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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年12月5日18時1分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日午後4時すぎ、横浜市中区日ノ出町の再開発事業の工事現場で、建設用の大型機械が鉄製のパイプを運搬中にバランスを崩して倒れ、先端に取り付けていた破砕機が近くで作業をしていたとび職の男性(22)に当たった。
男性は病院に運ばれたが、胸を強く打ちまもなく死亡した。


警察によると、現場では建物の解体作業の足場に使っていた鉄製のパイプを取り外す作業が行われていて、男性はパイプをワイヤーでまとめ、大型機械の先端部分にかける作業をしていたという。

警察は、工事の責任者や現場にいた作業員らから事情を聴くなどして、安全管理に問題がなかったか調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1053964491.html?t=1354745731378
 
 
一方、2012年12月5日13時46分にmsn産経ニュース神奈川からは、上記とは若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日午後4時ごろ、日ノ出町駅前A地区・第一種市街地再開発事業の工事現場で、破砕機のバケットが男性(22)に衝突した。
男性は病院に搬送されたが、胸などを強く打っており間もなく死亡した。


警察によると、男性会社員(29)の操作する破砕機が土の山に乗り上げて後方へ倒れそうになり、バランスを取ろうとアームを下げたところ、アームの先に取り付けられているバケットが回転して近くにいた男性にぶつかったという。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121205/kng12120513470000-n1.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
大型機械と破砕機とバケットの関係がよく分からないので、両記事併記で掲載した。
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2012年12月4日18時35分にNHK札幌から、12月5日付で朝日新聞北海道総合版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日午後3時すぎ、網走市北9条東1丁目の「網走精機」の工場から火が出ていると消防に通報があった。
火は工場全体に燃え広がり、消防車8台が出動して、およそ2時間後に消し止められたが、この工場の建物1棟が全焼した。

警察によると、火が出たのは鉄製品の溶接や加工などを行う工場で、当時、経営者の男性が1人でいたというが、避難して無事。

警察の調べに経営者は、「一人で作業をしていたら、突然、ボンという音がして火が出た」と話しているという。

工場の近くは住宅街で、周辺は一時騒然となった。
近くに住む男性は、「2回か3回、ドーンという大きな音が聞こえ、そのたびに火が次々に燃え広がっていきました」と話していた。
警察と消防は、5日、現場検証をして火事の原因を詳しく調べることにしている。


出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20121204/3944624_20121204183535_e7b6b2e8b5b0e381aee5b7a5e5a0b4e3818ce585a8e784bc.html
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2012年12月4日13時2分にNHK沖縄から、同日13時25分に沖縄タイムスから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午前8時半ごろ、那覇市旭町のオフィス街にあるビルの6階のコールセンターから、「女性が倒れている」と同僚の男性から消防に通報があった。
さらに午前9時ごろには、ビルの同じフロアで別の女性が「気分が悪いと訴えている」という通報があり、消防がかけつけたところ、あわせて4人の女性がめまいや吐き気などを訴えたという。
4人は病院に運ばれ、いずれも症状は軽いという。


消防によると、消防や警察、ガス業者などが合同で9階建てビル内を調査したが、異臭やガスなどは検知されなかった。ビル周辺からの通報も確認されていない。

現場はオフィス街にある9階建てのビルの6階で、このビルの周りでは先月29日にもガスのようなにおいがしたとして気分不良を訴えた12人が病院に運ばれている。
今回は異臭を訴える人はいなかったというが、警察は2件の関連を調べるとともに原因の特定を急いでいる。

現場近くのビルで働く20代の男性は、「原因がわかっていないということで、とても怖いです。早く原因を特定して、同じようなことが起こらないようにしてほしい」と話していた。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093939541.html
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-12-04_42371
 
 
ちなみに、29日の異臭騒ぎについては、以下の報道参照。
 
(2012年11月29日18時37分 琉球朝日放送)
 
29日午後2時ごろ、那覇市旭町のビルの近くで「ガスの匂いがする」と119番通報があり、消防車4台、救急車4台が出動した。
駆けつけた消防などにより、バスターミナル近くのビルの6階と7階でガスのようなものを吸って気分が悪くなったと訴える男性3人・女性7人の合わせて10人が病院に搬送されたが、いずれも命に別状はない。
 
現場近くにいた人は、「(窓を開けると)もっとすごい匂いして、それを吸い込んだ社員が具合が悪くなったので窓を閉めさせ、外に原因があるといけないので、空調を止めて密閉状態にした」と発生当時の様子を話していた。
 
その後、警察や消防で異臭の出所を調査したが特定には至っておらず、また、ガス会社が探知器を使って調べたところ、プロパンガスや都市ガスではないことがわかったが、29日の段階では異臭が何かはわかっていない。
 
