2019年10月10日19時45分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後4時40分ごろ、北竜町岩村で農業用水を通すパイプを地中に埋める作業をしていた60代の男性作業員2人が崩れてきた土砂に埋まりました。
警察によりますと2人は駆けつけた消防隊員によって10分後に救出され深川市内の病院に運ばれましたが、いずれも意識不明の重体だということです。
当時、2人はほかの作業員4人とともに深さ3メートルほどの穴を掘って作業をしていましたが、その際、地上部分に積まれていた大量の土砂が穴の中に崩れ落ちたということです。
警察は2人の身元の確認を進めるとともに作業の安全管理に問題がなかったかなど関係者から話を聞いて事故の原因を調べています。
現場は北竜町郊外の畑の広がる地域にあります。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20191010/7000014330.html
10月11日1時15分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後4時半ごろ、空知管内北竜町岩村の農業用水のパイプを埋めるための溝を掘る工事現場で土砂が崩れ、溝の中にいた60代の男性2人が埋まった。
消防隊員が間もなく2人を救助したが、いずれも意識不明の重体。
深川署が身元の確認を急いでいる。
同署などによると、現場では6人で工事をしていた。
土砂に埋まった2人は深さ2~3メートルの溝の中で計測作業をしていたところ、周囲から大量の土砂が崩れ落ちたという。
他の4人の作業員は溝の外で別の作業をしており無事だった。
同署は作業の安全管理に問題がなかったか関係者から事情を聴いている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/353599/
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
(2020年3月10日 修正1 )
2020年3月9日11時46分に北海道新聞から、2人は死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
空知管内北竜町岩村の農業用水配管を埋める溝の掘削工事現場で2019年10月、土砂が崩れ、溝の底で作業をしていた60代の会社役員と60代の作業員の2人が死亡した事故で、滝川労働基準監督署は9日、労働安全衛生法(危険防止措置義務など)違反の疑いで、滝川市の建設業「Y土建」と同社の60代の土木部長を書類送検した。
送検容疑は昨年10月、北竜町の工事現場で、土砂が崩れないよう、のり面を補強するなどの措置を講じなかった上、作業主任者である土木部長が作業を直接指揮しなかった疑い。
同労基署によると、死亡した2人は溝の中で計測作業をしていたという。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/400581/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。