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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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日本アルキルアルミ社のHPに、以下の情報が掲載されていた。

 

2003年1月30日(木)に東京消防庁警防部特殊災害課殿が実施された、アルキルアルミの漏洩に起因する火災の水噴霧による消火実験に続き、同年10月2日(木)に名古屋市名東消防署殿が、当社の全面的な協力の下、アルキルアルミの燃焼及び消火実験を実施されました。


今回の実験は、アルキルアルミが輸送中に洩れ出して火災が発生した際に、消防署としてどの様に消火活動を行えばよいのかを探るため、「アルキルアルミの火災危険」について、消防活動に関わる方々に周知していただく事を目的として行われました。


その為、東京消防庁殿の実験にはなかった、各種の消防活動服にアルキルアルミ液を吹きかけた際の、燃焼の様子を観察する実験も行われました。

その結果、通常の消火活動で着用される消防服や、化学災害時に使用される化学消防服は激しく燃焼しましたが、炎の中で消火する際に着用されるアルミ蒸着の耐熱服(アルキルアルミ火災の消火時に当社も着用を推奨している防護服)は、吹き付けられた液が燃焼し終わると同時に燃焼が終了し、他の消防服のように燃え広がる事はありませんでした。

 

実験の結果はビデオにまとめられて、2004年2月9日(月)に名古屋市高年大学鯱城学園鯱城ホールで開催された第33回火災調査研究発表会で、名東消防署殿より発表され好評を得られました。研究発表の模様は写真をご覧下さい。


尚、実験の詳細な内容や結果につきましては、名東消防署殿に問い合わせ願います。


また、この実験への協力に関して、名東消防署殿より弊社に対し、2004年1月19日に「消防行政協力者」として感謝状が授与されました。


出典URL

http://www.naa.co.jp/focus/f_043.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

これまた10年前の情報で恐縮だが、微細粒子水噴霧実験紹介記事と同じページに掲載されていたので、参考までに紹介する。

 

 

 

 

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日本アルキルアルミ社のHPに、以下の情報が掲載されていた。

 

アルキルアルミ類は周知の通り、漏洩して空気中の酸素に接触すると自然に発火し、また水との接触により、急激な反応を起こし可燃性ガスを発生し、爆発的な火炎を発生します。


その為、消防法では危険物第3類(自然発火性物質及び禁水性物質)に分類されて、その取扱には十分な注意が必要です。また、消火方法としては、バーミキュライトや粉末消火器(ドライケミカル)等による空気との接触を遮断する以外に現在消火に対する有効な手段はありません。そのため、漏洩して燃焼しているアルキルアルミに水をかけて消火する事は、厳禁とされております。


しかし、弊社の親会社であるアルベマール社(世界最大のアルキルアルミ類の製造会社)では、アルキルアルミ製造プラントのある米国テキサス州パサデナ工場で、アルキルアルミの漏洩火災に対し微細な粒径の水を噴霧することにより、爆発的な反応を起こさないで、比較的穏やかに且つ速やかにアルキルアルミを水と反応させてしまい、消火させる事が可能であることを見いだし、既にそのプラントのみならず顧客のアルキルアルミ取扱場所等では、水噴霧消火設備が設置されております。

 

この事実を踏まえて、水噴霧による燃焼の制御の可能性を確認するため、東京消防庁警防部特殊災害課殿が、2003年1月30日(木)に、東京都葛飾区にある東京消防庁第7消防方面訓練所(奥戸訓練所)において、同庁消防科学研究所が開発された微細粒径の水を噴霧できるノズル等を使用して、アルキルアルミの漏洩による火災の燃焼の制御実験を実施されました。

実験の実施に当たり、弊社はアルキルアルミの提供を行い、また弊社が開発した水噴霧ノズルを使用しての燃焼の制御実験も実施していただきました。


尚、実験は概ね成功裡に終わりましたが、詳細な実験内容や結果につきましては、東京消防庁警防部特殊災害課殿にお問い合わせ願います。


出典URL

http://www.naa.co.jp/focus/f_034a.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

10年前の情報で恐縮だが、ブログ者には初耳情報。参考までに紹介する。

 

思うに、夏場、屋外で冷却用に使われている「ドライミスト」のようなものを噴霧するということかもしれない。

ちなみに、「ドライミスト」は能美防災㈱の登録商標だが、該社HPの「ドライミスト」を紹介したページには、消火関連の記述はなかった。

http://www.nohmi.co.jp/product/drymist.html

 

東京消防庁HPにアクセスするなどして調べてもみたが、これ以上の情報は見つからなかった。

有効性は認めても法改正となると難しい・・・ということだろうか?

