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2014年7月15日18時5分に福井新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時40分ごろ、日本原子力研究開発機構の原子炉廃止措置研究開発センター(ふげん)=福井県敦賀市=で、重水精製装置建屋の屋外に設置されている空気圧縮機から出火、運転員が間もなく消火器で消し止めた。
敦賀美方消防本部から消防車が出動したが、放水はせず約40分後に鎮火を確認した。
けが人はなく、周辺環境への影響もないという。
原子力機構によると、空気圧縮機は同建屋内の換気空調系統のバックアップ用装置で、普段は電源を入れ待機状態になっている。
煙が上がっているのを作業中の運転員が発見した。
待機状態時には本来作動しないモーターが動いており、炎が出ていたという。
今月9日の点検清掃作業の際に電源を切り、15日午前11時すぎに電源を入れ直していた。何らかの原因でモーターが誤作動したとみられ、原子力機構は出火原因を調べている。
空気圧縮機は1985年製造。大きさは高さ120cm、幅155cm、奥行き77cm。
昨年8月の外観点検では問題なかったという。
出典URL
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/52230.html
2014年7月16日2時21分にmsn産経ニュース福井からも、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本原子力研究開発機構は15日、廃炉措置中の新型転換炉「ふげん」の重水精製建屋に隣接する空気圧縮機のモーターから出火したと発表した。
作業員が消火器で消し、負傷者はおらず、周辺環境への影響もなかったという。
原子力機構によると、15日午前11時40分ごろ、系統設備の弁の作動などに使われる空気圧縮機から煙と火が出ているのを巡回中の運転員が発見。別の作業員が消火活動にあたった。消防が約40分後に鎮火を確認した。
連動する別機器の点検で落としていた空気圧縮機の電源を再度入れた際、モーターから出火したとみられる。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140716/fki14071602210001-n1.htm
2014年7月16日付で毎日新聞福井版からも、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時40分ごろ、敦賀市明神町の新型転換炉ふげん(廃炉作業中)で、重水精製建屋の屋外にある空気圧縮機(コンプレッサー)から煙が出ているのを協力会社員が発見し、運営する日本原子力研究開発機構の職員が119番通報した。
圧縮機内のモーターの一部が焼けたが、協力会社員が消火器で消し止めた。
けが人はなく、放射性物質の放出など環境への影響もないという。
原子力機構によると、出火したのは重水精製装置内にあるトリチウム(三重水素)を取り除く換気設備の空気弁を開閉するための圧縮機。
9日から、換気設備などの点検のため主電源を切っていたが、15日午前11時15分ごろに主電源を入れたところ、しばらくして勝手に作動したという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20140716ddlk18040547000c.html
7月16日付で朝日新聞福井全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時13分に電源を入れ、同40分ごろに火と煙が出ているのを巡回中の職員が見つけ、別の作業員が消火器で消した。
本来は、電源を入れただけでは作動しないはずだが、動いていたという。
2014年7月16日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前5時50分ごろ、長岡市大積三島谷の「M社」から長岡市に、「重油タンクから油が流出した」と通報があった。
市によると、一部が近くの三島谷川や合流する黒川へ流出したが、夕方までに水田などへの被害は出ていないという。
市などによると、漏れた重油は推定1000~2000ℓ。うち200ℓほどが会社の敷地外に出たとみられる。
容量の異なる大小のタンクをつなぐパイプのバルブが何らかの理由で開き、大きいタンクから小さいタンクへ重油が移り、小さいタンクからあふれたらしい。
市や県、国は河川にオイルフェンスを設置して対応をした。
7月15日付で長岡市からも、同趣旨のプレスリリースが公表されていた。
重油タンクのバルブの閉め忘れにより、推定1000~2000ℓのB重油が漏洩した。
既に漏洩は止まり、新たな流出はない。
出典URL
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/cate02/houdou-shiryou/file2014/20140715-01.pdf
(ブログ者コメント)
これは、事例集にでも掲載されていそうな古典的なトラブル事例だと、ブログ者は感じた。
2014年7月14日16時53分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、JR北海道の特急列車で走行中にドアが開いたトラブルについて、国の運輸安全委員会が原因を調べたところ、ドアを閉めるために使う空気が誤って別の配管に流れ込み、必要な空気圧がかかっていなかったとみられることが、関係者への取材で分かった。
運輸安全委員会は、配管の取り扱いにミスがあったと見て、近く調査結果を公表することにしている。
去年1月、JR北海道の根室線を時速およそ90kmで走行していた特急列車でドア1か所がおよそ30cm開くトラブルがあり、国の運輸安全委員会が原因を調べている。
