがさびた器具ごと落下したとみて、メーカーなどからも話を聞き、劣化が起きる状況についてさらに詳しく調べている。

 

出典

中国道事故「さび」で劣化か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4023330341.html 

『岡山・津山の母娘死亡事故 タイヤ落下事故 さびで器具破断 中国自動車道』

https://mainichi.jp/articles/20171206/dde/041/040/051000c 

 

 

 

(2019年7月23日 修正4 ;追記)

 

2019722180分にNHK岡山から、固定器具のサビは凍結防止剤が原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、タイヤは、車の底に固定する金属製の器具がさびて破断したために落下し、さびの原因は、冬場に高速道路にまかれる凍結防止剤などの可能性が高いことが分かったという。


このため警察は、凍結防止剤によるさびのリスクなどを踏まえた点検や整備を怠ったことが事故につながったとして、48歳の松江営業所長を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
調べに対し、容疑を認めているという。


当時、スペアタイヤの固定状況は、定期的な点検が法律で義務づけられていなかったが、警察は、トラックの使用状況などを考慮して点検や整備を行うよう事業者に求める、貨物自動車運送事業法の安全規則に違反すると判断したという。

 

出典

『タイヤ事故で営業所長を書類送検』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20190722/4020003238.html 

 

 

7221418分に毎日新聞からは、事故を受け大型車のスペアタイヤの点検が義務付けられたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

また警察は、タイヤを落としたトラックの男性運転手(46)と2人をはねた大型トレーラーの男性運転手(49)を、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで書類送検した。

 

更に、道路管理者の許可を得ずに、政令で定めた最高限度を超える車両総重量約40トンの大型トレーラーを走行させたとして、岡山県高梁市の運送会社の男性役員(51)と法人としての同社も、それぞれ道路法違反(無許可通行)容疑で書類送検した。

 

事故を受け、国交省は、道路運送車両法に基づく自動車点検基準を改正し、大型トラックや大型バスのスペアタイヤについて、3カ月ごとの点検を事業者に義務付けた。

 

出典

『中国道タイヤ落下死亡事故でトラック運送会社所長を書類送検』

https://mainichi.jp/articles/20190722/k00/00m/040/221000c 

 

 

 

(2020年3月19日 修正5 ;追記)

 

20203181714分にNHK岡山から、書類送検されていた当時の運送会社所長やトラック運転手などが不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、スペアタイヤがさびて落下するリスクなどを踏まえた点検や整備を怠ったことが事故につながったとして、去年、大型トラックを運行していた広島県の運送会社の松江営業所の当時の所長(49)を、業務上過失致死の疑いで書類送検しましたが、岡山地方検察庁は18日付けで不起訴処分としました。


事故当時、スペアタイヤの固定状況を点検する法的な義務はなく、捜査の焦点はさびによって落下することを予見できたかどうかでした。


検察庁は、専門家による鑑定などを行った結果、「予見するのは困難で、刑事責任は問えない」と判断しました。


この事故では、トラックとトレーラーの運転手も過失運転致死の疑いで書類送検されていましたが、いずれも不起訴処分となりました。

・・・・・

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20200318/4020004981.html 

 

 

3182125分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

地検は、トラックからタイヤが落下した原因を固定器具の腐食と断定し、「脱落を予見することは困難」と結論づけた。

 

トラックの運転手で自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で書類送検された男性(47)も、同様の理由で不起訴とした。

 

また、はねたトレーラーを運転し、同法違反容疑で書類送検された男性(49)については、タイヤを回避することはできなかったとして不起訴にした。

 

・・・・・

 

https://mainichi.jp/articles/20200318/k00/00m/040/332000c

 

 

 

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201710311759分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京ガスは31日、ガス栓を交換する工事の際に必要なガス漏れ検査を作業員が省略したことで、実際に火災が起きていたと発表した。

 

経産省は同日、東京ガスに厳重注意処分を出すとともに、同じガス栓の交換工事をした約16万件について、不正がなかったかを調べるよう指示した。

 

東京ガスは昨年12月以降、空気穴があるタイプのガス栓約45万件について、空気穴のないタイプに付け替える工事をしてきた。


このうち、東京都練馬区内で今年10月12日、交換工事をした日にガス漏れが原因とみられる火事が起き、ガスコンロなどが焼けた。

 

