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2015年2月12日付で札幌テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月12日11時6分に産経新聞から、2月12日12時21分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大雪に見舞われた留萌市で、痛ましい事故があった。
車庫の中でバーナーを使って雪を溶かす作業をしていた男性が、服に引火した状態で発見され、死亡した。
住宅に組み込まれた車庫。留萌の事故は、この中で起きた。
12日午前4時5分ごろ、半田さん(51)が、服に火がついた状態で倒れていたところを発見された。
半田さんは病院に搬送されたが、死亡した。
(樋口記者)
「半田さんが発見された際、車庫のシャッターは閉まった状態だったということです」
警察によると、半田さんは深夜0時半頃から除雪をしていて、独自の方法で雪を溶かしていたという。
車庫の中にシンクのようなモノを用意し、そこに雪を入れる。これをキャンプ用のバーナーなどを使ってあたためていたという。半田さん自作の融雪槽だった。
警察によると、車庫の中は煙が充満していたという。
警察が半田さんの妻に話を聞いたところ、半田さんは、ふだんから車庫の周辺の雪をとかすためにバーナーを使っていて、12日も午前0時半ごろに「除雪をしてくる」と言って外に出ていったという。
留萌市は昨夜から再び大雪に見舞われた。
午前2時の時点で積雪は132cmに達し、留萌市平均の倍を記録していた。
死亡した半田さんの家の前にも、高い雪山ができていた。
(留萌市民)
「ひどい雪だ…」「きのうは寝る前に除雪した。きょうになってまた積もった」
大雪で市民が雪捨て場に困る中で起きた今回の事故。
警察は、半田さんが一酸化炭素中毒になったあとバーナーの火が服に引火した可能性も含め、あす遺体を司法解剖し、事故の原因を調べることにしている。
出典URL
http://www.stv.ne.jp/news/index.html
http://www.sankei.com/affairs/news/150212/afr1502120010-n1.html
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150212/5392131.html
(2015年3月22日 修正1 ;追記)
2015年2月12日付の北海道新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
半田さんは午前0時半ごろから自宅周辺の除雪をしており、就寝中の妻がきな臭いにおいに気付いて車庫を確認したところ、シャッターが下りた車庫内に煙が充満していたという。
半田さんが倒れていた近くにはキャンプ用の複数のバーナーがあった。
半田さんの衣服は腰や背中付近が焼けており、作業中に火が燃え移った可能性もあるとみて、詳しい状況や死因を調べている。
2015年2月12日18時36分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月13日付で朝日新聞山形版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日夜10時半ごろ、高畠町入生田の最上川周辺で、「油のにおいがする」と近所の人から消防に通報があった。
消防や国交省山形河川国道事務所が12日朝から調べたところ、近くの農産物加工会社、「たかはたファーム」の敷地内のオイルタンクと工場をつなぐ配管のT字形継ぎ目から、暖房などに使われる重油が漏れていたことがわかった。
消防によると、重油は側溝を通じて最上川に流れ出て5kmほど下流まで広がり、およそ5000ℓにのぼるという。
同事務所によると、これまでのところ、人への健康被害や魚への被害は確認されていないが、消防が、油を吸着させるためのフェンスをはって回収作業にあたっている。
重油が漏れた配管の周辺には雪のかたまりがあったという。
配管は元々腐食しており、そこに落雪があったため、隙間ができて漏れ出したとみられる。
社長は、「配管は20年近く経っていると思う。同種の箇所がないか調査している。ご迷惑をおかけし、おわびします」と話した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025399371.html?t=1423775326739
(2015年3月22日 修正1 ;追記)
2015年2月13日付の山形新聞紙面に、当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
12日午前6時半ごろ、入生田地内の事業所から、「油のにおいがし、砂川に油が浮いている」と119番通報があり、消防職員らが川をたどっていくと、同社から重油が流れていたという。
同社によると、11日午後10時半ごろに住民から連絡があったことから、遅くてもこの時点から重油は流れていたとみられる。
工場内のボイラーに使用しており、配管の上には2mほどの積雪があった。
(ブログ者コメント)
山形新聞掲載写真を見ると、ブロック製らしき壁にほぼピタリと沿うような形で6分か1インチほどの配管が通っており、その途中から分岐するT字型継手の下に、油受けらしきパンのようなものが置かれていた。
2015年2月12日9時23分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後1時15分ごろ、秋田県横手市雄物川町深井の排水路工事現場で、はしごに上って水抜き作業を行おうとした会社員の松高さん(男性、69歳)が、誤って約2m下の排水路に転落した。
横手市内の病院に搬送されたが、頸椎損傷などで約1時間後に死亡した。
警察によると、現場は排水路の中間地点で、水の流れを遮断する矢板が設置されていた。
松高さんは、この矢板に掛けたはしごに上り、ポンプを使って前方の排水路の水抜きをしようとした際、はしごごと後方の排水路に転落した。
