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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201310221936分にNHK前橋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月上旬、県消防学校で訓練中の消防署員7人が熱中症の症状を訴えて入院し、このうち2人が急性の腎不全を起こす重症と診断されていたことが、消防への取材でわかった。


消防によると今月8日、前橋市内の県消防学校で救助訓練中の消防署員25人のうち28歳から39歳までの6人が、午前中から夕方にかけ相次いで体調不良を訴え、11日にも1人が同様の症状で、いずれも病院に運ばれた。
病院に運ばれた7人は全員、熱中症と診断されて入院し、このうち2人は透析が必要な急性の腎不全を起こす重症と診断され、現在も3人が入院中だという。

当時、消防学校では野外でロープやはしごを使って高い場所へ登る訓練を行っていて、前橋地方気象台によると、消防学校がある前橋市の最高気温は、8日は平年より5度6分高い28度、11日が3度6分高い25度6分だったという。


消防学校ではこの事態を受けて、実地の訓練を12日から中断する措置をとっている。
県消防学校の中村校長は、「今回は消防署員やその家族に迷惑をかけて申し訳ない。再発防止を図り、事故のない消防の育成に当たっていきたい」と話していた。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065453531.html?t=1382472488847

 

 

 

 

(2013年11月3日 修正1 ;追記)

 

20131023日付の上毛新聞紙面に、当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。

 

重症の2人は、脱水症状などから腎不全を引き起こす「横紋筋融解症」と診断されていた。

横紋筋融解症は、筋細胞内の成分が血中に流出する症状で、重症化すれば命に関わる場合もある。

内科医の川島崇医師は「一般論として、暑い中で体に重い負担のかかる作業をしていれば、重症化しやすい」と説明している。

 

学校によると、訓練は今月2日から30日までの予定で、各消防本部から25人が参加した。

8日は午前9時から、高所にいる人を助け出す訓練を行い、午前中に4人、昼休み中に1人が体調不良を訴えて病院に運ばれた。

さらに午後6時半の訓練後に1人、11日未明にもう1人、入院した。

 

 

 

 

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201310222021分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ことし8月、井原市の工事現場でショベルカーからコンクリートの塊が落下し、25歳の作業員が死亡した事故で、笠岡労基署は矢掛町の建設会社と現場責任者を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは矢掛町中の建設会社、M組と現場責任者だった44歳の男。


この事故はことし8月、井原市の住宅解体の工事現場でショベルカーを使ってコンクリートをダンプカーの荷台に積み込んでいたところ、コンクリートの塊が1.5mの高さから落下して、作業を見守っていた25歳の男性作業員が下敷きになり死亡したもの。

 

労安法に基づく規則では、ショベルカーなどの機械に接触して危険が生じるおそれのある場所には作業員を立ち入らせてはならないと定められている。

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025463001.html?t=1382472897208

 

 

 

 

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201310221919分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ことし7月、芦北町の商業施設ではしごを使って高さ5mから7mのあたりで配線工事をしていた50代の男性作業員がはしごごと地面に転落し、死亡する事故があった。


この事故について労基署が調べたところ、作業の際に、はしごが倒れないように固定するなど十分な安全対策がとられていなかったことがわかった。


このため、労基署はきょう、工事を行っていた八代市の電気工事会社「K社」と56歳の社長を労安法違反の疑いで書類送検した。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005461671.html?t=1382473097300

 

 

一方、20131023日付で朝日新聞熊本全県版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

建物の壁に立てかけたはしごに登って機器の設置作業をしていて落下した。

 

社長らは、太陽光発電設備の設置現場で、足場を組んだり高所作業車を使ったりするなどの危険防止措置をとらなかった疑いがある。

 

 

 

 

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201310221912分にmsn産経ニュース神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鶴見労基署は22日、労安法違反の疑いで、電気工事業の男性経営者(46)を書類送検した。


送検容疑は1月25日、横浜市鶴見区のマンション新築工事現場で、土砂の崩落を防ぐ措置を取らず、雇っていた男性(21)に掘削した溝の中で配管の設置作業をさせたとしている。

