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2013年8月29日21時34分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後2時すぎ、石巻市の福貴浦漁港で、震災の復旧作業をしていた作業員から「潜水作業中に具合が悪くなった人がいる」と消防に通報があった。
消防がかけつけ、潜水士の男性を病院に運んだが、まもなく死亡が確認された。
警察によると、死亡したのは潜水士の男性(50)で、男性は、おととしの大津波で壊れた防波堤の撤去作業を行っていたという。
男性の体に大きな傷はなく、亡くなった原因はわかっていないという。
警察によると、海の中でいっしょに作業していた潜水士は「海中でボンという音を聞いた」と話しているということで、作業員からさらに話を聞くなど、詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20130829/4139651.html
2020年2月9日 修正1
読者の方から、下記の御意見を頂戴しました。
『記事の掲載をもっとタイムリーにできないか?福知山市の花火大会爆発事例など、あれだけ大きな話題になったにもかかわらず、1週間遅れの掲載ではタイムリー感に欠ける。』
過去にも一度、同様の御意見をいただいたことがあります。
他の読者の方の中にも、そのようにお考えの方が少なからずいらっしゃることでしょう。
タイムリー感に欠けるという点はブログ者としても重々承知しており、心苦しく感じているところであります。
しかしながら、以下の理由により、本ブログではほぼ1週間遅れの掲載としていますので、その点、御理解いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
【主たる理由】
本ブログに掲載する事故情報、安全情報には、速報としての性格は勿論のことですが、それ以上に、データベースとしての性格を、より強く持たせたいと考えています。
よって、後日の事例検索の利便性を考慮し、一つの事例について同じような内容の記事がアチコチに散らばらないよう、心掛けています。
と言いますのも、事故情報や安全情報というもの、複数のメディアから報じられても、一つとして同じ内容のものはなく、A紙からはこれ、Bテレビからはこれ、というように、ポイントとなる情報がバラバラに報じられることが多いのです。
また、最初の報道から数日以内に、新たな情報やもっと分かりやすい表現の記事が、同じメディアあるいは違うメディアから報道されることも結構あります。
そういった記事につきましては、まずはベースとなる記事を見極め、その記事に書かれていないことが書かれている別記事の当該部分をベース記事にドッキングさせることで、1つの記事として掲載するようにしています。
なお、ドッキングするに当たっては、「てにをは」の修正や固有名詞匿名化といった手直しをする以外は、元記事の表現を変えないようにしています。
※上記のまとめ方は2019年まで。
結構労力がかかるため、2019年以降は、ドッキングさせることなく、個別報道ごとに主要部分を転載する方法に変更しました。
ちなみに、ベースとなる記事は冒頭に記載するようにしています。
そして、記事が長くなり、ブログサイト運営会社の字数制限を超えたものは、第2報、第3報などとして掲載することにしています。
そういった点を、ご意見いただいた福知山市の花火大会事故事例で説明しますと、発生から記事掲載までの1週間、ブログ者がストックした情報だけで42件ありました。
掲載した記事は、その中の27記事のポイントだけを抜粋したものです。
仮に、42記事の全てを入手の都度、掲載したとすれば、たとえば数年後に、この事故の教訓を学び直そうと本ブログにアクセスした場合、各記事に目を通すだけで結構な時間がかかってしまうことでしょう。
また、どの記事が要点をついたものか、迷路状態になるかもしれません。
42件というのは極端な例ですが、同じ事例について4~5件ほどの記事があることはザラにあります。
そして、どれをベース記事とするかは、記事がおおよそ出揃ってからでないと判断できません。
その、ほぼ出揃うまでの時間は、大きい事故で目安4~5日、中ぐらいの事故で2~3日というのが、これまでにブログ者が得た感触です。
ただ、たしかに、あまり情報が遅くなるようではいけません。
そういった諸点を勘案し、出した結論が、ほぼ1週間遅れで掲載するということです。
【その他の理由】
○読者の方にとっても、大同小異の内容の記事が多数あるよりは、コンパクトにまとまった記事が一つあるほうが読みやすいのでは?と思っています。
○速報性であれば、3大新聞などの社会面サイトに勝るものはありません。
また、速報重視でまとめられているサイトもあります。
速報性重視の方は、そういったサイトをご覧いただければと思っています。
○報道は、必ずしも発生月日順とは限りません。
よって、入手の都度掲載していたのでは、掲載した事例の発生月日が順不同になってしまいます。
まあ、それでも大勢に影響はないのでしょうが、A型のブログ者としては、データベース化を目指すからには、きちんと発生月日時順に事例を並べておきたいと考えています。
〇年に何回か、ブログサイト運営会社でシステム障害が起きています。
長い場合は3日ほど。
その間、ブログ者は管理ページにアクセスすることができません。
本ブログでは基本、毎日、情報を提供したいと考えていますので、システム障害の間、情報提供が途切れるは不本意。
