2023年10月2日16時21分にYAHOOニュース(HTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北見市の公園に雷が落ち8人がけがをして病院に運ばれた事故で、2日午後、気象台が現地を確認しました。
鈴木記者;
「雷が落ちた木は、折れる危険性があることなどから、市が撤去しました。
公園は広々としていて、避難できるような安全な建物などはありません。
いくつも高い木が並んでいます。」
1日午後3時半すぎ、北見市とん田東町の常盤公園の木に雷が落ちました。
公園は北見北斗高校の伝統行事「強行遠足」のゴール地点で、校長などの学校関係者や保護者ら8人がけがをしましたが、いずれも軽傷です。
2日は、午後2時ごろから網走地方気象台の職員が現地を訪れ、雷が落ちた木の周辺などを確認しました。
網走地方気象台の職員;
「どこにでも起きる現象だと思っているので、今回は常盤公園に落ちてしまった」
落雷があった1日午後3時半ごろの北見市は活発な雨雲が通過し、雷注意報が出ていました。
けがをした人たちは木から2、3m離れた場所にいて、学校側は雷が落ちる前、「雷が危険なため木から離れるよう呼びかけていた」ということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a33db732108701ea53740304bb5c16c9bc0f498
10月1日18時16分にNHK NEWS WEBからは、午後3時すぎに強い雨が降り出したので生徒たちを休憩ポイントで休ませ、雷が鳴り始めたことで行事を中止したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場の公園は、1日に実施されていた北見北斗高校の伝統行事で、生徒たちが長距離を走る「強行遠足」のゴールになっていて、高校によりますと、当時は教師や保護者などが待機していたということです。
行事では、全日制と定時制の生徒あわせておよそ640人が、最長で71キロのコースを走っていましたが、午後3時すぎに強い雨が降り出したことから、生徒たちを途中の休憩ポイントで休ませ、雷が鳴り始めたことを受けて行事を中止したということで、生徒にけが人はいませんでした。
気象台によりますと、1日の北海道は寒冷前線が通過した影響で大気の状態が非常に不安定だったということで、警察は当時の詳しい状況を調べています。
北見北斗高校の中西副校長は、「急激な雨だったので、まず生徒たちを給水ポイントに避難させた。『雷は木に落ちるので離れてください』という注意喚起をしていた中で起きた事故で、非常に残念です」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231001/k10014212491000.html
10月2日16時39分にYAHOOニュース(HTB)からは、けがをした校長は足から電気が伝わってくるような間隔もあったと話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
依田アナウンサー)
どんな状況だったのでしょうか
鈴木記者)
はい。
こちらの切り株木の部分からおよそ2、3メートル離れたところにいた校長先生保護者の方、そして運営のボランティアの方など8人が手足のしびれや耳の聞こえに違和感を感じたそうなんです。
そして、この8人のうち、5人が救急搬送されました。
搬送された方の中には一時意識がもうろうとした方もいたそうです。
学校によりますと、その方は元々設置していた救護用のテントに運ばれまして、待機していたボランティアの医師が応急処置をしたことによって、意識を取り戻したということでした。
8人がけがを負いましたが、命に別条はありません。
そして、けがをした人の中には、北斗高校の校長もいたわけですけれども、校長は足から電気が伝わってくるような感覚もあったと話していたということです。
落雷はどこにでも起こりうる現象です。
https://www.htb.co.jp/news/archives_22773.html
(2023年10月16日 修正1 ;追記)
2023年10月14日14時55分にYAHOOニュース(北海道新聞)からは、電撃を受けた人の体験談など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
被害者2人が衝撃の瞬間をあらためて振り返った。
事故現場の常盤公園は当時、北見北斗高の「強行遠足」のゴール地点で、職員や保護者、同校卒業生らがいた。
急な悪天候となり、落雷を避けるため、公園内の木々からは大勢が離れたり、テント内に入ったりしていたという。
「真っ白な光が広がったのと同時に、ドンという衝撃が来た」。
運営を手伝っていた40代男性は脚を中心に強いしびれを感じ、「落雷だ」と直感したという。
その直後、周囲に3人が倒れているのに気が付き、意識がもうろうとしていた女性に駆け寄った。
男性は「自分で気づいていなかったが、左目が充血していた。腹部と脚部にあざのようなものもできた」。
搬送されて「雷撃傷」と診断された。
病院に1泊して心電図も6時間測定し、異常がないことを確認した。
「まさか雷に打たれるとは。命があって良かった」と安堵(あんど)した。
【死んだと思った】
別の40代男性は「『ズバーン』という音が響き、顔の左側にレモンのような鮮やかな黄色の光が見えた」。
体が吹き飛ばされたような感覚で、地面にあおむけに倒れていた。
「正直、死んだと思った」。
近くで倒れていた人を抱えて運んだが、「その場面は記憶が飛んでいる。当日はずっとボーッとした感覚になった」と振り返る。
雷の衝撃からか、顔の左側に切り傷があったという。
男性は搬送されなかったが、「周囲の人には『体に電気が走ったのが見えた』と言われた。木から数メートル離れていたので助かったのかもしれない。高校生にも被害がなくて本当に良かった」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1aa55bbebd90c15fa6608307a7d7e6ec2d971d8f
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。