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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014115日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記3件。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3581/

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3582/

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3583/

 

 

 

(2014年1月21日 修正1 ;追記)

 

2014117140分に毎日新聞から、原因調査のため現場で試料を採取中に炎が上がったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後3時15分ごろ、県警や消防などが爆発した熱交換器周辺にあった部品から化学物質などの採取作業中に突然、部品から炎が出た。
火は約1mの高さに上がったが自然に消え、けが人はなかった。

県警や同社によると、現場では当時、県警や市消防本部、労基署の約20人が立ち会い、耐火服にヘルメット、ゴーグル姿の同社員数人が爆発原因を調べるため、試料の取り出し作業をしていた。
発火後には煙がしばらく出て、この試料は燃え尽きたという。

事故翌日の現場検証以来、初めての熱交換器近くでの作業だったが、安全確保のため、この日の作業は打ち切った。

同社幹部は、機器に残っていた危険物質のクロロシラン系化合物が何らかの原因で燃え上がった可能性を指摘し、「発火するかもしれないと準備して作業を進めていた」と話している。
消防本部職員も「(発火は)想定の範囲内」と話した。
17日以降も、安全を確認しながら作業を進める方針。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20140117k0000m040185000c.html

 

 

20141161918分に朝日新聞からは、現場写真付きの若干異なる記述の記事が、下記趣旨でネット配信されていた。

 

爆発事故が起きた熱交換器付近で、また爆発があった。

 

原因を調べるため、三重県警捜査員の立ち会いのもと,同社社員が検証の準備中だった。

突然、小さな爆発が起き、高さ約1mの炎が上がり、周囲に一時煙が充満した。

けが人はなかった。

 

この日は、9日に爆発事故が起きた熱交換器の周辺機器から、残っている化学物質を採取していた。

作業は耐火服やヘルメットを装着した社員数人が担当。県警捜査員や四日市市消防本部、労働基準監督署の職員ら計約20人が取り囲むようにして進められていた。

 

爆発は、熱交換器につながるバルブから不純物を採取中に起きた。
突然、バルブ付近から「ポン」という鈍い爆発音が響き、高さ約1mの赤い炎が立ち上った。
直後に茶色の煙が舞い上がり、煙はすぐに白色に変わり、4、5秒間、辺りに立ちこめた。
作業していた社員らは爆風から逃れた後、バルブに透明なシートのようなものを巻き付けて再爆発を防いだ。

 

同社幹部によると、採取した不純物の中にあった可燃性の化合物が、何らかの原因で爆発した可能性があるという。
この幹部は「万が一のため、発火も想定して準備をしていたが……」と疲れた表情で話した。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASG1J5G0SG1JOIPE015.html

 

 

 

(2014年2月14日 修正2 ;追記)

 

201428日付で朝日新聞(聞蔵)から、過去の発火事例が活かされていなかったという解説記事が、下記趣旨でネット配信されていた。

 

三菱マテリアル四日市工場で5人が死亡した爆発事故から、9日で1ケ月。

過去にも同様の作業で発火を繰り返していたが、同社は作業は「発火が前提」とし、カギとなる物質の研究を怠るなど原因を解明せず、安全対策が不十分なままだった。

 

工場では2011年3月にも熱交換器の洗浄作業中に発火。蓋を開けて中の化合物をかき出していた作業員がやけどをしたが、同社はこの事故を原因未解明のまま処理した。

これ以前にも、けがを伴わない発火は何度かあったという。

 

同社幹部は、今回の事故で発火した化合物をシリコシュウ酸とみる。

危険物を扱うハンドブックに未記載の特殊物質で、特性は完全に分かっていない。

同社と同じ多結晶シリコンを造る国内最大手のトクヤマも、「うちでは発生せず、そもそもシリコシュウ酸という物質は知らない」と話す。

 

化学物質を扱う際の国の指針は、大事故に至らなかった「ヒヤリハット事案」が起きれば、原因究明と対策を義務づけている。

過去の事故も含め、特性が未解明のシリコシュウ酸が原因の可能性があるなら、より慎重な扱いが必要になる。

 

だが三菱マテリアルは本格的な原因究明を怠る一方、事故を起こした作業について「発火する前提で耐火服や手袋を着けるようにしていた」と説明。

今も「原因はわからない。今回のような爆発は想定していなかった」とする。

 

横浜国立大学の大谷英雄教授(安全工学)は、「何回か発火したことのあるような工程を見直さないのはおかしい。他の化学メーカーに比べ、慎重さに欠ける」と指摘している。

 

 

警察は、業務上過失致死の疑いで捜査を進めている。

過去の発火にも着目し、安全対策が十分だったか調べるとみられるが、原因物質特定や爆発のメカニズム解明に時間がかかりそうだ。

捜査幹部によると、爆発した熱交換器で化学反応が続いている危険性があり、化学物質などの採取ができない状態だという。

 

 

三菱マテリアルは5日、事故現場にいた協力会社の作業員が新たに痛みを訴え通院を始めたため、けが人は1人増えたと発表した。

この事故での死亡は5人、重軽傷は13人になった。

 

 

また、20142121647分に共同通信から、熱交換器の洗浄手順書に爆発への注意喚起がなかったなどの記事が、下記趣旨でネット配信されていた。

 

捜査本部は12日、現場にいた作業員を含む工場関係者計約30人を事情聴取した結果、いずれも「ここまでの爆発は想定しなかった」と話していることを明らかにした。
熱交換器の洗浄に関して作成された手順書に、爆発への注意喚起がなかったことも判明。

捜査本部は、同社の危険想定に不備があったとみている。


捜査本部によると、爆発原因となったとみられる熱交換器内部に付着した化学物質は専門機関が鑑定している。
熱交換器も解体して調べる方針だ

 

出典URL

http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014021201001815.html

 

 

 

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2014115140分にテレビ朝日から、同日1335分に共同通信から、同日1338分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前10時50分ごろ、港区西麻布の24階建てのタワーマンションの地下駐車場建設現場で「鉄板が地下に墜落した」と通報があった。

 

警察官が駆けつけたところ、地下12mで作業していた作業員の男性2人(60歳と28歳)が、機械式の駐車場で車を載せる「パレット」と呼ばれる鉄製の台座の下敷きになっているのが見つかった。

 

