2019年10月11日11時45分にFNN PRIME(テレビ長崎)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日、長崎県大村市の竹松小学校で校舎の窓がサッシごとはずれ、外にいた小学4年生の女子児童がケガをしました。
大村市教育委員会は事故の原因を、校舎の老朽化とみています。
大村市教育委員会や関係者によりますと、事故は大村市の竹松小学校で起きました。
9日午後2時半ごろ、掃除をしていた児童が換気をしようと窓を開けたところ、幅約90センチ、高さ約60センチの窓がサッシごと外れ、外にいた4年生の女子児童の背中に当たりました。
女子児童は背骨を骨折したおそれがあり、11日病院で精密検査を受けるということです。
窓は地面から約1.5メートルの高さにあり、落ちた後ガラスが割れたものの周囲の児童にはケガはありませんでした。
事故が起きた校舎は1971年の完成で開けにくくなっている窓が複数あり、大村市教育委員会は老朽化が原因とみています。
大村市教育委員会は10日付けで市内の21の小中学校に対し、動きにくい窓がないかどうかの緊急点検を指示しています。
https://www.fnn.jp/posts/2019101100000001KTN
10月11日14時19分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎県大村市教育委員会は11日、市内の公立小で9日、校舎1階の窓がサッシごと外れ、外にいた小4女児(10)の背中付近に当たり約1カ月のけがをしたと明らかにした。
老朽化が原因とみている。
市教委によると、9日午後2時20分ごろの清掃時間中、別の児童らが1階女子トイレの換気のため窓を開けた際に外れた。
窓の下にある手洗い場に被害女児がいた。
病院の診断では腰椎の一部がずれているが、歩くことはできるという。
校舎は昭和46年に完成。
窓は横約90センチ、縦64センチで、部品の一部がさびていた。
https://www.sankei.com/affairs/news/191011/afr1910110042-n1.html
10月11日19時14分にYAHOOニュース(長崎放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後2時すぎ大村市内の小学校で1階の女子トイレ内を掃除していた児童が空気の入れ換えのために窓を開けたところアルミ製の窓がレールから外れ外側に落下しました。
落下した窓は手洗い場でバケツの水を流していた4年生の女子児童の背中に当たり女子児童は背中の骨を折るケガをしました。
大村市教育委員会によりますと窓は、レール部分が劣化し滑りにくくなっていて落下したのは老朽化のためとみています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191011-00002980-nbcv-l42
10月11日15時23分にNHK長崎からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
学校では、すぐに保護者に連絡するとともに、車で女子児童を病院に運びました。
医師の診察の結果、児童は背中の骨を折るけがをしていましたが、安静にしていれば日常生活を送れる状態で、特に入院の必要などはなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20191011/5030005715.html
(ブログ者コメント)
以下は、FNN PRIME映像の1コマ。
(2019年10月23日 修正1 ;追記)
2019年10月21日19時18分にテレビ長崎から、戸車が錆びて回転しなかったことが原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
大村市教育委員会は21日、大村市議会の全員協議会で事故について謝罪し、今後の対応などについて報告しました。
今月9日、大村市の竹松小学校で掃除中の児童が換気のために開けていた窓を閉めていたところ、窓がサッシごと外れて外の手洗い場に落下しました。
その際、4年生の女子児童の背中に窓が当たり、腰の骨を折るケガをしました。
教育委員会は窓の下の部分についている「戸車」がさびて回転せず、窓の開け閉めがスムーズにいかなかったことが事故につながった可能性があると説明しました。
今回の事故を受けて、教育委員会が大村市内すべての小中学校で窓の点検を行ったところ、不具合があるなどの報告が287件あがっていて、今後必要な修繕を行うとしています。
http://www.ktn.co.jp/news/20191021278641/
10月21日20時33分にNHK長崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
今月9日、市内の小学校で児童たちが1階のトイレの清掃作業をしていた際に、換気のために窓を開けようとしたところ、窓がレールから外れて外側に落下しました。
落下した窓は、窓の下の手洗い場にいた4年生の女子児童に当たり、この児童は背中の骨を折る大けがをしました。
落下した窓は一部がさびていて、開け閉めがしにくい状態だったということで、大村市教育委員会は窓の老朽化が落下の原因になった可能性があると見て、今月10日に市内のすべての小中学校に対し、窓の緊急点検を行うよう指示しました。
その結果、市内の小中学校21校のうち14校の、合わせて287か所の窓が老朽化し、開け閉めがしにくい状態だったということで、教育委員会は速やかに予算を確保し、すべての窓の修繕にとりかかることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20191021/5030005788.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。