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2013年12月1日16時55分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後6時20分頃、鳥取県日野町黒坂のJR伯備線黒坂駅の信号機が赤のまま変わらなくなった。
列車の運転を見合わせ、現地に係員が出向いて調べたところ、駅の上下線の切り替えポイントに猫の死骸が挟まっていたという。死骸を撤去して、約50分後に運転を再開した。
JR西日本米子支社によると、トラブルで下り2本が41~55分遅れ約100人に影響した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131201-OYT1T00270.htm
(ブログ者コメント)
小動物が可動部に挟まれたことによるトラブル事例として紹介する。
2013年11月30日22時2分に読売新聞から、11月30日19時15分にmsn産経ニュースから、また11月30日付で神奈川新聞から、12月1日付で読売新聞神奈川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後1時35分頃、横浜市神奈川区鈴繁町、Y倉庫(本社・東京都港区)鈴繁埠頭営業所の大豆サイロで爆発が起きた。
10mほど離れたサイロの建屋外で待機中だった会社員の男性(55)の頭部に、飛び散った直径約30cmのコンクリート片が当たり、男性は搬送先の病院で死亡した。ほかに建屋内で大豆排出口を点検していた男性(69)が軽傷。
爆発はサイロ内部で1回だけ起こり、コンクリート製の天井部分が吹き飛んで破片が約100m先まで散乱した。
警察で爆発の原因を調べている。
発表によると、死傷の2人は、古くなった飼料用大豆を廃棄するため、貯蔵庫から約150トンを搬出し袋詰めする作業にあたっていた。
警察などによると、爆発したサイロは高さ約29m、直径約8mの円筒形で、容量約600トン。
作業は、この日朝から、サイロ下部で約10人で始まった。
サイロからベルトコンベヤーに大豆がスムーズに排出されないため、午後1時半頃から、軽傷の男性がサイロの排出口付近を木づちでたたくなどして詰まりを確認していたところ、突然爆発したという。
火元になるようなものは確認されていない。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131130-OYT1T00698.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131130/dst13113018460002-n1.htm
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1311300009/
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20131201-OYT8T00010.htm
(ブログ者コメント)
木づちで叩いた振動によってサイロ内壁に付着していた粉が剥離して粉じん雲を形成し、そこに剥離時に発生した静電気放電で着火した・・・そういった可能性も考えられる。
(2015年11月17日 修正1 ;追記)
2015年11月12日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)から、大豆の発酵で発生した可燃性ガスに着火したとみられるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
2013年11月、大豆約190トンを保管していたサイロが爆発し、2人が死傷した事故で、横浜水上署が、作業を指示していた現場責任者の男性を業務上過失致死容疑で10日に書類送検したことがわかった。
捜査関係者によると、現場責任者は13年11月30日昼過ぎ、横浜港鈴繁埠頭の一角で、危険性を予知できたにもかかわらず、大豆の搬送作業にあたってサイロ内の状況を確認して安全を確保することを怠り、爆発の結果、協力会社の男性社員(当時55)を死亡させ、別の男性社員に軽傷を負わせた疑いがある。
高さ30mのサイロに入った飼料用大豆は、長期間の保管で発酵し、可燃性ガスが発生、大豆を運び出す際に着火し、爆発が起きたとみられるという。
衝撃でサイロの上部が吹き飛び、屋外で休憩していた男性の頭部にコンクリート片が直撃。男性は頭蓋内出血などで死亡した。
11月13日3時0分に神奈川新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
サイロに保管していた大豆を抜き出す作業をしていた。
出典URL
http://www.kanaloco.jp/article/133780
Keyword ; static electricity , accident , silo
2013年11月30日14時32分にNHK盛岡から、また12月1日付で毎日新聞岩手版と岩手日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前10時半ごろ、釜石市港町のRホテルの本館でガス管の交換作業中に爆発があり、作業員4人がやけどをした。
警察によると、59歳の男性が顔や両腕などにやけどを負ったほか、20代から40代の男性3人が軽いやけどをしたが、いずれも意識はしっかりしているという。