問題のドアは空気圧をかけて閉める仕組みで、ふだんは、空気を送る2本の配管のうち、空気中の水分を取り除いて凍結を防止する除湿装置が取り付けられている1本の配管を使っている。
しかし、これまでの調べで、当時、除湿装置がないもう1本の配管のコックが開いていたことが関係者への取材で分かった。
また、配管の途中に水がたまっていることが確認されたということで、除湿装置がない配管に空気が誤って流れ込み、さらに空気中の水分が凍って目詰まりしたため、ドアを閉めるのに必要な空気圧がかかっていなかったとみられるという。
運輸安全委員会は、配管の取り扱いにミスがあったと見て、近く調査結果を公表することにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140714/k10013000101000.html
(ブログ者コメント)
計装用などの空気配管立ち下がり部に水が溜まり、あるいは今回のように溜まった水が凍ることで空気流れが阻害されトラブルに至る事例は、過去、たまに発生している。
そういったトラブルを防止するため、定期的に水抜きする、あるいは自動的に水を抜き出す装置を設置している事業所もある。
今回の事例と直接の関係はないが、ご参考まで。
(2014年7月27日 修正1 ;追記)
2014年7月25日14時19分にmsn産経ニュースから、調査報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運輸安全委員会は25日、床下の配管にたまった水が凍って目詰まりし、開閉に必要な圧縮空気を送れなくなり、ドアの閉鎖を保てなくなったのが原因とする調査報告書を公表した。
報告書によると、特急スーパーおおぞらが時速約90kmで走行中、5両目の前寄り右ドアが開いた。
戸締まりを示すランプが消え、運転士が緊急停車させた。けが人はいなかった。
ドアは空気圧で開閉する仕組みで、圧縮空気が供給されなかったことで閉める力が低下し車両の揺れなどで約30cm開いたという。
配管に水がたまったのは、除湿装置を通らない予備の配管の栓が閉まっておらず、湿った空気が入り込み水分が凝縮したとみられる。
予備配管の栓は閉じて針金で縛り固定するが、車両保守部署への指示や引き継ぎが不十分で周知されていなかった。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140725/dst14072514190003-n1.htm
(ブログ者コメント)
運輸安全委員会の報告書は下記参照。
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail.php?id=1833
予備配管の栓が開いていた件については、以下の表現になっている。
本来、「閉」位置で緊縛固定されているはずの除湿バイパスコックが開いていたことについては、北海道旅客鉄道株式会社の車両保守関連部署への指示伝達及び車両転属配置時の引継ぎが不十分かつ不適切であったため、除湿バイパスコックを「閉」位置で緊縛固定することが、車両の定期検査の実施工場及び車両転属配置先などに周知されていなかった状況において、何らかの理由により誤って除湿バイパスコックが開いたままとなった可能性があると考えられる。
夏本番を迎える感のある7月21日、熱中症予防に関する特集記事が朝日新聞から3件、読売新聞から1件、ネット配信されていた。
それぞれ記事量がかなり多いので、タイトルと見出しのみ記す。
(2014年7月21日12時0分 朝日新聞)
『勤務中の熱中症死、5年で124人、4割が単独作業中』
○働き盛り襲う熱中症
○職場の対策「余裕ない」
○休憩を強制する企業も
http://www.asahi.com/articles/ASG7C4S9PG7CUTIL01V.html
(2014年7月21日5時0分 朝日新聞)
『(災害大国 あすへの備え) 暑さ、甘くみるな 熱中症、現代の「災害」』
○死者、年平均500人、20年で7倍
○高齢者、住宅内での発生が4割
○死亡の3割が夜、エアコン使用を
○「今何度?」電話一本でも声かけを
http://www.asahi.com/articles/DA3S11255758.html
(2014年7月21日5時0分 朝日新聞)
『(災害大国 あすへの備え) 働き盛り襲う熱中症、休み明け、体慣れず』
(ほとんどの部分、12時0分の記事と内容が重複しているので、重複してない事例の記事のみ転載する)
○労働中の熱中症死亡事例(2013年)
・建設業/10代/大分県 8月
同僚と住宅の解体中に吐き気をもよおしふらついた。休んだが快復せず、病院で死亡
・建設業/20代/茨城県 8月
1人で除草していたが、倒れているのを同僚が発見。病院で9日後に死亡。外国人技能実習で作業4日目
・製造業/40代/京都府 7月
屋内の作業場で鉄筋切断作業後、会社近くで倒れ、通行人が発見。病院で翌日死亡。作業場に扇風機はあるが冷房はなし
・警備業/60代/兵庫県 6月
交通誘導中の午後3時ごろ、体調不良で車内で休憩。約2時間後、意識を失っているのを同僚が発見。搬送されたが死亡
・農業/50代/長崎県 7月
畑でネギの植え付け作業中の午後4時半ごろ気分が悪くなり、意識を失った。病院で翌日死亡
・林業/30代/三重県 7月
山中の送電用鉄塔周辺の樹木伐採中、突然倒れ、意識不明で呼吸停止の状態に。搬送されたが死亡
http://www.asahi.com/articles/DA3S11255764.html
(2014年7月21日12時53分 読売新聞)
『「かくれ脱水」熱中症の前兆・・・「皮膚の乾燥」も』
○搬送半数は高齢者
○若者でも危ない
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140721-OYT1T50028.html
(ブログ者コメント)
○今日からほぼ全国的に晴天が続き、暑さが厳しくなるとの予報。
