2019年2月13日13時45分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前8時50分ごろ、大阪府和泉市伯太町2の敷物製造会社「P社」の工場で、清掃作業中の男性2人がタンク(高さ約8m、直径約3m)の中に転落したと、従業員の女性から119番があった。
消防は2人を救出したが、容体は不明。
タンクから有毒の硫化水素が発生しており、市や警察は外出しないよう周辺の住民らに呼び掛けている。
消防によると、2人は清掃会社の従業員で、タンクにはカーペットの接着に使うのりが入っていた。
警察は住民らに、現場に近づかず、自宅の窓を閉めて屋内に待機するよう、パトカーなどで呼び掛けた。
近くには保育園や小学校、高校などがあり、屋外での活動を取りやめるなどした。
現場はJR阪和線和泉府中駅から東約1km。
出典
『「工場タンク内に男性2人転落」 硫化水素が発生 大阪・和泉市』
https://mainichi.jp/articles/20190213/k00/00m/040/102000c
2月13日23時36分に毎日新聞からは、2人が死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は13日、搬送先の病院で2人の死亡が確認されたと発表した。
タンク内にはカーペットの接着剤が入っていたが、半年以上使われていなかった。
タンクからは一時、有毒の硫化水素が発生しており、警察が事故との因果関係を調べている。
警察によると、2人はいずれも70代で、清掃会社の従業員。
13日午前8時50分ごろ、2人が転落したと119番があり、消防が約4時間後に救出したが、意識不明の状態で搬送された。
タンクは高さ約5.4m、直径約2.6mで、上部に直径約50cmの穴がある。
タンクの上にいた従業員の姿が見えなくなり、別の従業員が様子を見に行って、2人とも穴から転落したとみられる。
タンク内の接着剤は半年以上使われておらず、従業員らは、接着剤を抜き取って内部を清掃する予定だった。
関係者によると、接着剤が長期間放置されることで腐敗し、硫化水素が発生した可能性があるという。
出典
『工場のタンク内に転落の2人死亡 接着剤、半年以上使われず 硫化水素発生』
https://mainichi.jp/articles/20190213/k00/00m/040/198000c
2月14日21時9分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は14日、2人は、兵庫県尼崎市の清掃会社「K工業」経営、岩本さん(男性、75歳)と同社従業員、浜口さん(男性、70歳)と明らかにした。
タンクからは一時、有毒の硫化水素が発生。
司法解剖の結果、死因は特定できなかったが、警察は硫化水素による中毒死の可能性があるとみて調べる。
出典
『工場タンク転落死、2人の身元判明 硫化水素中毒死の可能性』
https://mainichi.jp/articles/20190214/k00/00m/040/268000c
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。