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2013年8月7日付で毎日新聞東京都内版から、8月6日17時36分にmsn産経ニュースから、また8月7日付で朝日新聞(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
練馬区の遊園地「としまえん」を運営する豊島園は6日、回転型アトラクション「イーグル」に乗ろうとした女性客(24)がステンレスパイプ製の安全扉に右足首を挟まれて骨折する事故があったと発表した。
同社によると、事故は3日午後6時50分ごろに発生。
乗車途中で係員が安全扉を閉めるボタンを押したのが原因で、女性は全治1カ月半の重傷を負った。
動き出す前に点検した係員が気づいて女性客を保護。
としまえんによると、係員の確認不足が原因という。
アトラクション自体の不具合はないという。
イーグルは、柱につながったゴンドラが回転しながら高さ35mまで上昇するアトラクション。
運転マニュアルでは、係員が見回り、乗車完了を確認することになっているが、運転室のカメラで乗車を確認しただけだった。
区の指導で安全マニュアルの見直しを進めており、当面は運行を中止するという。
同社は「すべての係員がマニュアルを順守するよう教育を徹底したい」としている。
としまえんでは3日午前にも、別の遊具が破裂する事故があったばかり。
出典URL
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20130807ddlk13040211000c.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130806/dst13080617370011-n1.htm
2013年8月4日0時51分に読売新聞から、同日0時7分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後3時50分頃、北海道旭川市の道立総合研究機構・北方建築総合研究所で風洞実験を行っていた際、実験装置の床に敷かれていたベニヤ板が人工的に発生した強風によって吹き飛び、男児(6)ら3人に当たって顔などに軽傷を負った。
警察では、板の接着方法に問題があった可能性があるとみて調べている。
同研究所によると、負傷したのは体験者の男児と男児の父(52)、研究所の男性職員(34)。
ベニヤ板は縦180cm、横90cm、厚さ12mmで、重さ約11kg。床に建築用の強粘着テープで6枚が固定されていたが、そのうち3、4枚が剥がれたという。
装置は長さ40m、縦横各1.8mのトンネル状となっており、内部に人が入って約20m先の大型プロペラ(直径2m)で起こした秒速5~18mの強風を体験できるようになっている。
この日は夏休みの子供向け公開日で、親子連れら約450人が来場、うち約300人が装置を体験した。
けがをした3人は最後の組で、風が秒速17m超となったときに板が飛んできたらしい。
3人は救急車で病院に運ばれ、手当てを受けた。
何らかの原因で下側に風が入り込み、吹き飛んだとみられる。
同研究所は積雪寒冷気候での住宅建設の技術を研究している。
風洞体験で事故が起きたのは初めて。
鈴木環境科学部長は「このような事態になり、誠に申し訳ない」と話している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130803-OYT1T01268.htm
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/483608.html
(ブログ者コメント)
普段の実験であれば、人は風洞の中に入らないのではないか?
もし、風洞の中に誰もいなければ、床板が吹き飛んでも大きな問題にはならなかっただろう。
よりによって公開体験時に吹き飛ばなくても・・・しかも最後の組で・・・という感じだ。
今回のように、たまたま、そこに人がいたから事故になったという事例は、結構多い。
事故と無事故は運次第という側面もあるということだ。
2013年8月3日23時32分にmsn産経ニュースwestから、また8月4日付の毎日新聞大阪版からは写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前11時半ごろ、大阪市北区大深町の「梅北地下道」(全長約200m)で、天井のコンクリートが崩れているのを通行人が発見し、警察に通報した。
警察が調べたが、けが人はなかった。
警察によると、地下道の西側入り口から50m付近の天井に直径約10cmの穴があき、縦約1.8m、横約0.6mにわたってコンクリートが剥がれ落ちていた。