調査の結果、工事を請け負ったグループ販売店「東京ガスライフバルTAKEUCHI」(練馬区)の作業員がガス漏れ検査を省略し、検査をしたかのように記録用紙を書き換えていたことが分かった。

 

その後の調査で、この作業員が「検査がしにくい」といった理由で、記録用紙を書き換えたり別の検査結果を転用したりして、86件で検査を省いていたことが分かった。


さらに、別の作業員2人が実施したガス漏れ検査2件についても、記録用紙を転用していたことが判明したという。

 

経産省は、不正のあった計88件について1週間以内に巡回して安全を確認することや、交換工事済みの16万件について不正がなかったかを3週間以内に報告すること、原因究明・再発防止策を1カ月以内にまとめることなどを求めた。

 

出典

『ガス栓交換で検査省略し火災 東京ガス、16万件調査へ』

http://www.asahi.com/articles/ASKB05RCTKB0ULFA02T.html

 

 

10312317分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

50代の男性社員がガス栓を交換した顧客宅で、ガス漏れが原因の火災が起きた。 

必要な検査を怠った可能性があり、火災との因果関係を調べる。

別の現場の記録を転用して報告書を作成していた。

 

経産省は31日、東京ガスを文書で厳重注意するとともに、他の委託先業者が行った分も含む同種作業の約16万件について、不正の有無を調べることなどを指示した。

 

作業員は、他に約90件の作業についても、報告書を作成する際、別の現場の検査記録を転用するなどしていた。

 

作業は、悪条件が重なると微量のガスが漏れる恐れがある栓を交換するもの。

栓は1991年9月~2004年1月、一部の顧客宅に導入された。

 

東京ガスライフバルTAKEUCHIは、練馬、板橋の両区、埼玉県の和光、朝霞の両市で工事を請け負っている。

 

出典

『東京ガス 検査省略?ガス漏れ火災 16万件確認へ』

https://mainichi.jp/articles/20171101/k00/00m/040/143000c

 

 

10312117分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京ガスは、家庭のガスコンロ下の収納スペースに設置された一部のガス栓について、ガス漏れの恐れがあるとして交換作業を進めている。

 

今年10月、東京都練馬区の集合住宅での交換作業の後、ガス漏れによる火災が発生し、社内で調査していた。

 

出典

ガス漏れ試験怠り報告書偽装東京ガス、火災も』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171031-OYT1T50114.html?from=ycont_top_txt 

 

 

1031日付で東京ガスHPには下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

1.不正の内容等について

 

弊社の保安規程では、ガス栓を交換する際のガス漏れ検査では、

a.作業後に「圧力保持による気密試験」を行うか、

b.作業後に「ガス検知器による漏えい検査」を行い、

作業結果を確認することを求めております。

 

このたび、東京ガスライフバル練馬・板橋北と同法人の東京ガスライフバル南板橋の作業員が、これまでに行った同ガス栓の交換作業5,626件について、作業報告書に貼付されている気密試験結果記録用紙の実施日時や測定データ、測定器ID等を照合し、同じ記録用紙が使用されていないか確認するとともに事情聴取を行い、東京ガスライフバル練馬・板橋北の作業員3名が、以下の通り規程に反する不正を行っていることが判明いたしました。

 

(1)ガス漏れ検査を省略し作業報告書を偽装した作業員1名

 

作業員は、a.「圧力保持による気密試験」を省略し、気密試験の結果記録用紙を別途、印刷して作業報告書に貼付し、結果記録用紙の実施時刻を手書きで直し偽装する不正を60件おこなっておりました。

なお、b.「ガス検知器による漏えい検査」は実施したと証言しておりますが、作業結果の記録は残っておりません。

 

また、作業員が担当した残りの件名に当たる650件については、a.「圧力保持による気密試験」の作業報告書を手書きで直しておりませんが、本人の証言から、その中の約30件は、ガス配管を自前で作成し試験したかのように見せかけていたことが判明しております。

 

なお、上記の710件につきましては、お客さま宅を訪問し、圧力保持による気密試験等を実施し、安全性を調査しており、調査済みの564件では、ガス漏れは確認されておりません。

 

(2)作業報告書に他の記録用紙を転用した作業員 2名

 

a.「圧力保持による気密試験」の結果記録用紙の印刷が薄い等の理由で破棄した件名2件について、同記録用紙を他の件名で複数枚印刷して、当該の作業報告書に貼付しておりました。

