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2013年10月5日19時45分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後11時すぎ、東京・港区麻布十番を流れる古川の堤防の工事現場で、川沿いの歩道が幅およそ2m、長さおよそ30mに渡って突然、崩れ落ちた。
崩れた土砂は川の中央付近まで達したが、当時、工事はしておらず、作業員や付近の住人などにけが人はいなかった。
工事は古川の堤防を作り直すもので、東京都の発注で去年12月から行われていたが、4日の朝、現場付近の道路が30cmほど沈下しているのが確認されたため、通行止めにしていたという。
近くに住む50代の女性は、「昨夜、地響きのような音が長く続いていた。けさになって道路が崩落していて驚いた」と話している。
現場は地下鉄の麻布十番駅に近いマンションなどが建ち並ぶ住宅街で、警察などが崩落の原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20131005/5056941.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131005/dst13100522180006-n1.htm
2013年10月5日14時36分に読売新聞から、10月5日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前9時40分頃、大分県日田市羽田の梨園で、近くの農業の男性(65)が収穫作業中に運搬車と梨の木の間に挟まれ、腰などを強く打ち、出血性ショックでまもなく死亡した。
警察によると、男性は、そばの斜面に止めてあった梨の運搬車が動き出したため、回り込んで止めようとして、車と木との間に挟まれたらしい。
この日、男性は長男(38)と朝から作業をしていた。
長男は、「エンジンを切っていたと思う」と話している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131005-OYT1T00526.htm
(ブログ者コメント)
ブログ者の住んでいる地域は梨の名産地で、収穫時期にはよく梨の運搬車を見かける。
図体は、あまりデカくない。
ということで、自力で止められると思っての行動だったのだろうか?
このような事故は、農業以外の産業現場でも、たまに起きている。
小さくても車は車。坂道を動き出したりしたら、止めようとは思わないことだ。
2013年10月4日20時59分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし3月、除染で出た土などを保管する楢葉町の仮置き場で、作業員の男性がショベルカーにひかれて死亡した事故で、労基署は、元請けの前田建設工業などを、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、楢葉町の除染を国から請け負う共同企業体の代表で、東京・千代田区に本社がある前田建設工業と、現場の52歳の責任者、それに、4次下請けで平田村のM自動車商会と、58歳の社長。
この事故は、ことし3月22日に、楢葉町下小塙の除染の仮置き場で、トラックを誘導していた51歳の作業員の男性が、別の作業員が運転するショベルカーにひかれて死亡したもの。
富岡労基署によると、会社と責任者らは、ショベルカーを動かす経路や制限速度の計画を立てていなかったなどとして、労安法違反の疑いがもたれている。
いずれも容疑を認めているという。
前田建設工業は「担当者が不在のためコメントできない」としている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055015991.html?t=1380916743169
(2013年10月31日 修正1 ;追記)
2013年10月23日19時11分にNHK福島から、死亡事故が起きた除染工事の元請け3社が指名停止になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
楢葉町の除染現場で、ことし、2件の死亡事故が起きたことを受け、環境省は、工事を請け負った大手建設会社など3社を、23日から3か月間の指名停止にした。
指名停止になったのは、楢葉町の除染を請け負う共同企業体のメンバーで、いずれも東京に本社がある「前田建設工業」と、「鴻池組」、それに「大日本土木」の3社。
楢葉町の除染現場では、ことし3月に作業員がショベルカーにひかれて死亡したほか、5月にも、坂道で動いた無人のトラックにひかれて、作業員が死亡する事故が起きた。
環境省によると、これらの現場では、いずれも作業計画が作られていないなど、決められた安全対策がとられていなかったという。