発生からおよそ3時間後、異臭がなくなったとして調査はいったん終了、警察などで経過観察に当たっている。

http://www.qab.co.jp/news/2012112939586.html
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2012年12月4日付で朝日新聞大阪市内版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
大阪中央労基署は3日、大阪市東成区の段ボール製品製造業「H製函」と同社社長(68)を労安法違反の疑いで書類送検した。
 
同署によると、3月14日午後3時半前、工場内の荷物運搬用エレベーターが落下。2階部分でエレベーターの不具合を調べていたとみられる従業員(当時68)が転落して、その後死亡する事故があった。
 
同社と社長は、同法に基づく月に一度の自主点検を行っていなかった疑いがある。
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2012年12月3日19時28分にNHK神戸から、12月4日付で読売新聞大阪版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3日正午前、姫路市にある革製品を製造する事業所「M製革所」で「男性がエレベーターに挟まれた」と消防に通報があった。

警察が調べたところ、この事業所の1階と2階を結ぶ業務用のエレベーター(高さ、幅各1.7m、奥行き約2m)で、段ボールの納入業者の男性(64)が体を挟まれているのが見つかった。
男性は病院に運ばれたが、午後1時前に死亡が確認された。

警察によると、男性は同事業所の従業員2人と、エレベーターで荷物を1階に下ろす作業に当たっていた。
台車の車止めの角材が、床とエレベーター出入り口の間のすき間に挟まってエレベーターが止まったため、
男性はエレベーターのかごの中と2階の床の間にまたがるような形で事業所の従業員が角材を取り除く作業を見ていたところ、突然、エレベーターが降りてきて挟まれたという。

エレベーターの製造会社はわかっておらず、警察は事業所の従業員に話を聞くなどして事故の原因を詳しく調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023914111.html?t=1354575464523
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20121204-OYO1T00297.htm?from=main1
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2012年12月3日18時59分にNHK秋田から、同日23時0分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3日午前11時10分すぎ、秋田市飯島のA製錬から「工場で大量の水蒸気が吹き出し男性従業員がけがをした」と消防に通報があった。
警察によると、従業員の男性(57)が、圧力容器の直径40cmの鉄製のバルブを閉めようとしたところバルブが壊れ、大量の水蒸気が突然噴き出したという。


この事故で、男性は転倒して左手首を骨折するなどの重傷を負い、市内の病院で手当てを受けた。
有毒なガスなどが外部へ流出することはなかったという。 


A製錬によると、男性は配管から液体が漏れているのが見つかったことから、点検をするためにバルブを閉める作業をしていたという。
容器内の圧力の記録によると、事故当時の圧力は正常で、安全弁も作動していなかったという。

バルブは2~4カ月の頻度で交換しており、先月30日も水蒸気が漏れているのが見つかり新品に取り換えたばかりということで、警察などが事故の詳しい原因を調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/akita/6013912771.html?t=1354575076883
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20121203p
 
 
一方、2012年12月3日12時55分にmsn産経ニュースからは、バルブが飛んだという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3日午前11時すぎ、秋田市飯島の「A製錬」飯島製錬所で配管から水蒸気が噴出、バルブが飛び、作業中の50代の男性従業員に当たった。
従業員は胸や手などにけがをしたが、意識はあるという。


警察などによると、従業員はバルブを閉める作業中だった。水蒸気の圧力でバルブが飛んだとみられ、水蒸気が噴出した原因について詳しく調べる。
同製錬所では亜鉛を生産している。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121203/dst12120312560023-n1.htm
 
 
また、12月4日付の朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からは、バルブが破裂したなどという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
配管のバルブが破裂、水蒸気が噴き出した。
破裂したバルブ部分の配管は直径約40cm。内部には硫酸亜鉛が流れているという。外部に流出はなかった。

 
 
 
(ブログ者コメント)
 
バルブは「壊れた」のか?「飛んだ」のか?「破裂した」のか?
内部に硫酸亜鉛が流れているなら、なぜ「水蒸気が噴き出した」としか報道されていないのか?
その辺が、これらの報道だけでは不明だ。
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20121231247分に中日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

 

名古屋市中区栄3の飲食店「G」で2日深夜、アルバイト店員の女性(28)が約40分間、業務用エレベーターに上半身を挟まれた事故で、女性は病院に搬送されたが、3日午前6時35分、死亡が確認された。

 

警察などによると、エレベーターは新日本リフト製。
1~3階の店舗内で食品などを運ぶ業務用で、運搬部のかごは高さ70cm、幅60cm、奥行き60cm。床から80cmほどのところに開口部がある。
ドアは手動で上下に開閉するタイプ。

 

女性は、扉が開いたままのかご内にうつぶせの状態で、上の扉とかごの間に首から胸を挟まれていた。
清掃中に、かごが急に上昇したとみられ、警察は、業務上過失致死の疑いで調べている。

 

警察によると、女性は2年ほど前から勤務。
店では、店員らは無線で連絡を取り合い、女性副店長が女性から「エレベーターの掃除入ります」との連絡を受けていた。

約10分後、副店長が「新規のお客さんが来たのでこっちに来て」と呼び掛けたが応答がないため、1階南東にある作業室を見にきたところ、女性がエレベーターに挟まれていた。