男性は溝側面の土砂崩れに巻き込まれて意識不明となり、4月1日に死亡が確認された。

男性経営者は「固いから大丈夫だと思った」と説明しているという。

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/region/news/131022/kng13102219210003-n1.htm

 

 

 

 

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201310221925分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日午後0時ごろ、郡山市三穂田にあるコンクリート製のブロックをつくる工場から、「作業員の男性が機械に頭を挟まれた」と消防に通報があった。
現場に駆けつけた消防が男性を病院に搬送したが、その後、死亡した。
死亡したのは、この会社の社員の男性(33)。


警察によると、男性は事故が起きた時、別の作業員3人とともに歩道などに使うタイルを作る作業をしていたところ、作動中の大型機械に頭部を挟まれたという。
男性が挟まれていることに気がついた別の作業員が機械を止めて男性を助け出し、消防に通報したという。


警察は、現場の責任者から話を聞くなどして、事故の原因を詳しく調べている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055458051.html?t=1382472249057

 

 

一方、1023日付の朝日新聞福島中会版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

 

警察によると、当時、「Fシービー」の工場内で他の3人の従業員と「インターロッキングブロック」と呼ばれる道路舗装用のコンクリート製ブロックを製造していた。

 

別の従業員が操作していた機械に誤って巻き込まれたという。

 

 

 

 

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20131020日付で岩手日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県内で今月、稲刈り作業中の死亡事故が2件続き、県が安全の徹底を呼び掛けている。

ともにトラクターなどの農機を使用中、高齢男性が命を落とした。

日没も早まっており、十分な注意が必要だ。


県農産園芸課によると、今年の県内の農作業中の死亡事故は9件(前年同期7件)。

過去10年の統計によると、月別では田植えなどを行う4、5月に次いで、10月が多い傾向にある。

農機を使用中に誤って転倒するケースが目立つという。


犠牲者は65歳以上が7割余りを占め、発生時刻は午後3時から夕方にかけての3時間に集中。

「早く収穫を終わらせようと焦りが出る時間帯」とされる。

 

出典URL

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20131020_8

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

焦りと事故の因果関係についてデータで示されることは珍しいと思い、本ブログ掲載対象外の農業関係の事故ではあるが、紹介する。

 

 

 

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201310201750分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

全国で2012年度に起きた停電のうち、電力会社が「ヘビ」を原因と認定したものが少なくとも169件に上ることが20日、電力各社への取材で分かった。

鳥の卵やひなを狙って電柱を登り、電線などに接触しショートさせる例もある。

電力会社は対策を講じるが、思わぬ難敵に苦慮している。


ヘビによる停電回数の内訳は、東北電力が最も多く68件で、関西電力40件、中国電力30件が続いた。ほかは、九州電力13件、北海道電力と東京電力が5件、四国電力4件、北陸電力3件、沖縄電力1件。中部電力は集計がなかった。

 

出典URL

http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013102001002001.html

 

 

 

キーワード;小動物

 

 

 

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20131019日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

仙台労基署は18日、大分県の建設会社「S組」と同社の東北支店長(71)、現場責任者(58)を労安法違反(労災隠し)の疑いで書類送検した。

いずれも容疑を認めているという。

 

同署によると、仙台市若葉区で、市から受注した下水道管の取り替え工事中の2月18日、男性作業員(26)が深さ約1.7mの溝の中で作業中、崩れてきた砂利の塊で腰の骨を折り、6ケ月ほど休業したにもかかわらず、支店長は、男性が転倒して負傷したと労基署に虚偽の報告をした疑いがある。

支店長らは、「事故を市に知られると、次から受注できなくなると思った」と話しているという。

 

 

 

 

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20131019223分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午後3時50分ごろ、京都府八幡市川口東頭の金属鋼板加工会社「Kマテックス」で、「男性がダクトに埋もれてしまった」と119番があった。

警察などによると、同社の男性社員(33)がダクト内に転落したとみられ、午後10時25分現在も消防などが救助活動を続けている。


警察などによると、男性社員が転落したとみられるダクトは、直径約3m、高さ約3mの円柱状。金属溶接の際に出た金属片などを集めている設備という。
男性社員は、金属片を引き取る業者から「いつもより量が少ない。ダクトが詰まっているのではないか」と指摘され、様子を確認に行って転落したとみられる。