このため環境省は、この3社に対し、23日から3か月間指名停止にし、環境省が発注するすべての事業について、新たな入札に参加できなくなった。
ことし12月まで行われる予定の楢葉町の除染作業は、引き続き3社が事業を続けるという。
元請けとなる大手建設会社が3社同時に指名停止になったことの影響について、環境省は「他の自治体の除染作業の進ちょくに、大きな影響が出るとは考えていない」としている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055490871.html?t=1382561190143
また、10月23日付で環境省東北地方環境事務所からプレスリリースされた指名停止を知らせる資料中、事故時のやや詳しい状況が下記趣旨で記載されていた。
平成25 年3 月22 日、下小塙仮置場圧縮梱包施設内で大型土のうを運搬する4tユニック車を誘導していた作業員が、大型土のうを荷下ろししていた0.28m3級油圧ショベルが横向きで前進した際に右足大腿部から股下付近までキャタピラで踏まれ、死亡した。
出典URL
http://tohoku.env.go.jp/fukushima/pre_2013/data/1024aa.pdf
(ブログ者コメント)
これらの情報は、5月に起きた事故の紹介記事にも追記済。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2891/
2013年10月5日付で読売新聞富山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「ドスン」と鈍い音と共に落ちる壁、頭から血を流して倒れる買い物客――。
高岡市駅南のスーパー「S市場高岡駅南店」で4日、石こうボードの壁(縦1.8m、横6.25m、厚さ8.5cm)が崩れ、女性2人が重軽傷を負った事故。昼時の買い物客でにぎわう和やかな店内は一瞬にして緊張に包まれた。
壁を天井に固定していたネジが抜け落ちており、警察は、店や建設業者などから詳しく事情を聞き、事故原因の解明を急ぐ方針だ。
4日午前11時25分頃、約50人の買い物客でにぎわう同店に、ドスンという鈍い音と共に、「落ちた」と目撃者の叫び声が響いた。
従業員のNさんが駆けつけ、倒れた壁と床のすき間に潜り込むと、市内の女性(74)と孫の女性(25)があおむけに倒れているのを発見。74歳の女性は頭から出血していたため、「タオルを持ってきてくれ」と叫んだ。
店の入り口には「緊急事態のため閉店中」と張り紙がされ、レスキュー機動隊が慌ただしく到着するなど、同店周辺は物々しい空気に包まれた。
警察などによると、崩れた壁は天井などにネジで固定され、建物の壁から約53cmせり出す形で設置された「つり壁」で、鉄製の枠に石こうボードを張り付けた構造。
はがれ落ちた壁の上部の接続部には、壁を天井に固定していた数十本のネジが付いたままの状態だった。
倒れた壁は、売り場の買い物カートとパン陳列台に支えられる形となり、床との間には約80cmの隙間ができたため、女性2人は直接下敷きにならずに済んだという。
同店を運営する食料品小売り「Mフード」(氷見市)の渡辺常務らは同日、店内で会見し、「誠心誠意、原因を究明する。心よりお詫び申し上げたい」と謝罪。
同店では、店長が毎日店内を巡回し、壁のすき間や雨漏りなどの異常がないかチェック項目を設けて目視で確認しているとし、4日も事故直前までつり壁に異変はなかったと説明した。
同社は、県内で運営するスーパー5店舗すべてで同日夕、緊急点検を実施。ネジを締め直すなどし、「危険はないと判断した」(渡辺常務)ため、5日以降も通常営業を行うという。
一方、同スーパーの建築工事を担当したM建設北陸支店(金沢市)によると、工事は2011年7月~11月に行われた。
「工事に問題は無かった」とするが、内装工事は場所によって同支店と店舗側で担当が分かれており、今回落ちた壁については「どちらが工事を行ったのか、現地に派遣した社員からまだ連絡が無く、現時点では分からない」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20131005-OYT8T00012.htm
2013年10月4日付で読売新聞長崎版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
諫早市教委は3日、市立湯江小の2日の給食で、ナッツ類などのアレルギーを持つ1年の女児に誤ってピーナツ入りのサラダを配膳し、女児がアレルギー症状を起こして病院に搬送されたと発表した。
命に別条はなく、すでに退院しているという。
市教委によると、女児がピーナツの入った「中華サラダ」を食べた約1時間半後に、嘔吐やせきなどの症状が出たため、市内の病院に搬送。
学校は、ピーナツを除いたサラダを準備し教室まで運んでいたが、担任の女性教諭が配膳するのを忘れていた。
