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2013年8月23日18時35分にNHK北海道NEWS WEBから、8月23日10時27分にmsn産経ニュースから、8月23日15時30分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR北海道で走行中の特急列車から火が出るなどのトラブルが相次いだ問題をめぐっては、再発防止のため、JR東日本が支援に乗り出していて、23日、両社の車両部門の幹部による初めての検討会が開かれた。
一連のトラブルでは、車両整備の際の確認が不十分だったとみられるケースもあり、23日の会合では、若手社員の技能を高めるための教育のあり方などが議論された。
検討会のあと、JR北海道の難波車両部長は「JR北海道では、若手社員に対する専門教育の研修期間は数日から1週間程度だが、JR東日本では一部の若手社員を日常の業務から外して2年間の長期的な教育を行っていると知り、当社には不十分な面もあると感じた。JR東日本の例も参考にして長期的な教育のあり方を検討していきたい」と述べた。
一方、両社の安全管理部門も7日に東京都内で初会合を開き、車両の不具合情報を社内で共有し、対応する仕組みをテーマに話し合っている。
本社が日常的なトラブルも含めて全件に対応しているJR北海道に対し、JR東日本からはトラブルの深刻さに応じて本社と支社が手分けし、本社が重大事案の対応に専念できていることが紹介されたという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130823/3948832.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130823/dst13082310280004-n1.htm
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/487273.html
2013年8月23日8時38分に北海道新聞から、8月23日12時32分にNHK北海道NEWS WEBから、また8月23日付で読売新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
渡島管内七飯町の北大七飯淡水実験所で22日、屋外の水槽で飼育していたイトウやサクラマスなど、計約700匹のうち510匹が死んでいるのが見つかった。
同実験所によると、午後5時ごろに職員が見回りをしたところ、直径3mのコンクリート製水槽で飼育されていた魚数10匹が浮かんでいるのを発見。
ほかの水槽を調べたところ、直径3mの水槽15基のうち9基と、直径6mの水槽1基の計10基で魚が死んでいるのを確認した。
いずれも水に濁りなどはなかったという。
同日昼の点検で異常はなかったという。
水槽には増養殖の実験用にイトウや大西洋サケ、サクラマス、オショロコマなどの親魚が飼育されていた。
水槽の水は近くを流れる鳴川から取水。直径3mの水槽は傾斜地に3基ずつ5列に配置し、高い場所の水槽から順々に水を流す仕組みで、上部3列に被害が集中していた。
最初に魚が死んでいるのを見つけ、すぐに取水を止めたため、上の水槽から下の水槽への水の流れも止まった。
また、この施設に水を引いている川の1kmほど上流の地点から下流にかけても死んだ魚がおよそ250匹見つかった。
23日以降、行政機関が水質の調査などを行う。
所長は「3年前にも大雨で濁った水が流れ込んで大量死したことはあるが、今回は魚の状況などから考えると、川に何らかの毒物が流入した可能性がある」と話した。
七飯町によると、鳴川上流には工場はなく、流域には採石場や果樹・畑作農家が点在する。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/487169.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130823-OYT8T00680.htm
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130823/3971391.html
(2013年9月7日 修正1;追記)
2013年9月4日21時3分にNHK北海道NEWS WEBから、原因はまだ特定されていないという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道は、原因を特定するため、民間の研究所に依頼して施設の水槽や上流の川の水質を分析したが、これまでのところ、農薬の成分や重金属など有毒物質は検出されず、原因の特定には至っていない。
大学によると、魚が大量死したあとも魚の皮膚が薄くなったり、水カビが発生したりしているということで、道は、引き続き、原因を調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130904/4251351.html
(2013年8月26日 修正4 ;追記)
2013年8月21日11時58分に朝日新聞から、事故の評価がレベル1で確定したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原子力規制委員会は21日、国際原子力事象評価尺度(INES)の最終評価を8段階中下から2番目の「レベル1」(逸脱)と確定した。