地下道の上には今年3月に営業を終えた旧JR貨物梅田駅があり、地質調査のため地上でボーリングしていた業者が誤って深く掘り過ぎたため、地下道の天井を貫通したとみられるという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130803/waf13080323360028-n1.htm
http://mainichi.jp/area/news/20130804ddn041040026000c.html
2013年8月3日20時20分に読売新聞から、同日19時3分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前6時50分頃、滋賀県米原市長久寺のJR東海道線関ヶ原―柏原駅間で、走行中の新座貨物ターミナル(埼玉県)発、百済貨物ターミナル(大阪市)行き貨物列車(26両)の電気機関車の機械室から煙が出たため、緊急停車した。
運転士らが約30分後に火を消し止めた。
同列車は約8時間後に運転を再開した。けが人はなかった。
JR貨物によると、機械室内にある電流を調整する抵抗器が数10個焼損していた。
機関車は同5時35分頃にもブレーカーが作動し、運転を一時停止していたといい、警察などは関連を調べる。
火災の影響で、東海道線は特急「しらさぎ」を含む上下計25本が運休、7本が最大6時間43分遅れ、約5800人に影響した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130803-OYT1T00865.htm
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013080301001752.html
2013年8月3日10時10分にmsn産経ニュースからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
走行中だった貨物列車の電気機関車のブレーカーが作動し、列車が停止した。
約1時間半後に点検を終え、再出発しようとしたところ、電気機関車の機械室から煙が発生した。
煙は収まり、JR貨物などが原因を調べている。
機関車はEF66で、JR発足時のころから使用されているという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130803/dst13080310110002-n1.htm
2013年8月3日付で東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本横浜支社は2日、東京都町田市の町田駅と横浜市中区の桜木町駅で、排水管が誤って接続されていたため、職員が使う風呂などの汚水が10~20年間、近くの川に流れ出ていた、と発表した。
町田市の指摘で発覚した。
JRでは,2009年3月にも東京都北区の王子駅で、トイレの排水管の誤接続で近くの石神井川に40年以上、汚水が流れていたことが発覚した例がある。
同支社は、同様の誤りがないか点検を検討している。
町田駅の件は7月末に判明していたが、公表は2日後だった。同支社は、すぐに公表しなかった理由を「調査結果を踏まえて改善策を検討し、市に報告していたため」と説明している。
同支社によると、町田駅構内にある「横浜保線技術センター町田事務所」の職員用の風呂と洗濯機の排水管が、誤って雨水が集まる「雨水ます」につながれており、排水が近くの境川に流出していた。
03年に風呂などを新設した際の誤工事で、1日およそ700ℓの汚水が約10年間、流れ込んだとみられる。
7月31日夕方、境川を管理する都南多摩東部建設事務所から町田市に「(同市原町田の境川にかかる)橋付近の水が白濁している」と連絡。
市の調査で、町田駅から汚水が流れ出ていると確認できたため、流出源を特定するようJRに行政指導した。
JRはその日のうちに流出経路を確認し、翌8月1日に市に報告。市やJRが公表したのは2日になってからだった。
桜木町駅でも職員用トイレなど計3カ所の排水管が誤って雨水ますにつながれ、近くの大岡川に流れていた。
今月2日朝、駅の改修工事で業者が雨水ます周辺の床をはがして判明した。
1993年の増築工事の際に誤ってつないだためで、1日約200ℓの汚水が20年間、川に流れ出ていたとみられる。
接続工事をしたのは、町田駅のケースとは違う業者だった。
汚水の流出が判明後は両駅とも対象施設を使うのを見合わせ、いずれも2日までに切り替え工事を済ませた。
同支社広報室は「市民や関係者にご迷惑をかけて大変申し訳ない。今後、再発防止に努める」としている。
出典URL
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013080302000236.html
(ブログ者コメント)
配管工事完了連絡を受けた際には、発注側が現場に出向き、正しく接続されていることを確認するのがスジ。
確認し忘れたのだろうか?それとも小規模工事は業者におまかせといったところがあったのだろうか?