 

 

 

 

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201311111857分にmsn産経ニュース神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午前8時20分ごろ、神奈川県横須賀市夏島町の航空機部品製造「住重フォージング」のプレス棟で、作業をしていた点検会社員の男性(27)が、突然動き出した大型プレス機に巻き込まれ、頭を強く打ち、間もなく死亡した。


警察によると、男性は高さ約5mの大型プレス機の上部にある動力部を点検中だった。

大型プレス機の下部にある作動スイッチ周辺では当時、点検会社の同僚3人が作業していた。

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/region/news/131111/kng13111118590002-n1.htm

 

 

一方、20131112日付で神奈川新聞からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (上記と重複する部分は転載省略)

 

「スイッチを入れた」と話している作業員がいることなどから、警察は業務上過失致死の疑いで捜査している。

住重フォージングは住友重機械工業の子会社で、精密鍛造品を製造。住重フォ社によると、男性は製造を請け負う協力会社の社員だった。

出典URL
http://news.kanaloco.jp/casefile/article/1311110006/

 

 

 

 

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201311101337分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

特急の車両火災やレール幅異常の放置などJR北海道でトラブルが続発する背景には、鉄道事業の赤字経営や社員の年齢構成のいびつさなどがあると指摘される。
しかし、JR四国(高松)は同様の環境ながら、北海道より早く導入した高速の振り子特急を安全運行させているのをはじめ、保線分野を含めて大きなトラブルを起こしていない。
その理由を知ろうと、10月下旬、四国を訪れた。

木製の大屋根が特徴のJR高知駅のホームに、特急「南風」が入線した。
1990年から定期運行を開始した、カーブで車体を傾ける世界初の振り子気動車特急。JR北海道の「スーパー北斗」のお手本にもなった。

高知を出発し、土讃線を20分も走ると四国山地の縦断区間に入る。
きつい勾配や連続するカーブは、北海道の石勝線と似ている。カーブが続いても速度を落とさずに車体を傾けて走り、揺れに不安は感じない。
香川県に抜けた後、瀬戸大橋を渡り、JR西日本が管轄する岡山まで走った。

高知市内で会ったベテラン運転士は、鉄道事業の赤字経営、民営化前後に採用を抑えたことで40代の中堅社員が極端に少ない点など「JR四国と北海道で抱える事情は似ている」と指摘した。

ただ、JR北海道で問題視されている本社と現場の意思疎通が不十分な点に関しては、「JR四国には支社がないので、保線所などの現場と本社の距離感は近い。それがJR北海道との違いかな」と話す。

JR四国は、855kmの全路線のうち、採算ラインとされる輸送密度(1km当たりの1日平均利用者数)8千人以上の区間は25%しかない。
ここ3年は、経営安定基金(2082億円)の運用益で鉄道事業の赤字を埋めようにも、埋めきれないほど状況は厳しい。

JR四国は北海道以上に合理化を進め、保線や大規模な車両検査はもとより、JR北海道では自社職員が3日ごとに目視で行う車両の点検や3カ月ごとの綿密な検査も子会社に委託。車両検修担当者は子会社に出向している。
社員の年齢構成は、40代の7.2%に対して50代が53.6%に上るなど、いびつなことから、技術継承がスムーズに進まず、旧国鉄時代を知るベテランが安全運行を支えているのが現状という。

一方、JR四国は、2011年度から幹線の枕木のコンクリート化に着手。
今春時点のコンクリート化率は54%で北海道より13ポイント高い。直線など木製が多く残る区間も数本に1本コンクリート枕木をはさみ、レール幅が広がりにくいようにした。

いったんは子会社に委託した保線作業の一部を昨年、安全重視のために自社直轄に戻した。レールのゆがみや高さを調整する「マルチプルタイタンパー」と呼ばれる自走式の機械を使う作業だ。
子会社委託から2年後にJR四国労組が検証したところ、経験の浅さから現場の技術水準が落ちたことが分かり、JR四国は「計画から施工、確認までを一体的に行う方が良い」と判断した。

また、11年の石勝線特急脱線炎上事故の原因となった車輪の異常摩耗について、JR四国は独自の対策を持つ。
異常摩耗をセンサーで自動検知する装置を瀬戸大橋近くの線路脇に備え、車輪の異常な音を測定すると、その列車の車輪を臨時検査し修正する仕組みだ。

トラブルが多く、維持費がかさみがちな旧国鉄型車両についても、JR四国はこれまでに410両を廃車し、新型に置き換えた。
特に、特急車両の旧国鉄型は20年前に全廃。北海道で旧国鉄型特急39両を今も使っているのと対照的だ。
さらに、北海道で昨年まで原則的に交換しなかった特急気動車のエンジンも、随時、交換している。

出典URL

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/503284.html

 

 

 

 

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201311101436分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午前11時ごろ、兵庫県佐用町櫛田の鉄鋼製造会社「P社上月工場」で、金属製ローラーの旋盤加工作業をしていた社員の男性(30)が、旋盤機で回転するローラー(直径約1.5m、長さ約3m)と形を整えるための刃に挟まれた。

近くにいた男性作業員(32)が機械を緊急停止させたが、男性は腕などを切断され、搬送先の病院で死亡が確認された。


警察によると、男性は旋盤機でローラーの形を整えて仕上げる工程を担当。

隣の作業場にいた男性作業員が異音に気づき、男性の体がローラーに巻き込まれているのを見つけたという。

 