すでにレベル1と暫定評価していた。
放射線管理区域外へ漏れた量は評価尺度未満だったが、施設の安全防護が不十分とし、事故の潜在的影響を考慮して評価した。
規制委は事故を受け、放射線を発生する大型施設への立ち入り検査の強化や、放射線取扱主任者に対する講習を強化する方針を決めた。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0821/TKY201308210099.html
また、2013年8月22日20時17分に毎日新聞から、同施設が提案した改善計画が妥当と結論づけられたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を検証する有識者会議は22日、同施設が提案した改善計画に対する答申書をまとめ、「安全対策として妥当」と結論づけた。
改善計画は、新たに安全の司令塔として副センター長を1人追加するなどの組織改革や、異常事態が発生した時の判断基準を明確化した運転マニュアルの整備などが柱。
さらに、万が一事故が起きても、実験室の外に放射性物質が漏れないような設備強化策を明記した。
同会議の矢野委員長は「検証の結果、事故は起こるべくして起こったと感じた。この対策を守れれば、国内で最も安全な施設になる」と話した。
また、原子力規制庁は同日、同施設を運営する高エネルギー加速器研究機構と日本原子力研究開発機構に対し、安全管理の徹底を求め厳重注意した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20130823k0000m040057000c.html
(2013年11月28日 修正5 ;追記)
2013年11月13日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)から、装置を作動させる電源内の基板劣化が原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
誤作動した原因が、装置を作動させる電源内の基板の劣化だったことが、同施設の調査でわかった。
同施設によると、基板の一部が劣化していた電源は、陽子ビームを操作する電磁石に指令を送る装置に電流を供給している。
劣化によって、通常の5Vより1V以上低下したため、指令装置が正常に作動せず、過剰なビームが出た。
基板の耐用年数は10年以上だが、冷却が不十分で劣化が早かったとみられるという。
同施設は、2012年夏の検査で電源の動作に異常がないことを確認していたが、基板の点検は、耐用年数を経過していなかったことなどから、稼働を始めた09年以降、していなかった。
「正常に作動するか、総合的に検査している。何万枚もある基板を一つづつ確認するのは不可能」と同施設は説明している。
今後、異常が出る前に装置を止める機能を強化するという。
(2013年12月24日 修正6 ;追記)
2013年12月18日付で読売新聞から、放射性物質の発生源は金の標的だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
J―PARCセンターは17日、目視調査の結果、放射性物質の発生源が陽子ビームが照射される棒状の金の標的(縦横6mm、長さ6.6cm)だったことを確認したと発表した。
事故後、放射能濃度が高かった金標的のあるハドロン実験施設は閉鎖され、遮蔽体に覆われた金標的の目視調査はされていなかった。
12、13日に行われた調査では、遮蔽体を撤去し、内視鏡を使って金標的を観察した。
金標的に直径1mm程度の穴が開き、側面にわずかに金が溶け出たような痕跡などが確認されたことから、同センターでは装置誤作動で異常に高い出力のビームが照射された結果、金が沸点(2856℃)を超え、最高で約3000℃まで熱せられて一部が蒸発し、放射性物質も発生した可能性が高いとみている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20131217-OYT8T01485.htm
また、2013年12月21日2時6分にmsn産経ニュース茨城から、県に報告書が提出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本原子力研究開発機構などは20日、原因究明と再発防止策をまとめた報告書を県に提出した。
J-PARCセンターの池田センター長らが県庁を訪れ、事故について改めて謝罪。安全統括担当の副センター長を配置し、異常発生時の対応を強化するなど、事故後の取り組みなどを説明した上で、報告書を泉生活環境部長に手渡した。
また、センター側は、事故を起こした「ハドロン実験施設」以外の施設の来年1月以降の運転再開にも理解を求めた。
泉部長は「運転再開については、知事に伝え、内部で検討してすみやかに報告したい」と述べた。
池田センター長は「安全に自信を持って施設を再開できるよう報告書をまとめた。世界中の科学者が求めている再開に一歩近づけたと思う」と話している。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131221/ibr13122102060001-n1.htm
2013年8月22日20時1分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月18日から降り続いた大雨の影響で、県内では天童市や寒河江市など6つの市と町で、最も長いところで1週間以上にわたって断水が続いた。