ホテルなどによると、29日本館でガスのにおいがしたため調べたところ、厨房の床下にある配管からガスが漏れていることが分かり、30日は宿泊客を別館に移して作業員が配管の交換をしていたという。元栓は閉めていたという。
現場では、ガス管の表面を覆っているビニール製の膜を溶かすためにバーナーを使っていたということで、警察では、バーナーの火が漏れたガスに引火したとみて、詳しい原因を調べている。
このホテルは、おととしの東日本大震災で津波の被害を受け、去年11月に営業を再開する前にガス管の復旧工事を行ったが、ガス会社によると、今回ガス漏れがあったのは、震災前から使っていた配管のつなぎ目部分だという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043467821.html?t=1385853971952
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20131201ddlk03040014000c.html
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20131201_1
(2014年3月21日 修正1 ;追記)
2014年3月20日付で岩手日報から、ガスが残留していたのにバーナーを使用した疑いで現場代理人らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
釜石労基署は19日、労安法違反容疑で,作業を請け負っていたTエンジニアリング(東京都文京区)と現場代理人だった同社の男性社員(48)を書類送検した。
送検容疑は、現場にプロパンガスが残留していたのに、作業に携帯用ガスバーナーを使用した疑い。
同署によると、ホテル調理場倉庫の地下でガス漏れが確認され、同社の協力会社の男性作業員(59)が床下で配管のつなぎ目の被覆材をはがすためガスバーナーを使ったところ、残留していたガスに引火し爆発した。
作業時、現場では送風機を稼働させていたが、ガス検知は行っていなかったという。
出典URL
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140320_4
(2014年4月13日 修正2 ;追記)
2014年4月9日11時6分にmsn産経ニュースから、起訴猶予になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
盛岡地検遠野支部は9日までに、労安法違反容疑で書類送検されていた東京都の工事会社と現場代理人だった男性社員(48)を起訴猶予処分とした。3月28日付。
地検は、処分理由を明らかにしていない。
釜石労基署は、ホテルでガス管を切断して交換する作業中、ガスが漏れているのにバーナーを使ったとして、書類送検していた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140409/crm14040911070008-n1.htm
2013年11月30日16時29分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前9時半ごろ、石垣市美崎町の「R社八重山支店」の職員から、敷地内で出火したと消防に通報があった。
駆けつけた消防が消火作業にあたり、火はおよそ15分後に消し止められたが、近くで作業をしていた30代の男性作業員が右腕に重いやけどを負った。命に別状はないという。
現場の付近には、ガソリンや灯油などを保管するタンクが複数設置されていたが、ほかのタンクへの引火や爆発はなかったという。
警察などによると、出火したタンクローリーは、施設内のタンクからガソリンを積み込む作業をしていたということで、その途中に何らかの原因で出火したという。
警察などが事故の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093467391.html?t=1385854670497
(ブログ者コメント)
ガソリンなどをタンクローリーに積み込む場所では、静電気を含めた着火源対策を厳に実施している筈。
それなのに、なぜ出火したのだろうか?
(2013年12月27日 修正1 ;追記)
2013年12月1日付の沖縄タイムス紙面に、若干ニュアンスの異なる情報が下記趣旨で掲載されていた。
現場にいた作業員らが消火器を使い、約7分後に鎮火した。
男性がタンクローリー上部でガソリンの積み込み作業をしていた際に出火。周囲には爆発音が響いた。
2013年11月29日22時20分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前11時前、富士市今泉で市の委託を受けた会社の作業員が集積所に置いてあった燃えるごみの袋を収集車の中に投げ入れたところ、中に入っていた容器が割れて、薬品とみられる液体が周囲に飛び散った。
液体の一部は作業をしていた32歳の男性にかかり、この男性が顔や足などに軽いやけどをした。
この集積所では、毎週火曜日と金曜日に燃えるごみを回収しているという。
届け出を受けた警察が容器に入っていた液体を詳しく調べている。
富士市環境クリーンセンターの大石統括主幹は、「薬品類は危険なので燃えるごみとしては出せない。わからない場合は電話で問い合わせるなどして正しい分別を心がけてほしい」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033455321.html?t=1385761740668
