本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年10月13日2時26分に、msn産経ニュース宮城から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後3時35分ごろ、色麻町の鶏舎解体工事現場で作業をしていた土木作業員の男性(63)が工事で使っていた油圧ショベルの先に取り付けられていたツメの部分に頭を挟まれ、病院に運ばれたが死亡が確認された。
警察によると、男性は11日午後1時から同僚2人と現場で鶏舎の解体作業をしていた。1人が油圧ショベルを運転し、男性が解体したがれきを集める役割だったが、何らかの理由で油圧ショベルの先につけられたはさみ状の「フォークグラップル」と呼ばれるツメに挟まれたとみられる。男性はヘルメットをしていたが、衝撃で割れていた。
12日午後1時から警察と労基署は合同で実況見分を行った。これまでの調べで、男性はアルバイトとして雇われており、ショベルを操作していた男性が現場責任者をしていた。警察は業務上過失致死の疑いで関係者から事情を聴いている。
出典URL■■■
(2011年10月14日 修正1 ;追記)
2011年10月13日付の朝日新聞宮城版(聞蔵)によれば、男性はアーム部分に鉄骨を吊り下げる作業をしていたという。
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2011年10月12日2時8分にmsn産経ニュース愛媛版から、また12日付の毎日新聞愛媛版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛媛県は11日、四国電力伊方原発1号機のタービン建屋2階で、蒸気タービンの分解作業を行っていた協力会社の男性作業員(24)が、左手人さし指をボルトに挟まれ入院したと発表した。
男性は加療約3週間と診断され、現在も入院中という。
四電によると、事故は7日午後に発生。分解作業は6人で行っていたが、他の作業員との連携ミスでボルトなどが吊り上げられ、男性の指がタービン本体とボルトまたはナットの間に挟まれたという。
この事故が即時公表の対象となる「A区分」となることから、四電は事故について、合意事項に基づき、愛媛以外の四国3県にも初めて伝達を行った。
出典URL■■■
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2011年10月11日22時56分に読売新聞から、同日13時51分に毎日新聞から、同日12時34分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前9時55分頃、武蔵野市のマンション建設現場で、汚水槽の設置作業をしていた建築業者(65)と弟(53)の2人が倒れ、搬送先の病院で死亡した。
2人に転落したような外傷はないといい、現場では高濃度の一酸化炭素(CO)が検出されたということで、警察は、2人が作業中にCO中毒にかかったか、あるいは酸欠状態に陥るなどした可能性もあるとみて、詳しい状況を調べている。
警察によると、汚水槽は地下5mにあり、2人はマンホールから槽の底に入り、作業をしていた。
別の作業員が地下から物音がしなくなったことに気付き、119番通報した。
その作業員も体調不良を訴え、病院に搬送されたが、軽症という。
出典URL■■■
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(ブログ者コメント)
わざわざCO濃度を測定した・・・。それは現場になんらかのCO発生源があったからかもしれない。
過去には、地下で水抜きのためガソリンエンジン駆動のポンプを動かしていてCO中毒で死亡した事例がある。
2011年10月11日19時28分にNHK長崎から、また10月4日付で日経BPから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎市でおととし7月、作業員が工事中に足場から転落して大けがをした事故を報告しなかったとして、長崎労基署は、諫早市の建設会社と、この建設会社の代表取締役ら2人を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、諫早市にある建設会社と67歳の代表取締役、それに、工事の元請け会社の42歳の当時の現場の所長。
同署によると、2人はおととし7月、長崎市内で防波堤の岸壁として使われる鉄筋コンクリート製の箱を作る工事中に作業員が足場から転落して骨を折る大けがをした事故を労基署に報告せず、労災事故を隠そうとした労安法違反の疑いが持たれている。
この事故は今年になって元請け会社の内部調査で発覚したということで、労基署の調べに対し、元請け会社の当時の現場の所長は「労災事故があると会社が今後、公共事業で指名されなくなると考えた」と話し、建設会社の代表取締役は、「元請け会社に迷惑がかかると思った」として2人とも労災隠しを認めているという。
国交省九州地方整備局は、この元請け会社を2011年12月19日まで3ケ月間の使命停止とした。
出典URL■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
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(ブログ者コメント)
労災隠しは本ブログでも何件か掲載しているが、元請けの内部調査で発覚したと報じられた事例は初めてだ。
元請けは、どのようなキッカケで内部調査したのだろうか?内部通報?定期調査?