警察は、安全対策が万全だったかどうかを含め、事故原因を調べる。

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131110/waf13111014390007-n1.htm

 

 

 

 

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20131161622分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鹿児島労基署は6日、労安法違反の疑いで、鹿児島市の港湾運送会社「KN運輸」と同社の社長(43)を書類送検した。


容疑は昨年6月30日、鹿児島市七ツ島の波止場で作業員にフォークリフトでの作業をさせた際、周囲に立ち入り禁止区域を設けるなどの措置を取らなかった疑い。

近くを歩いていた男性作業員=当時(58)=が、後ろから轢かれて死亡した。


同署によると、社長は「対策が不十分だった」と容疑を認めている。

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131106/crm13110616230021-n1.htm

 

 

 

 

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20131161359分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

パチンコメーカーの藤商事(大阪市中央区)は6日までに、遊技機に使われる映像の撮影で、同社の21~27歳のイメージガール7人に撮影の演出で使ったセメントが付着し、皮膚に炎症を起こしたと発表した。いずれも軽傷とみられる。


同社によると、7人は10月31日、栃木県内の工場跡地で、泥に見立てたセメントをかぶる撮影をしていた。

セメントは通常のテレビ撮影などで利用されているものといい、同社は「原因は不明」としている。


藤商事には「CR宇宙戦艦ヤマト」や「CR暴れん坊将軍」など、人気のパチンコ台がある。

同社は、「再発防止に向け、あらためて安全管理の周知徹底を図る」としている。

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131106/dst13110614040001-n1.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

そういえば、テレビのバラエティ番組でタレントが頭から泥状あるいは粉状のセメントのようなものをかぶっている映像を、何回か見た覚えがある。

しかし、セメントであれば目や皮膚に刺激性があるので、やたらかぶることはできないはず。

http://www.jcassoc.or.jp/cement/1jpn/jd4.html

 

歯科用セメントと称して、実はセメントでなかったりすることもあるので、撮影用セメントといっても、普通のセメントとは別物なのかもしれない。

もしそうだとすれば、撮影用セメントを準備したつもりで普通のセメントを準備した?

 

 

 

 

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2013116日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

柏労基署は5日、労安法違反の疑いで、柏市十余二のゴム製品製造会社「Sゴム」の製造部長の男性(43)と法人としての同社を書類送検した。

 

容疑は8月16日、同社の工場で、機械のスクリュー部分に安全保護策を講じなかった疑い。

同日午後4時10分ごろ、作業中の社員の男性(35)が右腕を巻き込まれ、右腕を切断した。

 

同署によると、製造部長は、「社員には回転中のスクリューに手を入れるなと注意していた。金がかかるので、設備を設置できなかった」と話している。

 

 

 

 

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20131161855分にNHK福岡NEWS WEBから、116197分に九州朝日放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前10時半ごろ、福岡県久留米市津福本町の病院建設工事現場で、大型クレーン車のアームの部分が根元から折れて倒れた。
アームは長さが38mあり、現場脇の歩道をふさいだほか、先端が車道にもはみ出したが、けが人はいなかった。


工事を行っていた建設会社によると、現場では建物の基礎工事が行われていて、休憩のあと、作業員がクレーン車に乗り込んで車体の向きを旋回して変え、止まったところ、突然、アームが倒れたという。

当時、アームは何もつるしていなかったが、真後ろにのけぞるように倒れ、その後、アームを動かす油圧機の部分で油が漏れているのが確認されたという。

目撃者は、「根元の部分に(オイルの)黄色い液がたくさん出ていて、ガシャガシャって倒れた」と話していた。

建設会社で、アームが倒れた原因を調べている。


現場は久留米市中心部に近い片側2車線の国道沿いで、倒れたアームを撤去するため、1時間にわたって交通規制が行われた。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20131106/5835781.html

http://www.kbc.co.jp/top/news/lbi/kbc_0005.html

 

 

 

 

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2013116日付で日テレNEWS24(1151911分 テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午後3時10分ごろ、南魚沼市小栗山地内の関越道上り線で、作業員3人が高所作業車で道路の舗装補修工事をしていたところ、JR東日本の送電線に触れ感電した。
3人は、いずれも新潟市西蒲区の「I建興」の従業員(35歳、38歳、30歳)。


消防によると、3人はやけどの症状があり、病院に運ばれ手当てを受けている。うち2人は症状が重いという。

 

出典URL

http://www.news24.jp/nnn/news8825759.html

 

 

 

 

(2013年12月6日 修正1 ;追記)

 

2013116日付の新潟日報紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。

 

警察などによると、送電線はJR上越線への配電用で、電圧は6万6千ボルト。関越道の路面から9.6mの高さを横切っていた。

 

事故当時は1車線を規制し、舗装補修工事をしていた。

 