2013年11月30日21時55分に時事通信から、12月1日11時18分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は30日、福岡空港から長崎・五島列島の福江空港に向かっていた全日本空輸機が、29日に落雷で損傷したと発表した。
機体が3カ所へこみ(最大縦15cm、横30cm、深さ3mm)、大規模な修理が必要なため、同省は航空法上の事故と認定。
運輸安全委員会は30日、現地に航空事故調査官を派遣した。
国交省などによると、29日午前9時30分ごろ、全日空のグループ会社「ANAウイングス」が運航する全日空4915便ボンバルディアDHC-8-402型機が福江空港に向け降下中、空港の北東20km、高度1100m付近で機体に雷が落ちた。
操縦に影響はなくそのまま着陸し、乗客乗員41人にけがはなかった。
同機の運航は困難となり、福岡空港への折り返し便が欠航するなどして121人に影響が出た。
出典URL
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013113000307
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131201-OYT1T00006.htm
キーワード ; 飛行機
2013年11月28日20時59分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ヤマト運輸の「クール宅急便」の荷物が常温で扱われていた問題で、ヤマトは28日、今年7月の中元の時期に全国の4割の営業所で仕分けのルールが守れなかったことを明らかにした。
再発防止のため、荷物が多すぎて温度管理が難しい場合は荷受けを断ることも検討するという。
保冷宅配便市場で最大の7割超のシェアを占め、ヤマトの「ドル箱」とされたクール宅急便。
初めてその拡大路線に「ブレーキ」がかかったとも言える。
ヤマトの山内社長が同日会見し、朝日新聞の報道を受けた内部調査の結果を公表。「現場の声に耳を傾ける姿勢が経営陣に足りなかった。信頼を裏切り誠に申し訳ない」と謝罪した。山内社長ら役員・執行役員計15人の報酬を3~6カ月間、5~10%カットする処分をした。
会見では、今年9月までの半年間に全国で7846件の温度管理に関する事故が起きたことを公表した。
ヤマトでは、クールの荷物を入れた保冷コンテナ1本を5分以内で仕分け、荷物1個が外気に触れる時間は30秒以内にとどめるルールがある。
が、朝日新聞が入手した動画で、実際には長時間、コンテナが開けっ放しだったり、外気と同じ状態で荷物が放置されたりしていた実態が判明した。
全国3924の営業所などを対象にした調査では、253カ所(6.4%)で仕分けルールが徹底できていなかった。
7月の繁忙期に1度はルールを守れなかった営業所は1269カ所(32.3%)あった。
計38.7%の営業所で守れていなかったことになる。
配達でもルールが不徹底だった。
ヤマトは全国で平時に1日平均3万9100回ほどドライバーが集配に出るが、うち約5100回(13%)で保冷コンテナや保冷バッグを使うルールが守られていなかった。
7月の繁忙期は、全体の35.4%で守られていなかった。
原因について、ルールの周知・徹底をする管理者が不在で現場任せになっていた点や、荷物量が増える中元・歳暮など繁忙期の対策がおざなりだった点を挙げた。
また、年々増える荷物量に対して、現場のドライバーや仕分けのアルバイトなどの人員が足りなくなっている点もあると認めた。
ヤマトは再発防止のため、繁忙期に1日の荷受量を制限する「総量管理制度」の導入を検討する。
大口の法人が対象で、荷物が多すぎて他のクールの荷物に温度の影響がありそうな場合、その日の荷受けを断ることもあるという。
来年7月の中元の時期までの導入をめざす。個人の荷主には影響がない。今年12月の歳暮の時期も、大量のクールの荷物を出そうとする荷主には、依頼を断ることもあるという。
不足機材の補充や新型車両の開発・導入などに約10億円を投資する。現場の人員も増やす。ただ、仕分けルールなどは大きく変えないという。
近年は4%(2012年度)の伸び率の「売れ筋」商品のクール宅急便で、荷物量を自ら制限することは初めてだ。
ヤマトは、今後もクールの取扱量の拡大をめざす方針だが、品質の維持とのバランスを、具体的にどう保つかが問われることになる。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/TKY201311280256.html
また、2013年11月29日20時10分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「飛脚クール便」の一部を常温で扱っていた佐川急便は29日、「荷物が溶けていた」などの理由から全国の集配拠点の3割で損害を賠償していたと発表した。
記者会見した鈴木常務は「食の安全に係る重大な問題で、深くおわび申し上げます」と謝罪。
問題の主な原因は管理・指導とチェック体制の不足と結論づけたが、経営陣の処分などは行わないという。
朝日新聞の保冷宅配便をめぐる報道を受け、佐川は今年9月までの半年間で780のうち228(29%)の集配拠点で起きた891件(温度関連のみ)の賠償事故を調査。
少なくとも過去3年は同じ割合で賠償事故が起き、調査を始めた11月以降も20件の事故が起きたという。
調査の結果、
○「冷蔵」として預かったのに常温で扱った
○保冷剤が溶けていた
○保冷バッグを使わず配達した