水位は約50cmだった
出典URL
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20150212b
2月12日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、排水路は幅約4m、深さ約2m、水深約50cm。
松高さんは、排水路の端と中央部の矢板に渡したハシゴの上で水抜きのホースをたぐり寄せていたところ、誤って転落したという。
2015年2月14日付で毎日新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市中央区で10日、オフィスビル「札幌ノースプラザ」地下1階の飲食店から出火し、直結する「札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)」(520m)に煙が充満した火災で、当時、防火シャッターなどが作動していなかったことが13日、札幌市中央消防署の調べで分かった。
スイッチが切られていた。
同署は、消防用設備を適正に運用していなかったとして、消防法に基づきビル管理者に警告書を出した。
同署によると、火災の約40分前の10日正午ごろ、ビルで火災感知器が誤作動した。
このため、ビルの警備員が感知器に連動する防火シャッターと避難誘導アナウンスのスイッチを切ったという。
その後、飲食店内で調理中、壁の油かすに引火し、壁など約5m2を焼いた。
警備員は、誤作動の際に切った避難誘導アナウンスの装置は復旧させたが、防火シャッターのスイッチは入れ忘れたという。
地下歩行空間には煙が充満、2011年3月の開通以来初めて、全面閉鎖された。
同ビルの管理会社によると、火災感知器は普段から誤作動が多いため、作動時は連動するシステムを一旦停止させ、警備員が現場確認した後にシステムを復旧させていた。
管理会社は今回のミスを機に、適正な運用方法をマニュアルに明記し、火災訓練をすることにした。
同署も、19日に「チ・カ・ホ」沿道にあるビル10棟の防火管理者らを集めた研修会を開き、初動対応などの徹底を図る。
市道路維持課によると、「チ・カ・ホ」は「歩行者専用道路」に当たり、国道または市道扱い。
このため、消防法や建築基準法の適用対象外で、消防用設備の設置義務はない。
市はこれまで、独自に煙感知器や消火器などを設置し、防災センターを設けて警備員を常駐させているが、スプリンクラーはない。
今回の火災では、警備員が歩行者を13カ所の出入り口から地上に誘導し、換気窓から排煙した。
火災を受け、市は沿道ビルとの管理協定に従い、連絡体制を強化、3月に恒例の防災訓練を実施する。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20150214ddr041040005000c.html
2月14日9時10分に北海道新聞からは、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。
これまでの調べでは、ビルの管理会社が防災システムのスイッチを切っていたため、防火扉が閉まらなかった人為ミスも判明。
防災体制を検証した。
複合ビルには、煙感知器の反応で自動的に防火扉が閉まる防災システムが設置されている。
市消防局によると、管理会社がシステムのスイッチを切ったのは10日正午ごろ。ビルの煙感知器が作動し、担当者がいったんシステムを停止させて現場を確認したが、誤作動だった。
その後、スイッチを入れ直すのを忘れたという。
午後0時40分ごろ、実際に出火したが、システムは作動せず防火扉は開いたまま。
警備員がビルの出入り口のシャッターを閉めたものの、歩行空間には大量の煙が流入した。
管理会社は、北海道新聞の取材に「法令上問題ないと認識しているが、マニュアルの見直しを考えている」と話した。
地下歩行空間を管理する札幌市によると、歩行空間に接続するビルは10棟。
市はそれぞれ防災管理に関する協定を結んでおり、ビルで火災が発生した際には、歩行空間の防災センターに電話で連絡すると定められていた。
だが、今回はビル側から連絡がなく、歩行空間内の煙感知器が作動して初めて、歩行空間の防災センターは火災を覚知した。
地下歩行空間に充満した煙を逃がす排煙設備がなかったことも、騒動を拡大させた要因の一つとなった。
歩行空間は歩行者専用道路のため、建築基準法や消防法が適用されず、スプリンクラーなどの防火設備の設置が義務付けられていない。
市は出火当時、8カ所の天窓を開け、市消防局が送風機で煙を排出したが、想定外の事態で、閉鎖解除までに1時間も費やした。
総務省消防庁消防大学校消防研究センターの山田研究統括官は、「法律上義務はないが、火気管理だけではなく、煙を強制的に排出する設備などプラスアルファの備えがあっていい」と提案する。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/592283.html
(2015年3月8日 修正1 ;追記)
2015年3月4日付で毎日新聞北海道版から、鉄板加熱中に周囲に付着していた油汚れに燃え移ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月3日12時24分にNHK北海道NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
この火災を受け、札幌市消防局は3日、市中心部などの地下にある飲食店約700店の緊急査察を始めた。20日まで、調理場の管理状況や避難経路などを確認する。
火災は2月10日午後、店の調理場で従業員が鉄板を加熱中、周囲に付着していた油汚れに燃え移り、壁など約5m2を焼いた。
このため消防は、厨房の排気口などに油汚れがついていないかや、従業員が消火器の設置場所を把握しているかなどを重点において調べていた。
札幌市中央消防署の村瀬消防司令は、「厨房設備を清潔に保って引火に注意するとともに、万が一出火した際には落ち着いて通報し、消火、避難誘導を行ってほしい」と話していた。