別の社員が「助けて」という声を聞いて男性社員を発見、通報した。


午後10時25分現在も救助活動は続いているが、内部が狭いことなどから難航。男性社員は下半身が金属片に埋もれており、呼びかけにも応答がないという。


現場付近では同社の社員ら約30人が心配そうに救助活動を見守り、担当者は取材に「救助活動中なので言えることはない」とこわばった表情で話した。

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131019/waf13101922030017-n1.htm

 

 

また、20131020149分にmsn産経ニュースwestから、救出されたが心肺停止状態という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

消防などは通報から約9時間後の20日午前0時40分ごろ、男性社員を救出した。

男性社員は同府宇治市の病院に搬送されたが、心肺停止状態だという。
 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/131020/waf13102001490000-n1.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

9月に起きた唐津市水産加工会社の硫化水素中毒事故で、部長が「タンク内をのぞく行為そのものが危険だと徹底すべきだった」と後悔している旨、紹介したが、今回の事故の報に接し、そのことを思い出した。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3280/

 

 

 

 

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20131019959分にNHK北海道NEWS WEBから、10192015分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午前0時半ごろ、札幌市の「さっぽろテレビ塔」で地下1階のそば店「O番」から煙が出ているとテレビ塔の警備担当者から消防に通報があった。

消防車など16台が出動して消火活動にあたり、煙はまもなく、おさまった。
地下の飲食店街は当時営業を終えていて数人の従業員がいたが、全員が避難して無事だった。


煙がたちのぼったテレビ塔周辺では、一時騒然となった。
当時、地下にいた飲食店の従業員は「白い煙がもくもくと出ていて驚いた。怖くてすぐ避難した」と話していた。

警察によると、煙が出た店では壁や天井など1m2ほどが焦げていた。 

また、台所にあった天かすを入れた金属製のざるが激しく焼けていたことが、警察への取材でわかった。
警察は、天かすから出火したとみている。


消防によると、動植物性の油類は、空気中の酸素に触れると酸化して発熱する性質がある。

余熱のある大量の天かすを1か所にまとめておくと、酸化が促進されて出火する可能性があるという。


今年9月に札幌市の大通公園で開かれた「さっぽろオータムフェスト2013」の特設店舗で、天ぷらの調理場の壁約3m2を焼く火災があった。

同市消防局によると、金属製のざるにためた天かすから出火したことが原因だった。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20131019/5398461.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131019-OYT1T00758.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

天かすの自然発火事例は、タマに報道されることがある。

 

 

 

 

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201310191210分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午前4時40分頃、群馬県玉村町下新田のコンビニ弁当製造会社「M」群馬工場で、同社社員の男性(58)がベルトコンベヤーを動かすローラーに胸を挟まれているのを、パート従業員の男性(49)が発見した。
男性は病院に搬送されたが、約1時間後に死亡した。


警察によると、男性はといだ米をベルトコンベヤーで炊飯器に送る作業を1人でしていたという。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131019-OYT1T00420.htm

 

 

20131020日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、男性は1人でベルトコンベヤーを使って大型炊飯器に米を入れる作業中、コンベヤーのつなぎ目に上半身を挟まれた。

機械の異常音で別室の男性が見つけたが、意識はなかったという。

 

 

一方、201310192355分にmsn産経ニュースからは、コンベヤーではなくリフトに挟まれたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午前4時45分ごろ、群馬県玉村町下新田、コンビニ弁当製造会社「M」群馬工場で、同社社員の男性(58)が下りてきたリフトに胸を挟まれた状態で見つかり、約1時間後に病院で死亡が確認された。


警察によると、男性は洗浄された米をベルトコンベヤーとリフトで炊飯器に送る作業を1人でしていた。

近くの部屋で作業中のパート従業員の男性(49)が異常を知らせるブザーを聞いて発見し、119番通報した。

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131019/dst13101923570026-n1.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ローラーに挟まれたのかリフトに挟まれたのか定かでないが、多数決で、タイトルにはローラー説を採用した。