などの問題が確認された。
大半は、作業マニュアルに違反していた。
事故で、生鮮食品の質が落ちたり冷凍食品が溶けたりしたため、佐川は弁償や代替品の提供をした。ほかに、荷物が壊れるなどの温度以外の賠償事故も、同じ時期に2750件起きた。
再発防止のため、佐川は
○保冷時間が長い新型コンテナを約1万本導入
○繁忙期の仕分け用に仮設の冷凍倉庫を85カ所に配備
○保冷バッグを5500個補充
○「冷蔵」と「冷凍」の違いを強調したシールの作成
といった対策を挙げた。
一方で佐川は仕分けの過程で事故が起きたとは認めず、現場の人員についても「不足という認識はない」とした。
ヤマト運輸、日本郵便と合わせて宅配便市場の9割超を占める3社で、ずさんな温度管理による事故が頻発していたことになる。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/TKY201311290257.html
(ブログ者コメント)
状況の変化に伴い、守ることが難しくなるルールもある。
そういった場合の対処方法について、これは考えさせられた事例だ。
2013年11月28日付でTSSスーパーニュースFNNから、11月29日付で朝日新聞広島版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
安芸郡熊野町のスーパーマーケットで、トラックの荷台からビールケースを降ろす作業をしていた男性が、ケースおよそ60箱の下敷きとなり、死亡した。
28日午前11時過ぎ、熊野町萩原のスーパーマーケットで、「男性が荷物の下敷きになった」と、119番通報があった。
男性は、駆け付けた消防にすぐに救出されたが、心肺停止の状態で、その後、搬送された病院で死亡が確認された。
死亡したのは運送会社員の男性で、頭を強く打っていたという。
警察は、缶ビール24本が入ったケース60箱を乗せた台車が、何らかの原因でトラックから落ちて、男性が下敷きになったものとみて、詳しい事故原因を調べている。
出典URL
http://www.tss-tv.co.jp/tssnews/NN1311280160.html
2013年11月28日13時17分にRKB Newsから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。
警察によると、落下したアスファルトは縦およそ1m、横幅がおよそ2m、厚さが50cmほどで、別の作業員がパワーショベルを使ってダンプカーに載せようとしていたところ、突然、落下したという。
事故当時、現場には7人の作業員がいたということで、警察は安全管理に問題がなかったか詳しく調べている。
出典URL
http://rkb.jp/news/news/18072/
2013年11月27日23時4分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県下関市消防局は27日、今月5日に救急出動した際に現場を誤って到着が10分遅れ、60代の男性が搬送先の病院で死亡した、と発表した。
到着遅れと死亡との因果関係は不明と説明している。
発表によると、5日午前0時57分、下関市の男性宅から119番通報があり、救急隊が午前1時18分に到着したが、同姓の別人宅と判明。
約100m離れた男性宅に到着したのは、それから10分後だった。
男性は同1時54分に病院に搬送されたが、その約50分後に心疾患で死亡した。
市は10月から、固定電話から119番通報を受けると、指令センターにある画面の地図上に通報場所が自動表示されるシステムを使用。
だが,今回は男性宅と同じ地区の施設を表示し、センター員が隣接する同姓の住宅を男性宅と思い込み、出動を指示したという。
市消防局は「システムへの過信があった。不調の原因は調査中」としている。
下関市では今月16日、消防局の隊員が救急出動した際に現場を勘違いして到着が16分遅れるミスがあった。この時に通報した男性(74)は、到着時に心肺停止しており、搬送先の病院で死亡が確認されている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/SEB201311270018.html
また、2013年11月28日2時3分に毎日新聞から、以下の補足的記事がネット配信されていた。
市消防局によると、119番は男性の家族が自宅の固定電話からかけた。
電話番号を基に指令センターの地図上に通報元が表示される位置情報通知システムでは、男性宅と異なる建物が表示されたため、担当者が周辺を探したところ、近くで同姓の住宅を見つけて救急隊員を出動させた。
しかし、男性宅は約100m離れた別の場所だったという。
指令員は、住所を基に正しい場所を確認する作業を怠っていた。
家族から「救急車が到着しない」と再度通報があり住所を確認し、ミスに気づいた。
男性は現場到着時に意識はあったが、搬送先の病院で死亡した。
16日の到着遅れが報道された後、「他にもある」との指摘が外部からあり、5日にも遅れがあったことを発表した。
消防局長は記者会見で「ミスが相次ぎ申し訳ない。現場を複数の方法で照合するなど再発防止に努めたい」と陳謝した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20131128k0000m040128000c.html
11月16日のトラブルについては、2013年11月17日21時28分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