よって、この記事は日をおかず、すぐに紹介することにしました。
○兵庫県6月事例は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2952/
2014年7月14日17時36分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北海道の江差線で2012年4月と9月、今年6月と、北海道木古内町で貨物列車の脱線が3件相次いだ事故に絡み、最初の事故はコンテナ内の積み荷の偏りが要因だったことがわかった。
レールのゆがみも揺れを助長していた。
国の運輸安全委員会は今月中にも、調査報告書を公表する方針。
12年4月に発生した事故では、20両編成の後ろから3両目が急な左カーブで右に脱線した。
JR貨物や運輸安全委などによると、この車両のコンテナにはコピー機のトナーやタイヤが左に偏って積まれていた。
右側が軽くなって車輪が浮きやすくなり、遠心力でカーブの外側に車輪が押しつけられるうちレールに乗り上げ、脱線した可能性が高いという。
現場付近では、整備基準値内のレールのゆがみも見つかっており、脱線を助長した可能性がある。
JR貨物はコンテナ内の積み方を荷主に任せており、事故後、バランスの取れた積み方をするよう運送各社に要請した。
当時の脱線現場から約5km西で今年6月に起きた脱線事故でも、コンテナ内の新聞ロール紙が左右に偏っており、運輸安全委が脱線との関連を調べている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG7G5HG2G7GUTIL03H.html
2014年7月16日22時41分に毎日新聞からは、今年6月に起きた事故の推定原因に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道のJR江差線で6月、脱線した貨物列車の貨車について、JR貨物は16日、積載したコンテナの左右で重量バランスが偏っていたと明らかにした。
ただ、脱線に直結する程度の偏りではなく、列車は過積載や速度オーバーした形跡もなかったといい、引き続き詳しく調べる。
JR貨物によると、脱線した貨車で左右の車輪にかかる垂直方向の荷重(輪重)を試算したところ、左が約10%重く、積み荷が最も寄った場合で約15%だった。
20%になると脱線事故につながる恐れがある。
事故は6月22日早朝に発生。後ろから2両目の貨車が進行方向右に脱線、最後尾の貨車と分離した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140717k0000m040136000c.html
2014年7月17日0時6分に北海道新聞から、再発防止策に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR貨物の田村社長は16日の定例記者会見で、6月22日に木古内町のJR江差線で起きた貨物列車脱線事故の再発防止策として、走行中の積み荷の偏り具合を調べる輪重(りんじゅう)測定装置を導入する方針を明らかにした。
輪重測定装置は、2本あるレールのそれぞれに計測機器を1個ずつ計2個取り付ける。
積み荷を載せた貨車が通過すると、重量でレールが下に沈み込む。
ゆがんだ量を計って、どの程度の重さがかかったかを調べる。
機器ごとの数値が異なれば、積み荷の偏り具合が分かる。
事故後、装置の開発に着手した。
走行中の測定によるデータの信頼性などを検証したうえで、まず2カ所に設ける計画で、五稜郭駅などで検討中。
2016年3月予定の北海道新幹線開業時までの導入を目指している。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/551598.html
(2014年7月27日 修正1 ;追記)
2014年7月25日17時0分に北海道新聞から、4月の事故に関する調査報告書が公表されたという下記趣旨の記事が、図解付きでネット配信されていた。
2012年4月の事故では、貨車のコンテナ内の荷物の重量が進行方向の左側に偏っていたため、左カーブでバランスを崩して脱線したと結論付けた。
安全委が荷物の偏りを脱線原因と特定したケースは全国で初めて。
報告書によると、荷物の重量が偏っていたのは、先頭から18両目の貨車に積まれていた5つのコンテナのうち、最後尾と後ろから二つ目のコンテナ。
印刷機のトナー(粉状インク)を積んでおり、重量は最後尾が右側540kg、左側1980kg、後方二つ目は右側540kg、左側3600kgだった。
このため、貨車後方の右側車輪に垂直にかかる荷重(輪重)が左側より40%軽くなり、右側車輪が浮き上がりやすい状態で走行。
釜谷駅付近にある左カーブ(半径300m)で、車輪にかかる横の力が強くなり、右側車輪が浮いて脱線した。
安全委によると、左右の輪重の差が約30%を超えると脱線する危険性がある。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/553250.html
2014年7月25日10時40分に朝日新聞からは、トラック運送業者が積荷の偏りを確認するのを失念していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コンテナには荷主が荷物を入れ、トラック運送業者が封印。
広島貨物ターミナル駅に運び込まれ、JR貨物が札幌貨物ターミナル駅へ輸送する途中だった。
運送約款では、運送業者が積み荷の偏りを確認するはずだったが、業者は「失念した」と話したという。
現場付近で同年9月と今年6月にあった脱線事故との関連は「検討中」として明らかにしなかった。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG7R6J5XG7RUTIL036.html
(ブログ者コメント)