市消防局は、今月20日までに市内6区の地下にある飲食店およそ700店舗の立ち入り検査を行い、改善点を指導することにしている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20150304ddlk01040123000c.html
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150303/5794511.html
2015年2月10日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月9日19時3分にNHK東北NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前8時半ごろ、七ケ浜町の「N社」工場内で男性作業員2人が倒れた鉄板の下敷きになった。
幸地さん(66)が出血性ショックにより死亡し、60代男性が内臓損傷で重傷を負った。鉄板がぶつかった40代男性も手に軽傷。
警察で、原因を調べている。
警察によると、現場は煙突を造る工場。
鉄板は縦約6m、横約2mで、壁に立てかけてあった。
煙突を造るために材料の鉄板を3人で移動させる作業中、10枚程度(計約4トン)が倒れ、幸地さんと60代男性が下敷きになったという。
警察は、安全管理に問題がなかったかを調べる。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20150209/5332201.html
2015年2月8日16時47分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後0時5分ごろ、松山市堀之内の愛媛マラソン会場ゴール地点で、アルミ製のゴールゲート(重さ約110kg)が風にあおられて倒れ、近くで観戦していた観客にぶつかった。
警察などによると、県内と東京都に住む30~78歳の女性5人が市内の病院に搬送され、頭などに軽いけが。
警察は、事故原因とともに安全対策が十分だったか調べている。
県内には当時、強風波浪注意報が出されていた。
実行委によると、ゲートはコの字型で高さ3.6m、幅9m。地面に接する部分2カ所に計80kgの重りを置いて支えていたという。
事故を受け、重りを増やし、ロープで支えるなど転倒防止策を取って大会を続けた。
実行委は「突風を予想し切れなかった。安全対策はこれまでの経験上十分だと思っていたが、反省しないといけない」としている。
松山地方気象台によると、県内全域に7日夜から強風波浪注意報が出され、8日午後1時50分には松山市内で最大瞬間風速16.4mを記録した。
愛媛マラソンは愛媛陸上競技協会や松山市などが主催し、53回目。
市内を発着点とする42.195kmのコースに、県内外から過去最高の約1万人が参加した。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH285H0ZH28PFIB001.html
2015年2月6日21時26分にNHK神戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後2時ごろ、たつの市新宮町光都の貯水槽の工事現場で「人が生き埋めになっている」と消防に通報があった。
警察によると、貯水層を埋めるために掘削した深さ3.5mの穴の中で作業をしていた建設作業員の田中さん(73)が崩れてきた穴の壁面の土砂で生き埋めになったという。
田中さんは、消防が駆けつけた時には、すでに同僚の作業員らによって土砂の中から助け出されていて、病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
警察によると、当時現場では、田中さんのほかに2人の作業員が重機を使って掘削の作業をしていて、田中さんは1人で穴の中に入って作業をしていたという。
警察は、現場の安全管理に問題がなかったかなど、事故の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025280921.html?t=1423258911471
2015年2月4日23時48分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
テレビ朝日は4日、少女アイドルグループ「3B junior」のメンバー(12)が1月28日夕、同本社内でBS朝日のバラエティー番組「3B juniorの星くず商事」を収録中、突然意識を失って倒れ、救急搬送されたと発表した。
少女は現在入院中で、意識は完全には戻っていないが、回復の兆しはあるという。
警察は、業務上過失傷害容疑を視野に、関係者から事情を聴いている。
テレ朝によると、吸うと声が変わるヘリウムガス入りの缶を誰が選ぶかというゲームに10〜16歳のメンバー26人が参加。5グループに分かれ、それぞれ1人ずつがヘリウムガスを吸うことになっていた。
実際にガスを吸った他の4人に異常はなかった。
少女が参加したグループは初回で全員、声が変わらなかったため、時間を置いて挑戦したところ、選んだ缶を吸った直後に倒れた。
ただ、実際にヘリウムガスを吸ったかは確認していないとしている。
ヘリウムガス入りの缶は市販のパーティーグッズで、ヘリウムガスが80%、酸素が20%入っていた。「大人用」と記載されていたが、番組制作のスタッフは見落としたという。
治療した専門医は、脳の血管に空気が入り、血流を妨げる「脳空気塞栓症」と診断。ガスを一気に吸ったことが原因とみている。
当日の収録分は15日未明に放送予定だったが、テレ朝は次回8日の放送を中止。その後については未定としている。
武田常務は記者会見で謝罪した上で、「原因を徹底的に究明した上で再発防止策を策定し、より一層安全管理に努める」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150205k0000m040061000c.html
