2018年6月5日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岡谷市川岸東5のガソリンスタンド「A商会長野営業所」の男性所長(49)が3日午前9時ごろ、店近くを流れる天竜川に油膜が浮いているのを見つけた。
同店は諏訪広域消防本部に連絡し、地下タンクからガソリンが漏れたとみて、吸着マットやポンプで天竜川から回収を続けている。
4日夕までに2000〜2500ℓが漏れたとみられるが、県や天竜川漁協(伊那市)によると、農業、漁業への被害は確認されていない。
同店によると、4日の調査で地下タンクに穴が開いていることが判明。
ガソリンが地中を伝って天竜川に流れ込んだらしい。
タンク内のガソリンを抜き取るとともに、4日午後6時ごろまでに、天竜川で約100ℓ分を回収。
ただ、地中に染み込んだガソリンの天竜川への流出が続いているという。
所長によると、5月27日からガソリンの販売量と地下タンクの残量に誤差が生じ始めたが、タンクの穴には気付かなかった。
6月に入って店の周囲でガソリンの臭いがし始めたため、業者に設備の点検を依頼したばかりだったという。
所長は「迷惑をおかけして申し訳ない」とし、再発防止の対策を取るとした。
一方、天竜川から取水し、上伊那郡辰野町などに農業用水を供給している東天竜用水路では、同店の下流にある取水升で、3日に油膜が確認された。
同町によると、取水升の水をいったん天竜川に戻し、再び水を取り入れたところ、油膜が確認されなかったため、取水を続けている。
町は、メールで漏油の情報を伝えたが、今のところ被害の情報はないという。
出典
『天竜川にガソリン流出 岡谷のスタンドから』
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180605/KT180604FTI090016000.php
(ブログ者コメント)
グーグルアースで見たところ、給油スタンドが3基ある、大きくはないが小さくもない中規模程度のGS。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。