本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2022年6月2日0時22分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸市灘区の六甲学院高剣道部の練習で高次脳機能障害を負ったとして、元部員の男性(32)が1日までに運営元の上智学院(東京都千代田区)に約1億7200万円の損害賠償を求め、神戸地裁に提訴した。
訴状によると、男性は六甲学院中で剣道部に所属し、高校入学前の2006年4月に高校の剣道部の練習に参加。
顧問の男性教諭と1対1の稽古(けいこ)で、教諭に下顎(したあご)付近を竹刀で突き上げられ、後頭部から床に落ちた。
一般的に、中学生の剣道では「突き」の技は禁止されており、防御方法を知らなかったとしている。
男性はその後、睡眠障害や倦怠(けんたい)感などに悩まされ、通学が困難になり留年。
15年に高次脳機能障害と診断され、現在も就労は困難という。
教諭の行為は危険で安全配慮義務に違反し、学校側は使用者として賠償責任を負うと主張している。
男性は学校での災害共済給付制度を運営する日本スポーツ振興センターに給付金の支払いを求め提訴。
20年に大阪高裁で和解が成立し、1465万円が支払われた。
六甲学院高は「係争中なのでお答えすることはできない」としている。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20220601/k00/00m/040/182000c
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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