下関市の市消防局は17日、同市の74歳男性の119番で出動した救助隊員の現場到着が16分遅れたと発表した。
救助隊員が、救急車両の地図端末に表示された建物を勘違いしたためで、男性は搬送先で心疾患による死亡が確認された。
記者会見で市消防局は「一刻を争う救急事案でこのような事態が発生し、深くおわびする」と陳謝。しかし、到着遅れと死亡との因果関係は不明としている。
市消防局によると、119番は16日午後8時49分、男性の携帯電話から発信された。
男性は1人暮らし。通報ではうめき声しか聞こえなかったが、消防指令センターは電話の発信地が分かるシステムと過去の通報履歴を基に男性の住所を何とか割り出し、救急車などを出動させた。
救急車両は同9時11分にマンションに到着した。
しかし、救助隊員が男性の部屋番号と同じ部屋に行くと施錠され、隣室住民から70代男性は住んでいないと言われたため、指令センターに確認。男性のマンションの約30m手前の別のマンションだったことが判明した。
現場に到着したのは、最初のマンション到着の16分後。通報からは約40分後の午後9時27分で、男性は到着時、既に心肺停止状態だった。
市消防局管内では、通報から現場到着までに要する平均時間は8.7分(2012年度)。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20131118k0000m040042000c.html
本件、2013年12月4日22時47分に朝日新聞から、12月4日にもまた同じようなトラブルが発生した、原因はシステムの不具合、という下記趣旨の記事がネット配信されていた。
下関市消防局は4日、救急出動した救急車が要請先の男性(81)の家の特定を誤り、到着が5分遅れた、と発表した。
男性はその後、腸閉塞と診断されて手術を受けたが、命に別条はないという。
同消防局では先月にも、出動先を誤って到着が遅れるケースが2件あった。
発表によると、4日午前0時16分、腹痛を訴えた男性の家族から119番通報があった。
救急隊が同27分に到着した家は別人宅と判明し、男性宅に着いたのはその5分後だった。
市消防局は10月から、固定電話から119番通報を受けると、指令センターにある画面の地図上に電話番号のデータから通報場所が自動表示されるシステムを採用。
だが今回、現場から340m離れた場所が表示され、指令センターの職員も確認を怠ったという。
システムを調べたところ、電話番号のデータが地図上にない場合、類似場所を示すようになっていた。
市消防局は「理解が不足している面があった」として改修を検討する。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/SEB201312040043.html
(2013年12月27日 修正1 ;追記)
2013年12月5日付の山口新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
119番の発信場所の住所が地図データにない場合は、近くの候補地が表示される仕様になっていたことが判明した。
地図データにない住所は、消防司令センターが管轄する下関市と美祢市の約14万2千世帯のうち、約4万5千世帯にのぼるという。
システムの仕様については、運行開始前にメーカーが同局に説明していたが、局長は「結果的には理解できていなかったことになる」と陳謝した。
再発防止に向けて「夜間は消防司令センターを2人体制で運用していたが3人体制にして、1人が受報から指令までの動きを監視するようにする。システムは候補地を表示する機能を停止するか、明確に候補地と分かるように表示できるよう変更したい」と述べた。
2013年11月27日8時21分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
下水管を流れる水の熱を、給湯や暖房に活用できるとする実験結果がまとまり、研究グループは実用化を目指すことにしている。
この実験は、NEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構から委託を受けた大阪市立大学や関西電力などの研究グループが、大阪・大正区の下水処理場で行い、26日、自治体の関係者などを対象に実験結果の説明会が行われた。
下水管を流れる水の温度は、冬は外の気温より10℃ほど高く、研究グループは、下水管の内側などに熱を集める装置を置いて、どれだけ利用できるか調べた。
その結果、通常の大きさの下水管に装置を置くことで、給湯では65℃の湯を一般家庭の約60世帯分、暖房では約15世帯分、賄うことができたという。
ホテルや入浴施設などに導入した場合、電気やガスの消費量を4割ほど減らせるということで、研究グループは実用化を目指すことにしている。
大阪市立大学の中尾正喜特任教授は、「燃料の消費を抑えられる技術で、まずは入浴施設や宿泊施設に普及させ、将来は住宅にも広げていきたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20131127/3269661.html
(ブログ者コメント)
先に、仙台市での動きを紹介したが、全国いろいろなところで同様の研究が進められているようだ。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3440/
