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無資格の従業員をフォークリフトの運転業務に就かせたとして、千葉労基署は11日、柏市の古紙回収会社「S商店」の千葉営業所の男性工場長(36)と、法人としての同社を、労安法違反容疑で書類送検した。
容疑は、1月21日午前9時半ごろ、同営業所で、積載量が1トン以上のフォークリフトを操作するには専門の資格が必要なのに、監督責任のある工場長は、無資格の男性従業員(当時24歳)に3トンのフォークリフトを運転させ、古紙の運搬業務をさせたとしている。
男性従業員が運転した直後、積み上げられた古紙の塊(重さ約1トン)が約2mの高さから落下。
下敷きになった男性従業員は、全身を打ち重傷で入院したが、約1カ月後、外傷性大動脈解離で死亡した。
同署によると、工場長は「資格を取るまでの練習がてら作業させていた」と容疑を認めているという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20121012ddlk12040157000c.html
10日午後4時前、仙北市田沢湖玉川の八幡平アスピーテラインの工事現場で、道路工事中のクレーン車がバランスを崩し、脇の斜面に横転した。
この事故で、クレーン車を運転していた会社員の男性(53)が運転席から飛び降りたところクレーン車の下敷きとなり、胸を強く打つなどしておよそ2時間後に死亡が確認された。
警察によると、事故当時、男性は作業を終えてクレーン車を撤収しようとしていたということで、事故の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/akita/6015651891.html?t=1349911123741
10日午後1時50分ごろ、浜松市天竜区の市立水窪小学校の給食室で40代から50代の調理員の女性5人が次々と体の不調を訴え、病院に搬送された。
5人はいずれも意識ははっきりしていて、命に別状はないという。
警察などによると、5人は給食で使った食器を食器洗浄機を動かし、漂白剤や洗剤を使ってお湯で洗う作業を行っていたところ不調を訴え始めたという。
浜松市教育委員会によると、5人はいずれも搬送された病院で一酸化炭素中毒と診断されたという。症状は2人が中等症、3人が軽症。
警察によると、食器を洗っている最中に2人が突然座り込んだため、別の調理員が教諭に連絡。その後、他の3人も体調不良を訴えた。
1人は市の給食調理員で、4人はパートの調理員という。
消防は、ガス漏れはなかったとしている。
警察は、給食室の調理器具が不完全燃焼を起こした可能性もあるとみて、原因を調べている。
小学校では事故の原因がはっきりしていないことなどから、11日の給食については取りやめるという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035647751.html?t=1349911409171
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012101001001787.html
(2013年1月8日 修正1 ;追記)
2013年1月7日22時8分にNHK静岡から、その後の対応として研修会が開かれた、すべての給食室にCO警報機が配備されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故を受けて、7日、浜松市で小中学校の給食の担当者を対象にした研修会が開かれた。
この事故は、一酸化炭素が食器洗浄機から発生し室内にたまったことが原因と見られている。
この日、市内の小中学校の給食の担当者などおよそ130人が集まって事故を防ぐための研修会が開かれ、この中で、ガス機器を使う際は
・換気扇を回すこと
・異常音や異臭がしないか、気をつける
など、改めて日常気をつける注意点を確認した。
そして、消防署の職員が講演し、「重大な事故が起きる際にはその前兆となる軽度な事故が繰り返し発生していることもある」と話し、小さな事故が起きた際にその原因を突き止めて大きな事故を防いでほしいと呼びかけた。
このほか、浜松市では市内のすべての給食室に一酸化炭素の警報機を配備する対策も行ったという。
浜松市教育委員会保健給食課の寺田課長は、「危険を察知して事故が発生しないようにするため担当者の意識を高めていきたい」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033455191.html?t=1357592948888
10日午前10時40分頃、焼津市の東名高速道路の上り線で、集中工事の一環として橋げたの部品を新しいものに取り換えるためガスバーナーで作業していたところ、部材のウレタンに火が燃え移った。