パレットは、取り付け作業中に6mの高さから落下したとみられ、縦6m、横2.2m、重さは800kgだった。

消防によると、パレットはクレーンなどで吊られていたとみられる。

2人は搬送された病院で死亡し、警察が業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。

 

出典URL

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000019615.html

http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014011501001434.html

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140115/dst14011513390006-n1.htm

 

 

 

 

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20141142115分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午後5時すぎ、いわき市小名浜にある銅の精錬を行う「小名浜製錬」で爆発が起きたと、近所の住民から消防に通報があった。
工場では37歳の男性社員が左足にやけどをして、病院で手当を受けている。
やけどの程度は軽いという。


警察や会社によると、爆発が起きたのは建屋の中に2つある銅を溶かす反射炉の内の1つで、高温に溶かした銅を精製する作業中だったという。
会社によると、溶けた銅の取り出し口から通常よりも勢いよく銅が飛び出して、冷却用の水と反応して水蒸気爆発が起きたとみられている。
また、男性は炉から漏れた銅をとめようとした際にやけどをしたという。


反射炉がある建屋内が高温で危険なため、警察と消防では、温度が下がるのを待って、早ければあす、建屋内に入って現場の詳しい状況を調べることにしている。


小名浜製錬のすぐ近くに住む主婦(63)は、「突然、ドンという大きな音がして家が揺れるような感じがした。窓を開けて工場の方を見ると海側の工場の建物から黒い煙があがっているのが見えた」と話していた。


会社のホームページの情報では、小名浜製錬は本社は東京で、いわき市小名浜に工場があり、工場の敷地面積は44万m2あまりで、電線や電子機器の材料に使われる銅製品を製造しているという。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054477941.html?t=1389736140542

 

 

 

 

(2014年1月23日 修正1 ;追記)

 

2014116日付の福島民報紙面に、事故時の状況に関する、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

当時、作業していたのは男性2人で、炉内で熔かされた銅鉱石から銅を抽出する作業中だった。

銅の熔体が流れ出る抜け口が広がって高温の銅が漏れ出し、近くに設置してあった冷却装置の冷却水と反応して事故が起きたという。

 

 

 

 

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2014115916分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日正午すぎ、加賀市別所町の倉庫で、飲食業の男性(73)が、荷物を上げ下げするリフトを解体するため、かごの下で作業をしていたところ、突然落下してきたかごとリフトを支える金属製の枠組みの間に体を挟まれた。
男性は腹のあたりを強く挟まれ、通報を受けて駆けつけた消防におよそ5時間後に救出されたが、まもなく死亡が確認された。


警察によると、倉庫は加賀市のNPOが所有しているが、長期間使われていなかったという。
男性はNPO法人の関係者と知り合いで、リフトを解体して鉄の部品を換金するためNPO法人に解体したいと申し出て、知人と3人で作業を行っていたという。


リフトには電気が通っていない状態だったということで、警察はかごが落下した原因を調べている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024483091.html?t=1389820719979

 

 

1151635分に石川テレビからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、このエレベーターは荷物の運搬に使うもので、現在は使われておらず、電気も通っていないという。

 

現場となった倉庫は、自立支援施設などを運営する加賀市のNPO法人が3年前から所有していて、3階建てのうち、1階部分のみを荷物置き場として使っているという。

 

出典URL

http://www.ishikawa-tv.com/news/main.php?id=22223

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

クレーンであれ、リフトであれ、エレベーターであれ、吊られている物の下に入ることは本質的に危険な行為だ。

今回の事例に関していえば、たとえば、かごを最初に撤去するとか、かごが落ちないように物理的に固定するなどの対策はとれなかったものだろうか?

 

 

 

 

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20141142120分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日正午ごろ、函館市の鉄工所で、トレーラーからドラム缶を運び出していたトラック運転手の男性(57)が、ドラム缶とともに荷台から転落して下敷きになり、頭を強く打って死亡した。

男性は14日正午ごろ、函館市昭和1丁目にある鉄工所で、トレーラーに載せたコンテナからドラム缶を運び出す作業をしていたところ、誤って荷台から転落してドラム缶の下敷きになった。
男性は市内の病院に運ばれたが、頭を強く打っていて、まもなく死亡した。


警察によると、地面から荷台までの高さは1m35cmで、ドラム缶には砂や砂利を固める硬化剤が入っていて、重さが210kgほどあったという。


警察で、事故の原因を詳しく調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140114/4476731.html

 

 

 

 

(2014年1月23日 修正1 ;追記)

 

2014115日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨のやや詳しい記事が掲載されていた。

 

トレーラーの荷台上でドラム缶をフォークリフトに移していたところ、約1.4m下の地面に転落。

直後にドラム缶が男性の頭部付近に落下したという。

 

 

 

 

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2014115日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前8時半ごろ、対馬市上県町のE製材所で、作業員の女性(59)が製材機と台車に胸を挟まれ、病院に運ばれたが、約7時間後に死亡した。

 

女性は、他の4人と製材機の清掃作業中だったという。

 

 

 

 

(2014年1月23日 修正1 ;追記)

 

2014115日付の長崎新聞紙面に、下記趣旨のやや詳しい記事が掲載されていた。

 

製材機と木を載せる台車の間に挟まれた。

女性は製材機の清掃作業中で、何らかの理由で台車が動き出したとみられる。

当初は意識があり、製材所関係者が病院に運んだ。

 

 

 

 

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20131132042分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。


13日午後、大槌町の三陸沿岸道路のトンネル工事現場で、伐採した木を重機で運び出す作業をしていた会社員の男性(55)が、重機の下敷きになって死亡した。


警察によると、男性は13日午後2時50分ごろ、大槌町大槌の三陸沿岸道路のトンネル工事現場で、伐採された木をショベルカーで運び出す作業を行っていたが、何らかの原因でショベルカーが左側に傾き、男性が降りたところにショベルカーが倒れ、下敷きになったという。
男性は全身を強く打って、救急隊が駆けつけた時には心肺停止状態だったということで、警察では詳しい事故原因を調べることにしている。


事故があったのは、国交省から前田建設工業が受注して去年3月に着工したトンネル工事の現場で、管轄する南三陸国道事務所によると、事故原因がわかり安全対策を取るまで、一時中断するという。


出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044454071.html?t=1389649011550

 

 

 

 

(2014年8月5日 修正1 ;追記)

 

2014841217分にNHK盛岡から、誘導員未配置の疑いで現場責任者などが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