2013年8月2日9時21分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市は、トラブルが続いて市への引き渡しが遅れているごみ焼却灰溶融施設(同市伏見区)について、工事を請け負っている住友重機械工業との契約を解除する方針を決め、1日、同社側に口頭で伝えた。同社が約束した8月末の引き渡しが不可能と判断した。
同施設では、ごみの焼却灰を溶かして体積を減らす。
市が同社に114億円で発注し、平成19年に着工していた。
22年5月末までに完成し、市に引き渡される予定だった。
しかし、先立って行われた試運転で施設の廃水から基準値を超えるダイオキシンが検出されるなどトラブルが相次ぎ、引き渡しは延期。
同社は1日約200万円の遅延損害金を市に支払った上で、今年8月末までの引き渡しを約束していた。
同社は6月16日から30日間連続で施設を稼働させる2次試運転を開始したが、同月27日に再びトラブルが発生。
同社は改善策を示したが、市は「抜本的に改善されない」と判断し、契約解除を決めたという。
市では、今後文書で正式に契約解除を伝えた上で、すでに建設された施設の撤去も求めるほか、損害賠償請求も検討する。
今後、同様の施設を建設するかは未定だという。
市の担当者は「安心安全な施設として引き渡しを受けることはできないと判断せざるを得ない」としている。
一方、住友重機械工業は「トラブルが続き稼働が遅れたことは遺憾」とコメントした。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130802/waf13080209240006-n1.htm
本件、京都市のHPに8月1日付で「・・・契約解除について」というお知らせが掲載されている。
http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000153323.html
2013年8月3日1時51分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後7時10分ごろ、大阪府寝屋川市御幸西町のニット工場(木造平屋建て)から出火。
火は工場と棟続きの空き家や隣接する板金工場などに燃え移り、約620m2を焼いた。
工場を経営する男性(72)が左手に軽いやけど。他にけが人はいなかった。
警察によると、工場では当時、男性が糸を巻く作業をしていた。
男性は「ライターで蚊取り線香に火をつけようとしたら、作業で出た糸くずに燃え移った」と話しており、警察が詳しい出火原因を調べている。
現場は、京阪本線萱島駅から約1km北西の、府営住宅やアパートが立ち並ぶ一角。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130803/waf13080301520001-n1.htm
2013年8月2日21時5分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後4時半すぎ、岐阜市若福町の住宅建築現場で、建設作業員の男性(61)が作業用の車の後ろに備えられたコンクリートを固まらないよう混ぜる「ホッパー」という金属製の機械の中に転落した。
男性はおよそ30分後に救急隊員によって助け出されたが、現場に駆けつけた医師によって死亡が確認された。
死亡した原因は窒息死だったという。
警察によると、男性は容器の中に残っているコンクリートを手で取り除く作業を行っていたということで、警察では事故当時、機械の中で作動していたコンクリートを混ぜるスクリューに体の一部を巻き込まれ、男性が転落した可能性があるとみて、事故の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083500121.html?t=1375474948977
8月3日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コンクリートを撹拌する機械に巻き込まれ、コンクリートを飲み込んで窒息死した。
警察によると、機械は半円形で深さ50cm。撹拌するためのスクリューがついていて、男性は底に残っていたコンクリートをコンクリート圧送車に送る作業をしていたところ、機械に巻き込まれたらしい。
2013年8月3日付で朝日新聞福岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後0時5分ごろ、福岡市中央区の市道路下水道局の施設で「作業員が倒れた」と職員から119番通報があった。
作業員3人が病院に搬送されたが、いずれも軽症。施設の地下から通常より高い濃度の硫化水素が測定されたという。
警察などによると、作業員6人が、地下1階にある下水をためるプールにふたを開けて入り、砂やゴミを吸い上げるポンプを交換する作業をしていた。
作業が終わり、ポンプの試運転のためにプールに再び水を入れた際、ふたが開いていたため、下水から発生した硫化水素が外に漏れた。
作業員3人はいずれも自力で地上に避難した。
硫化水素は、施設の外には漏れなかった。
また、2013年8月3日付で毎日新聞福岡版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日正午ごろ、中央区の市下水道施設で、ポンプの据え付け作業を終えた作業員ら3人が汚水から出た硫化水素を吸い込んだ。
1人が安静のため入院しているが、3人の命に別条はないという。
市によると、施設は雨量が多い時に汚水などを一時的にためる施設。
3人は施設にたまる砂を取り除くポンプを地下約16mに設置した後、試運転をして確認。
作業を終えるためふたを閉めた時に、硫化水素を吸い込んだとみられる。
市は「作業手順以外で事故が起きた。換気や濃度計を置くなど対策を検討したい」としている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130803ddlk40040361000c.html
(2013年8月11日 修正1 ;追記)
2013年8月6日付で朝日新聞福岡版(聞蔵)から、5日にまた硫化水素臭が漂ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この施設で5日昼、一時的に硫化水素のような臭いが漂った。市は、この施設で通常よりも高い濃度の硫化水素を測定したと発表した。人への被害はないという。
施設は地下約15~20mにあり、雨水を一時的にためている。
2日に硫化水素による中毒事故があり、5日は点検をしていた。
市は、汚水をかき混ぜる作業で高濃度の硫化水素が発生し、漏れたとみている。