2月4日22時32分に産経新聞westからは、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。
テレビ局の収録現場で、声を変えるヘリウムガスを吸ったとみられるアイドルグループメンバーが意識を失っていたことが4日、分かった。
明確な原因は不明だが、過去にも吸い過ぎによる事故が起きている。
厚生労働省の資料では、平成13~24年度、ヘリウムガスの吸い過ぎで意識を失ったり嘔吐したりする事故が、風船を膨らませるためのガスを含めて32件報告された。
大半は子どもだったという。
缶に入ったガスを吸い込むと声が甲高く変化し、パーティーなどに使われる商品は、ヘリウム80%と酸素20%の混合が一般的とされる。
ガスの事業者団体「日本産業・医療ガス協会」(東京)によると、吸引するガスの中に大気中と同じ割合の酸素(約20%)が含まれていないと酸欠状態に陥る恐れがある。
工業用ヘリウムガスをそのまま吸引したことによる死亡事故があったため、販売時に注意喚起するよう、事業者に促してきたという。
ディスカウントストアには、パーティーグッズを扱う一角にカラフルな缶入りの商品が並んでいた。
ラベルには、「無害で安心」とのうたい文句に加え、「安心して、思いっきり、胸いっぱいに缶の中のガスだけを吸い込む」と、遊び方が記されている。
「対象年齢10歳以上」、「お子さまの手の届かない場所に保管して」との注意書きもある。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150204/wst1502040065-n1.html
(2015年6月12日 修正1 ;追記)
2015年6月8日22時19分に読売新聞から、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本小児科学会が事故の詳細をまとめ、公表した。
ガスを一気に吸い込み、肺の組織が破裂したことが原因と推定。
テレビ朝日に当時の映像による検証を求めるとともに、子どもがガス入りスプレー缶を使う危険性を広く知らせる必要があるとしている。
今回のまとめやテレビ朝日の発表によると、少女は、玩具として販売されているヘリウムガス入りのスプレー缶を吸い、声が変わるゲームに参加。缶を4秒ほど吸った直後に倒れた。
缶には「大人用」との表示があったが、スタッフは見落としていたという。
同学会こどもの生活環境改善委員会は、主治医からの報告を分析。
鼻からガスを吐き出せない状態でガスを一気に吸ったことで、肺の組織が破裂。
切れた肺の血管から入ったガスが脳の血管をふさぎ、意識障害が起きた、と指摘した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150608-OYT1T50135.html?from=ycont_top_txt
2015年2月4日付で朝日新聞鹿児島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月3日19時48分にNHK鹿児島から、2月4日2時56分に南日本放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前11時ごろ、霧島市の水道管の部品工場「K」で、従業員の黒瀬さん(26歳)が製品や部品を吊り下げて運ぶアームとレールに頭部を挟まれ、病院に運ばれたが、頭の骨を折るなどして、およそ2時間後に死亡した。
アームは、床から2~3mの高さにあるレールからぶら下がっており、黒瀬さんが装置を点検中にアームが突然動き出し、アームとレールの間に挟まれたという。
警察では、工場の関係者から話を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5055188081.html?t=1422998034131
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2015020400007642
(2015年3月22日 修正1 ;追記)
2015年2月4日付の南日本新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
鋳型の重しを持ち上げる機械に頭を挟まれた。
警察によると、黒瀬さんは機械のアームと上部鉄骨の約50cmの隙間に体を入れて、点検作業をしていた。
何らかの原因でアームが上昇し、鉄骨との間に挟まれたとみられる。
(2015年7月16日 修正2 ;追記)
2015年7月10日付で朝日新聞鹿児島全県版(聞蔵)から、部長らが労安法違反容疑で書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
加治木労基署は9日、霧島市の給水設備製造会社「K」と、同社鋳造グループの部長(48)を労安法違反(運転開始合図の規定なし)の疑いで書類送検した。
今年2月3日午前11時ごろ、霧島市の工場で機械の調整をしていた社員(当時26)が、合図を誤認した別の社員の操作により、リフトと外枠に挟まれて死亡する事故が発生。
事故を防ぐための一定の合図を定めていなかった疑いがある。
(ブログ者コメント)
平成27年7月9日付で鹿児島労働局から、「労働安全衛生法違反(運転開始の合図の定めなし)の疑いで書類送検」という記事がプレスリリースされていた。
当該記事中、事故時の状況が下記趣旨で記されている。
部長Aは、同社の鋳造部門の責任者として鋳造工場の労働者の安全管理等の業務を担当する者であるが、鋳造工場において、鋳造ラインの鋳型の重しを持ち上げる機械の運転を開始した際、労働者に危険を及ぼすおそれがあったことから、一定の合図を定めて、関係労働者に対し合図を行わせなければならなかったのに、当該合図を定めていなかったもの
また、該当労安則についても、以下などが解説されている。
(運転開始の合図)