なお、当該の2 件については、お客さま宅を訪問し、圧力保持による気密試験等を実施し、安全性を調査しており、ガス漏れは確認されておりません。

 

2.推定される原因について

 

原因については現時点では明確になっておりませんが、以下の通り推定しています。
なお、今後、調
査を踏まえ明確な原因を究明してまいります。

 

(1)ガス漏れ検査の重要性の理解と作業マニュアル遵守のための取組不足

 

お客さま宅で具体的に作業方法を指導しておりましたが、定期的にマニュアルを読みあわせるなど、ガス漏れ検査の重要性や方法について確認する機会が十分ではありませんでした。

また、弊社からの委託先へマニュアル遵守の要請をしておりましたが、十分に伝わっておりませんでした。

 

(2)作業の管理不足

 

委託先内で、サンプリングでの作業品質調査や管理者の同行による作業状況調査を、定期的に行うなど、作業管理の取り組みが十分ではありませんでした。

 

(3)作業報告書の管理不足

 

弊社が作成した作業報告書が不正防止に十分に配慮した設計となっておらず、また、作業報告書をチェックする際も偽装などの不正発見を意識しておりませんでした。

 

4.当面の再発防止策

 

今後の調査結果を踏まえ、原因の究明と抜本的な再発防止策を策定してまいりますが、同様の事態を発生させないために、当面の再発防止策として、既にお客さまとお約束している件名を除き、「空気抜き孔付機器接続ガス栓」の交換作業を一旦停止いたします。

 

また、グループ内でこのたびの事例を共有し、保安規程やコンプライアンスを遵守した基本作業を行うよう徹底してまいります。

 

出典

『「空気抜き孔付き機器接続ガス栓」の自主的な交換作業における不正な作業ならびに経済産業省からの指導について』

http://www.tokyo-gas.co.jp/important/20171031-03.pdf

 

 

 

 

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201710301914分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR北海道の60歳の運転士が、緊急時に列車を停止させる装置のひとつを作動させない状態で3年あまりにわたって普通列車を運転していたことがわかり、JRは再発防止を徹底することにしている。


JR北海道によると、函館運輸所に所属する60歳の男性運転士は、23日、函館線の函館発森行きの普通列車を運転した際、緊急時に列車を停止させる装置のスイッチを切ったままにしていたという。


この装置は「デッドマン装置」と呼ばれ、運行中に運転士が気を失った場合などに備えて、一定の時間、運転士がペダルから足を離すと、自動的に非常ブレーキがかかる仕組み。


この運転士は会社の聞き取りに対して、「膝が痛いのでペダルを踏み続けるのがつらかった」と話していて、3年あまり前から社内の規定に違反して、ペダルを踏まなくていいよう、スイッチを切った状態で普通列車の運転を繰り返していたという。


JR北海道では今年4月にも、札幌発函館行きの特急列車が緊急時の停止装置のスイッチを切った状態で運行されていた。


JR北海道は、「安全を最優先に取り組んでいる中、大変ご迷惑をおかけしております」とコメントし、今後、故意に装置のスイッチを切ることができないよう、対策を検討することにしている。


国交省北海道運輸局は、「安全に関わる問題で、会社が事態を長期間見抜けなかったことを重く見ている。会社の管理体制を含め、徹底した再発防止を求めたい」と話している。

 

出典

緊急時の停止装置 スイッチ切る

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20171030/5273351.html 

 

 

1030184分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR北海道は30日、函館線大沼~森間で23日、男性運転士(60)が安全装置のスイッチを切ったまま普通列車を運行していたと発表した。

 

運転士が意識を失った際などに自動的にブレーキをかける「デッドマン装置」で、平成26年夏ごろから、度々スイッチを切って運転していたという。

事故や乗客への影響はなかったが、同社は「厳正に対処する」としている。

 

JR北海道によると、デッドマン装置は、運転席の足元にあるペダルを5秒以上踏まない状態にすると、非常ブレーキが作動する。

運転士は、「ひざが不調で、ペダルを踏み続けることが苦痛だった」と説明している。

 

停止信号や速度制限超過でブレーキをかける自動列車停止装置(ATS)は作動していたという。

 

23日に森駅で列車を別の線路に移動させる際、この運転士が信号を見落とすミスがあり、列車の運行データを解析したところ、スイッチを切っていたことが判明した。

 

出典

『安全装置オフで列車運行 JR北海道の男性運転士』

http://www.sankei.com/affairs/news/171030/afr1710300031-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○ペダルは、どのような場所にあるのだろうか?