よって、最低でも4~5日先の記事をサイトに予約登録するようにしている、そんな側面もあります。
【付記】
1週間遅れの問題点としは、タイムリー感に欠けるということ以外、読者の方が元記事を参照しようとしても、報道された記事がすでに消えている場合があるということです。
その点につきましては、読者の方からのご意見により、2014年4月ごろ以降、報道された元記事をアーカイブ化しましたので、問題はほぼ解消できたかと考えています。
※アーカイブ化した記事では動画は閲覧できず、また中日新聞など、一部、アーカイブ化できないメディアがあるという難点は残っていますが・・・。
以上
********************************
(修正1;理由)
ブログ作成方法など、このお知らせを書いた2013年以降に運用を変更したところがあります。
また、2013年当時に書き漏らしていたこともありました。
それらを踏まえ、内容を最新版にしました。
2013年8月29日11時53分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
青森県は28日、五所川原市内の魚介類販売店でツブ貝を購入し食べた同市内の10代女性2人が、テトラミンによる食中毒を発症したと発表した。
2人ともすでに回復している。
県保健衛生課によると、2人は27日に購入したツブ貝を加熱し食べたところ、約30分後にめまいや吐き気などを発症。医療機関を受診し食中毒と断定された。
テトラミンはツブ貝の唾液腺中にまれに存在する自然毒で、加熱しても分解されないため県は、唾液腺を除去して食べるよう呼びかけている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130829-OYT1T00437.htm
(ブログ者コメント)
そうとは知らないブログ者は、ツブ貝を丸ごと買ってきて、唾液腺を除去することなく、そのまま刺身で食べたことが、過去に何度かある。
幸い中毒症状は出なかったが、知らないということは、まこと恐ろしいものだ。
本件、ネットで調べてみると、結構多くの情報が掲載されていた。
うち、石狩振興局HPには写真付きで解説されていたので、参考までに紹介する。
http://www.ishikari.pref.hokkaido.lg.jp/hk/cth/contents/tsubugai.htm
2013年8月29日11時23分にKNBニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日夜、入善町のA新和の工場で、プレス機に体を挟まれ、この工場に勤務する22歳の男性が死亡した。
警察によると、28日午後8時50分ごろ、従業員の男性(22)が同僚と2人で自動車の工作機械を作るプレス機の型枠についた砂を取る作業をしていたところ、プレス機が動き出し、上半身を挟まれた。
男性は病院に運ばれたが、脳挫傷で死亡した。
男性と同僚は、28日午後8時から夜勤だった。
警察は、なぜプレス機が動き出したのか、同僚や作業を監督する立場にあった関係者から詳しく事情を聞くとともに、29日から実況見分を行って原因を調べている。
出典URL
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=714
2013年8月27日23時39分と8月28日12時28分にNHK北海道NEWS WEBから、また8月28日付と8月29日付の毎日新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後8時すぎ、釧路市西港2丁目の岸壁付近で船から陸に飼料を荷揚げするための高さ30mほどの「アンローダー」と呼ばれる重機の先端部分から火が出ていると、近くにいた人が消防に通報した。
現場にはポンプ車など10台が出動したが、アンローダーの中にあった飼料用デントコーン(とうもろこし)が燃えて一時、激しく火が上がり、放水による消火活動が続けられた結果、およそ12時間後の28日午前8時40分すぎに消し止められた。
けが人はいないという。
警察によると、アンローダーは釧路市の第3セクターから委託を受けた運輸会社が使用していて、火災の発生当時は飼料用デントコーンを船からアンローダーを使ってベルトコンベアーに運び荷揚げする作業をしていて、アンローダーのアームの部分から突然火が出たという。
出火したとみられる付近にはモーターがあり、コンベアー部分に使用されている油圧オイルに引火したという。
あるいは作業員の証言などから、出火場所は下部のシリンダー付近とみられている。
市は穀物用アンローダーを3台所有しており、当面は2台で作業を続ける。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130827/4080731.html
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130828/4092831.html
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20130828ddr041040004000c.html
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20130829ddlk01040263000c.html