教諭は、女児が誤って食べたことに気付いたが、直後は症状が出なかったため、口をゆすいだり、はき出させたりするなどの対処もしていなかった。
また市教委は、9月に御館山小と長里小で、それぞれ1年と4年の男児がアレルギー性物質を含む給食を食べたことがあったことも明らかにした。
担当者が記録や確認を怠ったことが原因。
食べた児童にアレルギー症状は出なかった。
記者会見を開いた平野教育長は、「確認や対応が徹底されていなかったことは、大変申し訳ない。対応への手引きをまとめた書類を全職員に配布するなど再発防止に努める」と陳謝した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20131003-OYT8T01328.htm
(ブログ者コメント)
給食でのアレルギー発症トラブルは、調布市小学校での死亡事故以降も、しばしば起きている。
今後も起きることだろう。
しかし、学校は産業現場ではない。
これまでは、安全管理の不備が引き起こしたトラブルということで紹介してきたが、今後は、よほどのものでない限り、掲載を割愛する。
先に掲載した可児市での小バエ混入以外、この1ケ月、以下のような同種トラブルが報道されていた。
(プロバイダー字数制限によりURLは記載省略)
10月7日 富山市(10月8日 読売新聞)
パンに画鋲
9月3日~27日 諫早市(10月6日 読売新聞)
ビニール片、セロハンテープ、植物繊維、虫など
10月4日? 美濃加茂市(10月5日 読売新聞)
マツタケご飯に虫
10月4日? 氷見市(10月5日 読売新聞)
すいとん汁の中に金属ネジ
9月18日 氷見市
肉じゃがに六角ナット
10月4日? 真庭市(10月4 日 NHK岡山)
袋入りソフト麺の中に異物
10月3日 鈴鹿市(10月4日 伊勢新聞)
調理前のメンチカツに糸状の異物
10月2日 可児市(10月4日 読売新聞)
スープなどに髪の毛のようなもの
パンに糸くずのような異物
10月3日 岐阜市
煮物に虫
10月2日 高山市(10月2日 NHK岐阜)
関東煮に石のようなもの
10月1日 可児市(10月1日 朝日新聞)
麦ごはんにクモ
10月1日 岐阜市
すまし汁に青虫
10月1日 平塚市(10月1日 神奈川新聞)
米飯に虫
9月30日 平塚市
空揚げに輪ゴム片
9月27日 芦屋市(10月1日 msn産経ニュースwest)
パンにビニール片
9月13日 鈴鹿市(9月14日 伊勢新聞)
みそ汁に金属部品
9月12日 鈴鹿市(9月13日 毎日新聞三重版)
野菜いために金属ボルト
9月11日 鈴鹿市の小学校
ビニール袋の破片
9月10日 鈴鹿市
給食にプラスチック片
(ブログ者コメント)
給食への異物混入トラブルが、この1ケ月、ちょっと多すぎるのでは?と感じるほどに報道されていたので紹介する。
しかし報道されないトラブルも、結構、あるのかもしれない。
そう思うのは、以下のような情報があったからだ。
娘が通っている小学校で給食に異物混入があったようだ。学校から連絡なし。教育委員会に問い合わせるとビニール手袋の切れ端が入っていた由。教育委員会談、異物混入は日常茶飯事。
http://okwave.jp/qa/q4545646.html
給食を提供する機関は、他所の事例をみて、どの程度、再発防止に取り組んでいるのだろうか?
※給食への異物混入トラブルは、今後も報道されるだろう。
しかし、こういったトラブルは、食の安全という観点から掲載してきたものの、本来は品質管理の問題。
よって、今後は特段のものでない限り、報道の都度、掲載することは差し控える。
2013年10月3日21時24分にNHK京都から、10月3日18時0分にKBS京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後1時半前、京都市右京区太秦の三菱自動車工業の第4工場で火災が発生していると、従業員から消防に通報があった。
消防車20台が出動し、火は約2時間後に消し止められたが、工場の天井部分20m2や配線が焼けた。
この火災で付近には白い煙がたちこめ、一時、騒然となったが、ケガ人はいないという。
同社によると、出火場所はアルミの溶解を行う部屋で、先月末から溶解炉を止め、排気ダクトの工事中だったという。
出火当時は、工事業者8人が足場の溶接や研磨作業をしていたということで、工事中になんらかの原因で天井に火がうつったとみて、警察と消防で詳しい出火原因を調べている。
工場は、京都市中心部にほど近い工場地帯の一角。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2016185601.html?t=1380833334430
http://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/news/2013/10/post-10067.htm