2011年10月10日14時4分に、KNB NEWSから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前9時半ごろ、射水市の南郷大橋で、塗装工事のために組んでいた地上8mの高さにある足場から庄川の中洲に作業員が転落したと消防に通報があった。
転落したのは射水市の建設作業員(31)で、県消防防災ヘリコプターで病院に運ばれた。 肺に損傷を負ったほか腰の骨を折る大けが。
現場では作業員数人が橋の裏側に足場を設置する作業をしていて、転落を防ぐ防護ネットはまだ張られておらず、落ちた作業員は命綱をしていなかったという。
警察は現場責任者などから話を聞いて事故の詳しい状況を調べている。
出典URL■■■
2011年10月11日15時18分に、北海民友新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
紋別市の横内林業工場敷地内から、大量の軽油が渚滑古川に流れ込んでいることが9日夕方に分かり、河川を管理する網走建設管理部紋別出張所が中心となって、回収作業などを進めている。
関係者によると、渚滑川やオホーツク海への流出はないと見られる。
横内林業によると、軽油の流出が判明したのは9日午後4時ごろ。敷地内にある給油設備のホースが破断しており、そこから軽油が流出しているのを、同社員が見つけたという。
この設備には容量2万ℓの軽油タンクがあり、先週末の段階では約1万3000ℓが残っていたが、残量が約1000ℓだったことから、流失量は約1万2000ℓと見られる。
軽油は低地に沿って流れ、約130m離れた古川まで到達していたという。
通報を受けて消防などでは、日没のため状況が判然としないものの、渚滑川への合流地点にかけて数箇所にオイルフェンスを設置した。しかし翌10日午前にボートで古川の様子を調査したところ、軽油の層は深いところで10~15cmにも及び、特に河岸ほど多い状況であることがわかった。
これを受けて同出張所などでは、市内民間企業にバキュームカーの出動を要請。10日午後3時現在では、渚滑川との合流点手前と、流出元の近くに各1台を配置し、軽油を吸入する作業を進めている。また大量の軽油が土壌に染み込んだ給油施設から古川までの区間でも、重機を使って土壌を剥ぎ取る作業が行われた。
同出張所は「軽油は1~2日で回収できるような量ではなく、見通しが立つまで1週間程度かかるのではないか」と話している。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
10日6時30分にネット配信された北海道新聞では「タンクにつながるホースから流出したとみられる」と報じられている。
防油堤外のホースが破断したということだろうか?
両紙ともに配管ではなくホースと報じていることから、フレキシブルホースからの漏れかもしれない。
出典URL■■■
2011年10月9日20時44分に毎日新聞から、同日19時21分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前11時35分ごろ、昭島市の市立拝島第二小学校のグラウンドで、自治会の運動会で綱引きをしていた際に綱が突然切れ、小学生の女児(10)が左腕を骨折するなど参加者計14人が重軽傷を負った。
警察は綱が老朽化していたとみて原因を調べている。
警察などによると、同小は毎年、自治会の運動会に場所を貸しており、この日は自治会など10団体約450人が参加。綱引きには例年120人ほどが参加しているが、今年は希望者が多く、84人対87人で、子供は約50人いた。
開始1、2分後に長さ約60m、太さ3.8cmの綱が真ん中付近で切れたといい、小学生6人を含む9~85歳の男女8人が病院に搬送された。
自らも綱引きに参加していた校長によると「一番後ろで引っ張っていたら突然軽くなって1~2mすーっと後ろに下がった。その瞬間、ほぼ全員が尻餅をついた。前にいた人は『バチッと音がした』と言っていた。綱で擦り傷を負ったり腰を打撲した人がいて、小さな子供の何人かは泣いていた」という。
綱は82年に購入した学校の備品で、毎年点検し、強度は確認できないが中学生用として売られている規格だという。