火は、幅33cm、長さ11mにわたってウレタンを焼き、1時間あまりで消し止められた。けが人はいなかった。
この火事の影響で、吉田インターチェンジと焼津インターチェンジの間の上り線はおよそ2時間半にわたって通行止めとなった。
現場は大井川の上を通る本線上で、中日本高速道路によると、鉄製の部品の下にゴム製の部品、さらにその下にウレタンがあり、本来は鉄製の部品だけを切断する予定だったが、何らかの理由でウレタンまで燃え移ったという。
警察などが詳しい原因を調べている。
中日本高速道路は「ご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。原因を調べるとともに安全管理を徹底し再発防止に努めていきます」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035633951.html?t=1349911469862
10日午前0時40分ごろ、鯖江市のK社北陸合繊工場から出火。液体状の可燃性の化学物質を扱うボイラー1基を焼いて約9時間後に鎮火した。けが人はなかった。
消防などによると、燃えたボイラーは鉄鋼製で、長さ8m、直径2.5mの円筒形。同様のものが4基並んでおり、出火時は2基が稼働していた。
うち1基が全焼、別のボイラーの配管の一部や作業場の一部を焼損した。
同工場では高機能繊維向けの特殊原糸を製造しており、燃えたボイラーは、この化学物質(サームエス600)を生産工程の熱媒体として、別棟の生産ラインに送るため加熱していた。
消防では、配管から何らかの原因で化学物質が漏れたことによる出火とみて調べている。
出火当時、関連会社も含めて42人の従業員がおり、異常を知らせるブザーが鳴ったため確認に行った従業員が、ボイラーから火が出ているのを見つけて通報。ポンプ車や化学車などの消防車計24台が出動し、延焼を食い止めた。
現場は市の文化・体育施設などが集まる地域の近くで、敷地のすぐ東側をJR北陸線が通っているが、この火事による大きな混乱はなかった。
この火災では、9月に姫路市で発生した工場火災で消防隊員らの死傷者が出たばかりであり、2次災害の発生を警戒しながらの慎重な消火活動となり、鎮火まで9時間かかったが、消防などが万全の体制で臨んだ。
化学工場の火災とあって、爆発など2次災害の危険性もあり、消防では現場で状況を打ち合わせを行った上で放水を開始した。
出火元となったボイラーには、300℃以上と高温の化学物質が循環。出火時にはその物質が漏れ出しており、空気に触れて引火する状態だった。
ボイラー全体で100トンの化学物質が循環していたため、バルブ操作でこれを40トンほどに絞った。
残った物質は冷却し、その半分を地下のタンクに移すことで被害の拡大を抑えたという。
化学物質が燃えた煙は、大量に吸えば健康に被害が出るものだったが、地域住民に対する注意喚起などは行われなかった。
現場近くに住む女性会社員(28)は「8カ月の長男がいる。注意を呼びかけてほしかった」と話した。
今回の火災について、社長は、これまでボイラーに異常はなく、年1回、外部点検を受けていると説明。「地域住民の皆さまにおわび申し上げます。再発防止策を講じていきます」とのコメントを出した。
鯖江市では、ボイラー関連の部署について緊急使用停止命令を出した。
また、化学物質や、消防活動で出た泡消火薬剤が流れ出し、近くの黒津川では、約2kmにわたり、数100匹の魚の死骸が見つかった。業者などが泡消火薬剤除去に当たった。
その後、県河川課は、同川や工場排水、死んだ魚から有害物質は検出されなかったと発表した。
魚が死んだ原因は特定できていない。工場から化学物質の流出は確認されず、酸欠で死んだ可能性があるという。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2012101102000229.html
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20121011ddlk18040628000c.html
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20121013ddlk18040542000c.html
インターネット上に犯罪予告の書き込みをしたとして逮捕された大阪、三重の男性2人がいずれも無関係の可能性があり、釈放された問題で、2人のパソコンの電源が長時間にわたって入れっぱなしで、インターネットに常時接続されていた可能性が高いことが9日、捜査関係者への取材で分かった。
専門家によると、電源が常時入り、ネットに接続されたパソコンはハッカーに狙われやすく、ウイルスに感染した場合、自由に遠隔操作される状態といい、「家のドアを開けっ放しでいるようなものだ」と指摘している。