 

 

 

 

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201310182117分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

工場で従業員が指を切断する事故が起きたのに、事故はなかったとうその報告をしていたなどとして、鳴門労基署は、県内に工場がある兵庫県の釣り糸メーカーとこの会社の社長らを労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、釣り糸の製造や販売を手がけている兵庫県南あわじ市に本社がある「Y社」と、この会社の63歳の社長ら2人。


同署によると、ことし3月、鳴門市にあるこの会社の工場で従業員が右手の人さし指と中指を機械に巻き込まれ、一部を切断する労災事故が起きた。


会社の社長らは、事故を労基署に報告しなかったうえ、情報を得て立ち入り調査した労働基準監督官に対しても、労災事故は起きていないとうその説明をしたとして、労安法違反の疑いが持たれている。


労基署の調べに対し、社長らは、「労災事故が起きたと報告すると設備の改修など安全面での指導を受けると思い隠した」と話しているという。
書類送検されたことについて会社は、「対応が甘かったと非常に深く反省している。今後はこのようなことがないようにしたい」と話している。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8025381411.html?t=1382134641632

 

 

 

 

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201310172139分にNHK NEWS WEBから、1018日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

WHO(世界保健機関)は17日、大気汚染について、中国などで深刻化していることを念頭に、問題となっているPM2.5など粒子状の大気汚染物質について、「肺がんなどの発がん性がある」と初めて正式に結論づけ、国際社会が早急に対策を取るよう求めた。


WHOの専門機関で、化学物質などの発がん性について分析、公表しているIARC(国際がん研究機関)は17日、スイスのジュネーブで最新の研究成果について記者会見を開いた。
この中で、呼吸器疾患の要因となり、発がん性も指摘されてきたPM2.5など空気中を漂う非常に小さな粒子状の大気汚染物質について、発がん性のリスクの5段階の危険度のうち最も高い分類「グループ1;発がん性がある」と初めて結論づけたと発表した。


さらに「大気汚染」全体についても、ヒトが汚染された空気の中で生活を続けることで「肺がんなどの発がん性がある」と結論づけ、「がんによる死亡の主要な環境要因だ」と指摘した。


IARCでは、人口が多く急速に工業化が進んでいる中国などの新興国は、ここ数年、粒子状物質などによる大気汚染にさらされる危険性が非常に高まっているとして、国際社会が早急に対策を取るよう求めた。

 

IARCは従来、ベンゼンなど個々の大気汚染物質の発がん性評価を行ってきたが、今回から「大気汚染」と、大気汚染を構成する「粒子状物質」に分けて評価した。

 

中国のPM2.5による大気汚染で日本への影響が懸念されていることを受けて、環境省はことし2月、一日の平均濃度が1m3当たり70μgを超えると健康に影響を与えるおそれがあるとして、この数値を超えると予測された場合、都道府県などが住民に外出などを控えるよう注意喚起するとした暫定的な指針をまとめた。


指針では、PM2.5の濃度を早朝の3時間計測して、1時間当たりの平均濃度が1m3当たり85μgを超えた場合は、一日の平均濃度が指針の数値を上回る可能性が高くなるという予測方法を示していた。
しかし、環境省がことし3月から5月までの3か月間に各自治体が行った指針の運用結果をまとめた結果、実際には、一日の平均濃度が70μgを上回ったにもかかわらず、早朝の1時間当たりの平均濃度が85μgを超えていなかったため、住民に注意を呼びかけられなかった日が5日あったという。

 

環境省は、冬ごろから国内で計測されるPM2.5の濃度の上昇が懸念されるとして、18日、専門家で作る会議を開き、予測方法をどのように向上させるべきか意見を求めることにしている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131017/k10015365401000.html

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=86623

 

 

 

 

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201310171827分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ことし8月、JR高徳線の列車が高松市内で緊急停止して5時間半にわたって運転を見合わせたトラブルについて、JR四国は17日、車両の推進軸と呼ばれる部分とほかの器具とをつなぐ部品を車両のメーカーが誤って取り付けていたことが原因だったと発表した。