2013年11月27日19時38分にmsn産経ニュースから、11月28日14時57分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後1時45分ごろ、岐阜県恵那市串原の矢作第1ダムで、湖底にたまった土砂の採集作業をしていた男性作業員(57)が重機ごといなくなったと、別の作業員から110番があった。
消防が調べたところ、ダム湖の水深約5~6m付近にショベルカーが沈んでいるのを発見。
男性は28日午前、ダム湖から遺体で見つかった。
警察によると、男性は朝から1人でショベルカーを使い、引き上げた流木などのごみを片付けていたという。
警察は、男性が、ショベルカーを運転中に誤って転落したものとみて、詳しい状況を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131127/dst13112719390006-n1.htm
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083404891.html?t=1385665970910
2013年11月28日付で毎日新聞北九州版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時10分ごろ、苅田町松山の三菱マテリアル九州工場で、コンデンサー高圧遮断器の点検中に遮断機から大きな火花が飛び散り、作業をしていた男性2人が重軽傷を負った。
三菱マテリアルによると、けがをしたのは補修工事を請け負った岡住工業(本社・八幡西区)の社員(38)と下請け会社の社員(63)。
1人は顔と両手足に、もう1人は背中にやけどを負った。命に別条はない。
27日は、鉄くずを砕く「スラグミル電気室」の高圧遮断器が老朽化したため補修を実施。部品を交換後、点検中に火花が出たという。
三菱マテリアルは事故後に119番し、労働災害のため労基署にも連絡したが、警察には連絡しなかったという。
警察は、苅田町消防本部から午後3時過ぎに連絡を受け現場検証。小規模爆発事件とみて原因を調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20131128ddlk40040481000c.html
2013年11月27日21時41分に読売新聞から、11月27日22時24分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊田市消防本部は27日、119番を受けて出動した救急車が、男性(48)を搬送する病院を間違え、15分の遅れが生じたと発表した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。
同本部は、病院到着の遅れと死亡の因果関係を調べる。
発表によると、同日午前5時40分頃、市内の自宅マンションで男性が倒れているのを妻が見つけ、119番した。
同本部の救急隊が駆けつけた際、男性はすでに心肺停止状態だった。
市内のトヨタ記念病院に搬送する予定が、心臓マッサージなどをしながら男性のかかりつけの市内の別の病院に誤搬送。
到着後に搬送先が違うことに気付き、受入れ許可を得ていた記念病院に搬送した。
通常,自宅から13分で到着するところ、誤搬送で28分かかったという。
救急隊の隊長が搬送先をはっきり伝えなかったうえ、家族との会話で、かかりつけの病院名を聞いた運転担当の救急隊員が勘違いしたのが、誤搬送の原因という。
また、本来の受け入れ先病院の医師の指示で救命措置をしていたため、最初の病院では受け入れ交渉はしなかったという。
消防長らが記者会見で謝罪し、「搬送先の確認を徹底させるなど再発防止に努めたい」と話した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131127-OYT1T01048.htm
http://www.asahi.com/articles/NGY201311270023.html
2013年11月26日20時17分にNHK長野から、11月27日1時37分に日テレNEWS24から、また11月27日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後4時すぎ、伊那市長谷黒河内の治山ダムの建設工事現場で、突然、谷の斜面の土砂が幅およそ15m、高さおよそ20mにわたって崩れ、作業をしていた会社役員の男性(54)が巻き込まれた。
警察などが捜索したところ、およそ4時間後に男性が土砂の中から見つかり、その場で死亡が確認された。
警察によると、当時、工事現場には男性のほか2人の作業員がいたが、離れた場所にいて無事だった。
現場では、沢の水をパイプに引き、沢にえん堤を築く谷止め工などを施工。
南信森林管理署(伊那市)が発注し、同市の土木工事会社「水野組」が請け負った。男性は同社専務で、工事の現場代理人だった。
男性は、工事の状況を記録するために写真を撮影していたところ、土砂崩れに巻き込まれたという。
現場関係者によると、男性は、沢床を5mほど掘った、えん堤の基礎となる部分にいたとみられる。水を引くパイプはこの部分で破損し、幅3m以上の大きな岩も落ちていた。
現場は周辺が山林に囲まれた国有林で、25日の夕方から夜にかけて雨が降ったという。
警察が事故の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1013356941.html?t=1385505700972
http://news24.jp/articles/2013/11/27/07241046.html