これらの自治体に水を供給しているのは、西川町にある県の浄水場で、この施設の構造的な問題が事態をより深刻にさせていた可能性が高いことが分かった。
具体的には、そもそも、ダムや川の水を浄水場に取り込む「取水口」の位置が、複数の支流が合流する濁りやすい場所に設置されていることや、濁りの原因となる汚泥を沈め、外に排出する「沈殿池」と呼ばれる池で、排出口が少なかったため、汚泥が底にたまり続けていたことが分かった。
この汚泥の排出口の問題は、おととし夏の大雨の際も改良が指摘されたが、結局、そのままになっていたという。
西川町にある浄水場の阿部所長は「当時は、費用をかけて直さなければならないという認識はなかった。改良を施す前に今回の事故が起きてしまった」と話している。
県も、断水が長引いた原因として浄水場の構造的な問題があったとして、施設の改修を行うことにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6023644721.html?t=1377201662916
(ブログ者コメント)
設計不具合事例ならびに自所事例対応遅れによるトラブル再発事例として紹介する。
2013年8月23日13時38分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後7時半ごろ、静岡市清水区の市営の草薙駅前駐車場で、45歳の女性が車に乗り込もうとしたところ突然、車を載せたリフトが90°回転し、転倒した。
女性は転んださいにリフトと床の間に足をはさまれ、打撲などの軽傷を負った。
駐車場は3階建ての機械式立体駐車場で、車を1階でリフトに載せたあと、リフトそのものが90°回転して車の方向を変える仕組みになっている。
静岡市によると、駐車場の管理は市が委託した会社が行っていて、事故はこの会社の81歳の従業員の男性が女性の乗り降りを十分に確認せずに操作した可能性があるという。
静岡市では、警察に状況を説明するとともに、早急に再発防止策を図るとしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033971771.html?t=1377291947749
2013年8月22日15時54分にNHK広島から、8月23日14時3分にテレビ山口から、8月23日12時30分にNHK山口から、また8月23日付で毎日新聞山口版と朝日新聞西部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前11時過ぎ、山口県和木町と岩国市、広島県大竹市にまたがる「三井化学岩国大竹工場」で「作業場で化学物質が燃えている」と工場から警察や消防に通報があった。
警察によると、火事は工場の和木町側にある合成樹脂添加剤(ワックス)製造プラント敷地内の触媒貯蔵庫で起きた。
このプラントでは、プラスチック樹脂などの加工を助ける薬剤を作っているという。
また、燃えたのはこの貯蔵庫にあったトリエチルアルミニウムという液体の化学物質で、空気に触れると自然発火するという。
消火活動によって化学物質から出ていた火や煙は拡大するおそれはなくなり、警察によると、けが人などはいないという。
また、三井化学によると、この火事による有害物質などの発生は確認されていないという。
ただ、その後もプラントの貯蔵庫ではわずかに炎が出るなどしているということで、警察や消防で火事が再発しないかどうか確認を続け、7時間以上経った午後6時40分に鎮火した。
工場によると、化学物質が約660kg入った長さ2m、直径約1m、容量1.3m3の円筒形コンテナを別のコンテナに取り替えるため、4人で容器上部の2本の配管を取り外す作業をしていたときに火災が起きたという。
「三井化学岩国大竹工場」では去年4月に、車のタイヤなどに使われる接着剤を製造するプラントで爆発事故が起きていて、警察ではあす以降プラントの内部の安全が確認されてから現場検証を行い、火事の原因を調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4003948262.html?t=1377205707159
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063971091.html?t=1377292460710
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20130823ddlk35040294000c.html
(2013年9月14日 修正1 ;追記)
2013年9月3日付で朝日新聞山口版(聞蔵)と毎日新聞山口版から、9月2日20時55分にNHK山口から、マニュアル通りに作業していなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社は2日、会見を開き、社員の人為的なミスが原因と発表した。
触媒コンテナの交換作業の際、弁を閉め忘れ、手順も誤っていたという。
説明によると、出火当時、トリエチルアルミニウムが入っていたコンテナの配管を外す作業を社員4人がしていた。
トリエチルアルミニウムは空気中で自然発火するため、本来の作業手順では、コンテナ側にある2つの弁を閉めてから、配管を外すことになっていたという。