クレーンを操作し、中央分離帯のガードロープの支柱を引き抜く際、電線に接触したとみられる。

 

 

 

 

 

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20131151933分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前8時半すぎ、新潟市中央区川岸町にあるガソリンスタンド「NエネルギーD川岸町店」で、「給油メーターから火花が出た」と、従業員から消防に通報があった。


消防車8台が出て現場を確認したところ、給油メーターの電気基盤が黒く焦げていたということで、火事には至らなかったが、あたりは焦げたにおいが立ちこめ、一時騒然とした。


ガソリンスタンドは午前8時から営業していたが、当時、客はおらず、けが人もいなかった。

消防では、給油メーターが老朽化のため、ショートしたものとみて、詳しい原因を調べている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035797321.html?t=1383685572466

 

 

 

 

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20131142035分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前10時半ごろ、気仙沼市切通にある建設会社の砕石所で、作業中のパワーショベルのエンジンルームから火が出たと従業員の男性から消防に通報があった。

消防車7台が出て、火はおよそ1時間後に消し止められ、この火事でパワーショベル1台が全焼した。
けが人はいなかった。


警察によると、パワーショベルは以前からエンジン付近にある燃料タンクから油が漏れることがあったということで、警察は、建設会社やパワーショベルの製造元に話を聞いて、詳しい原因を調べることにしている。


建設会社によると、砕石された石は震災の復旧工事などに使われていたという。
現場は、気仙沼市の市街地から直線距離でおよそ5km北西の山の中

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20131104/5789001.html

 

 

 

 

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2013115日付で朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前10時ごろ、延岡市鯛名町で、近くの無職男性(71)が自宅敷地入口の防潮堤扉(長さ3.5m、高さ1.5m、厚さ20cm)の下敷きになり、病院に運ばれた。

警察によると、後頭部を骨折したが意識があり、会話もできるという。

 

警察によると、同日午前9時半から津波を想定した地区の防災訓練があり、男性も防潮扉を閉めるなど、訓練に参加した。

その際、扉がスムースに閉まらなかったため、訓練後、扉上部の留め具を兼ねた滑車を外し、閉めやすくなるよう調節していて扉が倒れてきたという。

事故原因を調べている。

 

 

 

 

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2013921829分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。


台風18号で京都市伏見区小栗栖の民家300戸以上が山科川の支流の氾濫で浸水したのは、支流の水を山科川に逃がす排水ポンプが一時停止し、再稼働できなかったのが主な原因だったことが20日、市の調査で分かった。

市からポンプの管理を委託された業者は、作業を2人で行う決まりに反して1人で行っていた。
その作業員がけがで倒れたため、ポンプを再稼働できなかった。

停止したのは、市小栗栖排水機場の2機のポンプ。
普段は稼働していないが、大雨で山科川の水位が上昇した時に、支流の畑川に逆流しないよう、水門を閉鎖して畑川の水をポンプで山科川に排出する。

台風が接近した15日は、午後11時半前までに2機のポンプが稼働した。
しかし16日午前2時50分までに、何らかの原因で停止した。

本来なら、山科川の水位が一定量を超えた15日午後8時半前の段階で作業員を2人に増やすことになっていたが、1人のままだった。
作業員は、ポンプに詰まった流木などを取り除く場所で頭を負傷し、意識を失って倒れたという。

住民から浸水の連絡を受けた市は、16日午前4時前に排水機場に電話した。
しかし応答はなく、業者に様子を見に行くよう指示。到着した作業員が午前6時47分にポンプを再稼働させた。
市は、なぜ1人で作業を続けたのかは調査できていないという。

住民によると、畑川の氾濫で小栗栖森本町一帯の道路は午前3時半ごろには、深いところで2m以上冠水した。
市防災危機管理室は「ポンプが稼働すればここまでひどくならなかった」としている。

畑川には水位計は設置されておらず、住民の通報があるまで、市は氾濫を把握できなかった。
自宅が床上浸水した町内会長大久保さん(69)は、「ポンプの管理だけでなく、畑川の氾濫の発見も遅れており、市も業者も職務怠慢だ」と憤っている。

出典URL

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20130921000016

 

 

その後、2013113日付で毎日新聞大阪版朝刊から、作業員のけがなどに関する下記趣旨の記事が、浸水範囲図付きでネット配信されていた。

 

今年9月の台風18号の豪雨で川が氾濫し、290戸の浸水被害が出た京都市伏見区小栗栖とその周辺で、市が管理する排水ポンプが停止したことが被害の主因となったことが、市の調査などで判明した。

3日にある検証委員会の最終会合の意見を受け、市は責任を認め、被害を補償する方針。

市によると、ポンプのトラブルによる自治体の被害補償は異例。

 

市によると、雨が強まった9月15日夜、水門を閉めて運転を開始したが、翌16日午前2時50分までに2台あるポンプが相次いで停止。
ポンプ場内で1人で監視していた委託業者の作業員は、「たまったごみの除去中に角材のようなもので頭部を打ち、一時的に気絶してしまった」と説明しているという。