ネットで探してみたが、情報は得られなかった。

 

自動車のブレーキペダルのような場所にあるのだろうか?

もしそうなら、たしかに、ひざが不調な人は踏み続けるのがつらいかもしれない。

 

それが足元にあって、踏むというよりは足を乗せる・・・といった場所にあるとすれば、そうつらくはないような気もするのだが・・・。

 

○規則を制定した場合、できるだけ、その規則が守れるような
 環境を整えておかなければならない。

今回の規則不順守事例は、膝が悪い、この運転士に限った話しなのだろうか?

他の運転士は不具合を感じていなかったのだろうか?

 

 

 

 

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20171031日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午前10時25分ごろ、松浦市福島町の採石場で、従業員の男性(48)が腕をベルトコンベヤーに挟まれているのを同僚が見つけ、消防に通報した。

男性は正午過ぎに、搬送された佐賀県伊万里市の病院で死亡が確認された。

 

コンベヤーのベルトは27日に交換されていた。

 

男性は30日午前8時ごろから1人でベルトコンベヤーの稼働具合を調整していて、ベルトとベルトを動かす装置の間に右腕を挟まれたらしい。

左腕も、装置とコンベヤーの台の間に挟まれていたという。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

27日の金曜日に交換し30日の月曜日に調整していた、ということかもしれない。

 

 

 

(2019年3月5日 修正1 ;追記)

 

201934196分にNHK長崎から、現場責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

江迎労基署は4日、危険を防止するための措置がとられていなかったとして、会社と60歳の採石部の部長を労安法違反の疑いで書類送検した。

書類送検されたのは、松浦市の「T産業株式会社」と現場の責任者だった60歳の採石部の部長。

同労基署などによると、おととし10月、松浦市の砕石場で、この会社の当時48歳の作業員の男性が石を運ぶベルトコンベアのローラー部分に腕を巻き込まれてぐったりした状態で見つかり、その後、死亡が確認された。

男性は1人でベルトコンベアの不具合を調整する作業していたとみられているが、同労基署によると、この機械には法律で設置が義務づけられた非常停止用の装置が備えられていなかったという。

このため同労基署は、危険防止のための必要な措置がとられていなかったとして4日、労安法違反の疑いで会社と採石部の部長を書類送検した。

T産業株式会社は、「事故の再発防止に全力で取り組んでおります」としている。

 

 

出典

砕石場の死亡事故で書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20190304/5030003383.html 

 

 

 

(2019年5月22日 修正2 ;追記)

 

2019329日付で労働新聞から、ヨレを直す作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

長崎・江迎労基署は、ベルトコンベヤーに巻き込まれ労働者が死亡した労働災害で、T産業㈱(長崎県松浦市)と同社の採石部部長を労安法第200条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで、長崎地検平戸支部に書類送検した。

 

同社は、建設、製造や車海老の養殖など多角的な事業を営んでいる。

 

労災は平成29年10月30日、同県松浦市内にある同社の採石場で起きた。

 

48歳の男性労働者がコンベヤーの“よれ”を直す作業をしていたところ、左腕を巻き込まれた。

 

労働者は救急搬送されたが、同日、死亡が確認された。

死因は出血性ショックだった。

 

コンベヤーの非常停止装置は離れた場所にあり、有効に働く装置は設けられていなかった。

 

採石場では、他県から採ってきた石をクラッシャーで砕き、建設資材の原料を作っており、コンベヤーは砕いた石を次のクラッシャーに送る用途で使われていた。

 

労安法では、コンベヤーに労働者が巻き込まれる危険がある場合、非常停止装置を備えなければならないと定めている。

 

同署は、「非常停止装置は長年に渡り設けられていなかったようだ。コンベヤーのよれを直す際は巻き込まれる危険性が高い。作業自体も機械を止めて行わなければならなかった」と話している。

 

出典

『コンベヤーに巻き込まれ死亡 “よれ”直す作業中 非常停止装置の不設置で会社を送検 江迎労基署』

https://www.rodo.co.jp/column/67193/

 

 

 

 

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 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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