校長は「この太さを大人が使うことに問題があったのかもしれない。強度を確認せず自治会に貸した責任を感じている。今の綱にはピアノ線を入れて切れない工夫がしてあり、そういう綱を使っていたら今回の事故は防げたかもしれない」と述べた。
出典URL■■■
また、その後の対応が2011年10月12日付で読売新聞から下記趣旨でネット配信されていた。
この事故で、同市教育委員会は11日、全21市立小中学校に保管している綱の購入時期を調べた結果、拝島第二小を含む20校(20本)で綱を買い替えることを決めた。1校については、2009年に購入したばかりのため見送った。
今回の事故で、綱引きに参加した人が事前申請した数よりも約50人多かったため、市教委では、新たに購入する綱を10m短いものに決め、綱を貸し出す際、参加人数を80人程度に制限することを決めた。 中学3年生なら115人が同時に引ける綱で、1本5万8000円程度だという。
市教委によると、事故当時、使われていた綱は1982年に購入したもので、今回の調査では、それ以前に購入したものが、8本あった。 今月中に市内9校で綱引きが実施される予定で、市では今年度予算の予備費で9本をまず購入し、残り11本は来年度当初予算に費用を計上するという。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
当初、この事故を掲載するつもりはなかったが、報道を見聞きするにつれ、以下のようないくつかの安全管理上の問題点を感じたので、掲載することにした。
□下記写真のように、綱は、あちこちでササクレだっていた。こんなにササクレだっていれば切れて当然だ。
安全ベルトの綱であれワイヤーロープであれ、廃棄基準の一つが、このササクレなのだ。
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□この事例は、変更管理上の問題も含んでいる。
1つは、中学生用に製造された品を何の評価もせず大人用に貸し出したことだ。
大人の方が力が強い、つまり貸し出すことによって使用条件が大きく変わるのだが、そこに思いを馳せることはなかった。
上記12日付の読売新聞によれば、新規に購入する中学生用規格品を、大人用には人数制限して貸し出すようにするらしいが、中学生と大人の力の差を80対115と見なした模様につき、それはそれで一つの評価だ。
もう1つは、ハード面は年を経るにつれ変化するのに、それに応じてソフト面を見直さなかったことだ。
昔、貸し出しを開始したころは丈夫な綱だっただろうが、年を経るにつれ段々と劣化する。考えてみれば当たり前の話しだ。その変化を感じ取り、そろそろ貸し出しするのは止める・・・そういった対応を取ることが望ましかった。
この2点、産業現場で働く人にとっても他山の石とすべき教訓だ。
2010年10月10日付で、西日本新聞朝刊ならびに毎日新聞熊本版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前8時前、JR熊本駅の在来線側にあるみどりの窓口の入り口付近上部(高さ約2.3m)に設置していた重さ4kgの案内板2枚が落下した。近くに数人がいたが、けがはなかった。
JR九州によると、案内板は九州新幹線乗り場への行き方を表示したもので、アルミなどでできている。1枚の大きさが縦87cm、横180cmのものを3枚並べ、工業用の両面粘着テープなどで壁に貼っていた。うち2枚がはがれ落ちたという。
新幹線開業後の今年3月23日に委託業者が設置した。接着していた粘着テープが剥がれたらしい。
出典URL■■■
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一方、9日19時16分に、NHK熊本からは下記内容がネット配信されていた。
案内板は、今年、新幹線の乗り場や切符売り場への行き方を案内するために設置されたが、板を固定していた枠は2年ほど前から取り付けられていたものだという。
JR九州では、案内板の枠の部分を固定していた粘着テープが弱くなったことが原因と見ている。
(ブログ者コメント)
□案内板だけが外れるということは考え難いので、NHKの報道どおり、案内板を固定していた枠ごと落下した可能性がある。
□しかし、2年くらいで落下するような粘着テープでは困る。粗悪品?テープをケチって貼った?それとも枠設置時に想定していた以上の重さの案内板を今回取り付けた?