両府県警によると、2人はパソコンの使用頻度が高く、電源を切ることは少なかった。ウイルスが仕込まれていたとみられるソフトも、一般のユーザーが気軽にダウンロードするようなものではなかったという。
神戸大大学院の森井昌克教授(情報通信工学)によると、光ファイバーやADSLなどネットワーク環境の向上で、一般家庭でもパソコンの常時接続が普及。個人のパソコンがネット犯罪に悪用される危険性は年々高まっている。
実際、韓国の大統領府や金融機関などのウェブサイトに対して行われた昨年3月のサイバーテロでは、東京都内の男性の常時接続パソコンが遠隔操作され、攻撃に悪用された例がある。
森井教授は「いったんウイルスに感染してしまうと、ハッカーにとって、ネットに常時接続しているパソコンかどうかはすぐに分かる。そういう状態のパソコンは悪用される可能性が高まる」と指摘。「サイバー犯罪に巻き込まれないためには、こまめにネットから切断したり、電源を落としたりすることも一つの手段だ」と話している。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121010/waf12101007490003-n1.htm
また、2012年10月10日付で中日新聞からも、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
インターネットの掲示板などに犯罪を予告したとして津市と大阪府吹田市の2人の男性が逮捕された後、無関係だったとして釈放された事件は、パソコン利用者の誰もが「犯罪者」に仕立て上げられかねないネット社会の恐ろしさを露呈した。
では、私たちが犯罪に巻き込まれないためにはどうすればいいのか。事件の経緯をもとに専門家に聞いた。
「ソフトをダウンロードした後、動きが重くなったのでパソコンを使わずに閉じた」。
ウイルス感染によりパソコンが第三者に乗っ取られたために、威力業務妨害で逮捕され、八日間の勾留生活を強いられた津市の無職男性(28)は取り調べでこう語った。
逮捕容疑は、身に覚えのない「伊勢神宮爆破」などの犯罪予告を掲示板に書き込んだとされた。
ネット上の住所といわれ、個々の機械に割り当てられる「IPアドレス」が男性のパソコンのもので書き込まれ、ネット事情に詳しい男性は「逮捕はしょうがないのかも」と自分を納得させた。
取り調べで思い出したのがパソコンの異常な動きと、直前にダウンロードしたソフトの存在。
取調官に伝えたことでウイルスの特定が進み、吹田市の男性ともども釈放されることにつながった。
「突然パソコンの動きが鈍くなる場合は注意が必要」と話すのは、企業のコンピューターウイルス対応を担うシステムコンサルティング会社「プライド」(名古屋市中区)の男性担当者(38)。
遠隔操作されるとマウスが動きづらかったり、パソコンの動作が少しずつ遅れる症状が見られるという。
緊急対処法は「異変を感じたらインターネットの接続を切るか、電源を落とす」。接続や電源を切れば第三者は操作できないからだ。だが再接続した際、操作される可能性もある。
男性も異変に気付きすぐ電源を切ったが、既に手遅れだったとみられる。
パソコンの動きが遅くなった間に、画面に見えない状態でこっそり遠隔操作され、あたかも男性が操作したような痕跡を残して犯行予告が書き込まれた可能性が大きい。
自衛手段として「怪しいホームページを見ない。不用意に安全性の確認できないソフトをダウンロードしないこと」と担当者は呼び掛ける。
インターネットセキュリティー会社「ネットエージェント」(東京)の杉浦隆幸社長は「新種のウイルスが検知できないと分かってから対策ソフトを出すので対応は後手に回る。誰かは最初の被害者になる」と巧妙化するウイルス対策への苦悩を明かした。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20121010/CK2012101002000005.html
(ブログ者コメント)
これほど高度なテクニック、世のため人のために使う方法は、いくらでもあると思うのだが・・・。
2012年10月10日付で朝日新聞三河版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後1時5分ごろ、碧南市の製鋼会社のタンクで、男性作業員が「ボン」という音に気付き、近くを確認したところ、同社作業員の男性(48)が倒れていたという。
男性は、まもなく死亡した。
警察によると、円柱形のタンクの一部が破損していたという。中には約1万5000ℓのフッ化水素酸が入っていて、男性はこの液を全身に浴びたとみられる。
(2013年3月15日 修正1 ;追記)
2013年3月9日付で朝日新聞愛知版(聞蔵)から、関係者が書類送検されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