消防署員らが、事故で開かなくなったドアをこじ開ける際などに使う機材でエレベーターの扉を開け、女性を引き出した。

 

新日本リフトによると、エレベーターは2005年5月から販売開始。
エレベーターは扉が開いていれば、かごを動かす電源が入らない仕組みになっているため、同社の担当者は「かごが動いたということは電源が入ったから。その理由は分からない」と話している。

 

出典URL

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012120390121212.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

かごの内部が汚れていたり内部に異物があった場合、なんの不安も感じずにかごの中に身体や手を入れるだろう。

しかし元電源を切らない限り、このような事故が再び起きる可能性がある。

 

この点、今回の事故は、ブログ者がたびたびコメントしている「動機械を修理清掃する時は元電源カット」という注意点を、違った角度から教えてくれたものだ。

 

 

 

(2014年12月7日 修正1 ;追記)  

 

2014123106分に読売新聞から、女性が身を乗り出した際に誤ってエレベーター脇にあるスイッチに触れてしまったらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1221016分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国交省の社会資本整備審議会昇降機等事故調査部会は2日、事故原因などの調査報告書を公表した。

 

エレベーターのかごは通常、扉が開いていると動かない。

搬入口の横枠には、ドア開閉のスイッチと、かご昇降のボタンが表裏の位置関係でついていた。

 

報告書では、女性従業員が身を乗り出した時に横枠をつかみ、その際、エレベーター脇にあるスイッチに誤って手が触れたため、「扉が閉まっている」との電気信号が制御機器に流れ、さらに、かごを動かすボタンにも触ってしまい、扉が開いたままかごが動いた可能性が考えられる」と指摘した。

 

 

今後については、扉が開いた状態でスイッチが入った場合には、異常を感知する構造にするなどの対策を検討すべきだとした。

 

同種のエレベーターには届け出義務がなく、国交省が設置状況の調査を進めている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20141203-OYT1T50032.html

http://www.asahi.com/articles/ASGCZ76RJGCZUTIL01P.html

 

 

1222142分に産経新聞からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

報告書によると、女性が1階でかごを清掃中、身を乗り出した際に扉の枠にあるスイッチに誤って接触。扉が閉まったとする信号が送られ、さらに1~3階のいずれかでエレベーターを移動させるボタンが押されたため、かごが上昇したとみられる。 

出典URL

http://www.sankei.com/affairs/news/141202/afr1412020028-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

エレベーターを移動させるボタンを押したのは、挟まれた女性だったのか?それとも別の人だったのか?報告書で確認しようと思ったが、報告書は見つからなかった。

 

 

 

 

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2012年12月3日14時13分にNHK熊本から、また12月4日7時17分には読売新聞から写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2日午後7時半ごろ、熊本市中央区坪井2丁目の通称「仁王さん通り」で、電柱が高さ約6mの所で「く」の字に折れ、電線などが通っている電柱の上の部分が倒れそうになった。
NTT西日本と九州電力は、3日朝から折れた電柱を撤去して新しい電柱を設置する工事を始めていて、工事の完了は早くても4日夜になる見通しだという。


NTT西日本によると折れた電柱は鉄筋コンクリート製で、昭和51年に作られたもの。
電柱の先には変電機など数100kgの機材が設置されていたという。


NTT西日本では年に1回、電柱の強度の点検を行っていて、今年6月の点検では問題はなかったということだが、設置から36年経過していたこともあり、来年には建て替える予定だったという。
NTT西日本は老朽化が原因の可能性もあるとみて、事故の状況を詳しく調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5003904451.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121203-OYT1T01445.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
気象庁の過去データによると当日の熊本市の平均風速は1.7m/s。
強風でもないのに折れ曲がった事例は珍しいので、紹介する。
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2012年12月3日2時14分に朝日新聞から、事故発生のニュースが下記趣旨で写真と図解付きでネット配信されていた。
 
2日午前8時ごろ、山梨県大月市と甲州市にまたがる中央自動車道上り線の笹子トンネルで、天井のコンクリート板が長さ約130mにわたり崩落した。
県警などによると、少なくとも3台の車
(ブログ者注:最終的には保冷車、ワゴン車、乗用車の3台)が下敷きになり、うち1台から複数の遺体を発見、別の車の1人も死亡を確認し、もう1台でも複数が亡くなったとみられる。ほかに2人がけがをした。県警や消防が、取り残された人の捜索を続けた。

管理する中日本高速道路は、天井部の老朽化が崩落原因の可能性もあるとしている。
県警は、管理上の問題がなかったか業務上過失致傷容疑などで捜査を始めた。
国交省によると、高速道路でトンネルの天井が崩落した死亡事故は過去に例がない。