2013年8月2日15時9分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時30分ごろ、神戸市兵庫区の5階建て雑居ビルで窓ガラスを清掃中の男性が転落し、死亡した。
警察によると、神戸市の男性(41)とみられ、屋上からブランコに乗って降りる途中、何らかの原因でつり下げたロープが外れ、約20m下に落下したという。
現場は、JR神戸線兵庫駅前のビル街。雑居ビルの1階はコンビニエンスストアで、周囲は一時騒然とした。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0802/OSK201308020036.html
2013年8月2日13時33分にmsn産経ニュースからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性はビルの屋上から、「ブランコ」と呼ばれる、作業中に腰掛ける台に移る際に落ちたという。
命綱の結束ミスが原因とみて調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130802/waf13080213410021-n1.htm
2013年8月3日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、8月2日19時58分にNHK前橋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前7時45分ごろ、高崎市の市立浜尻小学校敷地内で男性が倒れているのを作業員が見つけ、119番通報。改修工事に来ていた会社員の男性(40)で、胸などを打って死亡した。
警察は、作業中に校舎の4階から転落したとみている。
警察によると、男性は発見前、トイレの改修工事の準備で、4階の廊下の窓際に45枚ほど積まれた高さ約135cmの石膏ボードに乗って窓を開けていたとみられ、そのときにバランスを崩すなどして誤って窓から転落したものとみて、事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1063501121.html?t=1375474680390
2013年8月3日3時25分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前6時45分ごろ、千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所から「原油を移送中に配管から漏れた」と市消防局に通報があった。
消防によると、タンクと蒸留塔をつなぐ配管に直径5mm程度の穴が開いており、計500ℓの原油が流出した。
けが人はなく、海への流出もなかった。
消防車など11台が出動し、処理した。
同製油所では、東日本大震災で液化石油ガス(LPG)タンク17基が爆発炎上した。
昨年6月にもタンクからアスファルトが海上に流出する事故が起きている。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0803/TKY201308020548.html
2013年8月1日12時49分にmsn産経ニュースwestから、8月2日付で朝日新聞堺泉州版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前8時5分ごろ、堺市西区の関西電力堺港発電所で「薬品が漏れている」と119番があった。
塩酸約160ℓが漏れたが、けが人はいない。
消防によると、現場は敷地内の建物の2階。火力発電のための設備から濃度35%の塩酸が漏れているのを、職員が発見した。
消防の大型化学車など計16台が出動。塩酸を取り除くなどし、午前11時20分ごろに危険性がなくなったことを確認した。
関西電力は「原因を調査中」としている。
塩酸は、浄水設備に付着する不純物を取り除くために使われているという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130801/waf13080112500022-n1.htm
2013年8月1日15時11分に読売新聞から、非構造部材のイメージ図付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東日本大震災で現行の建築基準法では安全基準が定められていない、つり天井や間仕切り壁などの非構造部材が落下、倒壊したことが原因で、少なくとも8都県で計6人が死亡、11人が重傷を負っていたことが、国土交通省の調査で明らかになった。
今後も巨大地震の発生が予想されることから、同省では近く、新たな安全基準を公表。来年4月に、つり天井を対象とする関係法令を見直す方針だ。
同省では、津波の浸水域を除く「震度5強」を上回る揺れを観測した地域を対象に調査を実施。
この結果、東京都や宮城、福島、栃木県などで死傷事故が発生していた。
室内の間仕切り壁が倒壊して下敷きになったり、天井からつるされた配管などが落下したりしたことなどが原因の死亡事故が見つかったほか、つり天井の崩落は、ショッピングセンターの大型施設で発生していた。
現行の建築基準法では、建築物を支える柱、壁など構造部分については、一定の強度を保つことが義務付けられているが、つり天井、間仕切り壁などの非構造部材は、構造部分とは関係がないため、安全基準が定められていない。
非構造部材の中には、大型の配管や照明施設、空調設備など落下すれば大きな事故につながりかねない重量物も多く含まれており、国交省では安全基準の導入が必要と判断したという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130801-OYT1T00283.htm
2013年7月31日付の朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また東京電力HPにも同趣旨のプレスリリースが掲載されていた。
平成25年7月29日午後6時49分頃、定期検査中の柏崎刈羽原発の6号機タービン建屋1階空気抽出器室において、パトロール中の社員が蛍光灯からの発火を発見した。
このため、消防へ連絡をするとともに、現場では初期消火の為に消火器を準備したが、その間に火が消えていることを確認した。
消防による現場確認の結果、午後7時54分に鎮火確認。焼損については蛍光灯の器具のみで、周囲への延焼はなかった。
当該蛍光灯の分解点検を実施した結果、東電は30日、出火元は蛍光灯内部にある安定器だったと発表した。
蛍光管に流れる電流をコントロールする器具で、1996年から使われており、長さ約25cm、幅約6cmにわたって焦げていたという。