2011年10月9日付で、朝日新聞福井版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後4時ごろ、敦賀市の北陸自動車道で塩素系の薬品約10kℓを積んだタンクローリーが横転した。
薬品も漏れだしたため、午後4時50分から上り線が通行止めになった。午後9時50分の時点で解除の見込みは立っていない。
警察によると、男性運転手(40)が頭や肩を打撲する軽傷。
現場は緩やかなカーブの下り坂。ローリーは新潟県から福岡県に向かっていたという。
(ブログ者コメント)
従来、この手の交通事故は掲載対象外としていたが、首都高炎上賠償請求の件もあり、今後は中身が漏れた事故のみ掲載することにする。
8日午後4時ごろ、敦賀市の北陸自動車道で塩素系の薬品約10kℓを積んだタンクローリーが横転した。
薬品も漏れだしたため、午後4時50分から上り線が通行止めになった。午後9時50分の時点で解除の見込みは立っていない。
警察によると、男性運転手(40)が頭や肩を打撲する軽傷。
現場は緩やかなカーブの下り坂。ローリーは新潟県から福岡県に向かっていたという。
(ブログ者コメント)
従来、この手の交通事故は掲載対象外としていたが、首都高炎上賠償請求の件もあり、今後は中身が漏れた事故のみ掲載することにする。
2011年10月8日22時50分にmsn産経ニュースから、同日19時8分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後3時40分ごろ、甲府市の市新庁舎建設工事現場で建設作業員(57)が体を鉄筋に挟まれ、ほかの作業員に救出されて病院に運ばれたが、死亡が確認された。
警察などによると、円柱状に組み合わせた鉄筋(直径2.5m、長さ約7m、重さ約3トン)が転がってきたとみられる。 この鉄筋は、土の中に杭をつくるために地中に埋め込まれるものだという。
同署は業務上過失致死の疑いもあるとして、9日に実況見分し、事故の詳しい原因を調べる。
出典URL■■■
(2011年10月22日 修正1 :追記)
2011年10月9日付の山梨日日新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察などによると、この作業員が建物の基礎部分を支える鉄筋の骨組みを調整していたところ骨組みが転がり、現場に置いてあった別の骨組みとの間に挟まれた。
建設工事を請け負っている竹中工務店によると、通常、鉄筋の骨組みを扱う際には、転がるのを防ぐため、木製の器具を取り付ける。事故当時も器具は設置していたという。
2011年10月9日0時5分に北海道新聞から、8日22時36分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後1時5分ごろ、空知管内の町営上砂川岳スキー場で、作業員の男性(69)が倒れたリフト鉄塔の下敷きになっているのを、近くにいた作業員が発見した。救急隊員が駆けつけたが、全身を強く打ち、すでに死亡していた。
警察などによると、リフト撤去作業は5人で行っていて、男性が登っていた頂上近くの高さ約7mの鉄塔が倒れた。
警察は死因と鉄塔が倒れた原因などを調べている。
同スキー場は1971年に開業し、リフトは95年建設。2006年春で営業を休止し今年10月1日付で廃止。4日から町がリフト鉄塔の撤去作業を進めていた。
出典URL ■■■
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8日午後1時5分ごろ、空知管内の町営上砂川岳スキー場で、作業員の男性(69)が倒れたリフト鉄塔の下敷きになっているのを、近くにいた作業員が発見した。救急隊員が駆けつけたが、全身を強く打ち、すでに死亡していた。
警察などによると、リフト撤去作業は5人で行っていて、男性が登っていた頂上近くの高さ約7mの鉄塔が倒れた。
警察は死因と鉄塔が倒れた原因などを調べている。
同スキー場は1971年に開業し、リフトは95年建設。2006年春で営業を休止し今年10月1日付で廃止。4日から町がリフト鉄塔の撤去作業を進めていた。
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2011年10月8日2時19分に、msn産経ニュース静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三島労基署は7日、労安法違反の疑いで、塗装業者「H」と同社の男性社長(63)を書類送検した。
調べでは、男性は平成21年8月28日、伊豆の国市で住宅の屋根を塗装する工事中に、同社の従業員(当時17)が屋根から転落し、左足を骨折するなどの労災事故が発生したにもかかわらず、届け出なかった労災隠しの疑い。
同署によると、高い場所で作業する際に作業員の安全を十分に確保していなかったため、同署に報告しなかったとみられるという。
出典URL■■■
(2011年10月21日 修正1 ;追記)
2011年10月8日付の静岡新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
今年7月下旬、三島労基署が男性の親族から労災保険などについて相談を受けたことで発覚した。
2011年10月8日0時22分に、共同通信から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
首都高速で2008年、ガソリンなどを運搬していた大型トレーラーが横転して炎上し、通行規制が行われた事故をめぐり、首都高速の運営会社が、運搬を委託していた出光興産やトレーラーを所有する運送会社などに計約34億5千万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴していたことが7日、分かった。
訴えによると、08年8月、首都高速5号線と環状線の合流付近でトレーラーが横転、側壁に衝突して炎上した。この影響で現場の道路は路面が沈下するなど激しく損傷し、約2カ月半にわたって通行規制が行われた。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
安全運転の責任は、ひとえに運送会社にある。運転手への安全教育など、運送会社の安全管理に荷主側は直接タッチできない筈だ。
それでも荷主側にも賠償が求められた。その根拠を知りたいところだ。
請求額が多大につき運送会社だけでは支払えないので大会社にも求めた・・・本音はそんなところだろうか?