同社によると、笹子トンネルは上下線で分かれ、上りは2車線で全長4784m。崩落が起きたのは甲州市側から約3.2km付近で、換気のため天井部に設置されていたコンクリート板(縦約1m、横約5m、厚さ約10cm)が崩れ落ちた。1枚の重さは約1トン。
板をつり下げている隔壁部分ごと崩落したとみられ、270枚が落ちた可能性がある。


県警高速隊などによると、下敷きになったのは乗用車とワゴン車、保冷車。このうち乗用車とワゴン車から火が出た。ワゴン車で複数の遺体を確認し、保冷車の男性も死亡。乗用車でも複数の死者が出たとみられる。トンネル内ではほかに20台以上が身動きが取れなくなった。

事故後、トンネル内はスプリンクラーが作動し煙が立ちこめた。二次崩落の危険性があるため、支柱で補強しながらの救助作業が続いた。
 
同社によると、天井板は1977年の開通時から取り付けられ、これまで板を固定するボルトや金具を補修した記録はない。定期的に点検し、最近では今年9月に作業員が目で見て確認したが、異常は見つからなかったという。


同社の社長は記者会見し、「多くのお客様にご迷惑をおかけしていることをおわびします」と謝罪した。
中央道は現場付近の一部区間が上下線で通行止めになった。復旧の見通しは全く立っていない。
     ◇
 〈笹子トンネル〉 
山梨県甲州市と大月市にまたがり、1977年に開通した。片方向2車線で、上下線で分かれ、全長は上りが4784m、下りが4717m。1日あたりの平均の交通量は上下合わせて約4万6千台。休日は長い渋滞が起きることがある。高低差は約50mで、直線部分が多い。トンネル内の制限速度は70km。

 
http://www.asahi.com/national/update/1202/TKY201212020423.html
 
 
2012年12月3日23時35分にmsn産経ニュースから、天井板固定用のアンカーボルトが脱落していたという下記趣旨の記事が、図解付きでネット配信されていた。
 
脱落したのは天井板のつり金具をトンネル天井のコンクリートに固定する直径1.6cm、長さ23cmの「アンカーボルト」。崩落した全区間でつり金具が落下していた。
天井板は130mにわたりV字に崩れ、約330枚落下。重量は360トン以上になる。

 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121203/dst12120323380038-n1.htm
 
 
2012年12月4日19時48分に読売新聞から、1ケ月前の各社初会合で対策が議論され始めていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
事故の約1か月前の11月7日、中日本を含む高速道路会社3社で作った技術検討委員会の初会合で、同トンネルで採用された建設工法に関し老朽化による壁面劣化の危険性が指摘されていたことがわかった。

笹子トンネルは1977年の完成。掘削部分の岩盤を木や鉄の板で押さえながら、コンクリート壁を構築する「矢板工法」が用いられた。
この工法は一般に、大規模な重機械類が必要ないメリットがあるが、反面、年数が経過すると、岩盤と壁面の間に空洞が出来やすく、コンクリートの劣化につながりやすいとされる。


3社の技術検討委は構造物の老朽化対策を検討しており、3社が管理するトンネル1748本のおよそ2割が矢板工法だったことから11月に「潜在的リスク」を指摘。対策を議論し始めていた。

 
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121204-OYT1T00792.htm
 
 
2012年12月4日19時24分にNHK甲府から、12月5日11時36分に読売新聞から、2000年を最後に笹子トンネルだけ打音検査していなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
中日本高速が管理する同じ構造のトンネルのうち、笹子トンネルだけが2000年を最後に天井板をつる金具を固定する上部のボルト周辺を点検する際に「打音検査」を行っていなかったことが、会社への取材でわかった。
中日本高速は、トンネル上部が天井板から5.3mと高い位置にあって手が届かないことから、目視にとどめていたと説明している。

 
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3003942701.html?t=1354662319040
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121205-OYT1T00440.htm
 
 
2012年12月5日21時21分にNHK甲府から、アンカーボルトを固定する接着剤の劣化も調べるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
中日本高速によると、天井板をつり下げていたつり金具をトンネル上部のコンクリートに固定するボルトは「アンカーボルト」と呼ばれ、コンクリートに穴を開けたうえで樹脂製の接着剤を入れ、そこにボルトを打ち込んで固定させるという。

現場からはボルトが抜け落ちているのが複数見つかっていることから、警察はボルト自体の状態やボルトを固定させていた樹脂製の接着剤の劣化の可能性についても調べを進め、なぜ天井板が崩れ落ちたのかについての解明を進めることにしている。

 
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1043968161.html?t=1354745604509
 
 
2012年12月9日付でNHK NEWS WEBから、接着剤を使ったアンカーボルトで天井を吊り下げる工法自体を問題視する専門家の意見が、下記趣旨でネット配信されていた。 