第百四条 事業者は、機械の運転を開始する場合において、労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、一定の合図を定め、合図をする者を指名して、関係労働者に対し合図を行なわせなければならない。
http://kagoshima-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0109/7574/2015-0709-3.pdf
2015年2月4日1時11分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月3日16時20分に南日本放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前7時20分ごろ、鹿児島市の鹿児島港桜島フェリーターミナルに着岸していた市営桜島フェリー「第十五桜島丸」の発電機用エンジンから出火、乗組員らが消火器で約30分後に消し止めたが、消火作業に当たった1人が煙を吸い込み病院に運ばれた。
市船舶局によると、市営フェリーの火災は初めて。
このフェリーは午前7時半の出港の直前だったが、車両約40台と乗客約40人は船の外に避難して無事だった。
市船舶局によると、第十五桜島丸は1995年に就航。
2日夜から鹿児島港と桜島港を往復運航していたが、直前まで異常は確認されなかったという。
発電機は船内で使う電力用で、鹿児島海保は、エンジンの潤滑油が何らかの原因で噴き出し引火した可能性があるとみている。
この火災で3便が欠航。
市船舶局の大山局長は、「ご心配をお掛けしおわびする。点検、整備を徹底し再発防止に努める」との談話を出した。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/143469
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2015020300007627
2015年2月3日13時27分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後5時14分ごろ、遠野市のパソコン部品を製造している「S社」の工場で、製品の削りかすなどを吸い込む集じん機のダクトパイプから火が出た。
工場で作業していた人が消火にあたり、火はおよそ30分後に消し止められたが、集じん機のダクトパイプ6本が焼けた。
この火事で、集じん機のそばで削りかすを集じん機に流し込む作業をしていた18歳から40歳の派遣社員の男女3人が、顔や腕などに軽いやけどをした。
警察の調べによると、けがをした派遣社員の1人は「突然、ボンという音がして、パイプから火が出た」と話しているという。
工場では出火当時、発火しやすいマグネシウムの削りかすなどを集じん機に流し込んでいたという。
警察は、マグネシウムの削りかすが何らかの原因で発火した可能性があるとみて、火事の原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045163831.html?t=1422997439970
Keyword ; dust explosion , accident
2015年2月2日22時54分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時15分ごろ、北海道長万部町のJR函館線二股駅構内にある倉庫で、除雪作業員の西亦さん(78)が倒れているのを、JR作業員が見つけた。
西亦さんは病院で死亡が確認された。
警察によると、死因は一酸化炭素(CO)中毒。
発見時、倉庫では除雪機のエンジンが掛かったままで、シャッターは閉まっていたという。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150202/afr1502020033-n1.html
(ブログ者コメント)
空気流れが悪い閉所でエンジンを駆動させていたためのCO中毒事故は、過去に数多く発生している。
本ブログでもかなりの数の事例を紹介済。
(2015年3月22日 修正1 ;追記)
2015年2月3日付の北海道新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
倉庫はコンクリート製平屋約5m2。窓はなく、シャッターも閉まった密閉状態だったという。
臨時職員の男性(78)は、駅周辺の除雪を担当していた。
(1/2からの続き)
2月3日12時42分に共同通信からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地元自治会が2012年ごろから市に対し、現場近くの地盤が緩いと複数回にわたって指摘していたことが3日、分かった。
当時の市土木部長に「もっと下流に新しい橋を架けてほしい」と要望していた。
前自治会連合会長が取材に明らかにした。
前会長(70)によると、市側は下流の川幅が広く、建設費が増えることなどを理由に難色を示したという。
市土木部は「事実関係を確認中のため、現時点でコメントできない」としている。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015020301001551.html
(ブログ者コメント)
今回の事故は、土砂崩れが起きる危険性を現場で確認中に土砂崩れに巻き込まれたもの。
類似事例として、以下の、爆発事故を起こさないよう現場でガス漏れ対応中に爆発事故に巻き込まれた事故を思い出した。
『1982年8月 大阪府堺市の樹脂工場でガス漏れ現場に関係者が集まり対応準備中に爆発、近隣住民を含め多数の死傷者』
http://www.sozogaku.com/fkd/hf/HC0000179.pdf
異常事態発生時、現場で状況を確認し、場合によっては現場で対応する・・・それは必要なことだ。
問題は、いかにして自分や同僚、部下の身を守るかということ。
今回は、マサカ、橋が崩落するとは、思ってもみなかったのだろう。
そういった、マサカと思うことまでも想定した上で異常事態発生時には行動すべき・・・それが今回事例の教訓ではないだろうか?