ところが、作業責任者が弁の一つを閉め忘れた上、別の作業員がコンテナ内の圧力を一定に保つための弁2ケ所を、手順に反して、切り離す前に閉めたため、コンテナ内圧力が通常の取り外し作業と比べて50倍程度に上昇。
配管の継ぎ手のボルトを緩めた際にトリエチルアルミニウムが外部に漏れ、出火したという。
社員4人のうち2人は経験が浅く、ベテラン2人が作業手順を教えている最中だった。
だが、マニュアル通りの作業ではなかった上、持っていた作業チェックリストも使っていなかったという。
生産・技術本部長は「昨年のプラント爆発炎上事故から1年余で事故が再発。対策への意識が工場内に浸透しておらず、意識改革が必要だ。安全対策を徹底させる」と陳謝した。
同社は、作業員によるマニュアルの無視が明らかになったことを受けて、作業を監督する担当者を置くなど4項目の再発防止策をまとめ、2日、岩国地区消防組合に提出した
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20130903ddlk35040514000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064213771.html?t=1378155959016
また、9月3日付の中国新聞紙面には、若干異なる記述で、下記趣旨の記事が掲載されていた。
作業員が、配管を取り外す前に誤って圧力を調整する装置の弁を閉め、バルブを開けたままにしていたため、コンテナと配管の接続部から漏れ出して発火したという。
同社は、配管を外す際の手順を
①配管内に窒素を充満させる
②コンテナ側の2ケ所のバルブを閉める
③配管を取り外す
④コンテナ内の圧力を調整する装置の弁を閉めて窒素通入を停止する。
と定めていたが、4人は、作業手順書を十分確認せず、役割分担も不明確だった。
(ブログ者コメント)
報道された内容を読んでも、イマイチ、状況が伝わってこない。
同社HPを調べてみたが、関連記事は見つからなかった。
2013年8月23日付で佐賀新聞と朝日新聞佐賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前8時45分ごろ、武雄市若木町のSステンレス鋼管佐賀工場で、タンクローリーから洗浄剤約3000ℓを注入していた貯蔵タンクが破裂、作業をしていた会社員の男性(57)が下半身に洗浄剤を浴び、搬送先の病院で約10時間後、死亡した。
警察によると、貯蔵タンクは工場入り口近くの建物内にあり、直径約2m、高さ約2.5m、容量6000ℓのFRP製。
鋼管の洗浄に使うフッ化水素酸と濃硫酸の混合液を注入していた。
破裂で、底部から約1mの高さに穴(縦50cm、横60cm)があき、洗浄剤が吹き出した。
破裂時はタンク近くに誰もいなかったが、処理作業で男性はタンクに近づき、洗浄剤でやけどを負った。
一緒に作業していた3人にけがはなかった。
男性は、工場に洗浄剤を卸す伊万里市の会社に所属し、現場で納品作業に立ち会っていた。
現場は武雄工場団地内で、周囲の工場や約300m離れた住宅街に被害はなかった。
警察は、業務上過失致死容疑も視野に、破裂の原因や注入作業に問題がなかったか調べている。
出典URL
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2537536.article.html
※当時の状況に関し、朝日新聞では以下の記述となっていた。
ローリーからタンクに移す際、異音がしたため、作業中の男性らは一旦、退避した。
その後、男性が1人で建物内に戻ったところ、薬品を浴びたという。
2013年8月22日12時58分にmsn産経ニュース千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前1時20分ごろ、千葉県佐倉市大作の産業廃棄物処理会社「佐倉環境センター」の警備会社から、「工場で出火している」と119番通報があった。
同センターの鉄筋コンクリート平屋建ての工場1棟約930m2が全焼。けが人はなかった。
警察によると、出火したのは木材などを細断してチップ状に処理する工場。
出火当時は稼働しておらず無人だったが、細断する機械の余熱などが出火原因になった可能性があるとみて、調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130822/chb13082212590001-n1.htm
2013年8月21日9時30分に朝日新聞から、発生頻度の棒グラフ付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中学、高校の部活動中に、治療が必要なけがが年間26万件起きていることが、日本体育協会の研究班の調査でわかった。
骨折は7万5千件あり、治療費が月10万円以上かかった頭や首の重いけがも約500件あった。
命にかかわる深刻なけがも少なくないことから、研究班は予防指針作りに乗り出した。
研究班は、整形外科医、スポーツ医学の専門家ら12人がメンバー。
2009~11年度の3年間、学校で起きたけがや病気の医療費給付をする日本スポーツ振興センターに届け出のあったけがを調べた。
サッカー、野球、バレーボール、バスケットボール、ラグビー、テニス、剣道、柔道、体操(新体操を含む)、水泳、陸上競技の11競技で分析した。
この結果、年間に骨折は7万5千件、捻挫や打撲症などはそれぞれ6万6千件ほど発生していた。