2011年10月8日付で毎日新聞福井版から、同日2時17分にmsn産経ニュース福井から、また10月7日18時59分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
敦賀原発1号機で先月27日、非常用ディーゼル発電機の配管から冷却用の海水約90ℓが漏れた問題で、原電は7日、28年前に約5cm短い配管に交換したことが原因だったと発表した。
十分な長さの配管に取り替え、発電機は使用できる状態に戻ったという。
原電によると、1983年に海水配管の差し込み式のつなぎ目部分を取り替える際、必要な配管長さを測定する方法を誤り、建設時より54mm短い配管を設計したため差し込み不十分になり、配管の接合部のゴムパッキンが十分にかみ合わない状態になっていた。
先月、耐震補強のためサポートを取り付けた影響で接合部が1mmずれ、水が漏れるようになったという。
原電は1号機にある他の接合部44カ所についても、順次点検を進める。
出典URL■■■
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2011年10月7日付の毎日新聞鹿児島版、同月6日18時12分のNHK鹿児島、2010年7月8日15時0分の共同通信、同日付の朝日新聞鹿児島版夕刊(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島市喜入中名町の市道側溝工事現場で、昨年7月、擁壁が倒壊し作業員2人が死亡した事故で、鹿児島南署は6日、現場責任者の男性(33)と男性社員(56)を業務上過失致死容疑で書類送検した。
容疑は10年7月8日、側溝工事のためコンクリート擁壁(高さ約3.5m、幅約10m、厚さ約30cm)の近くを掘削中、擁壁倒壊の恐れがあったにもかかわらず、擁壁を補強するなどの予防策を怠り、結果、土砂とともに擁壁が倒れ、男性作業員2人(当時61歳と62歳)を、脳挫傷と出血性ショックにより死亡させた、としている。
事故当時は、午前8時ごろから作業員計7人が側溝用の深さ約60cmの穴を掘っており、穴に湧きだした水を抜く作業をしようとした際に事故が起きたという。
警察によると、重機で穴を掘る作業の途中で地面から水が湧きだし、擁壁の下の部分が露出していた。このため、警察は擁壁が倒れる危険性は予め認識できたはずだとしている。
事故当時、晴れてはいたが、現場近くでは2日から7日までの間に、計136mmの雨が降っていた。
4人が勤務していた建設会社の社長は「真摯に受け止め、再発防止に努めている」とコメントした。
出典URL■■■
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2011年10月7日18時7分に、NHK松山から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後2時半ごろ、四国電力伊方原発の作業員から「建設中の事務棟の4階から白煙が出たが、現在はおさまっている」と消防に通報があった。
消防のポンプ車などあわせて3台が現場に駆けつけたところ、煙はすでに収まっていたが、事務棟の4階にある分電盤の一部が溶けていた。
四国電力によると、けが人はなく、放射性物質が外部に放出される心配もないという。
この事務棟は鉄筋コンクリート7階建てで、去年4月に着工し、今年12月の完成を目指して建設が進められている。 震度6強の地震にも耐えられる免震構造となっていて、白煙が出た4階は原発の設備の情報を集めるコンピューターや電源設備などが入ったフロアになる予定だという。
四国電力によると、7日は、事務棟の4階で作業員が分電盤の通電の試験をしていて、スイッチを入れたところ煙が上がったという。 消防は分電盤から煙が出た原因などを調べている。
出典URL■■■
(2011年11月13日 修正1 ;追記)
2011年11月10日17時33分にNHK松山から、事故原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
通報を受けた消防が確認したところ、4階にある分電盤のケーブルが溶けているのが見つかった。
原因について、四国電力が調査を進めたところ、当時、事務棟の4階では作業員が分電盤に電気を通す試験をしていて、いったん外していたケーブルを再びつなぐ際に、誤った場所につないだことが原因とみられることがわかったという。
このため、四国電力では、関係した作業員らに対し、再発防止のため、正しい配線を示した図面を見ながら作業するよう指導したという。
出典URL■■■
2011年10月6日20時57分に、msn産経ニュース埼玉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前11時55分ごろ、東松山市の宅地で、整地作業をしていた会社員の男性(56)が、パワーショベルとダンプの荷台の間に挟まれているのを近くの女性が見つけ、119番通報した。男性は約1時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。