2013年8月27日19時28分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前9時半ごろ、鹿児島市東千石町の老人ホームの工事現場で、作業員がトラックの荷台から長さおよそ7m、重さおよそ1トンの鉄骨を下ろしていたところ、荷台に積まれていた鉄骨1本が荷台から道路に崩れ落ちた。
鉄骨は、荷台のすぐ横を自転車で通ろうとしていた55歳の女性にあたり、女性は鎖骨や骨盤を折るなどの大けがをした。
警察によると、事故当時、女性は工事現場の警備員の指示に従い、トラック横の車道を通行していたという。
警察は、何らかの理由で荷台に積まれていた鉄骨が崩れ落ちたものと見て、工事関係者から話を聞くなどして事故の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5054074931.html?t=1377636216747
2013年8月27日付で東海日日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
田原市六連町に設置された風力発電施設の騒音に悩まされているとして、付近に住む農業のOさん(44)が26日、設置会社に対し名古屋地裁豊橋支部へ運転停止を求める仮処分申し立てを行った。
風車設備の停止を求める訴訟は過去に例がなく、Oさんは「困っている人たちへの良き前例になれば」と語る。
豊橋市役所で会見を開いた申立人のOさんと弁護人によると、施設は2007年1月に稼働。
施設から350mの距離に住むOさん一家は、直後から騒音に悩まされ、頭痛や睡眠不足に陥った。
設置会社の「ミツウロコグリーンエネルギー」に申し出たところ、同年2月から6月まで避難場所として同市内のシティーホテルを指定され、同年6月からは、豊橋市内のアパートで寝泊まりを続けている。同年11月以降のアパート費は、Oさんが負担しているという。
04年に開いた住民説明会で同社は「騒音は発生しない」とし、静岡県への見学会も開催。
しかし、同県の施設とは異なる製品が田原市に設置された。
Oさんは、田原市を交えての話し合いなどを繰り返したが、改善傾向が見られないため申し立てに至った。
環境省は騒音についての基準値を定めており、Oさんの自宅に当てはまる環境基準値は、室外で45dB以下。
風車については、「事業者が守るべき目標値」として35dBを推奨している。
環境省や県環境センター、田原市がOさんの自宅で計測したところ、45dBを超える音が確認されている。
Oさんは「3人の子どもたちは、家から遠ざけるように育てている。まずは停止を求めたい」として賠償請求は行っていない。
同社は「訴状が届いていないのでコメントは出せない」と話している。
出典URL
http://www.tonichi.net/news/index.php?id=31488
(ブログ者コメント)
風力発電の騒音問題については、今回の田原市以外、伊方町や東伊豆町などでも起きていると、2009年1月に報道されていた。
http://www.asahi.com/eco/TKY200901170205.html
(2013年9月15日 修正1 ;追記)
2013年8月27日付の中日新聞紙面に、弁護士のコメントが下記趣旨で掲載されていた。
代理人の弁護士は「風車の音は低周波を多く含む、通常の騒音と違う特色があり、その受忍限度について初めて司法判断が示される」としている。
2013年8月27日付で朝日新聞大阪市内版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前10時55分ごろ、大阪市東淀川区のマンションの一室で、この部屋に住むフリーカメラマンの男性(45)が、卓上カセットコンロの使用済みガスボンベに缶切りで穴を開けたところ、爆発した。
男性は爆風で吹き飛ばされ、腕や顔などに軽いやけどをした。他にけが人はなかった。
警察によると、男性はコンロで湯を沸かしている最中、コンロから30~40cm離れた位置で数mmの穴を開けたという。
ボンベに残っていたガスが引火したとみられる。
(ブログ者コメント)
3年前、小平市のごみ処理場でスプレー缶が爆発した事故に関し、「まだ廃棄スプレー缶に穴開け義務を課してない自治体がある・・・」とコメントしたところ、読者の方から「素人に穴開け義務を課すと住宅火災や一般住民の火傷リスクが高まるので、なかなか難しい問題だ」という趣旨のコメントをいただいた。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/193/
たしかに、その通り。
今回の事故で、そのコメントを思いだした。
2013年8月26日18時31分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西日本高速道路(大阪市)が道路や橋など大規模なコンクリート構造物の安全管理を強化するため、実物の橋や最新の検査機器を備えた研修施設を新設することが26日分かった。
点検や補修に携わる社員に、ベテラン社員の経験や、赤外線カメラなどを活用した最新の手法を伝え、技術力を高める。
高速道路の開通から半世紀以上が経過し、点検や補修の必要性が高まっているため、組織的に技能の底上げを図る必要があると判断した。
2014年度に設立を目指す。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013082601002038.html
(ブログ者コメント)
笹子トンネル天井板崩落事故の横展開対応だろうか?