また、10月4日付の京都新聞紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察などによると、ダクトの改造工事を請け負っていた業者が高さ10mの位置で電動ヤスリを使っていた際、火花が飛び散って粉じんに引火した可能性が高いという。
2013年10月5日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)から、10月4日付で毎日新聞茨城版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時40分ごろ、日立市大みか町の日立製作所の研究施設から「火災が発生し、けが人が1人でている」と119番通報があった。
警察によると、けがをしたのは施設の研究員で、同社の関連会社員の男性(44)。顔や右手に軽いやけどをした。
消防署員が、臨海第2研究棟1階の研究室でポリ容器が燃えたことを確認した。
警察の説明では、男性は当時、研究で使用した硝酸液の廃棄作業をしており、ポリ容器に移す際、何らかの原因で小規模な爆発が起き、出火して施設内の一部が焼けたという。
男性は、その際の爆風を受けたとみられる。
出典URL
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20131004ddlk08040174000c.html
(ブログ者コメント)
爆発、硝酸、廃棄という3つの言葉からは、混触が起きたのではないか?ということが想起される。
仮に混触だったとすれば、ポリ容器の中に還元性の物質が入っていたのかもしれない。
硝酸の混触危険性については、下記参照。
http://www.jaish.gr.jp/anzen/gmsds/0597.html
同様な事例として、過去に山形県の半導体工場で、メチルエチルケトン溶液を廃棄しようとして、誤って形状の似ている廃硝酸容器に投入して爆発した、という事例が、失敗知識データベースに掲載されている。
http://www.sozogaku.com/fkd/cf/CC0200053.html
2013年10月2日付で朝日新聞鹿児島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR指宿線の生見駅で1日、木製の枕木が焦げているのが見つかった。
鹿児島市内の同線では、4月からこれで5件目。指宿市内でも7月に枕木が炎をあげた。
同線の枕木は木製のまま。列車がブレーキをかけた際に飛び散った火花が枕木に引火したと、各消防機関はみている。
生見駅では1日午前7時40分ごろ、近くの住民の女性(67)が枕木2ケ所から煙が上がっているのを見つけ、夫が119番通報した。2人で現場に戻ると火が上がったため、夫がホースを使って火を消し止めたという。
女性は、「火を消したら、すぐに次の列車が入ってきた」と話した。
記者が現場を見ると、線路の枕木が真ん中でぱっくりと口を開け、その周りが黒く焦げていた。
鹿児島市消防局によると、中名駅そばで4月22日、線路脇の草が焼けた。
8月3日には、喜入駅そばの踏切付近で枕木2本が焼け、草が燃えた。
9月15日にも、喜入駅そばの踏切付近で枕木が焦げ、17日にも中名駅そばで草が焼けた。
指宿南九州本部によると、指宿市の宮ケ浜駅近くで7月13日、枕木が燃えているのが見つかり、消防隊員が消し止めた。
昨年も2ケ所で枕木が燃え、住民が消し止めている。
出火と列車通過の間が短く、現場は駅に近く、火の気はない。列車がブレーキをかけた際に高温の鉄粉が出て引火したと、両消防機関はみている。
JR九州鹿児島支社は、指宿枕崎線で5~9月、枕木が焼けたり焦げたりしたのが27件あったのを把握している。
個々の原因は不明としつつ、「油が枕木に浸みて引火しやすい状況になっている」とも認める。
鹿児島線の一部では、枕木をコンクリート製に換えた。他の区間でも、徐々に換えていくという。
2013年10月4日付で朝日新聞鹿児島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の関連記事がネット配信されていた。
同様の事例が8月、JR鹿児島線でも3件起きていたことがわかった。3件とも乗務員が消火した。
枕木には腐敗防止のための油がしみ込ませてある。また、線路のポイントには潤滑油が使われ、その油が枕木にしみ込んでいるという。
(ブログ者コメント)
富山県などでの枕木発火トラブルは本ブログでもしばしば紹介したところだが、今度は鹿児島県での事例だ。
この記事などから類推すると、以下のようなメカニズムで発火しているのかもしれない。
○木製の枕木には多数のヒビ割れがあり、また油も浸み込んでいる。
○そのヒビ割れの中に、ブレーキをかけた時の火花が入った。