公表された報告書は下記参照。
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/railway/detail.php?id=1816
2014年6月15日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
(2014年7月22日 修正2 ;追記)
2014年7月14日20時36分にNHK松山から、梱包が不十分で結露した水と水素化ナトリウムが反応したことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月、新居浜市の住友化学愛媛工場の敷地内の倉庫2棟が全焼した火事で、会社側は、危険物の梱包が不十分だったため、結露した水と反応して出火した可能性が高いとする報告書を、市に提出した。
警察と消防のその後の調べで、出火したと見られる第2倉庫には、水と反応すると激しく燃える水素化ナトリウムをはじめ、合わせて9種類、重さ17kgの危険物が、市の「火災予防条例」の基準値のおよそ2倍の量、保管されていたことがわかった。
火事について「I社」の保田社長らは、14日、出火の原因や再発防止策を盛り込んだ報告書を新居浜市消防本部に提出し、記者会見を開いた。
報告書では、危険物の梱包状態が不十分だったため、前日の高温や雨などで倉庫内の湿度が上昇し、結露した水が水素化ナトリウムに反応して、火事につながった可能性が高いとしている。
その上で、再発防止策として、保管物の梱包の状態を受け入れ時に検査するなど、厳しく管理することや、新しい施設は燃えにくい材料を使用し、温度や湿度を常時監視できる設備も整えるなどとしている。
保田社長は、「今回の火災では、地域のみなさまに大変な心配とご迷惑をおかけしました。このようなことが2度と起こらないように決意を申し上げます」と謝罪した。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8005990611.html?t=1405369394557
2014年7月15日付で読売新聞愛媛版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
I社は14日、容器に保管していた危険物の水素化ナトリウムに、結露でできた水が触れたのが出火原因とみられると発表した。
I社は市消防本部に、容器を搬入した際に密封されているかを点検するなどの再発防止策を提出した。
発表では、倉庫では7kgの水素化ナトリウムを保管し、火災前日の降雨で倉庫内の湿度が上昇していた。
そのため結露水がプラスチック容器のふたの隙間から入ったと、I社は推測。
保田社長は、「焼けたので原因は断定できないが、ふたがずれたこと以外に考えられない」と説明した。
再発防止策として、容器を点検するほか、
○倉庫の外壁を不燃性にし、湿度、温度を管理する
○保管物質の量を把握するなど管理を徹底する
などとした。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/ehime/news/20140714-OYTNT50384.html
(ブログ者コメント)
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3990/
(2014年8月4日 修正3 ;追記)
2014年7月15日付の愛媛新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
I社は、水素化ナトリウムの容器を入れていたプラスチックコンテナのふたが輸送時の振動など何らかの原因で外れるなどしたと結論付けた。
2014日年7月15日12時15分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後0時ごろ、横浜市中区尾上町の商業ビル解体工事現場で、解体工の男性(54)が地上に転落して全身を強く打ち、搬送先の病院で約10時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性は搬送時に「5階から落ちた」と話していたという。
警察は、男性が昼食のために地上へ降りるため、ビルの外壁に設置された幅約50cmの足場を歩いている際に誤って転落したとみて、詳しい原因などを調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140715/dst14071512150006-n1.htm
2014年7月13日付で朝日新聞広島版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前11時20分ごろ、広島市南区の広島大学病院の敷地内にある排水処理施設で、塩素系の薬品が入ったタンクに誤って別の薬品を入れ、塩素ガスが発生した。
警察によると、誤りに気付き、薬品の抜き取り作業をしていたビル管理会社員の男性(61)が気分不良を訴え、意識不明の重体になった。病院の患者らに影響はなかった。
警察によると、塩素ガスが発生したのは、診療棟や入院棟とは別棟のエネルギー棟地下にある排水浄化施設のタンク。
男性の部下が誤って別の薬品を入れ、上司にあたる男性に報告。別の社員と3人で薬品の抜き取り作業をしていて、ガスを吸い込んだとみられる。
消防署員が薬品の抜き取り作業をして、同日夕までに安全が確認された。
(ブログ者コメント)
排水処理設備、薬品、誤混入、塩素ガスというキーワードから類推するに、消毒用の次亜鉛素酸ソーダと凝集沈殿用のポリ塩化アルミニウムとが、タンク内で混じったものと思われる。
同種事故は、しばしば発生しており、本ブログでも何件か紹介済。
(2016年4月3日 修正1 ;追記)
2016年3月31日付で朝日新聞広島版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島地検は、30日、業務上過失致死の疑いで書類送検された男性社員3人を、不起訴処分とした。