西日本高速道路HPにアクセスしてみたが、該当記事は見当たらなかった。
2013年8月26日13時17分にNHK松山から、また8月26日付で愛媛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
災害時に飲料水を確保するため、小中学校に設置されている緊急用貯水槽(容量50~100トン)の点検が21日から27日、松山市で行われている。
これは、学校行事に支障をきたさないよう、夏休みに毎年実施しているもの。
貯水槽は、松山市が市内の4つの小中学校の校庭の地下に設置しているもので、震度6強の地震に耐えることができるように設計されている。
このうち、26日は新玉小学校にある貯水槽を松山市の職員12人が点検した。
この貯水槽は、普段は、水道管の一部として使われていて、災害時には、バルブを閉めると中に50トンの水(5500人の3日分の飲料水)をためることができる。
職員たちはバルブを閉めたあと、蛇口の付いた給水スタンドやポンプを設置し、30分ほどで水が出るようになった。
貯水槽から水を汲みあげ、検査薬を使って塩素濃度を測定して、水が飲める状態にあることを確認していた。
松山市によると、災害時に1人が必要とする水の量は1日あたり3ℓとされているが、4つの貯水槽だけでは市民全てをまかなえないため、市は、山間部に配水池の整備を進め、より多くの水を確保できるようにしていきたいとしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003798801.html?t=1377551433898
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130826/news20130826651.html
(ブログ者コメント)
他の市町村でも緊急貯水槽を設置している筈と思い、ざっと調べたところ、帯広市や豊橋市の設置例が見つかった。
http://www.water-sewage-obihiro.jp/pages_saigai/sai_cyosuisounosetti.html
http://www.city.toyohashi.aichi.jp/water/upper/upper_03d.html
2013年8月24日10時3分に大分合同新聞から、8月24日14時40分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐伯市は23日、同市蒲江竹野浦河内の1世帯に約11カ月にわたり、浄水施設で消毒される前の水を供給していたと発表した。
市によると、この家に住む夫婦と頻繁に訪れていた娘夫婦4人が下痢などを発症、通院したという。
定例会見で西嶋市長が説明。
市の簡易水道管路の図面が間違っていたため、2011年に市の指定業者が引き込み工事を行った際、工事業者が住宅に水を引き込む給水管を、地下水などを浄水施設に送るための導水管につないでいたことが原因という。
業者が工事の際に使った管路図は、配水管を青、導水管を赤で表示すべきなのに、入れ替わっていた。
管路図は、08年度に市職員が作成した図面を基にしており、この図面が間違っていたという。
この家庭の近くでは配水管と導水管が平行して埋設されており、いずれもポリエチレン製で口径10cm。市は2つを取り違えて記録していた。
市は治療費と慰謝料など4人計約52万円を支払う方針で、9月の市議会定例会に関連議案を提案する。
未消毒の水が供給されていたのは2011年12月6日から12年10月18日まで。
水道水が濁っていると夫婦から市に連絡があり、誤接続に気付いた。
西嶋市長は「あってはならないこと。二度と起きることのないよう対策を取る」と話した。
出典URL
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2013_137730655808.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130824-OYT1T00472.htm
2013年8月24日9時54分に沖縄タイムスから、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
20億円を掛けて那覇港に新設予定の荷役クレーン2機が、設計やり直しの影響で合計4億円の予算増になる見通しであることが23日、分かった。
クレーン発注者の那覇港管理組合が当初、航空法の制限を超えた高さで設計したことが主な原因。
クレーンは低いほど建設コストがかさむため、あえて高めに設計したという。
結果が裏目に出たことについて、那覇港管理組合は「やむを得なかった」と話している。
那覇港の機能強化のために、2014年度内の稼働を目指して、一括交付金を使っている。
予算が大幅に増える見込みとなったのは、那覇港国際コンテナターミナル地区に設置するガントリークレーンの3号機と4号機。
コンテナ船の貨物積み降ろしをする機材で、現在は1号機と2号機が設置済み。
那覇空港周辺は航空法に基づき、滑走路を中心にして円すい状に建築制限がある。
2号機の高さは最高63.2m(クレーン休止時)で、航空法の制限高約62.0mを超えるが、03年の設計時、大阪航空局による特例で許可されたという。