刈谷労基署は8日、同社と部長(52)、元部長(60)を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、男性作業員は、破裂した貯蔵タンクから噴出したフッ化水素酸液を浴びて死亡した。
同社などは、同法の特定化学物質障害予防規則で2年以内に1回、実施しなければならない貯蔵タンクの定期自主検査をしていなかった疑いがある。
(ブログ者コメント)
この報道を機会に、破裂原因など新しい情報がないか調べてみたが、まったく見つからなかった。
9日正午ごろ、愛知県豊橋市の三河港に着岸していたカンボジア船籍の貨物船、「HAIXIN1」(1248トン)の積み荷から火が出ていると、近くにいた人から通報があった。
黒っぽい煙が上空まで上っていたが、消防などが消火にあたり、午後6時現在、火の勢いは収まったという。
この船には中国人の乗組員が10人いたが、全員避難して、けが人などはいないという。
海保によると、この船は9日朝、中国から三河港に到着し、使われなくなった電化製品や鉄くず約1000トン分を積んで中国に向かう予定だったという。
火は、積み込み作業中に出たということで、海保などで出火の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3005609132.html?t=1349816682283
一方、東愛知新聞からは、出火時の状況について写真付きで、若干違うニュアンスの記事がネット配信されていた。
海保によると、岸から鉄くずのスクラップを積み終わったところ、何らかの原因で船に積んだスクラップが出火した。
船は同日午前6時30分に入港し、スクラップを積み、中国の海門市に向かうところだった。
出典URL
http://www.higashiaichi.co.jp/news/news_syakai/121009/12100901.html
(ブログ者コメント)
このところ、船に積み込んだスクラップから出火したという事例が、たて続けに報道されている。
9月末には泉大津沖、そして10月には関門海峡と今回の事例だ。
涼しくなってからの自然発火事故の多発。互いの事例に脈絡はないが、これまた不思議な話だ。
9日午前9時10分ごろ、丸亀市のI造船蓬莱事業部の工場内で、自動車運搬船の製造作業をしていた協力会社社員の男性(38)が、船の部品となる鉄板(縦横約2m、厚さ約40cm、重さ約1.5トン)の下敷きとなり、腕などを強く打って死亡した。
警察などによると、男性は立てた状態の鉄板を油圧ジャッキを操作して壁側に移動させていて、何らかの原因で倒れかかってきた鉄板の下敷きになったという。
警察などが事故原因を調べている。
I造船では先月21日にも死亡事故が起きており、同社の常務取締役は「安全に対する意識の高揚に努め、再発防止に全力を挙げる」とのコメントを出した。
8日午後2時すぎ、長崎市の三菱重工業香焼工場で建造中のタンカー内で、電気工事会社員の男性(44)が約6m下の鉄板に転落。病院に運ばれたが、約3時間半後に死亡した。
警察によると、男性は、海水をためて船の安定性を保つタンクで照明器具を取り外す作業をしていた。
警察は、男性が足場から足を踏み外して転落したとみている。
一方、10月9日20時30分に長崎文化放送からは、まったく状況が違う、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は8日午後2時ごろ、香焼工場で建造中のタンカーの船内で架設照明の撤去を終えて手すり付きの階段を登っていた際、約6mの高さから転落し、死亡した。
階段の角度は75°と急で、警察は労災事故として調べている。
造船所では去年、労災事故で2人が死亡したことを受けて9日に安全教育施設を開設する予定だったが、この事故のため延期した。
出典URL
http://www.ncctv.co.jp/news/
(ブログ者コメント)
事故時の状況が異なる2つの報道だが、記述の具体性から考えると、長崎文化放送の記事に書かれているような状況だったのかもしれない。
8日午前9時すぎ、八代市東陽町南の砂防ダムの工事現場で作業中のショベルカーが崖から転落し、乗っていた作業員の男性がショベルカーの下敷きになった。
かけつけた消防などが男性を救出し、病院に搬送したが、男性はおよそ2時間半後に死亡した。死亡したのは、建設会社の作業員の男性(30)。
警察によると、男性は今朝からほかの作業員数人といっしょに現場付近で工事を行っていたという。伐採した木を運ぶ作業中だったという。
ショベルカーが転落した崖は高さが20mほどあり、警察では運転操作を誤って崖から転落したのではないかとみて、ほかの作業員から話を聞くなどして安全管理に問題がなかったかどうかなど、事故の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005587101.html