 

このトラブルは、ことし8月、JR高徳線の下り普通列車が高松市内を走行中にエンジンの力を車軸に伝える推進軸と呼ばれる部分が外れて緊急停止し、およそ5時間半にわたって運転を見合わせたもの。


その後、原因を調査したところ、車両の下にある推進軸とほかの器具をつなぐための「ベアリングキャップ」と呼ばれる部品が左右逆に取り付けてあり、安定性が低かったために推進軸が外れたことがわかった。


JR四国によると、去年8月に車両メーカーが別の部品の交換のためにこの車両の推進軸をはずした際に、ベアリングキャップを左右誤って取り付けたと考えられるとしている。
きょうの会見でJR四国運輸部車両課の吉本課長は「メーカーからの報告で問題はないとされたので誤ったままの状態になってしまった」と述べ、再発防止策としてベアリングキャップの確認を検査項目に加える考えを明らかにした。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8035321911.html?t=1382042667948

 

 

10171834分にKSB瀬戸内海放送からは、補足的内容の記事が下記趣旨でネット配信されていた。

 

横から見ると取り付けミスがわかるが、JRの定期検査は打音検査しかしていないため見つけられなかった。

結果を受けてJR四国は全てのディーゼル車両を緊急点検したが、問題は見つかっていない。

 

出典URL

http://www.ksb.co.jp/newsweb/index/147

 

 

一方、1018日付で朝日新聞香川全県版(聞蔵)からは、左右上下を間違っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

推進軸を取り付ける際に、部品2つを左右上下間違えて固定したことが原因という。

部品の噛み合わせの悪さでボルトに負担がかかり、破損したという。

 

 

 

 

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201310171946分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午前11時すぎ、四万十市西土佐で市道を拡幅するため道路脇の斜面で掘削作業をしていた男性(61)が斜面から転落したと、一緒に作業していた男性から消防に通報があった。

男性は四万十市内の病院に搬送されたが頭を強く打っていて、まもなく死亡した。


警察によると、山の斜面から落ちてきた50cm四方の大きさの岩が男性を直撃し、男性は、およそ12m下まで転落したという。
警察は、当時の詳しい状況を調べている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8015354191.html?t=1382042767787

 

 

 

(2013年11月3日 修正1 ;追記)

 

20131018日付の高知新聞紙面に、事故時のやや詳しい情報が下記趣旨で掲載されていた。

 

同市西土佐総合支所によると、現場の市道は午前11時から50分間の通行止めとし、男性は落石防止のため削岩機で岩を粉砕する作業をしていた。

 

 

 

(2014年1月21日 修正2 ;追記)

 

20141201932分にNHK高知から、安全ベルトをつけていなかったなどとして関係者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

四万十労基署が調べた結果、この事故で、死亡した男性は、高さ2m以上の高い場所で作業をする時に使用が義務づけられている安全ベルトをつけていなかったほか、技術担当の責任者として現場で作業していた55歳の男性は、高さ10m以上で掘削作業を行う際に義務づけられている労基署への計画の提出を怠っていた。


このため労基署では、この2人に加えて、2人を現場で作業させていた四万十市の建設会社についても、危険を防止するための必要な措置を講じていなかったなどとして、それぞれ、労安法違反の疑いで20日、書類送検した。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8014622521.html?t=1390254938973

 

 

 

 

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20131017日付で東京新聞(夕刊)から、1017913分にmsn産経ニュース東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京都板橋区で16日午後8時10分ごろ、携帯電話を操作しながら歩いていた男性が踏切に進入し、電車にはねられ死亡する事故があった。

スマートフォンや携帯電話の画面に気を取られ、駅のホームから落ちたり、人と接触したりする事故が相次いでおり、警察や鉄道会社は注意を呼びかけている。 

 

警察によると、死亡したのは区内の無職男性(47)。

現場は東武東上線大山駅に隣接する踏切で、事故当時、左右両側から遮断機が下り、警報機も鳴っていた。

男性は携帯電話を操作しながら、中央部分に数cm開いた遮断機の隙間を通り抜けて電車と衝突し、死亡したとみられる。

電車は大山駅を通過するため、速度が出ていたという。

 

