2021年5月19日16時19分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前9時前、鹿屋市下高隈町にある鶏卵の生産加工会社「Fエッグ」の鹿屋直営農場で、従業員の梶ケ山さん(男性、60歳)が卵を集める機械に雨がっぱのフードと右腕を巻き込まれた状態で見つかりました。
消防が駆けつけたときにはすでに心肺停止の状態で、病院に搬送されましたが、およそ40分後に死亡が確認されました。
警察の調べによりますと、梶ケ山さんは事故当時、ニワトリの卵を集める機械の部品の交換作業を1人で行っていたということで、警察は事故の詳しい原因を調べています。
Fエッグの本社では「状況を確認している」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20210519/5050014704.html
5月20日6時0分に南日本新聞からは、死因は窒息死だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
死因は頸部圧迫による窒息死。
同僚が発見した際、身に付けていた雨具のフードが回転部分に巻き込まれていた。
https://373news.com/_news/?storyid=137363
5月19日15時11分に南日本放送からは、ベルトコンベアの部品を交換していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は、宮崎県に本社を置く企業、Fエッグの農場で、社員の梶ケ山さんは当時、1人で卵などを集める機械のベルトコンベアの部品を交換していたとみられます。
https://jp.rwwiki.cn/local/101805.html
(2021年10月2日 修正1 ;追記)
2021年10月1日16時11分にNHK鹿児島からは、カバーを設置していなかったとして農場長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし5月に鹿屋市の農場で60歳の男性がニワトリの卵を集める機械に巻き込まれて死亡した事故で、鹿児島労働局は運営していた鶏卵会社と鹿屋市にある農場の農場長を書類送検しました。
労働安全衛生法違反の疑いで鹿児島地方検察庁鹿屋支部に書類送検されたのは、宮崎市に本社がある鶏卵の生産会社「Fエッグ」と、鹿屋市にある直営農場の農場長です。
鹿児島労働局などによりますと、ことし5月、鹿屋市下高隈町にある直営農場で、従業員の60歳の男性が作業中に雨がっぱのフードと右腕をニワトリの卵を集める機械に巻き込まれて死亡しました。
鹿児島労働局によりますと、回転式の機械で労働者に危険を及ぼす恐れがある部分がある場合は、事業者がカバーを設置することが法律で決められていますが、今回はそうした安全防止措置がとられていなかった疑いがあるとしています。
これについて会社は、「書類送検に関する通知も来ておらず、どういった内容かも把握していないので、何もコメントできない」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20211001/5050016434.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。