復興工事として進められている大槌町のトンネル工事現場で、ことし1月、男性作業員が重機の下敷きになって死亡した事故について、労基署は、必要な安全対策をしていなかったとして、工事を請け負っていた会社などを労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、仙台市に本社がある「K建設」と当時の現場責任者(62)。


この事故は、ことし1月13日、国が復興道路として建設を進めている三陸沿岸道路の大槌町のトンネル工事現場で、当時55歳の男性作業員が重機の下敷きになって死亡したもの。
釜石労基署によると、この作業員は、山の斜面で重機を使って伐採された木を運び出す作業を行っていたが、この重機が傾いたために降りたところ、そのまま下敷きになったという。


労基署は、この現場では重機が転落する危険性があったにもかかわらず、誘導員を配置していなかったとして4日、工事を請け負っていた会社などを労安法違反の疑いで書類送検した。


これについてK建設は、「担当者がいないので、コメントできない」と話している。


県内では復興工事の本格化で労災事故が相次ぎ、ことし6月までの半年間で去年の同じ時期の3倍にあたる15人が死亡していることから、岩手労働局は安全管理の徹底を呼びかけている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043504181.html?t=1407187022552

 

 

 

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2014111日付で毎日新聞新潟版と朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は9日、長岡市寺泊の酒類製造会社「S社」が運営する同所の工場「Nブルワリー」で、発泡酒の瓶に誤って過酢酸を主成分とする除菌剤を瓶詰めし、これを飲んだ男性が吐き気や嘔吐など食中毒の症状を訴えたと発表した。
男性は軽症で、既に回復したという。
県は10日から3日間、同ブルワリーを営業停止処分にした。

県によると、3日午後1時ごろ、南魚沼保健所管内(南魚沼市、湯沢町)の飲食店で、客の東京都内の50歳代の男性が発泡酒「Sピルス」(330mℓ瓶)を少し飲んだところ、異臭や酸味に気付き、症状を訴えた。
飲食店から連絡を受けた会社側が長岡保健所に通報した。

製品は昨年11月12日に瓶詰めされたもので、瓶に発泡酒を流し込む充填機を洗浄する際、ラベルのない空瓶を使うべきところを、誤って製品用の瓶を使い、除菌剤が充填された瓶をそのまま出荷してしまったらしい。
男性の飲んだ製品は、中身はほぼ除菌剤だったという。

同じ日に瓶詰めされた発泡酒のうち、計298本が県内に出荷された。
充填機の注ぎ口が2つあるため、除菌剤入りの製品がもう1本、流通している可能性があるという。
同社は4日から自主回収を始め、問題の1本を除く232本を回収、または消費されたことを確認しているが、他に被害の報告はないという。

県は「該当商品を持っている場合は、決して飲まずに最寄りの保健所などに届け出てほしい」と呼びかけている。

出典URL

http://mainichi.jp/area/niigata/news/20140111ddlk15040026000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

どのような経緯で、洗浄後の液体が入った瓶が出荷されてしまったのだろうか?

 

一般的な充填システムであれば、空瓶がコンベヤーに乗って充填機まで運ばれ、そこで製品の液体が充填され、その後、キャップが取り付けられるという一連の工程を、全て自動で行っている。

 

もし、そのようなシステムだったとすれば、一つの可能性として、洗浄後の液体が入った瓶を空瓶と一緒に置いていた、ということが考えられる。

しかし、いくらなんでも、そんなことはしないだろう。

 

一方、充填機の下で洗浄液を受けた後、その瓶を撤去せずに充填ラインを動かした、ということなら、ある得る話しだ。

そういった事態をも想定して、ラベルのない空瓶を使うようにしていたのかもしれないが、もしそうだったとしたら、その対策だけでは誤出荷を防止できなかった。

 

専用の受け容器を使用するといった対策は、とるのが難しかったのだろうか?

 

 

 

 

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20141101921分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

製鉄所の溶鉱炉を設計・施工する築炉業「Y社」(福岡県大牟田市)が安全配慮義務を怠ったために大量の粉じんを吸い、じん肺になったとして、元社員2人が10日、同社に計6600万円の損害賠償を求め、福岡地裁に提訴した。

築炉じん肺訴訟弁護団によると、築炉業者を相手取った訴訟は全国初。

訴状によると、原告は福岡県みやま市と和歌山市在住のいずれも76歳の男性。それぞれ2003年と09年、じん肺認定を受けた。

2人は約30〜40年間、築炉作業員として和歌山県や千葉県の製鉄所などで勤務。
れんがを積み上げて炉を築く過程でれんがを切断したり、削ったりして大量の粉じんにまみれる作業に従事した。

同社は粉じんの排気や飛散防止措置を講じることや、作業員へのマスクの支給と着用徹底などの安全配慮義務に違反した、と主張している。

会見した弁護団の伊黒団長によると、鉱山や炭鉱でじん肺になった作業員の救済は進んできたが、築炉作業員の提訴例はなかった。
伊黒団長は「全国にはたくさんの患者や遺族がおり、今回の提訴が立ち上がるきっかけになればいい」と語った。

Y社は「訴状が届いていないので、コメントできない」としている。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20140111k0000m040016000c.html

 

 

 

 

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2014110日付で山口朝日放送から、1101946分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

山陽小野田市の化学工場で薬剤が爆発し、研究員2人が軽いケガをした。
爆発事故がおきたのは、山陽小野田市郡の化学メーカー日本化薬厚狭工場内にある、爆薬などの製造会社「カヤク・ジャパン」の研究室。

カヤク・ジャパンなどによると、1月10日の午前10時ごろ、コンクリートや岩石を砕く薬剤の開発実験として、酸化銅とアルミニウムを混ぜ合わせていたところ、突然爆発したという。

この事故で、女性研究員(45)が両耳の鼓膜を損傷し、男性研究員(28)が肩から頭にかけてやけどを負った、いずれも軽傷。
カヤク・ジャパンの中村工場長は「もう一度、安全作業の見直しをして、安全確保をやっていきたいと思う」と話している。
この会社では、この薬剤の開発実験をしばらくの間中止し、事故の原因究明に務めるとしている。

この工場では、主にダイナマイトなど産業用の火薬を製造していて、平成14年にも火薬の製造中に作業所が爆発し従業員2人がけがをする事故が起きている。

また、1月9日に三重県四日市市での工場爆発をうけ、周南市消防本部は市内すべてのコンビナート企業に対し、安全管理を徹底するよう文書で注意喚起を行うことにしている。

出典URL

http://yab.co.jp/news/

http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064401161.html?t=1389395578756