崩落した天井板などはトンネルの上部に接着剤を使うボルトでつり下げられていた。
専門家は、こうしたボルトを使用した施工方法そのものに疑問があると指摘している。


トンネル工学が専門の谷本大阪大学名誉教授は、「接着剤は水に触れると劣化しやすく、時間がたつとボルトがゆっくりとずれ動く「クリープ現象」が起きる可能性があり、耐久性に限界があるため、補助的な用途に使っていた。笹子トンネルで天井板などの固定になぜ接着剤を使うボルトを使っていたのか疑問がある」と、こうしたボルトを使う施工方法そのものに疑問があると指摘している。

一方、長年プラントの建設に携わってきた技術者によると、接着剤で固定するボルトは、主に建物や設備の耐震補強や落下防止策などあとから取り付けるものに使われるのが一般的で、天井に垂直に打ち込む場合は引き抜く力が斜めにかかるようにしてボルトとコンクリートに力を分散させているという。

笹子トンネルでは接着剤を使うボルトがトンネル上部に垂直に打ち込まれ、引き抜く力が真下にかかるようになっていた。

技術者の一人は、「非常に驚いた。笹子トンネルのボルトは接着剤だけに負担がかかるため常識では考えられない」と話していて、施工方法が適切だったか調べる必要があると指摘している。

 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121208/k10014052541000.html
 
 
2012年12月9日7時30分に毎日新聞から、4年前に関門トンネルで起きた同種事例が専門誌に掲載されていたと、下記趣旨でネット配信されていた。
 
関門国道トンネルで4年前、天井板のつり金具の老朽化による損傷で大規模改修工事が行われた経緯を、中日本高速が学術研究団体の機関誌に掲載された論文で把握していたことが分かった。
同社は「社内の技術者も論文の存在を知っていた」と認めており、関門の事例が社内でなぜ生かされなかったか確認するとしている。


論文などによると、07年6月に高さ制限を超えた車がトンネル上部に接触したため天井板の金属製部材の一部が垂れ下がり、後続車両を損傷する事故が発生。これを受けて臨時点検したところ、約50本のつり金具で腐食や損傷が見つかった。2本は破断、残りも「くの字」に折れ曲がるなどしていた。

このため60日間通行止めにし、改修工事を実施。既存の天井板8800枚を取り換えると共につり下げ部を1カ所から2カ所に増やし、落下防止用ワイヤ2本を取り付けた。

 
http://mainichi.jp/select/news/20121209k0000m040078000c.html
 
 
2012年12月9日付の毎日新聞朝刊紙面に、アンカーボルト周辺の点検要領があいまいだったという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
同社の現状の「保全点検要領」には、「天井板の留意事項」の中に「目視による確認をするなど配慮」とある。一方、「詳細点検」の定義部分には「個々の構造物の状況を細部にわたって近接目視・打音等により行う」とある。
しかし同社は、今年9月、5~10年に1回の「詳細点検」を実施した際、ボルト周辺の打音検査を実施しなかった。

この要領は旧道路公団から引き継いだものだが、マニュアルが改訂される中で「詳細点検」の定義も変化していた。
(03年の要領)「近接目視および出音により行う」
(今年4月改訂)「近接目視・打音」に加え、非破壊検査の活用などを示し「適切」かつ「効率的」に状態を把握するとされた。

 
 
 
(ブログ者コメント)
 
事故の直接原因、間接原因が、大体見えてきたようだ。
現状、間接原因は、大きくは以下の3点だと思われる。
①アンカーボルト取付け工法の選択誤り。
②他社事例を他人事として傍観
③保全コスト削減?で打音検査を省略

 
うち、①については、元IHI技術者だったという人が、以下のことをブログに書いている。ご参考まで。

このアンカーボルトは構造物や建造物の基礎施工用ですから、下向き(重力方向)に使用するのが常識です。
その場合、アンカーボルトに引き抜き力がかかるのは、上部構造物が地震を受けたり、風圧を受けたときのみで、これは、短期荷重設計対象です。
このアンカーボルトを上向きに使ったり、長期荷重支持に使うのは非常に危険です。
今回のトンネル事故現場での接着剤系アンカーボルトの使われ方は“誤用”といってよいでしょう。
従来のアンカーボルトは基礎コンクリートの打設前、鉄筋組と同時に、アンカーボルトをセットし、鉄筋に溶接します。形状もJ型となっており、構造的に非常に安心できるものでしたが、施工面では面倒でした。一方、接着剤系アンカーボルトは、基礎コンクリートを打設した後、施工しますから、非常に施工しやすいアンカーボルトです。
この接着剤系アンカーボルトは確かに施工が容易ですが、通常のアンカーボルトに比べて、引き抜き強度に不安があります、なぜなら、接着剤とコンクリートの接着力に強度依存しているからです。接着剤による接着力は、施工条件に大きく左右され、信頼性が今一です。
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/31000233.html
 
一方、②については、東日本大震災時にミューザ川崎など、多くの構造物でつり天井の落下事故が起きており、その時にも見直す機会はあったはず。この点も分析が望まれる。
 
 