 

市が設置した検証委員会は「水量はポンプ能力を超えておらず、稼働していれば被害はほとんどなかった」と結論付ける見通しだ。

委託業者は8カ所のポンプ場の管理を請け負い、契約では、稼働時は2人が監視することになっていた。
ところが、広範囲の豪雨で人手が足りず、1人だったという。


浸水域には民家だけでなく事業所もあり、休業補償も含めると「相当な額になる」(同市土木管理部)とみられる。
市は先月末、補償額算定のための対策チームを発足させ、詳細な被害状況の調査をしている。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/news/20131103ddn041040018000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

頭部を打って気絶した作業員は、ヘルメットを着用していたのだろうか?

はたまた、この職場で着用は義務づけられていたのだろうか?

そういった点が気になったが、報じられた記事は見つからなかった。

 

 

(2024年6月27日 修正1 ;追記)

20246261954分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、監視役の作業員は眠り込んでいた、市が業者に請求した損害賠償額が全額認められたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

20139月の台風18号通過時、京都市伏見区で広範囲に浸水被害が発生したのは、同区の小栗栖排水機場のポンプ停止が原因だったとして、京都市が当時の委託業者などを相手取り、約113100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、京都地裁であった。

松山裁判長は業者側の責任を認め、請求通りの賠償を命じた。

市側は、浸水被害者や保険会社への保障など市が負担した経費の賠償を求めていた。

ポンプの維持管理業務を委託されていたOサービス(京都市右京区)側は、ポンプの停止は不慮の事故が重なったためで、浸水被害との因果関係も不明だとして争っていた。

判決によると、O社は、2人体制で行う運転監視業務を従業員が1人で行っていたところ、その従業員が眠り込み、約4時間にわたってポンプが停止した。

松山裁判長は判決理由で、O社が交代要員を確保する義務に違反していたと指摘。

当時の雨量やポンプの排水能力などから判断して、浸水被害はポンプの停止が原因だったと認定した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8aea1dacc024e8b6fd77371ad5fe8b58ce109275

 

626181分にNHK京都からは、作業員は設備の操作方法を十分理解していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

裁判で市は、浸水被害は、排水施設の業務委託をしていた業者の操作ミスなどが原因だったとして、業者に賠償を求めていました。

26日の判決で、京都地方裁判所の松山裁判長は「浸水は、排水施設のポンプの停止が原因だと認められる。従業員は設備の操作方法を十分理解しておらず、代表取締役は業務を遂行する知識や技能を教育する体制の構築を怠った」などと指摘して、市の訴えをおおむね認め、業者側に11億3000万円余りを支払うよう命じました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20240626/2010020355.html 

 

(ブログ者コメント)

判決内容に「眠り込み」とあるが、当初は「頭を打って気絶」という報道。

また、「操作ミス」というのも当初の報道にはなかった言葉だ。

そこで調べた結果、検証報告書に「ケガと疲労で4時間倒れていた」、「停止させたポンプを自動運転に復帰させるため操作盤の復帰ボタンを押したが、操作機の復帰ボタンを押さないと復帰しないシステムだった」などと書かれていた。

報告書の該当記述は下記参照。

 

小栗栖排水機場周辺における浸水被害 検証報告書

(平成25年11月5日 小栗栖排水機場周辺における浸水被害検証委員会)

・・・

(p23/45

午前220分  1号ポンプ停止
午前250分  2号ポンプ停止
午前3時ごろ?  委託職員が洪水対策作業中に事故に遭い,気を失う
午前640分  ポンプが動いているか確認しに来た別の委託職員が倒れている
         職員を発見。
午前647分  1号ポンプ2号ポンプ運転再開

(p26/45

(3)ポンプ停止の原因(実地検証)

ポンプ停止に係る新たな供述

・1号ポンプについては,除塵機のベルトコンベアーに引っかかったポリバケツを撤去するために,委託職員Aが16日午前2時20分に非常停止ボタンを操作し停止させた。

・2号ポンプについては,16日午前2時20分に1号ポンプを停止させたことで自動的に稼働した2号ポンプを停止させるために,委託職員Aが16日午前2時50分に停止させた。

騒音の少ない電動の1号ポンプを夜間に優先して稼働させるため,ディーゼル式の2号ポンプを一旦停止させた。

・委託職員Aが上記により停止させた1号,2号ポンプを自動運転に復帰させようとして,16日午前2時54分に,3階中央制御室の操作盤で復帰ボタンを押した
(本実地検証では,本人は2階で操作したか3階で操作したかの記憶が定かではなかったが,自動運転に復帰していないことから,3階での操作であったと推定される)。