「言うは易く行うは難し」とは思うが・・・。
2015年2月1日7時29分に静岡新聞から、下記趣旨の記事が写真と図解付きでネット配信されていた。
2月1日13時4分に読売新聞から、2月1日20時38分に毎日新聞から、2月2日19時17分と2月3日13時23分にNHK静岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後5時10分ごろ、浜松市天竜区佐久間町の国道473号のつり橋「原田橋」付近で山の斜面が幅約50m、高さ100mにわたって崩落。
天竜川に架かる同橋(長さ約140m、幅約5.5m、川からの高さは約20m)が川に崩れ落ち、橋の上に車を止めて落石などの様子を確認していた市職員の安野さん(57)と茶谷さん(45)が崩落に巻き込まれ、病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
架け替え中の南側の新橋も、崩れてきた大量の土砂のため、6か所の仮設の支柱がいずれも倒れたり傾いたりして、橋げた全体が東側にずれ動いた。
現場はJR飯田線中部天竜駅から西に約1km。佐久間ダムに近い愛知県境付近の山間部。
土砂崩れの兆候が報告されたのは2日前。
1月29日に隣で新しい橋の工事をしていた関係者から、「ふだんよりも斜面の小石が落ちてくる頻度が高い」と市の土木事務所に対して、午前と午後のあわせて2回、通報があった。
これを受けて、29日夕方に現場の確認を行った土木事務所。
落石の恐れがあるとして、その日の夜から2日間かけて、高さ5mの仮設の防護柵を設置した。
そして31日正午ごろ、土木事務所に工事関係者から「相当な量の小石が落ちてくる」と通報。
現場では工事関係者が通行しようとする車に危険を知らせていたという。
土木事務所は現場に2人の職員を派遣。そして、午後4時20分に現場を通行止めにした。
そして午後5時過ぎ、2人の職員が橋の上で斜面の調査を行っていたところ、土砂崩れが発生した。
市によると、死亡した職員2人は、31日は非番だった。
現場からの通報を受けて急きょ出勤し、状況を確認するため現地に向かった。
安野さんは職場の取りまとめ役。茶谷さんは落下した橋に代わる新しい橋の建設を担当し、民間業者との折衝に当たっていた。
原田橋は1956年の建設で、老朽化に伴って、近くの下流に新橋を整備中だった。
橋の崩落を受け、市は近隣住民の生活に支障が出ないよう、仮設橋を設置する方針。
静岡地方気象台によると、現場付近の24時間あたりの雨量は、1月26日に13ミリ、27日には15ミリだった。
29日以降は土砂崩れと落石が相次ぎ、30日には16ミリの雨が降ったという。
出典URL
http://www.at-s.com/news/detail/1174164038.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150131-OYT1T50132.html
http://mainichi.jp/select/news/20150202k0000m040069000c.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035133121.html?t=1422912111312
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035158391.html?t=1422997687705
2月1日7時41分に静岡新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
架設から半世紀以上が経過している原田橋は、これまで老朽化による危険性が指摘され、交通規制と補修を繰り返してきた。
2012年4月、橋を支えるケーブルの一部破断が見つかったことを契機に、市は新橋への架け替えを決め、工事を進めていた矢先の事故だった。
広域幹線道路に架かる原田橋は、第2次緊急輸送路にも指定されている。住民の重要な生活道路でもある。近くに迂回路はなく、原田橋を利用しないと対岸に渡るには車で約2時間半かかる。
市は、監視カメラやひずみセンサーの設置に加え、橋の両端に24時間態勢で警備員を配置するなどの対策を講じて、ケーブル損傷の発見の2カ月後から制限付きで通行を再開した。
市によると、今回、ひずみセンサーは特に反応しなかったという。
出典URL
http://www.at-s.com/news/detail/1174164114.html
2月2日10時16分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市幹部は、落橋の原因について、老朽化よりも土砂の重みでバランスを崩したものとの見方を強めている。
「山と橋をつなぐケーブルの根元部分(下流側)が根こそぎはがれ、大量の土砂の重みでバランスが崩れたのでは」との見解だ。
市は今後、専門家を招いて詳細な原因を調査する方針だ。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150202-OYT1T50013.html
(2/2に続く)
2012年3月21日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正4として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1538/
(2015年2月7日 修正4 ;追記)
2015年1月31日付で毎日新聞大分版から、社長らが雇い入れ教育未実施で書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐伯労基署は30日、潜水工事業「O社」(佐伯市)と現場を指揮していた同社の男性社長(64)を、労安法違反(雇い入れ教育の未実施)容疑で書類送検した。
送検容疑は、12年3月17日、津久見市保戸島沖のブイ撤去作業工事で、雇い入れた労働者に対し、潜水業務を行わせる際に危険性の周知や事故発生時の応急措置を教育しなかったとしている。
同署によると、社長は容疑を認めている。
事故は同日朝、水深約57m地点で起きた。
これまでの同署の捜査で、死亡した3潜水士の同僚らから事情聴取を行ったところ、作業手順に問題はなかったが、安全教育がなされていなかったことが判明した。
事故を巡っては、大分海保が業務上過失致死容疑で捜査を進めている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/oita/news/20150131ddlk44040547000c.html
(2015年2月14日 修正5 ;追記)