(2013年1月12日 修正1 ;追記)

2013年1月10日2時7分に毎日新聞から図解付きで、また1月9日21時21分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

上り線のつり天井部分を調べていた国交省は9日、ボルトの緩みやコンクリートのひび割れなど計1211カ所の不具合を確認したと発表した。
つり金具を天井のコンクリートに固定しているアンカーボルトは全1万1613カ所の1割近い1028カ所で不具合が見つかり、ボルトが抜けた状態の「欠落」も他と合わせて計27カ所もあった。

国交省は先月、笹子と同じつり天井式トンネルの緊急点検を高速道路各社や地方整備局に指示し、中日本高速道路が笹子を調査。下り線でも同様の不具合が670カ所見つかっている。

上り線のボルトなどについては近接目視やたたいて異常を確認する打音検査、引っ張って緩みを調べる触診を昨年12月13〜27日に行った。
その結果、天井板が崩落した場所を除き、アンカーボルトに1004カ所の緩みが見つかり、3カ所は引っ張ると脱落。つり金具に天井板などを固定するボルトや内壁の固定具のボルトと合わせて27カ所が欠落していた。アンカーボルト付近のコンクリートのひび割れは125カ所。

他のつり天井構造のトンネル59本では、最も多い「新御坂トンネル」(山梨県)でも163件で、笹子トンネルが突出している。

国交省道路局は「(緊急点検を実施した)他と比較して多い」と指摘。アンカーボルト約180本を引っ張って抵抗力や接着剤の劣化状況などを調べており、同省の事故調査・検討委員会は今回の調査結果と合わせて原因究明を進める。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20130110k0000m040068000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130109-OYT1T01103.htm


一方、2013年1月10日付の毎日新聞朝刊紙面(25面)には、「通常点検より細部まで計上」という見出しで、下記趣旨の記事が掲載されていた。

同社の保全・サービス事業本部長は「微細なゆるみなど、通常われわれが点検している時に異常や不具合と判定しているものを超えて、全て計上した」と説明。
ただ、具体的な不具合個所などについては、「整理中」と繰り返し、明言しなかった。




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2012年11月30日18時24分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
30日午後3時20分ごろ、大分市三佐にある産業廃棄物を処理する会社の敷地で作業をしていたアルバイト従業員の男性(76)が倒れかかった鉄板に挟まれているのを同僚が見つけた。
男性は同僚に助け出され病院に運ばれたが、全身を強く挟まれていて意識不明の重体。


警察によると事故があった当時、男性は1人で作業をしていて、壁に立てかけてあった鉄板が倒れ、挟まれたものと見られている。

鉄板は雨が降るなどして地面がぬかるんだ際、ブルドーザーなどの重機が走行できるように敷く資材で、重さは不明だが、縦1m50cm、横3mの大きさがある、という。

警察は、会社の関係者から話を聞いて当時の状況や事故の原因を調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5073869841.html
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2012年12月1日付で毎日新聞神奈川版から、11月30日21時1分に朝日新聞から、11月30日16時18分にNHK横浜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
30日午後3時ごろ、相模原市中央区の宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスから、「特殊実験棟で有毒の亜塩素酸ソーダが漏れたようだ」と通報があった。
市消防本部は棟内の職員約50人を避難させ、周囲の学校や住宅などに窓を閉めるよう呼び掛けたが、有毒ガスは確認されず、けが人もなかった。


同キャンパスなどによると、同日午後2時10分ごろ、メンテナンス業者が特殊実験棟の空気清浄装置のタンク内で複数の化学薬品を混ぜていたが、薬品の混入スピードが早かったため温度が急上昇し水蒸気が発生したとみられる。
職員は有毒ガスの発生を疑ったが、水蒸気内に有毒物質は含まれていなかったという。


JAXAによると、ガスが発生したのは小惑星探査機「はやぶさ」などの機体が大気圏に突入する模擬実験の際、発生する窒素酸化物を無害化する空気清浄機。
機械のタンクに入った薬剤約2000ℓを朝から交換しており、
事故当時、排ガスから窒素化合物を取り除く液体を作るために、タンクのふたをあけて、水や化学物質を混ぜ合わせる作業をしていた。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20121201ddlk14040271000c.html
http://www.asahi.com/national/update/1130/TKY201211300648.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1056646731.html?t=1354310528627
 
 
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2012年11月30日18時39分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
30日午前9時10分ごろ、高山市松之木町の「T製薬株式会社高山工場」で、この工場に勤める会社員の男性(51)が工場内の吹き抜けに面した4階の通路からおよそ9m下の床に転落し、全身を強く打って死亡した。

警察によると、男性は同僚3人と一緒に工場の4階部分にある倉庫で棚や床をモップで掃く作業をしていたということで、転落した通路には柵はなかったが、男性はベルトやヘルメットをしていなかったという。
警察は、一緒に作業していた従業員などに話しを聞いて事故の原因を調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083868341.html
 
