2017年3月14日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正4として掲載します 。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6887/
(2020年1月21日 修正4 ;追記)
2020年1月15日14時58分にNHK福島から、当時の工場長に有罪判決が言い渡されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3年前、福島市の食品メーカーの工場で起きた従業員1人が死亡したガス爆発事故で、業務上過失致死などの罪に問われている元工場長に対し、福島地方裁判所は、15日、禁固1年2か月、執行猶予3年を言い渡しました。
福島市の食品メーカー「G食品」の元工場長、中尾被告(38)は、オーブンのガス検知器が故障したという報告をうけたあと、1年5か月近くオーブンを使い続けた結果、3年前の3月の爆発事故で当時50歳の男性従業員を死亡させたとして、業務上過失致死と労働安全衛生法違反の罪に問われています。
先月の初公判で、被告は起訴された内容を認め、検察は禁錮1年2か月と罰金30万円を求刑していました。
15日の判決で、福島地方裁判所の柴田雅司裁判官は、「被告がガス検知器の故障や換気などの措置について告知、指示をしなかったのは、考えがたい、著しい怠慢だ。被害者は一瞬にして生命を奪われ、結果は重大かつ悲惨だ」と指摘しました。
そのうえで「被告は反省、謝罪の態度を示している」として、禁固1年2か月、執行猶予3年、罰金30万円の判決を言い渡しました。
また、労働安全衛生法違反の罪に問われた会社としてのG食品には、罰金50万円を命じました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200115/6050008603.html
(ブログ者コメント)
以下は、爆発当時の現場状況を伝える映像の2コマ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。