地検は、「反省しているなど、情状全般を考慮した」としている。
キーワード;混食、混触
2014年7月14日7時38分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後1時5分ごろ、奈良県五條市近内町の箸製造業「M社」工場内から出火。鉄骨平屋建て約400m2の屋根部分約100m2と、割箸の乾燥機などを焼いた。
警察によると出火当時、工場内では3人が灯油ヒーターで割箸を乾燥させる作業中。
火事に気付き消火作業にあたった経営者の妻(56)が腕に軽いやけどを負った。
警察は乾燥機付近から出火したとみて、詳しく調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140714/waf14071407380004-n1.htm
2014年7月14日17時22分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前8時頃、熊本市北区の和泉配水池から水の供給を受けている同区和泉町や西区花園など約6400世帯で断水したり、水圧が低くなったりした。
約2時間後に復旧した。
市上下水道局によると、地震発生時に作動する緊急遮断弁が、落雷の衝撃で誤作動したのが原因とみられる。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140714-OYT1T50097.html
2014年7月12日19時16分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪市の印刷会社の従業員らに胆管がんの患者が相次いだ問題で、世界保健機関の国際がん研究機関(IARC)は12日までに、印刷機の洗浄用に利用され、原因物質と推定されている化学物質「1、2ジクロロプロパン」を「発がん性がある」(グループ1)と認定した。5つの分類で確実度が最も高い。
危険性が世界的に認められ、規制などの対策が進みそうだ。
IARCはこれまで、1、2ジクロロプロパンについて、発がん性物質かどうか分類できない「グループ3」にしていた。
専門家らは今回、日本での発症例などを検討し、科学的な根拠は十分と判断した。
また、やはり原因物質と疑われている「ジクロロメタン」は、これまでの「グループ2B」(発がん性をもつ可能性がある)から「2A」(おそらく発がん性がある)に引き上げた。
この問題をめぐっては、大阪市の「S社」など全国の印刷職場で従業員らに胆管がんが続出。
印刷機の洗浄剤に含まれる化学物質に高濃度でさらされたのが原因として、これまでに32人が労災と認定されている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG7D5K1YG7DULBJ00C.html
2014年7月12日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
津労基署は11日、四日市市生桑町の電気設備工事会社「M社」と同社の現場責任者の男(37)を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、現場責任者は3月27日、津市雲出鋼管町の工場でクレーン(高さ9m、幅9m、奥行き12m)を点検中、運転者と点検作業員の間で安全を確認して合図を送らせることを怠り、クレーンを運転させた疑いがある。
点検作業員の男性(26)が、可動部に頭を挟まれるなどして死亡した。
(2014年8月4日 修正1 ;追記)
2014年7月12日付の伊勢新聞紙面に、やや詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
書類送検容疑は、クレーンを点検していた男性会社員とクレーンの男性運転手との安全確認について、方法を定めずに作業をさせた疑い。容疑を認めている。
津労基署によると、同法は点検中のクレーン運転を禁止しているが、運転手と作業者で合図の方法を取り決めている場合は、運転を認めている。
しかし、現場責任者は、両方が合図を取り合っていたかを十分に確認していなかった。
運転席からも作業員のいた場所は死角だったという。
2014年7月11日23時50分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東急東横線の元住吉駅(川崎市)で2月、乗客19人が負傷した列車の追突事故で、東急電鉄は11日、レールに塗られた潤滑油が一因で、非常ブレーキが利かなかった可能性があると発表した。
事故当時は記録的な大雪で、油がレール脇に積もった雪に混ざり、車輪に押し当てられるブレーキパッドに付着したという。
同社は、車輪との摩擦が強くなる急カーブなどで、車輪がレールに乗り上げて脱線するのを防ぐため、一部の列車につけた自動装置で、レール上部の内側の角に潤滑油を塗っている。
しかし事故当時は大雪のため、レールの油が雪に混じり、その雪が車輪に巻き込まれていったとみられる。
さらにブレーキパッドに付着していたゴミも、ブレーキの能力を低下させた一因と判断した。
追突した列車のブレーキパッド付近に、油分を含んだゴミなどが確認されたという。
同社はすでに、大雪時の制限速度を40~60km以下に下げた。
今後、降雪期には、最低でも10日に1度行う定期検査で、ブレーキパッドに付いたゴミを取り除く。
事故原因は国土交通省の運輸安全委員会が調査しており、同社はその結果を踏まえ、追加の対策をとる。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG7C63HKG7CUTIL03K.html
(ブログ者コメント)
雪国の鉄道では、こういったトラブルは過去に起きていなかったのだろうか?