○火花周辺の油と木材の温度が上昇した。
○温度上昇が起点となって徐々に油あるいは木材の酸化反応が進行し、しばらく経ってから発火した。
※枕木発火トラブルは、ブログ者にとって初耳の事例だったので、これまでは報道の都度、掲載してきた。
今後も報道されることだろう。
しかし、特殊な事例なので、これ以上掲載しても意味がない。
よって、今後は、特段のものでない限り、報道の都度、掲載することは差し控える。
2013年10月2日19時31分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前8時すぎ、天理市三島町の商店街で、高さ8mほどにあるアーケードの屋根を張り替える作業をしていた男性から「同僚が屋根から転落した」と消防に通報があった。
屋根から転落した板金工の男性(64)は病院に運ばれたが、腰などを強く打っていて、まもなく死亡が確認された。
警察によると、男性は、同僚の3人とともに老朽化したアーケードの屋根を張り替える作業をしていたが、転落を防ぐ安全ベルトを着ける前にバランスを崩して転倒したあと、トタン屋根を突き破って転落したという。
現場はJR天理駅に近い商店街で、通行人などにけがはなかった。
警察は、事故の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nara/2054978111.html?t=1380757238391
2013年10月4日19時29分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県内の8市町で、給食の牛乳を飲んだ小中学生が体調不良などを訴えていたことが、県教委への取材でわかった。
製造元のやまぐち県酪乳業(下関市)は、県内全19市町のほとんどの公立小中学校に1日計約12万本の牛乳(200cc)を提供しているが、4日、原因を調べるため製造を停止した。
県教委などによると、下関市の3つの小中学校で2日、児童・生徒8人が牛乳を飲んだ後、腹痛や下痢のほか、「いつもと味が違う」といった違和感を訴えた。
同日、保健所などが牛乳や製造ラインを確認したが、問題はなかった。
ところが、3日にも山口市など7市町の児童・生徒が違和感を訴えたため、同社は4日に製造ラインを止め、改めて検査している。
同社の担当者は取材に「エサや季節などで牛乳の味は変わる。その変化を児童や生徒が感じ取ったのではないか」と話している。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1004/SEB201310040031.html
ちなみに10月5日付の中国新聞からは、朝日新聞の記事と内容が異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県内の学校給食用の牛乳を飲んだ子どもから「味やにおいがいつもと違う」という指摘が相次ぎ、宇部市の一部を除く約500校の給食で4日、牛乳の提供が中止された。
県教委によると、牛乳自体に問題は確認されておらず、健康被害も報告されていないが、製造するやまぐち県酪乳業(下関市)は同日、製造ラインを止め、問題がないか点検した。
県と県酪によると、2日に下関市の中学で生徒4人から「牛乳の味がいつもと違う」と指摘があったという。
同日、市保健所と県酪が同校の牛乳を検査したが異常はなく、工場で風味も検査したが問題はなかった。
県教委が3日に全市町に聞き取りしたところ、岩国や下松など8市町でも同様の指摘があることが判明。
周南市では3日、4校の児童計約650人が「味が薄い」などと指摘したため、市教委が4日の牛乳を見合わせることを県酪に伝えた。
下関市保健所は3日も県酪の工場を立ち入り検査。異常は確認されなかったが、県酪は4日から給食用牛乳の製造を自主的に止め、製造ラインや配送過程を調査している。
各学校は牛乳が提供できないため、家庭にお茶を持参するように要請するなどして対応した。
県酪では、宇部市の一部を除く小中学校約500校の計約12万人分の給食用牛乳を製造している。
製造割合は瓶が約90%、紙パックが約10%で、指摘があったのはいずれも瓶の牛乳だったという。
出典URL
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201310050054.html
2013年10月8日11時57分に読売新聞から、点検結果問題なかったので出荷を再開するという記事がネット配信されていた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131008-OYT1T00036.htm
(ブログ者コメント)
朝日新聞と中国新聞、どちらの記事が正しいかは不明。
仮に朝日新聞の記事が正しいとすれば、エサなどで味が変わっただけで下痢するものなのだろうか?
