2021年5月20日20時35分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後5時40分すぎ、豊中市利倉にあるガラスや金属の加工会社、「N社」の工場から黄色い煙が出ていると、近所の人から消防に通報がありました。
煙の中には有毒の二酸化窒素が含まれているとみられていて、消防が近所の人たちに、建物の中に入り窓を開けないよう呼びかけるとともに、警察が付近の道路で交通規制を行っています。
これまでに工場の従業員で31歳の男性が煙を吸って気分が悪くなり、病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
消防によりますと、工場側は、廃液のタンク内から煙が出たと説明しているということです。
煙はおよそ3時間がたっても出続けているということで、消防が詳しい状況の確認を進めています。
N社のホームページによりますと、現場の工場はスマートフォンの液晶パネルに使うガラスや金属の加工などを行っているということです。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210520/2000045901.html
5月21日0時28分にNHK関西からは、水で薄めて中和しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
廃液のタンク内から有毒ガスを含むとみられる煙がおよそ4時間にわたって吹き出した。
現在、工場では、廃液を水で薄めて中和する作業が行われている。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210521/2000045902.html
5月21日1時5分に毎日新聞からは、中和作業により午後10時ごろに煙は収まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
煙を吸った男性従業員は重症とみられる。
煙はリン酸の廃液が入ったタンクから出ており、中和作業を行って同日午後10時ごろにはほぼ消し止められたという。
現場は阪急電鉄服部天神駅から西に約1・5キロの工場地帯。
https://mainichi.jp/articles/20210521/k00/00m/040/007000c
5月20日21時49分に産経新聞からは、何らかの物質が混入して化学反応を起こした可能性があるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防と大阪府警豊中南署は、タンクに何らかの物質が混入して化学反応を起こしたとみて、詳しい原因を調べている。
https://www.sankei.com/affairs/news/210520/afr2105200026-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。