2018年6月4日4時0分にYAHOOニュース(茨城新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
送電線事業を手掛ける電気工事会社が、つくばみらい市に社員研修用の送電鉄塔を建設し、新入社員が初研修に挑んだ。
架空送電線工事などに携わる技術職社員が、墜落防止や感電防止につながる安全基本動作を学ぶ。
研修用鉄塔を建設したのは、東京電力や東北電力などの東日本エリアを中心に、全国で送電線事業を手掛ける東光電気工事(東京都千代田区、青木宏明社長)。
昨年までは、東京電力総合研修センター(東京都日野市)の鉄塔を使って研修を行っていたが、同社つくばセンター(つくばみらい市)の隣接地に研修用鉄塔3基を新設した。
鉄塔の高さは
(1)28.5m
(2)20.2m
(3)24.0m
の3種類で、自前の研修施設を持つことで、幅広い技術研修が可能となるという。
初研修は5月28日から30日にかけて実施され、新入社員約60人が各日ごとに分かれて挑んだ。
初日は、石井安全担当部長(64)らの指導の下、架空送電線工事に携わる技術職の男女11人が訓練に取り組んだ。
同社では初の女性送電技術職となる長野県出身の山本さん(22)は、「すんなり鉄塔に登れると思ったが、腕も足もきつくて大変だった。もっと体力をつけないといけない」と息を切らした。
その上で、「同期を蹴散らす勢いで頑張りたい」と力を込めた。
出典
『研修用に送電鉄塔 つくばみらいで工事会社 新入社員が訓練』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180604-00000003-ibaraki-l08
5月25日付で電気新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東光電気工事は、架空送電線の建設技術や保守・点検技術を総合的に研修し、技術・技能の継承を図るための施設「つくば研修センター」を、茨城県つくばみらい市に開設した。
鉄塔3基を建設し、27万5000V、6万6000Vの電線、OPGW(光ファイバー複合架空地線)を含む架空地線を整備した。
同社や協力会社の新入社員研修、中堅社員のスキルアップ研修、新工法や新技術の実証などに活用する。
将来は、全国大の技能競技会を開きたい考えだ。
敷地は、同社の送電線工事資機材を保管するつくば機材センターに隣接する土地を買収して確保。
研修用鉄塔3基の高さは、1号鉄塔が24.0m、2号鉄塔が28.5m、3号鉄塔が20.2m。
出典
『東光電工、自前の鉄塔で技術底上げ/茨城県に研修施設』
https://www.denkishimbun.com/archives/28101
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。