・しかしながら,2階の操作機の復帰ボタンを押さないと自動運転に復帰しないことから,実際には運転を停止した状態のままであった。

ポンプ停止の原因

今回のポンプ停止の原因は,次の2点と考える。

・委託職員Aが午前2時20分に非常停止させた1号ポンプ及び午前2時50分に非常停止させた2号ポンプについて,3階中央制御室の操作盤の復帰ボタンを押したことで,実際には自動運転に復帰していないにもかかわらず,復帰できたものと思い込んでいたこと。

・そのような状況の中で,ゴミ処理中の不慮の事故によるけがと疲労により待機室で4時間弱倒れていたこと。
また,本来2名体制であるべきところが1名体制であったことから,約4時間にわたりポンプの再稼働ができなかった。

・・・

https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/cmsfiles/contents/0000159/159261/houkokusho.pdf

 

  

 

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2013115126分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

北海道警は4日、札幌北署の札幌駅北口交番に勤務する男性警部補(58)が、管内の住民や事業所計約150戸の個人情報などを記載し、巡回時に携行する案内簿を紛失したと発表した。

発表によると、案内簿は事件や事故などの際に地域住民や事業主らと速やかに連絡を取るため、住所や代表者らの名前を記載。このうち約50戸は、住民らの協力を得て、家族の氏名や勤務先、生年月日、電話番号なども記載していた。


警部補は10月31日午後、巡回から戻り、案内簿を机の横の暖房器の上に置いた。

その後、別の案件処理で約1時間、交番を無施錠で空けた。

3日昼、なくしたことに気付いた。

同交番は4人ずつの3交代制で、普段は交番内の施錠したロッカーに保管しているという。


道警は該当する住民らに事情を説明して陳謝し、何者かが持ち去った可能性もあるとみて調べている。
道警地域企画課は「関係者に多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる。指導を徹底して、再発防止に努める」とのコメントを出した。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131105-OYT1T00176.htm?from=ylist

 

 

2013116018分に毎日新聞から、11608分に北海道新聞から、116日付で読売新聞北海道版から、ロッカー内で発見されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

道警は5日、同交番内の鍵付きロッカーで見つかったと発表した。
片付け忘れた後、同僚署員が所定場所に収納しながら、十分に捜していなかったとみられる。

道警によると、案内簿は5日午後1時45分ごろ、ロッカー内を再度捜していた交番員が見つけた。
150世帯分の案内簿はファイルに挟んでいたが、背表紙のラベルを上から貼り付けて再利用していた。
3日に紛失が発覚した後もロッカー内を捜索したが、背表紙のラベルがはがれていて、中身と違うことが書かれていたため気付かなかったとされ、外部に持ち出された形跡はないという。

道警地域部の藤村参事官は、「保管管理の徹底に努める」とのコメントを発表した。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20131106k0000m040133000c.html

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/502370.html

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20131106-OYT8T00021.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

重要物品の紛失で思い出すのは、2011年10月5日に九州大学で起きたヒ素化合物紛失騒ぎだ。

実際は、紛失を届け出た准教授が瓶の蓋の色などを勘違いしていただけで、保管庫から発見された。

この点、今回の紛失騒ぎと通じるところがある。

ただ、2011年の騒ぎでは、発見後、准教授は自死された。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/817/

 

重要物品の管理には、くれぐれもご用心。

 

 

 

 

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20131111838分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

31日午前、日田市天瀬町馬原の国道210号線の境橋で、橋の下の河川敷に縦・横およそ30cm、重さ4.5kgのコンクリートの塊りが剝がれ落ちているのが見つかり、国交省九州地方整備局は1日、原因調査を行った。


調査に加わった九州大学大学院工学研究院の園田佳巨教授によると、橋の上の道路のアスファルトの舗装を剝がして補修を行う工事をしていたため、その際の振動で、コンクリートの塊りが剝がれ落ちたとみられるという。

橋には、コンクリートが劣化しているところが数カ所見つかったが、空洞などは見つからず、今後、コンクリートが剝がれ落ちる可能性は低いとみられるという。

園田教授は「コンクリートが剝がれ落ちた部分だけにネットを張るなどの対策をとればいいと思う」と話していた。


また、九州地方整備局大分河川国道事務所の田中副所長は、「橋のすべての部分でコンクリートに異常がないかどうか点検し、調査を踏まえたうえで今後、橋の上を通る道路の工事方法について検討したい」と話していた。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5075727121.html?t=1383342555511

 

 

 

 

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20131018日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3358/

 

 

(2013年11月8日 修正1 ;追記)

 

20131013日付の西日本新聞紙面に、防火扉管理上の注意点が、下記趣旨で掲載されていた。

 

消防によると、1階には「高温感知」で閉まる防火扉2枚と「常閉タイプ」の扉が1枚。2階は「煙感知」で閉まる扉が2枚、3~4階は「常閉タイプ」の扉が各1枚あった。

 

高温で作動する1階の防火扉は、通常、壁面に固定されている。

火災が起きると、扉を壁面に固定する「温度ヒューズ」が熱で溶け、扉が閉まる。

 