 
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2012年12月1日11時26分にKFB福島放送から、同日付で朝日新聞福島中通り版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11月30日午前6時30分ごろ、いわき市泉町の堺化学工業小名浜事業所の製造プラントから火を出し、塵などを除去する集じん機「ミストコットレル」3台と煙突などを焼いた。

警察によると、3台の集じん機のうち、高さが約10mある1台は全焼、2台は半焼だったほか、高さ約30mの煙突内部などが焼けた。
点検中に出火したとみられる。
警察によると、周囲に黒煙がたちこめたが、けが人などはなかった。


同事業所によると、現場は粉末状の酸化チタンを焼くプラントで、発生した高熱ガスを排出する装置の一部。この日は稼働していなかった。

警察などで原因を調べている。

 
出典URL
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201212014
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2012年11月29日20時47分にmsn産経ニュース神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
29日午後1時25分ごろ、川崎市川崎区宮本町のマンション外壁工事現場で、足場の解体作業をしていた解体工の男性(20)が8階の足場から約21.5m下に転落した。
男性は病院に搬送されたが、約4時間後に死亡した。


警察によると、男性は事故当時ヘルメットをかぶり、命綱を使用していた。しかし、男性が体に装着していた命綱から伸びるロープが、作業をしていた足場に張った綱と接続されていなかったという。
警察で詳しい事故原因を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121129/kng12112920470006-n1.htm
 
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2012年11月30日1時8分にNHK名古屋から、同日13時36分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
29日午後9時半ごろ、豊橋市西口町のガソリンスタンド「Sセルフ豊橋給油所」から、「灯油を販売する給油機のタンクに誤ってガソリンを入れていた」と消防に通報があった。

28日午後3時すぎに12kℓの灯油が入っていた給油機の貯蔵タンクにタンクローリーから、灯油ではなく誤ってガソリンおよそ2kℓを追加して入れたという。
消防によると、ガソリンが混じった灯油は29日の午後9時ごろまでの間に、20ℓ入りのタンクで 160個分、3.2kℓあまりが販売されたという。
地下タンクの残量と納品伝票の数量が合わないことから、混入が分かった。


このガソリンが混ざった灯油は、ガソリンの割合が低いので爆発の危険性は低いが、ストーブに使うと炎が強くなったり、火が消えにくくなったりするという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3003855531.html?t=1354223720385
http://www.asahi.com/national/update/1130/NGY201211300002.html
 
  
 
(ブログ者コメント)
 
同種事例が後を絶たない。
関係者、注意はしているのだろうが、フトした気の緩みなどあったりすると起きてしまう・・・そんなことだろうか?
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2012年11月29日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
28日午後3時15分ごろ、船橋市の千葉港葛南中央地区の岸壁で、着岸していた貨物船「やまなか」(総重量748トン)から燃料搭載中に油が海上に流出したと、代理店を通じて海保に連絡があった。
 
海保職員が駆け付けると、同船の周辺150m2の範囲に油が流出していた。
海保は油の除去作業を行うとともに、流出原因を調べている。
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2012年11月29日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
牧之原市は28日、同市の地頭方漁港で、地頭方漁協の軽油タンク(容量5万kℓ)から油が漏れたと発表した。
港内の海に流出し、オイルフェンスで港外に流出するのを防ぐ一方、オイルマットで油を吸着し、ドラム缶4本分、約900kg相当を回収した。
 
市によると、27日朝に同漁港関係者が臭いに気付いたが、28日朝まで確認がとれなかった。
市などは、タンクから計量器につなぐ配管が老朽化して亀裂が生じ、漏れて油が地下に浸みて海に流れ出たとみている。

 
 
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2012年11月27日20時2分に日本経済新聞から、11月28日付で読売新聞から写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
総務省中国通信局とKDDIは27日、広島県呉市で海上保安庁と協力して、船舶に設置した携帯電話基地局の実証実験を始めた。

東日本大震災のような災害で既存の陸上基地局が使えなくなった場合に備えて、陸上から3km離れた臨時の海上基地局を使って通信できるかどうかを調べる。
海上基地局が実用化されれば、日本では初めて。2013年度の実用化をめざす。


実験に使用した船舶は、海上保安庁の巡視船「くろせ」。
海上の基地局は陸上とは違い、潮位の変化や船舶の揺れの影響を受けるため、実験を通じて音声やデータ通信の品質を確保できるかどうかを調べる。
大型の基地局を使えば、1基地局当たり最大で半径10~15kmの範囲で通信ができるようになるという。


この日は午前10時に「くろせ」が呉港を出港。実験場所となる倉橋島(呉市)の大迫港に向かった。
まずは陸上から1km離れた海上の基地局やアンテナを使って電波を飛ばし、通信衛星を経由した場合でも通常時とほぼ同等の通信ができることを確認した。
調査は29日まで続け、年内に調査結果をまとめる。