治療費が最初の1カ月で10万円以上かかった頭や首の重いけがは、3年間で1634件。09年度507件、10年度547件、11年度580件と増加傾向にあった。
野球、サッカー、ラグビーの順で多いが、部員数をそろえた発生頻度では、ラグビー、柔道、体操の順だった。
頭のけがでは、脳しんとうが最多で全体の4割近い。
救命率が5割以下ともいわれる急性硬膜下血腫なども年間約50件あった。
予防指針作りに協力する東京慈恵会医科大の谷教授(脳神経外科)によると、脳しんとうはラグビーのタックルや、柔道の受け身が十分にとれずに起きることが多い。
一般的に5~10日で軽減するが、回復しない段階で再び打撃を受けると、致命的な脳損傷につながることがある。
予防指針には脳しんとうなどを防ぐため、タックルなどで事故が起きにくい体勢の研究や指導方法などを盛り込む。事故が多発する場面や時間帯なども分析する。3年ほどかけて作り、学校などに配布したい考えだ。
研究班班長の福林教授は「一歩間違えれば命にかかわりかねない頭のけがも含め、3年間でみても減っていない。部活動での予防の取り組みは不十分で、早急な対策が必要だ」と話す。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0821/TKY201308200500.html
2013年8月21日付で神奈川新聞から、8月22日付で毎日新聞神奈川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後2時ごろ、大和、海老名、綾瀬、相模原の4市で計約4万2千世帯で断水したり、水量が減ったりするトラブルがあった。
座間市広野台で水道管の点検中、バルブの切り替えを行った際にバルブ開放が十分に行われない作業ミスがあったためといい、断水は約30分ほどで復旧した。
県企業庁によると、点検は県内広域水道企業団が実施。バイパス管のバルブを開けようとしたところ、開放が不十分で水圧が低下した。
大和市のつきみ野、中央林間、下鶴間などで約3万800世帯、海老名市の東柏ケ谷、国分北などでは約1万700世帯に被害があった。
復旧後も鉄さびが混入する濁った水が出る影響が残った。県企業庁は「濁りがなくなるまで使わないでほしい」と呼び掛けている。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1308210015/
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20130822ddlk14040262000c.html
2013年8月22日1時35分に北海道新聞から、8月21日21時33分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌発函館行き特急スーパー北斗6号(7両編成)は21日午前、渡島管内七飯町から函館市にかけてのJR函館線を走行中、エンジンが計3回停止するトラブルがあった。
JR北海道は「電気系統の部品に結露が発生したため」としている。
JRによると、同日午前11時40分ごろ、七飯町の大沼―仁山間で、4号車のエンジンが自然に停止した。エンジンをかけたところ、動きだしたため運転を続行した。
その後、北斗市市の渡島大野駅付近でも4号車など計3両のエンジンが自然に停止。再始動させ同駅で停車後、運転士が点検したところ、異常がなかったため運転を再開させた。
函館市の桔梗駅付近でも4号車など計5両のエンジンが同様に停止し、再始動させて約20分遅れで函館駅に到着した。
車両を函館運輸所に移して検査したところ、最後尾の7号車の床下にある電気系統の部品を収めた「制御箱」の内側に結露が生じたため、各車両のエンジンが停止したことが判明。
結露を拭き取った結果、エンジンが正常に動くようになった。
JRは「運転中にエンジンが3度も停止するのは極めてまれ。エンジン自体には問題はないが、結露が生じた原因も含め調査したい」としている。
この影響で、同じ車両を使う特急1本に約70分の遅れが出た。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/486939.html
http://mainichi.jp/select/news/20130822k0000m040060000c.html
2013年8月21日13時41分にNHK徳島から、また8月22日付で朝日新聞(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前5時ごろ、阿南市の王子製紙富岡工場で施設の一部で煙が出ていると従業員から消防に通報があった。
火はおよそ1時間半後に消し止められたが、警察によると、紙の原料に使う木材チップを運ぶゴム製のベルトコンベヤーの屋外の部分、およそ17mが焼けた。
ベルトコンベヤーは高さ5mほどの地点に設置されていて、工場は操業していたが、けが人はなく、ほかの設備への延焼もなかった。
出火当時は、機械のメンテナンスのために、ベルトコンベアーを止める直前だったという。
警察などで火事の原因を調べている。
王子製紙によると、木材チップを運ぶにはこのベルトコンベヤーを使う必要があることから復旧を急ぐとともに、今後の生産に影響が出ないか調査を進めるという。
王子製紙富岡工場では、ことし2月にも倉庫に保管していた古紙が燃える火事があった。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8023915471.html?t=1377131863140