http://www.shinmai.co.jp/news/20131127/KT131127FSI090006000.php
2013年11月27日付で朝日新聞三河版(聞蔵)から、また、月日不詳で東愛知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後3時25分ごろ、豊橋市下五井町の繊維加工会社「Tパイル工業所」の工場内で、従業員の女性(64)が、機械に巻き込まれた上着で首を絞められた状態になっているのを女性従業員(48)が見つけ、119番通報した。
女性は、まもなく死亡した。
警察によると、繊維の分別作業をしていた女性の上着のフードが、繊維分別作業機械のシャフトに引っ掛かり、巻き込まれたものとみられる。
出典URL
http://www.higashiaichi.co.jp/news/news_syakai/131126/13112606.html
(2014年4月19日 修正1 ;追記)
2014年4月17日付で朝日新聞三河版(聞蔵)から、社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊橋労基署は16日、Tパイル工業所と同社の男性社長(54)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、機械の回転軸にカバーなどを設けていなかったという。
2013年11月27日付で毎日新聞神奈川版から、11月26日付で神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前11時15分ごろ、横浜市港南区野庭町で、道路脇の古い電柱を取り換えるため新しい電柱をつり上げていた3トンクレーン車が横転した。
長さ約8mのアームと高さ約15m、重さ約1.8トンの電柱が、野庭聖佳幼稚園の玄関付近にあるフェンスと2階ベランダの柵に倒れかかって壊したが、けが人はいなかった。
警察によると、クレーン車は交換工事で電柱を抜いてつり上げていたが、アームが8mほどに伸びたところで車体ごと右側に横転した。
車体両脇から転倒防止用の支柱が1本ずつ道路に伸びていたが、右側の支柱が内側に曲がっていた。
警察は、ここに大きな負荷がかかったとみている。
幼稚園によると、園内には当時、園児約210人がいて、年長の約70人はグラウンドで卒業写真を撮影していた。
運営する学校法人「信栄学園」の男性職員(50)は、「けが人がいなかったのは不幸中の幸い。もし登園時間だったらとは考えたくない」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20131127ddlk14040235000c.html
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1311260008/
2013年11月26日19時28分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東海3県で都市ガスを供給している東邦ガスが、26日行った地震を想定した訓練でシステム操作を誤り、名古屋市内の最大約10万世帯で、都市ガスの供給が一時、止まった。
東邦ガスによると、26日午前11時すぎ、名古屋市内に供給されている都市ガスの一部でガスが止まった。
ガスが止まったのは、名古屋市の熱田区と南区のほとんどの地域と、中区、中川区、瑞穂区、港区の一部の地域で最大であわせて約9万7000世帯に上ったという。
これについて東邦ガスは、記者会見で、訓練は新たに導入された地震が起きた時にガスの供給を迅速に止めるシステムのテストが目的で、地震発生で名古屋市内の一部の地域のガスの供給を止める操作を行っていたが、訓練の前に、事前に実際には供給が止まらないようにシステムを操作していなかったため、ガスの供給が止まってしまったと説明している。
東邦ガスの中村供給本部長は、「お客さまに多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。地震に対応した新たなシステムを導入したばかりでこのようなミスを起こしまことにもうしわけない」と謝罪した
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20131126/3349901.html
ちなみに、2013年11月26日12時49分にNHK東海NEWS WEBから、新たに導入されたシステムに関する記事が、下記趣旨でネット配信されていた。
東海3県で都市ガスを供給している東邦ガスは、大地震が起きた時に都市ガスの供給を迅速に停止するシステムを新たに導入し、26日、名古屋市の本社の指令室を報道機関に公開した。
愛知県西部を中心に、東海3県の232万戸に都市ガスを供給している東邦ガスは、ガスの供給状況を監視、制御するシステムを16年ぶりに更新して、25日から運用を始め、26日、新しいシステムの「供給指令室」を報道機関に公開した。
東邦ガスは、都市ガスの供給エリアを69のブロックに分けていて、新たなシステムは、地震が起きた際、各ブロックに設置した200余りの地震計の情報から供給停止が必要なブロックを自動的に判断する。
これによって、地震で被害を受けた地域での都市ガスの供給停止が迅速にできるようになり、ガス漏れによる2次的な被害を抑えることができるという。
新たなシステムの導入で、地震発生からガスの供給停止までの時間が、これまでの20分から10分に短縮できるという。