その点が気になったので紹介する。
2013年10月4日18時58分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市小倉北区で街路灯の高さ5mの鉄製の柱が倒れているのがみつかり、北九州市は老朽化による腐食が原因とみて、古い柱の緊急点検を始めた。
北九州市によると、今月1日、小倉北区浅野の西日本総合展示場の近くで街路灯の柱1本が倒れているという通報が寄せられた。
市が確認したところ、倒れた柱は25年前に設置され、高さが5m、直径14cmの鉄製で、根元が腐食していたという。
けが人はいなかった。
北九州市は、老朽化で根元の腐食が進んだことが倒れた原因とみて、市内の老朽化した街路灯の柱、800本あまりについて緊急点検を始めた。
倒れていた柱が見つかった現場の近くでは、市の職員が小型のハンマーで柱の腐食の進み具合を確認し、倒れる危険がある柱については、電動カッターを使って切断し、撤去していた。
この現場では、1日で7本の柱を撤去したという。
街路灯で使われる鉄製の柱は価格が1本50万円前後で、耐久年数は20年から30年だという。
北九州市道路維持課の向井係長は、「腐食が進んだり傾いたりした柱やカーブミラーなどを見つけたときは、市に情報を寄せて欲しい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5025034831.html?t=1380917629281
2013年10月3日付で朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
横浜市緑区のJR横浜線の踏切で1日、男性(74)を助けようとした女性(40)が列車にはねられ死亡した事故で、踏切には最新型の障害物検知器が設置されていたが、反応していなかったことが、JR東日本への取材でわかった。
主に自動車を検知する設定になっていたことなどから、反応しなかったとみられるという。
JR東日本横浜支社によると、装置は事故のあった川和踏切に1基設置。
立体的にレーザー光線を出し、警報音が鳴り始めた後で踏切内に数秒間とどまった物体を検知できる。
検知すると、踏切前の信号が光り、運転士が急ブレーキを操作する仕組みだ。
ただ、検知器は誤作動を防ぐため、自動車ほどの大きさがないと反応しない設定になっており、人は検知しない場合があるという。
国土交通省は省令で、大事故につながる車との衝突を防ぐよう鉄道事業者に求めているが、人との事故には触れていない。
鉄道事業者が踏切に非常ボタンや障害物検知器を設置する法的義務もない。
結局、運転士は目視で線路上の人影に気づき、現場の約200m手前で急ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。
出典URL
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201310020895.html
(ブログ者コメント)
この女性の勇気ある行動に対し、官房長官や横浜市長が通夜に弔問に訪れるなど、社会的に大きな反響があった事故だった。
合掌。
2013年10月1日18時50分にNHK関西NEWS WEBから、10月1日21時42分にサンスポ(共同)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後6時前、東大阪市下六万寺町にある8階建てのマンションで「爆発があった」と近所の人から消防に通報があった。
警察によると、マンションの2階の部屋で作業員の男性2人が引っ越しのため、上下に2つ取り付けられていたうちの下の室外機を取り外す作業をしていたところ、ベランダにあった室外機が突然爆発したという。
室外機は原形をとどめないほど変形し、部屋の窓ガラスも割れた。火災は起きていない。
2人は、爆発の衝撃で割れた窓ガラスで足などを切るけがをして病院で手当てを受けているが、命に別状はないという。
1人は爆発の勢いで数m吹き飛ばされたとみられる。
警察によると、2人は「エアコンの室外機の配管を外そうとしたら突然、爆発した」と話しているということで、警察は当時の状況や爆発の原因を調べている。
現場付近は消防車や救急車がかけつけ、マンションから避難してきた住民らで一時、騒然とした。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20131001/4952191.html
http://www.sanspo.com/geino/news/20131001/acc13100121430000-n1.html
(ブログ者コメント)
家庭用エアコンの室外機が爆発したなど、聞いたことがない。
そこで調べてみると、東京都のHPに2012年10月、粉々になった室外機の写真付きで下記趣旨の記事が掲載されていた。
冷媒回収作業中、手順を間違えて配管内に空気が入ると、圧縮により冷凍機油が発火点に達し、瞬間的に爆発が起きてコンプレッサーが破裂する。取り外しには専門的な技術が必要。
平成22年7月から平成24年9月まで4事例発生。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2012/10/40ma4100.htm
冷凍機油が爆発する・・・?
その辺のメカニズムは書かれていないが、ミスト状の油が発火すること以外、酸素分圧が高まったため、あるいはフィルムデトネーションということも考えられる。
それはさておき、今回の事故も同じ原因だった可能性がある。
もしそうだとすれば、なぜまた起きたのか?
業界団体経由で、この情報がまだ末端の取り外し業者に浸透していないということだろうか?
それとも、業界団体に所属していない業者が取り外したということだろうか?