福岡市内の消防設備点検業者は、「温度ヒューズが溶けても防火扉が閉じないのは、扉の部分に腐食があったためではないか」と推測。
さらに、センサーなどで火や煙を感知しても、「壁に固定された扉は開け閉めしないから、長い年月が経てば動かなくなりやすい」とも指摘した。

 

消防関係者は、「年数回は、扉を開閉する必要がある」としている。

 

 

また、20131014日付の西日本新聞紙面に、加熱用の電気製品はトラッキングなどが発生する恐れが強いという下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

消防などは、ほこりなどが原因でコンセントに差し込まれたプラグ付近でショートして発火する「トラッキング現象」が起きた可能性があるとみている。

 

消防関係者によると、加熱用の電気製品は比較的強い電流が流れるため、コードの劣化やトラッキングなどが発生する恐れが強いという。

 

火災が起きた当時は雨が降り、湿度も97%と高く、湿気でショートが起きやすい気象条件だったという。

 

 

 

(2014年3月1日 修正2 ;追記)

 

20142232158分に毎日新聞から、煙の流れの再現実験が行われたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡県警と福岡市消防局は23日、火元の医院1階で発煙筒をたき、煙の回り方を調べる煙道実験をした。
県警は、業務上過失致死傷容疑での立件を念頭に捜査しており、実験で得たデータは今後実施予定の火災再現実験の参考にする。

火災は昨年10月11日午前2時20分ごろ出火。
1、2階にいた入院患者8人、3階にいた前院長夫妻の2人が死亡した。
10人の死因は、いずれも煙を吸った一酸化炭素中毒とみられる。
1、2階の防火扉は作動しなかった。

実験は、午前10時ごろから複数回実施。
火災で割れた窓ガラスを板で塞いだ上で、火元とみられる温熱機器のあった1階処置(診療)室で発煙筒をたいた。
防火扉を開けたり閉めたりするなど条件を変え、1〜4階に煙が充満する速さや濃度などを調べた。

出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140224k0000m040060000c.html

 

 

 

(2015年2月20日 修正3 ;追記)

 

20152172332分に毎日新聞から、安全措置を怠ったとして院長が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2141021分に毎日新聞から、2141120分に西日本新聞から、2171854分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(原因が特定されたため、タイトルも修正した)

 

福岡県警は17日、防火扉の管理などの安全措置を怠ったとして、院長(47)を業務上過失致死傷容疑で書類送検した。


県警によると、院長は「死傷者が出た責任は認めるが、防火扉の維持管理は業者がしていると思った」と、容疑の一部を否認している。


県警は、消防庁消防研究センター(東京都調布市)などで燃焼実験を実施し、出火元を1階にあった「ホットパック」と呼ばれる温熱治療用具を暖める機器のコンセント部分と特定。

壁の差し込み口との間にほこりなどがたまり発火する「トラッキング現象」が起き、煙が機器のあった部屋近くの階段を伝って上階へ上ったとされる

 

送検容疑は、院長は実質的な防火管理者だったにもかかわらず、認知症だった母親(当時72歳)=火災で死亡=を防火管理者とし、また、入院患者の多くが介護の必要な高齢者で、夜間は看護師1人の当直態勢であることを認識しながら、

(1)防火扉の一部に紙やストッパーを挟み閉まらないようにしていた

(2)防火扉の煙や熱を感知する部品が壊れていたのに、点検を怠り放置した

(3)避難出口となる1階裏口の扉の鍵を当直の看護師に持たせず、玄関も内側のドアノブに鎖を巻いて容易に開かないようにした

などとしている。

 

県警によると、福岡市消防局が10年1月に実施した消防法に基づく査察で防火扉のストッパーなどの除去を求めたが、医院側は「改善した」と報告していた。


防火扉に紙を挟んでいたのは誤作動を防ぐためだったとみられ、医院関係者は、患者が夜間に外に出ないよう玄関に鎖を付けていたと説明しているという。

 

また、消防法は医療機関などに年2回以上の消火・避難訓練を義務付けているが、法律通り実施されていなかった。


出火当時、当直の看護師による初期消火や避難誘導はなされなかった。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20150218k0000m040161000c.html

http://mainichi.jp/select/news/20150214k0000m040121000c.html

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/145556

http://www.asahi.com/articles/ASH2K43Y9H2KTIPE00C.html

 

 

 

 

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2013111日付で愛媛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

愛媛県松山市の飲食店で10月下旬、1983年製で使用期限を大幅に経過した消火器が破裂し従業員がけがをする事故が発生、市消防局は31日までに市ホームページ(HP)で、老朽化した消火器に関する注意喚起を始めた。


同局によると、25日正午ごろ、営業中の店内で消火器が破裂。近くにいた60代の女性従業員が顔にけがを負った。

破裂時の状況や原因を調べている。

 

消火器の使用期限は業務用で約10年、住宅用は5年で、老朽化による本体の変形や腐食がある状態で圧力がかかると、破裂する恐れがある。
2009年以降、全国で消火器破裂による負傷・死亡事故が計11件発生。