2013年8月20日13時9分に読売新聞から、8月21日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、8月20日付の中日新聞紙面にも同主旨の記事が掲載されていた。
20日午前10時50分頃、愛知県一宮市丹陽町の県道で、走行中のトラック荷台の積み荷から液体が漏れ出した。
警察などによると、液体は「ベッカミンpm60」という化学物質とみられ、24m2にわたって路上に広がった。
警察などが道路約900mを通行止めにして除去作業を行っている。
直後に現場を通ったミニバイクの男性(24)がハンドルをとられて転倒し、ひじに軽傷を負ったとみられる。
ベッカミンpm60は粘度が高いメラミン樹脂で、毒劇物の指定はなく、それ自体に危険はないという。
トラックは液体が入った専用の1トンタンクを荷台に積み、大阪府内から同県稲沢市に運ぶ途中だった。
走行中に急ブレーキをかけた際、タンクが倒れて漏れ出したという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130820-OYT1T00519.htm
2013年8月21日19時44分に毎日新聞から、8月21日23時27分に日本経済新聞から、また8月22日付で朝日新聞(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
外食チェーンの大戸屋ホールディングスは21日、「大戸屋ごはん処 新宿靖国通り店」で20日に、漂白剤の希釈液をお茶と誤って提供するミスがあったと発表した。
飲んだ女性客1人が強い違和感を訴えた。女性は病院で数日間安静にするよう診断を受け、自宅で療養中という。
大戸屋は「被害を受けたお客さまに多大な迷惑をかけた」と謝罪した。
同社によると、従業員が開店前の20日午前8時ごろ、給茶に使っている小型ポットの茶渋を取るため、塩素系漂白剤の希釈液を入れて調理室内に置いておいた。
午後2時ごろに別の従業員がこれに気づかず、そのまま注いで女性客に提供した。
ポットはステンレス製で、中身が見えなかった。
今後、営業時間中に漂白剤を使用しないようマニュアルを見直すなどして「再発防止を徹底する」という。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20130822k0000m040034000c.html
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2102L_R20C13A8CR8000/
大戸屋HPにも、同主旨の内容が、「お詫びとお知らせ」として掲載されている。
http://www.ootoya.com/filem/oty/pc/web/20130821.pdf
(ブログ者コメント)
これと同じような事故が、今年3月に豊中市のミスドで、去年10月に上田市の魚民で起きている。それ以前の事例も、本ブログに掲載済。
再発防止策として、どの事例でも同じようなことを打ちだしているが、どうせなら、他社の事例を知った時に対応をとっておいてほしかった。
2013年8月20日12時58分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日に10歳の男児と35歳男性が死亡し、犠牲者が3人となった福知山市の花火大会での露店爆発事故。
全身にやけどを負った男児は、事故発生直後は受け答えもしっかりしていたが、その後に容体が急変した。
医療関係者によると、重症やけどの場合は当初は意識のあった患者でも命を落とすケースは珍しくないといい、「治療の焦点は水分補給と患部の感染防止」と指摘する。
これまでの事故の犠牲者は、19日に死亡した小学5年の男児(10)と男性(35)、17日に死亡が確認された女性(44)の3人。
男児は事故直後に綾部市立病院に搬送され、頭部や背中など体表面の55%が2~3度のやけどと診断された。皮膚に付着した衣類の洗浄や軟膏を塗布する処置を受けたが、外科医の問いかけにも冷静に受け答えしていたという。
やけどは深さにより1~3度に分類され、3度が最も重い。
真皮に達する2度では全身の30%以上、さらに下の組織に達する3度では、10%以上のやけどで重症とされる。
大阪府立急性期・総合医療センターの藤見救命救急センター長(48)は、「頭部にダメージがないやけどの場合は事故直後は意識がしっかりしているが、時間の経過とともに血液の循環が悪化し死亡するケースは珍しくない」と説明する。
広範囲で重度のやけどを負った場合、血液の水分が急速に失われ、うまく循環しなくなり、栄養分や酸素を供給できなくなる。臓器へ流れる血液が不足し、臓器不全を引き起こし、死亡してしまうという。
死亡した3人のほか、今回の事故では2~85歳の57人がけがをし、8歳の女児と13歳の少年の症状が重い。
やけどで死んだ組織には細菌が繁殖しやすいため、今後の治療では、点滴で体内に水分を補給した上で、消毒や塗り薬で殺菌することが焦点になる。
特に重症の場合は植皮手術が必要となるため、藤見センター長は「手術までの間、いかに感染を防止するかが大事」と指摘する。
やけど治療は、早急に専門の医療機関にかかることが必要だが、適切な応急処置が重要だ。
手のひらなど狭い範囲の軽症やけどの場合は、流水や水タオルで冷やす。
この際、氷で冷やすと血管が収縮して血流障害につながる恐れがあるため、使用しない。