ちなみに10月2日夕方のテレビ朝日Jチャンネルを見ていたら、過去の事例に簡単に触れた後、以下のように報道されていた。
作業していたのはアルバイトの2人で、作業手順は間違っていないと話している。
2013年10月2日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時ごろ、狭山市柏原、段ボール製造会社「Ⅾパックス」工場内で、同社社員の男性(40)が段ボールを切断する型抜き機の鉄板に頭を挟まれ、病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
警察によると、男性は型抜き機を停止させ、型枠を交換していたところ、突然型抜き機が動きだして挟まれた。男性が倒れているのを同僚が発見、119番した。
事故当時、男性は同僚らと3人で型抜きの作業を行っていた。
警察で詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.saitama-np.co.jp/news/2013/10/02/06.html
(ブログ者コメント)
元電源を切らずに交換作業していたのかもしれない。
2013年9月30日23時58分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本は30日、団体臨時列車用の車両6編成で、運転士が急病になった際などに働く緊急列車停止(EB)装置が配線ミスで作動しない状態だったと発表した。
16年近く気付かなかったが、運行トラブルはなかったとしている。
JR東によると、平成9年12月に自動列車停止装置(ATS)を新たに取り付けた際、EB装置の回路の図面が誤っていたのが原因という。
EB装置は、運転士が運転機器を1分間操作しないとブザーが鳴り、さらに5秒間操作しないと自動的に非常ブレーキがかかる仕組み。
総武快速線の幕張-稲毛間を回送中の「ニューなのはな」で9月14日、EB装置の警報ブザーが突然鳴りやまなくなった。
運転士の報告で調べたところ、この車両を含む485系の6編成でミスが発覚。
JR東は配線をやり直し、正常に作動することを確認した。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131001/dst13100100010000-n1.htm
(ブログ者コメント)
このような安全装置なら、問題なく作動することを定期点検などで確かめていないのだろうか?
それとも、点検の方法に問題があったのだろうか?
2013年9月30日13時10分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、標識の図付きでネット配信されていた。
東京消防庁は30日、高層ビルや高層マンションで火災が発生した場合、来月から高齢者や障害者に限り、非常用エレベーター(EV)での避難を認めると発表した。
これまでは、日常的に使用しているEVも含め、EVでの避難をしないよう指導してきたが、高層ビルの増加や高齢化の進展で、階段での自力避難が困難な住民が増えたことが理由。
総務省消防庁によると、火災時に非常用EVの使用を認めるのは全国で初めてという。
非常用EVは建築基準法で、高さ31m(11階程度)を超える建物に設置が義務付けられている。
ビルの利用者や住民が日常生活で使うEVとは別に設けられ、火災時は外部に通じる避難階にある防災センターで昇降を管理する。
予備電源や防災センターとの通信手段も確保され、消防隊員の移動にのみ使用が許されていた。
東京消防庁によると、都内の15階建て以上の建物は2000年は638棟だったが、10年には約2.5倍の1640棟まで増加。11階以上で発生した火災件数も00年の37件に対し、12年には106件に増加している。
実際、高齢者らが高層階から階段で避難を強いられるケースが増えているとみられ、今月20日にあった荒川区南千住の都営住宅(32階建て)26階で発生した火災では、一部の高齢者や障害者は避難を諦めていた。
24階で1人暮らしをする女性(90)は足腰が弱く、歩行補助用品のショッピングカートを押しながらでないと歩行できない。「危なくて階段では下りられない」と自室にとどまった。
27階で寝たきりの長男(19)と暮らす女性(44)は「10kg以上の車いすを持ちながら階段で移動するのは不可能」と話す。
非常用EVでの避難が認められる高層ビル・マンションは、都が実施する試験などに合格した有資格者が防災センターにいることなどが条件で、事前に東京消防庁の審査をパスすることが必要。
非常用EV前に避難者が集まることのできる「一時避難エリア」の設置も求められる。
同庁は避難時に利用可能であることを示す新たな標識を作製。既存の建物に加え、新築の高層ビルやマンション業者らに周知を図る方針だ。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20130930k0000e040191000c.html
2013年10月1日16時49分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後3時半頃、さいたま市大宮区三橋の民家前で、会社員の男性(27)が鉄パイプの束(12~20本)をトラックの荷台に積み込む作業をしていた際、崩れてきた鉄パイプの下敷きになった。
病院に搬送されたが、約2時間後に死亡した。
警察によると、1本の鉄パイプは長さ3~4m、重さ約10kg。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131001-OYT1T00605.htm
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。