2023年9月27日6時7分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・国分寺市のイタリアンレストランで、ランチタイム中にガス爆発が起き、客と店員がケガをしました。
なぜ、爆発は起きたのか。
店長が語った“理由”は…。
26日、東京・国分寺市のレストランで爆発事故が起きました。
大きな窓が全て割れ、白いカーテンが風で揺れていました。
そばにはガラスの破片も落ちていて、入り口のガラス戸にもヒビが入り、テープで補強されていました。
ランチ営業中に起きた爆発事故。
食事をしていた男性客と女性店員の2人がケガをする事態となりました。
事故が起きる前のレストランの外観の画像では、大きなガラス窓がありましたが、窓ガラスはなくなってしまい、建物の周りにも規制線が張られ、そのすぐ横にはガラスの破片が集められていました。
爆発事故があった現場は、国分寺市にあるJR西国分寺駅のすぐそば。
飲食店などが並ぶエリアにあるイタリアンレストランです。
近隣の店は、そのときの“音”を聞いていました。
近隣の店の店長 :
「爆風というか爆音というか、すごい『ドン!』という低音で鈍い音だった。
いつもと違う音がしたので。聞いたことがないような」
「ぱっと見たときに『あれ違うな?』『あれ?どうしたんだ?』ってなって。
窓ガラスが全部ない状態で、『あれっ?』って」
爆発から約30分後に撮影された写真には、割れた窓から消防隊員が頭を出しているところが写り、見下ろす先には、粉々になってしまった窓ガラスが散乱していました。
――消防隊の方も何人かいた?
写真を撮影した人 :
「そうですね、結構いらした」
「脇のほうにずっと緊急車両が止まってて、ガラスがぐちゃぐちゃの状態で落ちていた。
かなり細かく割れていたので、水がまいてありますけど、ここの辺りずっと破片が飛び散っていた」
「けっこう年配のおじいさんが、救急車のストレッチャーに、寝ていたというか、座っていたというか」
写真を撮影した人も、過去に訪れたことがあるというレストラン。
近所でも評判が良かったといいます。
なぜランチタイム中に、爆発が起きたのでしょうか?
警視庁によると、厨房でカセットボンベのガス抜きをしていたという50代の店長。
カセットボンベ1本に小さな穴を開け、処分していたとみられています。
警視庁に対し店長は、「ガス抜きをしていて10秒後くらいに、麺をゆでる機械の種火から、胸のあたりまで炎があがって、直後にガラスが割れた」と話しているといいます。
換気扇は回っていたといいますが、ガスがたまり、厨房の火に引火して爆発したとみられています。
当時、店には店長、店員、客のあわせて3人がいて、男性客は手に軽いケガ、女性店員は体の痛みを訴え、全身打撲と診断されました。
『news zero』の取材に対し、レストランの店長は「ガスボンベ1本で、ここまでの爆発になるとは思わなかった」と話しています。
ガスボンベの“ガス抜き”について専門家はどう見るのか。
元東京消防庁・坂口隆夫氏 :
「まず原則は、ガス抜きは極力しない。
最後までガスを使い切るというのが原則なんです。
ガス抜きというのは、危険性が伴うので、推奨はしていません。
使い切るということが一番重要なんです」
(9月26日放送『news zero』より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cf02e2fd4076e2e8ce4a357037768332558a433
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。