 

 

 

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本件、一つの記事に要約するのは困難。主だった報道内容の趣旨を紹介する。

 

 

1101313分 朝日新聞)

1102250分 読売新聞)

 

10日午前9時10分ごろ、神奈川県横須賀市久里浜2丁目の下水道工事現場で異臭が発生したと、警察に通報があった。
男性作業員4人が倒れ、病院に搬送された。うち2人が意識不明の重体。
硫化水素が発生したといい、警察が状況を調べている。

警察などによると、作業員数人が下水管のマンホール内で工事を始めたところ、異臭が発生。4人が次々に倒れた。
意識不明の2人はいずれも60代の男性で、先にマンホール内に入っていたという。

消防は、現場で硫化水素ガスを確認した。
4人はガスマスクを所持しておらず、警察が、安全管理態勢などを調べている。

工事を発注した横須賀市上下水道局によると、この日は、民間業者の作業員が下水管の老朽化した空気抜きバルブの交換作業を始めていた。
下水には硫黄が含まれ、管が曲がるなど空気が少ない場所で硫化水素が発生しやすい。
毒性が強いことから、国は安全のため、作業中のガス濃度測定や換気を呼びかけている。

現場は京急久里浜駅から約200mで、片側2車線の道路の中央付近。周囲には住宅や病院が立ち並ぶ。
現場前の鮮魚店主(68)は「店でかなり強い硫黄の臭いがしてきた。10分ほど臭いが続き、そのうちにパトカーが来た」。
近くの理容店主(62)は「硫黄くさいと思っていたら救急車の音が聞こえた。作業服姿の男性が道に倒れていて、全く動かない人もいた」と話した。
 

http://www.asahi.com/articles/ASG1B3CSTG1BULOB003.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140110-OYT1T01256.htm

 

 

1101327分 読売新聞)

110113分 msn産経ニュース)

 

警察によると、横須賀市からバルブ交換の委託を受けた作業員の男性3人がマンホール内に入った後、現場監督の40代の男性も異変に気付いて中に入ったという。


作業前の検査では硫化水素が検出されなかったというが、消防による事故後の検査では、マンホール内で濃度70ppmの硫化水素が検出された。


日本下水道事業団によると、下水道内に酸素がない状態になると、下水に含まれた微生物の働きで硫化水素が発生することがある。
厚生労働省によると、硫化水素は350ppmで生命の危険がある。

 

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140110-OYT1T00347.htm

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140110/dst14011011040002-n1.htm

 

 

111日付 神奈川新聞)

 

地表から深さ1.7mの位置にある圧送管のバルブを交換するため、老朽化したバルブを外したところ、管内から硫化水素が出た。


市によると、始業前の測定では異常値でなかったため作業を始めたが、バルブを外した時点で計測していたかどうかは確認できていない。
硫化水素は、下水や汚水にある硫黄分と微生物の活動によって発生したものだという。


通報を受け浦賀署員が急行したところ、2人がマンホール内におり、2人は地表に横たわっていた。一時は3人が心肺停止だった。


マンホール内には汚水がたまっており、市消防局が午前9時40分ごろに行った計測では硫化水素の濃度は70ppm。
法令上、10ppmを超えた際に作業をするときは、換気が義務付けられている。
路上は午前10時ごろの時点で7ppmだった。

 

重体の2人は孫請け企業の従業員らしい。軽傷の1人は下請け、もう1人は元請け企業の現場責任者。
 


http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1401100054/

 

 

111日付 毎日新聞神奈川版)

 

工事を発注した同市上下水道局は同日開いた記者会見で「現場における安全対策が不十分で作業員へのマニュアルが徹底されていなかった」と説明した。
なぜ事故は起きたのか。

同局によると、マンホールは縦約3m、幅約2m、深さ約2.3m。
汚水ポンプ設備の更新に伴う工事で、荏原実業神奈川支社が受注した。

軽症の作業員は聴取に対し、作業開始前のマンホール内の空気計測では硫化水素を検出せず、酸素濃度が安定していたため、内部に入ったと説明したという。
しかし圧送管(直径50cm)2本の汚水を抜く工程で、レバーがさび付いて動かなかった圧送管の空気バルブ1基を取り外したところ、しばらくして次々に作業員が倒れたとみられる。

同局は、圧送管内部に充満していた硫化水素が噴き出し、酸素欠乏状態となったとみている。
硫化水素は濃度が極端に高い場合、臭気を感じにくくなるという。

下水道など硫化水素が発生しやすい作業場では、労安法に基づく省令で、作業開始前に硫化水素と酸素の濃度測定を義務づけている。基準濃度にそぐわない場合は、換気や酸素呼吸器などの使用を定めている。

同局は「作業中にも継続して濃度を計測すべきだ」とした事故防止マニュアルを職員向けに作っていたが、事業者には配らず、現場の責任者に任せていたという。
同局の青木技術部長は「事業者に安全マニュアルを徹底したい」と話した。
 

http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20140111ddlk14040168000c.html

 

 

112日 121分 朝日新聞)

 

配管工の男性(66)が搬送先の病院で死亡した。

 

http://www.asahi.com/articles/ASG1C55GRG1CULOB00M.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○硫化水素の危険性は、十分に認識していた筈。

圧送管の空気バルブを取外す際、「硫化水素が出るかも」という危険予知が、なぜできなかったのだろう?
マンホールに入る前の検査で検出されなかったので、安心しきっていたのだろうか?