警察が男性の家族に事情を聴いたところ、「自殺する原因は思い当たらない」と話したといい、「携帯電話の画面に気を取られ、誤って進入した可能性がある」と署幹部。

 

近くにある飲食店の男性店員(38)は「同僚が事故を目撃した。警笛が鳴り、男性は踏切の中で驚いた顔をしていたそうだ」と話した。

 

今年5月には、新宿区のJR中央線四ツ谷駅のホームで、携帯電話を見ながら歩いていた小学5年の男児がホームに転落する事故が発生。その際、電車が進入したが、男児はホームと電車の隙間にいたため、あごをけがしただけで済んだ。

 

携帯電話をめぐる事故を受け、鉄道各社は車内放送やポスターなどで注意を促すキャンペーンを始めている。

東武鉄道も先月30日以降、駅構内や電車内に「スマートフォンや携帯電話の『ながら歩き』は危険」という内容のポスターを掲示していた。

広報担当者は「今回の事故は遮断機が下り、警報機も正常に作動していたので、電車の接近は気づくはず」と戸惑いがちに話した。

 

出典URL

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013101702000239.html

http://sankei.jp.msn.com/region/news/131017/tky13101711400002-n1.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○人間、一点集中すると周囲の状況が見えなくなる。

このことは、ヒューマンエラーの1つのパターンとして、しばしば指摘されてきたことだ。

今回も、報道内容から推測すると、携帯画面に集中し過ぎたために周囲が見えず、遮断機の棒を、単に自分の通行を阻害するものとしてしか、認識していなかった可能性がある。

以前、本ブログに掲載した心理学的観点から考えれば、携帯画面が「図」、遮断機の棒が「地」となっていたのかもしれない。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/23/

 

○自分の不注意で事故を起こすと、その結果は自分に跳ね返ってくるばかりでなく、大勢の人に迷惑をかけることになる。

今回も、鉄道会社、利用客、そして残された家族に多大の迷惑をかけてしまった。

他山の石とすべき事例だ。

 

 

 

 

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20131020710分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JX日鉱日石エネルギーは19日、特約店が運営する山口県岩国市のガソリンスタンド「岩国南サービスステーション」で、水が混入したレギュラーガソリンを販売したと発表した。
「エンジンが止まる」などのトラブルが、同日までに23件報告されている。


同社によると、混入した可能性があるのは15日午後3時~18日午前10時の販売分。

18日朝、客からトラブルの連絡が相次ぎ、タンク内を調べたところ、水が混じった時に起きる白い濁りが確認された。


同スタンドにはレギュラーガソリンのタンクが2基あり、1基は補修工事に伴い、ガソリンを抜いて15日午後3時頃から清掃のため水をためていた。

2基のタンクは配管でつながっており、何らかの不具合でもう一方のタンクに水が漏れ出した可能性が高いという。


この間の給油件数は延べ352台で、うち168台は特定され、ガソリンの入れ替えなどの対応を取っている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131019-OYT1T01055.htm

 

 

 

 

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201310161343分に朝日新聞から、1016127分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また同社HPにも同主旨のお知らせが掲載されていた。

 

愛知県安城市の自動変速機(AT)世界最大手のアイシン・エィ・ダブリュの敷地内で15日午後11時13分頃に発生した火災は、16日午前2時23分ごろ鎮火した。

 

警察などによると、アルミ製のトランスミッションを製造している鉄骨平屋建て約6万8000m2の第2工場の集塵機およびダクト、壁・天井の一部が焼損した。
ダイカスト区の集塵機付近で粉塵爆発があったといい、何らかの原因で積もったちりに引火した可能性があるという。
2度爆発音が聞こえたという。
付近で働いていた約30人にけがはなかった。

同社は16日、原因を究明するため事故対策本部を設置。
また16日中に生産を再開した。

出典URL

http://www.asahi.com/national/update/1016/NGY201310160005.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131016-OYT1T00127.htm

http://www.aisin-aw.co.jp/news/20131016.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○「2度爆発音が聞こえた」と報道されている。もしそうなら、粉じん爆発の特徴の一つである2次爆発が起きたのかもしれない。

 

○アルミ粉の粉塵爆発だったとすれば、その対策はとっていたはず。何が悪かったのだろうか?