一方、3号機と4号機は、航空法による制限高が約68.0mと見込まれるにもかかわらず、最高73.2mに達する仕様書が作られていた。
「クレーンを高く設計するほうがコストを抑えられる」との狙いがあったという。
那覇港管理組合は昨年10月、大阪航空局に対し「3、4号機についても2号機同様に特例を出してほしい」と要請。
大阪航空局が「新たな特例は困難」との見方を示したことから、仕様書より約5.4m低い約67.8mに設計し直し、航空法の制限内におさめた。
結果、クレーンの構造強化や、大型化した部品の洋上運搬で経費が膨らみ、2機で合計4億円の増額が必要になったという。
増額分は今後、県、那覇市、浦添市に6対3対1の割合で負担を求める予定だが、各自治体の議会の予算承認が必要。
那覇港管理組合の薮中次長は沖縄タイムスの取材に対し、「具体的に設計する中で大阪航空局と調整・交渉することにしていたので、予算増を防ぐのは非常に難しく、やむを得なかった。関係自治体には補正予算をお願いしながらきちんと説明したい」と話している。
出典URL
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-08-24_53246
2013年8月24日1時54分にNHK NEWS WEBから、8月26日18時3分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
生後半年の赤ちゃんが、自宅で寝ていたところ、ブラインドのひもが首に絡まって窒息死する事故が起きていたことが分かり、日本小児科学会が注意を呼びかけている。
同学会によると、死亡したのは生後半年の男の赤ちゃんで、去年11月、自宅で大人用のベッドに寝かせていたところ、ベッドサイドの窓に取り付けていたブラインドのひもが首に絡まり意識不明になっているのを母親が発見した。
赤ちゃんは、すぐに病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認されたという。
ブラインドやカーテンのひもが首に絡まる事故は、去年7月、1才の男の子が一時、意識不明の重体となるなど、これまでにも複数、学会などに報告されているが、死亡事故が明らかになったのは国内では初めて。海外では数多く報告されている。
この問題を巡っては、東京都が先月から、ブラインドなどのひもを子どもの手の届く高さに設置しないよう、注意の呼びかけを始めている。
同学会の山中龍宏医師は「同じ事故を繰り返さないためには、親への注意喚起だけでなく海外のメーカーがやっているようにひもをなくした製品の開発など根本的な対策を取ることも検討してほしい」と話している
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130824/k10013996451000.html
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013082601001957.html
(ブログ者コメント)
以下は、日本小児学会の資料。
「製品を改善することが必要」とか、「1981年から1995年の間に米国内では183の死亡例がある」などと記されている。
http://www.jpeds.or.jp/alert/pdf/0036.pdf
(2014年2月27日 修正1 ;追記)
2014年2月19日7時40分に読売新聞から、東京都の協議会が国や業界に対策を要望する報告書をまとめたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
窓のブラインドを操作するひもなどが子どもの首などに絡まる事故が相次いでいることを受け、対策を協議していた東京都の協議会は18日、事故防止の統一基準などを定めた日本工業規格(JIS)の導入などを求める報告書をまとめた。
今後、国や業界団体に対策を要望する。
都によると、2007年以降、ブラインドを上げ下げするひもやカーテンのひもが子どもの首に絡まる事故が全国で7件発生し、うち1件は死亡事故だった。
協議会が昨年10月に実施したアンケート調査でも、保護者の15%が、ブラインドなどのひもが危険だと感じていたことが判明。
報告書は業界に対し、ひもを使用しないブラインドの開発なども求めている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140218-OYT1T00970.htm
2013年8月24日21時51分に読売新聞から、8月24日22時51分にmsn産経ニュースから、8月25日13時47分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後3時50分頃、宮崎県小林市野尻町の観光施設「のじりこぴあ」で開かれていた「のじり湖祭」の会場で、特設ステージ上の移動式大形スクリーン(高さ約5m、幅約3m、奥行き約1m)が突然、倒れた。
同市の西川副市長(67歳)が下敷きになり、腰と鼻の骨を折る重傷を負ったほか、近くにいた祭り関係者の男性2人(57歳と70歳)も打撲する軽傷。