 

○現場の状況は刻一刻と変化する。

いつ何が起きるかわからないと緊張感を持続しつつ作業することが大切なことを、改めて認識させられた事例だ。

 

 

 

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201419214分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午後8時前、札幌市東区にある電気工事会社の作業所から、「機械のエンジンを動かしていたら男性3人が具合が悪くなった」と消防に通報があった。
消防などによると、3人は意識はあるというが、このうち1人が体のしびれを訴えているという。


会社によると、作業所では当時、溶接作業を行うために専用の機械を動かし、機械のエンジンからは排気ガスが出ていた。
しかし、外が寒いために半日ほど換気をせずに使い続けていたということで、消防が一酸化炭素の中毒の疑いがあるとみて、さらに詳しい状況を調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140109/4387031.html

 

 

 

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情報量が多すぎてプロバイダーの字数制限に抵触しましたので、記事の続きを第1報その3(2/2)として掲載します。

 

 

 

[爆発原因に関する情報(続)]

 

 

112126分 朝日新聞)

 

爆発は、熱交換器のふたを開けたところ、作業で生じた振動で内部に蓄積されていた化合物が発熱し、その熱で発生した水素と流入した酸素が反応して起きた可能性が高いことがわかった。
同社幹部が11日、明らかにした。
同社は、振動による爆発までは想定していなかった。

 

幹部によると、爆発で約10m吹き飛んだふたの内側などには、発熱しやすい化合物「シリコシュウ酸」が付着している。
熱交換器の状態を安定させるため加湿窒素ガスを注入すると生成されるもので、振動を受けると発熱する。
ふたを外す際の振動で発熱すれば、内部の温度が上昇し、蓄積されているほかの不純物から水素が発生する。
そこに空気が流入すれば、酸素と反応して水素爆発が起きる。


この熱交換器は、8年間洗浄していなかった。
ほかの熱交換器でシリコシュウ酸が発火するトラブルが起きており、今回もたまっていた可能性が高い。
爆発はふたを開けて3~4秒後に発生していることや被害の規模の大きさなどから、幹部は「数秒間で酸素が入り、水素爆発が起きる条件がそろった」と分析している。


幹部によると、工場内のマニュアルには、発熱に備えて耐火服や手袋の着用を促す記載はある。
しかし、爆発は想定外で、作業前にシリコシュウ酸の残留状況を調べる対策はしていなかったという。


一方、警察によると、熱交換器の内部では現在も化学反応が続いているという。
警察はしばらく放置し、安全が確認され次第、本格的な調査に乗り出す。

 

http://www.asahi.com/articles/ASG1C66TQG1COIPE013.html

 

 

1122134分 毎日新聞)

 

シリコシュウ酸は、乾燥状態では、こすれたり、何かがぶつかったりして起きる小さな衝撃でも発火する性質があるという。


火元について同社は、静電気や作業現場近くにあった自家発電機が火種となった可能性も否定しておらず、解明には時間がかかる見通し。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

報道から察するに、かなり爆発危険性の高い作業だったようだ。

詳細不明ではあるが、現状、ブログ者が感じていることは下記。

 

○チャンネルカバー程度の、そう大きくもない空間に充満していた水素が爆発しただけで、約250kgのカバーが10mも飛ぶとは・・・。

水素爆発の威力がこれほどまでに大きいとは、今回の事例を知るまで認識していなかった。

 

○カバー内部の空間は、詰り気味だったとはいえ、約300本のチューブならびに出口ノズルを通じて大気とツーツーになっていたが、爆風は、そういった狭い通路からは、ほとんど抜けなかった。

集じん機などの爆発放散口の面積は、そういったことも考慮して算出されている。

※以下は、ファイクジャパン㈱HPに掲載されている算出方法。

http://www.fikejapan.co.jp/ep/ev_sizing.html

 

○詰っている系の連続パージでは、パージ流体のショートパスでパージ不十分になることがよくある。その点、この工場ではどう考えていたのだろうか?

たとえば、ある程度連続パージした後、しばらくパージを止めて様子を見るなどの工夫は、していなかったのだろうか?

 

○空気との接触危険という点から考えると、一連の作業で最も危険なのはプロセスから熱交換器を取り外す最初のフランジ開放時であり、以降、取り外しが進むにつれ、徐々に危険性は薄れてくる・・・これまでの報道から類推すると、そんな感じではないだろうか?

それが今回は、一連の作業の最終段階、2つめのチャンネルカバーを取り外す際に爆発した。

ここまでくれば、もう爆発の心配はない・・・といった安心感はなかっただろうか?

ブログ者は、事故にはいくつかの共通するパターンがあると思っているが、今回の事故は、そのうちの一つ、「マサカと思うところで起きる」パターンにも分類できるような気がしている。

 

 

 

 

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[爆発原因に関する情報]

 

 

192333分 msn産経ニュースwest)

 

熱交換器に残留していた化合物「トリクロロシラン類」が原因との見方が出ている。

半導体部品のシリコンの製造過程で副産物として生成され、引火・爆発性が極めて高い物質として知られる。

 

専門家によると、同化合物の洗浄にあたっては、厳重なマニュアルに基づいて行うのが常識。
「何らかの作業手順が守られていなかったのではないか」と、安全管理を疑問視する声が上がる。


近畿大学理工学部の武隈真一教授(有機化学)によると、クロロシランは揮発性が非常に高い物質で、気化して酸素と混じり合うと一気に危険性が高まる。

三菱マテリアルは会見で、「事故は予期できた。そのための十分な対応を取っていた」と強調。酸素を含まない窒素を交換器内に送り込み、クロロシランを分解する従来通りの手順を踏んだとしつつも、「ポリマーの量が予想より多かったのかもしれない。われわれの認識と差があったと判断せざるを得ない」と釈明した。


過去には製造工程でクロロシランの爆発が起きた事例があるというが、そもそもこの化合物が存在する前提での洗浄作業で事故が発生するのは異例だ。

横浜国立大大学院の三宅淳巳教授(安全工学)は、「品質にかかわる製造中は事業者は細心の注意を払うが、メンテナンスでは早く終わらせようとして習熟度が低くなりがちだ」と、管理態勢の検証が必要だとした。


東京工業大の半那純一教授(半導体薄膜)も、「化合物が配管のくぼみにたまると気づかない可能性もある。通常は、それを前提にした作業マニュアルがあるはずだが」と疑問を呈した。

 

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140109/waf14010923360045-n1.htm

 

 

110056分 朝日新聞)

 

同社は、クロロシラン類のほか塩素やケイ素、水素の化合物などが内部に残っていて、空気と触れて水素が発生し、爆発した可能性があると説明。会見した猿渡工場長は、「エネルギー源は水素ではないかと思っている」と述べ、水素爆発の可能性を示唆した。


警察は、炎が一瞬上がったという目撃情報などから、急激に化学反応が起きて爆発したとみて、当時の作業の流れや熱交換器の内部の状況などを調べている。

 

 

1101532分 読売新聞)

 

クロロシラン類は、水と反応して分解すると安定化する一方、水素が発生するという。

 