起きていたとしたら、その情報は他社に伝わっていなかったのだろうか?
(2017年2月7日 修正1 ;追記)
2017年2月6日18時39分に朝日新聞から、管理上の責任を問われ運行責任者と運転士が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月6日17時37分にNHK横浜から、2月6日20時8分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
川崎市の東急東横線元住吉駅で、2014年2月15日の大雪の際、停車中の列車に後続列車が追突して乗客65人が重軽傷を負った事故で、神奈川警は、6日、現場の運行責任者だった当時の電車区長(60)と後続列車の運転士(36)を、業務上過失傷害と業務上過失往来危険の疑いで書類送検した。
捜査1課によると、元住吉電車区の電車区長だった男性は、大雪の影響で過去に多数のオーバーランが起きたことを知っていたのに、徐行など運行を規制する対策を取らなかった疑いがある。
運転士の男性は、雪でブレーキの利きが弱まっていることに気づきながら、速度を落とさず運転した疑いがある。
事故現場は、当時、約20cmの積雪があり、2人は「通常の速度では止まれないかもしれないという認識はあった」と話しているという。
このうち運転士は、「この日、別の駅でオーバーランしたが、元住吉駅では停止できると考えていたが、追突してしまった」と説明しているという
国の運輸安全委員会は、15年5月、再現実験などから、ブレーキの力を車輪に伝えるブレーキパッドに付いた油やちりが雪と混ざり、ブレーキの利きが弱まったと結論づけた。
今回、運転士らが書類送検されたことについて、東急電鉄は「安全を使命とする公共交通機関として重く受け止めている。全社一丸となり、お客様の安全が最優先の行動を取れるよう対応力を高めていく」というコメントを出した。
出典
『東横線追突、運転士ら書類送検 速度落とさなかった疑い』
http://www.asahi.com/articles/ASK264TW0K26ULOB00S.html
『雪の東横線事故 2人書類送検』」
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1053651681.html?t=1486415706987
『東横線元住吉駅脱線、運行指示責任者ら書類送検』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170206-OYT1T50101.html?from=ycont_top_txt
(2017年10月6日 修正2 ;追記)
2017年10月5日17時43分にNHK神奈川から、不起訴になったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、雪を考慮してただちに徐行運転などの対策をとらなかったことが事故の原因だったとして、当時37歳の電車の運転士と運行を指示した61歳の責任者を、業務上過失傷害などの疑いで書類送検していたが、2人について横浜地方検察庁川崎支部は、5日、不起訴にした。
処分の詳しい内容や理由は明らかにしていない。
出典
『大雪の東横線事故運転士ら不起訴』
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20171005/1050000256.html
2014年7月11日14時13分にNHKさいたまから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月11日13時34分と7月12日20時37分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、埼玉県深谷市で開かれた車の試乗会で自動ブレーキ機能がついた乗用車がフェンスに衝突し2人がけがをした事故で、警察は、販売会社の担当者らが、運転していた客にブレーキの仕組みを十分に説明しなかったことなどが事故の原因だったとして、11日、客も含めて合わせて4人を書類送検した。
去年11月、深谷市の駐車場で開かれた自動車販売会社の試乗会で、自動ブレーキ機能がついた乗用車が約7.2m先に障害物として用意されたウレタン製マットの前で止まらず、約6.6m先の金網フェンスに衝突し、運転していた客と助手席に乗っていた販売会社の従業員がけがをした。
この自動ブレーキは、時速4~30kmの低速で走行する際に作動するよう、メーカー側で設定されていたが、警察が調べたところ、事故当時は30kmを数km上回っていたという。
マツダが作成した試乗マニュアルには、時速10kmまで加速した後はアクセルを踏まないよう注意していたが、社員は時速30km以下で運転するようにとしか、客に説明していなかった。
アクセルを強く踏み込むと作動しないことがあるという。
さらに関係者から話を聞いた結果、販売会社がブレーキの仕組みを十分に説明していなかったほか、客の方も理解が不十分なまま運転していたことが分かったという。
このため警察は、11日、販売会社の37歳の営業部長ら3人を、客に首を捻挫する軽傷を負わせた業務上過失傷害の疑いで、また、運転していた客を、同乗の販売会社従業員に腕の骨を折るけがを負わせた自動車運転過失傷害の疑いで、それぞれ、書類送検した。
運転していた客は、調べに対して「アクセルをいっぱいに踏み込んでしまった」と話しているということで、警察は、車が止まらず動揺し事故に至った可能性があるとみている。