6日午前10時45分ごろ、山梨県大月市の中央自動車道下り線で、川崎市の会社員の男性(31)運転の4トントラックが横転し、積み荷のLPガスボンベが散乱した。
このうち50kgボンベ1本(鉄製、長さ1.3m)が道路外に飛び出し、約200m離れた市立鳥沢小学校のグラウンド西端にある学級菜園に落下した。けが人はいなかった。
校長によると、当時グラウンドでは地元サッカークラブが活動中だったが「土曜で人が少なく、けが人がいなくて良かった」と胸をなで下ろしていた。
中央道と同小の間にある市立富浜保育所は運動会の最中で、全園児81人と保護者や職員らが同小体育館に避難。保育所の責任者は「爆発音が3回聞こえ高く上がる炎が見えた。驚いて泣き出す園児もいた」と話した。
県警高速隊によると、落下したボンベは亀裂が入っていたが出火した痕跡はなく、ガスが噴出する勢いで飛び出したとみられる。
積み荷は20、30、50kgのボンベ計35本で、中央道の路上で2本が爆発、4本が炎上したが約35分後に鎮火した。
同隊は、男性が車線変更の際にハンドル操作を誤ったとみている。
事故の影響で下り線は上野原インターチェンジ−大月ジャンクション間が約3時間通行止めとなった。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20121007k0000m040066000c.html
(ブログ者コメント)
この報に接した時、以前、首都高でタンクローリーが炎上し、多大なる影響をもたらした事故のことを思い出した。
高圧ガスや危険物を運搬する人は、事故を起こした場合の影響度や重大性を真摯に考え、安全運転に徹してもらいたいものだ。
2012年10月6日12時37分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前10時半前、白山市鹿島町にある「K精練・美川工場」から煙があがっていると従業員から消防に通報があり、消防車など15台が出動した。
火は、およそ1時間10分後に消し止められたが、工場の屋根についている換気設備のダクトを中心に屋根の一部、およそ16m2が焼けた。
警察によると、工場はきょう一部で操業していたほか、出火当時はダクトを取替えるための溶接作業が行われていたという。従業員や作業員にけがはなかった。
警察などが現場検証を行った結果、火元は焼け方の激しかったダクト周辺で、溶接作業で出た火花がほこりなどに引火したことが出火原因であることがわかった。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025565841.html?t=1349559360470
(ブログ者コメント)
裸火がほこりに引火した事例として紹介する。
5S活動は、事故防止上も大切なことだ。
ちなみにK精練は衣料ファブリックなどの会社。
6日午前7時半ごろ、山口県下松市のJX日鉱日石エネルギー下松事業所の岸壁に接岸していた船の上で、海運業「八馬汽船」社員の男性(37)がベルトコンベヤーに上半身を挟まれているのが見つかり、事業所が119番した。
消防署員が駆け付けたが、間もなく死亡が確認された。
警察によると、男性はオーストラリアから船で運んできた石炭を陸揚げする作業をしていた。
警察は業務上過失致死の疑いがあるとみて、海保と合同で詳しい状況を調べる。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121006/dst12100620110010-n1.htm
6日未明、後志の京極町に建設中の発電所の本館建設工事現場で、作業員の男性が床に開けられている穴から転落し死亡した。
死亡したのは、建設作業員の男性(48)。
警察によると6日午前1時過ぎ、京極町で建設が進められている「京極発電所」にある発電施設の建物の地下で男性が鉄骨の組み立て作業を行っていたところ、床に開けられていた縦1m、横40cmの配線作業用の穴から転落したという。
男性はおよそ10m下のコンクリートの床に体を打ちつけ病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
この穴は普段は鉄板で塞がれているが、当時は、別の作業をするために開いていたということで、警察で詳しい状況を調べている。
男性は5日午後11時ごろから、5人ほどの同僚と、本館地下2階部分の建設工事にあたっていた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20121006/5565411_20121006122256_e799bae99bbbe68980e381a7e4bd9ce6a5ade4b8ade381aee794b7e680a720e6adbbe4baa1.html