また、高熱のお湯を全身に浴びるなどした場合は、服を脱がす際に衣類が皮膚をはぎとることがあるため、まず服の上から水をかけるという。
藤見センター長は「まずは患部を冷やすことが大事。正しい手法で応急処置を行い、迅速に専門機関にかかってほしい」と話している。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130820/waf13082013060015-n1.htm
2013年8月19日23時46分にさんようタウンナビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後1時40分ごろ、新見市のJR姫新線刑部駅で、レールの熱膨張による変形を防ぐための温度センサーが基準値(57℃)に達し、一部運行を見合わせた。
点検の結果、異常はなく、3時間後に運行を再開。
JR西日本岡山支社管内で猛暑でレール温度が上昇し、運行休止に至ったのは初めて。
岡山支社によると、レールは鉄製で1本25m。
高温になると伸び、ゆがみや浮き上がりの恐れがあるため、温度センサーが1980年ごろから順次設けられている。
支社管内では22カ所、刑部駅は今年4月に設置した。
この日の新見市の最高気温は33.3℃。
岡山大大学院自然科学研究科の野原実教授(固体物性物理学)は、「鉄は熱伝導率が高く、日射の影響を受けやすい」と指摘。
同支社は、「局地的に日射が強く、風が弱い場合、レールの温度は60℃近くに達することもあり得る。ただ、安全基準は余裕を持って設定し、基準値に達してもただちにレールの損傷や事故にはつながらない」としている。
中国勝山―新見間の上下計2本が部分運休、同2本が最大2時間50分遅れ、約70人に影響した。
JR北海道では99年夏の猛暑でレールがたわみ、ダイヤが混乱。2000年夏からレールにタンクの水をまいて冷やす「散水列車」を走らせている。
出典URL
http://town.sanyo.oni.co.jp/news_s/d/2013081923465581
2013年8月20日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、8月19日19時14分にNHK松山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前8時20分ごろ、八幡浜市の造船会社「Kドック」第一工場で、レール上を動く台座(高さ約10.5m)に載ったクレーン(長さ約33.5m)が作業中に台座の付け根から折れて倒れ、クレーン根元の運転室にいた同社社員の男性(33)がクレーンごと転落して、頭を骨折するなどの重傷を負った。
警察によると、高所作業車(7トン)を吊り上げて移動させている最中に倒れた。
クレーンは1969年製で、重さ15トンまで吊り上げることができる。
台座の上で180°回転できるように取付けられており、警察は、接合部が折れるか、外れるかしたとみて調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003870891.html?t=1376947281240
2013年8月18日18時47分にNHK前橋から、また8月19日付で毎日新聞栃木版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後2時5分ごろ、群馬県太田市西新町にあるエンジン部品メーカー「N原動機」の太田工場で、屋根で清掃作業をしていた栃木県内の空調整備会社のアルバイト男性(39)が天窓の上に乗ったところ、ガラスが割れておよそ10m下に転落した。
男性は病院に運ばれたが、全身を強く打っていて、およそ2時間後に死亡が確認された。
警察によると、天窓は縦70cm、横10mで明かりをとるために設置され、男性は18日朝から同僚5人といっしょに、屋根にある換気扇の清掃作業をしていたという。
警察は、男性が誤って天窓の上に乗ったとみて、詳しい事故の状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1063854931.html?t=1376861062655
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20130819ddlk09040030000c.html
(2013年10月18日 修正1 ;追記)
2013年10月17日20時11分にNHK前橋から、天窓からの転落防止措置をとっていなかったとして経営者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
太田労基署は17日、転落を防ぐ措置を怠ったなどとして男性を雇っていた45歳の男性経営者を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、栃木県壬生町で個人で清掃業を営む45歳の男性経営者。
同署が調べたところ、屋根の上の天窓を踏み抜く危険性があるにもかかわらず、男性経営者は、窓の上に板を取り付けるなど転落を防ぐ措置をとっていなかったことがわかったという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065350961.html?t=1382042298288
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。