2015年2月9日21時8分に毎日新聞から、異常事態に備え救助するための潜水士を待機させていなかったなどとして社長が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月10日3時0分にgooニュース(大分合同新聞)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大分海保は、9日、当時現場監督だった潜水工事会社社長の男性(64)を業務上過失致死容疑で書類送検した。
送検容疑は、12年3月17日、津久見市保戸島沖で、県発注のブイ撤去工事に伴う潜水作業の際、必要な措置を怠って潜水作業員3人を溺死させたとしている。
同海保は、認否を明らかにしていない。
同海保は捜査の結果、社長の過失として、
○危険性が高い深場での作業に際し、異常事態に備えて潜水士を救助するための潜水士を海上に待機させていなかった
○潜水士に酸素の供給が十分なボンベを装備させていなかった
○潜水士の体調やボンベの空気残圧の確認を怠っていた
の3点を認定した。
死亡した3人は、それぞれ12~14ℓの空気ボンベ1本を装着していた。
事故後、空気ボンベの残圧はいずれもゼロだったが、ボンベなどに不具合は見られなかった。
作業中に何らかのトラブルが生じ、3人は酸素切れを起こしたとみている。
原因については、「推定はしているが明らかにできない」とし、断定には至らなかったという。
同社は、撤去工事の3次下請け。海保は3点とも社長の過失と判断し、元請け業者らは立件しなかった。
「証拠がなくはっきりとしたことが言えないのかもしれないが、捜査に3年近く費やしたならもう少し原因に踏み込んでほしかった」。死亡したSさんの父(77)は、事故原因が明らかにならなかったことを残念がった。
送検された社長だけが責任を問われたことも納得していない。
「安全な作業ができない業者に工事をさせた元請け業者に監督責任はないのか。県の発注責任や契約制度にも問題があるのではないか」と疑問を抱く。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150210k0000m040096000c.html
http://news.goo.ne.jp/article/oita/region/oita-6DC55D1E-A9DE-4FEE-86A7-AF0427F6CC0B.html
(2016年8月29日 修正6 ;追記)
2016年8月26日付で大分合同新聞から、社長が不起訴になったという下記趣旨の記事が、事故時のイメージ図付きでネット配信されていた。
大分地検は、25日、業務上過失致死の疑いで書類送検された、作業責任者だった潜水工事会社の男性社長(65)を、嫌疑不十分で不起訴処分とした。
地検は、「事故の目撃者はおらず、3人が亡くなった経過を特定し難い。痛ましい事故ではあるが、刑事上の過失責任は問えないと判断した」と説明。
海中深くで起きた事故は、約4年5カ月に及ぶ捜査でも、真相が明らかになることはなかった。
大分海保は、昨年2月、作業責任者だった社長を同地検に書類送検。
十分に酸素を供給できるボンベを装備させていなかったことや、救助に備えて別の潜水士を待機させていなかったことなどが過失に当たる可能性があるとした。
しかし地検は、「仮に、ボンベをより多く持たせ、救助用の潜水士を待機させるなどしていても、同様の結果となった可能性がある」と判断し、不起訴処分とした。
地検は、捜査が長期化した理由について、「交通事故のように類似の事案があるわけではなく、珍しい事故だった」ことを挙げる。
どのような手段なら事故を回避することができたのか、同業者らに話を聞くなどして捜査。
亡くなった潜水士が携帯していたコンピューターを分析し、潜っていた深さなどを調べたものの、事故原因の特定には至らなかったとみられる。
亡くなったSさんの父親(78)は、「残念な結果としか言いようがない。納得できる処分ではなく悔しい。息子に事故当時の現状を聞きたくて仕方ない」とコメント。
今後も独自の調査を続けるといい、「私の中では事故は終わっていない。納得できるまで原因究明を進めたい」と話した。
事故を巡っては、14年2月、3人の遺族が、今回、不起訴処分となった男性の会社など4社に損害賠償を求めて大分地裁に提訴。今年3月に和解が成立している。
出典
『作業責任者を不起訴 真相解明至らず』
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/08/26/003140488
2015年1月30日17時37分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月30日20時00分に新潟総合テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前10時半すぎ、新潟市北区太郎代のごみ処理などを行うセキヤ新潟北事業所で、「従業員が重機に足をはさまれた」と消防に連絡があった。
消防が駆けつけたところ、従業員の荏原さん(47)がショベルカーの車輪にあたる部分に太もも付近から両足を挟まれて倒れていたという。
荏原さんは病院に運ばれ手当を受けたが、まもなく死亡した。死因は出血性ショックだった。
警察によると、荏原さんはごみの分別作業をしていたところ、20代の男性従業員が操作して後退してきたショベルカーに巻き込まれたとみられているが、当時の状況を目撃した人はいないということで、警察は、この従業員に話を聞くなどして、安全管理に問題がなかったか調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035086591.html?t=1422652072803
2013年10月5日に掲載した元記事(第2報)がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3287/
第2報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3314/
(2015年2月4日 修正2 ;追記)
2015年1月29日11時5分に産経新聞から、運輸安全委員会から最終報告書が出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月29日19時16分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
運輸安全委員会は29日、最終調査報告書を公表した。
本来、迅速に補修すべきレール幅の広がりを放置したことが事故原因につながったと、ほぼ断定。
その上で、保線担当者らの基本認識の欠如に加え、本社を含む上部組織の管理体制の不備も指摘した。
同駅での脱線事故をめぐっては、大沼保線管理室の担当者によるレール検査データの改竄が発覚。