同通信局によると、東日本大震災では携帯電話基地局が津波などで損壊し、約2万9000局が停止。全面復旧まで1か月半以上かかり、携帯電話が使えずに安否確認や避難情報の入手に支障が出たという。

船上基地局の実験は、NTTドコモも10月に同市阿賀南沖で実施した。

 
出典URL
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD270AZ_X21C12A1TJ0000/
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20121127-OYT8T01507.htm
 
 
NTTドコモの実験については、2012年11月16日5時1分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
NTTドコモは災害対策を視野に、携帯電話の海上基地局の開設を目指す。

総務省中国総合通信局と海上保安庁第六管区海上保安本部と連携し、海上での技術調査を実施した。
2012年度内に測定結果を総務省中国総合通信局に報告し、その後、本省に開設計画を提出する。
携帯電話基地局の船舶上開設には電波法の改正が必要で、その手続きが完了した段階で実用化に着手する。


ドコモは10月の調査で海上保安庁の船舶を活用し、測定距離を変えて海上波及データや船体の波浪影響による傾きや揺れの影響度を測定。海上船舶基地局設置による電波の変動要素を確認した。
このほか巡視艇の停泊場所とアンテナ方向を固定し、走行調査とビル調査を実施することで、エリア範囲と電波の浸透度も測定した。
12年度内にもこのデータを総務省に提出し、海上基地局の開設を目指す。
今後は実用化に向けて船舶上における基地局運用について本格的に検討を始める。


災害時に船舶を使った海上基地局の開設はKDDIも取り組んでおり、11月下旬にドコモ同様に広島県呉市で実施する。
船舶上での基地局実用化が進めば、災害時などでも安定した通信確保が期待できそうだ。


出典URL
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201211160020.html
 
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2012年11月28日20時10分に朝日新聞から、同日0時46分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
福島県国見町のK小学校で27日午後3時15分ごろ、女性教諭(56)が貨物用エレベーターに3階から台車を入れようとして、台車ごと約7m下に転落、顔や腕にけがを負った。
警察などによると、エレベーターのかごが1階で止まっていたのに、3階の扉が開いた。


管理するナショナルエレベーター工業によると、かごが止まった階だけ扉のロックが外れる仕組みだが、3階の扉のロックがかかっていなかったという。
同社が事故後に調べたところ、扉のワイヤが劣化していたといい、同社はそれが原因でロックが作動しなかった可能性があるとみている。


警察などによると、エレベーターの扉は手動。事故時はかごが1階にあり、他の階は通常、ロックされて開かないシステムになっているという。
メンテナンス会社によると、このエレベーターは1973年に設置され、月に1回点検していたが、異常はなかったという。


女性教諭は、児童から集めたペットボトルのふたを入れた袋を1階へ運ぼうとしていた。


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1128/TKY201211280677.html
http://mainichi.jp/select/news/20121128k0000m040065000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
落ちていく台車から手を離せばよかったのに・・・・と言うのは簡単だが、当事者の身になって考えると、まさかかごが来ていないとは思いもつかず、わけが分からないままにずり落ちていく台車を止めようとしっかり取っ手を握りしめ、そのまま落ちてしまった・・・そんなことではなかっただろうか?
人間というもの、とっさの場合、任務を遂行するという意識のほうが、身に迫る危険を回避するという意識より、勝るのかもわからない。

 
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2012年11月27日19時12分に愛媛朝日テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、11月28日付の愛媛新聞紙面にも同趣旨の記事が掲載されていた。
 
27日午前、新居浜市の市道で、走行中の化学薬品販売会社のトラックから塩酸の入った容器が落下し、塩酸が漏れ出す事故があった。この事故によるけが人や、周辺などへ大きな影響はなかった。
 
事故があったのは、新居浜市前田町の市道で、警察によると、27日午前11時ごろ、21歳の男性が運転する2トントラックから後部の荷台に積んでいた塩酸の入ったポリタンク28個が路上に落下した。
このうち8個が落下した衝撃で破損し、中に入っていた塩酸あわせて20ℓが漏れ出した。
トラックには20ℓポリタンク50個が25個ずつ2段に重ねて積載され、転落防止のため、上からビニールシートが巻かれていた。
 
現場は、新居浜市中心部に近い大型商業施設や住宅などが立ち並ぶ地域で、駆けつけた消防などが流出した塩酸を重曹で中和し、木くずで吸収した結果、けが人やのどの痛みなどを訴える人はいなかったという。
 
このトラックは、市内の工場から近くの倉庫に塩酸を運ぶ途中で、警察では、なぜポリタンクが落下したかなど運転手から事情を聴くなどして調べている。
運転手は、「サイドミラーで荷崩れしたのが見えた」と話しているという。

 
出典URL
http://eat.jp/news/index.html?date=20121127T191218&no=8
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HN:
魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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