60代の男性廃棄物処理業者が廃棄処理中に死亡(11年、大分県)、89年製を操作した10代男児が負傷(09年、大阪府)などがあった。

 

出典URL

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20131101/news20131101569.html

 

 

また、松山市HPには、20131029日付で「老朽化消火器の適切な取扱い方法」というタイトルのお知らせ記事が掲載されていた。

記事中、底が抜けた消火器の写真ならびに平成21年度以降に発生した全国の同種事例12件が紹介されている。

 

http://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/bosai/sbbousai/sboshirase/syoukakisyobun.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○松山市のHPで紹介されている最近の12事例は、すべて消火器を動かすか操作していた時の事故。

そこから考えると、今回も、置いていた消火器が突然破裂したのではなく、動かすなどしていたのかもしれない。

 

○ブログ者は昨年、9年前に購入した自宅用消火器を買い替えた。
屋内保管ゆえ、底部を含めた外面に錆びなどは全くなかったのだが、イザという時に使えなかったり、あるいは破裂することを心配してのことだ。

それ以上に、古い消火器は販売店が引き取るというキャンペーン中だったことが、買い替えの動機となった。

 

 

 

 

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2013111730分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

千葉県柏市の清掃工場「市南部クリーンセンター(CC)」の焼却灰を運ぶコンベヤー付近で10月22日に小規模の爆発があり、市が炉の稼働を停止していることがわかった。
何らかの理由で発生したガスに引火したのが原因と見られ、市はプラントメーカーに詳細な原因調査を依頼している。


市によると、22日午後5時半ごろ、生ごみの焼却灰を炉から移送するコンベヤー付近で爆発があった。
灰の飛散を防ぐのを目的にコンベヤーを囲っている鉄製カバーの長方形のふた数枚(1枚長さ約1.5〜約2m、幅約1m)が爆風で外れ、作業用歩道に落下した。
爆発は、2005年の操業以来初めて。


放射性物質を含んだ灰の一部が付近で舞い上がったが、建物は密閉されており、外部への飛散はないという。市職員が計測した付近の空間放射線量は、0.1〜0.04マイクロシーベルト。灰に含まれる放射性物質の濃度は、1kg当たり200ベクレルと推定している。


市は「爆発時、数人の職員は中央制御室にいて、爆発のあった場所は無人だった。外部への放射能の影響もない」としている。

周辺住民には29日に回覧板で通知しており、1日には住民代表らに原因と対策について説明する。

市は「早急に操業を再開したい」としている。

 

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20131101k0000m040164000c.html

 

 

2013112日付で毎日新聞千葉版から、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市とプラントメーカーは、1日の市第2清掃工場委員会の臨時会で、事故原因について「水素ガスが滞留し静電気で着火した可能性がある」との見解を示した。
灰ピットに設置されている大型換気扇だけでは換気が不十分だったとみられ、換気扇以外の対応をしなかった点について「適切ではなかった」と謝罪した。

事故は、焼却灰をピットまで運ぶコンベヤー付近で爆発。鉄製カバーとボルトで接合されたふたが爆風でめくれ、カバー側面や底、加湿器のふたが変形した。
ガスについては「灰に金属アルミニウムが含まれた場合、アルカリ水中で水素ガスを発生する」として、主灰加湿機の水槽部で発生したとの見方を示した。

市側は今後、溶融炉前処理で使う集じん機の運転や通気管の設置でガスの排出を良くするとともに、圧力計やガス検知管で排気状態を確認する対策を示し、了承された。

出典URL

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20131102ddlk12040186000c.html

 

 

一方、2013112日付で朝日新聞ちば東葛版(聞蔵)からは、原因に関する、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市によると、灰を湿らす過程で水素ガスが発生し、静電気で着火、爆発した可能性がある。

これまでに爆発事故の発生はなく、今後は水素ガスが滞留しないよう、コンベアー内の空気の流れを円滑にするという。

 

 

 

 

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2013111日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

日高振興局西部総合庁舎(平取町)の灯油タンクから、最大で550ℓの灯油が流出したと、同振興局が31日、発表した。

老朽化した地中配管から漏れたとみられる。

隣接の小学校などへの影響は確認されていないが、同振興局は、周辺の土砂の入れ替えを始めた。

 

同振興局によると、10月11日に残量約450ℓの灯油タンクが空になっていたため、盗難の疑いがあるとして、警察に被害届を出した。

盗難防止用器具を設置した後の25日に100ℓを給油したが、28日に再びタンクが空になり、調べたところ、地中配管からの灯油の漏れを確認したという。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

北海道では、ホームタンクから灯油が抜き取られる窃盗事件が多発している。

タンクが空になっていたら、まず第一に漏洩を疑う・・・それは内地の人間の発想で、北海道の人は条件反射的に盗難に結び付けて考える?・・・ということだったのかもしれない。

もしそうだったとすれば、これ、一種のヒューマンエラーだ。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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