この熱交換器では、洗浄作業の際に空気中の水と反応して水素が発生するのを防ぐため、昨年11月27日に取り外した後、屋外の洗い場で水を含ませた加湿窒素を今月8日まで注入して水素を安全に取り出す作業を行った。

 

9日も交換器の蓋を外す際、加湿窒素を注入していたが、これらの工程の安全策が不十分で、交換器内に水素が大量にたまっていたか、急激に発生して、何らかの原因で引火した可能性が高いという。

 

 

1102127分 msn産経ニュースwest)

 

工場幹部は10日、爆発した熱交換器内部に残っていた大量の化学物質が配管をふさぎ、水素がたまって何らかの理由で引火した可能性があると明らかにした。
爆発直後、現場周辺に化学物質が飛散し、複数箇所で発火しているのを作業員らが目撃。
警察は、化学物質の分解が不十分で、大量に残っていたことを裏付ける証言とみている。


化学物質は「トリクロロシラン類」。
工場関係者によると、爆発が起きた9日午後2時10分の直後、現場のアスファルト上に燃えやすいトリクロロシラン類とみられる物質が飛び散り、あちこちで小さな炎が上がった。監視カメラには、爆発時に生じる塩酸ガスとみられる霧のような白い煙も写っていた。

 

 

1102334分 毎日新聞)

同社が警察などの捜査に対し、熱交換器内のチューブ内に化合物が詰まった結果、洗浄用の加湿窒素ガスが十分に流れず、器内に可燃性の水素が残って爆発に至った可能性があると説明していることが分かった。 

事故は、熱交換器のふた部分を取り外す作業中に起きた。
熱交換器は、多結晶シリコンを作るケイ素などの化合物「トリクロロシラン」の未反応ガスを製造工程に戻す循環過程の設備。
器内に直径28.2mmのチューブ約300本があり、器内の洗浄中に発生する水素量をなくすため、1カ月以上、加湿窒素ガスを流していた。
しかし一部のチューブが詰まっていたため、窒素ガスが詰まった部分から先に流れていなかった可能性があるという。

 

 

 

 

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[事故時の状況に関する情報]

 

 

11105分 msn産経ニュースwest)

 

ふたは、24本のボルトを外した3秒後に激しく吹き飛んだ。

 

 

1111136分 読売新聞)

 

研修や見学で現場にいた社員も巻き込まれていたことが分かった。
通常の作業の倍の人数が爆発した熱交換器付近にいたため、被害が拡大した可能性がある。
警察は、社員らがどの位置で被害に遭ったのか、特定を急いでいる。


同工場は半導体や太陽電池の基板原料となる多結晶シリコンを製造しており、製造過程で発生する化合物が熱交換器内にたまるため、洗浄している。
同社の説明によると、洗浄は約30年前から行っており、通常は約10人程度で作業にあたっているが、爆発事故が起きた今月9日は、約20人が熱交換器近くにいたという。


このうち、死亡した同社社員のTさん(48)と負傷した3人は、2月に別のプラントで同様の作業をすることから、研修のために現場にいたという。
また、設備管理部門で現場監督の教育を受けていた社員1人、その上司ら2人も見学に来ていて負傷したという。

 

 

1121014分 NHK津)

 

警察によると、死亡した5人の遺体の状況を詳しく調べたところ、強烈な爆風による衝撃などを受けていて、全員が、ふたの正面側に立っていたと見られることが分かった。

 

会社側によると、ふたを開けた時には内部で発生した水素が爆発するなどの危険があるため、正面側には立たない決まりになっているという。


警察は、現場の安全管理が徹底されていなかった可能性もあると見て、週明けにも捜査本部を設置して調べる方針。

 

 

11472分 毎日新聞)

 

水素ガスが開けようとしていたふたの側にたまり、爆発した可能性が高いことが、捜査関係者などへの取材で分かった。
爆風はこの方向へ集中し、反対側にはほとんど被害がないという。

 

同工場によると、現場では午前中に熱交換器の片側のふたを外し、火花などが入らないように開口部をビニール製防炎シートで覆った。

午後、反対側のふたを外そうとした数秒後に爆発が起きた。


捜査関係者によると、ふたは約10m吹き飛んだが、防炎シートは、熱交換器のすぐ近くに落ちていたという。

また、死傷者は爆発のあった側だけに集中していた。

ふたには作業当時、直径約1cmのワイヤが取り付けられ、クレーン車のアームにつながっていたが、ワイヤは引きちぎられていた。

 

捜査関係者は、片側にたまった水素ガスが化合物を火種に爆発、一方向に爆風が噴出したのではないかとみている

 

 

 

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2014110152分に毎日新聞から事故の第1報が、下記趣旨でネット配信されていた。

 

9日午後2時5分ごろ、四日市市の石油化学製造「三菱マテリアル」四日市工場で爆発があった。
同社社員ら男性作業員5人が死亡。他に男性12人がけがをして、うち1人はやけどなどで重傷。
警察は、業務上過失致死傷容疑で捜査する。
同社は10日から、同工場を全面操業停止にする。

同社などによると、死亡したのは同社社員のTさん(48)、Fさん(34)、Oさん(36)と、協力会社「南部組」(四日市市)の社員のfさん(25)、nさん(42)の計5人。
消防によると、いずれも爆風で即死状態という。重傷は、三菱マテリアル社員のYさん(39)。

消防によると、爆発したのは、円筒形で金属製の熱交換器(直径0.9m、長さ6m、重さ4.3トン)。約300本のチューブが通り、中を通った原料を冷やしたり、温めたりする。
同工場は、水素ガスとトリクロロシランという化合物を混合させ、半導体の材料などにする多結晶シリコンを製造している。

交換器は、昨年11月にメンテナンスのため、プラントから取り外された。
この日、水素精製施設から30m離れた屋外にクレーンを使って運び出され、つった状態で朝から約20人で洗浄作業中だった。
午前中に一方のふた(約250kg)を取り外し、午後からもう一方を取り外すため、24本のボルトを抜き、ふたを外した数秒後に爆発したという。

ふたは約10m飛んだ。
会社関係者によると、水と窒素ガスをチューブ内に注ぎ込み、爆発を防ぐ処置をしながら作業をしていたという。
交換器は1〜2年ごとに、チューブ内に付着する不要な無機化合物を取り除く作業を行っているという。