自動ブレーキ機能を体験する試乗会での事故で販売会社の担当者らが書類送検されたことについて、マツダは「今回の事故でお客様や関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけし、あらためて心よりおわび申し上げます」とコメントしている。
そのうえで、当面は販売会社への指導や教育を徹底するとし、現時点で自動ブレーキ機能の体験試乗会の再開は考えていないという。
機械システムと人間が関わる事故の再発防止について研究している「危険学プロジェクト」の手塚則雄研究統括は、「運転支援システムを備えた車では、誤った操作をしても機械が何とかしてくれるとドライバーが過信してしまいがちだが、機械の能力には限界がある。『運転支援』の性能について、使う側がしっかりと理解した上で利用することが必要だ」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106739921.html?t=1405119671997
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140711-OYT1T50069.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140711-OYT1T50165.html
2014年7月11日1時24分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後3時15分ごろ、大阪府摂津市鳥飼中2の自動車修理工場「H社」から「作業員がトラックの下敷きになっている」と119番通報があった。
社員の男性(43)がタイヤの下敷きになっており、病院に運ばれたが、約6時間後に死亡した。
トラック脇で作業していたとみられるアルバイト男性(20)も運転席のドアと車体に挟まれ、意識不明の重体。
警察によると、社員の男性が2トントラックの車体の下に入り、オイル交換していたとみられ、作業中にトラックが動き出したらしい。
警察は、業務上過失致死傷容疑で捜査している。
事故発生時、同社には他に3人いたが、目撃者はいなかったという。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140711k0000m040154000c.html
7月11日9時55分にmsn産経ニュースwestからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
整備中の保冷車(重さ約5.7トン)が前に動き、車の下でオイル交換をしていた従業員の男性(43)がタイヤの下敷きになった。
一緒に作業していた男性(20)も車に挟まれ、意識不明の重体という。
警察によると、保冷車のエンジンは切られ、サイドブレーキもかかっていた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140711/waf14071109550014-n1.htm
7月11日付で朝日新聞大阪版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
オイル交換のため車体の下で作業中の男性がタイヤで胸を踏まれ、運転席側にいた男性が車体と柱に挟まれたとみられる。
(2014年8月4日 修正1 ;追記)
2014年7月12日付の大阪日日新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
作業時、トラックは固定されていなかった。
男性は、トラック前部から車体の下に入り、エンジンオイルの交換をしていた。
2014年7月11日2時2分にmsn産経ニュース大阪から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前7時半ごろ、大阪市旭区中宮の市道で、アスファルトの路面が崩れ、地下から水が噴き出しているのを通行人が発見。
連絡を受けた市水道局の職員が地下約1mに敷設された上水道管の元栓を閉めて水を止めた。
一時は10数mの高さまで土砂混じりの水が噴き上がったという。けが人はなかった。
同局によると、現場の水道管は新設されたばかりで、8日深夜から試験的に水を流していた。
空気を抜くための穴(直径7.5cm)に本来取り付ける弁がなかったため、ここから水が噴出したとみられる。
水漏れの影響で、路面は縦約2m、横約4m、深さ約1mにわたって陥没。復旧作業のため、約7時間にわたり市道の通行が規制された
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140711/osk14071102020003-n1.htm
2014年7月9日16時56分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は、航空機の運航などで安全に影響を及ぼす可能性のある軽微なトラブルについて、乗員や整備士らから自発的な報告を促す制度を新設し、10日から運用を始める。
事故の予兆となる「ヒヤリ・ハット」の事象については、国内航空各社では社内で独自収集しているが、格安航空会社(LCC)の増加で安全対策に差も生じていることから、国交省は事故を防ぐためにはこうした事象を広く収集、航空関係者全体で共有する必要があると判断した。
航空法では、事故のほか、事故につながる恐れのある「重大インシデント」や、機体の損傷、空中衝突を避けて回避行動を取るなど、事故につながりかねない事象については、航空会社や機長に国への報告を義務づけている。