警察の調べでは、男性はこの日朝から、1人で宅地から土砂を搬出する作業をしていた。
発見時にパワーショベルのエンジンがかかっていたことから、警察では男性がパワーショベルから降りた後、何らかの原因でパワーショベルが後ろに動いたとみて、詳しい原因を調べている。
出典URL■■■
2011年10月6日13時46分に中日新聞から、また7日付の毎日新聞愛知版と朝日新聞三河版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前11時ごろ、豊田市の市福祉センター敷地内の外構工事現場で「作業員が土砂に埋まった」と119番があった。
作業員は岐阜県内の20代の男性とみられ、30分後に死亡が確認された。
警察などによると、工事は市発注で旧福祉センターの地階部分の取り壊しなど。午前8時ごろから計22人で作業していた。
縦16m、横27.5m、深さ8mの穴の中に作業員5人が入り、男性は立って大型ドリルを操作し、コンクリートを溶かす薬品を注入する穴を地面に開けていたところ、周辺の土砂が崩れ、胸まで埋まった。そ
の際、コンクリート掘削用の重機に首がひっかかり、その傷による出血性ショックで、約50分後に死亡した。
ほかの作業員にけがはなかった。
旧福祉センターは鉄筋コンクリート地上6階、地下1階建てで、地上部分は既に解体を終えていた。
跡地は隣に建設した新福祉センターの駐車場として使う予定。
出典URL■■■
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(2011年10月21日 修正1 ;追記)
2011年10月7日付の中日新聞紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。どちらが正かは不明。
死因は、土砂とドリルの操作盤に挟まれたことによる失血死だった。
(2012年1月22日 修正2 ;追記)
2012年1月19日付の朝日新聞三河版(聞蔵)から、関係者が書類送検されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊田労基署は18日、工事元請けのS工業の係長(39)と2次下請けのA社多治見支店の課長(48)を労安法違反の疑いで書類送検したと発表した。
同署によると、元請けの係長は、現場の統括責任者として、主要な機械、設備などの配置計画の作成を怠っていた疑いがある。
2次下請けの課長は、現場の作業責任者として、土砂崩壊の危険を防止するのに必要な措置をとっていなかった疑いがある。
2011年10月26日11時33分に、KNB NEWSから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前10時半ごろ、富山市のAタングステンの従業員から「工場で火が見える」と消防に通報があった。
消防が駆けつけたところ工場の中にある集じん機から煙が出ていて、およそ30分後に消し止めた。 けが人はいなかった。
警察によると、工場内でダクトの設置工事中に火花が散り、その火花が集じん機の中に入り込んで引火し煙が出たものと見られ、さらに原因を調べている。
焼けた集じん機は、高さ1.2m、幅1.8mで、タングステンなど金属の粉末を集めるものだという。
出典■■■
(ブログ者コメント)
集じん機の中に火が入ったものの、爆発はせず火災だけで収まった。
詳細は不明なものの、これには、以下のような理由が考えられる。
①ろ布に粉じんがほとんど付いていなかった。
②集じん機内部の粉じんが剥落せず粉じん雲が形成されなかった。
③集じん機が密閉状態でなく大きな開口面積が確保されていた。
(2011年10月21日 修正1 ;追記)
2011年10月7日付の北日本新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察によると、ダクトを取り付けていた従業員2人が一旦現場を離れ、約15分後に戻ったところ、煙に気付いて119番通報した。
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ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
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[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
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HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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