東電の担当者は「安定器がショートした可能性がある」と話している。
出典URL
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2013/1229323_5117.html
(ブログ者コメント)
蛍光灯の発火トラブルは、過去にもしばしば起きている。
以下は埼玉県HPに掲載されている例で、蛍光灯本体の寿命について注意喚起されている。
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/testzirei/testzirei-g5.html
以下は消防科学総合センターHPに記載されている例で、蛍光灯出火の大半を占める安定器コイルに起因する出火危険性がなくなったインバータ蛍光灯で、電子基板のトラッキング現象で発火した事例が掲載されている。
http://www.isad.or.jp/cgi-bin/hp/index.cgi?ac1=IB17&ac2=56spring&ac3=175&Page=hpd_view
また、グローランプから出火した事例もあった。
http://www.bousaihaku.com/cgi-bin/hp/index2.cgi?ac1=B311&ac2=&ac3=6540&Page=hpd2_view
2013年7月29日21時19分に新潟日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前11時半すぎ、新潟市の新潟大学医歯学総合病院外来棟の取り壊し作業現場で、クレーン車につるされていた鋼矢板が落下し、下敷きになった会社員の男性(56)が多発外傷による多臓器損傷で死亡し、同僚男性(49)が右肩打撲の軽傷を負った。
警察によると、鋼矢板は長さが10m、幅が40cm、重さが750kgで、地中に埋められていた。
クレーン車は地中から鋼矢板を引き抜き、1カ所にまとめる作業をしていた。
2人は鋼矢板の整理作業をしていた。
警察は、鋼矢板がクレーンから外れた原因などについて調べている。
出典URL
http://tokku.jp/news/index.php?page=clipping&clipping_id=458181
(2013年9月15日 修正1 ;追記)
2013年9月12日12時26分にNHK新潟から、関係者が労安法違反容疑で書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟労基署は、鋼鉄製の板をつり上げていたクレーン車を安全に運転していなかったとして、工事を請け負った会社などを労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、工事を請け負った長岡市の「M興業」と40歳の現場責任者。
同署によると、会社と現場責任者は、クレーン車で鋼鉄製の板などをつり上げた際、その下に人を立ち入らせて安全に運転していなかったとして、労安法違反の疑いが持たれている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034477571.html?t=1379028301703
(2015年8月24日 修正2 ;追記)
2015年8月21日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事が掲載されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
警察は、責任者の男性ら3人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
警察によると、クレーンで吊り上げた鋼矢板を仮置きする際、ワイヤーからフックが外れて鋼矢板が倒れたという。
鋼矢板を置く作業中にワイヤーがたるんで「背抜け」と呼ばれる現象が起き、フックから外れたとみられる。
この「背抜け」現象で鋼矢板が倒れる危険性が予見できたにもかかわらず、現場責任者の男性は指導監督を怠り、作業員男性(52)は現場への立ち入り禁止を指示せず、クレーン運転士の男性(21)は人がいたのに仕事を続け、男性を死なせた疑いがある。
8月20日17時51分にNHK新潟からは、ワイヤーが外れるのを防ぐための装置がフックについていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
板はワイヤーでつるされ、クレーン車のフックにかけて運ばれていたが、重さでワイヤーが外れたということで、警察は、安全管理に問題がなかったか調べを進めていた。
その結果、ワイヤーが外れるのを防ぐための装置がフックについていなかった他、周辺への作業員の立ち入りに注意を払っていなかった疑いが強まったという。
このため警察は、工事を請け負っていた長岡市の建設会社の社員で、現場の責任者だった42歳の男ら3人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
調べに対し、3人はいずれも容疑を認めているという。
この事故では、おととし新潟労基署も、工事の請け負い会社と42歳の男について労安法違反の疑いで書類送検している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034276981.html?t=1440103960606
2013年7月29日15時4分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後9時35分頃、北九州市若松区山ノ堂町の自営業男性(56)が自宅の玄関付近で、掃除をしていたところ、バケツ内の雑巾が発火。
男性が両足を、近くにいた息子(3)も両手両足に、それぞれやけどを負って病院で手当てを受けた。
警察によると、バケツのそばに火が付いたキャンドルがあり、雑巾に染みこんだ揮発性が高いクリーナーの油分に引火した可能性が高いとみている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130729-OYT1T00338.htm
(ブログ者コメント)
過去の火災事例には、結構、目を通してきたつもりだが、このような事例は記憶にない。
しかし、考えてみれば、LPG噴射スプレーを使う場合と同様、揮発性が高い可燃性成分を含有するクリーナーを使う場合も、火気には注意が必要だ。
どのようなクリーナーを使っていたかは不明だが、そういった注意表示はされていたのだろうか?
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。