国交省と運輸安全委が鉄道事業法違反などの罪で刑事告発し、北海道警が捜査している。
改竄データが提出され調査に遅れが生じた運輸安全委の後藤昇弘委員長は、「データの改竄は言語道断であり誠に遺憾」と厳しく批判し、データの厳正管理を求めた。
脱線事故は25年9月19日に発生。
報告書によると、事故現場付近は左カーブで、事故の約3カ月前の時点では内側のレールが外側より10mm高く、レール幅の広がりも補修基準値(19mm)を大幅に超える40mmに達していた。
さらに、レールが外側に最大70mmゆがみ、列車走行時に車輪がレールを外側に押し出す横圧も通常より強くなりやすい状態だった。
事故は、貨物列車が現場を走行した際、大きな横圧でレールが外側に傾き、6両目後ろ側の台車の左車輪がレール内側に落ち、脱線したとみられる。
レール幅の広がりが補修基準値を超えた場合、15日以内に補修する必要があるが、少なくとも過去3年間の記録がなかった。
運輸安全委のヒアリングに対し、大沼保線管理室の担当者は、本社を介し、「本線を優先したため、(事故現場の)副本線の整備計画をたてる余裕がなかった」と回答したが、運輸安全委は、「担当者として基本認識が欠如していた」と指摘した。
脱線現場は、1日数本の貨物列車しか通らない「副本線」。
管理室の担当者は、検査結果を受け取った別の副本線でも、整備計画を立てていなかった。
報告書は、「管理室全体で検査結果に基づきレールの整備をするという基本的な認識が欠如していた」とも指弾。
検査に責任を持つ上部組織の函館保線所長も、管理室の検査結果や整備状況を確認せず、各地の保線所を管轄する本社保線課には整備状況を確認する手段もなかったとした。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150129/afr1501290008-n1.html
http://www.asahi.com/articles/ASH1X7HTPH1XUTIL056.html
(2015年12月23日 修正3 ;追記)
2015年12月22日23時45分に毎日新聞から、幹部ら19人と会社が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日、幹部ら19人と法人としての同社が、鉄道事業法違反などの容疑で書類送検された。
役員は含まれなかったとみられるものの、北海道警幹部は、「単に(社員)個人がやった話ではなく、会社としても責任がある」と、組織ぐるみの可能性を示唆した。
捜査関係者などによると、検査記録は、各保線管理室の助役がチェックした上で、パソコンによるオンラインシステムで本社工務部の保線課に送信される。
2013年9月の貨物列車脱線事故後、レールのズレが最大70mmあったとする報告書を受け取った本社工務部幹部は、「これは何だ。おかしい」などと指摘。
その後、大沼保線管理室は改ざんしたデータを再提出した。
同室は、本社の意向をおもんぱかって改ざんした可能性もある。
また、記録の改ざんは、社内調査で20年以上前から行われていることが明らかになっており、社内には、「(安全統括管理者の)鉄道事業本部長や工務部長が改ざんを知らないはずはない」という声も漏れる。
14年2月の国交省などの刑事告発を受け、道警は、社長や役員を含む社員ら数百人から事情聴取。
捜査が長期化した理由について、道警は、「捜査対象者と関係資料の数が膨大で時間を要した」と説明している。
JR北の安全対策を監視する第三者委員会の委員を務める向殿政男・明治大名誉教授(安全学)の話;
検査データの改ざんを行った本人が悪いのは当然だが、何人かの社員らを罰しても、あまり再発防止の効果はない。
それよりも、JR北の企業風土など、改ざんしなければならなかった根本的な原因を明らかにし、対処していくことが重要だ。
JR北は、書類送検を機に経営改革を加速させ、風通しのいい企業に再生する必要がある。
鉄道ジャーナリスト、梅原淳さんの話;
一連の改ざん事件は、JR北海道の赤字体質に伴う人員不足が一因にあり、人員不足を解消しなければ、同じようなことが起きる可能性がある。
来年3月26日の北海道新幹線開業を控え、JR北の負担はさらに増えることが予想され、新幹線でのトラブルや事故の発生も懸念される。
改ざん事件の責任をJR北だけに押しつけるのではなく、国も何らかの対策を講じる責任があるのではないか。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20151223/k00/00m/040/115000c
以下は、関連報道。
(2015年12月22日18時32分 朝日新聞)
JR北と社員ら書類送検 レールの検査データ改ざん問題
http://www.asahi.com/articles/ASHDQ4VPFHDQIIPE014.html
(2015年12月22日19時3分 NHK北海道NEWS WEB)
JR改ざん社員19人書類送検
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20151222/4506811.html
2015年1月29日18時3分にNHK横浜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月29日14時29分に読売新聞からも、同趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
29日午前10時ごろ、綾瀬市吉岡にある金属のリサイクル工場の敷地で、野積みされていたスクラップから火が出て、出火直後には大量の煙とともに炎が上がった。
消防によると、この敷地には家電製品のスクラップや発泡スチロールなどが高さ10mほど積まれ、消防車11台が消火活動にあたっているが、出火から8時間たった今も燃え続けているという。
けがをした人はいないということだが、この火事の影響で現場近くの道路が通行止めになっているほか、周辺の住宅などおよそ100世帯が一時、停電した。
警察と消防は、火がおさまり次第、火事の原因を調べることにしている。
現場は、小田急江ノ島線長後駅から西約4kmの、畑や工場が点在する場所。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1055053802.html?t=1422560177774
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150129-OYT1T50090.html
(ブログ者コメント)
写真には大量の黒煙が写っており、結構、大規模な火災だった模様。
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。