国交省によると、年間約1000件程度の報告が寄せられているという。
新制度は「自発報告制度(VOICES)」で、報告義務がない軽微な事象が対象。
エンジンの整備中に重要部品を付け忘れそうになったり、管制官との交信で周波数を間違えていたりしたなど、航空法上は国への報告義務がない軽微なミスやトラブルを想定している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140709-OYT1T50106.html
7月10日20時21分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
飛行機の軽微なトラブルも、パイロットや管制官に自主的に通報してもらう制度を、国土交通省が10日から始めた。
通報義務の対象外で事故につながったかもしれない「ヒヤリ・ハット経験」を、電子メールや電話、専用ホームページで募る。
広く集めて分析し、改善策を提言して航空業界で共有してもらう狙いだ。
航空法は、オーバーランや異常接近など重大トラブルは国交省への通報を義務づけている。
今回は、整備士や客室乗務員、空港事務所職員らからも受け付け、
○陸上で滑走路に向かう道順を間違えた
○無線の交信で指示が正確に伝わらなかった
○乗客の荷物が通路にはみ出し危険だった
などの内容を想定している。
飛行機の安全性を研究する公益財団法人「航空輸送技術研究センター」を窓口に、有識者や業界団体でつくる委員会で分析。半年に1回程度、改善策をとりまとめる。
仮名通報もでき、国や業界に改善策を提言する際は通報者を伏せる。
日本航空は「航空業界で横断的にトラブルを共有できる」、全日本空輸も「管制や空港を運営する側と情報を共有でき、安全性が上がる」と歓迎している。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG7B55LXG7BUTIL03J.html
2014年7月9日20時46分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田市のごみ焼却施設で、ごみ捨て場に作業員が転落したという想定で、救助の手順を確認する訓練が行われた。
このごみ焼却施設・「秋田市総合環境センター」では、おととし7月にバーナーの不完全燃焼による一酸化炭素中毒で作業員あわせて9人が病院に運ばれる事故があったのをうけて、去年から、施設内での事故を想定した訓練をしている。
9日の訓練は、ごみ収集車が荷台から直接ごみを落とす深さおよそ10mのごみ捨て場に作業員が転落したという想定で行われた。
転落を見つけた作業員が非常ボタンを押して緊急事態を知らせると、ほかの作業員も現場に駆けつけた。
そして、転落した作業員が有害なガスに巻き込まれている可能性があるとして、酸素を送り込むための大きなホースを下ろしたり、周辺の酸素の濃度を測ったりして、安全に救助するための手順を確認していた。
また事務所では、現場からの情報を職員が市や消防に伝える手順を確認していた。
秋田市総合環境センターの相場所長は、「事故から時間が経つにつれて、当時の状況を知らない作業員が増えている。当時の反省を忘れないよう、これからもしっかりと訓練していきたい」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/akita/6015800401.html?t=1404939145769
(ブログ者コメント)
2年前のCO中毒事故は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2040/
去年の訓練は下記参照。想定は硫化水素中毒。
「今後も想定を変えながら訓練を続けていく」と報じられている。
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130711ddlk05040034000c.html
2014年7月10日12時2分に仙台放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月11日付で毎日新聞宮城版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後、松島町で護岸工事を行っていた40歳の男性がトラックの荷台で作業中に、後にあるハッチゲートと路面を切断するためのロードカッターの間に挟まれ、死亡した。
事故があったのは、松島町手樽にある、震災で被災した堤防などの護岸工事現場。
9日午後6時20分ごろ、会社員の男性(40)がトラックの荷台で作業中に、後ろにあるハッチゲートと、ロードカッターと呼ばれる、路面などを切断する機械の間に挟まれた。
この事故で、男性は病院に搬送されたが、およそ1時間20分後に死亡した。
死因は胸部圧迫による窒息死。
警察は、男性が作業中に誤ってロードカッターを操作して動いたため挟まれたのではないかとみて、調べを進めている。
男性は同4時すぎごろに作業を終え、1人で荷台の点検をしていたとみられる。
トラックが現場に残っているのに気づき確認に来た別の作業員が、男性を発見した。
出典URL
http://ox-tv.jp/supernews/p/archive.aspx
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20140711ddlk04040250000c.html
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。