2022年12月2日22時25分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後7時過ぎ、兵庫県伊丹市にある飲食店で爆発音がして、食事をしていた女性が救急搬送されました。
女性客は60歳くらいで、意識不明の重体です。
胸にやけどなどを負ったということです。
現場となったのは、お好み焼きや焼き肉を提供する店で、警察によると、お好み焼きを焼いた鉄板の上にカセットコンロが置かれていて、中のガスボンベが爆発したとみられています。
NITE(=製品評価技術基盤機構)が行ったカセットコンロによる事故の再現では、加熱された調理器具の上にカセットコンロを置くと、ガスボンベがセットされている部分のふたが開きました。
すると、カセットコンロが爆発。
NITEよると、加熱された器具の上に置くと7分ほどで爆発する危険があるということです。
警察などによると、女性はお好み焼きを食べた後、鉄板の上にカセットコンロを置いて焼き肉をしていたことが判明しています。
鉄板でボンベが熱せられ爆発した可能性があるとみて、警察などは当時の詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9b8621eb99ab3641787ac0a7675b3db89007b88
12月2日1時38分にNHK兵庫からは、焼肉を食べていたところ爆発した、店主らにケガはなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後7時すぎ、伊丹市西台の「お好み焼 焼肉 K」で爆発音がして、食事をしていた60歳くらいの客の女性が倒れました。
女性は、病院で手当てを受けていますが、意識不明の重体となっています。
女性が座っていたのは鉄板の敷かれたテーブル席で、お好み焼きを食べたあと、店側にカセットコンロをのせてもらい、焼き肉を食べていたところ、ボンベが破裂したとみられています。
当時、店内には、女性を含めて客が2人、店主とその妻のあわせて4人がいましたが、女性のほかにケガをした人はいなかったということです。
警察は、お好み焼きを食べたあと、どれくらい時間がたってからカセットコンロが置かれたのかなど、当時の状況を詳しく調べています。
現場は、阪急電鉄の伊丹駅から北西に200メートルほどの住宅や店舗が建ち並ぶ地域です。
【店の近くで働く女性の話】
爆発音がした飲食店の近くで働く20代の女性は、「午後8時ごろ、道路に出て、店を見た時には、すでに多くの消防車やパトカーが周辺に集まり、規制線が張られていましたが、店から煙が出ている様子などはありませんでした。店内でけがをした人がいるとは思わなかったので、驚きました」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20221202/2020020330.html
12月2日10時7分にYAHOOニュース(TBS NEWS;毎日放送)からは、焼き肉を食べ終わった後に爆発したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨夜午後7時23分頃、兵庫県伊丹市の「お好み焼焼肉K」で爆発音がして60代の女性客が倒れているのを、一緒に店を訪れ、店の前で電話をしていた男性客が発見しました。
女性客は意識不明の重体です。
警察によりますと、女性客は鉄板でお好み焼きを焼いて食べたあと、店側が鉄板の上にカセットコンロを乗せて焼き肉を食べ終わったあとだったということで、このカセットコンロが爆発したと見られます。
警察は、鉄板の火がちゃんと消えていたかなど、当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96c0824ef69819e0b82151f1949bd255a3478ad9
12月6日6時49分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、女性は死亡した、ガスボンベは破裂していた、胸部打撲による心臓損傷がみられたなどなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県警伊丹署は、伊丹市の飲食店でカセットコンロのガスボンベが爆発した事故が1日にあり、来店客で意識不明となっていた同市、自営業の女性(67)が亡くなったと発表した。
発表によると、1日午後7時25分頃、伊丹市西台のお好み焼き店で、焼き肉を焼いたカセットコンロのガスボンベが爆発。
女性は意識不明の重体で尼崎市内の病院に搬送され、4日に亡くなった。
女性は鉄板でお好み焼きを食べた後、店側が鉄板の上に置いたカセットコンロで焼き肉を食べたという。
ガスボンベは破裂していた。
女性と一緒に来店して一時外に出ていた男性客1人と、店にいた店主夫妻にけがはなかった。
同署によると、女性は司法解剖の結果、胸部打撲による心臓の損傷が見られたという。
店側の対応に問題がなかったか、業務上過失致死容疑で調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2613bbda3ffb4c0737dfe8a025c0894de38cc06b
12月6日19時0分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、元々お好み焼き屋だった店を別の人が引き継ぎ、焼肉を加えて1ケ月前にオープンしたばかりだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
鉄板で肉を焼いていれば起きていない事故でした。
カセットコンロがなぜ鉄板の上に…。
これまで何度も注意喚起されてきたボンベの危険性。
どういう人が、この店をやっていたのかというと…。
近所の人:
「元々、事故が起きた場所はお好み焼き屋さんだったんですよね。場所をそのままリフォームされて使われていたと思う」
1カ月前にオープンしたばかり。
近所でスナックを経営していた人が移転してお好み焼きを引き継ぎ、焼肉も加えたのだといいます。
近所の人:
「においが付くだとか(お好み焼き用の)鉄板では焼きにくいものはカセットコンロを別にしてやられていたと想像しましたけどね」
鉄板の温度が十分に下がっていない状態で店側がコンロを置いたためにボンベが熱せられ、爆発した可能性があるとみて、警察は業務上過失致死の疑いも視野に捜査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9676abea348690c8286156f51a5f13ad8f140820
(2024年2月24日 修正1 ;追記)
2024年2月22日17時43分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、店長が書類送検された、普段から鉄板の上にカセットコンロを置いていた、店主はスイッチ切り忘れに言及など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、当時の店長を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
当時、店はお好み焼きを焼いた後の鉄板に火が付いたまま、その上にカセットコンロを置いて焼き肉を提供していて、コンロのガスボンベが破裂したということです。
店では普段から鉄板の上にカセットコンロを置いていましたが、その際は鉄板の火を消していたということです。
男は調べに対し、「プレートのスイッチを切ったかどうかはっきりと覚えていない。切り忘れた可能性もある」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9494eeec1f129361ef5d66f26b25f2fb1de07e21
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。