消防によると、同工場では2012年2月にも装置の洗浄作業中に、排水にたまった内容物とアルカリ水が反応して爆発が起き、洗浄場の排水溝のふたが飛ぶ事故があった。けが人はなかったという。

現場は四日市コンビナート内の臨海部。最も近い民家までは約1km。

出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140110k0000m040076000c.html

 

 

 

以下、関連情報のポイントのみ、ジャンル分けして紹介する。

なお、プロバイダー字数制限の関係上、URLは主要記事のみ添付する。

 

 

 

[作業内容に関する情報]

 

110056分 朝日新聞)

 

熱交換器は、内部に可燃性の不純物「クロロシラン類」が付着するため、昨年11月27日にプラントから取り外し、屋外に移動させてメンテナンスの作業を実施していた。

 

192130分 朝日新聞)

 

9日夜、記者会見を開いた猿渡工場長は、「(爆発は)予期しえたもので、十分な対応策をとって洗浄作業を行う工程だった」と説明した。
ふたを外した時に爆発する可能性があるため、窒素を筒の中に流し込むなどして、空気と触れない状態を保ってふたを開けるなどの作業手順が決められていたという。

 

 

1101400分 毎日新聞)

 

同社が、爆発した熱交換器のふたを取り外す際の具体的なマニュアルを作らず、内部が安全な状態かどうかの判断を現場作業員の感触などに委ねていたことが分かった。
工場幹部も不備を認め、「誰もが分かる基準が必要だったと反省している」と話している。

事故は、円筒形の熱交換器のチャンネルカバーと呼ばれるふた部分を取り外す作業の最中に起きた。
交換器は内部に約300本のチューブが通され、シリコン製造の過程で主原料の化合物「トリクロロシラン」の残留物が付着する。

トリクロロシランは引火性が高いため、1カ月以上、加湿窒素ガスを器内に注入し、爆発を防ぐ処置をしている。
しかし、その後に器内の状態が安定したかどうかを判断する目安として温度計などの機器は使わず、素手で熱交換器に触り、「冷えていれば取り外しても問題ない」と判断するなど、現場作業員の個人の感覚や経験に頼っていたという。

遠藤副工場長は、「器内の温度計測は技術的に限界があり、加湿窒素ガスを入れ続けた時間と、熱が下がっているかの感触で判断した」と説明した。

「三宅淳巳・横浜国立大学大学院教授(安全工学)の話」
今回のような危険を伴う作業の場合、熱交換器の中の温度、圧力、化学物質の状態をモニタリングしたうえで、ふたを外すなどの工程をマニュアル化するのが一般的だ。素手で交換器に触ることのみで温度を確認するというのは、安全管理のあり方としては考えられない。通常とは異なるメンテナンス作業に対する危険度の認識が十分だったかが、今後の検証のポイントとなる。

http://mainichi.jp/select/news/20140110k0000e040165000c.html

 

 

110235分 読売新聞)

 

同社は10日、爆発した水冷熱交換器を7年10か月洗浄していなかったと明らかにした。


同工場では2010年2月、別の交換器の洗浄の際、化学物質の残留物で作業員がやけどをする事故が起きて以降、洗浄の頻度を増やすことを検討していたという。


工場には熱交換器を洗浄する際のマニュアルはあるが、どの程度の温度まで下がれば安定状態になるのか、窒素をどれくらいの濃度まで注入すれば良いのかといった数値の基準は書かれておらず、作業員の経験則に従って行われていたという。

 

 

111128分 msn産経ニュース)

 

工場側は「使用状況によって熱交換器内部の汚れ具合も違うため、内部の加湿窒素の流れが悪くなったら洗浄していた」としており、洗浄タイミングも経験則で見計らっていたと説明。
遠藤副工場長は10日、「工場全体として、期間をベースに洗浄していくよう考えていかなければいけない」と話した。


熱交換器の洗浄作業をしていた場所の近くに、火花が出る恐れのある発電機が置かれていた。

 

 

11240分 毎日新聞)

 

熱交換器のふたを取り外す際の判断材料とする圧力計の数値について、明確な基準がないことが、同社への取材で分かった。
事故直前の圧力計の数値も記録が残っていないことが判明。
ずさんな安全管理体制での作業だったことが、改めて浮き彫りになった。
 
同社によると、圧力計は器内部の気圧を示す計器で、ふたの頭頂部に取り付けられている。
同工場は、器内が安全な状態になったかどうかを判断する手段の一つとして圧力計の数値を確認していたとしているが、ふた取り外しの手順書には、作業開始を認める具体的な数値などの基準は記載されていなかった。
また、9日の作業開始時の数値についても、会社側として把握できないでいるという。


同工場では安全確認の際、温度計を使わず、複数の作業員が素手で交換器に触って熱を測り、安全かどうかを判断していたことが既に判明している。


同社の矢尾社長は11日の記者会見で、「私自身、もう少し科学的な方法がなかったかと思う」と、安全管理の不備を認めた。

 

114191分 NHK津)

 

この工場ではおととし、別のプラントで設備のメンテナンスを終えた後に発生した水素が爆発して排水溝のふたが吹き飛ぶ事故が起きたほか、4年前にもメンテナンス中に別の設備で火災が起きて作業員1人が首にやけどを負っていたことが分かった。


しかし、2度にわたる事故の後もマニュアルの見直しなど設備本体について爆発や火事の再発を防ぐ具体的な対策は取られなかったという。

 

 

 

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最近になって、昔、60代前半で亡くなった知人の死因が胆管がんだったと、遺族の方から聞く機会があった。

知人は数10年、鉛筆に名前などを入れる仕事に自宅で個人事業主として従事しており、遺族の方の話しでは、シンナーみたいなものを使っていたので、最近の報道を知り、それが原因ではなかったかという気がしている由。

ただ、具体的な物質名は知らないとのことで、それ以上の情報は得られなかった。

 

現在、胆管がんの原因物質として疑われているのは12ジクロロプロパンとジクロロメタン。

前者は年間1万トン程度、後者は7万トン程度製造されているらしいので、家内工業的な現場で使われている可能性も十分に考えられる。

 

原因物質については、専門家の方々が研究を進めているところだが、印刷工場以外、こういった家内工業的現場で胆管がんを発症した人の事例も集めるようにすれば、原因に一歩近づけるかもしれないと感じた次第。

 

 

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2014191138分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前11時20分頃、堺郵便局(大阪府堺市堺区)から、「2階の職員用トイレから卵の腐ったような臭いがする」と消防に通報があった。
消防車約12台が出動し、消防隊員らが調査。ガスなどは検知されなかったが、異臭の前にトイレ清掃員が普段と違う洗剤を使っており、この洗剤を水で流すなどした際に異臭が出ることがわかった。

警察で、関連があるかどうか調べている。


警察などによると、郵便局内に当時、職員や客ら計約140人がいたが、全員避難し、被害はなかった。業務も3時間止まったが、大きな影響はなかったという。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140109-OYT1T00385.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

洗剤を使っただけで異臭がでるようでは困る。

こういったケースでよくあるのが、前に使っていた洗剤が排水溝に残っていて、それと反応して・・・ということだが、さて、どうだったのだろうか?