 

○1日後に生産が再開された点から考えると、被害は、そう大きくなかったのかもしれない。集塵機内で爆発が起きたが放散口が開いた程度で済んだ・・・という可能性も考えられる。

 

 

 

 

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20131013234分に徳島新聞から、10141317分にNHK徳島から、1014日付で朝日新聞徳島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR四国は13日、徳島市のJR徳島線蔵本駅近くの踏切で、断線し垂れ下がっていたワイヤーに、ミニバイクを運転していた徳島市内の20代男性が接触、転倒し、首などにけがをしたと発表した。


JR四国によると、ワイヤーは直径6mmの鋼製。線路脇に長さ約55m、高さ約6.5mに設置されており、途中で切れ、垂れ下がったとみられる。

 

もともとは通信用のケーブルなどをぶら下げるためのものだった。

旧国鉄時代に新しいケーブルとワイヤーに交換した際、古いワイヤーを撤去し忘れた可能性が高いという。

さびており、老朽化が原因とみられる。
断線したワイヤーは現在使われておらず、ただ張られている状態だった。

ケーブルは点検を行うが、切れたワイヤーは点検対象になっていなかった。

 

JR四国は14日から、管内の約1300の踏切を中心に緊急点検を始めた。

徳島市の鮎喰駅近くにある踏切には、午前9時半に3人の担当者が訪れ、地上5mほどの高さに張られている通信ケーブルやワイヤーが古くなっていないか目視で点検していた。

また、図面と照らし合わせながら、不要なワイヤーがそのまま残されていないかも確認していた。

 

出典URL

http://www.topics.or.jp/worldNews/worldSociety/2013/10/2013101301001756.html

http://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8025252911.html?t=1381776777785

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

上記3社の報道記事では「架線」、「ケーブル」、「ワイヤー」の3つの言葉がゴチャ混ぜに使われており、そのまま転載したのでは頭が混乱する。

よって、ブログ掲載に当たっては、ブログ者が勝手に推察して、「ケーブル」、「ワイヤー」の2つの言葉に統一した。

その内容で合っているかどうかは不明だが・・・。

 

 

 

 

(2013年11月3日 修正1 ;追記)

 

20131014日付の徳島新聞紙面に、ワイヤーの状況に関する下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

JR四国によると、架線は直径約6mmの鋼製で、7本を束ねて1本にしている。

 

 

 

 

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201310142125分にNHK東北NEWS WEBから、10141916分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前11時ごろ、JR仙台駅前にある商業施設「エスパル仙台」の2階の入り口近くで、天井からつり下げられていた案内板が突然落下した。
案内板は、縦30cm、横1m30cmのアクリル製のボードで、重さはおよそ2kgあり、店が調べたところ、ワイヤーを固定していたステンレス製のボルトが2本とも折れていたという。

店によると、落下した案内板は2000年に設置したが、その後、点検はしていなかったという。
現場は、仙台駅のペデストリアンデッキに面した入り口の近くで、当時、付近に客2人がいたが、けがはなかった。


13日の県内は、発達中の低気圧の影響で強い風が吹いていて、仙台市では午前10時半過ぎに、全国の観測点で最も強い25.5mの最大瞬間風速を観測した。


店では、ドアが開いたとき、店内に吹き込む強い風にあおられワイヤーを固定していたボルトが折れたのが原因とみて、店内を緊急点検したうえで、同じ方法で設置していた案内板30枚を撤去した。
店では、安全な取り付け方法を検討したうえで、改めて案内板を設置することにしている

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20131014/5259451.html

http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013101401001786.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

  

突風にあおられてステンレス製のボルトが2本とも折れるなど、ブログ者は想像したこともなかった。

せいぜい曲がる程度だろうと思っていたのだが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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