東京都が東日本大震災後、硫酸や塩酸といった毒劇物を保管する工場などの大型タンクを調査したところ、日常の点検マニュアルを整備していない施設が半数弱にのぼったことが5日、明らかになった。
震災などでタンクが破損した場合、毒劇物や化学物質の流出で被害が起きる可能性もあり、都では指導を強めたいとしている。
都によると昨年5~7月、容量1千ℓ以上の毒劇物保管タンク72施設を実地調査。
その結果、日常点検について全くマニュアル化していない施設が半数近い44%に上り、タンクの基礎部分などの定期検査を行っていない施設も10以上あったという。
また、54%の39施設は住宅地に隣接した場所にあった。酸性とアルカリ性の物質のタンクが隣り合い、漏れ出した場合に混ざって有毒ガスを出すおそれがあるケースもみられたという。
都内では昨年の東日本大震災当日、江東区の工場内で金属洗浄に使う化学物質「トリクロロエチレン」がタンクから漏れて気化、吸い込んだとみられる工場長ら2人が死亡する事故が発生。施設外に被害はなかったが、流出量が多ければ、外部被害が拡大する恐れがあった。
都は「日常点検態勢や点検マニュアル作成の指導を強化していきたい」としている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/121005/tky12100523060008-n1.htm
瑞浪市土岐町で9月23日、豪雨による倒木で電柱が倒れ、変圧器2台から絶縁油計約60ℓが漏れた事故に関し、中部電力は4日、近くの寺沢川に流出した絶縁油から廃掃法の指定基準値の約840倍にあたる発がん性物質、PCBが検出されたと発表した。
70年製の変圧器(絶縁油40ℓ入り)の絶縁油から1kg当たり420mgの高濃度のPCBが検出され、87年製の変圧器(同20ℓ入り)の絶縁油からも微量のPCBを検出したという。
魚などへの影響や人の健康被害は報告されていないという。
中電は9カ所にオイルフェンスを設置するとともに、土壌の入れ替えを行う。
出典URL
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20121005ddlk21040033000c.html
(2012年12月2日 修正1 ;追記)
2012年11月29日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中部電力岐阜支店は28日、周辺の農地など44ケ所の土壌の成分を調べたが、PCBは検出されなかったと発表した。
絶縁油が漏れた約10m2の土壌の入れ替えも完了した。
5日午前3時10分ごろ、北九州市門司区沖の関門海峡東口で、カンボジア船籍の貨物船HAODA6(1496トン)から、関門海峡海上交通センターに「火災が発生している」と無線で連絡があった。
海保の巡視艇など4隻と市消防局の消防艇1隻が消火にあたり、約6時間後、火の勢いは収まった。
門司海保によると、貨物船は門司区田野浦海岸から約300m沖の錨泊地に停泊しており、関門航路を行き交う船の航行に影響はない。
乗組員は船長ら8人が中国人、2人がミャンマー人。船上で消火にあたり、けが人はいないという。
貨物船は千葉港から中国・浙江省の寧波へスクラップ980トンを運ぶ途中だった。この積み荷から出火したとみられるという。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1005/SEB201210050003.html
台風17号の強風で吹き寄せられた海水が、沿岸部付近や市街地に設置された高圧鉄塔に思わぬ影響を残している。
中部電力静岡支社には4日までに、「(鉄塔から)ジリジリと音がする」との問い合わせが422件あった。絶縁体部分に付着した塩分が原因とみられるが、安全性に問題はないという。
同支社によると、静岡、島田、掛川、浜松の各電力センターに問い合わせがあり、このうち290件が静岡に集中した。
異音の原因は「送電線と鉄塔をつなぐ『がいし』に塩分が付いたため」(同支社)。
がいしは陶磁器製で、送電線から鉄塔に電気が流れないよう絶縁体の役割を果たす。
「海水が乾いたところに朝露の水分が付くと、電気が流れようとする時に音が聞こえたり、光が見えたりすることがある」という。「まとまった雨が降り、塩分が落ちれば音などはしなくなる。故障ではなく、安全性の問題もない」と話している。
同支社によると、県内の中電管内には約5100の高圧鉄塔が設置されているという。1日から、問い合わせの多い地域を優先に洗浄している。
出典URL
http://www.at-s.com/news/detail/450482354.html
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。