 

 

 

 

 

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2014182132分と19715分にNHK横浜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日午前8時20分ごろ、川崎市中原区にある武蔵小杉駅のJR南武線と東急東横線を結ぶ連絡通路にある上りのエスカレーターが突然止まった。
警察などが監視カメラの映像を調べたところ、停止後にステップの部分が後ろに数mほど動き、中ほどから下にいた人たちが折り重なるように次々と後ろに倒れたという。

当時、エスカレーターにはおよそ40人が乗っていたが、この事故で22歳から82歳の男女10人が足や頭などにけがをし、このうち39歳の会社員の男性が足の骨を折る大けがをした。


警察によると、エスカレーターに4つある非常停止ボタンが押されたり、すき間に物がはさまったりしたことは確認されておらず、安全装置が適切に作動すればそのまま止まるはずのステップが反対の下りの方向に動いて事故が起きていることから、警察は機械のトラブルや誤作動がなかったか、詳しく調べることにしている。

一方、このエスカレーターを管理している川崎市は、会見で事故のいきさつを説明した上で「ご迷惑をおかけしました。被害者におわびします」と陳謝した。
川崎市によると、このエスカレーターは平成8年に設置され、市が月に2回、専門業者に委託している点検では、これまでトラブルの報告はなく、前回、先月20日の点検でも異常はなかったという。

川崎市によると、武蔵小杉駅を含めて市内の鉄道の駅には今回事故があったエスカレーターと同じメーカーで同じ時期に設置されたものがほかに5つあるということで、市では事故原因が解明されるまでいずれも使用を中止するとしている。

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1056698631.html?t=1389224011926

http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1056698781.html?t=1389223922408

 

 

また、1月111714分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

発生の5日前にもこのエスカレーターが緊急停止していたことが11日、市への取材で分かった。


市によると、3日午前5時55分ごろ、試運転を始めた直後に緊急停止。

駅の始業は午前6時で、利用客はいなかった。

駆動チェーンにほこりなどが付着した振動で安全スイッチが作動したとみられる。

点検作業後、午前9時10分ごろ運転を始めたという。


国交省の調査で、8日の事故ではエスカレーターを動かす駆動チェーンが切れ、逆走を防ぐ安全装置も働いていなかったことが判明しているが、市は「因果関係は不明」としている。

 

市は8日の会見で、12月20日に行った定期点検で異常はなく、それ以降のトラブルについては調査中としていた。

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140111/crm14011117150010-n1.htm

 

 

 

(2015年2月14日 修正1 ;追記)

 

2015210日付で読売新聞から、不具合を把握しながら漫然と放置したなどとして関係者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

292021分に毎日新聞から、291554分にTBSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警は9日、保守点検会社「三菱電機ビルテクノサービス」(東京)の元川崎営業所長ら男性社員5人(24~59歳)を、業務上過失傷害容疑で書類送検した。

 

発表によると、5人はエスカレーターの点検作業などで不具合を把握しながら漫然と放置するなどした過失により、昨年1月8日朝、金属疲労による駆動チェーンの切断と安全装置の不作動による事故を起こし、利用者5人に重傷、6人に軽傷を負わせた疑い。

 

県警幹部の説明では、同社は月2回の定期点検と年1回の定期検査を請け負っていた。

 

5人のうち、川崎営業所の当時の係長(59)が2013年3月の定期検査で駆動チェーンの緩みに気づき、当時の所長(52)に報告したが、2人とも対処しなかった。

 

事故5日前の昨年1月3日早朝には、安全装置の作動でエスカレーターが停止したのに、別の社員(24)らが同10日の定期点検で対処すれば良いと判断し、チェーンが緩むと接触するよう設置されていたセンサーの位置をずらし、安全装置が作動しないよう細工して運行を続けたという。

 

調べに対し、安全装置の感度を下げて運行を続けた社員は、「チェーンが切れたことは今までなく、安易に考えてしまった」、「チェーンは太く、まさか切れるとは思わなかった」と供述、5人とも容疑を認めているという。

 

県警は書類送検にあたり、5人の起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20150209-OYTNT50435.html

http://mainichi.jp/select/news/20150210k0000m050077000c.html

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2415265.html

 

 

 

 

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201419日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前10時ごろ、諫早市の非鉄金属卸会社「Y金属商事」の資材置き場で、従業員の男性(52)が横転したアルミ缶の塊り(約1トン)とコンテナ車の荷台に挟まれ、その後、死亡した。死因は胸部圧迫による窒息死。

 

男性が荷台で作業中、フォークリフトで運ばれてきた積荷の缶の塊りが倒れたという。

 

 

 

(2014年1月23日 修正1 ;追記)

 

201418日付の長崎新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。

 

コンテナ車に積み込む作業の補助をしていた社員の男性(52)が、コンテナ内で荷崩れした約1トンの積荷と壁に挟まれた。

男性は意識不明の状態で病院に搬送された。

 

 

 

(2014年10月12日 修正2 ;追記)

 

201410101841分にNHK長崎から、同僚がフォークリフトを無免許で運転していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

諫早労基署は、当時一緒に作業していた41歳の男性社員が運転免許を持たずにフォークリフトを操作してアルミの塊をコンテナに移動させていたとして、10日、労安法違反の疑いで書類送検した。


また、この社員が所属していたY金属商事についても監督責任を怠ったとして、労安法違反の疑いで書類送検した。


同署によると、最大荷重が1トン以上のフォークリフトを運転する時には免許が必要で、事故当時、社員が運転していたフォークリフトは最大荷重が2.15トンだったという。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035306881.html?t=1412974516651

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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