東邦ガスの葉山供給指令課長は、「災害に強いガスの供給体制に向けて今後も取り組んでいきたい」と話した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20131126/3241991.html
(2013年12月6日 修正1 ;追記)
2013年11月27日付の中日新聞紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。
東邦ガスによると、2000年9月の東海豪雨など、災害で供給が止まったケースはあるが、操作ミスによる停止は初めて。
国内最大規模のトラブルになる可能性もあり、経産省は、1ケ月以内に原因究明の報告をするよう求め、行政指導などの対応を決めるという。
訓練中は新システムのスイッチをオフにしておくべきだったのを、オンにした状態で操作したために、本当に供給をストップさせてしまったという。
緊急時にガス供給を自動で遮断するマイコンメーターが作動した家庭も多く、復帰方法を問い合わせる電話が、午後9時半現在で約5800件あった。
2013年11月27日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前10時半ごろ、宇和島市寄松の養殖用飼料製造販売会社「Ⅾ社」の工場兼倉庫の屋根からアルバイトの男性(54)が約9m下のコンクリート床に転落、病院に搬送されたが、脳挫傷で死亡した。
警察によると、男性は屋根の採光用プラスチック板を破って落ちたという。
現場では午前9時から、男性ら計7人が太陽光発電パネルを設置する作業をしていたという。
(2014年3月5日 修正1 ;追記)
2014年3月4日18時19分にNHK松山から、危険を防止するための必要な措置をとっていなかったとして事業主が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月5日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
宇和島労基署は、危険を防止するための必要な措置を取っていなかったとして、安全管理の責任者である電気工事事業の事業主を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、松山市竹原の電気工事事業、「M電気」の62歳の事業主の男性。
同署によると、去年11月、宇和島市寄松にある工場で太陽光発電設備の工事中にプラスチック製の波板(厚さ0.7mm)の屋根が抜け落ち、54歳の従業員の男性が8mあまり下の床に転落して頭を強く打ち死亡した。
同署は、屋根が弱い部分は抜け落ちるおそれがあったにもかかわらず、防網あるいは転落を防ぐための板を設けるなどの踏み抜き防止措置を取っていなかったとして、この工事の安全管理の責任者である事業主を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、この事業主は「気を付けて作業をすれば安全措置を取らなくても大丈夫だと思っていた」と話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8005699971.html?t=1393968536949
(2014年3月13日 修正2 ;追記)
2014年3月5日付の愛媛新聞紙面に、若干表現の異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。
容疑は、プラスチック製天窓(縦2.77m、横1.93m、厚さ0.7mm)に板を設けるなどの危険防止措置をとらずに、屋根上で男性従業員に電線を運ばせた疑い。
同署によると、男性従業員は天窓を踏み抜き、8.7m下のコクリート床に転落し、死亡した。
2013年11月26日12時20分に神戸新聞から、11月27日12時33分にmBS NEWSから、また11月27日付で毎日新聞神戸版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前9時25分ごろ、神戸市北区鈴蘭台の北区役所2階にある同区社会福祉協議会の事務室で、天井裏にある空調設備の金属製パイプが大きな爆発音とともに破裂した。
天井の石膏ボードの一部に直径約50cmの穴が開き、空調設備の冷媒用のオイルが周りに飛び散った。
「ボーンというものすごい音が聞こえた。天井から黄色い液体が、雨のようにザーッと降ってきた。(職員)
当時、部屋にはおよそ20人の職員がいたが、来庁者はいなかった。
女性職員1人(40代)が避難中に床に流れ出した液体で足を滑らせて転倒し、頭を打つなど軽いけがを負った。
同区社会福祉協議会は業務を一時停止し、ガス会社が原因を調べている。
26日中には業務を再開する見通し。
念のため区役所内の全空調設備を止めているが、区役所業務には影響ないという。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201311/0006526532.shtml
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE000000000000003088.shtml
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20131127ddlk28040379000c.html
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。