警察などによると、スクリーンは、鉄パイプで組んだ枠にネジでベニヤ板を取り付けて白い布を張ったもので、映像を映すためにステージ上に設置されていた。
当時、抽選会が行われ、ステージには西川副市長ら10人がいたが、背後から倒れてきたという。
警察は、風によって板などが倒れた疑いもあると見て調べている。
気象台によると、小林市では午後3時8分に最大瞬間風速8.9mの風を記録したという。
祭りには約300人が来場しており、24日夜までの予定だったが、事故を受けて中止された。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130824-OYT1T00857.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130824/dst13082422550015-n1.htm
http://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5064005071.html?t=1377465797716
2013年8月24日18時31分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前9時半ごろ、新潟県阿賀町の東北電力鹿瀬発電所の建屋内で、測量作業をしていた建設会社員の男性(25)が約15m下に転落し、頭を強く打って死亡した。
警察によると、男性は直径約4.2mの筒状の構造物の上部で計測をしていた。
近くにいた別の作業員が大きな音を聞いて駆け付けたところ、男性が倒れていた。
東北電力によると、鹿瀬発電所は水力発電所で、昨年から建て替え工事のため停止している。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130824/dst13082418330011-n1.htm
2013年8月23日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
いなべ市のトヨタ車体いなべ工場で、7月10日に社員の男性(57)が亡くなる労災事故が起きていたことが分かった。
警察などによると、男性は7月10日午後2時ごろ、複数の社員と工場敷地内でロボットアームの修理をしていたところ、動いたアーム部分に当たって転倒し、頭を打ったという。
四日市市内の病院にドクターヘリで運ばれたが、翌11日午前8時半ごろ、出血性ショックで死亡した。
警察は、業務上過失致死の疑いで事故の原因などを調べている。
警察は、発生直後、事故について「労災事故の場合、原則、死亡事故のみを公表している。今回は重傷事故として一報があった」として発表していなかった。
2013年8月23日21時0分に中日新聞から、8月23日19時13分にNHK東海NEWS WEBから、8月23日19時54分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海は23日、東海道新幹線の運転士8人が運転中、業務用携帯電話を使って私的な通話やメールをしていたとして、減給処分などにした上で運転業務から外したと発表した。
JR東海では2003、11年にも新幹線運転士が運転中、私物の携帯を使った事例が発覚。
私物携帯は電源を切るよう指導してきたが、今回は業務用を使っていた。
今回発覚したのは8月10日、見習い運転士を指導中の男性運転士(38)が掛川―浜松間を走行中の下りのぞみから、同僚に「お互い頑張ろう」という内容の私的なメールを送ろうとして、職場の上司に誤送信したため。
これを受けJR東海は、全運転士736人の過去3カ月の業務用携帯の使用履歴を照会。さらに対面調査したところ、27~63歳の男女8人の運転士が運転中に私用で使ったと認めた。
過去1年で、1人は通話のみで11回、7人はメールのみで、1~29回使っていた。
内容としては、「仕事後の予定はどう?」「おはようございます」など。
8人は「業務で携帯を使ううち、気が緩んでしまった」などと話しているという。
JR東海は再発防止策として、業務用携帯のインターネット利用を制限し、定期的に使用履歴を確認することにした。
運転中の携帯電話の私的使用は国土交通省令の「異常運転」に当たり、JR東海は23日、中部運輸局に報告し、口頭注意を受けた。
運輸局では、運転士8人に最大20日間の免許停止処分を出す見込み。
運輸局鉄道部は「自動制御された新幹線とはいえ、一人一人の心の持ち方が重要。安全にかかわる意識を再確認してもらいたい」と話した。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013082390210039.html
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20130823/3981411.html
http://www.asahi.com/national/update/0823/TKY201308230269.html
(ブログ者コメント)
新幹線の運転士の安全意識は、普通の運転士に比べ、各段に高いだろうと勝手に思っていたのだが、そうでもなかったようだ。
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。